JP2549970Y2 - ブロックハンガー - Google Patents

ブロックハンガー

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JP2549970Y2 JP11299891U JP11299891U JP2549970Y2 JP 2549970 Y2 JP2549970 Y2 JP 2549970Y2 JP 11299891 U JP11299891 U JP 11299891U JP 11299891 U JP11299891 U JP 11299891U JP 2549970 Y2 JP2549970 Y2 JP 2549970Y2
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治 中尾
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【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、U字溝、溝蓋、歩道の
路面あるいは壁状構築物等々のための各種コンクリート
ブロックを、製造現場あるいは工事現場などにおいて運
搬する際に、主として手押し車の先端に吊り下げ状に取
り付けて使用されるブロックハンガーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種のコンクリートブロック把持
用のハンガーとしては、フィンガーをそれぞれの端部に
互いに対向して取付けてある1対のアームにより1本の
屈曲可能な横杆を構成し、該横杆の中央部において一方
のアームを縦杆へ枢着したブロックハンガーが既に提案
されている(例えば、実開平3−25373号公報参
照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種ハンガーにあっては、1対のアームが1本の剛直
な横杆を構成する状態と、両アームがその連結部位を中
心として相対的に回動しうる状態との間の切替えを行う
ための機構が相当に複雑で、作動の信頼性に乏しく、製
作コストが高いという問題を有していた。しかも、使用
に際しては、切替え操作を、縦杆によるコンクリートブ
ロックの上げ下ろし操作とは別の操作をしなければなら
ないため、その使用が必ずしも簡単ではなかった。その
ほか、対向した両フィンガー間の距離が一定不変である
ため、寸法を異にするブロックを運搬する場合には寸法
の異なる別のハンガーを必要とするという問題もあっ
た。
【0004】そこで本考案は、このような従来のブロッ
クハンガーが有していた問題点に鑑み、横杆を構成する
両アームの剛直状態と屈曲状態との間の切替え機構を極
めて簡素かつ合理的なものとし、かつ、コンクリートブ
ロック上げ下ろしのための縦杆の動きに連動して横杆を
剛直化し或は逆に屈曲可能となしうる構成とし、製造と
使用が容易なものを提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】該目的を達成するための
本考案の構成を、実施例に対応する図1乃至図5を参照
して説明すると、本考案のブロックハンガーは、コンク
リートブロック把持用フィンガー(11),(21)をそれぞれ
の端部側に互いに対向姿勢として取付けた第1アーム(1
0)と第2アーム(20)とからなる2本のアームと、これら
の両アーム(10),(20)を吊り下げる吊り下げ用縦杆(30)
とからなり、前記2本のアーム(10),(20)が第1枢軸(1
3)によって屈曲可能な横杆状に連結され、これら連結さ
れた第1アーム(10)と第2アーム(20)の何れか一方のア
ーム(図3において左側)に、上向きの2つの凹入部(1
2a),(12b)とこれらを連通する連絡溝(12d)とからなる係
止穴(12)を形成し、他方のアーム(図3において右側)
には、鈎状突出部分(23a)によって上辺が閉止され側方
に開口した鈎状の湾入部(23b)を形成し、これら第1ア
ーム(10)と第2アーム(20)とを1本に連なった横杆状姿
勢としたとき、前記係止穴(12)の2つの凹入部(12a),(1
2b)のうちの一方の凹入部(図3において右側)と該鈎
状の湾入部(23b)とが両アームの厚さ方向において重合
一致する構造とし、前記係止穴(12)に移動自在に挿嵌し
た第2枢軸(31)を介して前記縦杆(30)とアームとが連結
され、該第2枢軸(31)を係止穴(12)の一方の凹入部(図
3において右側)に移行させたとき前記湾入部(23b)と
係合して縦杆(30)が両アーム(10),(20)を略平行姿勢で
吊り上げ(図3参照)、該第2枢軸(31)を係止穴(12)の
他方の凹入部(同左側)に移行させたとき前記湾入部(2
3b)から離れて縦杆(30)が両アーム(10),(20)のうちの係
止穴(30)形成アームだけを係止して吊り上げる(図5参
照)構造としたものである。
【0006】また、前記係止穴の好適な実施形状として
は、側面視形状を略V字形もしくは略U字形としたもの
がよい。
【0007】
【作用】このような構成とした本考案のブロックハンガ
ーは、第1及び第2の両アーム(10),(20)が第1枢軸(1
3)(図2〜3参照)により常に相互に連結された状態に
ある。しかし、第2枢軸(31)(図2及び4参照)は第1
アーム(10)の係止穴(12)の一方の凹入部(12a)と第2ア
ーム(20)の湾入部(23b)とが位置整合したときに、これ
ら凹入部と湾入部とに係合した「複係合姿勢」をとるこ
とができると共に、前記凹入部(12a)から外れて他方の
凹入部(12b)へ嵌まり込み、第2アームの湾入部(23b)か
らは外れる「単係合姿勢」をとることができる。
【0008】両アームを地面へ載置し、あるいは所定位
置へ運搬したコンクリートブロックの上へ載置すること
により第2枢軸(31)への荷重を解放すれば、縦杆(30)の
下部を少し変位させることにより該枢軸に前記の複係合
姿勢をとらせることができる。したがって該縦杆の上部
を連結した部材、例えば運搬車のフレームを持ち上げる
ことにより、両アームが構成する横杆を縦杆を介して持
ち上げることができる。該運搬車を移動させ、続けて運
搬すべき別のコンクリートブロックの上へ横杆を置け
ば、縦杆下部の変位により第2枢軸(31)に前記の単係合
姿勢をとらせることができる。この姿勢において、運搬
車のフレームを持ち上げると、縦杆(30)は上動し、第2
枢軸(31)を介して係止穴(12)側の第1アーム(10)の一端
側も上動するので、該アームの他端側は下方内方へ該枢
軸を中心とした弧状の軌跡をえがきつつ揺動する。同様
に、第2アーム(20)は、一端側が第1枢軸(13)を介して
持ち上げられるので、他端側は該枢軸を中心として第1
アーム(10)の前記他端側と同様に下方内方へ揺動する。
そして両アームのフィンガー(11),(21)の内面には、例
えば硬質ゴムの焼付け等による滑止め手段(15),(25)を
施してあるから、コンクリートブロックは両フィンガー
間に挟圧されて持ち上げられ、所定の場所へ運搬され
る。
【0009】
【実施例】以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1乃至図5に示した第1実施例は、ブロックハン
ガーの第1アーム(10)は、一例として厚さ約4.5mmの
同形の鉄板片を、9mm強の隙間(T)をおいて対向させ、
その中央部上辺へ逆U字形片(16)を溶接して一体化した
ものである。この隙間(T)の中へ、厚さ約9mmの鉄板か
らなる第2アーム(20)の一端側が挿入され、第1枢軸(1
3)としてのボルトとナットにより第1アーム(10)へ連結
されている。而して、これら第1アーム(10)と第2アー
ム(20)とは該第1枢軸(13)によって1本の屈曲可能な横
杆を構成していて、第1アーム(10)の一端側にはフィン
ガー(11)が取付けられ、他端側には、2つの凹入部(12
a),(12b)を略V字形の連絡溝(12d)で連通した係止穴(1
2)と、略々中間位置に前記第1枢軸(13)が嵌挿された丸
穴(14)とが設けてある。また、第2アーム(20)の一端側
には、前記第1枢軸(13)が嵌挿された丸穴(22)と、 略々
中間位置の上部に鈎状突出部分(23a)を有し側方に開口
した湾入部(23b)が設けてあり、 他端側にはフィンガー
(21)が取付けられている。また、縦杆(30)が、第1アー
ム(10)の係止穴(12)へ嵌挿され凹入部(12a),(12b)間で
の自由なシフトと第2アーム(20)の湾入部(23b)への嵌
脱とが可能な第2枢軸(31)を下端部に備えている。
【0010】また、逆L字形をしたフィンガー(11),(2
1)は、上面から突出した鉛直の耳片(11a),(21a)に、そ
れぞれ2つのボルト挿通穴(17),(27)が穿孔されてお
り、それらの何れかを、各アームの長さ方向に列設した
複数のボルト穴(18),(28)の何れかを選択して整合さ
せ、ボルト(19a),(29a)とナツト(19b),(29b)で連結固定
してある。即ち、両フィンガー間の距離は被運搬物の寸
法に合わせて随時随意に変更できるようにしてある。ま
た、第2アーム(20)には、前記上辺中間位置に形成した
湾入部(23b)の入口に鈎状突出部分(23a)を設けることに
よって、第2枢軸(31)との係合が確実にできるようにし
てある。
【0011】両アーム(10),(20)が構成する横杆へ、下
端部において第2枢軸(31)を介して連結されている縦杆
(30)の詳細は次の通りである。すなわち、図6〜7に示
したように、例えば2輪運搬車(40)の荷物吊下げ用のフ
レーム(41)の先端部へボルト(42)により高さ調整自在に
連結するための複数の穴(32)が上方の主杆(33)に長さ方
向に列設してあり、該主杆の下部には立方体の頭部(35)
が一体的に連設してある。この頭部には横方向の貫通穴
(35),(35)が十文字に穿孔されていて、上向きに開いた
U字形アダプター(36)の上部両側壁の間へ前記頭部を嵌
め、該側壁の穴(36a)と貫通穴(35)へ頭付き枢支ピン(37
a)を通し、反対側から突出した該ピン脚部の先端の小孔
にはワッシャー(37b)を介して止めピン(37c)を差し込ん
である。そして、U字形の下向き開口の角度を上部両側
壁に対して90°角度をズラしたアダプター(36)の下部
両側壁(38)に穿孔したピン穴(39)へ、前記の第2枢軸(3
1)を密嵌合状態に挿通してある。アダプター(36)の、主
杆(33)に対する角度は90°ごとに可変である。すなわ
ち、枢支ピン(37a)を一旦抜いて該アダプターの向きを
変えて再度該ピンを差し込めば良い。
【0012】図7に示すように、この運搬車(40)にあっ
ては、前記フレーム(41)が筒体であり小径の継足し部(4
1a)がテレスコピックに矢印(A)の如く出没する構成であ
る。車輪(43)の車軸から上方後方へ延びた主フレーム(4
4)の上方後端へは接地脚(45)が取付けてあり、その上端
から後方へハンドル(46)が延びている。なお番号(47)
は、地面(G)上のコンクリートブロック(C)への車体の衝
当を防ぐためのバンパーである。
【0013】本考案のブロックハンガーは、図3〜5に
示すようにして使用される。即ち、図3の状態にあって
は、第1アーム(10)と第2アーム(20)とが第1及び第2
枢軸(13),(31)の2ケ所で連結されて剛直な1本の横杆
となっている。この状態で矢印(Y1)のように縦杆(30)を
下げると、図4のようにL字形フィンガー(11),(21)の
上辺下面がブロック(C)の上面に当接する。このとき縦
杆(30)の下部の第2枢軸は、略V字形の凸部(12c)に案
内されて左下方へ(図3の位置から図4の位置へ)自動
的に変位して右側の凹入部(12a)と湾入部(23b)から離脱
しニュートラルの姿勢になる。続いて、縦杆(30)を少し
前方に押しつけながら上げるとその下部が斜め左上方へ
(図4の位置から図5の位置へ)自動的に変位し、第2
枢軸(31)は左側の凹入部(12b)のみに係合した姿勢とな
る。そのあと、図5の矢印(Y2)のように縦杆(30)を持ち
上げれば、第1アーム(10)が第2枢軸(31)を介して縦杆
(30)に支持され、第2アーム(20)が第1枢軸(13)を介し
て第1アーム(10)に支持された状態となる。そして、こ
のような作用点、支点および力点の関係から、両フィン
ガー(11),(21)は互いに接近する方向の力をコンクリー
トブロック(C)の重力に起因した反力として受けること
になる。更に続けて縦杆を持ち上げれば、ブロック(C)
は地面(G)から完全に浮き上がり、運搬車の移動により
目的の場所へ運ぶことができる。そして目的の場所でブ
ロックを降ろした後、縦杆(30)を上述の方向とは逆の方
向に操作することにより、第2枢軸(31)の姿勢を図3の
位置へ戻せばよい。
【0014】図8乃至図10は、第1アーム(10)と第2
アーム(20)との連結部の実施例構造を示したもので、図
8の実施例は、第1アーム(10)の板本体の第2アーム(2
0)側の端部に平面視コの字状の金具(10a)の底を溶接連
結し、この対向する両壁の上半部に、両端に凹入部(12
a),(12b)を有する上向き台形状の係止穴(12)を形成し、
その下部に第1枢軸(13)挿入連結用の穴(14)を形成し、
第2アーム(20)の第1アーム(10)側の端部の上半部に
湾入部(23b)を形成し、その下部に第1枢軸(13)挿入連
結用の穴(22)を形成したものとし、これら両穴(14),(2
2)を第1枢軸(13)(図外)で枢着連結した構造とした
ものである。
【0015】図9の実施例は、第1アーム(10)の板本体
の第2アーム(20)側の端部に側面視コの字状の金具(10
b)を下向きにしてその底の一部を重ね合わせてリベツト
ピンpでかしめ連結し、この対向する両壁の上半部に、
両端に凹入部を有する上向き円弧状の係止穴(12)を形成
し、その下部に第1枢軸(13)挿入連結用の穴(14)を形成
し、第2アーム(20)を前記図8の実施例のものと同様形
状のものとし、両穴(14),(22)を第1枢軸(13)(図外)
で枢着連結した構造としたものである。
【0016】図10の実施例は、第1アーム(10)の板本
体の端部の上半部に、両端に凹入部(12a),(12b)を有す
る変形V字状の係止穴(12)を形成し、その下部に第1枢
軸(13)挿入連結用の穴(14)を形成し、第2アーム(20)の
第1アーム(10)側の端部に平面視コの字状の金具(20a)
の底を溶接連結し、この対向する両壁の上半部に湾入部
(23b)を形成し、その下部に第1枢軸(13)挿入連結用の
穴(22)を形成したものとし、これら両穴(14),(22)を第
1枢軸(13)(図外)で枢着連結した構造としたもので
ある。
【0017】これら図8〜図10の実施例では、第1ア
ーム(10)と第2アーム(20)とをそれぞれの部材の端部
近くで連結したものとしてあるので、これら両アーム
(10),(20)の長さをほぼ等長のものとすることができ、
これら両アームの突き合わせ状の端部を縦杆(30)によっ
て吊り下げるため、 コンクリートブロックの搬送時に左
右のバランスをとりやすく、 ブロックの両端部に対して
略々同じ強さの吊り上げ力を掛けることができる利点が
有る。
【0018】前記両フィンガー(11),(12)の内面には断
面鋸歯形の硬質ゴム片(15),(25)を取付けてあるから、
運搬中のブッロクが落下する虞れはない。また、第1実
施例に示したように、フィンガー取り付け用のボルト穴
(18),(28)を多数形成しておくと、コンクリートブロッ
クの形状や寸法の如何によって、両フィンガー間の間隔
を任意に変更でき、便利に使用することができる。
【0019】以上本考案の代表的と思われる実施例につ
いて説明したが、本考案は必ずしもこれらの実施例構造
のみに限定されるものではなく、本考案にいう前記の構
成要件を備え、かつ、本考案にいう目的を達成し、以下
にいう効果を有する範囲内において適宜改変して実施す
ることができるものである。たとえば、係止穴(12)は上
向きのコ字形としてもよく、また、第2アーム(20)に形
成した湾入部(23b)の開口側を、第1アーム(10)側では
なく、フィンガー取り付け用のボルト穴(28)を形成した
他端側に向けて開口していてもよい。その場合には、第
1アーム(10)の係止穴(12)を構成する2つの凹入部(12
a),(12b)の作用が上述の実施例の場合とは逆の関係とな
る。
【0020】
【考案の効果】以上の説明から既に明らかなように、本
考案は、固定された枢軸により横杆をけいせいする2つ
のアームを恒常的に連結した第1の連結部と、可動枢軸
が両アームへ係合した姿勢と一方のアームのみへ係合し
た姿勢との間で切換えられる第2の連結部とを設け、こ
の後者の連結部における可動枢軸を縦杆への連結部材と
して活用するようにしたものであるから、その使用が簡
単確実であり、製造が容易で製造コストが低廉であっ
て、運搬車以外の種々の装置、例えばホイスト等にも好
適に取付けて使用することができる汎用性もある効果を
有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示した分解斜視図。
【図2】連結状態を示す図1のII−II線に沿った断面
図。
【図3】連結状態を示す側面図。
【図4】作動状況を示す側面図。
【図5】同じく作動状態を示す側面図。
【図6】運搬車への取付け状態を示す平面図。
【図7】同側面図。
【図8】別実施例の要部を示す分解斜視図。
【図9】他の実施例の要部を示す分解斜視図。
【図10】更に他の実施例の要部を示す分解斜視図。
【符号の説明】
(10) 第1アーム (11) フィンガー (12) 係止穴 (12a) 凹入部 (12b) 凹入部 (12c) 連絡溝 (13) 第1枢軸 (14) 連結穴 (20) 第2アーム (21) フィンガー (22) 連結穴 (23a) 鈎状突出部分 (23b) 湾入部 (30) 縦杆 (31) 第2枢軸

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリートブロック把持用フィンガー
    (11),(21)をそれぞれの端部側に互いに対向姿勢として
    取付けられている第1アーム(10)と第2アーム(20)とか
    らなる2本一対のアームと、これらの両アーム(10),(2
    0)を吊り下げる吊り下げ用縦杆(30)とからなり、前記2
    本のアーム(10),(20)が第1枢軸(13)によって屈曲可能
    な横杆状に連結され、これら連結された第1アーム(10)
    と第2アーム(20)の何れか一方のアームに、上向きの2
    つの凹入部(12a),(12b)とこれらを連通する連絡溝(12d)
    とからなる係止穴(12)が形成され、第1アーム(10)と第
    2アーム(20)の何れか他方のアームには、鈎状突出部分
    (23a)によって上辺が閉止され側方に開口した鈎状の湾
    入部(23b)が形成され、これら第1アーム(10)と第2ア
    ーム(20)とを1本に連なった横杆状姿勢としたとき、前
    記係止穴(12)の2つの凹入部(12a),(12b)のうちの一方
    の凹入部と該鈎状の湾入部(23b)とが両アームの厚さ方
    向において重合一致する構造とされ、前記係止穴(12)に
    移動自在に挿嵌された第2枢軸(31)を介して前記縦杆(3
    0)とアームとが連結され、該第2枢軸(31)を係止穴(12)
    の一方の凹入部に移行させたとき前記湾入部(23b)と係
    合して縦杆(30)が両アーム(10),(20)を略平行姿勢で吊
    り上げ、該第2枢軸(31)を係止穴(12)の他方の凹入部に
    移行させたとき前記湾入部(23b)から離れて縦杆(30)が
    両アーム(10),(20)のうちの係止穴(30)形成アームだけ
    を係止して吊り上げる構造としてあるブロックハンガ
    ー。
  2. 【請求項2】 前記係止穴(12)の側面視形状が、略V字
    形もしくは略U字形のものである請求項1に記載のブロ
    ックハンガー。
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