JP2553701Y2 - レンズ駆動機構を兼用したレンズシャッタ駆動機構 - Google Patents

レンズ駆動機構を兼用したレンズシャッタ駆動機構

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JP2553701Y2
JP2553701Y2 JP13906389U JP13906389U JP2553701Y2 JP 2553701 Y2 JP2553701 Y2 JP 2553701Y2 JP 13906389 U JP13906389 U JP 13906389U JP 13906389 U JP13906389 U JP 13906389U JP 2553701 Y2 JP2553701 Y2 JP 2553701Y2
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孝一 小林
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案はレンズ駆動機構を兼用したレンズシャッタ駆
動機構に関する。
【従来の技術及びその問題点】
単一のステップモータを焦点調節用レンズの駆動源及
びレンズシャッタの駆動源として兼用したレンズ駆動機
構を兼用したレンズシャッタ駆動機構が従来より知られ
ている。 一回の撮影動作における焦点調節動作は必ずシャッタ
レリーズ動作に先行して行われるべき性質のものである
ので,該種の駆動機構においては,ステップモータの正
転時にステップモータにギア連結された主駆動部材を介
してレンズ駆動部材を所望の合焦位置まで移動せしめ,
例えばラチェット機構等の係合機構によってレンズ駆動
部材を合焦位置まで係合した後にステップモータを逆転
せしめ,このステップモータの逆転過程において前記主
駆動部材を介してシャッタ機構を作動せしめる様になさ
れている。 ところで,ステップモータを使用したオープンループ
制御において、信頼できる位置制御を行うためには,動
作開始時にステップモータが正常な動作を行い得る所定
の初期位置にあることが必要であり,ステップモータに
直接的に連結された主駆動部材の初期位置を位置検出器
によって検出している。 又,その改良的な態様として,主駆動部材に従動する
レンズ駆動部材の初期位置を位置検出器によって検出す
る様になすとともに,主駆動部材が初期位置に復帰した
ことを条件としてレンズ駆動部材を初期復帰させること
によって単一の位置検出器を使用して主駆動部材及びレ
ンズ駆動部材の初期位置を確認できる様にしたものも本
願の出願人によって提案されている。(特願平1-222527
号,即ち,特開平3-084529号) しかしながら,これら何れの手法の場合も,初期位置
にあるステップモータに対して所望数の正転パルスを供
給した場合には主駆動部材やレンズ駆動部材は所望され
る位置まで前進するであろうという前提,及び,前進動
作の後に初期位置まで復帰し得る数の逆転パルスをステ
ップモータに対して供給した時点で上記部材が初期復帰
していることを検出した場合には上記部材は正常な作動
をしたであとうという前提に立脚するものであり,この
様な前提を崩す様な誤動作が生じた場合には対応するこ
とができない。 例えば,鏡胴周囲にゴミが詰まったり,レンズバリア
の位置不良等によって,レンズをある位置(本明細書で
はこの位置をトラブル箇所と称することにする。)以上
には繰り出すことが出来ない場合を想定してみよう。 この様な場合には,レンズがトラブル箇所で前進を停
止した後にも制御回路はステップモータに対して正転パ
ルスを供給し続け,所望数の正転パルスを供給した後に
正転パルス数に対応した数の逆転パルスを供給する。こ
の様にレンズがトラブル箇所で前進を停止した場合に
は,主駆動部材やレンズ駆動部材の復帰開始位置が正常
な動作をした場合よりも初期位置に近くなるため,逆転
パルスの供給を完了する以前に主駆動部材やレンズ駆動
部材は初期位置に復帰することになるが,逆転パルスの
供給を完了した時点では主駆動部材やレンズ駆動部材の
初期復帰自体はなされているので,従前の手法ではトラ
ブルを発見することはできず,正常な撮影動作がなされ
たものと判断されてしまう。 しかしながら,実際にはレンズが所望の合焦位置まで
到達していないので,トラブル箇所以上の繰り出し動作
を必要とする全ての撮影駒は焦点不良になってしまうこ
とはいうまでもない。 勿論,レンズ駆動部材の現在位置をフォトインタラプ
タ等によって常時追跡し,クローズドループによってレ
ンズ駆動部材の位置制御をしたり,或いはフォトインタ
ラプタの出力が所望の合焦位置まで到達しない場合には
警告を発生する様にすれば,上記の問題点は解決する
が,フォトインタラプタや周辺回路が高価であるばかり
か制御システムも複雑化するという問題が発生する。
【問題点を解決するための手段】
本考案はこの様な問題点に鑑みてなされたものであ
り,主駆動部材の初期位置を検出するための位置検出器
を流用して,上記の様なレンズの繰り出し不良をも検出
することができる様することを第1の目的とする。 更に本考案は検出動作に際して,位置検出器の取付誤
差やチャタリング等の影響を受け難くすることを第2の
目的とする。 本考案のレンズ駆動機構を兼用したレンズシャッタ駆
動機構は;順序付けられて供給されるパルス列の位相順
序に対応して正逆回転可能なステップモータと;該ステ
ップモータに連結され,該ステップモータの回転方向に
対応して前進方向及び復帰方向へ駆動される主駆動部材
と;前記主駆動部材の復帰方向に向けて付勢されるとと
もに前記主駆動部材の前進方向への作動時に該主駆動部
材に係合されて前進し,焦点調節用レンズ群を駆動する
レンズ駆動部材と;前記主駆動部材が前進方向から復帰
方向に反転する時に前記レンズ駆動部材を係合する係合
部材と;シャッタ羽根と連結され,前記主駆動部材が復
帰方向に作動する過程で該シャッタ羽根を作動させる様
に前記主駆動部材と関連付けられた羽根駆動部材とを備
え;前記ステップモータの正転に伴って前記レンズ駆動
部材が所望の合焦位置に達するまで前記主駆動部材を前
進させた後に前記ステップモータの逆転に伴って前記主
駆動部材を復帰させるとともに,この主駆動部材の復帰
過程において前記羽根駆動部材を作動させる様にしたレ
ンズ駆動機構を兼用したレンズシャッタ駆動機構を前提
とするものであり;前記主駆動部材が前記羽根駆動部材
を作動させた後の復帰過程で前記係合部材による前記レ
ンズ駆動部材の係合を解除する係合解除部を該主駆動部
材に形成し;前記主駆動部材の位置に対応して二値作動
し,前記主駆動部材が初期位置にある時に第1の状態を
示すとともに,前記主駆動部材が初期位置から所定量以
上前進した位置にある時に第2の状態を示す位置検出器
を設け;該位置検出器が第1の状態から第2の状態に論
理反転したタイミングを起算点として前記ステップモー
タの正転量を制御するとともに;正常な動作がなされた
場合に前記位置検出器が第2の状態から第1の状態に論
理反転する領域の直前まで前記主駆動部材が合焦位置か
ら復帰するのに必要なパルス数の反転パルスを前記ステ
ップモータに対して供給したタイミングで前記位置検出
器の状態を読み込み,該位置検出器が第1の状態にある
とエラー検出をする様にしたことを特徴とするものであ
る。 望ましくは;本考案のレンズ駆動機構を兼用したレン
ズシャッタ駆動機構は,上記に加えて;前記位置検出器
が前記第1の状態と前記第2の状態の相互間で論理反転
するのに必要な主駆動部材の走行距離を前記ステップモ
ータに供給されるパルス数に換算して複数ステップ分と
なし;前記位置検出器の状態を読み込むタイミングでは
前記ステップモータに供給されるパルス時間を相対的に
延長したことを特徴とするものである。
【作用】
本考案のレンズ駆動機構を兼用したレンズシャッタ駆
動機構においては,ステップモータは順序付けられて供
給されるパルス列の位相順序に対応して正転又は逆転を
する。 主駆動部材はステップモータに連結されており,ステ
ップモータの回転方向に対応して前進方向及び復帰方向
へ駆動される。 主駆動部材がステップモータの正転動作に伴って前進
する過程において主駆動部材に係合されながらレンズ駆
動部材も前進する。 主駆動部材が初期位置にある時には位置検出器の出力
は第1の状態を示し,主駆動部材が初期位置から前進す
る過程において位置検出器の出力は第2の状態に論理反
転する。そして位置検出器の出力が第1の状態から第2
の状態に論理反転した時点を起算点としてレンズの繰り
出し量が制御される。 又,レンズ駆動部材の前進に伴って焦点調節用レンズ
群が繰り出されて焦点調節がなされる。レンズ駆動部材
を所望の合焦位置まで前進させるのに必要なパルス数の
正転パルスが供給された後に逆転パルスが供給されてス
テップモータは逆転し,主駆動部材も復帰方向に走行す
る。 主駆動部材が前進方向から復帰方向に反転する時に
は,レンズ駆動部材は係合部材に係合されるので,主駆
動部材のみが初期位置に向けて復帰走行をする。 前記位置検出器が第2の状態から第1の状態に論理反
転する領域の直前まで,前記主駆動リングが合焦位置か
ら復帰するのに必要なパルス数の反転パルスを前記ステ
ップモータに対して供給したタイミングで前記位置検出
器の状態が読み込まれる。 主駆動部材の前進動作においてレンズ駆動部材が所望
の合焦箇所まで前進できた場合には,上記の読み込みタ
イミングでは位置検出器の出力は第2の状態を示すが,
主駆動部材の前進動作においてレンズ駆動部材が所望の
合焦箇所まで前進できなかった場合には,レンズ駆動部
材や主駆動部材は本来の合焦箇所よりも初期位置よりに
あるトラブル箇所から復帰動作を開始するために,上記
の読み込みタイミングでは位置検出器の出力は既に第1
の状態に反転している。 そこで,本考案はこの読み込みタイミングで位置検出
器の出力が第1の状態に論理反転している場合には繰り
出し不良が生じたものと判断する。
【実施例】
以下図面を参照して本考案の1実施例を詳細に説明す
る。 第1図は本考案の1実施例に係るレンズ駆動機構を兼
用したレンズシャッタ駆動機構の初期状態における平面
図であり,第2図は第1図に示すピニオン1を駆動する
ためのステップモータの構成図である。 第2図に示す様にステップモータ2はS極・N極が90
度間隔で交互に配設された4磁極のロータ2aを有してお
り,ロータ2aの両側には馬蹄形ステータ2b・2cが配設さ
れている。各ステータ2b・2cが各々有する磁極はロータ
2aの回転角に換算して90度の間隔を有しており,ステー
タ2b・2cは一方の磁極が45度の間隔で他方の磁極が135
度の間隔を保って固定されている。 各ステータ2b・2cにはコイル2d・2eが捲着されてお
り,コイル2dに加えるパルスを第1パルス,コイル2eに
加えるパルスを第2パルスと定義した場合には,コイル
2d・2eに対して〔H・H〕〔H・L〕〔L・L〕〔L・
H〕で1巡するパルス列(正転パルス)を順次供給する
ことによりロータ2aは正転(反時計廻り)し,この正転
パルスとは位相順序が異なる〔L・H〕〔L・L〕〔H
・L〕〔H・H〕で1巡するパルス列(逆転パルス)を
順次供給することによりロータ2aは逆転(時計廻り)す
る。 ロータ2aの回転軸は第1図に示すピニオン1に連結さ
れており,ピニオン1は大径車3aと小径車3bとによって
構成される2段歯車3の大径車3aと噛合している。 次に,4は露出用アパーチュアの周囲を旋回自在に支持
された主駆動部材の一例である主駆動リングであり,主
駆動リング4の外縁部の一部に形成されたラック4aは2
段歯車3の小径車3bと係合している。しかして,ピニオ
ン1の回転運動は2段歯車3を介して主駆動リング4に
伝達され,主駆動リング4はピニオン1と同方向に旋回
する。 次に5は主駆動リング4と同様に露出用アパーチュア
の周囲を旋回自在に支持されたレンズ駆動部材の一例で
あるレンズ駆動リングである。 レンズ駆動リング5の外縁部に突出して形成されたバ
ネ掛け5aには初期位置復帰用のスプリング6(尚,本願
図面においては,付勢用のスプリングは単に矢印によっ
て付勢方向のみを示す。)が掛けられており,レンズ駆
動リング5はスプリング6から右旋習性を与えられてい
るが,バネ掛け5aの裏面に植設されたストッパピン5bが
図外のシャッタ地板に形成された図外のストッパ部材に
当接して,第1図に示す位置で右旋を規制される。 主駆動リング4の外縁部にはレンズ駆動リング5を係
合するための曲げ部4bが図面上で手前に向けて立ち曲げ
る様に形成されており,レンズ駆動リング5の外縁部に
は上記曲げ部4bの左旋径路上に突出した係合突片5cが形
成されている。 レンズ駆動リング5の手前側面(レンズ側面)には12
0度間隔で3点の凸部5dが形成されており,この3点の
凸部5dには図外の焦点調節用レング群を内挿した鏡胴の
フィルム面側に向かって形成された同一形状の3箇所の
傾斜カム面が各々当接している。そして図外の上記鏡胴
は旋回運動をしない様に例えばガイド溝やガイドポール
等によって規制されており,レンズ駆動リング5が旋回
すると,図外の焦点調節用レンズ群は光軸方向に繰り出
される様になされている。 更に,レンズ駆動リング5の外縁部にはレンズ駆動リ
ング5自体の位置決めをするためにラチェットギア5eが
形成されており,ラチェットギア5eの外側部に植設され
た軸7にはラチェットギア5eを係合する係合部材の一例
であるラチェットレバー8が旋回自在に支持されてい
る。ラチェットレバー8はラチェットギア5eと係合する
ためのクリック8aを有しており,スプリング9から常時
左旋習性を受けているが,初期状態においてはカム面8b
と連続して形成された棚部8cが曲げ部4bの外側面に乗り
上げて,スプリング9による左旋を規制されている。後
述において明らかになるように,上記曲げ部4bはラチェ
ットレバー8によるレンズ駆動リング5の係合を解除す
るための係合解除部として作用する。 次に,10は図外のシャッタ羽根を開閉するための羽根
駆動部材の一例である開閉レバーであり,開閉レバー10
は地板上の軸11に揺動自在に支持されている。 この開閉レバー10の裏面には図外のシャッタ羽根と係
合される羽根駆動ピン10aが植設されており,開閉レバ
ー10が軸11を中心に右旋すると,図外のシャッタ羽根は
開口方向に作動する様に関連付けられている。 開閉レバー10を右旋するための駆動力はスプリング12
から与えられるが,初期状態においては主駆動リング4
の外縁部に形成されたホールド突片4cが開閉レバー10に
当接して,開閉レバー10をシャッタ閉鎖位置でホールド
している。 又,13は主駆動リング4が左旋した後に開閉レバー10
を閉鎖位置で係止するための係止レバーであり,係止レ
バー13は地板上の軸22に枢支されるとともに,開閉レバ
ー10に対して右旋習性を与えるためのスプリング12より
も力量の大きなスプリング15から右旋習性を与えられて
いる。この係止レバー13に形成された切欠部13aは開閉
レバー10の手前面に突出して形成された角ダボ10bと係
合し,スプリング15から係止レバー13に与えられる右旋
習性によって開閉レバー10の右旋を規制する。 又,軸14には係止レバー13による開閉レバー10の係止
を解除して開閉レバー10を作動させるカムレバー16が枢
支されている。 カムレバー16の作動アーム16aと係止レバー13に植設
されたダボ13b間にはスプリング17が掛けられており,
カムレバー16は作動アーム16aがダボ13bに当接した状態
で係止レバー13に対する相対的な左旋を規制されている
が,スプリング17の張力以上の右旋力を受けた場合には
右旋可能である。 カムレバー16の他端には山型のトリガアーム16bが形
成されており,トリガアーム16bは主駆動リング4の外
周部に形成された台形カム4dの左旋径路上に侵入してい
る。 従って,主駆動リング4の左旋時に台形カム4dの左側
斜面がトリガアーム16bに当接した時にはカムレバー16
はスプリング17の張力に抗して右旋し,主駆動リング4
の右旋時に台形カム4dの右側斜面がトリガアーム16bに
当接した時にはカムレバー16は係止レバー13とともに左
旋する。 次に,18は本実施例の特徴となる導電性のスプリング
スイッチであり,図外の部材に固着されたダボ19の周囲
に捲着されている。 又,20・21も図外の部材に固着された導電子であり,
スプリングスイッチ18の固定端18aは導電子20に係合さ
れており,スプリングスイッチ18の自由端18bが導電子2
1に接触すると導電子20・21間はスプリングスイッチ18
を介して導通する。 しかしながら,スプリングスイッチ18の自由端18bは
初期状態において主駆動リング4の表面に植設された絶
縁性突起4eに係合されており,主駆動リング4が左旋動
作を行うと,スプリングスイッチ18自身の弾性により自
由端18bが導電子21に接触する。 即ち,スプリングスイッチ18は主駆動リング4が初期
位置にある事や初期位置に復帰したことを検出する位置
検出器として作用する。 本実施例における特徴点として絶縁性突起4eと導電子
21の相互位置は,主駆動リング4が正転用のパルス列に
換算して初期位置から2パルス相当左旋した箇所から初
期位置から6パルス相当左旋した箇所を通過する間に,
自由端18bが導電子21に当接する様に関連付けられてい
る。 即ち,本実施例では主駆動リング4が初期位置から2
パルス正転した箇所乃至6パルス正転した箇所を通過す
る区間がスプリングスイッチ18の反転領域になる。 次に,第3図は本考案の制御システムのブロック図で
あり,2は既述のステップモータ2,4は既述の主駆動リン
グ4,18は既述のスプリングスイッチ18,20・21は既述の
導電子を各々示し,機構的な連結は点線で示している。 又,30はプログラム制御される制御回路,31は公知のレ
リーズスイッチ,32は公知の自動露出制御回路(以下AE
回路と略す),33はシャッタ羽根の作動後AE回路32を起
動するまでの遅延時間を設定したAEディレータイマであ
る。 次に上記事項,第4図のタイムチャート,第5図の制
御用フローチャート及び第6図乃至第8図の平面図を参
照して本実施例の動作を説明する。 尚,第6図はレンズ駆動リングを最大ストロークであ
る19ステップ相当左旋させた状態を示す平面図,第7図
は主駆動リング4の復帰過程においてカムレバー16のト
リガアーム16bが台形カム4dに乗り上げて図外の羽根を
開口させた状態を示す平面図,第8図は主駆動リング4
が初期領域まで復帰してラチェットレバー8によるラチ
ェットギア5eの係合を解除した直後の状態を示す平面図
であり,これらの図面においてはステップモータ2の回
転を主駆動リング4に伝達するためのギアトレインは省
略されている。 先ず,正常な初期状態において全ての機構は第1図に
示す状態にあり,スプリングスイッチ18はオフ状態にあ
る。 レリーズスイッチ31がメークすることによりプログラ
ムは実行され,制御回路30はスプリングスイッチ18の状
態を読み込み,スイッチ18がオフであるとステップモー
タ2の駆動パルスを初期位相である〔H・H〕にし,そ
の状態を例えば15ms維持する。(フローチャートのステ
ップ1・2・3−ステップ16・17及び第4図のポイント
P1) 通常は上記のプログラムステップを経由する筈である
が,この時何らかの原因によってスイッチ18がオンであ
ると,ステップモータ2を逆転せしめ,例えば16パルス
相当逆転せしめてもスイッチ18がオンのままである場合
には修理等が必要なものとして更に18パルス相当逆転さ
せた後に電源を遮断してロック動作を行う。(ステップ
4〜ステップ15) さて,駆動パルスを〔H・H〕にした後ステップ17で
15msが経過すると制御回路30はスイッチ18の状態を再度
読み込む。(ステップ18) このスイッチ18の読み込み動作はステップモータ2が
初期位置で安定した状態にあることを確認するための動
作であり,ステップモータ2が初期位置で安定した状態
であればスイッチ18はオフになっている。 そこで,この時点でスイッチ18がオンである場合には
ステップモータを逆転せしめ,例えば8パルス相当逆転
せしめもスイッチ18がオンのままである場合には修理等
が必要なものとして通電を遮断後にロック動作を行う。
(ステップ20〜ステップ25) さて,ステップ19でスイッチ18がオフであると制御回
路30はステップモータ2に4msの正転パルス及び15msの
正転パルスを与える。尚,この15msのパルス状態は〔L
・L〕である。 この正転パルスの供給によりステップモータ2は回転
し,ステップモータ2の回転はピニオン1−2段歯車3
−ラック4aの伝達列を介して主駆動リング4に伝達さ
れ,主駆動リング4は左旋する。(フローチャートのス
テップ26〜29及び第4図のポイントP2) 又,主駆動リング4の左旋によってラチェットレバー
8に形成された棚部8cは主駆動リング4に形成された曲
げ部4bの外側面から解放され,ラチェットレバー8はス
プリング9によって左旋する。 正転パルスが〔L・L〕の状態で15ms経過すると,制
御回路30はスイッチ18の状態を読み込み,判別する。
(ステップ30〜31) 主駆動リング4の左旋に伴って主駆動リング4に植設
された絶縁性突起4eも左旋してスイッチ18の自由端18b
は自身の弾性により導電子21に近接するが,正転パルス
が最初の〔L・L〕になった第4図のポイントP2の時点
では,スイッチ18の自由端18bは導電子21と接触するに
は至っていないので,スイッチ18は未だオフ状態にあ
る。 そこで,制御回路30はステップモータ2を更に4ms周
期の正転パルスで4ステップ正転させ,この4ステップ
目の〔L・L〕のパルス状態で15ms待機した後に再度ス
イッチ18の状態を読み込む。(ステップ32〜36) この4ステップの正転動作中にスイッチ18の自由端18
bは導電子21と接触するので,4ステップの正転動作が完
了したフローチャートのステップ36における読み込み動
作においてはスイッチ18はオン状態になっている。(第
4図のポイントP4) そして,制御回路30はスイッチ18がオンになったこと
をフローチャートのステップ37で確認すると,フローチ
ャートのステップ41以降の動作に移行する。 又,主駆動リング4が初期位置よりも前進した状態に
ある場合(例えば,初期状態で主駆動リング4が第4図
のポイントP3辺りにある場合)には,上記の4ステップ
の正転動作に移行する以前のフローチャートのステップ
30におけるスイッチ18の読み込み動作時に,主駆動リン
グ4が第4図のポイントP4まで左旋してスイッチ18がオ
ンしてしまうこともあるが,この様な場合には,上記の
4ステップ相当の正転動作を行うことなく,フローチャ
ートのステップ31からステップ41に直ちに移行する。 逆に,ステップモータ2の4ステップの正転過程にお
いて,何等からの原因によって主駆動リング4が左旋す
るとができない場合には,上記のフローチャートのステ
ップ36における読み込み動作時にスイッチ18がオンして
いない場合も考えられる。この様な場合には更にステッ
プモータ2に対して4ステップ分の正転パルスを供給し
てスイッチ18の出力を読み込み,この追加的な読み込み
動作を3サイクル繰り返してもスイッチ18がオンになら
ない場合には通電を遮断して機構をロックする。(ステ
ップ38〜ステップ40) さて,制御回路30はフローチャートのステップ41以降
において,4ms周期の正転パルスをステップモータ2に対
して供給し続ける。そして,主駆動リング4が初期位置
から10ステップ相当正転した第4図のポイントP5以降に
おいて,レンズ駆動リング5は係合突片5cが主駆動リン
グ4に形成された曲げ部4bに係合されて,スプリング6
に抗して左旋し,図外の撮影レンズは繰り出される。 そして,制御回路30は所望の合焦位置までレンズ駆動
リング5が左旋すると,その時のパルス状態を15ms維持
し,合焦位置が安定化するのを待つ。(ステップ44)
尚,第4図のフローチャートにおけるステップ44では11
ms待機としてあるがステップ43における4msのパルス周
期と合計することにより,合焦位置での待機時間は15ms
になる。 さて,これまでの主駆動リング4の左旋過程におい
て,開閉レバー10は主駆動リング4に形成されたホール
ド突片4cから解放されており,又,主駆動リング4に形
成された台形カム4dはカムレバー16のトリガアーム16b
の位置を通過するが,カムレバー16の右旋動作によって
トリガアーム16bは台形カム4dを乗り越えるので,開閉
レバー10は角ダボ10bが係止レバー13の切欠部13aに係合
された状態で停止し,図外のシャッタ羽根は閉鎖状態を
維持している。 第6図はこの様にしてレンズ駆動リング5が本実施例
の最大旋回ステップである19ステップ左旋した状態を示
しており,又,第4図のポイントP6がこれに相当する。 さて,フローチャートのステップ44で15ms待機した後
に,制御回路30はステップモータ2に3ms周期の逆転パ
ルスを加え主駆動リング4を右旋させる。(ステップ45
〜47) 主駆動リング4を右旋させると,レンズ駆動リング5
の係合突片5cは主駆動リング4の曲げ部4bから解放され
るが,ラチェットレバー8のクリック8aにラチェットギ
ア5eが係合されるので,レンズ駆動リング5は上記設定
位置で停止している。 制御回路30は,主駆動リング4をレンズの設定段数に
1を加算したステップ数だけ右旋させた第4図のポイン
トP7で15ms待機した後に(ステップ48),更に主駆動リ
ング4を4パルス相当逆転させて第4図のポイントP9に
至る。(ステップ49〜51) このステップ49〜51の主駆動リング4の逆転過程にお
ける第4図のポイントP8まで主駆動リング4が右旋する
と,第7図に示す様にカムレバー16のトリガアーム16b
は主駆動リング4に形成された台形カム4dの右側斜面か
ら頂上部に乗り上げ,係止レバー13はカムレバー16の作
動アーム16aが係止レバー13に植設されたダボ13bを係合
した状態で軸22を中心に左旋する。 従って,開閉レバー10に植設された角ダボ10bは係止
レバー13の切欠部13aによる係合から解放されるのでス
プリング12の付勢力によって右旋し,図外のシャッタ羽
根を開口させる。 又,制御回路30は主駆動リング4を第4図のポイント
P9まで右旋させるとAEディレータイマ33を作動させ,そ
の設定時間が経過した第4図のポイントP10でAE回路32
を起動するとともに,ステップモータ2の逆転を停止す
る。(ステップ52〜54) AE回路32が被写界輝度に対応したポイントP11のタイ
ミングで露出終了信号を発生すると,制御回路30はスイ
ッチ18の状態を読み込み,スイッチ18がオンであれば図
外のフラッグに論理0を立て,スイッチ18がオフであれ
ば図外のフラッグに論理1を立てた後に,3ms周期の逆転
パルスを更に6ステップ相当ステップモータ2に加え,
主駆動リング4を更に6ステップ相当右旋させて初期位
置である第4図のポイントP15で30ms待機する。(ステ
ップ55〜ステップ64) この主駆動リング4の右旋過程における第4図のポイ
ントP12でカムレバー16のトリガアーム16bは主駆動リン
グ4に形成された台形カム4dの左側斜面を下るので,係
止レバー13はスプリング15の張力によってカムレバー16
を伴いながら右旋する。又,この時開閉レバー10は主駆
動リング4に形成された突片4cに跳ね上げられながらス
プリング12に抗して左旋し,図外のシャッタ羽根を閉鎖
させる。 又,主駆動リング4の右旋過程における第4図のポイ
ントP13で主駆動リング4に形成された曲げ部4bはラチ
ェットレバー8に形成されたカム面8bに当接し,次のポ
イントP14のタイミングで曲げ部4bは棚部8cの乗り上げ
るので,ラチェットレバー8によるラチェットギア5eの
係合が解除されて,レンズ駆動リング5はスプリング6
の付勢力によって右旋する。第8図はこの様にしてラチ
ェットレバー8によるラチェットギア5eの係合が解除さ
れた直後の状態を示している。 一方,制御回路30は,ポイントP9からの6ステップの
右旋過程がポイントP15で終了すると,その時のパルス
状態〔H・H〕を30ms維持した後にスイッチ18の状態を
読み込む。(ステップ65) 機器が正常に作動している限り,第4図のポイントP1
5では主駆動リング4は初期位置まで復帰しているの
で,スイッチ18の自由端18bは主駆動リング4に植設さ
れた絶縁性突起4eによって導電子21から離反されてオフ
状態になっている筈であるが,何等かの原因によって主
駆動リング4が初期位置に復帰せず,スイッチ18がオン
のままであると,制御回路30は更にステップモータ2に
逆転パルスを供給し,逆転パルスを例えば12パルス相当
供給してもスイッチ18がオンのままであると,復帰不良
のトラブルが発生したものと判断して通電を遮断した後
に全ての機構をロックする。(ステップ66〜72) 一方,スイッチ18がオフしていると,制御回路30はフ
ローチャートのステップ73に移行して上述のフラッグの
内容を見る。 さて,このフラッグはフローチャートのステップ57〜
59において立てられたものであることは上述の通りであ
り,ここで上記のステップ57〜59でフラッグが立てられ
た時の状況を考察してみる。 先ず,主駆動リング4及びレンズ駆動リング5が撮影
レンズの有効焦点調節領域内において正常な前進動作及
び正常な後退動作を行った場合には,フローチャートの
ステップ56におけるスイッチ18の読み込み時には主駆動
リング4は第4図のポインP9に位置している。そして,
このポイントP9はスイッチ18がオンからオフに反転する
領域の直前であるので,スイッチ18は未だオン状態にあ
り,従って,フラッグには論理0が立てられている。 一方,レンズ鏡胴のゴミ詰まりやレンズバリアの位置
不良等によって主駆動リング4やレンズ駆動リング5が
所望される合焦位置まで前進出来ず,本来の前進限より
も初期位置側にあるトラブル箇所で撮影動作がなされた
場合には,主駆動リング4やレンズ駆動リング5は本来
の前進限よりも初期位置側のトラブル箇所から復帰動作
を行うことになるので,フローチャートのステップ56に
おけるスイッチ18の読み込み時には主駆動リング4は第
4図のポイントP9よりも初期位置側まで復帰している。
(通常はポイントP9の位相である〔L・L〕と同一位相
となるポイントP14,或いは原点であるポイントP15に復
帰していると予想される。) そして,ポイントP14もポイントP15もスイッチ18がオ
ンからオフに反転する領域を通過した後であるので,ス
イッチ18は既にオフ状態にあり,従って,フラッグには
論理1が立てられている。 従って,制御回路30は,フローチャートのステップ73
でフラッグに論理0が立てられている場合には撮影が正
常に行われたものと判断して通電を遮断後に全ての処理
を終了する。(ステップ76・77) 一方,フローチャートのステップ73でフラッグに論理
1が立てられている場合にはゴミ詰まりやレンズバリア
の位置不良等によって適正な合焦位置まで撮影レンズを
繰り出すことが出来なかったものと判断して電源遮断後
に例えば全ての機構をロックして警告を促す。ステップ
(74・75) 尚,上記においては絞り羽根を兼用した所謂プログラム
シャッタに本考案を適用した例を示したが,本考案は絞
り羽根を別途備える単体のレンズシャッタに対しても適
用できることは明らかである。 又,上記では4磁極2相励磁方式のステップモータを
使用する場合を想定したので,パルス列が4ステップで
1巡する様にしたが,磁極数やパルス系列数によってパ
ルス列が1巡するのに要するステップ数が異なることも
いうまでもない。
【効果】
以上説明した様に,本考案によれば,レンズを所望の
合焦位置まで前進させることが出来なかった場合には,
該種トラブルの発生を撮影終了後に確実に検出すること
ができるので,その後の全ての撮影駒が焦点不良になっ
てしまうという問題を未然に防止することが可能とな
る。 しかも,本考案ではこのトラブル発見のための検出器
としては,主駆動部材の初期位置検出用の検出器を流用
するものであり,レンズ駆動部材の現在位置を追跡する
ためのフォトインタラプタ等を設けないので,付随的な
回路要素を付加する必要もなく,単なるソフトウェアの
追加のみで経済的に対応することができる。 又,所謂メカセンサを使用したとしても論理状態が反
転する領域としてステップモータの駆動パルス列にして
複数パルス分の作動域を充当するとともにスイッチ状態
の読み込みタイミングのパルス時間を延長しているの
で,スイッチにチャタリング等が発生したとしても,読
み込み動作時にはチャタリングは十分に収束されてお
り,その影響を受け難くすることができ,更に,パルス
時間の相対的な延長は読み込み動作時のみであるので,
シャッタレリーズ操作から実際にシャッタがレリーズさ
れるまでのタイムラグも特別には増大しない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例に係るレンズ駆動機構を兼用
したレンズシャッタ駆動機構の初期状態における平面
図,第2図は第1図の機構に使用されるステップモータ
の構造図,第3図は本考案の制御システムのブロック
図,第4図は上記実施例のタイムチャート,第5図は上
記実施例の制御用フローチャート,第6図は本実施例の
機構においてレンズ駆動リングを最大ストロークした状
態を示し平面図,第7図は本実施例の機構において開閉
レバーが開口方向に作動した状態を示す平面図,第8図
は本実施例の機構においてレンズ駆動リングの係合が解
除された直後の状態を示す平面図。 2……ステップモータ 4……主駆動部材の一例たる主駆動リング 4b……係合解除部の一例たる曲げ部 4c……位置検出器の構成要素となる絶縁性突起 5……レンズ駆動部材の一例たるレンズ駆動リング 5c……係合突片 5d……突起 5e……ラチェットギア 8……係合部材の一例たるラチェットレバー 8a……クリック 8b……カム面 8c……棚部 10……羽根駆動部材の一例たる開閉レバー 18……位置検出器の構成要素となるスプリングスイッチ 20・21……位置検出器の構成要素となる導電子

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】順序付けられて供給されるパルス列の位相
    順序に対応して正逆回転可能なステップモータと, 該ステップモータに連結され、該ステップモータの回転
    方向に対応して前進方向及び復帰方向へ駆動される主駆
    動部材と, 前記主駆動部材の復帰方向に向けて付勢されるとともに
    前記主駆動部材の前進方向への作動時に該主駆動部材に
    係合されて前進し,焦点調節用レンズ群を駆動するレン
    ズ駆動部材と, 前記主駆動部材が前進方向から復帰方向に反転する時に
    前記レンズ駆動部材を係合する係合部材と, シャッタ羽根と連結され、前記主駆動部材が復帰方向に
    作動する過程で該シャッタ羽根を作動させる様に前記主
    駆動部材と関連付けられた羽根駆動部材とを備え, 前記ステップモータの正転に伴って前記レンズ駆動部材
    が所望の合焦位置に達するまで前記主駆動部材を前進さ
    せた後に前記ステップモータの逆転に伴って前記主駆動
    部材を復帰させるとともに,この主駆動部材の復帰過程
    において前記羽根駆動部材を作動させる様にしたレンズ
    駆動機構を兼用したレンズシャッタ駆動機構において, 前記主駆動部材が前記羽根駆動部材を作動させた後の復
    帰過程で前記係合部材による前記レンズ駆動部材の係合
    を解除する係合解除部を該主駆動部材に形成し, 前記主駆動部材の位置に対応して二値作動し,前記主駆
    動部材が初期位置にある時に第1の状態を示すととも
    に、前記主駆動部材が初期位置から所定量以上前進した
    位置にある時に第2の状態を示す位置検出器を設け, 該位置検出器が第1の状態から第2の状態に論理反転し
    たタイミングを起算点として前記ステップモータの正転
    量を制御するとともに, 正常な動作がなされた場合に前記位置検出器が第2の状
    態から第1の状態に論理反転する領域の直前まで前記主
    駆動部材が合焦位置から復帰するのに必要なパルス数の
    反転パルスを前記ステップモータに対して供給したタイ
    ミングで前記位置検出器の状態を読み込み,該位置検出
    器が第1の状態にあるとエラー検出をする様にしたこと
    を特徴とするレンズ駆動機構を兼用したレンズシャッタ
    駆動機構。
  2. 【請求項2】実用新案登録請求の範囲第1項記載のレン
    ズ駆動機構を兼用したレンズシャッタ駆動機構におい
    て, 前記位置検出器が前記第1の状態と前記第2の状態の相
    互間で論理反転するのに必要な主駆動部材の走行距離を
    前記ステップモータに供給されるパルス数に換算して複
    数ステップ分となし, 前記位置検出器の状態を読み込むタイミングでは前記ス
    テップモータに供給されるパルス時間を相対的に延長し
    たことを特徴とするレンズ駆動機構を兼用したレンズシ
    ャッタ駆動機構。
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