JP2005173247A - 乾燥装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 乾燥処理に要する時間を短縮することができる乾燥装置を提供する。
【解決手段】 断熱部材48は、フレーム47の各側板47b、47c、47d、47eのそれぞれの上端面に沿って、この上端面に密着するように設けられている。各側板のそれぞれの上端面により略ロ字形状の平面が形成されており、断熱部材も略ロ字の形状をしている。断熱部材48の断面は略L字の形状をしている。断熱部材48の上方には温風吹付部材46が載置され、断熱部材48の上端面に温風吹付板46の内面46bの端部が密着している。温風吹付板46とフレーム47が直接接触している領域はない。断熱部材48の働きにより、温風吹付板46からフレーム47へ逃げる熱はわずかであるため、ダクト31に温風が供給されると、温風吹付板46の温度分布が均一化される。
【選択図】 図3
【解決手段】 断熱部材48は、フレーム47の各側板47b、47c、47d、47eのそれぞれの上端面に沿って、この上端面に密着するように設けられている。各側板のそれぞれの上端面により略ロ字形状の平面が形成されており、断熱部材も略ロ字の形状をしている。断熱部材48の断面は略L字の形状をしている。断熱部材48の上方には温風吹付部材46が載置され、断熱部材48の上端面に温風吹付板46の内面46bの端部が密着している。温風吹付板46とフレーム47が直接接触している領域はない。断熱部材48の働きにより、温風吹付板46からフレーム47へ逃げる熱はわずかであるため、ダクト31に温風が供給されると、温風吹付板46の温度分布が均一化される。
【選択図】 図3
Description
本発明は、湿潤な記録材料を乾燥させる乾燥装置に関するものである。
写真現像で使用されるプリンタプロセッサなどの自動現像機では、印画紙などの感光材料はプリントサイズに応じてカッタにより切断され、カットシート状の感光材料となり、プリント処理が施される。プリント処理後の感光材料は、振り分け部によって、単列または複数列に振り分けられ、現像処理装置に搬送される。通常、現像処理装置には、感光材料を搬送する搬送ローラにより感光材料を処理槽へ搬送し、各処理液の中を順次通過させることによって現像処理を行う。
現像処理後の感光材料は水分が付着しており、湿潤状態となっている。このため、現像処理後の感光材料はスクイズ部にて水滴を除去してから乾燥部に搬送されて乾燥処理が行われる。乾燥部には、感光材料を搬送する搬送ラック、温風生成機、温風吹付機構等が設けられており、これらの駆動により感光材料を乾燥させている。この乾燥部での乾燥具合によって感光材料の品質が大きく左右されるため、現像処理後の湿潤な感光材料を安定して乾燥させる装置が種々考えられている。
特許文献1における乾燥装置には、スリットが形成された側板(以後、温風吹付板と呼ぶ)を備えた乾燥ダクトが用いられている。温風吹付板は感光材料を搬送する搬送路に沿って配置されている。乾燥ダクトに温風が供給されると、温風吹付板のスリットから感光材料に向けて温風が吹き付けられる。乾燥ダクトの温風吹付板は熱伝導率の高い材料で形成されおり、乾燥ダクトの温風吹付板以外の部分(以後、フレームと呼ぶ)は表面全領域に断熱材が貼り付けられているか、またはフレーム自体が熱伝導率の低い樹脂等で形成されている。乾燥ダクトのフレームを断熱することで、温風がフレームから直接的に熱を奪われることによって生じる温風の温度低下を防止している。温風の温度低下を防止することで感光材料の乾燥処理に要していた時間を短くすることができる。
特許文献1では言及されていなかったが、乾燥処理に要する時間が延びていた原因の一つとして、温風吹付板平面の温度分布が不均一になってしまうことが挙げられる。温風吹付板は供給された温風を感光材料に吹き付ける過程で温められる。しかし、特に乾燥処理開始時においては、フレームによって支持されている温風吹付板の端部からフレームへ熱が逃げやすくなっている。温風吹付板平面において、フレームによって支持されている端部では温度が低く、中央部では温度が高くなる。このようにして温風吹付板平面の温度分布は不均一になる。
温風吹付板平面の温度分布が不均一であると、温風吹付板から感光材料に吹き付ける温風の温度が温風吹付板平面の領域に応じて違ってくる。また、温風吹付板平面の温度分布が不均一であると、温風吹付板から感光材料に放射される熱量が温風吹付板平面の領域に応じて違ってくる。これらにより、感光材料には乾燥ムラが生じるため、感光材料の全ての領域を乾燥させることを考慮すると、乾燥処理に要する時間が延びてしまう。
そこで、本発明では、より簡易な構造によって乾燥処理に要する時間を短縮することができる乾燥装置を提供することを目的とする。
本発明は、搬送路において湿潤な記録媒体を搬送しながら温風を吹き付けて乾燥させる乾燥装置に関し、温風を生成する温風生成機構と、前記搬送路に沿って備えられ、温風を前記記録媒体に吹き付ける吹出孔が形成された温風吹付部材と、前記温風生成機構によって生成された温風を前記温風吹付部材に供給するとともに、前記温風吹付部材を支持するフレームと、前記温風吹付部材と前記フレームとの間に挟まれて設けられる断熱部材とを有することを特徴とする。なお、前記温風吹付部材は熱伝導率の高い材料によって形成されていることが好ましい。
本発明によれば、温風を生成する温風生成機構と、搬送路に沿って備えられ温風を前記記録媒体に吹き付ける吹出孔が形成された温風吹付部材と、前記温風生成機構によって生成された温風を前記温風吹付部材に供給するとともに前記温風吹付部材を支持するフレームと、前記温風吹付部材と前記フレームとの間に挟まれて設けられる断熱部材とを有するので、断熱部材の働きにより、フレームによって支持されている温風吹付板の支持領域からフレームへ熱が逃げにくくなる。よって温風吹付板は支持領域で温度が低下することなく温度分布が均一になる。温風吹付板の温度分布が均一であれば、温風吹付板から感光材料に吹き付ける温風の温度が温風吹付板の領域に依存せずにどの領域でも同程度であり、また、温風吹付板から感光材料に放射される熱量が温風吹付板の領域に依存せずにどの領域でも同程度となる。これらにより、感光材料には乾燥速度の不均一が生じないため、感光材料の全ての領域の乾燥を考慮して乾燥時間を延ばす必要がなくなり、乾燥処理に要する時間が短縮される。さらに、温風吹付板を熱伝導率の高い材料によって形成すれば、温風吹付板の各領域間での熱伝導に時間がかからないため、温風吹付板の温度分布はより早く均一化される。
また、本発明は、従来から使用されてきた温風吹付部材及びフレームに対して断熱部材を加えるだけでよいので、手間がかからず、製造コストの上昇も抑えることができる。また、非常に簡易な構造となる。
図1に示すように、プリンタプロセサ2は、プリンタ部3とプロセサ部4とから構成される。プリンタ部3は、マガジン5、カッタ6、裏印字部7、露光部8、振り分け部9から構成される。マガジン5にセットされた帯状の感光材料は、プリントサイズに応じてカッタ6により切断され、カットシート状の感光材料10となる。この感光材料10は、図1に示す搬送経路15に沿って、露光部8に向けて搬送され、その途中で裏印字部7によってコマ番号や補正データなどの印字が行われる。そして、露光部8で画像データに基づいた画像が感光材料10の受光面に露光記録される。その後、露光済みの感光材料10は、振り分け部9により数列に振り分けられ、プロセサ部4に搬送される。
プロセサ部4は、現像処理部11、スクイズ部12、乾燥部13、及びソータ部14から構成される。現像処理部11は、感光材料10の搬送方向上流側から順に現像槽16、漂白定着槽17、第1〜第4水洗槽18〜21が設けられている。現像槽16には現像液が、漂白定着槽17には漂白定着液が、また第1〜第4水洗槽18〜21には水洗液が所定量貯留されている。現像槽16および漂白定着槽17の内部には、感光材料10を槽内で略U字形状に搬送する複数の搬送ローラからなる搬送ラック22が設けられている。水洗槽18〜21内には、感光材料10を槽内で略U字形状に搬送する搬送ローラ対23が設けられている。感光材料10は、搬送ラック22や搬送ローラ対23により各槽16〜21内に送られ現像処理が行われる。
水洗槽18〜21では、隔壁に設けた液中スクイズ部24を介して感光材料10が次の槽へ送られる。液中スクイズ部24は弾性変形する薄板からなるブレードを備えており、このブレードは感光材料10の通過を許容すると共に、水洗液の流出を阻止する。現像処理された感光材料10はスクイズ部12で付着した水滴を除去され、乾燥部13に送られる。なお、液中スクイズ部24を用いる替わりに、他の処理槽16、17と同じように、搬送ラックを用いた搬送方式であってもよい。
図2に示すように、乾燥部13は水洗処理後の感光材料10を乾燥するためのものであり、搬送機構28、搬送制御部29、コントローラ30、ダクト31、送風機32(図3参照)、ヒータ33(図3参照)から構成される。搬送機構28、ダクト31、送風機32、ヒータ33は、プリンタプロセサ2に設けられた乾燥室34内部に備えられている。
搬送機構28は、搬送ベルト38、搬送ベルトローラ39、搬送ローラ対40から構成され、これらにより感光材料10を搬送する搬送路41が形成されている。搬送ベルト38にはメッシュで形成されたエンドレスベルトが用いられ、このエンドレスベルトが搬送ベルトローラ39に巻き付けられている。搬送制御部29からの信号により搬送ベルトローラ39が回転すると、搬送ベルト38が図中矢印方向に駆動される。搬送ベルト38には後述する温風吹付板46から吹き付けられる温風によって感光材料10が押し付けられ、この押し付け力によって感光材料10が搬送ベルト38に固定される。感光材料10に温風が吹き付けられる状態であれば搬送ベルト38は感光材料10を搬送することができる。搬送ローラ対40は、乾燥後の感光材料10をソータ部14まで挟持搬送する。
搬送制御部29は、搬送ベルトローラ39、搬送ローラ対40の駆動を制御する。搬送制御部29はコントローラ30により送られてくる感光材料10のサイズや種別等の信号に基づいて搬送ベルトローラ39を回転させて搬送ベルト38を駆動させることで、感光材料10を乾燥に適した速度で搬送させる。なお、コントローラ30は、送風機32の駆動を制御するとともに、プリンタプロセサ2の各部を制御するものである。
ダクト31は、感光材料10を搬送する搬送路41に沿って設けられており、直方体状の形状をしている。ダクト31は、温風吹付板46、フレーム47、断熱部材48から構成されている。
温風吹付板46は搬送路41に沿って設けられており、ダクト31の上面を形成している。温風吹付板46は所定の厚みをもつ板であり矩形の形状をしている。温風吹付板46には多数の吹出孔46aが所定密度で全領域に設けられている。吹出孔46aのそれぞれの開口は円形となっている。開口は楕円形やスリット形状であってもよいし、その他の形状であってもよい。温風吹付板46は、熱伝導率の高い材料、例えば熱伝導率240W/m℃のアルミニウムによって形成する。また、温風吹付板46の搬送路側の面である外面46cは黒色塗装され、外面46cからの熱放射率が高くなっている。
フレーム47は断熱部材48を介して温風吹付板46を支持している。フレーム47は、矩形の形状をした下板47a、下板47aの四辺から上方に向かって延びている左側板47b、右側板47c、前板47d(図3参照)、後板47e(図3参照)から構成される。ただし、前板47dの下方には送風機32(図3参照)からの風をダクト31内部に供給する温風供給口50(図3参照)が搬送方向に長尺状に設けられている。フレーム47の各側板47b、47c、47d、47eはそれぞれ矩形の形状をしている。フレーム47の下板47aはダクト31の下面を形成している。また、フレーム47の左側板47b、右側板47c、前板47d、後板47eは、それぞれダクト31の左側面、右側面、前面、後面を形成している。フレーム47はアルミニウム製である。
断熱部材48は、フレーム47の各側板47b、47c、47d、47eのそれぞれの上端面に沿って、この上端面に密着するように設けられている。各側板47b、47c、47d、47eのそれぞれの上端面により略ロ字形状の平面が形成されており、断熱部材も略ロ字の形状をしている。断熱部材48の断面は略L字の形状をしている。断熱部材48は、フレーム47の各側板47b、47c、47d、47eのそれぞれの上端面に密着して設けられるほか、フレームの各側板47b、47c、47d、47eのそれぞれの内面上端部にも密着して設けられている。断熱部材48の上方には温風吹付板46が設置されており、断熱部材48の上端面に温風吹付板46の内面46bの端部が密着している。断熱部材48を上記のように配置しているため、温風吹付板46とフレーム47が直接接触している領域はない。
断熱部材48は熱伝導率の低い樹脂等、例えば熱伝導率が0.16W/m℃のポリカーボネイトによって形成する。なお、図示していないが、断熱部材48とフレーム47、断熱部材48と温風吹付板46はそれぞれネジ止めにより固定されている。固定はネジ止めの替わりに接着剤を用いてもよいし、その他公知の方法でもよい。
図3に示す送風機32は、クロスフローファンによって構成され、回転軸が搬送方向と平行になるよう設けられている。送風機32は、ダクト31の温風供給口47近傍に温風供給口に沿って長尺状に設けられており、ダクト外部の空気をダクト内部へ送風する。なお、送風機32と温風供給口47の間にはヒータ33が設けられており、ダクト31内部に送風される空気を乾燥させている。ヒータ33は、空気を60〜90℃程度に加熱する。ヒータ33はダクト31内に設けられた温度センサ48からの検出信号に基づきコントローラ30によって制御される。これによりダクト31内の乾燥空気の温度は所定範囲内に維持される。また、図示しないが、ダクト31には新鮮空気取入口が形成されており、循環する乾燥空気の湿度は所定範囲内に維持される。
ソータ部14は、乾燥部13から搬送されてくる乾燥後の感光材料10を各オーダー毎に仕分けて所定場所に集積する。
以下、上記構成による作用について、特に乾燥部13における乾燥動作を中心に説明する。感光材料10は、露光記録され現像処理を終えると、スクイズ部12のスクイズローラ対42により付着した水分を絞りとられてから、乾燥部13の搬送ベルト38とダクト31の間に搬送される。
乾燥部13では、送風機32やヒータ33が前もって駆動され、ダクト31内に温風を供給している。ダクト31内に温風が供給されるとダクト31の内圧が高くなり、温風吹付板46の吹出孔46aから、搬送路41に向かって温風が吹き付けられる。
ダクト31に温風が供給される前にあっては、ダクト31を形成している温風吹付板46及びフレーム47は温度が低い状態であり、ダクト31内に温風が供給されると、温風吹付板46及びフレーム47の温度が上昇してゆく。温風吹付板46には吹出孔46aが形成されておりこの吹出孔46aを温風が通過するため、温風吹付板46はフレーム47に比べて温度上昇が早い。したがって、温風吹付板46とフレーム47には温度の格差が生じる。通常であれば、温風吹付板46からフレーム47へ熱が逃げてしまうが、本発明においては、温風吹付板46とフレーム47との間に断熱部材48が設けられているため、温風吹付板46からフレーム47へ逃げる熱はわずかである。これにより、温風吹付板46のフレーム47による支持領域で温度が低下することがないため、温風吹付板46の温度分布が均一化される。また、温風吹付板46から熱が逃げにくくなることで温風吹付板46の温度上昇が早くなる。
温風吹付板46の温度分布が均一化されると、搬送ベルト38や搬送ローラ対40が駆動され、搬送ベルト38と温風吹付板外面46cとの間に形成された搬送路41上を感光材料10が搬送される。感光材料10は、吹出孔46aから吹き付けられる温風によって上向きの力を受けて所定距離離れた搬送ベルト38に押し付けられる。感光材料10は搬送ベルト38に固定され、搬送ベルト38の移動とともに搬送される。
温風吹付板46の温度分布が均一であれば、温風吹付板46から感光材料10に吹き付られる温風の温度が温風吹付板46の領域に依存せずにどの領域でも同程度であり、また、温風吹付板46から感光材料10に放射される熱量が温風吹付板46の領域に依存せずにどの領域でも同程度となる。これらにより、感光材料10には乾燥速度の不均一が生じないため、乾燥時間を延ばす必要がなくなり、乾燥処理に要する時間が短縮される。さらに、温風吹付板46を熱伝導率の高い材料によって形成すれば、感光材料10の表面に放射される熱量が増え、乾燥処理に要する時間が短縮される。
感光材料10に吹き付けられた温風は、メッシュで形成された搬送ベルト38を通過し、乾燥室34内前方へと流れてゆき、再び送風機32によりダクト31内部へと送風される。このように、送風機32の駆動によって温風が還流する構成となっているため、一旦温風が所定の温度に到達した後は、温風を所定温度に効率的に維持することができる。
乾燥を終えた感光材料10は、搬送ローラ対40による挟持搬送によってソータ部14へと搬送されてゆく。全ての感光材料10の乾燥を終えると、コントローラ30の指示により、送風機32、ヒータ33、搬送機構28等が駆動を停止する。
なお、上記実施形態では、温風吹付部材46及びフレーム47によって構成されるダクト31の形状を直方体状としたが、ダクト31の形状はこれに限られない。また、温風吹付部材46とフレーム47との間に設けられた断熱部材48も、温風吹付部材46とフレーム47が直接接触する領域をなくすように設けられればよく、形状を上記実施形態に限られない。
上記実施形態では、断熱部材48の上端面には何も加工を施さなかったが、図4に示すように、断熱部材48の上端面の面積が小さくなるように加工を施すのが好ましい。これにより、温風吹付部材46と断熱部材48との接触面積が小さくなり、温風吹付部材46から断熱部材48に伝わる熱量が減少する。また、温風吹付部材46から断熱部材48に伝わる熱量を減少させるため、温風吹付板46のフレーム47による支持領域近傍の板厚を薄く形成することも好ましい。さらに、フレーム47自体を熱伝導率の低い材料を用いて形成することも好ましい。
上記実施形態では、温風吹付板46の温度分布を均一にし、温風吹付板46から感光材料10に吹き付られる温風の温度が、温風吹付板46の領域に依存せずにどの領域でも同程度になるようにした。温風の温度を温風吹付板46の領域に依存せずにどの領域でも同程度としても、感光材料10に乾燥しにくい部分があるときには、例えばヒータ33及び送風機32の配置を変える等の対策をとって温風吹付板46の所定領域の温度を高くし、その乾燥しにくい部分に温度の高い温風が吹き付けられるようにすることが好ましい。
2 プリンタプロセサ
4 プロセサ部
10 感光材料
13 乾燥部
28 搬送機構
29 搬送制御部
30 コントローラ
31 ダクト
32 送風機構
38 搬送ベルト
41 搬送路
46 温風吹付板
46a 吹出孔
46b 内面
46c 外面
47 フレーム
47a 下板
47b、47c、47d、47e 側板
48 断熱部材
4 プロセサ部
10 感光材料
13 乾燥部
28 搬送機構
29 搬送制御部
30 コントローラ
31 ダクト
32 送風機構
38 搬送ベルト
41 搬送路
46 温風吹付板
46a 吹出孔
46b 内面
46c 外面
47 フレーム
47a 下板
47b、47c、47d、47e 側板
48 断熱部材
Claims (2)
- 搬送路において湿潤な記録媒体を搬送しながら温風を吹き付けて乾燥させる乾燥装置において、
温風を生成する温風生成機構と、
前記搬送路に沿って備えられ、温風を前記記録媒体に吹き付ける吹出孔が形成された温風吹付部材と、
前記温風生成機構によって生成された温風を前記温風吹付部材に供給するとともに、前記温風吹付部材を支持するフレームと、
前記温風吹付部材と前記フレームとの間に挟まれて設けられる断熱部材とを有することを特徴とする乾燥装置。 - 前記温風吹付部材は熱伝導率の高い材料によって形成されていることを特徴とする請求項1記載の乾燥装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2003413560A JP2005173247A (ja) | 2003-12-11 | 2003-12-11 | 乾燥装置 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1914594A2 (en) | 2004-01-30 | 2008-04-23 | FUJIFILM Corporation | Silver halide color photographic light-sensitive material and color image-forming method |
JP2011227398A (ja) * | 2010-04-22 | 2011-11-10 | Canon Inc | シート乾燥装置およびプリント装置 |
CN103469411A (zh) * | 2013-09-23 | 2013-12-25 | 宁波大发化纤有限公司 | 一种匀风热定型烘箱 |
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2003
- 2003-12-11 JP JP2003413560A patent/JP2005173247A/ja active Pending
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