JP2551616B2 - 感光材料処理装置 - Google Patents

感光材料処理装置

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JP2551616B2
JP2551616B2 JP63039789A JP3978988A JP2551616B2 JP 2551616 B2 JP2551616 B2 JP 2551616B2 JP 63039789 A JP63039789 A JP 63039789A JP 3978988 A JP3978988 A JP 3978988A JP 2551616 B2 JP2551616 B2 JP 2551616B2
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成實 斎藤
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は感光材料を現像処理部で現像した後に乾燥部
で乾燥するための感光材料処理装置に関する。
〔背景技術〕
画像が露光された後の印画紙等の感光材料は、現像装
置で現像、定着、水洗作業が行われた後に乾燥部で乾燥
されて製品となる。
乾燥部では通過する感光材料へモータで駆動されるフ
アンによって温風を供給している。このため乾燥部の内
圧は現像処理部よりも高く、現像処理部と乾燥部との間
を結ぶ開口部から乾燥部の温風が現像部へと流入する原
因となる。従って現像処理部で現像液等の処理液から露
出している搬送ローラ部分が乾燥して薬品が析出した
り、処理液濃度が変化することになる。
本発明は上記事実を考慮し、現像処理部へ乾燥部の温
風が送られることがない感光材料処理装置を得ることが
目的である。
〔発明の概要及び作用〕
本発明は、画像露光後の感光材料が現像処理部で現像
された後に乾燥部で乾燥される感光材料処理装置であっ
て、前記乾燥部には乾燥に供した乾燥風を外気取入口か
ら取り入れられた外気と混合して循環させる循環路が形
成され、この循環路の一部は前記現像処理部と乾燥部と
の連通口付近に開口が形成された前記循環路への吸引口
とされ、かつ、前記乾燥部の上部に現像処理部の空気に
乾燥部上部の乾燥風を混合して装置外へ排気するダクト
が形成され、このダクトへの開口が前記連通口の上方に
設けられ、さらに、前記ダクトには、現像処理部からの
空気と乾燥部上部からの乾燥風とを当該ダクト内へ吸気
するファンが設けられている、 ことを特徴としている。
本発明の作用は、以下の通りである。
乾燥部には乾燥に供した乾燥風が外気取入口から取り
入れられた外気と混合されて循環される循環路が形成さ
れ、この循環路を循環する乾燥風によって感光材料が乾
燥される。そして、この循環路の一部に設けられた吸引
口から現像処理部の空気が吸引される。このため、乾燥
部の温風がこの部位から現像処理部へと至ることはな
い。
さらに、本発明によれば、乾燥部の上部に現像処理部
の空気に乾燥部上部の乾燥風を混合して装置外へ排出す
るダクトが形成され、このダクトに配置されたファンに
よって現像処理部からの空気と乾燥部上部からの乾燥風
とが吸引されて強制的に装置外へ排出される。このた
め、乾燥部の温風が乾燥部の上部から現像処理部へと至
ることもない。
従って、これらのことから、本発明によれば、乾燥部
の乾燥風(温風)が現像処理部へ至ることは全くなく、
現像処理温度は良好に維持される。この点について補足
すると、一般に、現像処理温度は、乾燥温度(約60℃〜
80℃)よりも低い温度(約30℃〜40℃)において、用い
る処理剤の特性等も加味した上で所定の現在処理温度
(±0.3℃)となるように厳しくコントロールされてい
る。ここで、乾燥部から乾燥風が現像処理部へ流入する
と、現像処理温度が変動してしまうのでその管理が困難
になる。しかし、本発明によれば、乾燥部の温風が現像
処理部へと至ることは全くないので、現像処理温度は良
好に維持される。特に、現像処理部からの空気と乾燥部
上部からの乾燥風とをダクトへ吸気するファンを設け、
強制的に吸気及び排出がなされるようにしたので、確実
に現像処理温度を維持することができる。
しかも、本発明によれば、現像処理部の空気を吸気及
び排出するダクトを現像処理部よりも温度の高い乾燥部
の上部に形成したことにより、ダクト内での結露を防止
することが可能となる。つまり、現像処理部内で発生し
た潤気を放置等すれば雰囲気温度の方が低いことから結
露して露滴が発生するが、本発明によれば乾燥部の上部
にダクトが形成され現像処理部の空気を吸気排出するの
で、結露の問題も生じない。
〔発明の実施例〕
図面には本発明が適用された感光材料処理装置10が示
されている。
この感光材料処理装置10では現像処理部12と乾燥部14
とが並んで設けられ、感光材料Pが現像された後に乾燥
して取り出されるようになっている。
現像処理部12では現像槽16、18、定着槽22、水洗槽24
が設けられ、それぞれ現像液、定着液及び洗浄水が充填
されている。これらの処理槽には図示しない搬送ローラ
がそれぞれ配置されて感光材料Pを順次挿入した後に取
り出して次工程へと送り出すようになっている。
現像処理部12と乾燥部14との間に形成される隔壁26に
は感光材料Pの通過する連通孔28が形成されて感光材料
Pを現像処理部12から乾燥部14へと通過させるようにな
っている。
この連通口28付近には乾燥部14内に搬送ローラ32が一
対設けられて感光材料Pを挟持した後に一対の搬送ロー
ラ34へと送り出すようになっている。これらの搬送ロー
ラ32、搬送ローラ34間にはガイド板36が設けられ、水平
方向に送り出された感光材料Pを垂直下方へと方向転換
させるようになっている。
搬送ローラ34の下方には巻掛ドラム38が配置されて感
光材料Pを約半周に渡って巻掛けた後に反転して上方へ
方向転換させ、搬送ローラ42へと送り出すようになって
いる。さらにこの搬送ローラ42の上方には一対の搬送ロ
ーラ44が設けられ、乾燥後の感光材料Pを乾燥部14の上
方へと取り出すようになっている。
巻掛ドラム38の外周には温風ダクト46が配置され、フ
アン48からの温風を複数個のスリツト52を介して感光材
料Pの表面へと吹き付けるようになっている。このため
温風ダクト46にはヒータ54が配置されている。
フアン48には循環ダクト56の一端が連通されている。
この循環ダクト56は一部が垂直に立ち上げて形成され、
その上端部は吸引口56Aとなっている。この吸引口56Aは
連通口28の下方に臨んで開口されており、温風ダクト46
から感光材料Pへと吹き出された後の温風を矢印A方向
に吸引してフアン48へと送り戻すようになっている。
またこの循環ダクト56の一部には外気を取り入れるた
めの取入口58が形成されている。
なお乾燥部14の上方には水平方向にダクト62が形成さ
れ、一端に形成される開口62Aは現像処理部12へ連通
し、他端部に形成される開口62Bは外部へ開放されてい
る。またこのダクト62の中間部にはフアン64が設けら
れ、フアン48と共に図示しないモータの駆動力を受けて
回転し、現像処理部12の空気を外部へと放出するように
なっている。
このフアン64は軸心が水平方向から若干傾斜されてお
り、温風ダクト46から排出された温風であって、一部が
矢印A方向に吸引口56Aへ吸引された残りの温風をダク
ト62の一部に形成した開口62Cを介して吸引し、開口62B
へと送るようになっている。
次に本実施例の作用を説明する。
図示しないプリンタによって画像が焼付けられた後の
感光材料Pは現像処理部12へと送られ、現像槽16、18、
定着槽22及び水洗槽24で順次現像処理が行われた後に乾
燥部14へと送り出される。
乾燥部14では搬送ローラ32、34で挟持された感光材料
Pが巻掛ドラム38の外周へと巻掛けられて搬送ローラ4
2、44方向へと移動されるが、この巻掛部において温風
ダクト46のスリツト52から温風が吹き出されて乾燥され
る。この温風は矢印A方向に循環ダクト56の吸引口56A
から吸引されてフアン48へと送られる。このため吸引口
56A付近では連通口28を通して現像処理部12の雰囲気空
気が一部吸引されることになり、乾燥部14の温風が連通
口28を通して現像処理部12へと至ることがない。このた
め現像処理部12の雰囲気温度が上昇することによる不具
合がない。
連通口28付近で吸引口56Aへ吸引されない残りの温風
は開口62Cを通して、開口62Aからの現像処理部空気と共
にダクト62の開口62Bから排出されるので、現像処理部1
2への温風流入阻止を確実にしている。
なお上記実施例は感光材料Pが乾燥部において巻掛ド
ラムへ巻掛けられた状態で温風が供給される構成を示し
たが、乾燥部において感光材料Pが順次搬送ローラへ挟
持搬送され、これらの間に温風が吹き付けられることに
よって乾燥される構造とすることもできる。
〔発明の効果〕
以上説明した如く本発明は、乾燥部の循環路の一部を
乾燥部と現像処理部との連通口付近に開口して吸引口と
し、かつ、乾燥部の上部に現像処理部の空気に乾燥部上
部の乾燥風を混合して装置外へ排出するダクトが形成さ
れ、このダクトへの開口を連通口の上方に設けたので、
乾燥部の温風が現像処理部へ至ることがないという優れ
た効果を有する。
特に、本発明では、現像処理部からの空気と乾燥部上
部からの乾燥風とをダクト内へ吸気するファンを当該ダ
クトに設けたので、乾燥部の温風の現像処理部への流入
阻止が確実になるという優れた効果を有する。
また、本発明では、乾燥部の上部に現像処理部の空気
に乾燥部上部の乾燥風を混合して装置外へ排出するダク
トが形成され、このダクトへの開口を連通口の上方に設
けたので、結露の問題も生じないという優れた効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明が適用された感光材料処理装置を示す縦断
面図である。 P……感光材料、 10……感光材料処理装置、 12……現像処理部、 14……乾燥部、 28……連通口、 48……フアン、 56……循環ダクト(循環路)、 56A……吸引口、 62……ダクト、 62A……開口、 64……フアン。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像露光後の感光材料が現像処理部で現像
    された後に乾燥部で乾燥される感光材料処理装置であっ
    て、 前記乾燥部には乾燥に供した乾燥風を外気取入口から取
    り入れられた外気と混合して循環させる循環路が形成さ
    れ、この循環路の一部は前記現像処理部と乾燥部との連
    通口付近に開口が形成された前記循環路への吸引口とさ
    れ、 かつ、前記乾燥部の上部に現像処理部の空気に乾燥部上
    部の乾燥風を混合して装置外へ排出するダクトが形成さ
    れ、このダクトへの開口が前記連通口の上方に設けら
    れ、 さらに、前記ダクトには、現像処理部からの空気と乾燥
    部上部からの乾燥風とを当該ダクト内へ吸気するファン
    が設けられている、 ことを特徴とした感光材料処理装置。
JP63039789A 1988-02-23 1988-02-23 感光材料処理装置 Expired - Lifetime JP2551616B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60207141A (ja) * 1984-03-30 1985-10-18 Fuji Photo Film Co Ltd 現像装置用フイルム乾燥装置
JPS6254262A (ja) * 1985-04-30 1987-03-09 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 処理液槽を備えた自動現像装置

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