JP2974818B2 - プログラムシャッタの制御装置 - Google Patents
プログラムシャッタの制御装置Info
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- JP2974818B2 JP2974818B2 JP3126919A JP12691991A JP2974818B2 JP 2974818 B2 JP2974818 B2 JP 2974818B2 JP 3126919 A JP3126919 A JP 3126919A JP 12691991 A JP12691991 A JP 12691991A JP 2974818 B2 JP2974818 B2 JP 2974818B2
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- shutter
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B7/00—Control of exposure by setting shutters, diaphragms or filters, separately or conjointly
- G03B7/08—Control effected solely on the basis of the response, to the intensity of the light received by the camera, of a built-in light-sensitive device
- G03B7/10—Control effected solely on the basis of the response, to the intensity of the light received by the camera, of a built-in light-sensitive device a servo-motor providing energy to move the setting member
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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- G03B7/091—Digital circuits
- G03B7/097—Digital circuits for control of both exposure time and aperture
-
- G—PHYSICS
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- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B9/00—Exposure-making shutters; Diaphragms
- G03B9/08—Shutters
- G03B9/10—Blade or disc rotating or pivoting about axis normal to its plane
- G03B9/18—More than two members
- G03B9/22—More than two members each moving in one direction to open and then in opposite direction to close, e.g. iris type
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Shutters For Cameras (AREA)
- Exposure Control For Cameras (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,絞り機能を兼用したシ
ャッタ羽根を有するプログラムシャッタの制御装置の改
良に関し,より詳細にはシャッタ羽根をカムによって閉
鎖駆動する様にしたプログラムシャッタを前提として特
に高輝度時における露出制度のばらつきを低減すること
ができる様にしたプログラムシャッタの制御装置に関す
る。
ャッタ羽根を有するプログラムシャッタの制御装置の改
良に関し,より詳細にはシャッタ羽根をカムによって閉
鎖駆動する様にしたプログラムシャッタを前提として特
に高輝度時における露出制度のばらつきを低減すること
ができる様にしたプログラムシャッタの制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より,絞り機能を兼用したシャッタ
羽根を開閉駆動するための羽根開閉部材をステップモー
タにより駆動されるカムによって閉鎖駆動する様にした
プログラムシャッタが知られている。
羽根を開閉駆動するための羽根開閉部材をステップモー
タにより駆動されるカムによって閉鎖駆動する様にした
プログラムシャッタが知られている。
【0003】図12に例示される羽根開閉レバー1は図
外のスプリングによって軸2を中心にした右旋習性を与
えられるとともに,図示する初期位置から右旋すること
によって図外のシャッタ羽根を開口する様に羽根機構と
関連付けられている。
外のスプリングによって軸2を中心にした右旋習性を与
えられるとともに,図示する初期位置から右旋すること
によって図外のシャッタ羽根を開口する様に羽根機構と
関連付けられている。
【0004】一方,3はステップモータにより駆動され
るカムリングであり,カムリング3にはV字状のカム3
aが形成されている。図示する状態からカムリング3が
右旋して,羽根開閉レバー1に形成されたカムフォロア
1aがカムリング3のカム縁3bからV字状カム3a内
に落下する時に羽根開閉レバー1は軸2を中心にして右
旋して,図外のシャッタ羽根を開口させる。又,その状
態からカムリング3が更に右旋すると,羽根開閉レバー
1は,カムフォロア1aがカムリング3のカム縁3cに
乗り上げるので,上述の右旋習性に抗して左旋し,シャ
ッタ羽根を閉鎖させる。
るカムリングであり,カムリング3にはV字状のカム3
aが形成されている。図示する状態からカムリング3が
右旋して,羽根開閉レバー1に形成されたカムフォロア
1aがカムリング3のカム縁3bからV字状カム3a内
に落下する時に羽根開閉レバー1は軸2を中心にして右
旋して,図外のシャッタ羽根を開口させる。又,その状
態からカムリング3が更に右旋すると,羽根開閉レバー
1は,カムフォロア1aがカムリング3のカム縁3cに
乗り上げるので,上述の右旋習性に抗して左旋し,シャ
ッタ羽根を閉鎖させる。
【0005】この図12に示す開閉機構の場合には,カ
ムフォロア1aの作動範囲はV字状カム3aによって規
制され,羽根開閉レバー1の旋回角度もその範囲内に規
制される。
ムフォロア1aの作動範囲はV字状カム3aによって規
制され,羽根開閉レバー1の旋回角度もその範囲内に規
制される。
【0006】従って,羽根開閉レバー1が最大ストロー
クした図12のAの位置で図外のシャッタ羽根が最大絞
りになる様に羽根開閉レバー1と図外のシャッタ羽根の
伝達係数が設定され,これに伴って羽根開閉レバー1が
図12のB付近に旋回した時が中絞りに,羽根開閉レバ
ー1が図12のC付近に旋回した時が小絞りになる様
に,各羽根開閉レバー1と図外のシャッタ羽根の伝達係
数が設定される。
クした図12のAの位置で図外のシャッタ羽根が最大絞
りになる様に羽根開閉レバー1と図外のシャッタ羽根の
伝達係数が設定され,これに伴って羽根開閉レバー1が
図12のB付近に旋回した時が中絞りに,羽根開閉レバ
ー1が図12のC付近に旋回した時が小絞りになる様
に,各羽根開閉レバー1と図外のシャッタ羽根の伝達係
数が設定される。
【0007】羽根の開口動作はフォトインタラプタやフ
ォトリフレクタによって検出され,被写界輝度に対応し
た時間差でカムリング3を右旋させるとカム縁3cがカ
ムフォロア1aを撥ね上げて,羽根開閉レバー1を閉鎖
位置に向けて左旋させる。
ォトリフレクタによって検出され,被写界輝度に対応し
た時間差でカムリング3を右旋させるとカム縁3cがカ
ムフォロア1aを撥ね上げて,羽根開閉レバー1を閉鎖
位置に向けて左旋させる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで,上記の機構
において,被写界輝度が低位で大絞りの場合には,カム
リング3が図12の状態から右旋を開始した直後にカム
縁3cがAの位置でカムフォロア1aに接触して羽根開
閉レバー1の左旋を開始させるが,被写界輝度が中位
(高位)で中絞り(小絞り)の場合には,カムリング3
が図12の状態から右旋を開始しても,B(C)の位置
にあるカムフォロア1aに接触して羽根開閉レバー1を
左旋させるまでにはタイムラグが生じることになる。
において,被写界輝度が低位で大絞りの場合には,カム
リング3が図12の状態から右旋を開始した直後にカム
縁3cがAの位置でカムフォロア1aに接触して羽根開
閉レバー1の左旋を開始させるが,被写界輝度が中位
(高位)で中絞り(小絞り)の場合には,カムリング3
が図12の状態から右旋を開始しても,B(C)の位置
にあるカムフォロア1aに接触して羽根開閉レバー1を
左旋させるまでにはタイムラグが生じることになる。
【0009】そこで,シャッタ開口時にフォトインタラ
プタ等のトリガポイントを実際のピンホール位置よりも
上記タイムラグに相当して手前に置くことによって上記
のタイムラグを吸収する様になされている。
プタ等のトリガポイントを実際のピンホール位置よりも
上記タイムラグに相当して手前に置くことによって上記
のタイムラグを吸収する様になされている。
【0010】しかしながら,該種機構を採用したプログ
ラムシャッタの制御動作はフォトインタラプタ等のトリ
ガポイントを起点としたオープンループ制御であるた
め,フォトインタラプタ等のトリガポイントはピンホー
ル位置に近いほど制御精度が高くなることはいうまでも
なく,特に小絞り時の場合には,露出秒時自体が短いた
め,露出精度に対する影響が大きくなるという問題があ
った。
ラムシャッタの制御動作はフォトインタラプタ等のトリ
ガポイントを起点としたオープンループ制御であるた
め,フォトインタラプタ等のトリガポイントはピンホー
ル位置に近いほど制御精度が高くなることはいうまでも
なく,特に小絞り時の場合には,露出秒時自体が短いた
め,露出精度に対する影響が大きくなるという問題があ
った。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明はこの様な問題点
に鑑みてなされたものであり,トリガポイントをピンホ
ール位置に近づけることを可能とすることにより,小絞
り時における露出精度の低下を有効に防止することが可
能なプログラムシャッタの制御装置を提供することを目
的とする。
に鑑みてなされたものであり,トリガポイントをピンホ
ール位置に近づけることを可能とすることにより,小絞
り時における露出精度の低下を有効に防止することが可
能なプログラムシャッタの制御装置を提供することを目
的とする。
【0012】要約すれば,本発明のプログラムシャッタ
の制御装置は,絞り機構を兼用したシャッタ羽根と,該
シャッタ羽根を開閉作動させる羽根開閉部材と,前記羽
根開閉部材に作用して該羽根開閉部材を前記シャッタ羽
根の閉鎖方向に向けて駆動するカム部材とを有するプロ
グラムシャッタを前提とするものであり,前記シャッタ
羽根の開口動作中に該シャッタ羽根が所定の位置を通過
したことを検出する羽根位置検出手段を具備するととも
に,前記羽根開閉部材が所望される開口位置まで作動す
ることを妨げない限界位置の近傍まで前記カム部材を予
め移動せしめるとともに,前記羽根位置検出手段の作動
タイミングを起点とした露出秒時後に前記カム部材を前
記シャッタ羽根の閉鎖位置に向けて駆動する様になされ
ている。
の制御装置は,絞り機構を兼用したシャッタ羽根と,該
シャッタ羽根を開閉作動させる羽根開閉部材と,前記羽
根開閉部材に作用して該羽根開閉部材を前記シャッタ羽
根の閉鎖方向に向けて駆動するカム部材とを有するプロ
グラムシャッタを前提とするものであり,前記シャッタ
羽根の開口動作中に該シャッタ羽根が所定の位置を通過
したことを検出する羽根位置検出手段を具備するととも
に,前記羽根開閉部材が所望される開口位置まで作動す
ることを妨げない限界位置の近傍まで前記カム部材を予
め移動せしめるとともに,前記羽根位置検出手段の作動
タイミングを起点とした露出秒時後に前記カム部材を前
記シャッタ羽根の閉鎖位置に向けて駆動する様になされ
ている。
【0013】より望ましくは,本発明のプログラムシャ
ッタの制御装置は,上記を前提として,前記カム部材の
先行移動量が予め測定された被写界輝度に対応した絞り
値に対応して段階的に変動する様になされたものであ
る。
ッタの制御装置は,上記を前提として,前記カム部材の
先行移動量が予め測定された被写界輝度に対応した絞り
値に対応して段階的に変動する様になされたものであ
る。
【0014】更に望ましくは,本発明のプログラムシャ
ッタの制御装置は,上記を前提として,前記カム部材の
先行移動量の段階的変化に対応して前記露出秒時をシフ
トする様になされたものである。
ッタの制御装置は,上記を前提として,前記カム部材の
先行移動量の段階的変化に対応して前記露出秒時をシフ
トする様になされたものである。
【0015】更に望ましくは,本発明のプログラムシャ
ッタの制御装置は,上記を前提として,前記カム部材は
ステップモータにより駆動されるとともに,該カム部材
の先行移動量は前記ステップモータの駆動ステップ数に
より制御される様になされたものである。
ッタの制御装置は,上記を前提として,前記カム部材は
ステップモータにより駆動されるとともに,該カム部材
の先行移動量は前記ステップモータの駆動ステップ数に
より制御される様になされたものである。
【0016】
【作用】本発明によれば,絞り機構を兼用したシャッタ
羽根は,羽根開閉部材によって開閉作動し,シャッタ羽
根が所定位置を通過したことは羽根位置検出手段によっ
て検出される。羽根開閉部材を閉鎖方向に作動させるカ
ム部材は羽根開閉部材が所望される開口位置まで作動す
ることを妨げない限界位置の近傍まで予め移動せしめら
れており,前記羽根位置検出手段の作動タイミングを起
点とした露出秒時後に前記カム部材を前記シャッタ羽根
の閉鎖位置に向けて駆動する。従って,露出秒時後にシ
ャッタ羽根が実際に閉鎖動作を開始する迄の遅延時間が
大幅に短縮される。従って,被写界輝度に対応してカム
部材の先行移動量を段階的に設定すれば,特に高輝度領
域における閉鎖遅延時間を短縮することが可能となり,
自動露出制御用のトリガポイントをピンホール位置に近
づけることができ,特に高輝度時の露出精度を向上させ
ることができる。
羽根は,羽根開閉部材によって開閉作動し,シャッタ羽
根が所定位置を通過したことは羽根位置検出手段によっ
て検出される。羽根開閉部材を閉鎖方向に作動させるカ
ム部材は羽根開閉部材が所望される開口位置まで作動す
ることを妨げない限界位置の近傍まで予め移動せしめら
れており,前記羽根位置検出手段の作動タイミングを起
点とした露出秒時後に前記カム部材を前記シャッタ羽根
の閉鎖位置に向けて駆動する。従って,露出秒時後にシ
ャッタ羽根が実際に閉鎖動作を開始する迄の遅延時間が
大幅に短縮される。従って,被写界輝度に対応してカム
部材の先行移動量を段階的に設定すれば,特に高輝度領
域における閉鎖遅延時間を短縮することが可能となり,
自動露出制御用のトリガポイントをピンホール位置に近
づけることができ,特に高輝度時の露出精度を向上させ
ることができる。
【0017】
【実施例】以下図面を参照して本発明の1実施例を詳細
に説明する。尚,図1は上地板4上に配設されたカムリ
ング3,レンズ駆動リング5及びその周辺機構を示す平
面図であり,図2は下地板6上に配設された羽根駆動リ
ング7及びその周辺機構を示す平面図である。
に説明する。尚,図1は上地板4上に配設されたカムリ
ング3,レンズ駆動リング5及びその周辺機構を示す平
面図であり,図2は下地板6上に配設された羽根駆動リ
ング7及びその周辺機構を示す平面図である。
【0018】又,第3図は開閉レバー1の周囲の斜視
図,更に,図4乃至図6は各々本発明の機構の断面図で
ある。これらの断面図において,図4は開閉レバー1と
カムリング3並びにレンズ駆動リング5の関係及び開閉
レバー1と羽根駆動リング7の関係を,図5はモータ1
0とカムリング3及びレンズ駆動リング5の関係を,図
6はフォトリフレクタ20の周辺機構を各々示す。尚,
これらの断面図は各機構部材の上下の位置関係を示すこ
とを意図したものであって,水平方向の位置関係は必ず
しも示すものではない。
図,更に,図4乃至図6は各々本発明の機構の断面図で
ある。これらの断面図において,図4は開閉レバー1と
カムリング3並びにレンズ駆動リング5の関係及び開閉
レバー1と羽根駆動リング7の関係を,図5はモータ1
0とカムリング3及びレンズ駆動リング5の関係を,図
6はフォトリフレクタ20の周辺機構を各々示す。尚,
これらの断面図は各機構部材の上下の位置関係を示すこ
とを意図したものであって,水平方向の位置関係は必ず
しも示すものではない。
【0019】概ね円形に形成された下地板6はその中央
部に円形のアパーチュア6aが形成されるとともに,こ
のアパーチュア6aの周囲に内筒6bを有しており,上
述の羽根駆動リング7は内筒6bの周囲を旋回する。
部に円形のアパーチュア6aが形成されるとともに,こ
のアパーチュア6aの周囲に内筒6bを有しており,上
述の羽根駆動リング7は内筒6bの周囲を旋回する。
【0020】本実施例において,内筒6bの先端面には
リング状の上地板4が固着されており,上地板4に形成
されたリング状の内側エッジ4aの周囲にレンズ駆動リ
ング5とカムリング3が旋回自在に設けられている。
リング状の上地板4が固着されており,上地板4に形成
されたリング状の内側エッジ4aの周囲にレンズ駆動リ
ング5とカムリング3が旋回自在に設けられている。
【0021】下地板6に植設されたピン6cには,ロー
タ10aが固着されたモータ10の回転軸10bが回転
自在に支持されており,回転軸10bの先端部分に固着
された出力ピニオン10cは上地板4を貫通してカムリ
ング3に形成されたラック3dと噛合している。尚,図
示する実施例では図面及び説明を簡素化するためにモー
タ10の出力ピニオン10cをラック3dと直接的に噛
合する様にした例を示しているが,その間に伝達用のギ
アトレインを介在させることは一般的に行われるであろ
う。
タ10aが固着されたモータ10の回転軸10bが回転
自在に支持されており,回転軸10bの先端部分に固着
された出力ピニオン10cは上地板4を貫通してカムリ
ング3に形成されたラック3dと噛合している。尚,図
示する実施例では図面及び説明を簡素化するためにモー
タ10の出力ピニオン10cをラック3dと直接的に噛
合する様にした例を示しているが,その間に伝達用のギ
アトレインを介在させることは一般的に行われるであろ
う。
【0022】図1において,カムリング3には偏芯ピン
3eが植設されており,図1に示す初期状態からカムリ
ング3を左旋させると,レンズ駆動リング5に形成され
た係合突片5aを偏芯ピン3eが係合した時点からレン
ズ駆動リング5はカムリング3に従動して左旋する。
3eが植設されており,図1に示す初期状態からカムリ
ング3を左旋させると,レンズ駆動リング5に形成され
た係合突片5aを偏芯ピン3eが係合した時点からレン
ズ駆動リング5はカムリング3に従動して左旋する。
【0023】そして,レンズ駆動リング5の物体側面に
は図外の撮影用レンズを繰り出すための凸ダボ5bが1
20°間隔で3ヵ所形成されており,レンズ駆動リング
5の左旋に伴って図外の撮影用レンズは繰り出される。
は図外の撮影用レンズを繰り出すための凸ダボ5bが1
20°間隔で3ヵ所形成されており,レンズ駆動リング
5の左旋に伴って図外の撮影用レンズは繰り出される。
【0024】レンズ駆動リング5の外縁部の一部にはレ
ンズ設定段数に応じたラチェットギア5cが形成されて
おり,上地板4上の軸4bにはラチギア5cを係合する
ためのクリック8aを有するラチェットレバー8が揺動
自在に支持されている。このラチェットレバーは図外の
スプリングによって左旋習性を与えられているが,初期
状態ではラチェットレバー8の裏面に形成された復帰カ
ム8bがカムリング3に形成された突片3fに押し上げ
られて左旋を規制されている。
ンズ設定段数に応じたラチェットギア5cが形成されて
おり,上地板4上の軸4bにはラチギア5cを係合する
ためのクリック8aを有するラチェットレバー8が揺動
自在に支持されている。このラチェットレバーは図外の
スプリングによって左旋習性を与えられているが,初期
状態ではラチェットレバー8の裏面に形成された復帰カ
ム8bがカムリング3に形成された突片3fに押し上げ
られて左旋を規制されている。
【0025】本実施例の特徴点として,カムリング3に
は既述のV字状カム3aが形成されており,羽根開閉レ
バー1が有するカムフォロア1aがV字状カム3aに落
下することによって羽根開閉レバー1は図外のスプリン
グから受ける右旋力によって右旋する様になされてい
る。
は既述のV字状カム3aが形成されており,羽根開閉レ
バー1が有するカムフォロア1aがV字状カム3aに落
下することによって羽根開閉レバー1は図外のスプリン
グから受ける右旋力によって右旋する様になされてい
る。
【0026】更に,本実施例におけるカムリング3は図
示する初期状態からの左旋動作時にレンズ駆動リング5
を介在した撮影レンズの繰り出し動作を行い,レンズ繰
り出し動作後の初期位置に向けての右旋動作時に羽根開
閉レバー1を作動させるものであるので,カムリング3
の初期状態からの左旋動作時には羽根開閉レバー1の作
動を抑止する必要性があり,その為,本実施例では以下
に示す特徴的な構成を採用している。
示する初期状態からの左旋動作時にレンズ駆動リング5
を介在した撮影レンズの繰り出し動作を行い,レンズ繰
り出し動作後の初期位置に向けての右旋動作時に羽根開
閉レバー1を作動させるものであるので,カムリング3
の初期状態からの左旋動作時には羽根開閉レバー1の作
動を抑止する必要性があり,その為,本実施例では以下
に示す特徴的な構成を採用している。
【0027】即ち,図3の斜視図及び図4の断面図に示
す様に,羽根開閉レバー1は下地板6に形成された軸2
に回動自在に支持されており,羽根開閉レバー1に形成
されたカムフォロア1aは初期状態においてカムリング
3の周縁部3g(図3参照)に当接するとともに,レン
ズ駆動リング5の係合突片5aの裏面に形成された段部
5dにも当接している。そして,上述の通りレンズ駆動
リング5が左旋動作を開始するのは,カムリング3に植
設された偏芯ピン3eがレンズ駆動リング5の係合突片
5aに当接した後であるが,レンズ駆動リング5の左旋
に伴ってカムフォロア1aが係合突片5aの裏面の段部
5dから解放される時点までにはカムリング3の周縁部
3hが侵入して,羽根開閉レバー1の右旋動作を抑止す
る様になされている。
す様に,羽根開閉レバー1は下地板6に形成された軸2
に回動自在に支持されており,羽根開閉レバー1に形成
されたカムフォロア1aは初期状態においてカムリング
3の周縁部3g(図3参照)に当接するとともに,レン
ズ駆動リング5の係合突片5aの裏面に形成された段部
5dにも当接している。そして,上述の通りレンズ駆動
リング5が左旋動作を開始するのは,カムリング3に植
設された偏芯ピン3eがレンズ駆動リング5の係合突片
5aに当接した後であるが,レンズ駆動リング5の左旋
に伴ってカムフォロア1aが係合突片5aの裏面の段部
5dから解放される時点までにはカムリング3の周縁部
3hが侵入して,羽根開閉レバー1の右旋動作を抑止す
る様になされている。
【0028】羽根開閉レバー1には,上地板4と下地板
6の中間部において先端が二股になった挟持アーム1b
が形成され,この挟持アーム1bは羽根駆動リング7に
立設されたピン7aを挟持しており,開閉レバー1と一
体となって挟持アーム1bが旋回することにより羽根駆
動リング7は内筒6bを中心にして旋回する。
6の中間部において先端が二股になった挟持アーム1b
が形成され,この挟持アーム1bは羽根駆動リング7に
立設されたピン7aを挟持しており,開閉レバー1と一
体となって挟持アーム1bが旋回することにより羽根駆
動リング7は内筒6bを中心にして旋回する。
【0029】羽根駆動リング7の裏面には120°間隔
(3枚羽根の場合)で羽根係合ピン7bが植設されてお
り,各羽根係合ピン7bは下地板6に形成された円弧状
のスロット6dを貫通している。従って,羽根駆動リン
グ7の旋回範囲は円弧状のスロット6dによって規制さ
れることになる。
(3枚羽根の場合)で羽根係合ピン7bが植設されてお
り,各羽根係合ピン7bは下地板6に形成された円弧状
のスロット6dを貫通している。従って,羽根駆動リン
グ7の旋回範囲は円弧状のスロット6dによって規制さ
れることになる。
【0030】下地板6の裏面には120°間隔で軸6e
が形成されており,各軸6eには絞り機能を兼用したシ
ャッタ羽根11が揺動自在に枢支されている。尚,図2
においては図面の煩雑化を避けるため,シャッタ羽根1
1は1枚のみ示している。
が形成されており,各軸6eには絞り機能を兼用したシ
ャッタ羽根11が揺動自在に枢支されている。尚,図2
においては図面の煩雑化を避けるため,シャッタ羽根1
1は1枚のみ示している。
【0031】シャッタ羽根11に形成されたスロット1
1aには上述の羽根係合ピン7bが係合されており,羽
根駆動リング7が初期位置から左旋することにともなっ
て,シャッタ羽根11は露出用アパーチュア6aを開口
する。尚,12はシャッタ羽根11の動作を安定化する
ための羽根押さえプレートであり,羽根押さえプレート
12はビス13によって下地板6に固定される。又,シ
ャッタ羽根11の先端部にはフォトリフレクタ14によ
って検出される検出プレート11b・11cが形成され
ている。
1aには上述の羽根係合ピン7bが係合されており,羽
根駆動リング7が初期位置から左旋することにともなっ
て,シャッタ羽根11は露出用アパーチュア6aを開口
する。尚,12はシャッタ羽根11の動作を安定化する
ための羽根押さえプレートであり,羽根押さえプレート
12はビス13によって下地板6に固定される。又,シ
ャッタ羽根11の先端部にはフォトリフレクタ14によ
って検出される検出プレート11b・11cが形成され
ている。
【0032】図6はフォトリフレクタ14の周辺を示し
たものであり,フォトリフレクタ14は発光部14a及
び受光部14bを有しており,発光部14a及び受光部
14bを羽根押さえプレート12に向けて下地板6に取
り付けられる。一方,羽根押さえプレート12には発光
部14aから入射した光を受光部14bに向けて反射す
るリフレクタ14cが形成されており,発光部14aか
ら受光部14bに至る光路はシャッタ羽根11によって
開閉される。
たものであり,フォトリフレクタ14は発光部14a及
び受光部14bを有しており,発光部14a及び受光部
14bを羽根押さえプレート12に向けて下地板6に取
り付けられる。一方,羽根押さえプレート12には発光
部14aから入射した光を受光部14bに向けて反射す
るリフレクタ14cが形成されており,発光部14aか
ら受光部14bに至る光路はシャッタ羽根11によって
開閉される。
【0033】次に,第7図は本発明の制御系のブロック
図であり,14a・14b・14cは既述のフォトリフ
レクタ14を構成する発光部14a,受光部14b,リ
フレクタ14cを各々示す。又,20は公知のレリーズ
スイッチ,21は受光素子21aを有する測光回路,2
2は公知の測距回路,23はAEディレィタイマ,24
はAEタイマ,25はステップモータ10を駆動するた
めのドライバ,26は全体の制御回路を各々示す。
図であり,14a・14b・14cは既述のフォトリフ
レクタ14を構成する発光部14a,受光部14b,リ
フレクタ14cを各々示す。又,20は公知のレリーズ
スイッチ,21は受光素子21aを有する測光回路,2
2は公知の測距回路,23はAEディレィタイマ,24
はAEタイマ,25はステップモータ10を駆動するた
めのドライバ,26は全体の制御回路を各々示す。
【0034】次に上記事項及び図8のフローチャート,
図9並びに図10のタイムチャート,図11の部分拡大
図を参照して上記実施例の動作を説明する。
図9並びに図10のタイムチャート,図11の部分拡大
図を参照して上記実施例の動作を説明する。
【0035】先ず,初期状態において全ての機構は図示
する状態にあり,この状態においてレリーズスイッチ2
0がメークすると,制御回路26は測距回路22から距
離情報を,測距回路21から輝度情報を各々読み込み,
輝度情報に応じてモードを選択する。例えば,Ev値が
14以上の高輝度領域においてはモード2を,Ev値が
12.5から14までの中輝度領域においてはモード1
を,Ev値が12.5以下の低輝度領域においてはモー
ド0を各々選択する。
する状態にあり,この状態においてレリーズスイッチ2
0がメークすると,制御回路26は測距回路22から距
離情報を,測距回路21から輝度情報を各々読み込み,
輝度情報に応じてモードを選択する。例えば,Ev値が
14以上の高輝度領域においてはモード2を,Ev値が
12.5から14までの中輝度領域においてはモード1
を,Ev値が12.5以下の低輝度領域においてはモー
ド0を各々選択する。
【0036】その後,制御回路26はドライバ25を介
してステップモータ10に正転パルスを供給し,ステッ
プモータ10の回転は出力ピニオン10c−ラック3d
を介してカムリング3に伝達され,カムリング3は図1
において反時計回りに旋回する。そして,このカムリン
グの旋回過程で,カムリング3に植設された偏芯ピン3
eがレンズ駆動リング5の係合突片5aを係合した時点
からレンズ駆動リング5はカムリング3に従動して左旋
する。
してステップモータ10に正転パルスを供給し,ステッ
プモータ10の回転は出力ピニオン10c−ラック3d
を介してカムリング3に伝達され,カムリング3は図1
において反時計回りに旋回する。そして,このカムリン
グの旋回過程で,カムリング3に植設された偏芯ピン3
eがレンズ駆動リング5の係合突片5aを係合した時点
からレンズ駆動リング5はカムリング3に従動して左旋
する。
【0037】尚,カムリング3の左旋に伴ってV字状カ
ム3aが羽根開閉レバー1のカムフォロア1aの箇所を
通過するが,V字状カム3aが羽根開閉レバー1のカム
フォロア1aの箇所を通過している時点ではカムフォロ
ア1aはレンズ駆動リング5の係合突片5aの裏面の段
部5dに支承されており,又,カムフォロア1aが段部
5dから解放される時点までにはカムリング3の周縁部
3hがカムフォロア1aの位置に侵入するので,カムリ
ング3の左旋に伴ってV字状カム3aがカムフォロア1
aの箇所を通過する時に開閉レバー1が右旋動作をする
ことはない。
ム3aが羽根開閉レバー1のカムフォロア1aの箇所を
通過するが,V字状カム3aが羽根開閉レバー1のカム
フォロア1aの箇所を通過している時点ではカムフォロ
ア1aはレンズ駆動リング5の係合突片5aの裏面の段
部5dに支承されており,又,カムフォロア1aが段部
5dから解放される時点までにはカムリング3の周縁部
3hがカムフォロア1aの位置に侵入するので,カムリ
ング3の左旋に伴ってV字状カム3aがカムフォロア1
aの箇所を通過する時に開閉レバー1が右旋動作をする
ことはない。
【0038】さて,レンズ駆動リング5の左旋動作に伴
って,レンズ駆動リング5に形成された凸ダボ5bは図
外の撮影レンズを繰り出して焦点調整がなされ,ステッ
プモータ10が測距回路22から与えられた距離情報に
対応したステップ数正転すると,制御回路26はドライ
バ25を介してステップモータ10に逆転パルスを加
え,ステップモータ10を逆転させる。尚,この正転か
ら逆転への切換時にモータの状態が安定するだけの待機
時間を確保することは慣用的な手法で有ろう。
って,レンズ駆動リング5に形成された凸ダボ5bは図
外の撮影レンズを繰り出して焦点調整がなされ,ステッ
プモータ10が測距回路22から与えられた距離情報に
対応したステップ数正転すると,制御回路26はドライ
バ25を介してステップモータ10に逆転パルスを加
え,ステップモータ10を逆転させる。尚,この正転か
ら逆転への切換時にモータの状態が安定するだけの待機
時間を確保することは慣用的な手法で有ろう。
【0039】さて,ステップモータ10が逆転するとカ
ムリング3は第1図において時計回りに旋回するが,こ
の時点ではラチェットレバー8の復帰カム8bはカムリ
ング3の復帰カム3fから解放されているので,ラチェ
ットレバー8は図外のスプリングから与えられる左旋力
によって左旋する。従って,そのクリック8aがラチェ
ットギア5cの何れかの爪を係合してレンズ駆動リング
5の右旋を抑止するので,ステップモータ10の逆転時
にはカムリング2のみが右旋動作を行う。
ムリング3は第1図において時計回りに旋回するが,こ
の時点ではラチェットレバー8の復帰カム8bはカムリ
ング3の復帰カム3fから解放されているので,ラチェ
ットレバー8は図外のスプリングから与えられる左旋力
によって左旋する。従って,そのクリック8aがラチェ
ットギア5cの何れかの爪を係合してレンズ駆動リング
5の右旋を抑止するので,ステップモータ10の逆転時
にはカムリング2のみが右旋動作を行う。
【0040】ステップモータ10をレンズ設定段数に相
当するステップ数逆転させて安定時間が経過した後に,
制御回路26はステップモータ10を更に2ステップ逆
転せしめる。
当するステップ数逆転させて安定時間が経過した後に,
制御回路26はステップモータ10を更に2ステップ逆
転せしめる。
【0041】ステップモータがレンズ設定段数よりも上
記の様にして2ステップ相当初期位置側に向けて逆転し
たタイミングが図9のt0のタイミングであり,この時
点で羽根開閉レバー1のカムフォロア1aはカムリング
3の周縁部3hからカム縁33bに落下し,羽根開閉レ
バー1は図外のスプリングからの付勢力によって軸2を
中心にして右旋する。
記の様にして2ステップ相当初期位置側に向けて逆転し
たタイミングが図9のt0のタイミングであり,この時
点で羽根開閉レバー1のカムフォロア1aはカムリング
3の周縁部3hからカム縁33bに落下し,羽根開閉レ
バー1は図外のスプリングからの付勢力によって軸2を
中心にして右旋する。
【0042】この様にして羽根開閉レバー1が右旋する
と,羽根開閉レバー1と同軸に形成された挟持アーム1
bも軸2を中心にして右旋し,この挟持アーム1bには
羽根駆動リング7に立設されたピン7aを挟持している
ので,羽根駆動リング7が内筒6bを中心にして左旋す
る。従って,シャッタ羽根11はスロット11aが羽根
駆動リング7の裏面に形成された羽根係合ピン7bに係
合されながら,軸6aを中心にして左旋して,露出用ア
パーチュア6aを開口する。
と,羽根開閉レバー1と同軸に形成された挟持アーム1
bも軸2を中心にして右旋し,この挟持アーム1bには
羽根駆動リング7に立設されたピン7aを挟持している
ので,羽根駆動リング7が内筒6bを中心にして左旋す
る。従って,シャッタ羽根11はスロット11aが羽根
駆動リング7の裏面に形成された羽根係合ピン7bに係
合されながら,軸6aを中心にして左旋して,露出用ア
パーチュア6aを開口する。
【0043】さて,シャッタ羽根11が左旋すると検出
プレート11b・11cが順次フォトリフレクタ14の
箇所を通過し,発光部14aから受光部14bに至る光
路を開閉する。そして,シャッタ羽根11がピンホール
になる直前の図9のt0のタイミングで検出プレート1
1bが発光部14aから受光部14bに至る光路を通過
する。この図9のt0のタイミングにおけるフォトリフ
レクタ14の出力のアップエッジをトリガタイミングと
して制御回路26はAEディレィタイマ23を起動し,
AEディレイタイマ23の設定時間が経過するとAEタ
イマ24を起動し,AEタイマ24が被写界輝度に対応
してタイムアップするとステップモータ10を更に初期
位置に向けて逆転させる。尚,図9のタイムチート上で
はAEディレィタイマ23の時間とAEタイマ24の時
間を合計して閉じ信号として表記している。
プレート11b・11cが順次フォトリフレクタ14の
箇所を通過し,発光部14aから受光部14bに至る光
路を開閉する。そして,シャッタ羽根11がピンホール
になる直前の図9のt0のタイミングで検出プレート1
1bが発光部14aから受光部14bに至る光路を通過
する。この図9のt0のタイミングにおけるフォトリフ
レクタ14の出力のアップエッジをトリガタイミングと
して制御回路26はAEディレィタイマ23を起動し,
AEディレイタイマ23の設定時間が経過するとAEタ
イマ24を起動し,AEタイマ24が被写界輝度に対応
してタイムアップするとステップモータ10を更に初期
位置に向けて逆転させる。尚,図9のタイムチート上で
はAEディレィタイマ23の時間とAEタイマ24の時
間を合計して閉じ信号として表記している。
【0044】さて,図9のタイムチャートはステップモ
ータ10がA相・B相の2相励磁の場合を想定してお
り,STA0(STA1,STA2)はモード0(モー
ド1,モード2)におけるA相パルスを,STB0(S
TB1,STB2)はモード0(モード1,モード2)
におけるB相パルスを各々示し,又,閉じ信号0(閉じ
信号1,閉じ信号2)はモード0(モード1,モード
2)におけるAEタイマのタイムアップタイミングを示
している。
ータ10がA相・B相の2相励磁の場合を想定してお
り,STA0(STA1,STA2)はモード0(モー
ド1,モード2)におけるA相パルスを,STB0(S
TB1,STB2)はモード0(モード1,モード2)
におけるB相パルスを各々示し,又,閉じ信号0(閉じ
信号1,閉じ信号2)はモード0(モード1,モード
2)におけるAEタイマのタイムアップタイミングを示
している。
【0045】図9のタイムチャートのタイミングt0に
おいて,カムリング3はタイムチャートのポジションP
0に位置しており,又,カムリング3のカム縁3cは図
11のポジションP0に位置している。そして,図8の
フローチャートにも示す様に高輝度で小絞りの場合に
は,制御回路26はステップモータ10をt0に続き更
に2ステップ逆転させるので,AEタイマ24がタイム
アップする時点ではカムリング3のカム縁3cは図11
のポジションP2(図9のポジションP2が相当す
る。)まで逆転している。そして,このポジションP2
のステップ位置は小絞り時におけるカムフォロア1aの
規制位置(図12のC参照)と対応している。
おいて,カムリング3はタイムチャートのポジションP
0に位置しており,又,カムリング3のカム縁3cは図
11のポジションP0に位置している。そして,図8の
フローチャートにも示す様に高輝度で小絞りの場合に
は,制御回路26はステップモータ10をt0に続き更
に2ステップ逆転させるので,AEタイマ24がタイム
アップする時点ではカムリング3のカム縁3cは図11
のポジションP2(図9のポジションP2が相当す
る。)まで逆転している。そして,このポジションP2
のステップ位置は小絞り時におけるカムフォロア1aの
規制位置(図12のC参照)と対応している。
【0046】従って,タイミングt2でAEタイマ24
の出力である閉じ信号2が立ち下がると,カムリング3
はポジションP2からステップ動作線S2に沿って逆転
を開始する。従って,カムリング3のカム縁3cは開閉
レバー1のカムフォロア1aを押し上げて開閉レバー1
を左旋させるので,挟持アーム1bは羽根駆動リング7
を右旋せしめ,シャッタ羽根11は軸6eを中心に左旋
し,ポジションP3のピンホール位置,ポジションP4
の閉鎖位置を通過して初期位置に復帰して露出用アパー
チュア6aを完全に遮蔽する。そして,このポジション
P2からの逆転開始時には,カム縁3cは逆転開始と同
時に惰走区間が殆どなしに開閉レバー1のカムフォロア
1aと接触するので,部材の慣性力等に起因する僅かな
遅延時間TS2 が存在するのみで,シャッタ羽根11は
閉鎖動作に移行する。
の出力である閉じ信号2が立ち下がると,カムリング3
はポジションP2からステップ動作線S2に沿って逆転
を開始する。従って,カムリング3のカム縁3cは開閉
レバー1のカムフォロア1aを押し上げて開閉レバー1
を左旋させるので,挟持アーム1bは羽根駆動リング7
を右旋せしめ,シャッタ羽根11は軸6eを中心に左旋
し,ポジションP3のピンホール位置,ポジションP4
の閉鎖位置を通過して初期位置に復帰して露出用アパー
チュア6aを完全に遮蔽する。そして,このポジション
P2からの逆転開始時には,カム縁3cは逆転開始と同
時に惰走区間が殆どなしに開閉レバー1のカムフォロア
1aと接触するので,部材の慣性力等に起因する僅かな
遅延時間TS2 が存在するのみで,シャッタ羽根11は
閉鎖動作に移行する。
【0047】又,第7図のフローチャートにも示す様
に,中輝度で中絞りの場合には,制御回路26はタイム
チャートのタイミングt0に引き続いて,ステップモー
タ10を1ステップ逆転させているので,AEタイマ2
4がタイムアップする時点ではカムリング3のカム縁3
cは図11のポジションP1(図9のポジションP1が
相当する。)まで逆転している。そして,このポジショ
ンP1のステップ位置は中絞り時におけるカムフォロア
1aの規制位置(図12のB参照)と対応している。
に,中輝度で中絞りの場合には,制御回路26はタイム
チャートのタイミングt0に引き続いて,ステップモー
タ10を1ステップ逆転させているので,AEタイマ2
4がタイムアップする時点ではカムリング3のカム縁3
cは図11のポジションP1(図9のポジションP1が
相当する。)まで逆転している。そして,このポジショ
ンP1のステップ位置は中絞り時におけるカムフォロア
1aの規制位置(図12のB参照)と対応している。
【0048】従って,タイミングt3でAEタイマ24
の出力である閉じ信号1が立ち下がると,カムリング3
はポジションP1からステップ動作線S1に沿って逆転
を開始し,上記と同様にしてシャッタ羽根11を閉鎖さ
せる。そして,このポジションP1からの逆転開始時に
は,カム縁3cは逆転開始と同時に惰走区間が殆どなし
に開閉レバー1のカムフォロア1aと接触するので,部
材の慣性力等に起因する僅かな遅延時間TS1が存在す
るのみで,シャッタ羽根11は閉鎖動作に移行する。
の出力である閉じ信号1が立ち下がると,カムリング3
はポジションP1からステップ動作線S1に沿って逆転
を開始し,上記と同様にしてシャッタ羽根11を閉鎖さ
せる。そして,このポジションP1からの逆転開始時に
は,カム縁3cは逆転開始と同時に惰走区間が殆どなし
に開閉レバー1のカムフォロア1aと接触するので,部
材の慣性力等に起因する僅かな遅延時間TS1が存在す
るのみで,シャッタ羽根11は閉鎖動作に移行する。
【0049】更に,第7図のフローチャートにも示す様
に,低輝度で大絞りの場合には,制御回路26はタイム
チャートのタイミングt0で待機するので,AEタイマ
24がタイムアップする時点ではカムリング3のカム縁
3cは図11のポジションP0(図9のポジションP0
が相当する。)の位置を維持している。そして,このポ
ジションP0のステップ位置は大絞り時におけるカムフ
ォロア1aの規制位置(図12のA参照)と対応してい
る。
に,低輝度で大絞りの場合には,制御回路26はタイム
チャートのタイミングt0で待機するので,AEタイマ
24がタイムアップする時点ではカムリング3のカム縁
3cは図11のポジションP0(図9のポジションP0
が相当する。)の位置を維持している。そして,このポ
ジションP0のステップ位置は大絞り時におけるカムフ
ォロア1aの規制位置(図12のA参照)と対応してい
る。
【0050】従って,タイミングt4でAEタイマ24
の出力である閉じ信号0が立ち下がると,カムリング3
はポジションP0からステップ動作線S0に沿って逆転
を開始し,上記と同様にしてシャッタ羽根11を閉鎖さ
せる。そして,このポジションP0からの逆転開始時に
は,カム縁3cは逆転開始と同時に惰走区間が殆どなし
に開閉レバー1のカムフォロア1aと接触するので,部
材の慣性力等に起因する僅かな遅延時間TS0が存在す
るのみで,シャッタ羽根11は閉鎖動作に移行する。
の出力である閉じ信号0が立ち下がると,カムリング3
はポジションP0からステップ動作線S0に沿って逆転
を開始し,上記と同様にしてシャッタ羽根11を閉鎖さ
せる。そして,このポジションP0からの逆転開始時に
は,カム縁3cは逆転開始と同時に惰走区間が殆どなし
に開閉レバー1のカムフォロア1aと接触するので,部
材の慣性力等に起因する僅かな遅延時間TS0が存在す
るのみで,シャッタ羽根11は閉鎖動作に移行する。
【0051】この様に本発明によると,大絞りの場合,
中絞りの場合及び小絞りの場合の各々の場合において,
羽根開閉レバー1が所望される開口位置まで作動するこ
とを妨げない位置までカムリング3を予め復帰させてお
き,その位置から羽根開閉レバー1を閉鎖駆動する様に
なされているので,制御回路26が閉鎖指令を発生して
から羽根が実際に閉鎖動作を開始するまでのタイムラグ
を大幅に減少させることができる。
中絞りの場合及び小絞りの場合の各々の場合において,
羽根開閉レバー1が所望される開口位置まで作動するこ
とを妨げない位置までカムリング3を予め復帰させてお
き,その位置から羽根開閉レバー1を閉鎖駆動する様に
なされているので,制御回路26が閉鎖指令を発生して
から羽根が実際に閉鎖動作を開始するまでのタイムラグ
を大幅に減少させることができる。
【0052】従って,本発明によった場合には,従来の
同種機構に比較して自動露出制御用のトリガポイントを
ピンホール位置に近づけることが可能となり,オープン
ループ制御を前提とした開口制御の制御精度を向上させ
ることが可能となる。
同種機構に比較して自動露出制御用のトリガポイントを
ピンホール位置に近づけることが可能となり,オープン
ループ制御を前提とした開口制御の制御精度を向上させ
ることが可能となる。
【0053】尚,本実施例の場合,低輝度のモード0を
基準とした時に,中輝度のモード1の場合にはカムリン
グ3を1ステップ相当原点側に復帰させたポジションP
1から,高輝度のモード2の場合にはカムリング3を2
ステップ相当原点側に復帰させたポジションP2から,
各々閉鎖駆動がなされるので,AEタイマ24に設定さ
れたAE制御のためのタイムテーブルは各モードにおけ
る閉鎖駆動位置の相違に対応してシフトされる必要があ
る。
基準とした時に,中輝度のモード1の場合にはカムリン
グ3を1ステップ相当原点側に復帰させたポジションP
1から,高輝度のモード2の場合にはカムリング3を2
ステップ相当原点側に復帰させたポジションP2から,
各々閉鎖駆動がなされるので,AEタイマ24に設定さ
れたAE制御のためのタイムテーブルは各モードにおけ
る閉鎖駆動位置の相違に対応してシフトされる必要があ
る。
【0054】図10はこのタイムテーブルを原理的に示
したものであり,曲線TAEがEv値に対応してAEタ
イマ24に設定された露出制御秒時を示している。14
Ev以上の高輝度領域におけるモード2の場合はポジシ
ョンP2から復帰動作がなされるが,12.5Ev〜1
4Evまでの中輝度領域に於けるモード1の場合には1
ステップ相当原点から遠いポジションP1から復帰動作
がなされるので1ステップ相当復帰動作が遅れ,12.
5Ev以下の低輝度領域におけるモード0の場合には更
に1ステップ相当原点から遠いポジションP0から復帰
動作がなされるので,更に1ステップ相当復帰動作が遅
れる。
したものであり,曲線TAEがEv値に対応してAEタ
イマ24に設定された露出制御秒時を示している。14
Ev以上の高輝度領域におけるモード2の場合はポジシ
ョンP2から復帰動作がなされるが,12.5Ev〜1
4Evまでの中輝度領域に於けるモード1の場合には1
ステップ相当原点から遠いポジションP1から復帰動作
がなされるので1ステップ相当復帰動作が遅れ,12.
5Ev以下の低輝度領域におけるモード0の場合には更
に1ステップ相当原点から遠いポジションP0から復帰
動作がなされるので,更に1ステップ相当復帰動作が遅
れる。
【0055】そこで,本実施例では12.5Ev〜14
Evまでの中輝度領域に於けるモード1の場合にはAE
タイマ24の露出制御秒時を1ステップ相当速め,1
2.5Ev以下の低輝度領域におけるモード0の場合に
はAEタイマ24の露出制御秒時を更に1ステップ相当
速めている。
Evまでの中輝度領域に於けるモード1の場合にはAE
タイマ24の露出制御秒時を1ステップ相当速め,1
2.5Ev以下の低輝度領域におけるモード0の場合に
はAEタイマ24の露出制御秒時を更に1ステップ相当
速めている。
【0056】又,図10の曲線Tsは各モードに於ける
閉鎖遅延時間を示したものであり,図示の如く,本実施
例では被写界輝度に対応した各モード毎に復帰動作用の
カム縁3cが羽根開閉レバー1の開口動作を妨げない位
置までカムリング3を予め復帰させておき,その位置か
ら羽根開閉レバー1を閉鎖駆動する様になされているの
で,制御回路26が閉鎖指令を発生してから羽根が実際
に閉鎖動作を開始するまでのタイムラグが大幅に減少す
る。
閉鎖遅延時間を示したものであり,図示の如く,本実施
例では被写界輝度に対応した各モード毎に復帰動作用の
カム縁3cが羽根開閉レバー1の開口動作を妨げない位
置までカムリング3を予め復帰させておき,その位置か
ら羽根開閉レバー1を閉鎖駆動する様になされているの
で,制御回路26が閉鎖指令を発生してから羽根が実際
に閉鎖動作を開始するまでのタイムラグが大幅に減少す
る。
【0057】尚,上記においては,分割段数を3段階に
した例を示したが,分割段数は要求される精度に対応し
て適宜選択することは可能であって,又,各区分におけ
る輝度領域は羽根開口速度や全開径によって適宜設定さ
れるものである。
した例を示したが,分割段数は要求される精度に対応し
て適宜選択することは可能であって,又,各区分におけ
る輝度領域は羽根開口速度や全開径によって適宜設定さ
れるものである。
【0058】又,上記においては,羽根開閉レバー1の
係止解除と復帰動作を同一のカムリングで行う様にした
例を示したが,本発明は本質的には羽根開閉部材に作用
して羽根開閉部材を閉鎖駆動させるためのカム部材を,
羽根開閉部材が被写界輝度に対応して決定される所望の
開口位置まで作動することを妨げない限界位置の近傍ま
で予め進めておくことにより,輝度に対応した露出秒時
が経過してから前記カム部材が前記羽根開閉部材を閉鎖
駆動するまでのタイムラグを短縮することにあり,羽根
開閉部材の係止解除は例えばマグネットレリーズ等の別
部材によって行うことも可能であり,又,羽根開閉部材
をスプリング以外の手段で開口作動させることも可能で
ある。
係止解除と復帰動作を同一のカムリングで行う様にした
例を示したが,本発明は本質的には羽根開閉部材に作用
して羽根開閉部材を閉鎖駆動させるためのカム部材を,
羽根開閉部材が被写界輝度に対応して決定される所望の
開口位置まで作動することを妨げない限界位置の近傍ま
で予め進めておくことにより,輝度に対応した露出秒時
が経過してから前記カム部材が前記羽根開閉部材を閉鎖
駆動するまでのタイムラグを短縮することにあり,羽根
開閉部材の係止解除は例えばマグネットレリーズ等の別
部材によって行うことも可能であり,又,羽根開閉部材
をスプリング以外の手段で開口作動させることも可能で
ある。
【0059】
【発明の効果】以上説明した様に,本発明によれば羽根
開閉部材が被写界輝度に対応した所望の位置まで開口作
動することを妨げない限界位置まで閉鎖駆動用のカム部
材を予め先行移動させているので,露出制御回路等から
露出終了指令が発せられてから実際に閉鎖がなされるま
での遅延時間を短縮することができ,従って,露出制御
回路等を起動する為のトリガ地点をピンホール位置に近
づけることが可能となるので,特に小絞り時における露
出精度を向上させることができる。
開閉部材が被写界輝度に対応した所望の位置まで開口作
動することを妨げない限界位置まで閉鎖駆動用のカム部
材を予め先行移動させているので,露出制御回路等から
露出終了指令が発せられてから実際に閉鎖がなされるま
での遅延時間を短縮することができ,従って,露出制御
回路等を起動する為のトリガ地点をピンホール位置に近
づけることが可能となるので,特に小絞り時における露
出精度を向上させることができる。
【図1】本発明の実施例に係る上地板上に配設された部
材の平面図。
材の平面図。
【図2】本発明の実施例に係る下地板上に配設された部
材の平面図。
材の平面図。
【図3】本発明の実施例に係る開閉レバー周囲の斜視
図。
図。
【図4】開閉レバーとカムリング並びにレンズ駆動リン
グの関係及び開閉レバーと羽根駆動リングの関係を示す
断面図。
グの関係及び開閉レバーと羽根駆動リングの関係を示す
断面図。
【図5】モータとカムリング及びレンズ駆動リングの関
係を示す断面図。
係を示す断面図。
【図6】フォトリフレクタの周辺機構示す断面図。
【図7】本発明の制御系のブロック図。
【図8】本発明の制御動作を示すフローチャート。
【図9】本発明の制御タイミングを示すタイムチャー
ト。
ト。
【図10】本発明の実施例に係るAEタイマに設定され
たタイムテーブルを示すタイムチャート。
たタイムテーブルを示すタイムチャート。
【図11】本発明の実施例に係る開閉レバーの動作原理
を示す拡大図。
を示す拡大図。
【図12】従来の制御方式による開閉レバーの動作原理
を示す拡大図。
を示す拡大図。
1 開閉レバー 1a カムフォロア 1b 挟持アーム 3 カムリング 3a カム縁 3b カム縁 3c カム縁 7 羽根駆動リング 10 ステップモータ 11 シャッタ羽根 14 フォトリフレクタ 21 測距回路 24 AEタイマ
Claims (4)
- 【請求項1】絞り機構を兼用したシャッタ羽根と,該シ
ャッタ羽根を開閉作動させる羽根開閉部材と,前記羽根
開閉部材に作用して該羽根開閉部材を前記シャッタ羽根
の閉鎖方向に向けて駆動するカム部材とを有するプログ
ラムシャッタにおいて,前記シャッタ羽根の開口動作中
に該シャッタ羽根が所定の位置を通過したことを検出す
る羽根位置検出手段を具備し,前記羽根開閉部材が所望
される開口位置まで作動することを妨げない限界位置の
近傍まで前記カム部材を予め移動せしめるとともに,前
記羽根位置検出手段の作動タイミングを起点とした露出
秒時後に前記カム部材を前記シャッタ羽根の閉鎖位置に
向けて駆動する様にしたことを特徴とするプログラムシ
ャッタの制御装置。 - 【請求項2】請求項1記載のプログラムシャッタの制御
装置において,前記カム部材の先行移動量が予め測定さ
れた被写界輝度に対応した絞り値に対応して段階的に変
動することを特徴とするプログラムシャッタの制御装
置。 - 【請求項3】請求項2記載のプログラムシャッタの制御
装置において,前記カム部材の先行移動量の段階的変化
に対応して前記露出秒時をシフトすることを特徴とする
プログラムシャッタの制御装置。 - 【請求項4】請求項2又は請求項3記載のプログラムシ
ャッタの制御装置において,前記カム部材はステップモ
ータにより駆動されるとともに,該カム部材の先行移動
量は前記ステップモータの駆動ステップ数により制御さ
れることを特徴とするプログラムシャッタの制御装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3126919A JP2974818B2 (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | プログラムシャッタの制御装置 |
US07/875,686 US5287140A (en) | 1991-04-30 | 1992-04-28 | Control unit for a program shutter |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3126919A JP2974818B2 (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | プログラムシャッタの制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04329523A JPH04329523A (ja) | 1992-11-18 |
JP2974818B2 true JP2974818B2 (ja) | 1999-11-10 |
Family
ID=14947151
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3126919A Expired - Fee Related JP2974818B2 (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | プログラムシャッタの制御装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5287140A (ja) |
JP (1) | JP2974818B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US6006040A (en) * | 1997-08-29 | 1999-12-21 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Shutter device for camera |
US6933523B2 (en) * | 2003-03-28 | 2005-08-23 | Freescale Semiconductor, Inc. | Semiconductor alignment aid |
EP1903364A1 (en) * | 2006-09-25 | 2008-03-26 | Dialog Imaging Systems GmbH | Compact camera module with stationary actutor for zoom modules with movable shutter and aperture mechanism |
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Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH07119870B2 (ja) * | 1986-02-28 | 1995-12-20 | 株式会社精工舎 | カメラにおける電磁駆動シヤツタ |
JP2717136B2 (ja) * | 1988-08-17 | 1998-02-18 | セイコープレシジョン株式会社 | カメラの自動焦点・露出作動装置 |
US5111230A (en) * | 1989-08-29 | 1992-05-05 | Copal Company Limited | Lens shutter driving mechanism using lens driving mechanism |
US5177523A (en) * | 1991-11-12 | 1993-01-05 | Industrial Technology Research Institute | Automatic instant focusing and exposing mechanism for photographic apparatus |
-
1991
- 1991-04-30 JP JP3126919A patent/JP2974818B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-04-28 US US07/875,686 patent/US5287140A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5287140A (en) | 1994-02-15 |
JPH04329523A (ja) | 1992-11-18 |
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