JPH0332176Y2 - - Google Patents

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JPH0332176Y2
JPH0332176Y2 JP1983192230U JP19223083U JPH0332176Y2 JP H0332176 Y2 JPH0332176 Y2 JP H0332176Y2 JP 1983192230 U JP1983192230 U JP 1983192230U JP 19223083 U JP19223083 U JP 19223083U JP H0332176 Y2 JPH0332176 Y2 JP H0332176Y2
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JP
Japan
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tile
piece
joint
tip
protrusion
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JP1983192230U
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JPS6097935U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、建築用タイル型枠先付装置に関し、
更に詳しくは特願昭56−191542号で本出願人が先
に開示した建築用陶磁器質タイル型枠先付工法を
更に改良せんとするものである。
そして、ここに示すのは、パネル1に設けたユ
ニツトに建築用タイルを取付けたタイルユニツト
をコンクリート又はモルタル打設時に型枠兼用で
用い、タイルユニツト上に取付けたタイルをこれ
ら打設されたコンクリート又はモルタル硬化時に
その表面に固着させた後、タイル以外のユニツト
を取外して、建築用タイルをこれら建築物表面に
先付可能とした建築用タイル型枠先付装置を要旨
とするものである。
本考案に係る建築用タイル型枠先付装置の詳細
を更に添付の図面に基づき説明する。第1図は陶
磁器質タイル等の建築用タイルを取付ける前のタ
イル取付用の先付装置を示す縦断面図であり、第
2図はこの先付装置にタイルを取付け、そしてコ
ンクリートを打設した状態を示す縦断面図であ
る。
この先付装置は第1図によつてその要旨が理解
されるように、従来も常用されている合板又はそ
の他の材料からなるパネル1の内面側にコンクリ
ート又はモルタル表面に先付けするタイル2を取
付けることができるようになつている。この装置
は、パネル1と、パネル1内面側にねじ又は釘等
で取付けられる少なくとも一組以上の棧木3と、
ある一組の棧木3と他の組の棧木3間に取付けら
れる目地棒4とから構成されている。ここに、棧
木3はパネル1内面側に一定距離離間して取付け
られ、その間に陶磁器質タイル、その他の建築用
タイル2を着脱自在に取付けることができるよう
にしたものである。こうしたタイル2を取付ける
ための棧木3は、その全体が断面略L字形に構成
され、先端内側にタイル2を挟持するための突部
5を設け、しかもこの突部5背後の外側先端に縁
部6を斜めに切除した状態で形成するとともに、
この突部5と縁部6を有する先端側を少なくとも
弾性変形可能な素材から形成したタイル挟持用延
出片7を板状基体8の一側から突設させて設け、
この板状基体8の延出片7のこれの突出側と反対
側の側端には切欠段部9を設けたものである。こ
うした棧木3をその突部5,5側を互いに対面さ
せて一定距離離間させて配設することにより、タ
イル挟持用延出片7,7間にタイル2を挟み込む
ことを可能とするものである。そして、他の組の
棧木3背面との間には断面略H字形の目地棒4を
介在させるものである。この目地棒4は、図示し
たようにコンクリート又はモルタル等の打設面側
に目地片10が存在し、反対側の端部には棧木3
を配設したときに形成される切欠段部9による空
間に係止可能な係止片11を有するものである。
具体的には、こうした目地棒4は、棧木3の延出
片7に縁部6を形成した外側、即ち背面に当接す
る本体13の一側側方に棧木3の切欠段部9に係
止する係止片11,11を相対向させて遊端状に
設け、しかもその本体13の他側側方に延出片7
の先端側表面に係止する目地片10,10を同じ
く相対向させて遊端状に設けたものである。そし
て、この目地棒4を棧木3,3間に取付けること
によつて、タイル挟持用延出片7の縁部6により
図示したように退避用空間12が形成されるので
ある。従つて、対面したタイル挟持用延出片7,
7間に突部5,5間の幅よりも大きな建築用タイ
ル2を挿入すれば、タイル挟持用延出片7は退避
用空間12の存在によつて、その先端部分が背後
に弾性変形し、タイル2は延出片7,7間に圧入
挟持されることになる。ここで、タイル挟持用延
出片7の突部5と縁部6を有する先端側並びに目
地棒4の目地片10を少なくとも軟質合成樹脂体
から作成するとともに、棧木3並びに目地棒4の
他の部分を軟質合成樹脂体等の硬質部材から一体
に作成すれば、この延出片7の弾性変形は目地棒
本体13の表面で停止され、タイル2を安定して
挟圧保持させる上で好ましいものとなる。次い
で、このようなタイル2を挟圧保持する棧木3は
基本的に前記した構成からなるものであるが、こ
うした棧木3をパネル1表面に取付ける際に便利
なように、図示した実施例では、板状基体8の延
出片7側表面の長さ方向中央にねじ止め又は釘打
ち用の溝14を設け、しかもタイル挟持用延出片
7の根本部分には溝15を更に設けている。この
溝15は、板状基体8の表面にタイルを挟圧保持
したときに、これらタイル2の表面角部にはタイ
ル2表面への上薬又はタイル材料がややはみ出し
た状態で存在することがあるので、これを逃がす
ために設けたものである。尚、図中16として示
したものはすべり止め用凹凸部分である。
而して、こうした建築用タイル型枠先付装置
は、先端内側に突部5を有するとともに、この突
部5背後の先端外側に縁部6を斜めに切除して形
成したタイル挟持用延出片7を板状基体8の一側
に設け、しかも板状基体8の延出片7の突出側と
反対側の側端に切欠段部9を設けた棧木3を、パ
ネル1内面側にその突部5,5側を互いに対面さ
せて一定距離離間させて配設し、他の組の棧木3
との間に断面略H字形の目地棒4を介在させたも
のであるから、タイルを取付けるときには、延出
片7,7間にタイルを単に圧入すれば、延出片7
と目地棒4との間に退避用空間12が形成されて
いることから、第2図に示すように延出片7先端
側が背後に弾性変形してタイルを弾性変形してタ
イル2を挟圧保持するものである。そして、この
ように形成されたタイルユニツトを用いてコンク
リートC又はモルタルを打設し、その表面にタイ
ル2を固着した後、このユニツトを取外すときに
は、パネル1部分を持つて外方に強力に引抜くこ
とによつて、タイル2はコンクリートC表面に固
着されたままで残り、タイル2を挟圧保持するタ
イル挟持用延出片7はタイル2側端から離脱し、
しかも目地棒4にはその根本に係止片11が設け
られているから、これも又棧木3間から抜けるこ
となく他の部材と一緒に離脱するものである。こ
の装置において、タイル挟持用延出片7の突部5
と縁部6を有する先端側を軟質合成樹脂体、他の
部分を硬質合成樹脂体等の硬質部材から一体成形
したものを用いるならば、タイル2の挟圧保持が
より安定したものとなる。又、棧木3に溝15を
設けた場合には、タイル2の表面角部に発生する
ことがある上薬のはみ出し部分等を収容してタイ
ル2表面の平面出しが可能となる。更に、これら
棧木3や目地棒4は前記した構成であることか
ら、軟質合成樹脂体と硬質合成樹脂体を併用して
一体に押出成形によつて成形するようにすれば、
製造容易で量産に適するものとなる。
こうした建築用タイル型枠先付装置では、棧木
3,3間にタイルを単に圧入すれば、棧木3のタ
イル挟持用延出片7の先端側が背後に弾性変形し
てタイルの相対向した側端を挟圧保持するもので
あるから、タイル側並びに棧木側の両者にタイル
を保持するための特別な加工を施す必要がなく、
各構成部材の作成が容易になるとともに、タイル
の取付け作業を容易になる。又、タイル間の目地
も目地棒4で形成でき、しかもこの目地棒4は棧
木3とともに建築物側に残したタイルから取外す
ことができることも相俟つて、タイルの先付け作
業が効率的に行える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る建築用タイル型枠先付装
置を示す縦断面図、第2図は第1図の装置にタイ
ルを取付け、コンクリートを打設した状態を示す
縦断面図である。 1:パネル、2:タイル、3:棧木、4:目地
棒、5:突部、6:縁部、7:タイル挟持用延出
片、8:板状基体、9:切欠段部、10:目地
片、11:係止片、12:退避用空間、13:本
体、14:溝、15:溝、16:すべり止め用凹
凸部分。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 合板等からなるパネル1と、 内側先端に突部5を有し、しかもこの突部5
    背後の外側先端に縁部6を斜めに切除した状態
    で形成するとともに、この突部5と縁部6を有
    する先端側を少なくとも弾性変形可能な素材か
    ら形成したタイル挟持用延出片7を板状基体8
    の一側から突設し、この板状基体8の延出片7
    側のこれの突出側と反対側の側端に切欠段部9
    を設けた棧木3と、 棧木3の延出片7に縁部6を形成した外側に
    当接する本体13の一側側方に棧木3の切欠段
    部9に係止する係止片11,11を相対向させ
    て遊端状に設け、しかもその本体13の他側側
    方に延出片7の先端側表面に係止する目地片1
    0,10を同じく相対向させて遊端状に設けた
    目地棒4とよりなり、 一組の棧木3,3をそれの延出片7,7の突
    部5,5側を互いに対面させて一定距離離間さ
    せてパネル1に配設するとともに、他の組の棧
    木3との間にそれの外側面間に目地棒4の本体
    13を介在させて、その目地棒4の係止片1
    1,11を外側面同士を対面させた棧木3,3
    の切欠段部9,9に係止させ、且つ目地棒4の
    目地片10,10を同じくこれら棧木3,3の
    延出片7,7の先端側表面に係止させた建築用
    タイル型枠先付装置。 2 棧木3の延出片7の突部5と縁部6を有する
    先端側を軟質合成樹脂体、他の部分を硬質部材
    から一体に作成した実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の建築用タイル型枠先付装置。
JP19223083U 1983-12-13 1983-12-13 建築用タイル型枠先付装置 Granted JPS6097935U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19223083U JPS6097935U (ja) 1983-12-13 1983-12-13 建築用タイル型枠先付装置

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JP19223083U JPS6097935U (ja) 1983-12-13 1983-12-13 建築用タイル型枠先付装置

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Publication Number Publication Date
JPS6097935U JPS6097935U (ja) 1985-07-04
JPH0332176Y2 true JPH0332176Y2 (ja) 1991-07-09

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ID=30413748

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JP19223083U Granted JPS6097935U (ja) 1983-12-13 1983-12-13 建築用タイル型枠先付装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61280683A (ja) * 1985-05-29 1986-12-11 Sanyo Electric Co Ltd 光起電力装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5748058A (en) * 1980-09-04 1982-03-19 Ina Seito Kk Premounting method of tile mold and crosspiece and tile used therefor
JPS5758764A (en) * 1980-09-26 1982-04-08 Ina Seito Kk Premounting of tile mold

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JPS5758764A (en) * 1980-09-26 1982-04-08 Ina Seito Kk Premounting of tile mold

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