JP2003131355A - 感光材料の乾燥装置 - Google Patents
感光材料の乾燥装置Info
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- 239000000463 material Substances 0.000 title claims abstract description 35
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims abstract description 20
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- 238000007639 printing Methods 0.000 description 14
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- 229910001120 nichrome Inorganic materials 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 乾燥室に送られる加熱空気を感光材料に対し
て均一に吹き付けるように分布させることで、感光材料
のサイズ如何に拘わらず効率の良い乾燥を行うこと。 【解決手段】 ブロアー21で送風されてヒータ20で
加熱された加熱空気を、感光材料の搬送を行いつつ吹き
付けることで乾燥を行うダクト部材16を備えた感光材
料の乾燥装置であって、加熱空気をダクト部材16の内
部に均一に分布する偏向板33を配設する。
て均一に吹き付けるように分布させることで、感光材料
のサイズ如何に拘わらず効率の良い乾燥を行うこと。 【解決手段】 ブロアー21で送風されてヒータ20で
加熱された加熱空気を、感光材料の搬送を行いつつ吹き
付けることで乾燥を行うダクト部材16を備えた感光材
料の乾燥装置であって、加熱空気をダクト部材16の内
部に均一に分布する偏向板33を配設する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は主として感光材料の
乾燥技術に関するものである。
乾燥技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】感光材料である印画紙を所定サイズに切
断した後に、所定処理液体を貯蔵した各処理槽中を順次
搬送させ、感光材料の乾燥装置を通過させる行程におい
て乾燥した後に外部に排出するように構成された感光材
料処理装置が種々実用化されている。
断した後に、所定処理液体を貯蔵した各処理槽中を順次
搬送させ、感光材料の乾燥装置を通過させる行程におい
て乾燥した後に外部に排出するように構成された感光材
料処理装置が種々実用化されている。
【0003】例えば、特開平11−133582号公報
には、感光材料処理装置において、所定処理液体を貯蔵
した処理槽から順次搬送される印画紙の乾燥を行う乾燥
装置について開示されている。
には、感光材料処理装置において、所定処理液体を貯蔵
した処理槽から順次搬送される印画紙の乾燥を行う乾燥
装置について開示されている。
【0004】ところで、標準サイズより大きいサイズの
印画紙の乾燥を十分に行うためには、通常の小型サイズ
の印画紙を乾燥するときよりも大きなエネルギーが必要
となる。このために印画紙サイズの違いに基づき、乾燥
装置の設定温度を適宜変える方法が一般的に行われてい
る。
印画紙の乾燥を十分に行うためには、通常の小型サイズ
の印画紙を乾燥するときよりも大きなエネルギーが必要
となる。このために印画紙サイズの違いに基づき、乾燥
装置の設定温度を適宜変える方法が一般的に行われてい
る。
【0005】一方、加熱空気を送風する加熱空気供給手
段の送風用のダクトは、通常ブロワーファンとヒータと
の間を結ぶように構成されている。このため、例えばブ
ロワーファンの開口部がヒータの開口部のサイズより大
きい場合には、夫々の開口面積を合わせるために段差部
を設けて接続していた。また、加熱空気供給手段と乾燥
室とを併設する場合には、送風ダクトが直角になるよう
に鈍角に2回分曲げ加工した送風ダクトを用いていた。
段の送風用のダクトは、通常ブロワーファンとヒータと
の間を結ぶように構成されている。このため、例えばブ
ロワーファンの開口部がヒータの開口部のサイズより大
きい場合には、夫々の開口面積を合わせるために段差部
を設けて接続していた。また、加熱空気供給手段と乾燥
室とを併設する場合には、送風ダクトが直角になるよう
に鈍角に2回分曲げ加工した送風ダクトを用いていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ように構成される従来の乾燥装置によれば、感光材料を
乾燥させる能力の一つの要素である風量損失が高くな
る。従来の感光材料の乾燥装置について、校正されたプ
ロペラ式風速計による測定を行った結果、先ず、鈍角に
2回分曲げ加工した送風ダクトで風量損失を招いている
ことが判明した。さらに、加熱空気の乾燥室のノズル部
から送風される風速分布は、上部で11.5m/秒、中
間部で10.0m/秒、下部で2.2m/秒となってお
り、特に下部は弱くなる傾向が判明した。
ように構成される従来の乾燥装置によれば、感光材料を
乾燥させる能力の一つの要素である風量損失が高くな
る。従来の感光材料の乾燥装置について、校正されたプ
ロペラ式風速計による測定を行った結果、先ず、鈍角に
2回分曲げ加工した送風ダクトで風量損失を招いている
ことが判明した。さらに、加熱空気の乾燥室のノズル部
から送風される風速分布は、上部で11.5m/秒、中
間部で10.0m/秒、下部で2.2m/秒となってお
り、特に下部は弱くなる傾向が判明した。
【0007】以上のことから、例えば12インチ幅のよ
うな大きなサイズの印画紙を乾燥するためには、遠赤外
線ヒータ等を用いたプレヒートが必ず必要であった。
うな大きなサイズの印画紙を乾燥するためには、遠赤外
線ヒータ等を用いたプレヒートが必ず必要であった。
【0008】あるいは、感光材料処理装置に内蔵される
乾燥装置の起動後において、所定時間が経過し、乾燥室
全体が高温状態になった後でないと、大サイズの感光材
料を乾燥することができない場合があった。
乾燥装置の起動後において、所定時間が経過し、乾燥室
全体が高温状態になった後でないと、大サイズの感光材
料を乾燥することができない場合があった。
【0009】したがって、本発明は上記の事情に鑑みて
なされたものであり、加熱空気供給手段から乾燥室に送
られる加熱空気が感光材料に対して均一に吹き付けられ
るように分布させることで、感光材料のサイズ如何に拘
わらず効率の良い乾燥を行うことを目的としている。
なされたものであり、加熱空気供給手段から乾燥室に送
られる加熱空気が感光材料に対して均一に吹き付けられ
るように分布させることで、感光材料のサイズ如何に拘
わらず効率の良い乾燥を行うことを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するために、本発明によれば、送風部で送風
され、加熱部で加熱された加熱空気を供給する加熱空気
供給手段と、処理後に搬送される感光材料に対して前記
加熱空気を吹き付けることで乾燥を行う吹付手段とを備
えた感光材料の乾燥装置であって、前記加熱空気を前記
吹付手段の内部に均一に分布させる分布手段を具備する
ことを特徴としている。
目的を達成するために、本発明によれば、送風部で送風
され、加熱部で加熱された加熱空気を供給する加熱空気
供給手段と、処理後に搬送される感光材料に対して前記
加熱空気を吹き付けることで乾燥を行う吹付手段とを備
えた感光材料の乾燥装置であって、前記加熱空気を前記
吹付手段の内部に均一に分布させる分布手段を具備する
ことを特徴としている。
【0011】また、前記分布手段は、前記感光材料に吹
き付けられる風量を均一にするために、前記加熱空気を
少なくとも2つの流れに分割するように前記加熱空気供
給手段と前記吹付手段間の接続部に配設される偏向板か
ら構成されることを特徴としている。
き付けられる風量を均一にするために、前記加熱空気を
少なくとも2つの流れに分割するように前記加熱空気供
給手段と前記吹付手段間の接続部に配設される偏向板か
ら構成されることを特徴としている。
【0012】また、前記送風部と前記加熱部間の第1の
流路、または前記加熱空気供給手段と前記吹付手段間の
接続部の第2の流路において、急激な流路断面積の変化
がないように形成することを特徴としている。
流路、または前記加熱空気供給手段と前記吹付手段間の
接続部の第2の流路において、急激な流路断面積の変化
がないように形成することを特徴としている。
【0013】そして、前記加熱空気供給手段と前記吹付
手段とを併設するために前記第2の流路を前記第1の流
路に対して直角に形成するときに、曲面を含む外周面を
前記第2の流路に形成することを特徴としている。
手段とを併設するために前記第2の流路を前記第1の流
路に対して直角に形成するときに、曲面を含む外周面を
前記第2の流路に形成することを特徴としている。
【0014】また、乾燥対象物が配置される乾燥室と、
該乾燥室に乾燥用の空気を供給する供給装置と、前記乾
燥室と前記供給装置との間に接続され、前記供給装置か
ら前記乾燥室へ供給される前記空気が流通するダクト
と、を備えた乾燥装置であって、前記ダクトから前記乾
燥室へ供給される前記空気の風速分布を略均一にするた
めの偏向板を設けたことを特徴としている。
該乾燥室に乾燥用の空気を供給する供給装置と、前記乾
燥室と前記供給装置との間に接続され、前記供給装置か
ら前記乾燥室へ供給される前記空気が流通するダクト
と、を備えた乾燥装置であって、前記ダクトから前記乾
燥室へ供給される前記空気の風速分布を略均一にするた
めの偏向板を設けたことを特徴としている。
【0015】そして、乾燥対象物が配置される乾燥室
と、該乾燥室に乾燥用の空気を供給する供給装置と、の
間に接続され、前記供給装置から前記乾燥室へ供給され
る前記空気が流通するダクトであって、前記ダクトの乾
燥室側開口部での前記空気の風速分布を略均一にするた
めの偏向板を設けたことを特徴としている。
と、該乾燥室に乾燥用の空気を供給する供給装置と、の
間に接続され、前記供給装置から前記乾燥室へ供給され
る前記空気が流通するダクトであって、前記ダクトの乾
燥室側開口部での前記空気の風速分布を略均一にするた
めの偏向板を設けたことを特徴としている。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に本発明の好適な一実施形態
について添付の各図面を参照して述べる。
について添付の各図面を参照して述べる。
【0017】図1は、感光材料処理装置1(以下、装置
1とも言う)の全体構成を示すために基部となる筐体2
に対して着脱自在に設けられるカバー等を取り外して示
した正面図である。なお、感光材料として印画紙を処理
する装置1について以下に述べるが、感光材料としてネ
ガ・ポジフィルムも含まれることは言うまでもなく、こ
れらの乾燥を行う場合にも適用可能である。
1とも言う)の全体構成を示すために基部となる筐体2
に対して着脱自在に設けられるカバー等を取り外して示
した正面図である。なお、感光材料として印画紙を処理
する装置1について以下に述べるが、感光材料としてネ
ガ・ポジフィルムも含まれることは言うまでもなく、こ
れらの乾燥を行う場合にも適用可能である。
【0018】本図において、装置1は正面視で右側から
露光を行なうプリンタ部3と、感光材料処理を行なうプ
ロセッサ部5と乾燥装置6とから構成されており、左右
方向に縦長でかつ前後方向(紙面表裏方向)に偏平とな
るように設置される。
露光を行なうプリンタ部3と、感光材料処理を行なうプ
ロセッサ部5と乾燥装置6とから構成されており、左右
方向に縦長でかつ前後方向(紙面表裏方向)に偏平とな
るように設置される。
【0019】このように構成することで、占有面積を極
力取らないようにする一方で、前面側から主要な各部分
に簡単にアクセスできるように配慮されており、日常行
われるべき種々の作業の際に、簡単に使用できるように
構成されている。
力取らないようにする一方で、前面側から主要な各部分
に簡単にアクセスできるように配慮されており、日常行
われるべき種々の作業の際に、簡単に使用できるように
構成されている。
【0020】印画紙は幅の広いロール紙RP1と幅の狭
いロール紙RP2として図示の位置に個別に着脱自在に
設けられるカートリッジ中に遮光されて内蔵されてお
り、内蔵されたロール紙をカッター7で所定寸法に裁断
した後に、最初にプリンタ部3に送られ、レンズ4を介
してフィルムに撮像された画像が露光され、次に露光後
の印画紙Pは搬送部8の内部を矢印方向に搬送され、矢
印方向に方向転換されてから、プロセッサ部5の現像処
理槽11と、漂白定着処理槽12と安定処理槽13内を
各処理槽に設けられたラックユニット14により順次搬
送される。
いロール紙RP2として図示の位置に個別に着脱自在に
設けられるカートリッジ中に遮光されて内蔵されてお
り、内蔵されたロール紙をカッター7で所定寸法に裁断
した後に、最初にプリンタ部3に送られ、レンズ4を介
してフィルムに撮像された画像が露光され、次に露光後
の印画紙Pは搬送部8の内部を矢印方向に搬送され、矢
印方向に方向転換されてから、プロセッサ部5の現像処
理槽11と、漂白定着処理槽12と安定処理槽13内を
各処理槽に設けられたラックユニット14により順次搬
送される。
【0021】そして、安定処理槽13を経由して、乾燥
装置6の乾燥室10に送られ、乾燥が行われた後に、不
図示の方向転換装置に導入されて、印画紙のサイズ毎に
選別されて、大型サイズのトレイまたは、普通サイズの
ベルトコンベアに送られて最終的に装置1の外部に送り
出すように構成されている。この乾燥装置6の乾燥室1
0には内部温度を測定する温度センサ40が配設されて
いる。
装置6の乾燥室10に送られ、乾燥が行われた後に、不
図示の方向転換装置に導入されて、印画紙のサイズ毎に
選別されて、大型サイズのトレイまたは、普通サイズの
ベルトコンベアに送られて最終的に装置1の外部に送り
出すように構成されている。この乾燥装置6の乾燥室1
0には内部温度を測定する温度センサ40が配設されて
いる。
【0022】一方、不図示の処理液補充用の現像液用補
充タンク、漂白定着液用補充タンク、安定液用補充タン
クが上記の各処理槽の下方側に設けられている。そし
て、乾燥室10の下方の空間を占める筐体内には電源部
が設けられるとともに、この電源部の上には上記の各処
理槽に関係する種々の制御と後述する乾燥装置6の温度
制御を行うために上記の温度センサ40に接続された制
御部9が配設されており、装置全体の制御及び後述する
温度制御管理を行うように構成されている。
充タンク、漂白定着液用補充タンク、安定液用補充タン
クが上記の各処理槽の下方側に設けられている。そし
て、乾燥室10の下方の空間を占める筐体内には電源部
が設けられるとともに、この電源部の上には上記の各処
理槽に関係する種々の制御と後述する乾燥装置6の温度
制御を行うために上記の温度センサ40に接続された制
御部9が配設されており、装置全体の制御及び後述する
温度制御管理を行うように構成されている。
【0023】乾燥室10は、複数の開口ノズル16aを
設けた吹付手段であるダクト部材16を内蔵しており、
さらにこのダクト部材16の回りに沿うように図示のよ
うに印画紙を搬送するために、乾燥室10に向けて印画
紙を方向転換して搬送する方向転換ローラ29と複数の
搬送ローラ30と、下方から上方に向けて方向転換する
方向転換ローラ31とを設けており、上記のダクト部材
16の開口ノズル16aから加熱空気を印画紙に対して
吹き付けることで印画紙の搬送途中で乾燥を行うように
構成されている。
設けた吹付手段であるダクト部材16を内蔵しており、
さらにこのダクト部材16の回りに沿うように図示のよ
うに印画紙を搬送するために、乾燥室10に向けて印画
紙を方向転換して搬送する方向転換ローラ29と複数の
搬送ローラ30と、下方から上方に向けて方向転換する
方向転換ローラ31とを設けており、上記のダクト部材
16の開口ノズル16aから加熱空気を印画紙に対して
吹き付けることで印画紙の搬送途中で乾燥を行うように
構成されている。
【0024】そして、加熱空気の吹き付け後に温度低下
し、湿潤状態になった空気を乾燥室10に設けられた左
右の開口孔部10bから回収し、再び加熱してから再度
上記のダクト部材16中に送り込む空気循環経路を形成
している。
し、湿潤状態になった空気を乾燥室10に設けられた左
右の開口孔部10bから回収し、再び加熱してから再度
上記のダクト部材16中に送り込む空気循環経路を形成
している。
【0025】一方、上記のプリンタ部3は暗室内に設け
られており、この暗室の上奥側には感光材料処理装置1
の操作を行なうオペレーションパネル2が設けられてい
る。オペレータは通常サイズの印画紙の露光であるか、
大判サイズの印画紙の露光であるかを判定して、上記の
オペレーションパネル2を操作することで、露光を行
う。このときの、通常サイズを選択したか、大判サイズ
を選択したかの情報が後述する制御部に送られる。
られており、この暗室の上奥側には感光材料処理装置1
の操作を行なうオペレーションパネル2が設けられてい
る。オペレータは通常サイズの印画紙の露光であるか、
大判サイズの印画紙の露光であるかを判定して、上記の
オペレーションパネル2を操作することで、露光を行
う。このときの、通常サイズを選択したか、大判サイズ
を選択したかの情報が後述する制御部に送られる。
【0026】次に、図2(a)は図1のX−X線矢視断面
図、(b)は乾燥装置6の内部構成を示した正面図、そし
て(c)は開口ノズル16aの拡大図である。
図、(b)は乾燥装置6の内部構成を示した正面図、そし
て(c)は開口ノズル16aの拡大図である。
【0027】先ず、図2(a)において、ダクト部材16
の内部には温度センサ40が設けられており、内部温度
の測定結果を上記の制御部9に送るようにしている。こ
の制御部9は記憶手段9aと制御手段9bとから構成さ
れており、制御手段9bにはニクロム線から構成された
ヒータ20へのオン・オフ制御等の通電制御およびブロ
アー21への通電制御を行うように接続されている。
の内部には温度センサ40が設けられており、内部温度
の測定結果を上記の制御部9に送るようにしている。こ
の制御部9は記憶手段9aと制御手段9bとから構成さ
れており、制御手段9bにはニクロム線から構成された
ヒータ20へのオン・オフ制御等の通電制御およびブロ
アー21への通電制御を行うように接続されている。
【0028】また、この制御部9は、乾燥装置に入って
くる印画紙のサイズが通常(標準)サイズより大きい印
画紙であるかどうかを上記のプリンタ部から送られてく
る情報に基づいて判断するように構成されている。
くる印画紙のサイズが通常(標準)サイズより大きい印
画紙であるかどうかを上記のプリンタ部から送られてく
る情報に基づいて判断するように構成されている。
【0029】一方、ブロアー21により送風された空気
はヒータ20で加熱された加熱空気流となり下流側のダ
クト35の内部の流路を通り、接続部となる開口部16
bからダクト部材16内に導入されてる。そして、上記
の開口ノズル16aから外部に吹き出されることで、搬
送されている途中の印画紙の乾燥を行うように構成され
ている。
はヒータ20で加熱された加熱空気流となり下流側のダ
クト35の内部の流路を通り、接続部となる開口部16
bからダクト部材16内に導入されてる。そして、上記
の開口ノズル16aから外部に吹き出されることで、搬
送されている途中の印画紙の乾燥を行うように構成され
ている。
【0030】ダクト部材16の接続部となる開口部16
bには、上記の加熱空気流を図示のように少なくとも2
つの流れに分割する偏向板33が配設されている。この
偏向板33の作用により、加熱空気流が均一に分布さ
れ、この後に開口ノズル16aを介して送風される。な
お、本実施形態では偏向板33をダクト部材16の開口
部16bに固定している場合を想定するが、ダクト35
側に固定するようにしてもよい。この開口ノズル16a
の風速分布について図2(b)に示す測定点S1、S2、
S3において校正されたプロペラ式風速計による測定を
行った。この結果、上部の測定点S1、中間部の測定点
S2、下部の測定点S3で略11.0m/秒になること
が判明した。このように上下方向に偏向板33による加
熱空気の吹き出しの風量の均一化が図られることによ
り、図2(c)に示すように開口ノズル16aの巾寸法T
2を従来の約3倍(1.5mm)に広げることができる
ようになった。
bには、上記の加熱空気流を図示のように少なくとも2
つの流れに分割する偏向板33が配設されている。この
偏向板33の作用により、加熱空気流が均一に分布さ
れ、この後に開口ノズル16aを介して送風される。な
お、本実施形態では偏向板33をダクト部材16の開口
部16bに固定している場合を想定するが、ダクト35
側に固定するようにしてもよい。この開口ノズル16a
の風速分布について図2(b)に示す測定点S1、S2、
S3において校正されたプロペラ式風速計による測定を
行った。この結果、上部の測定点S1、中間部の測定点
S2、下部の測定点S3で略11.0m/秒になること
が判明した。このように上下方向に偏向板33による加
熱空気の吹き出しの風量の均一化が図られることによ
り、図2(c)に示すように開口ノズル16aの巾寸法T
2を従来の約3倍(1.5mm)に広げることができる
ようになった。
【0031】このため単位時間内で印画紙に当たる風量
を増すことができるようになり、例えば12インチ幅の
ような大きなサイズの印画紙を乾燥する場合に、従来は
必ず必要であった遠赤外線ヒータ等を用いたプレヒート
が必ずしも必要ではなくなった。もしくは、感光材料処
理装置とともに乾燥装置の起動後における所定時間経過
後でなくとも、大サイズの印画紙の乾燥ができるように
なった。
を増すことができるようになり、例えば12インチ幅の
ような大きなサイズの印画紙を乾燥する場合に、従来は
必ず必要であった遠赤外線ヒータ等を用いたプレヒート
が必ずしも必要ではなくなった。もしくは、感光材料処
理装置とともに乾燥装置の起動後における所定時間経過
後でなくとも、大サイズの印画紙の乾燥ができるように
なった。
【0032】続いて、図3(a)は、ダクト部材16の開
口部16bに固定される偏向板33とダクト35の断面
図、(b)は右側面図である。
口部16bに固定される偏向板33とダクト35の断面
図、(b)は右側面図である。
【0033】本図において、既に説明済みの構成部品に
ついては同様の符号を附して説明を割愛すると、上記の
ようにヒータとブロアーを内蔵した加熱空気供給手段を
乾燥室であるダクト部材16とを併設するためには、図
3(a)に図示のように流路を直角に形成するダクト35
を設ける必要がある。このダクト35の外周面35aを
図示のような曲面形状として加熱空気流の損失を防いで
いる。また、図3(b)に図示のように偏向板33は、ダ
クト部材16の開口部16bを上下に2分する位置に固
定されている。
ついては同様の符号を附して説明を割愛すると、上記の
ようにヒータとブロアーを内蔵した加熱空気供給手段を
乾燥室であるダクト部材16とを併設するためには、図
3(a)に図示のように流路を直角に形成するダクト35
を設ける必要がある。このダクト35の外周面35aを
図示のような曲面形状として加熱空気流の損失を防いで
いる。また、図3(b)に図示のように偏向板33は、ダ
クト部材16の開口部16bを上下に2分する位置に固
定されている。
【0034】さらに、図4はダクト16の開口部16b
に固定される偏向板33とダクト35の断面図であり、
本図において、偏向板33とダクト部材16との相対位
置関係を示している。図4に示した相対位置関係を得る
ために、最初に偏向板33を水平に固定し、ダクト部材
16の各開口ノズル16aの数箇所の風速を測定し、ば
らつきを測定した。この結果、下側の風速が極端に少な
いことが判明した。そこで、偏向板33の角度を変化さ
せ、各ノズルの風速が均一になる角度を得た。また、図
示の距離Qは、印画紙Pの進路まで偏向板33が延びて
いると、その部分のノズルからの風速が弱まるためによ
る。ここで、図示の偏向板33の取り付け角度は、ノズ
ル16aの開口部の形状や大きさや、印画紙Pの進行位
置如何で変わるものと思われ、角度は適宜設定されるこ
とになる。
に固定される偏向板33とダクト35の断面図であり、
本図において、偏向板33とダクト部材16との相対位
置関係を示している。図4に示した相対位置関係を得る
ために、最初に偏向板33を水平に固定し、ダクト部材
16の各開口ノズル16aの数箇所の風速を測定し、ば
らつきを測定した。この結果、下側の風速が極端に少な
いことが判明した。そこで、偏向板33の角度を変化さ
せ、各ノズルの風速が均一になる角度を得た。また、図
示の距離Qは、印画紙Pの進路まで偏向板33が延びて
いると、その部分のノズルからの風速が弱まるためによ
る。ここで、図示の偏向板33の取り付け角度は、ノズ
ル16aの開口部の形状や大きさや、印画紙Pの進行位
置如何で変わるものと思われ、角度は適宜設定されるこ
とになる。
【0035】図示のように、偏向板33の下端部33a
はダクト部材16の天井面から距離Nに位置しており、
また偏向板33の上端部33bはダクト部材16の天井
面から距離Mとなるように傾斜して固定されており、平
板状の偏向板33の延長線がダクト部材16の底面から
距離O/2となるように設けられている。また、印画紙
Pと偏向板33とがオーバーラップする距離Qを最小限
に抑えている。そして、上記の距離Nと、全高Lの関係
をO/2≦N≦L/2になるような位置に偏向板33を
固定して風量の均一化を図った。
はダクト部材16の天井面から距離Nに位置しており、
また偏向板33の上端部33bはダクト部材16の天井
面から距離Mとなるように傾斜して固定されており、平
板状の偏向板33の延長線がダクト部材16の底面から
距離O/2となるように設けられている。また、印画紙
Pと偏向板33とがオーバーラップする距離Qを最小限
に抑えている。そして、上記の距離Nと、全高Lの関係
をO/2≦N≦L/2になるような位置に偏向板33を
固定して風量の均一化を図った。
【0036】最後に、図5は送風部であるブロアー21
と加熱部であるヒータ20とダクト35から構成される
加熱空気供給手段の透視図である。本図において、ダク
ト部材16の開口部16bとダクト35は上記のように
形成されることで第2の流路F2を形成している。ま
た、ブロアー21とヒータ20との間において第1の流
路F1を形成している。
と加熱部であるヒータ20とダクト35から構成される
加熱空気供給手段の透視図である。本図において、ダク
ト部材16の開口部16bとダクト35は上記のように
形成されることで第2の流路F2を形成している。ま
た、ブロアー21とヒータ20との間において第1の流
路F1を形成している。
【0037】図示のように第1の流路F1と第2の流路
F2の断面積は夫々異なっており、この断面積の差を吸
収するために従来は急激な段差部を設けた部品を介して
接続していたが、図示のように第1の流路F1はテーパ
状に先細りとなるように形成されており段差部を設け
ず、加熱空気の流速ないし流量減少が少なくなるように
構成されている。すなわち、ブロアーから乾燥室のダク
ト部材16の開口部16bの近くまで可能な限り緩やか
にテーパ状に形成することにより損失を抑えるととも
に、90度に曲がる部分のダクトの外周面はR形状にす
ることで、さらに損失を抑えるようにしている。
F2の断面積は夫々異なっており、この断面積の差を吸
収するために従来は急激な段差部を設けた部品を介して
接続していたが、図示のように第1の流路F1はテーパ
状に先細りとなるように形成されており段差部を設け
ず、加熱空気の流速ないし流量減少が少なくなるように
構成されている。すなわち、ブロアーから乾燥室のダク
ト部材16の開口部16bの近くまで可能な限り緩やか
にテーパ状に形成することにより損失を抑えるととも
に、90度に曲がる部分のダクトの外周面はR形状にす
ることで、さらに損失を抑えるようにしている。
【0038】以上の構成により、校正されたプロペラ式
風速計による測定で、上部、中間部及び下部で測定した
風速の平均値が対策前のダクトでは7.8m/秒であっ
たが、上述した対策後には11.0m/秒になった。こ
のために全体として風量が40%増えたことが確認され
た。
風速計による測定で、上部、中間部及び下部で測定した
風速の平均値が対策前のダクトでは7.8m/秒であっ
たが、上述した対策後には11.0m/秒になった。こ
のために全体として風量が40%増えたことが確認され
た。
【0039】尚、本発明は、上記の実施形態に限定され
ず、請求の範囲に規定される種々の構成が可能であるこ
とは言うまでもなく、加熱空気を乾燥室内のダクト部材
の内部に均一に分布させるための分布手段として上記の
偏向板33の他にも適宜設計可能であることは言うまで
もない。
ず、請求の範囲に規定される種々の構成が可能であるこ
とは言うまでもなく、加熱空気を乾燥室内のダクト部材
の内部に均一に分布させるための分布手段として上記の
偏向板33の他にも適宜設計可能であることは言うまで
もない。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
乾燥室に送られる加熱空気を感光材料に対して均一に吹
き付けるように分布させることで、感光材料のサイズ如
何に拘わらず効率の良い乾燥を行うことができる。
乾燥室に送られる加熱空気を感光材料に対して均一に吹
き付けるように分布させることで、感光材料のサイズ如
何に拘わらず効率の良い乾燥を行うことができる。
【図1】感光材料処理装置1の全体構成を示す正面図で
ある。
ある。
【図2】(a)は図1のX−X線矢視断面図、(b)は乾燥
装置6の内部構成を示した正面図、そして(c)は開口ノ
ズルの拡大図である。
装置6の内部構成を示した正面図、そして(c)は開口ノ
ズルの拡大図である。
【図3】(a)は、ダクト部材16の開口部16bに固定
される偏向板33とダクト35の断面図、(b)は右側面
図である。
される偏向板33とダクト35の断面図、(b)は右側面
図である。
【図4】ダクト部材16の開口部16bに固定される偏
向板33とダクト35との相対位置関係を示した断面図
である。
向板33とダクト35との相対位置関係を示した断面図
である。
【図5】送風部であるブロアー21と加熱部であるヒー
タ20とダクト35から構成される加熱空気供給手段の
透視図である。
タ20とダクト35から構成される加熱空気供給手段の
透視図である。
1 感光材料処理装置
6 乾燥装置
9 制御部
10 乾燥室
11、12、13 処理槽(各処理槽)
14 ラックユニット(搬送手段)
16 ダクト部材(吹出手段)
16a 開口ノズル
16b 開口部(接続部)
20 ヒータ(加熱部)
21 ブロアー(送風部)
33 偏向板
Claims (6)
- 【請求項1】 送風部で送風され、加熱部で加熱された
加熱空気を供給する加熱空気供給手段と、処理後に搬送
される感光材料に対して前記加熱空気を吹き付けること
で乾燥を行う吹付手段とを備えた感光材料の乾燥装置で
あって、 前記加熱空気を前記吹付手段の内部に均一に分布させる
分布手段を具備することを特徴とする感光材料の乾燥装
置。 - 【請求項2】 前記分布手段は、前記感光材料に吹き付
けられる風量を均一にするために、前記加熱空気を少な
くとも2つの流れに分割するように前記加熱空気供給手
段と前記吹付手段間の接続部に配設される偏向板から構
成されることを特徴とする請求項1に記載の感光材料の
乾燥装置。 - 【請求項3】 前記送風部と前記加熱部間の第1の流
路、または前記加熱空気供給手段と前記吹付手段間の接
続部の第2の流路において、急激な流路断面積の変化が
ないように形成することを特徴とする請求項1に記載の
感光材料の乾燥装置。 - 【請求項4】 前記加熱空気供給手段と前記吹付手段と
を併設するために前記第2の流路を前記第1の流路に対
して直角に形成するときに、曲面を含む外周面を前記第
2の流路に形成することを特徴とする請求項3に記載の
感光材料の乾燥装置。 - 【請求項5】 乾燥対象物が配置される乾燥室と、該乾
燥室に乾燥用の空気を供給する供給装置と、前記乾燥室
と前記供給装置との間に接続され、前記供給装置から前
記乾燥室へ供給される前記空気が流通するダクトと、を
備えた乾燥装置であって、 前記ダクトから前記乾燥室へ供給される前記空気の風速
分布を略均一にするための偏向板を設けたことを特徴と
する乾燥装置。 - 【請求項6】 乾燥対象物が配置される乾燥室と、該乾
燥室に乾燥用の空気を供給する供給装置と、の間に接続
され、前記供給装置から前記乾燥室へ供給される前記空
気が流通するダクトであって、 前記ダクトの乾燥室側開口部での前記空気の風速分布を
略均一にするための偏向板を設けたことを特徴とするダ
クト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001325183A JP2003131355A (ja) | 2001-10-23 | 2001-10-23 | 感光材料の乾燥装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001325183A JP2003131355A (ja) | 2001-10-23 | 2001-10-23 | 感光材料の乾燥装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003131355A true JP2003131355A (ja) | 2003-05-09 |
Family
ID=19141794
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001325183A Pending JP2003131355A (ja) | 2001-10-23 | 2001-10-23 | 感光材料の乾燥装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003131355A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018185421A (ja) * | 2017-04-26 | 2018-11-22 | 旭化成株式会社 | 印刷版用感光性樹脂版の製造方法 |
-
2001
- 2001-10-23 JP JP2001325183A patent/JP2003131355A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018185421A (ja) * | 2017-04-26 | 2018-11-22 | 旭化成株式会社 | 印刷版用感光性樹脂版の製造方法 |
JP7095956B2 (ja) | 2017-04-26 | 2022-07-05 | 旭化成株式会社 | 印刷版用感光性樹脂版の製造方法 |
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Legal Events
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041015 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060517 |
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