JP7474164B2 - 羽根開閉装置及び電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、羽根開閉装置及び電子機器に係り、特に羽根部材により開口を開閉可能な羽根開閉装置に関するものである。
近年、スマートフォンやスマートスピーカ、ドローンをはじめとして様々な電子機器にカメラが組み込まれている。このようなカメラにおいては、レンズ開口が常に開放されているものが多く、常に撮影可能な状態であるものが多い。このような場合に、悪意を持った第三者によりカメラが操作されると、カメラによってユーザの意図しない画像や映像が取得され、これが犯罪に用いられてしまうおそれがある。
特に、最近では、カメラを内蔵した電子機器がインターネットなどのネットワークに接続されることが多くなっているが、ネットワークに接続された電子機器は、悪意のあるプログラムによってユーザの知らない間に遠隔操作される可能性がある。電子機器が遠隔操作されると、ユーザの知らない間に撮影が行われ、カメラにより画像や映像が取得されて外部に送信されるおそれがある。このように、ユーザのプライバシー保護の観点からも、ユーザが意図していないときにカメラによる撮影を遮断できるような機構が要望されている。
このようなカメラによる撮影を遮断する機構として、従来からカメラにおいて用いられているシャッタ機構(例えば、特許文献1参照)のようにレンズと被写体の間で羽根を開閉させる機構が考えられるが、外部から振動や衝撃などが作用した場合には、外部負荷により意図せず羽根が開いてしまって、カメラによる撮影を遮断できなくなることも考えられる。
特開2009-288327号公報
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、外部負荷が作用しても羽根を所定の位置に保持することが可能な羽根開閉装置及びかかる羽根開閉装置を備えた電子機器を提供することを目的とする。
本発明の一態様によれば、外部負荷が作用しても羽根を所定の位置に保持することが可能な羽根開閉装置が提供される。この羽根開閉装置は、レンズユニットを収容する収容空間が形成されたベース部材と、上記ベース部材の少なくとも一部を覆うカバー板と、上記ベース部材と上記カバー板との間に配置される羽根部材とを備える。上記カバー板には、上記レンズユニットの光軸上に開口が形成される。上記羽根開閉装置は、上記開口を塞ぐ閉位置と上記開口を開放する開位置との間で上記羽根部材を上記光軸に垂直な開閉方向に沿って移動させる駆動アクチュエータと、上記開閉方向において上記駆動アクチュエータに隣接する位置に配置されるストッパアクチュエータとを備える。上記ストッパアクチュエータは、上記駆動アクチュエータの作動を規制可能に構成される。上記駆動アクチュエータは、第1のヨークと、上記第1のヨークの一部の周囲に巻回される第1のコイルと、上記第1のヨークに隣接して回転可能に配置される第1のロータマグネットと、上記羽根部材に連結される連結部を有し、上記第1のロータマグネットとともに回転して上記羽根部材を移動させる第1のレバー部材とを含む。上記ストッパアクチュエータは、第2のヨークと、上記第2のヨークの一部の周囲に巻回される第2のコイルと、上記第2のヨークに隣接して回転可能に配置される第2のロータマグネットと、上記第2のロータマグネットとともに回転する第2のレバー部材とを含む。上記第2のレバー部材は、上記駆動アクチュエータの上記第1のレバー部材の移動経路上に移動可能な規制部を有する。
図1は、本発明の一実施形態における羽根開閉装置をモジュール基板及びレンズユニットとともに示す斜視図である。 図2は、図1の羽根開閉装置の分解斜視図である。 図3は、図1の羽根開閉装置のカバー板を取り外した状態の平面図である。 図4は、図1の羽根開閉装置におけるアクチュエータユニットの分解斜視図である。 図5は、図1の羽根開閉装置においてベース部材に取り付けられた駆動アクチュエータ及びストッパアクチュエータを示す平面図である。 図6Aは、図4に示すアクチュエータユニットの駆動アクチュエータの動作の一例を模式的に示す平面図である。 図6Bは、図4に示すアクチュエータユニットの駆動アクチュエータの動作の一例を模式的に示す平面図である。 図7Aは、図6Aに示す駆動アクチュエータによって移動された羽根部材の位置を模式的に示す平面図である。 図7Bは、図6Bに示す駆動アクチュエータによって移動された羽根部材の位置を模式的に示す平面図である。 図8Aは、図4に示すアクチュエータユニットのストッパアクチュエータの動作の一例を模式的に示す平面図である。 図8Bは、図4に示すアクチュエータユニットのストッパアクチュエータの動作の一例を模式的に示す平面図である。 図9Aは、図4に示すアクチュエータユニットの動作の一例を模式的に示す平面図であり、駆動アクチュエータの駆動レバーは開位置にあり、ストッパアクチュエータのストッパレバーはロック位置にある状態を示している。 図9Bは、図4に示すアクチュエータユニットの動作の一例を模式的に示す平面図であり、駆動アクチュエータの駆動レバーは開位置にあり、ストッパアクチュエータのストッパレバーはアンロック位置にある状態を示している。 図9Cは、図4に示すアクチュエータユニットの動作の一例を模式的に示す平面図であり、駆動アクチュエータの駆動レバーは閉位置にあり、ストッパアクチュエータのストッパレバーはアンロック位置にある状態を示している。 図9Dは、図4に示すアクチュエータユニットの動作の一例を模式的に示す平面図であり、駆動アクチュエータの駆動レバーは閉位置にあり、ストッパアクチュエータのストッパレバーはロック位置にある状態を示している。 図10は、本発明の一実施形態における電子機器としてのノートパソコンを示す模式図である。
以下、本発明に係る羽根開閉装置の実施形態について図1から図10を参照して詳細に説明する。図1から図10において、同一又は相当する構成要素には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。また、図1から図10においては、各構成要素の縮尺や寸法が誇張されて示されている場合や一部の構成要素が省略されている場合がある。以下の説明では、特に言及がない場合には、「第1」や「第2」などの用語は、構成要素を互いに区別するために使用されているだけであり、特定の順位や順番を表すものではない。
図1は、本発明の一実施形態における羽根開閉装置1を示す斜視図、図2は分解斜視図、図3はカバー板を取り外した状態の平面図である。本実施形態における羽根開閉装置1は、例えば電子機器に組み込まれたカメラモジュールに実装されるものであり、具体的には、レンズユニット3が設けられたモジュール基板2に実装されるものである。本実施形態では、便宜的に、図1における+Z方向を「上」又は「上方」といい、-Z方向を「下」又は「下方」ということとする。
図1から図3に示すように、羽根開閉装置1は、モジュール基板2に取り付けられるベース部材10と、ベース部材10上に設置されるアクチュエータユニット20と、ベース部材10上に載置される仕切板30と、ベース部材10の上部を覆うカバー板40と、カバー板40と仕切板30との間に配置される羽根部材50と、羽根部材50に連結されるカム板60とを備えている。ベース部材10には、略直方体状の収容空間Sが形成されており、この収容空間Sの内部に、モジュール基板2に実装されたレンズユニット3(図1参照)が収容される。
仕切板30及びカバー板40には、レンズユニット3の光軸P上にそれぞれ開口31,41が形成されている。仕切板30の開口31は、レンズユニット3に入射する光の量を決める開口(口径)として機能する。このため、仕切板30は口径板と言われることもある。なお、仕切板30は省略されてもよく、仕切板30が省略された場合は、カバー板40の開口41が上記の口径として機能する。
カバー板40には複数のピン孔42が形成されており、ベース部材10に形成されたピン11がこれらのピン孔42に挿入されることによってカバー板40がベース部材10に取り付けられる。また、カバー板40には、フック部44が形成されており、ベース部材10に形成された係合爪13がこのフック部44に係合することで、カバー板40がベース部材10に固定される。なお、カバー板40の固定手段は図示のものに限られるわけではなく、例えばネジなどを用いてカバー板40をベース部材10に固定してもよい。
仕切板30は、ベース部材10の+Z方向側(上方)に配置されるものであり、この仕切板30には、ベース部材10のピン11が挿通されるピン孔32が形成されている。カム板60は、この仕切板30の-Z方向側(下方)に配置されている。カム板60の-Z方向側(下方)には、アクチュエータユニット20に取り付けられる仕切板90が配置されている。
羽根部材50は、仕切板30の+Z方向側(上方)に配置されている。ベース部材10は、Y方向の両縁部から+Z方向に延びるガイド部15を有しており、羽根部材50はこれらのガイド部15の間に配置されている。これにより、羽根部材50は、仕切板30とカバー板40との間に形成される羽根室の内部で、ベース部材10のガイド部15にガイドされつつ、X方向(開閉方向)に移動できるように構成される。
図4は、アクチュエータユニット20の分解斜視図である。図4に示すように、アクチュエータユニット20は、羽根部材50を移動させる駆動アクチュエータ70と、駆動アクチュエータ70の作動を規制するためのストッパアクチュエータ80と、駆動アクチュエータ70及びストッパアクチュエータ80が取り付けられる取付ベース22とを有している。
駆動アクチュエータ70は、磁性体からなるヨーク71(第1のヨーク)と、ヨーク71及び取付ベース22の周囲に巻回されるコイル73(第1のコイル)と、ベース部材10から+Z方向に延びる軸17(図2参照)に回転可能に取り付けられるロータマグネット74(第1のロータマグネット)と、ロータマグネット74に連結された駆動レバー75(第1のレバー部材)とを含んでいる。本実施形態におけるヨーク71は、Z方向に薄い扁平状であり、2つのアーム部71A,71Bを含むU字形状を有している。コイル73は一方のアーム部71Bの周囲に巻回される。ロータマグネット74は、ヨーク71のアーム部71A,71Bの間に配置されており、周方向に沿って異なる磁極を有する磁石から構成されている。駆動レバー75は、ロータマグネット74の半径方向外側で+Z方向に延びる連結部76を有している。
ストッパアクチュエータ80は、磁性体からなるヨーク81(第2のヨーク)と、ヨーク81及び取付ベース22の周囲に巻回されるコイル83(第2のコイル)と、ベース部材10から+Z方向に延びる軸18(図2参照)に回転可能に取り付けられるロータマグネット84(第2のロータマグネット)と、ロータマグネット84に連結されたストッパレバー85(第2のレバー部材)とを含んでいる。本実施形態におけるヨーク81は、Z方向に薄い扁平状であり、2つのアーム部81A,81Bを含むU字形状を有している。コイル83は一方のアーム部81Bの周囲に巻回される。ロータマグネット84は、ヨーク81のアーム部81A,81Bの間に配置されており、周方向に沿って異なる磁極を有する磁石から構成されている。ストッパレバー85は、ロータマグネット84の半径方向外側で+Z方向に延びる規制部86を有している。
図4に示すように、取付ベース22には、駆動アクチュエータ70のロータマグネット74及び駆動レバー75を収容する第1の収容空間23と、ストッパアクチュエータ80のロータマグネット84及びストッパレバー85を収容する第2の収容空間24とが形成されている。また、取付ベース22には、駆動アクチュエータ70の駆動レバー75の連結部76が挿通される円弧状の窓25が形成されている。
また、取付ベース22は+Z方向に延びる支軸26を有しており、カム板60にはこの支軸26が挿入される軸孔61が形成されている。取付ベース22の支軸26がカム板60の軸孔61に挿入されることによって、カム板60が支軸26を中心として回転できるようになっている。
図2及び図4に示すように、取付ベース22は、+Y方向に突出する端子27,28を有している。羽根開閉装置1は、端子27に対応して配置される端子板110(第1の端子板)と、端子28に対応して配置される端子板120(第2の端子板)とを含んでいる。これらの端子板110,120は金属板から形成され、XZ平面に平行に延びている。
取付ベース22の端子27には、駆動アクチュエータ70のコイル73の端部が巻き付けられている。また、端子27には、例えば図1に示すように半田100によって端子板110とともにコイル73の端部が固定される。端子板110は、モジュール基板2側(-Z方向側)の端部に接続部110Aを有している。この接続部110Aは、半田(図示せず)によってモジュール基板2の接点と電気的に接続されている。このように、駆動アクチュエータ70のコイル73は、端子板110を介してモジュール基板2内の配線(図示せず)に電気的に接続されている。
取付ベース22の端子28には、ストッパアクチュエータ80のコイル83の端部が巻き付けられている。また、端子28には、例えば図1に示すように半田101によって端子板120とともにコイル83の端部が固定される。端子板120は、モジュール基板2側(-Z方向側)の端部に接続部120Aを有している。この接続部120Aは、半田(図示せず)によってモジュール基板2の接点と電気的に接続されている。このように、ストッパアクチュエータ80のコイル83は、端子板120を介してモジュール基板2内の配線(図示せず)に電気的に接続されている。
本実施形態では、取付ベース22に駆動アクチュエータ70のコイル73とストッパアクチュエータ80のコイル83の双方が巻回され保持されている。このように、1つの取付ベース22に駆動アクチュエータ70のコイル73とストッパアクチュエータ80のコイル83の双方を保持することにより、部品点数を減らすとともに羽根開閉装置1全体の構成をコンパクトにすることができる。
図5は、ベース部材10に取り付けられた駆動アクチュエータ70及びストッパアクチュエータ80を示す平面図である。図5に示すように、駆動アクチュエータ70とストッパアクチュエータ80とは、X方向において互いに向かい合うように配置されている。駆動アクチュエータ70のヨーク71の2つのアーム部71A,71Bは基部71Cから分岐して延びている。一方のアーム部71A(第1のアーム部)は、基部71Cから全体として+X方向に延びており、他方のアーム部71B(第2のアーム部)は、基部71Cから全体としてX方向に対して+Y方向側に傾いて延びている。アーム部71Bには、コイル73が巻回される。同様に、ストッパアクチュエータ80のヨーク81の2つのアーム部81A,81Bは基部81Cから分岐して延びている。一方のアーム部81A(第3のアーム部)は、基部81Cから全体として-X方向に延びており、他方のアーム部81B(第4のアーム部)は、基部81Cから全体としてX方向に対して+Y方向側に傾いて延びている。アーム部81Bには、コイル83が巻回される。駆動アクチュエータ70のヨーク71のアーム部71Aとストッパアクチュエータ80のヨーク81のアーム部81AとはX方向において隣接している。
上記のような構成により、羽根開閉装置1内のY方向におけるスペースが限られている場合であっても、駆動アクチュエータ70とストッパアクチュエータ80とを限られたスペースに効率良く配置することが可能となる。また、XZ平面に平行に延びる端子板110,120を用いることにより、このような駆動アクチュエータ70及びストッパアクチュエータ80の効率的な配置により生じたY方向のスペースにこれらの端子板110,120を配置することができるので、羽根開閉装置1のY方向の幅を小さくすることができる。
図6A及び図6Bは、駆動アクチュエータ70の動作の一例を模式的に示す平面図である。本実施形態における駆動アクチュエータ70においては、モジュール基板2の配線を通してコイル73に電流を通電すると、ヨーク71のアーム部71A,71Bが互いに反対の磁極に着磁(磁化)し、アーム部71A,71Bの磁力による吸引によってロータマグネット74が回転するようになっている。
例えば、駆動アクチュエータ70のコイル73に電流を一方向に通電して、図6Aに示すようにヨーク71のアーム部71A,71Bが着磁して磁性を帯びると、ロータマグネット74の磁極がそれぞれヨーク71のアーム部71A,71Bの反対の磁極に吸引され、ロータマグネット74が時計回りに回転する。これにより、駆動レバー75は、ベース部材10の軸17を中心として時計回りに回転する。
また、図6Aのときとは逆の方向に電流を駆動アクチュエータ70のコイル73に通電した場合には、ヨーク71のアーム部71A,71Bは図6Bに示すように着磁し、ロータマグネット74の磁極がそれぞれヨーク71のアーム部71A,71Bの反対の磁極に吸引され、ロータマグネット74が反時計回りに回転する。これにより、駆動レバー75は、ベース部材10の軸17を中心として反時計回りに回転する。
図2に戻って、カム板60には、駆動アクチュエータ70の駆動レバー75の連結部76に係合するレバー係合孔63が形成されている。このレバー係合孔63の最小幅は、駆動アクチュエータ70の駆動レバー75の連結部76の外径よりわずかに大きい程度である。駆動アクチュエータ70の駆動レバー75の連結部76は、このカム板60のレバー係合孔63に挿入されている。これにより、駆動レバー75の連結部76はカム板60のレバー係合孔63と係合し、上述のように駆動レバー75がベース部材10の軸17を中心として回転すると、カム板60がアクチュエータユニット20の取付ベース22の支軸26を中心として回転するようになっている。
羽根部材50は、-Z方向に向かって延びる係合ピン51を有しており、カム板60には、この係合ピン51に係合するピン係合孔62が形成されている。このピン係合孔62の最小幅は、羽根部材50の係合ピン51の外径よりわずかに大きい程度である。羽根部材50から-Z方向に延びる係合ピン51は、仕切板30に形成された開口部34を通ってカム板60のピン係合孔62に挿入されている。これにより、羽根部材50の係合ピン51はカム板60のピン係合孔62と係合し、カム板60がアクチュエータユニット20の取付ベース22の支軸26を中心として回転すると、カム板60のピン係合孔62と係合している羽根部材50の係合ピン51が移動するようになっている。このとき、羽根部材50は、上述したようにベース部材10のガイド部15にガイドされているため、羽根部材50はX方向(開閉方向)に移動する。
図7Aは、図1に示す状態における羽根部材50の位置を模式的に示す平面図である。この位置では、羽根部材50は、仕切板30の開口31とカバー板40の開口41を塞いでおらず、開口31,41が開放されている。すなわち、外部からの光は仕切板30の開口31とカバー板40の開口41を通って直接レンズユニット3のレンズに入射するため、レンズユニット3による撮影が可能である。以下、図7Aに示す駆動アクチュエータ70の駆動レバー75の位置及び羽根部材50の位置をそれぞれ「開位置」ということとする。
図7Aに示す状態から駆動アクチュエータ70のコイル73に通電することにより、ロータマグネット74を反時計回りに回転させると、駆動レバー75の連結部76がカム板60のレバー係合孔63に係合して、図7Bに示すようにカム板60が支軸26を中心として時計回りに回転する。このとき、羽根部材50の係合ピン51がカム板60のピン係合孔62と係合しているため、図7Bに示すように、カム板60の回転に伴って羽根部材50が+X方向に移動する。この+X方向に移動した羽根部材50は、仕切板30の開口31とカバー板40の開口41とを塞ぐ。すなわち、このときの羽根部材50は、レンズユニット3の光軸P上に位置しており、カバー板40の開口41を通った光は羽根部材50に遮られる。以下、図7Bに示す駆動アクチュエータ70の駆動レバー75の位置及び羽根部材50の位置をそれぞれ「閉位置」ということとする。
例えば、レンズユニット3が撮影する光(可視光や赤外光など)を透過しない材料で羽根部材50を構成することとすれば、羽根部材50が図7Bに示す閉位置にあるときには、カバー板40の開口41を通った光は、羽根部材50に遮られてレンズユニット3には届かない。したがって、このときにレンズユニット3が動作しても、画像や映像を取得することができないため、ユーザが意図しない画像や映像が取得されることを防止することができる。
図7Bに示す状態から駆動アクチュエータ70のコイル73に通電することにより、ロータマグネット74を時計回りに回転させると、駆動レバー75の連結部76とカム板60のレバー係合孔63との係合により、カム板60が支軸26を中心として反時計回りに回転する。このとき、羽根部材50の係合ピン51とカム板60のピン係合孔62との係合により、羽根部材50が-X方向に移動して、図7Aに示す開位置に至る。
このように、アクチュエータユニット20の駆動アクチュエータ70は、モジュール基板2からの電力の供給によって、駆動レバー75を回転させて、駆動レバー75の連結部76と羽根部材50の係合ピン51を介して羽根部材50を閉位置と開位置との間で移動させることができるようになっている。
本実施形態では、駆動アクチュエータ70のコイル73に電流が供給されていない状態でロータマグネット74の磁力によりロータマグネット74がヨーク71に吸引されるようヨーク71の形状を調整している。具体的には、図6Aに示す状態で、駆動アクチュエータ70のコイル73への電流の供給を停止しても、ロータマグネット74がヨーク71に与える磁力によってロータマグネット74の位置が保持されるようになっており、駆動レバー75が開位置を保持できるようになっている。同様に、図6Bに示す状態で、駆動アクチュエータ70のコイル73への電流の供給を停止しても、ロータマグネット74がヨーク71に与える磁力によってロータマグネット74の位置が保持されるようになっており、駆動レバー75が閉位置を保持できるようになっている。
このようにヨーク71の形状を調整することで、駆動アクチュエータ70のコイル73に電流を供給していない状態で、羽根部材50が開位置又は閉位置から意図せず移動してしまったり、開位置と閉位置との間で止まってしまったりすることを防止することができる。なお、駆動レバー75を開位置及び閉位置の一方のみで保持するようにヨーク71の形状を調整してもよい。特に、駆動レバー75が閉位置を保持できるようにすれば、駆動アクチュエータ70のコイル73に電流が供給されていなくても、開口41,31が羽根部材50の羽根部材50により塞がれた状態となるため、ユーザが意図しない画像や映像が取得されることを防止することができる点で好ましい。
本実施形態における羽根開閉装置1は、羽根部材50を開位置及び閉位置に保持(ロック)できるロック機構を備えており、ロック機構によって羽根部材50が開位置又は閉位置にロックされているときは、上述したような羽根部材50のX方向への移動ができないようになっている。このロック機構は、アクチュエータユニット20のストッパアクチュエータ80により実現される。
本実施形態におけるストッパアクチュエータ80においては、モジュール基板2の配線を通してコイル83に電流を通電すると、ヨーク81のアーム部81A,81Bが互いに反対の磁極に着磁(磁化)し、アーム部81A,81Bの磁力による吸引によってロータマグネット84が回転するようになっている。
例えば、ストッパアクチュエータ80のコイル83に電流を一方向に通電して、図8Aに示すようにヨーク81のアーム部81A,81Bが着磁して磁性を帯びると、ロータマグネット84の磁極がそれぞれヨーク81のアーム部81A,81Bの反対の磁極に吸引され、ロータマグネット84が反時計回りに回転する。これにより、ストッパレバー85は、ベース部材10の軸18を中心として反時計回りに回転する。このときのストッパレバー85の規制部86は、駆動アクチュエータ70の駆動レバー75が移動する移動経路から退避した位置にある。以下、図8Aに示すストッパアクチュエータ80のストッパレバー85の位置を「アンロック位置」ということとする。
ストッパレバー85がアンロック位置にあるときには、ストッパレバー85の規制部86が駆動アクチュエータ70の駆動レバー75の移動経路上に位置していないため、駆動アクチュエータ70の駆動レバー75は、ストッパレバー85に干渉されることなく回転が可能であり、この駆動レバー75の連結部76に連結された羽根部材50はX方向に移動可能な状態となっている。したがって、ストッパレバー85がアンロック位置にあるときは、駆動アクチュエータ70によって羽根部材50を開位置から閉位置に、あるいは閉位置から開位置に移動させることができる。
また、図8Aのときとは逆の方向に電流をストッパアクチュエータ80のコイル83に通電した場合には、ヨーク81のアーム部81A,81Bは図8Bに示すように着磁し、ロータマグネット84の磁極がそれぞれヨーク81のアーム部81A,81Bの反対の磁極に吸引され、ロータマグネット84が時計回りに回転する。これにより、ストッパレバー85は、ベース部材10の軸18を中心として時計回りに回転する。このときのストッパレバー85の規制部86は、駆動アクチュエータ70の駆動レバー75が移動する移動経路上に位置するようになっている。以下、図8Bに示すストッパアクチュエータ80のストッパレバー85の位置を「ロック位置」ということとする。ストッパレバー85がロック位置にあるときには、ストッパレバー85の規制部86が駆動アクチュエータ70の駆動レバー75の移動経路上に位置しているため、駆動アクチュエータ70の駆動レバー75の移動がストッパレバー85の規制部86によって規制される。
このように、アクチュエータユニット20のストッパアクチュエータ80は、モジュール基板2からの電力の供給によって、ストッパレバー85を回転させて、ストッパレバー85の規制部86を駆動アクチュエータ70の駆動レバー75の移動経路から退避した位置と移動経路上の位置との間で移動させることができるようになっている。
本実施形態では、ストッパアクチュエータ80のコイル83に電流が供給されていない状態でロータマグネット84の磁力によりロータマグネット84がヨーク81に吸引されるようヨーク81の形状を調整している。具体的には、図8Aに示す状態で、ストッパアクチュエータ80のコイル83への電流の供給を停止しても、ロータマグネット84がヨーク81に与える磁力によってロータマグネット84の位置が保持されるようになっており、ストッパレバー85がアンロック位置を保持できるようになっている。同様に、図8Bに示す状態で、ストッパアクチュエータ80のコイル83への電流の供給を停止しても、ロータマグネット84がヨーク81に与える磁力によってロータマグネット84の位置が保持されるようになっており、ストッパレバー85がロック位置を保持できるようになっている。
このようにヨーク81の形状を調整することで、ストッパアクチュエータ80のコイル83に電流を供給していない状態で、ストッパレバー85がアンロック位置又はロック位置から意図せず移動してしまったり、アンロック位置とロック位置との間で止まってしまったりすることを防止することができる。なお、ストッパレバー85をアンロック位置及びロック位置の一方のみで保持するようにヨーク81の形状を調整してもよい。
図9Aは、羽根部材50が開位置にあるときの駆動アクチュエータ70とストッパアクチュエータ80の位置関係を示している。羽根部材50が開位置にあるときは、駆動アクチュエータ70の駆動レバー75が開位置にあり、ストッパアクチュエータ80のストッパレバー85がロック位置にある。上述したように、ストッパアクチュエータ80のストッパレバー85がロック位置にあるときは、ストッパレバー85の規制部86が駆動アクチュエータ70の駆動レバー75の移動経路上に位置している。この状態では、駆動アクチュエータ70の駆動レバー75を閉位置に向けて(反時計回りに)回転させようとしても、駆動アクチュエータ70の駆動レバー75の移動がストッパアクチュエータ80のストッパレバー85の規制部86に規制されるため、駆動アクチュエータ70の駆動レバー75の閉位置への回転が規制される。したがって、羽根部材50も開位置に保持(ロック)される。
図9Aに示す状態から羽根部材50を閉位置に移動させる場合には、ストッパアクチュエータ80のコイル83に電流を通電することにより、図9Bに示すようにストッパレバー85を反時計回りに回転させてアンロック位置に移動させる。これにより、ストッパレバー85の規制部86が駆動アクチュエータ70の駆動レバー75の移動経路から退避した位置に移動し、駆動アクチュエータ70の駆動レバー75がストッパレバー85に干渉されることなく回転が可能となる。
次に、駆動アクチュエータ70のコイル73に電流を通電することにより、図9Cに示すように駆動レバー75を反時計回りに回転させて閉位置に移動させる。このとき、駆動レバー75の連結部76と羽根部材50の係合ピン51を介して、羽根部材50が閉位置に移動する(図7Bの状態)。
羽根部材50が閉位置に移動した後、再びストッパアクチュエータ80のコイル83に電流を通電して、図9Dに示すようにストッパレバー85を時計回りに回転させてロック位置に移動させる。これにより、ストッパアクチュエータ80のストッパレバー85の規制部86が、駆動アクチュエータ70の駆動レバー75の移動経路上に移動し、駆動アクチュエータ70の駆動レバー75の移動を規制するようになる。この状態では、駆動アクチュエータ70の駆動レバー75を開位置に向けて(時計回りに)回転させようとしても、ストッパアクチュエータ80のストッパレバー85の規制部86によってこの駆動レバー75の回転が規制される。したがって、駆動アクチュエータ70の駆動レバー75の連結部76に連結された羽根部材50は、閉位置に保持(ロック)されることとなる。
また、図9Dに示す状態から羽根部材50を開位置に移動させる場合には、ストッパアクチュエータ80のコイル83に電流を通電することにより、ストッパレバー85を反時計回りに回転させてアンロック位置に移動させる(図9Cに示す状態)。これにより、ストッパレバー85の規制部86が駆動アクチュエータ70の駆動レバー75の移動経路から退避した位置に移動し、駆動アクチュエータ70の駆動レバー75がストッパレバー85に干渉されることなく回転が可能となる。
次に、駆動アクチュエータ70のコイル73に電流を通電することにより、駆動アクチュエータ70の駆動レバー75を時計回りに回転させて開位置に移動させる(図9Bに示す状態)。このとき、駆動レバー75の連結部76と羽根部材50の係合ピン51を介して、羽根部材50が開位置に移動する(図7Aの状態)。
羽根部材50が開位置に移動した後、再びストッパアクチュエータ80のコイル83に電流を通電して、ストッパレバー85を時計回りに回転させてロック位置に移動させる(図9Aに示す状態)。これにより、ストッパアクチュエータ80のストッパレバー85の規制部86が、駆動アクチュエータ70の駆動レバー75の移動経路上に移動し、駆動アクチュエータ70の駆動レバー75の移動を規制するようになる。この状態では、駆動アクチュエータ70の駆動レバー75を閉位置に向けて(反時計回りに)回転させようとしても、ストッパアクチュエータ80のストッパレバー85の規制部86によってこの駆動レバー75の回転が規制される。したがって、駆動アクチュエータ70の駆動レバー75の連結部76に連結された羽根部材50は、開位置に保持(ロック)されることとなる。
このように、本実施形態では、羽根部材50が開位置又は閉位置に位置しているときに、ストッパアクチュエータ80のストッパレバー85をロック位置に移動させるようにしている。これにより、駆動アクチュエータ70の駆動レバー75の連結部76の移動がストッパアクチュエータ80のストッパレバー85の規制部86により規制されるので、駆動アクチュエータ70の駆動レバー75を開位置又は閉位置に保持することができ、羽根部材50を開位置及び閉位置に保持(ロック)することができる。したがって、羽根部材50が開位置及び閉位置に位置しているときに外部から振動や衝撃などが作用した場合においても、羽根部材50が開位置又は閉位置から意図せずに移動してしまうことを防止することができ、羽根開閉装置1の誤動作を抑制することができる。また、羽根部材50を意図的に移動させる場合には、ストッパアクチュエータ80のストッパレバー85をロック位置からアンロック位置に移動させることで、駆動アクチュエータ70の駆動レバー75のロックが解除されるので、駆動アクチュエータ70により羽根部材50を開位置と閉位置との間で移動させることができる。
羽根部材50の羽根部材50は、開口41,31を通ってレンズユニット3に入射する光のすべてを遮る必要はなく、レンズユニット3に入射する光の一部を遮るように羽根部材50を構成してもよい。例えば、レンズユニット3が撮影する光(可視光や赤外光など)に対する透過率の低い材料で羽根部材50を構成したり、羽根部材50に着色や凹凸、穿孔により模様(網目状や格子状の模様、同心円の模様など)を施したりすることにより、レンズユニット3に入射する光の一部を遮るようにしてもよい。この場合には、レンズユニット3により取得される画像や映像の一部が不鮮明又は不可視になるため、ユーザが意図しない画像や映像が取得されることを防止することができる。
また、本実施形態では、上述したように駆動アクチュエータ70のヨーク71の形状を調整することにより、駆動アクチュエータ70が羽根部材50の位置を保持することができるようになっているが、羽根開閉装置1は上述したロック機構をさらに備えているため、羽根部材50が不用意に移動してしまうことをより確実に抑制することができる。
さらに、開口41,31を通ってレンズユニット3に入射する光に対して所定の光学効果(モザイクフィルタ、散乱、乱反射など)を加えるように羽根部材50を構成してもよい。この場合においても、レンズユニット3により取得される画像や映像の一部が不鮮明又は不可視になるため、ユーザが意図しない画像や映像が取得されることを防止することができる。
羽根部材50が閉位置にあるときには、羽根部材50の羽根部材50の外表面がカバー板40の開口41から外部に露出することとなるため、羽根部材50の外表面を視認性の高い色(例えば赤色)で着色したり、あるいは、視認性の高い幾何学形状(星形、四角形、多角形、ストライプ模様など)やロゴマーク、イラストなどの意匠が施したりすることが好ましい。このように羽根部材50の外表面に視認性の高い着色や意匠を施すことにより、羽根部材50が閉位置にあることの確認が容易になり、意図しない画像や映像の取得からユーザが保護されていることを容易に認識することができる。
また、図示した実施形態では、カバー板40の開口41及び仕切板30の開口31の形状が円形であるが、これらの開口41,31の形状は円形に限られるものではなく、矩形状、楕円状など任意の形状を選択することができる。
また、上述した実施形態では、扁平U字状のヨーク71とロータマグネット74とを組み合わせた駆動アクチュエータ70を用いた例を説明したが、使用する駆動アクチュエータはこれに限られるものではなく、羽根部材50を閉位置と開位置との間で移動できるものであれば、どのような構造のものであってもよい。同様に、上述した実施形態では、扁平U字状のヨーク81とロータマグネット84とを組み合わせたストッパアクチュエータ80を用いた例を説明したが、使用するストッパアクチュエータはこれに限られるものではなく、駆動アクチュエータ70の作動を規制できるものであれば、どのような構造のものであってもよい。
また、上述の実施形態では、羽根部材50が開位置及び閉位置のいずれの位置にあるときも、ストッパアクチュエータ80を作動させてストッパレバー85をロック位置に移動させているが、羽根部材50が開位置及び閉位置のいずれか一方に位置しているときにのみ、ストッパレバー85をロック位置に移動させてもよい。この場合において、レンズユニット3によってユーザが意図しない画像や映像が取得されることを防止するという観点では、羽根部材50が閉位置にあるときに、ストッパレバー85をロック位置に移動することが好ましい。
図10は、上述した羽根開閉装置1を組み込んだ電子機器の一例としてのノートパソコン900を示す図である。このノートパソコン900のディスプレイ部910にはカメラ用の窓920が設けられており、この窓920に対応する位置にレンズユニット3が位置するようにノートパソコン900内に羽根開閉装置1が組み込まれている。これにより、カメラ機能を有するノートパソコン900が実現される。
上述した例では、羽根開閉装置1を組み込んだ電子機器としてノートパソコン900を挙げたが、本発明に係る羽根開閉装置は、ノートパソコンだけではなく、スマートスピーカやホームセキュリティカメラなどカメラ機能を備えた電子機器全般に適用できるものである。
例えば、ノートパソコン100などの電子機器の電源がオフの状態又はノートパソコン100のディスプレイ部110が閉じられている状態では、駆動アクチュエータ70のみで羽根部材50の位置を保持するようにし、電子機器の電源がオンの状態又はノートパソコン100のディスプレイ部110が開いている状態では、上述したロック機構を用いて羽根部材50の位置をロックして羽根部材50が不用意に動かないようにしてもよい。このように、羽根開閉装置1を搭載する電子機器の状態やユーザの用途に応じて、本発明に係るロック機構を動作させるか否かを切り替えるようにしてもよい。
これまで本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、その技術的思想の範囲内において種々異なる形態にて実施されてよいことは言うまでもない。
以上述べたように、本発明の第1の態様によれば、外部負荷が作用しても羽根を所定の位置に保持することが可能な羽根開閉装置が提供される。この羽根開閉装置は、レンズユニットを収容する収容空間が形成されたベース部材と、上記ベース部材の少なくとも一部を覆うカバー板と、上記ベース部材と上記カバー板との間に配置される羽根部材とを備える。上記カバー板には、上記レンズユニットの光軸上に開口が形成される。上記羽根開閉装置は、上記開口を塞ぐ閉位置と上記開口を開放する開位置との間で上記羽根部材を上記光軸に垂直な開閉方向に沿って移動させる駆動アクチュエータと、上記開閉方向において上記駆動アクチュエータに隣接する位置に配置されるストッパアクチュエータとを備える。上記ストッパアクチュエータは、上記駆動アクチュエータの作動を規制可能に構成される。上記駆動アクチュエータは、第1のヨークと、上記第1のヨークの一部の周囲に巻回される第1のコイルと、上記第1のヨークに隣接して回転可能に配置される第1のロータマグネットと、上記羽根部材に連結される連結部を有し、上記第1のロータマグネットとともに回転して上記羽根部材を移動させる第1のレバー部材とを含む。上記ストッパアクチュエータは、第2のヨークと、上記第2のヨークの一部の周囲に巻回される第2のコイルと、上記第2のヨークに隣接して回転可能に配置される第2のロータマグネットと、上記第2のロータマグネットとともに回転する第2のレバー部材とを含む。上記第2のレバー部材は、上記駆動アクチュエータの上記第1のレバー部材の移動経路上に移動可能な規制部を有する。
このような構成によれば、羽根部材が開位置及び/又は閉位置に位置しているときに、ストッパアクチュエータの第2のレバー部材の規制部を駆動アクチュエータの第1のレバー部材の移動経路上に移動させることで、駆動アクチュエータの第1のレバー部材の移動が第2のレバー部材の規制部により規制されるので、羽根部材を開位置及び/又は閉位置に保持(ロック)することができる。したがって、羽根部材が開位置及び/又は閉位置に位置しているときに外部から振動や衝撃などが作用した場合においても、羽根部材が開位置及び/又は閉位置から意図せずに移動してしまうことを防止することができ、羽根開閉装置の誤動作を抑制することができる。また、羽根部材を意図的に移動させる場合には、ストッパアクチュエータの第2のレバー部材の規制部を駆動アクチュエータの第1のレバー部材の移動経路から退避させることで、駆動アクチュエータの第1のレバー部材の移動が可能となるので、駆動アクチュエータにより羽根部材を開位置と閉位置との間で移動させることができる。
上記駆動アクチュエータと上記ストッパアクチュエータとは上記開閉方向において互いに向かい合うように配置されていてもよい。この場合において、上記駆動アクチュエータの上記第1のヨークは、全体として上記開閉方向に延びる第1のアーム部と、全体として上記開閉方向から斜めに延びる第2のアーム部とを有していてもよい。また、上記ストッパアクチュエータの上記第2のヨークは、全体として上記開閉方向に延び、上記開閉方向において上記第1のヨークの上記第1のアーム部に隣接して配置される第3のアーム部と、全体として上記開閉方向から斜めに延びる第4のアーム部とを有していてもよい。また、上記駆動アクチュエータの上記第1のコイルは、上記第1のヨークの上記第2のアーム部の周囲に巻回されていることが好ましく、上記ストッパアクチュエータの上記第2のコイルは、上記第2のヨークの上記第4のアーム部の周囲に巻回されていることが好ましい。このような構成により、羽根開閉装置内の開閉方向に垂直な方向におけるスペースが限られている場合であっても、駆動アクチュエータとストッパアクチュエータとを限られたスペースに効率良く配置することが可能となる。
上記羽根開閉装置は、上記駆動アクチュエータの上記第1のコイルに通電するための第1の端子板と、上記ストッパアクチュエータの上記第2のコイルに通電するための第2の端子板とをさらに備えていてもよい。上記第1の端子板は、上記開閉方向及び上記光軸に沿った方向に延び、上記第2の端子板は、上記開閉方向及び上記光軸に沿った方向に延びる。このように開閉方向及び光軸に沿った方向に延びる端子板を用いることより、これら2つの方向に垂直な方向における羽根開閉装置の幅を小さくすることができ、羽根開閉装置をコンパクトにすることができる。
上記羽根開閉装置は、上記駆動アクチュエータの上記第1のコイル及び上記ストッパアクチュエータの上記第2のコイルを保持する取付ベースをさらに備えていてもよい。このように1つの取付ベースに駆動アクチュエータの第1のコイルとストッパアクチュエータの第2のコイルの双方を保持することにより、部品点数を減らすとともに装置全体の構成をコンパクトにすることができる。
本発明の第2の態様によれば、上述した羽根開閉装置を備えた電子機器が提供される。
1 羽根開閉装置
2 モジュール基板
3 レンズユニット
10 ベース部材
15 ガイド部
17,18 軸
20 アクチュエータユニット
22 取付ベース
26 支軸
27,28 端子
30 仕切板
31 開口
40 カバー板
41 開口
50 羽根部材
51 係合ピン
60 カム板
61 軸孔
62 ピン係合孔
63 レバー係合孔
70 駆動アクチュエータ
71 (第1の)ヨーク
71A (第1の)アーム部
71B (第2の)アーム部
71C 基部
73 (第1の)コイル
74 (第1の)ロータマグネット
75 駆動レバー(第1のレバー部材)
76 連結部
80 ストッパアクチュエータ
81 (第2の)ヨーク
81A (第3の)アーム部
81B (第4の)アーム部
81C 基部
83 (第2の)コイル
84 (第2の)ロータマグネット
85 ストッパレバー(第2のレバー部材)
86 規制部
110 (第1の)端子板
120 (第2の)端子板

Claims (6)

  1. レンズユニットを収容する収容空間が形成されたベース部材と、
    前記ベース部材の少なくとも一部を覆うカバー板であって、前記レンズユニットの光軸上に開口が形成されたカバー板と、
    前記ベース部材と前記カバー板との間に配置される羽根部材と、
    前記開口を塞ぐ閉位置と前記開口を開放する開位置との間で前記羽根部材を前記光軸に垂直な開閉方向に沿って移動させる駆動アクチュエータと、
    前記開閉方向において前記駆動アクチュエータに隣接する位置に配置されるストッパアクチュエータであって、前記駆動アクチュエータの作動を規制可能なストッパアクチュエータと
    を備え、
    前記駆動アクチュエータは、
    第1のヨークと、
    前記第1のヨークの一部の周囲に巻回される第1のコイルと、
    前記第1のヨークに隣接して回転可能に配置される第1のロータマグネットと、
    前記羽根部材に連結される連結部を有し、前記第1のロータマグネットとともに回転して前記羽根部材を移動させる第1のレバー部材と
    を含み、
    前記ストッパアクチュエータは、
    第2のヨークと、
    前記第2のヨークの一部の周囲に巻回される第2のコイルと、
    前記第2のヨークに隣接して回転可能に配置される第2のロータマグネットと、
    前記第2のロータマグネットとともに回転する第2のレバー部材であって、前記駆動アクチュエータの前記第1のレバー部材が移動する移動経路上に移動可能な規制部を有する第2のレバー部材と
    を含む、
    羽根開閉装置。
  2. 前記駆動アクチュエータと前記ストッパアクチュエータとは前記開閉方向において互いに向かい合うように配置され、
    前記駆動アクチュエータの前記第1のヨークは、
    全体として前記開閉方向に延びる第1のアーム部と、
    全体として前記開閉方向から斜めに延びる第2のアーム部と
    を有し、
    前記ストッパアクチュエータの前記第2のヨークは、
    全体として前記開閉方向に延び、前記開閉方向において前記第1のヨークの前記第1のアーム部に隣接して配置される第3のアーム部と、
    全体として前記開閉方向から斜めに延びる第4のアーム部と
    を有する、
    請求項1に記載の羽根開閉装置。
  3. 前記駆動アクチュエータの前記第1のコイルは、前記第1のヨークの前記第2のアーム部の周囲に巻回され、
    前記ストッパアクチュエータの前記第2のコイルは、前記第2のヨークの前記第4のアーム部の周囲に巻回される、
    請求項2に記載の羽根開閉装置。
  4. 前記駆動アクチュエータの前記第1のコイルに通電するための第1の端子板であって、前記開閉方向及び前記光軸に沿った方向に延びる第1の端子板と、
    前記ストッパアクチュエータの前記第2のコイルに通電するための第2の端子板であって、前記開閉方向及び前記光軸に沿った方向に延びる第2の端子板と
    をさらに備える、請求項1から3のいずれか一項に記載の羽根開閉装置。
  5. 前記駆動アクチュエータの前記第1のコイル及び前記ストッパアクチュエータの前記第2のコイルを保持する取付ベースをさらに備える、請求項1から4のいずれか一項に記載の羽根開閉装置。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の羽根開閉装置を備えた、電子機器。
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