JP2583632Y2 - 電子スチルカメラ - Google Patents

電子スチルカメラ

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JP2583632Y2
JP2583632Y2 JP1991109313U JP10931391U JP2583632Y2 JP 2583632 Y2 JP2583632 Y2 JP 2583632Y2 JP 1991109313 U JP1991109313 U JP 1991109313U JP 10931391 U JP10931391 U JP 10931391U JP 2583632 Y2 JP2583632 Y2 JP 2583632Y2
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aperture
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は電子スチルカメラに関
する。
【0002】
【従来の技術】CCDなどの撮像素子を備えた電子スチ
ルカメラでは、絞り機構の絞り羽根による開口度を調整
することにより光量を制限するとともに、シャッタ機構
のシャッタ羽根を開成させてロック部材でロックし、こ
の状態で撮像素子を駆動し、この駆動開始時点からロッ
ク部材によるロックが解除されてシャッタ羽根が閉成す
る時点までの時間で撮影をしている。この電子スチルカ
メラでは、従来、絞り機構およびシャッタ機構がステッ
プモータなどの特殊なモータによりそれぞれ別々に駆動
されているとともに、各モータの動作がそれぞれ別々の
制御回路により制御されている。例えば、絞り機構を駆
動するモータは、正方向への回転により絞り羽根の開口
度を調整し、逆方向への回転で絞り羽根を元の初期位置
に戻すように、制御回路により制御されている。また、
シャッタ機構を駆動するモータは、正方向への回転でシ
ャッタ羽根を開成してロック部材でロックし、逆方向へ
の回転でロックを解除してシャッタ羽根を閉成するよう
に、制御回路により制御されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな電子スチルカメラでは、絞り機構およびシャッタ機
構をそれぞれ別々のモータで駆動しているため、モータ
の個数が多くなり、製造コストが高くなるという問題が
ある。特に、モータは正逆方向への回転を制御するため
の制御回路が必要であり、しかも絞り機構を駆動するモ
ータとシャッタ機構を駆動するモータとで制御回路が異
なり、それぞれ別の制御回路が必要であるため、より一
層、コストが高くなるという問題がある。この考案は上
記事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところ
は、モータの個数を削減してコストを低減することので
きる電子スチルカメラを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この考案は、上記目的を
達成するため、絞り機構の絞り羽根による開口度を調整
して光量を制限するとともに、シャッタ機構のシャッタ
羽根を開成させた状態で撮像素子を駆動し、この駆動開
始時点から前記シャッタ羽根が閉成する時点までの時間
で撮影をする電子スチルカメラにおいて、正転および逆
転可能なモータと、前記絞り羽根及びシャッタ羽根を駆
動する駆動機構と、前記シャッタ羽根を開成された状態
に保持するロック部材とを備え、前記モータを正転させ
ることにより前記駆動機構を駆動させて、前記絞り羽根
の開口度を調整する第1の制御手段と、この第1の制御
手段により前記絞り羽根の開口度が調整された後、前記
モータを逆転させることにより前記ロック部材によるロ
ックを解除し前記駆動機構を駆動させて、前記シャッタ
羽根を閉成させる第2の制御手段と、この第2の制御手
段により前記シャッタ羽根が閉成された後、前記モータ
を正転させることにより前記駆動機構を駆動させて、前
記シャッタ羽根を開成させ前記ロック部材によりロック
する第3の制御手段とにより前記絞り機構及びシャッタ
機構を制御することを特徴とする。
【0005】
【作用】この考案の手段の作用は次の通りである。シャ
ッタ機構のシャッタ羽根が開成してロック部材によりロ
ックされた状態で、モータの正回転によって駆動機構が
動作すると、これに伴って絞り機構が駆動されて絞り羽
根の開口度が調整される。この状態で、モータの逆回転
によってロック部材によるシャッタ羽根のロックが解除
されてシャッタ羽根が閉成する。このようにシャッタ羽
根のロックが解除されるときには、撮像素子が駆動され
ており、この撮像素子の駆動開始時点からシャッタ羽根
が閉成する時点までの時間で撮像素子が撮影をする。な
お、シャッタ羽根が閉成した後は、モータの正転によっ
てシャッタ羽根が開成されてシャッタ羽根がロックされ
ることにより、シャッタ羽根が元の初期位置に戻され
る。これにより、1回の撮影動作が終了する。
【0006】
【実施例】以下、図1〜図3を参照して、この考案の一
実施例を説明する。
【0007】図1および図2において、1は電子スチル
カメラ内に組み込まれる台板である。この台板1は四角
形状に形成され、その中央には円形孔1aが形成されて
いる。台板1の一面(被写体側の面)には、図1(A)
および図2(A)に示すように、モータ2、駆動機構
3、絞り機構4、および保持復帰機構5が設けられてい
る。また、台板1の他面(撮像素子側の面)には、図1
(B)および図2(B)に示すように、シャッタ機構6
およびトリガースイッチ7が設けられている。
【0008】モータ2は正転および逆転可能なステップ
モータなどであり、図示しない制御回路によって動作が
制御される構造となっている。このモータ2の出力軸に
は小歯車10が設けられており、この小歯車10には中
間歯車11が噛み合っている。
【0009】駆動機構3は駆動円板12を備えている。
駆動円板12は、中央に台板1の円形孔1aと対応する
円形孔13が形成され、台板1に対して円形孔13を中
心に回転可能に取り付けられている。駆動円板12の外
周部の一部には、中間歯車11が噛み合う歯車部14が
形成されている。この歯車部14と対向する駆動円板1
2の外周部にはカム突起15が形成されている。さら
に、歯車部14の近傍における駆動円板12の外周部に
は突出部16が形成されており、この突出部16には台
板1の円弧状の長孔8内に移動可能に挿入された操作ピ
ン17が設けられている。
【0010】絞り機構4は、複数個(図では5枚)の絞
り羽根20と、この5枚の絞り羽根20を回動させる絞
り円板21とを備え、これらが台板1と駆動円板12の
間に配置されている。絞り羽根20はそれぞれ台板1に
環状に配列された5本の軸22に回動可能に取り付けら
れており、各絞り羽根20の所定個所にはそれぞれピン
23が絞り円板21に向けて突出して設けられている。
絞り円板21は、駆動円板12よりも少し小さな円形状
に形成され、その中央に台板1の円形孔1aと対応する
円形孔24が形成され、台板1に対して円形孔24を中
心に回転可能に取り付けられている。この絞り円板20
の所定の5個所には、各絞り羽根20のピン23が移動
可能に挿入して絞り円板21の回転に応じて各絞り羽根
20を軸22を中心に回動させる絞り調整用の細長いガ
イド孔25が形成されている。また、絞り円板21の外
周部には突出部26が形成されており、この突出部26
には駆動円板12のカム突起15が当接して駆動円板1
2とともに絞り円板21を回転させるための当接ピン2
7が設けられている。
【0011】保持復帰機構5は、電磁石30、磁性板3
1、および復帰バネ32で構成されている。電磁石30
は、絞り円板21の外周近傍における台板1にヨーク3
3が固定され、このヨーク33にコイルボビン34が取
り付けられ、このコイルボビン34が通電されると磁性
板31を吸着し、通電が断たれると磁性板31の吸着を
解除する構造となっている。磁性板31は電磁石30の
吸着面を摺動するように台板1に上下方向に移動可能に
設けられている。この磁性板31には絞り円板21に向
けて突出した連結部35が形成されており、この連結部
35には絞り円板21の当接ピン27が移動可能に挿入
する長孔36が形成されている。復帰バネ32は、一端
が磁性板31に、他端が台板1に取り付けられ、常に磁
性板31を図1(A)に示す初期位置に向けて付勢する
とともに、連結部35の長孔36内に挿入された当接ピ
ン27を介して絞り円板21を初期位置に戻するように
構成されている。なお、磁性板31は、電磁石30によ
る吸着力が解除された際に、コイルバネ32により図1
(A)において下方に向けて移動され、連結部35が台
板1に設けられたストッパピン37に当接することによ
り初期位置に位置規制されている。
【0012】シャッタ機構6は、図1(B)および図2
(B)に示すように、2枚のシャッタ羽根40と、これ
らシャッタ羽根40を開閉する開閉レバー41と、この
開閉レバー41を係脱可能にロックするロック部材42
とを備えている。シャッタ羽根40は、それぞれ、ほぼ
三日月形状に形成された平板であり、各凹部側が対向
し、中間部が台板1の円形孔1aに対して開閉可能に対
応し、かつ各上端部が重なり合った状態で配置され、重
なり合った各上端部が台板1に所定間隔隔てて設けられ
た2本の軸43にそれぞれ回動可能に取り付けられてい
る。開閉レバー41は、ほぼ「く」の字状に形成された
平板であり、そのほぼ中間部が2本の軸43の一方に回
動可能に取り付けられ、その一端部(図では下側端部)
41aが重なり合ったシャッタ羽根40の下に配置さ
れ、他端部(図では上側端部)41bが台板1の長孔8
側に配置されている。開閉レバー41の一端部41aに
は、重なり合ったシャッタ羽根40に対応して形成され
た長孔44内に移動可能に挿入するピン45が設けられ
ている。また、開閉レバー41の他端部41bには、常
に開閉レバー41を反時計方向に回動させるように付勢
するコイルバネ46が取り付けられている。したがっ
て、開閉レバー41は、自由状態でコイルバネ46のバ
ネ力により、他端部41bの先端側が図2(B)に示す
ように台板1の長孔8に重なり合うように位置し、この
他端部41bの先端側がコイルバネ46のバネ力に抗し
て駆動円板12の操作ピン17により押圧されると、軸
43を中心に回動して、図1(B)に示すように他端部
41bの先端側が台板1の長孔8と重なり合わない位置
に配置されるようになっている。ロック部材42は、台
板1に設けられた軸47に回動可能に設けられ、一端部
(同図では下端部)42aが開閉レバー41の一端部4
1aの先端を係脱可能にロックし、他端部(同図では上
端部)42bが台板1の長孔8の一端部付近に配置され
ている。このロック部材42は、一端部42aに設けら
れたコイルバネ48により常に時計方向に回動するよう
に付勢されており、他端部42bが駆動円板12の操作
ピン17によりコイルバネ48のバネ力に抗して押圧さ
れると、時計方向に回動して開閉レバー41のロックを
解除する構造となっている。
【0013】トリガースイッチ7は、互いに接離可能に
接触する一対の接触子50、51を有し、台板1の長孔
8を挾んで開閉レバー41と対向する台板1の個所に設
けられている。一対の接触子50、51のうち、一方の
接触子50はその先端が台板1の長孔8に到達せずに半
円弧状に湾曲されており、他方の接触子51は駆動円板
12の操作ピン17により押圧されて一方の接触子50
から離間するように、その先端が長孔8を横切ってロッ
ク部材42の手前近傍に延設されている。このトリガー
スイッチ7は、一対の接触子50、51が互いに接触し
ているときにオフ状態となり、一対の接触子50、51
が互いに離間したときにオン状態となってトリガー信号
を出力する。
【0014】なお、この電子スチルカメラでは、上述し
た各機構のほかに、台板1の円形孔1aを通る光軸の延
長上に配置されたCCDなどの撮像素子(図示せず)、
トリガースイッチ7がオンした時点から所定時間(遅延
時間)t1遅れて撮像素子を駆動するための駆動信号を
出力する遅延回路、絞り羽根20による開口度と遅延回
路の遅延時間t1を決定する測光手段などを備えてい
る。
【0015】つぎに、上記のように構成された電子スチ
ルカメラの撮影動作について、図1〜図3を参照しなが
ら説明する。
【0016】初期状態では、図1(A)に示すように、
保持復帰機構5の電磁石30が磁性板31を吸着せず、
磁性板31が復帰バネ32により下方に付勢されて、磁
性板31の連結部35が台板1のストッパピン37に当
接しており、これに伴って絞り機構4の絞り羽根20が
全開状態に開成されている。また、シャッタ機構6は図
1(B)に示すようにシャッタ羽根40が開成されて、
開閉レバー41がロック部材42によりロックされてい
る。
【0017】この状態で、モータ2が測光手段のデータ
に基づいて駆動されると、その回転が小歯車10および
中間歯車11を介して駆動円板12の歯車部14に伝達
され、これにより駆動円板12が図1(A)において時
計方向に回転し、駆動円板12のカム突起15が絞り円
板21の当接ピン27に当接して、この当接ピン27を
同方向に移動させるとともに、絞り円板21を同方向に
回動させる。すると、絞り円板21の各ガイド孔25も
同様に時計方向に移動し、これらのガイド孔25の移動
に伴って絞り羽根20のピン23が移動するので、5枚
の絞り羽根20はそれぞれ軸22を中心に回動し、図2
(A)に示すように各絞り羽根20による開口度(口
径)が調整される。なお、図2(A)では開口度が最小
の大きさになっているが、実際には測光手段のデータに
基づいて適正な開口度に調整される。このように絞り円
板21が回転して絞り羽根20が回動するときには、保
持復帰機構5の磁性板31が復帰バネ32のバネ力に抗
して絞り円板21の当接ピン27により上方に移動され
る。そして、絞り羽根20による開口度が調整される
と、電磁石30のコイルボビン34が通電され、電磁石
30が磁性板31を吸着して固定する。これにより、絞
り機構4は絞り羽根20の開口度が調整された状態に保
持される。
【0018】この後、モータ2が逆方向に回転して、駆
動円板12を図1(A)において反時計方向に回転させ
る。このときには、絞り円板21が保持復帰機構5によ
り保持されているので、駆動円板12のみが回転するこ
とになる。そして、駆動円板12が反時計方向に回転し
て、図1(B)に示す初期位置に戻った後、さらに回転
を続けると、駆動円板12の操作ピン17は台板1の長
孔8内を移動し、トリガースイッチ7の他方の接触子5
1に当接し、この接触子51を一方の接触子50から離
間させる。すると、トリガースイッチ7がオン状態とな
り、トリガー信号を遅延回路に出力し、この遅延回路か
ら所定時間t1遅延された駆動信号が出力され、この駆
動信号により撮像素子が駆動されて撮影を開始する。こ
の後、さらに操作ピン17が同方向に移動し、シャッタ
機構6のロック部材42に当接して、このロック部材4
2をコイルバネ48に抗して押圧すると、ロック部材4
2はトリガースイッチ7がオンしてから所定時間t2遅
れて操作ピン17により押圧されて図1(B)において
時計方向に回動し、開閉レバー41のロックを解除す
る。すると、開閉レバー41はコイルバネ46により付
勢されて同図において反時計方向に回動し、2枚のシャ
ッタ羽根40を各軸43を中心に回動させて閉成する。
【0019】このように、撮像素子が駆動されてからシ
ャッタ羽根40が閉成するまでの時間で撮影が行われ
る。このため、トリガースイッチ7がオンしてからシャ
ッタ羽根40が閉じ始めるまでの時間t2が長くても、
遅延回路によりトリガースイッチ7がオンしてから所定
時間t1遅れて撮像素子を駆動し、しかも絞り羽根20
による開口度が調整されているので、有効露出量は図3
に斜線で示した部分となり、希望する露出量を得ること
ができ、良好に撮影を行うことができる。
【0020】このようにして撮影が行われた後は、電磁
石30のコイルボビン34への通電が断たれて電磁石3
0による磁性板31の固定が解除される。このため、磁
性板31は復帰バネ32により下方に向けて移動し、図
1(A)に示すように台板1のストッパピン37に当接
して元の初期位置に戻り、このときに絞り円板21を反
時計方向に回転させ、5枚の絞り羽根20を元の全開状
態に戻す。
【0021】また、これと同時に、駆動機構3の駆動円
板12がモータ2により駆動されて図2(B)において
反時計方向に回転される。このときには、駆動円板12
の操作ピン17がシャッタ機構6のロック部材42に当
接した個所に位置しているため、操作ピン17が長孔8
に沿って反時計方向に移動すると、まず、ロック部材4
2が回動して元の位置に戻り、次いでトリガースイッチ
7の接触子51が元の位置に復帰して一方の接触子50
に接触してトリガースイッチ7がオフ状態となり、撮像
素子の駆動が停止される。さらに、操作ピン17が反時
計方向に移動すると、開閉レバー41の他端部41bが
台板1の長孔8上に重なっているので、この他端部41
bに当接し、開閉レバー41をコイルバネ46のバネ力
に抗して反時計方向に回動させる。すると、2枚のシャ
ッタ羽根40はそれぞれ軸43を中心に回動して開成さ
れた後、開閉レバー41の一端部41aの先端がロック
部材42に係止されてロックされ、これにより2枚のシ
ャッタ羽根40が開成状態にロックされる。引き続き、
駆動円板10は同方向に回転して図1(A)に示すよう
に、カム突起15が絞り円板20の当接ピン27に当接
して、その回転が停止されることにより元の初期位置に
戻る。これにより、1回の撮影動作が終了する。
【0022】
【考案の効果】以上説明したように、この考案によれ
、絞り機構およびシャッタ機構を動作させる駆動機構
を正転および逆転可能な一つのモータで駆動することが
できるので、従来のように絞り機構およびシャッタ機構
をそれぞれ別のモータで駆動する必要がなく、モータの
個数を削減することができるとともに、モータの制御回
路も一つですむため、大幅にコストを低減することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は駆動機構、絞り機構、および保持復帰
機構の初期状態を示す被写体側より見た正面図、(B)
はシャッタ機構およびトリガースイッチの初期状態を示
す撮像素子側より見た背面図。
【図2】(A)は絞り機構の絞り羽根による開口度が調
整された状態での被写体側より見た正面図、(B)はシ
ャッタ機構のシャッタ羽根が閉成された状態での撮像素
子側より見た背面図。
【図3】電子スチルカメラの撮影時におけるタイミング
を示す図。
【符号の説明】
2 モータ 3 駆動機構 4 絞り機構 5 保持復帰機構 6 シャッタ機構 20 絞り羽根 40 シャッタ羽根 42 ロック部材

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】絞り機構の絞り羽根による開口度を調整し
    て光量を制限するとともに、シャッタ機構のシャッタ羽
    根を開成させた状態で撮像素子を駆動し、この駆動開始
    時点から前記シャッタ羽根が閉成する時点までの時間で
    撮影をする電子スチルカメラにおいて、 正転および逆転可能なモータと、前記絞り羽根及びシャッタ羽根を駆動する 駆動機構と 記シャッタ羽根を開成された状態に保持するロック部
    材とを備え 前記モータを正転させることにより前記駆動機構を駆動
    させて、前記絞り羽根の開口度を調整する第1の制御手
    段と、 この第1の制御手段により前記絞り羽根の開口度が調整
    された後、前記モータを逆転させることにより前記ロッ
    ク部材によるロックを解除し前記駆動機構を駆動させ
    て、前記シャッタ羽根を閉成させる第2の制御手段と、 この第2の制御手段により前記シャッタ羽根が閉成され
    た後、前記モータを正転させることにより前記駆動機構
    を駆動させて、前記シャッタ羽根を開成させ前記ロック
    部材によりロックする第3の制御手段とにより前記絞り
    機構及びシャッタ機構を制御する ことを特徴とする電子
    スチルカメラ。
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