JP3041549B2 - モータ駆動シャッタおよびこのシャッタを備えたカメラ - Google Patents

モータ駆動シャッタおよびこのシャッタを備えたカメラ

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JP3041549B2
JP3041549B2 JP3234363A JP23436391A JP3041549B2 JP 3041549 B2 JP3041549 B2 JP 3041549B2 JP 3234363 A JP3234363 A JP 3234363A JP 23436391 A JP23436391 A JP 23436391A JP 3041549 B2 JP3041549 B2 JP 3041549B2
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一夫 秋元
真二 宮田
勇 石井
茂 田上
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パルス駆動式モータに
よって駆動されるシャッタおよび当該シャッタを備えた
自動焦点自動露出式のカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、特公昭62−26450号公報な
どに見られる如く、唯一のモータにより焦点調節のため
のレンズ作動と露出作動を順次行なうようにしたモータ
駆動シャッタにおいて、露出作動後に合焦信号に応じた
位置に係止されている撮影レンズは、バネの付勢力によ
り瞬時に復帰するよう構成されている。しかしこのシャ
ッタは、撮影レンズがバネの付勢力により復帰するた
め、衝撃により撮影レンズの合焦が狂ってしまう危険性
があるなどの種々の問題を有する。
【0003】そこで本出願人は、実開昭64−3862
6号公報において、モータの制御により駆動部材および
距離部材を初期位置に復帰させる構成を提案している。
これによると、撮影レンズの初期位置への復帰速度をモ
ータで制御するようにして、撮影レンズ復帰時の衝撃が
少なくできる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これら従来の
公報に記載されたシャッタ装置においては、駆動部材や
距離部材が初期位置へ復帰したことを確認する装置は設
けられておらず、動作異常が生じた場合の対策は施され
ていない。
【0005】実際には、距離部材などが初期位置にある
ときにオフまたはオンになるような検出スイッチを設
け、復帰動作中にこの検出スイッチがオフまたはオンに
なった時点で復帰動作を終了するようなシャッタ装置が
ある。しかしこの構成では、検出スイッチにチャタリン
グを生じると、復帰動作の終了するタイミングが遅れ、
初期位置から若干移動してセクタの開放動作が開始した
状態でモータの駆動が停止される恐れがある。
【0006】また、モータの位相ずれや各部材の係合不
良などによって、モータの位相(シーケンス)が初期状
態にあるときに検出スイッチがオフまたはオンされると
は限らない。この場合、前述のようにセクタが開放され
た状態で動作が停止されると、カメラ内に装填されてい
るフィルムが感光してしまう。特に、この状態でフィル
ム巻き上げを行なってしまうと、撮影済みのものを含め
てフィルムの全コマが感光し、フィルムが使用不能とな
る。
【0007】また、セクタが閉じられている場合でも、
位相ずれや係合不良などが生じていると次回の使用時に
動作不良を起こし、撮影が困難になる恐れがある。
【0008】そこで本発明の目的は、シャッタ装置の駆
動部材や距離部材の初期位置への復帰動作をパルス駆動
式モータで制御するとともに、各部材の初期位置への復
帰動作が適正な駆動パルスの供給により正確に行なわれ
た時のみ正常な動作終了とみなし、それ以外の場合には
異常と判断し、上記従来技術の不都合を生じないモータ
駆動シャッタおよびそのシャッタを備えたカメラを提供
することを目的とするものである。
【0009】またもう一つの目的は、上記のように動作
異常が判断された際に、効率よくリセット動作を行ない
異常を解消することが可能なモータ駆動シャッタおよび
そのシャッタを備えたカメラを提供することにある。
【0010】さらにもう一つの目的は、動作異常が生じ
た場合には必ずセクタを閉じた後に動作を停止するモー
タ駆動シャッタおよびそのシャッタを備えたカメラを提
供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係るモータ駆動
シャッタは、初期位置を中心として一方と他方に振り分
けられたレンズ作動域と露光作動域との間を移動可能な
駆動部材と、正逆作動可能であり正転または逆転のいず
れか一方の動作によって駆動部材をレンズ作動域側へ駆
動するとともに他方の動作によって駆動部材を露光作動
域側へ駆動するパルス駆動式モータと、レンズ作動域で
駆動部材に連動してレンズ位置を設定する距離部材と、
露光作動域で駆動部材に連動してセクタを開閉させる開
閉部材と、距離部材が初期位置にあることを検出する検
出スイッチと、駆動部材がレンズ作動域および露光作動
域に移動した後に初期位置へ戻る復帰動作を行なう際に
検出スイッチをチェックして動作状態を判断する制御回
路とを有している。
【0012】そしてこの制御回路が、復帰動作開始後モ
ータに所定数の駆動パルスが供給される前に距離部材が
初期位置に到達したことが検出された場合と、復帰動作
開始後モータに所定数の駆動パルスが供給された時に距
離部材が初期位置に未到達であることが検出された場合
に、動作異常と判断し処理動作を行なうものであること
を特徴とするものである。
【0013】制御回路は、予め定められたパルス数毎に
検出スイッチをチェックするものであり、処理動作は、
動作異常検出時に、駆動部材をセクタ閉鎖方向へ駆動
し、さらに復帰動作を再実行するリセット動作を行なう
ものである。
【0014】さらに制御回路は、好ましくは、復帰動作
開始後モータに所定数の駆動パルスが供給される前に距
離部材が初期位置に到達したことが検出された場合に
は、リセット動作において駆動部材をセクタ閉鎖方向へ
移動させる際に、駆動部材を初期位置からレンズ作動域
の端部まで移動させるために必要な駆動パルスをモータ
に加え、復帰動作開始後モータに所定数の駆動パルスが
供給された時に距離部材が初期位置に未到達であること
が検出された場合には、駆動部材が露光作動域の端部か
らレンズ作動域の端部まで移動させるために必要な駆動
パルスをモータに加えるものであると効率的である。
【0015】また、復帰動作時に距離部材の動作異常が
検出された場合には、駆動部材をセクタ閉鎖方向へ駆動
してから動作を停止することが望ましく、これは、動作
異常検出時にリセット動作を所定回数繰り返してもその
都度動作異常が検出される場合に行なわれる。
【0016】
【作用】本発明の駆動部材は、初期位置を中心として一
方と他方に振り分けられたレンズ作動域と露光作動域と
の間を移動可能であり、正逆転可能なパルス駆動式モー
タによって駆動される。初期位置においてはセクタは閉
塞されるので、駆動部材がレンズ作動域側に駆動される
とセクタは閉じる方向へ駆動される。
【0017】撮影動作を行なう場合は、まずレンズ駆動
域側へ移動してレンズの合焦が行なわれた後、距離部材
がロックされた状態で露光作動域側へ移動してセクタの
開閉がなされる。それから再びレンズ作動域側へ移動し
距離部材のロックを解除した後、初期位置へ復帰する。
この最後の復帰動作においては、駆動部材はレンズ作動
域側から露光作動域側へ移動する。すなわち、セクタが
開く方向へ駆動される。そのため初期位置で正確に停止
しないとセクタが開いてしまう恐れがある。
【0018】そこで本発明によると、適正な数の駆動パ
ルスがモータに供給された時に距離部材が初期位置に到
達したか否かを検出することにより、厳密に初期位置へ
の復帰動作の異常判断が行なえる。
【0019】また、動作異常が検出され、しかもリセッ
ト動作を行なってもその異常が解消されない場合は、駆
動部材をレンズ駆動域側、すなわちセクタを閉塞する方
向へ向けて移動させてから停止させることにより、セク
タが開いたまま動作が停止することがない。
【0020】
【実施例】本発明において用いられるカメラの構造を図
1〜5に示している。図1はレリーズ前の状態の構成図
であり、駆動部材としての駆動リング1は、図示しない
固定基板上に撮影レンズの光軸を中心として回動自在に
支持され、初期位置を基準として左旋回方向はレンズ作
動域、右旋回方向は露光作動域として双方向に回動可能
である。そして駆動リング1には、ステップモータMの
回転がピニオン3およびアイドラー4を介して伝達され
るラック部1aと、後述する距離部材2を連動させるた
めのピン1bと、右旋回方向の回動時、つまり露光作動
時にセクタレバー5を介して図示しないセクタを開放さ
せるためのカム部1cと、後述する合焦係止レバー6お
よび解除レバー7の係止を解除するカム部1dとが設け
られている。なお、露光作動域において右旋回するとカ
ム1cによりセクタ(図示せず。)が開放され、左旋回
するとセクタは閉鎖される。従って、初期位置からみて
露光作動域方向(右旋回方向)がセクタ開放方向、レン
ズ作動域方向(左旋回方向)がセクタ閉鎖方向である。
【0021】距離部材としての距離リング2は、駆動リ
ング1と同様に光軸を中心として回動自在に固定基板上
に取付けられており、バネ2aにより常時右旋回方向に
付勢されている。そして距離リング2には、レンズ位置
を設定する合焦係止レバー6によって係止される複数の
係止歯部2bと、駆動リング1のピン1bと当接する突
部2bと、固定基板上のピン9と当接し初期位置が規制
される突部2dと、後述する合焦係止レバー6と係止歯
部2bの係止を解除するカム部2eと、図示しない撮影
レンズを合焦位置に移動させるためのレンズ連結部2f
とが設けられている。
【0022】合焦係止レバー6は、固定基板上に回動自
在に取付けられ、バネ6aにより右旋回方向に付勢され
ており、一端には距離リング2の係止歯部2bを係止す
る爪部6bが、他端には後述する解除レバー7により係
止される係止部6cがそれぞれ設けられている。
【0023】解除レバー7は、固定基板上に回動自在に
取付けられ、バネ7aにより右旋回方向に付勢されてお
り、合焦係止レバー6の係止部6cを係止する爪部7b
と、距離リング1のカム部1dと係合するピン7cとが
設けられており、カム部1dとピン7cとの係合時には
爪部7bと係止部6cが係合しない関係に構成されてい
る。
【0024】固定基板に固定的に設けられている検出ス
イッチ8は、初期位置(図1参照)において突部2dと
当接して導通が遮断されオフ状態となり、初期位置以外
では導通が保たれオン状態となるものである。
【0025】図5を参照して、距離リング2のカム部2
eと、合焦係止レバー6の爪部6bおよび係止部6c
と、解除レバー7の爪部7bとの関係を以下に説明す
る。距離リング2がレンズ作動域側の移動範囲の端部付
近にあるときに、爪部6bはカム部2eと係合して係止
歯部2bの回転軌跡外で干渉しない位置にある。そし
て、爪部7bにより係止部6cが係止され合焦係止レバ
ー6の作動が規制され、上記の位置関係が保持される。
【0026】図2は、制御回路のブロック図であり、焦
点検出を行い合焦信号を出力するオートフォーカス装置
50と、被写体輝度を測光する測光部51から得られる
輝度情報およびフィルム感度情報などより露出を決定し
露出信号を出力する露出制御部52と、検出スイッチ8
と、オートフォーカス装置50の合焦信号と露出制御部
52の露出信号により所定のレンズ位置設定および露光
を行ったり、検出スイッチ8の信号を受けてそれに基づ
いてリセット動作を行なったりするため、モータ駆動回
路53を介してステップモータMの正転および逆転を制
御するコントローラ54から成っている。
【0027】次に上述した実施例の通常の作動について
説明する。なお、正常な動作における各部材の移動量な
どを示すタイムチャートを図6に示している。
【0028】図1に示したレリーズ前の状態(初期位
置)より図示しないレリーズ部材を操作することにより
制御回路が作動し、オートフォーカス装置50より合焦
信号、露出制御部52により露出信号がコントローラ5
4に入力され、合焦信号によりレンズ作動域、露出信号
により露光作動域のそれぞれにおけるステップモータM
の正および逆転のパルス数が決定され、ステップモータ
Mが作動を開始する。
【0029】初期位置においては、突部2dが当接して
検出スイッチ8はオフ状態にある(図6のA位置)。そ
こで、合焦信号に対応した位置に撮影レンズを設定する
ために、ステップモータMが逆転方向(反時計方向)に
回転される。ピニオン3、アイドラー4を介して駆動リ
ング1が左旋回され、駆動リングのピン1bと距離リン
グの突部2cが当接し距離リング2も左旋回する。これ
により突部2dが移動して検出スイッチ8がオンされる
(図6のB点)。なお、本実施例では4極着磁のロータ
(図示せず。)を有するステップモータMを用いてお
り、A点でのチェックを行なってから駆動パルスを4パ
ルス供給した後に、B点において2度目のチェックを行
なっている。A点のチェックにおいて検出スイッチ8が
オン状態である場合や、B点のチェックにおいてオフ状
態であることが検出された場合は異常を警告し以下のシ
ーケンスには移行しない。
【0030】A点およびB点におけるチェックにより正
常な駆動が確認されると、駆動リング1および距離リン
グ2の左旋回が続行され、図3に示すように、合焦係止
レバー6が、距離リングの係止歯部2bと係合して係止
歯部2bの形状に沿って揺動すると共に、解除レバーの
ピン7cと駆動リングのカム部1dとの係合が解除され
解除レバー7が右旋回するが、合焦係止レバーの係止部
6cの側端面で規制される。なお、合焦係止レバー6の
揺動時には、係止部6cと解除レバーの爪部7bが係止
しない位置関係となっているので上記揺動は規制されな
い。そして、駆動リング1および距離リング2がステッ
プモータMにより合焦信号に対応したパルス数の逆転を
行った時点で、図示しない撮影レンズは適正な合焦位置
への移動を完了する。
【0031】続いて、ステップモータMは正転方向(時
計方向)に駆動され、駆動リング1が右旋回を開始す
る。この時、距離リング2も駆動リング1に連動しよう
とするが、距離リング2は、係止歯部2bが合焦係止レ
バーの爪部6bにより係止されることにより右旋回不能
になり移動しない。よって距離リング2に連動している
図示されない撮影レンズの合焦位置が保持される。さら
にステップモータMは、合焦信号に基づいて正転パルス
の供給を受けて駆動され、駆動リング1を右旋回させ初
期位置に復帰させるとともに、駆動リング1を引続き露
光作動域まで回動させる。そして露光作動域において、
露出制御部52の信号により決定された正転パルス数だ
けステップモータMは正転する。これにより、図4に示
すように、駆動リング1のカム部1cとセクタレバー5
の突部5aとが係合して、セクタレバー5がバネに抗し
て左旋回されるため図示しないセクタが開放作動を行な
う。
【0032】この例ではセクタの全開状態まで駆動した
例を示している。すなわち、この状態が露光作動域にお
ける駆動リング1の移動範囲の最端部(図6のX点)で
ある。
【0033】このようにステップモータMに所定の数だ
け正転パルスが加えられて所望の露光が行なわれた後、
ステップモータMは反時計方向に逆転されるので、セク
タレバー5はカム部1cに沿って右旋回してセクタを閉
成させ駆動リング1が初期位置に復帰する。
【0034】その後、さらにステップモータMは逆転を
続行し、撮影レンズの合焦のために停止している距離リ
ングの突部2cに駆動リングのピン1cが当接して、駆
動リング1と距離リング2は再び一体的に左旋回し、図
5に示すように、距離リングのカム部2eに当接して合
焦係止レバーの爪部6bが距離リングの係止歯部2bの
回転軌跡外となるまで持上げられる。それと同時に、合
焦係止レバーの係止部6cが解除レバーの爪部7bに係
止されて合焦係止レバー6が保持される。この時点でス
テップモータMの逆転は停止する。すなわちこの状態が
レンズ作動域における駆動リング1の移動範囲の最端部
(図6のY点)である。
【0035】このように合焦係止レバー6が保持されて
係止歯部2bおよびカム部2eが開放された状態で、ス
テップモータMは正転を行ない初期位置への復帰動作が
開始され、この時点から検出スイッチ8のチェックが開
始される。このチェックは、図6のC位置において行な
われるものであり、本実施例においては4極着磁のステ
ップモータMを用いているため、駆動パルスの4パルス
に1回の間隔で定期的に検出スイッチのチェックを行な
う。
【0036】ステップモータMが正転し復帰動作が始ま
ると、駆動リング1が右旋回し、この駆動リング1に対
応してバネ2aの付勢力により距離リング2も追従す
る。そして駆動リング1が右旋回し図1に示す初期位置
状態となる寸前で、駆動リング1のカム部1dと解除レ
バーのピン7cが係合して解除レバー7が左旋回される
ので、合焦係止レバー6の係止が解除され合焦係止レバ
ー6が右旋回して図1に示す初期状態(図6のZ点)に
復帰して作動を終了する。このような復帰動作中に定期
的に、図6のC位置における、検出スイッチ8のチェッ
クが行なわれる。
【0037】動作が正常な場合、C位置におけるチェッ
クの開始当初は検出スイッチ8はオン状態であり、所定
回数(本実施例では6回目)のチェックにおいてオフ状
態になる。このように正常動作においてオフ状態へ変わ
るべきチェックの回数(駆動パルス数に換算すると、本
実施例では6×4=24パルス)が、予めコントローラ
54内のメモリ(図示せず。)に記憶されている。そし
て、実際の復帰動作において、その所定回数以前のチェ
ック時に検出スイッチ8がオフになった場合、あるいは
その回数のチェック時に検出スイッチ8がオンであった
場合には、動作異常と判断し、リセット動作や警告動作
などの処理動作を行なう。
【0038】次に、動作異常と判断された場合のリセッ
ト動作について説明する。図7に示す例は、レンズの合
焦動作およびセクタ開閉動作が正常に終了し、復帰動作
中のチェック(C位置におけるチェック)において1〜
5回目のチェックでオン状態が確認された後、6回目の
チェック時に距離リング2は初期位置に復帰していても
振動による検出スイッチ8のチャタリングなどメカ的な
要因によりオン状態とみなされた場合に関するものであ
る。従来の方法であれば、その後にC´位置で行なう7
回目のチェックにおいてオフ状態が確認されると、その
時点で復帰動作が終了する。従って、2点鎖線で示すよ
うに、駆動リング1および距離リング2は露光作動域へ
移動した状態で停止され、セクタは僅かに開いた状態で
放置される。そのためカメラ内部に光が侵入し、フィル
ムが感光してしまう。
【0039】これに対し本発明によると、6回目のチェ
ックでオン状態が確認された時点で動作異常であると判
断して、以下に示すリセット動作を行なう。まず、駆動
リング1をレンズ作動域側、すなわちセクタを閉じる方
向へ移動させる。この時、セクタがどの程度開放された
状態であるかは場合によって異なるため、安全をみてセ
クタが全開された状態、すなわち露光作動域における移
動範囲の最端部(X点)からレンズ作動域における移動
範囲の最端部(Y点)まで駆動リング1を移動させるの
に必要な数の逆転パルスをステップモータMに加える。
図7に示す例では、セクタの開放量は僅かであり、レン
ズ作動域の最端部(Y点)に到達すると図示しない規制
部材によって駆動リング1および距離リング2の移動は
規制される。この状態から、再び前述の復帰動作を行な
う。そして、図7のC位置におけるチェックと同様なチ
ェックをC1 位置において繰り返して、1〜5回のチェ
ックでは検出スイッチ8がオン状態であり、6回目のチ
ェックでオフ状態になると、動作が正常になったと判断
しステップモータMを停止する。
【0040】図8に示す例は、レンズの合焦動作および
セクタ開閉動作が正常に終了した後、何等かの理由で駆
動リング1および距離リング2の動作が阻害された場合
を示している。すなわち、D点において移動不能になっ
た場合である。なお、駆動リング1の正常な動作を2点
鎖線で示している。この場合、復帰動作中のC位置にお
けるチェックにおいて、1〜3回目のチェックでオン状
態が確認された後、4回目のチェックで既に距離リング
2は初期位置に到達して検出スイッチ8はオフになる。
この時点で動作を終了させても問題が生じない場合もあ
るが、ステップモータMの位相ずれや各部材の係合不良
を生じて次の撮影動作が正常に行なわれない恐れもあ
る。従って、本発明ではこの場合にも動作異常と判断す
るように設定している。そして、図7の例と同様のリセ
ット動作を行なう。すなわち、露光作動域における移動
範囲の最端部(X点)からレンズ作動域における移動範
囲の最端部(Y点)まで駆動リング1を移動させるのに
必要な量の逆転パルスをステップモータMに加えた後、
正転パルスを供給して復帰動作を行なう。そして、C位
置におけるチェックをと同様なチェックをC1 位置にお
いて繰り返して、1〜5回のチェックでは検出スイッチ
8がオン状態であり、6回目のチェックでオフ状態にな
ると、動作が正常になったと判断しステップモータMを
停止する。
【0041】上記のリセット動作をさらに効率的にした
実施例を図9に示している。図7の例のように所定回数
(6回)のチェックを行なっても検出スイッチ8がオフ
されない場合は、図7の動作と同様なリセット動作を行
ない、逆に所定回数(6回)よりも前のチェックによっ
て検出スイッチ8がオフ状態であることが確認された場
合のリセット動作を簡略化するものである。具体的に
は、復帰動作において図9のC位置におけるチェックの
4回目で検出スイッチ8のオフ状態が検出された時に、
初期位置(Z´点)からレンズ作動域における移動範囲
の最端部(Y点)まで駆動リング1を移動させるのに必
要な量の逆転パルスをステップモータMに加え、それか
ら復帰動作を繰り返し、C1 位置で行なったチェックに
おいて検出スイッチ8が1〜5回のチェックでオン状
態、6回目のチェックでオフ状態になると動作が正常に
なったと判断しステップモータMを停止する。これによ
ると、リセット動作において供給する逆転パルスが図8
の例よりも少なくてすみ、時間の短縮および消費電力の
低減が可能になり、作業効率が向上する。
【0042】上記図6〜9には1回のリセット動作によ
り動作異常が解消された場合を例示しているが、異常が
解消されない場合を図10に示している。レンズの合焦
動作およびセクタ開閉動作が正常に終了した後、距離リ
ング2が移動不能になり(図10のE点)、駆動リング
1も一定量以上レンズ作動域側へ移動できなくなった状
態(図10のF点)を示している。この場合、復帰動作
において駆動リング1は回転して初期位置から露光作動
域に至っても、距離リング2は連動せず初期位置に到達
しないため、検出スイッチ8がオフされることはない。
そして、図10のC位置におけるチェックの6回目にお
いて、検出スイッチがオンのままであるため異常と判断
される。なお、駆動リング1および距離リング2の正常
な動作を2点鎖線で示している。
【0043】このように異常と判断されると、上記の例
と同様にリセット動作が行なわれるが、距離リング2が
移動不能であるため、復帰動作において検出スイッチ8
がオフになることはなく、何度リセット動作を繰り返し
ても異常と判断される。本実施例では3回のリセット動
作によって異常が解消されない場合、すなわちC1 位
置,C2 位置,C3 位置におけるチェックにおいて3回
とも異常と判断された場合、カメラの故障として動作を
停止する。このとき、3回目のリセット動作で異常と判
断された状態ですぐに動作停止すると、2点鎖線で示す
ようにセクタが開いたままの状態で放置されることにな
る。するとカメラ内に装填されているフィルムに光が当
たってしまい、使いものにならなくなる。
【0044】そこで本発明においては、異常を判断して
動作を停止する前にステップモータMに逆転パルスを加
え、駆動部材1をレンズ作動域側、すなわちセクタを閉
じる方向に駆動する。このパルスはセクタが全開された
状態、すなわち露光作動域における最端部(X点)から
初期位置(Z点)まで駆動リング1を移動させるのに必
要な量の逆転パルスである。これによってセクタを閉じ
てから動作を停止するため、既に装填されているフィル
ムを感光する恐れがなくなる。
【0045】なお、このように異常を検出した場合にセ
クタを閉じる方向へ駆動部材を駆動してから動作を停止
する構成は、上記図6〜9に示したような異常検出装置
に限定されるものではなく、従来同様に検出スイッチの
チェック回数に係わらずオン・オフが切り換えのみによ
って判断を行なうような異常検出装置においても適用可
能である。
【0046】上記のように図6〜10に示す実施例で
は、復帰動作中のC位置において、4パルス毎に定期的
に検出スイッチ8のチェックを行なっているが、これに
限定されるものではなく、チェックの間隔は任意に設定
することができる。すなわち、上記実施例は4極ロータ
であるから4パルス毎にチェックしているが、着磁極
数、モータの相数に応じて適宜設定されたパルス数毎に
チェックすればよい。
【0047】また、検出スイッチ8がオンからオフへ切
り換わるべきタイミングの駆動パルス数がわかっている
ので、その前後に1回ずつ検出スイッチをチェックする
構成としてもよい。すなわち、前述の例では6回目のチ
ェック(24パルス)で検出スイッチ8がオンからオフ
に切り換わるものであるため、その前のチェック(前述
の例では5回目に相当する20パルス目におけるチェッ
ク)と、切り換わるべきタイミングのチェック(6回目
に相当する24パルス目におけるチェック)との2回の
チェックのみを行ない、20パルス目に行なうチェック
時に検出スイッチ8がオン状態であり24パルス目に行
なうチェック時にオフ状態である時にのみ正常と判断す
るようにすると、厳密な異常判断が可能であるととも
に、前述の例における1〜4回目のチェック工程は不要
になり作業が簡略化できる。なお、より厳密さが求めら
れる場合には、23パルス目に最初のチェックを行な
い、この時点でスイッチがオンであり、かつ24パルス
目に行なう2度目のチェック時にスイッチがオフになっ
ている場合にのみ正常と判断する構成とするなど、許容
し得る誤差に応じて任意に検出スイッチ8のチェックの
タイミングを設定すればよい。
【0048】あるいは、検出スイッチ8のチェックを断
続的にではなく連続的に常時チェックし、かつ供給され
た駆動パルス数をカウントする構成とし、供給された駆
動パルス数と検出スイッチ8の状態を比較して、所定数
(上記の例では24パルス)の駆動パルスが供給される
までは検出スイッチ8がオン状態であり、24個目のパ
ルスが供給された時点において検出スイッチ8がオフ状
態へ換わった時のみに正常であると判断するようにして
もよい。この場合にも、所定数の駆動パルスが供給され
るタイミングと検出スイッチ8のオン・オフのタイミン
グが一致した時にのみ正常とし、それ以外は全て異常と
みなすため厳密な異常判断ができる。なお、実際にはあ
る程度の誤差を許容して、駆動パルス供給のタイミング
と検出スイッチの切り換わりのタイミングとのずれが許
容範囲内にあれば、正常とみなしてもよい。
【0049】図6〜10に示している全ての実施例は、
合焦動差および露光動作を行なった後に、駆動部材1を
一旦レンズ作動域の端部に移動させそれから初期位置へ
復帰させる際に検出スイッチ8のチェックを行なう場合
を示しているが、これに限定されるものではない。すな
わち、レンズ作動域に位置している駆動部材1がその位
置から初期位置へ復帰する際に検出スイッチ8をチェッ
クし、そのオン・オフの切り換わるタイミングと所定数
の駆動パルスが供給されるタイミングとから異常判断を
行なう場合にも、本発明は適用可能である。なおこの場
合のリセット動作も、駆動部材1を一旦セクタ閉鎖方向
(レンズ作動域端部)へ移動させた後、初期位置に復帰
させることが望ましい。
【0050】本発明において用いられるモータは、パル
ス駆動されるものであれば、ステップモータに限定され
るものではなく、例えば圧電モータ(圧電アクチュエー
タ)を使用することも可能である。
【0051】
【発明の効果】本発明によると、適正な数の駆動パルス
がモータに供給された時に距離部材が初期位置に到達し
た時にのみ、正常な動作が行なわれたと判断するため、
極めて厳密に動作異常を検出することができる。すなわ
ち、少しでも動作不良の恐れがある場合は異常とみなす
ため、スイッチの誤動作などにより距離部材の初期位置
への到達が検出されるタイミングが狂ってセクタが開い
た状態にあるような場合にも動作異常と判断し、そのま
ま放置されることが防げる。なお、異常と判断された場
合にはリセット動作を行なうことにより、チャタリング
等による一時的な動作異常を解消させて、以降の動作を
正常に行ない得るようにすることができる。
【0052】さらに、所定数の駆動パルスがモータに供
給される前に距離部材が初期位置に到達した場合のリセ
ット動作と、所定数の駆動パルスがモータに供給されて
も距離部材が初期位置に到達しない場合のリセット動作
とでモータに加える逆転パルス数を変えるように設定し
ているから、効率よくリセット動作が行なえる。
【0053】また、動作異常が検出され、しかもリセッ
ト動作を行なってもその異常が解消されない場合は、駆
動部材をレンズ駆動域側、すなわちセクタを閉塞する方
向へ移動させてから動作を停止させることにより、簡単
には修復できないような異常が生じた場合にもセクタが
開いたまま放置されることがない。
【0054】なお、本発明に係るカメラの距離部材の初
期位置への復帰動作は、モータによって駆動される駆動
部材に追従する状態で行なわれるため、距離部材および
撮影レンズは、モータの速度に連動して復帰するので大
きな衝撃を受けることがなく、構成も簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカメラの一実施例の初期状態を示
す構成図
【図2】本発明に使用される制御回路の一例を示すブロ
ック図
【図3】レンズ駆動域における作動を示す構成図
【図4】露光作動域における作動を示す構成図
【図5】レンズ駆動域の端部における状態をを示す構成
【図6】カメラの正常動作を示すタイムチャート
【図7】リセット動作の第1の例を示すタイムチャート
【図8】リセット動作の第2の例を示すタイムチャート
【図9】リセット動作の第3の例を示すタイムチャート
【図10】リセット動作の第4の例を示すタイムチャー
【符号の説明】
1 駆動部材(駆動リング) 2 距離部材(距離リング) 5 開閉部材(セクタレバー) 8 検出スイッチ M ステップモータ X レンズ作動域端部 Y 露光作動域端部 Z 初期位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石井 勇 千葉県四街道市鹿渡934−13番地 株式 会社精工舎千葉事業所内 (72)発明者 田上 茂 千葉県四街道市鹿渡934−13番地 株式 会社精工舎千葉事業所内 (72)発明者 田中 将樹 千葉県四街道市鹿渡934−13番地 株式 会社精工舎 千葉事業所内 (56)参考文献 特開 平3−41424(JP,A) 実開 平3−77925(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 9/00 - 9/54

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 初期位置を中心として一方と他方に振り
    分けられたレンズ作動域と露光作動域との間を移動可能
    な駆動部材と、正逆作動可能であり正転または逆転のい
    ずれか一方の動作によって上記駆動部材を上記レンズ作
    動域側へ駆動するとともに他方の動作によって上記駆動
    部材を上記露光作動域側へ駆動するパルス駆動式モータ
    と、上記レンズ作動域で上記駆動部材に連動してレンズ
    位置を設定する距離部材と、上記露光作動域で上記駆動
    部材に連動してセクタを開閉させる開閉部材と、上記距
    離部材が初期位置にあることを検出する検出スイッチ
    と、上記駆動部材が上記レンズ作動域または上記露光作
    動域に移動した後に上記初期位置へ戻す復帰動作を行な
    う際に上記検出スイッチをチェックして動作状態を判断
    する制御回路とを有し、 上記制御回路は、上記復帰動作開始後上記モータに所定
    数の駆動パルスが供給される前に上記距離部材が上記初
    期位置に到達したことが検出された場合および上記復帰
    動作開始後上記モータに所定数の駆動パルスが供給され
    た時に上記距離部材が上記初期位置に未到達であること
    が検出された場合には、それぞれ動作異常と判断し処理
    動作を行なうものであることを特徴とするモータ駆動シ
    ャッタ。
  2. 【請求項2】 上記制御回路は、予め定められたパルス
    数毎に上記検出スイッチをチェックするものであること
    を特徴とする請求項1に記載のモータ駆動シャッタ。
  3. 【請求項3】 上記処理動作は、動作異常検出時に、上
    記駆動部材をセクタ閉鎖方向へ駆動し、さらに上記復帰
    動作を再実行するリセット動作を行なうものであること
    を特徴とする請求項1または2に記載のモータ駆動シャ
    ッタ。
  4. 【請求項4】 上記制御回路は、上記復帰動作開始後上
    記モータに所定数の駆動パルスが供給される前に上記距
    離部材が上記初期位置に到達したことが検出された場合
    には、上記リセット動作において上記駆動部材を上記セ
    クタ閉鎖方向へ移動させる際に上記駆動部材を初期位置
    から上記レンズ作動域の端部まで移動させるために必要
    な駆動パルスを上記モータに加え、上記復帰動作開始後
    上記モータに所定数の駆動パルスが供給された時に上記
    距離部材が上記初期位置に未到達であることが検出され
    た場合には、上記駆動部材が上記露光作動域の端部から
    上記レンズ作動域の端部まで移動させるために必要な駆
    動パルスを上記モータに加えるものであることを特徴と
    する請求項3に記載のモータ駆動シャッタ。
  5. 【請求項5】 初期位置を中心として一方と他方に振り
    分けられたレンズ作動域と露光作動域との間を移動可能
    な駆動部材と、正逆作動可能であり正転または逆転のい
    ずれか一方の動作によって上記駆動部材を上記レンズ作
    動域側へ駆動するとともに他方の動作によって上記駆動
    部材を上記露光作動域側へ駆動するパルス駆動式モータ
    と、上記レンズ作動域で上記駆動部材に連動してレンズ
    位置を設定する距離部材と、上記露光作動域で上記駆動
    部材に連動してセクタを開閉させる開閉部材と、上記距
    離部材が初期位置にあることを検出する検出スイッチ
    と、上記駆動部材が上記レンズ作動域または上記露光作
    動域に移動した後に上記初期位置へ戻す復帰動作を行な
    う際に上記検出スイッチをチェックして動作状態を判断
    する制御回路とを有し、 上記制御回路は、上記復帰動作時に上記距離部材の動作
    異常が検出された場合に、上記駆動部材を上記セクタ閉
    鎖方向へ駆動してから動作を停止するものであることを
    特徴とするモータ駆動シャッタ。
  6. 【請求項6】 上記制御回路は、上記動作異常検出時に
    上記駆動部材を上記セクタ閉鎖方向へ駆動し、さらに上
    記復帰動作を再実行するリセット動作を行い、上記リセ
    ット動作を所定回数繰り返してもその都度動作異常が検
    出される場合に、上記駆動部材を上記セクタ閉鎖方向へ
    駆動してから動作を停止するものであることを特徴とす
    る請求項5に記載のモータ駆動シャッタ。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載のモータ
    駆動シャッタを備えたカメラ。
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