JPH0554476U - ブロックハンガー - Google Patents

ブロックハンガー

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JPH0554476U
JPH0554476U JP11299891U JP11299891U JPH0554476U JP H0554476 U JPH0554476 U JP H0554476U JP 11299891 U JP11299891 U JP 11299891U JP 11299891 U JP11299891 U JP 11299891U JP H0554476 U JPH0554476 U JP H0554476U
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arms
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治 中尾
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 使用簡単で製作容易なコンクリートブロック
用のハンガー。 【構成】 フィンガー11,21を端部側に取付けた2
本一対のアーム10,20と、これらの両アームを吊り
下げる吊り下げ用縦杆30とからなり、2本のアームが
屈曲可能な横杆状に連結され、一方のアームに、上向き
の2つの凹入部12a,12bとこれらを連通する連絡
溝12cとからなる係止穴12が形成され、他方のアー
ムには、鈎状突出部によって上辺が閉止され側方に開口
した鈎状の湾入部23bが形成され、両アームを横杆状
姿勢としたとき、前記係止穴の一方の凹入部と鈎状湾入
部とが両アームの厚さ方向において重合一致する構造と
され、係止穴に移動自在に挿嵌された第2枢軸31を介
して縦杆とアームとが連結され、湾入部と係合して縦杆
が両アームを略平行姿勢で吊り上げたり、湾入部から離
れて縦杆が両アームのうちの係止穴を形成したアームだ
けを係止して吊り上げる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、U字溝、溝蓋、歩道の路面あるいは壁状構築物等々のための各種コ ンクリートブロックを、製造現場あるいは工事現場などにおいて運搬する際に、 主として手押し車の先端に吊り下げ状に取り付けて使用されるブロックハンガー に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来この種のコンクリートブロック把持用のハンガーとしては、フィンガーを それぞれの端部に互いに対向して取付けてある1対のアームにより1本の屈曲可 能な横杆を構成し、該横杆の中央部において一方のアームを縦杆へ枢着したブロ ックハンガーが既に提案されている(例えば、実開平3−25373号公報参照 )。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のこの種ハンガーにあっては、1対のアームが1本の剛直 な横杆を構成する状態と、両アームがその連結部位を中心として相対的に回動し うる状態との間の切替えを行うための機構が相当に複雑で、作動の信頼性に乏し く、製作コストが高いという問題を有していた。しかも、使用に際しては、切替 え操作を、縦杆によるコンクリートブロックの上げ下ろし操作とは別の操作をし なければならないため、その使用が必ずしも簡単ではなかった。そのほか、対向 した両フィンガー間の距離が一定不変であるため、寸法を異にするブロックを運 搬する場合には寸法の異なる別のハンガーを必要とするという問題もあった。
【0004】 そこで本考案は、このような従来のブロックハンガーが有していた問題点に鑑 み、横杆を構成する両アームの剛直状態と屈曲状態との間の切替え機構を極めて 簡素かつ合理的なものとし、かつ、コンクリートブロック上げ下ろしのための縦 杆の動きに連動して横杆を剛直化し或は逆に屈曲可能となしうる構成とし、製造 と使用が容易なものを提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
該目的を達成するための本考案の構成を、実施例に対応する図1乃至図5を参 照して説明すると、本考案のブロックハンガーは、コンクリートブロック把持用 フィンガー(11),(21)をそれぞれの端部側に互いに対向姿勢として取付けた第1 アーム(10)と第2アーム(20)とからなる2本のアームと、これらの両アーム(10) ,(20)を吊り下げる吊り下げ用縦杆(30)とからなり、前記2本のアーム(10),(20) が第1枢軸(13)によって屈曲可能な横杆状に連結され、これら連結された第1ア ーム(10)と第2アーム(20)の何れか一方のアーム(図3において左側)に、上向 きの2つの凹入部(12a),(12b)とこれらを連通する連絡溝(12d)とからなる係止穴 (12)を形成し、他方のアーム(図3において右側)には、鈎状突出部分(23a)に よって上辺が閉止され側方に開口した鈎状の湾入部(23b)を形成し、これら第1 アーム(10)と第2アーム(20)とを1本に連なった横杆状姿勢としたとき、前記係 止穴(12)の2つの凹入部(12a),(12b)のうちの一方の凹入部(図3において右側 )と該鈎状の湾入部(23b)とが両アームの厚さ方向において重合一致する構造と し、前記係止穴(12)に移動自在に挿嵌した第2枢軸(31)を介して前記縦杆(30)と アームとが連結され、該第2枢軸(31)を係止穴(12)の一方の凹入部(図3におい て右側)に移行させたとき前記湾入部(23b)と係合して縦杆(30)が両アーム(10), (20)を略平行姿勢で吊り上げ(図3参照)、該第2枢軸(31)を係止穴(12)の他方 の凹入部(同左側)に移行させたとき前記湾入部(23b)から離れて縦杆(30)が両 アーム(10),(20)のうちの係止穴(30)形成アームだけを係止して吊り上げる(図 5参照)構造としたものである。
【0006】 また、前記係止穴の好適な実施形状としては、側面視形状を略V字形もしくは 略U字形としたものがよい。
【0007】
【作用】
このような構成とした本考案のブロックハンガーは、第1及び第2の両アーム (10),(20)が第1枢軸(13)(図2〜3参照)により常に相互に連結された状態に ある。しかし、第2枢軸(31)(図2及び4参照)は第1アーム(10)の係止穴(12) の一方の凹入部(12a)と第2アーム(20)の湾入部(23b)とが位置整合したときに、 これら凹入部と湾入部とに係合した「複係合姿勢」をとることができると共に、 前記凹入部(12a)から外れて他方の凹入部(12b)へ嵌まり込み、第2アームの湾入 部(23b)からは外れる「単係合姿勢」をとることができる。
【0008】 両アームを地面へ載置し、あるいは所定位置へ運搬したコンクリートブロック の上へ載置することにより第2枢軸(31)への荷重を解放すれば、縦杆(30)の下部 を少し変位させることにより該枢軸に前記の複係合姿勢をとらせることができる 。したがって該縦杆の上部を連結した部材、例えば運搬車のフレームを持ち上げ ることにより、両アームが構成する横杆を縦杆を介して持ち上げることができる 。該運搬車を移動させ、続けて運搬すべき別のコンクリートブロックの上へ横杆 を置けば、縦杆下部の変位により第2枢軸(31)に前記の単係合姿勢をとらせるこ とができる。この姿勢において、運搬車のフレームを持ち上げると、縦杆(30)は 上動し、第2枢軸(31)を介して係止穴(12)側の第1アーム(10)の一端側も上動す るので、該アームの他端側は下方内方へ該枢軸を中心とした弧状の軌跡をえがき つつ揺動する。同様に、第2アーム(20)は、一端側が第1枢軸(13)を介して持ち 上げられるので、他端側は該枢軸を中心として第1アーム(10)の前記他端側と同 様に下方内方へ揺動する。そして両アームのフィンガー(11),(21)の内面には、 例えば硬質ゴムの焼付け等による滑止め手段(15),(25)を施してあるから、コン クリートブロックは両フィンガー間に挟圧されて持ち上げられ、所定の場所へ運 搬される。
【0009】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1乃至図5に示した第1実施例は、ブロックハンガーの第1アーム(10)は、 一例として厚さ約4.5mmの同形の鉄板片を、9mm強の隙間(T)をおいて対向させ 、その中央部上辺へ逆U字形片(16)を溶接して一体化したものである。この隙間 (T)の中へ、厚さ約9mmの鉄板からなる第2アーム(20)の一端側が挿入され、第 1枢軸(13)としてのボルトとナットにより第1アーム(10)へ連結されている。而 して、これら第1アーム(10)と第2アーム(20)とは該第1枢軸(13)によって1本 の屈曲可能な横杆を構成していて、第1アーム(10)の一端側にはフィンガー(11) が取付けられ、他端側には、2つの凹入部(12a),(12b)を略V字形の連絡溝(12d) で連通した係止穴(12)と、略々中間位置に前記第1枢軸(13)が嵌挿された丸穴(1 4)とが設けてある。また、第2アーム(20)の一端側には、前記第1枢軸(13)が嵌 挿された丸穴(22)と、 略々中間位置の上部に鈎状突出部分(23a)を有し側方に開 口した湾入部(23b)が設けてあり、 他端側にはフィンガー(21)が取付けられてい る。また、縦杆(30)が、第1アーム(10)の係止穴(12)へ嵌挿され凹入部(12a),(1 2b)間での自由なシフトと第2アーム(20)の湾入部(23b)への嵌脱とが可能な第2 枢軸(31)を下端部に備えている。
【0010】 また、逆L字形をしたフィンガー(11),(21)は、上面から突出した鉛直の耳片( 11a),(21a)に、それぞれ2つのボルト挿通穴(17),(27)が穿孔されており、それ らの何れかを、各アームの長さ方向に列設した複数のボルト穴(18),(28)の何れ かを選択して整合させ、ボルト(19a),(29a)とナツト(19b),(29b)で連結固定して ある。即ち、両フィンガー間の距離は被運搬物の寸法に合わせて随時随意に変更 できるようにしてある。また、第2アーム(20)には、前記上辺中間位置に形成し た湾入部(23b)の入口に鈎状突出部分(23a)を設けることによって、第2枢軸(31) との係合が確実にできるようにしてある。
【0011】 両アーム(10),(20)が構成する横杆へ、下端部において第2枢軸(31)を介して 連結されている縦杆(30)の詳細は次の通りである。すなわち、図6〜7に示した ように、例えば2輪運搬車(40)の荷物吊下げ用のフレーム(41)の先端部へボルト (42)により高さ調整自在に連結するための複数の穴(32)が上方の主杆(33)に長さ 方向に列設してあり、該主杆の下部には立方体の頭部(35)が一体的に連設してあ る。この頭部には横方向の貫通穴(35),(35)が十文字に穿孔されていて、上向き に開いたU字形アダプター(36)の上部両側壁の間へ前記頭部を嵌め、該側壁の穴 (36a)と貫通穴(35)へ頭付き枢支ピン(37a)を通し、反対側から突出した該ピン脚 部の先端の小孔にはワッシャー(37b)を介して止めピン(37c)を差し込んである。 そして、U字形の下向き開口の角度を上部両側壁に対して90°角度をズラした アダプター(36)の下部両側壁(38)に穿孔したピン穴(39)へ、前記の第2枢軸(31) を密嵌合状態に挿通してある。アダプター(36)の、主杆(33)に対する角度は90 °ごとに可変である。すなわち、枢支ピン(37a)を一旦抜いて該アダプターの向 きを変えて再度該ピンを差し込めば良い。
【0012】 図7に示すように、この運搬車(40)にあっては、前記フレーム(41)が筒体であ り小径の継足し部(41a)がテレスコピックに矢印(A)の如く出没する構成である。 車輪(43)の車軸から上方後方へ延びた主フレーム(44)の上方後端へは接地脚(45) が取付けてあり、その上端から後方へハンドル(46)が延びている。なお番号(47) は、地面(G)上のコンクリートブロック(C)への車体の衝当を防ぐためのバンパー である。
【0013】 本考案のブロックハンガーは、図3〜5に示すようにして使用される。即ち、 図3の状態にあっては、第1アーム(10)と第2アーム(20)とが第1及び第2枢軸 (13),(31)の2ケ所で連結されて剛直な1本の横杆となっている。この状態で矢 印(Y1)のように縦杆(30)を下げると、図4のようにL字形フィンガー(11),(21) の上辺下面がブロック(C)の上面に当接する。このとき縦杆(30)の下部の第2枢 軸は、略V字形の凸部(12c)に案内されて左下方へ(図3の位置から図4の位置 へ)自動的に変位して右側の凹入部(12a)と湾入部(23b)から離脱しニュートラル の姿勢になる。続いて、縦杆(30)を少し前方に押しつけながら上げるとその下部 が斜め左上方へ(図4の位置から図5の位置へ)自動的に変位し、第2枢軸(31) は左側の凹入部(12b)のみに係合した姿勢となる。そのあと、図5の矢印(Y2)の ように縦杆(30)を持ち上げれば、第1アーム(10)が第2枢軸(31)を介して縦杆(3 0)に支持され、第2アーム(20)が第1枢軸(13)を介して第1アーム(10)に支持さ れた状態となる。そして、このような作用点、支点および力点の関係から、両フ ィンガー(11),(21)は互いに接近する方向の力をコンクリートブロック(C)の重力 に起因した反力として受けることになる。更に続けて縦杆を持ち上げれば、ブロ ック(C)は地面(G)から完全に浮き上がり、運搬車の移動により目的の場所へ運ぶ ことができる。そして目的の場所でブロックを降ろした後、縦杆(30)を上述の方 向とは逆の方向に操作することにより、第2枢軸(31)の姿勢を図3の位置へ戻せ ばよい。
【0014】 図8乃至図10は、第1アーム(10)と第2アーム(20)との連結部の実施例構造 を示したもので、図8の実施例は、第1アーム(10)の板本体の第2アーム(20)側 の端部に平面視コの字状の金具(10a)の底を溶接連結し、この対向する両壁の上 半部に、両端に凹入部(12a),(12b)を有する上向き台形状の係止穴(12)を形成し 、その下部に第1枢軸(13)挿入連結用の穴(14)を形成し、第2アーム(20)の第1 アーム(10)側の端部の上半部に湾入部(23b)を形成し、その下部に第1枢軸(13 )挿入連結用の穴(22)を形成したものとし、これら両穴(14),(22)を第1枢軸(13 )(図外)で枢着連結した構造としたものである。
【0015】 図9の実施例は、第1アーム(10)の板本体の第2アーム(20)側の端部に側面視 コの字状の金具(10b)を下向きにしてその底の一部を重ね合わせてリベツトピン pでかしめ連結し、この対向する両壁の上半部に、両端に凹入部を有する上向き 円弧状の係止穴(12)を形成し、その下部に第1枢軸(13)挿入連結用の穴(14)を形 成し、第2アーム(20)を前記図8の実施例のものと同様形状のものとし、両穴(1 4),(22)を第1枢軸(13)(図外)で枢着連結した構造としたものである。
【0016】 図10の実施例は、第1アーム(10)の板本体の端部の上半部に、両端に凹入部 (12a),(12b)を有する変形V字状の係止穴(12)を形成し、その下部に第1枢軸(13 )挿入連結用の穴(14)を形成し、第2アーム(20)の第1アーム(10)側の端部に平 面視コの字状の金具(20a)の底を溶接連結し、この対向する両壁の上半部に湾入 部(23b)を形成し、その下部に第1枢軸(13)挿入連結用の穴(22)を形成したもの とし、これら両穴(14),(22)を第1枢軸(13)(図外)で枢着連結した構造とした ものである。
【0017】 これら図8〜図10の実施例では、第1アーム(10)と第2アーム(20)とをそ れぞれの部材の端部近くで連結したものとしてあるので、これら両アーム(10), (20)の長さをほぼ等長のものとすることができ、これら両アームの突き合わせ状 の端部を縦杆(30)によって吊り下げるため、 コンクリートブロックの搬送時に左 右のバランスをとりやすく、 ブロックの両端部に対して略々同じ強さの吊り上げ 力を掛けることができる利点が有る。
【0018】 前記両フィンガー(11),(12)の内面には断面鋸歯形の硬質ゴム片(15),(25)を取 付けてあるから、運搬中のブッロクが落下する虞れはない。また、第1実施例に 示したように、フィンガー取り付け用のボルト穴(18),(28)を多数形成しておく と、コンクリートブロックの形状や寸法の如何によって、両フィンガー間の間隔 を任意に変更でき、便利に使用することができる。
【0019】 以上本考案の代表的と思われる実施例について説明したが、本考案は必ずしも これらの実施例構造のみに限定されるものではなく、本考案にいう前記の構成要 件を備え、かつ、本考案にいう目的を達成し、以下にいう効果を有する範囲内に おいて適宜改変して実施することができるものである。たとえば、係止穴(12)は 上向きのコ字形としてもよく、また、第2アーム(20)に形成した湾入部(23b)の 開口側を、第1アーム(10)側ではなく、フィンガー取り付け用のボルト穴(28) を形成した他端側に向けて開口していてもよい。その場合には、第1アーム(10) の係止穴(12)を構成する2つの凹入部(12a),(12b)の作用が上述の実施例の場合 とは逆の関係となる。
【0020】
【考案の効果】
以上の説明から既に明らかなように、本考案は、固定された枢軸により横杆を けいせいする2つのアームを恒常的に連結した第1の連結部と、可動枢軸が両ア ームへ係合した姿勢と一方のアームのみへ係合した姿勢との間で切換えられる第 2の連結部とを設け、この後者の連結部における可動枢軸を縦杆への連結部材と して活用するようにしたものであるから、その使用が簡単確実であり、製造が容 易で製造コストが低廉であって、運搬車以外の種々の装置、例えばホイスト等に も好適に取付けて使用することができる汎用性もある効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示した分解斜視図。
【図2】連結状態を示す図1のII−II線に沿った断面
図。
【図3】連結状態を示す側面図。
【図4】作動状況を示す側面図。
【図5】同じく作動状態を示す側面図。
【図6】運搬車への取付け状態を示す平面図。
【図7】同側面図。
【図8】別実施例の要部を示す分解斜視図。
【図9】他の実施例の要部を示す分解斜視図。
【図10】更に他の実施例の要部を示す分解斜視図。
【符号の説明】
(10) 第1アーム (11) フィンガー (12) 係止穴 (12a) 凹入部 (12b) 凹入部 (12c) 連絡溝 (13) 第1枢軸 (14) 連結穴 (20) 第2アーム (21) フィンガー (22) 連結穴 (23a) 鈎状突出部分 (23b) 湾入部 (30) 縦杆 (31) 第2枢軸

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリートブロック把持用フィンガー
    (11),(21)をそれぞれの端部側に互いに対向姿勢として
    取付けられている第1アーム(10)と第2アーム(20)とか
    らなる2本一対のアームと、これらの両アーム(10),(2
    0)を吊り下げる吊り下げ用縦杆(30)とからなり、前記2
    本のアーム(10),(20)が第1枢軸(13)によって屈曲可能
    な横杆状に連結され、これら連結された第1アーム(10)
    と第2アーム(20)の何れか一方のアームに、上向きの2
    つの凹入部(12a),(12b)とこれらを連通する連絡溝(12d)
    とからなる係止穴(12)が形成され、第1アーム(10)と第
    2アーム(20)の何れか他方のアームには、鈎状突出部分
    (23a)によって上辺が閉止され側方に開口した鈎状の湾
    入部(23b)が形成され、これら第1アーム(10)と第2ア
    ーム(20)とを1本に連なった横杆状姿勢としたとき、前
    記係止穴(12)の2つの凹入部(12a),(12b)のうちの一方
    の凹入部と該鈎状の湾入部(23b)とが両アームの厚さ方
    向において重合一致する構造とされ、前記係止穴(12)に
    移動自在に挿嵌された第2枢軸(31)を介して前記縦杆(3
    0)とアームとが連結され、該第2枢軸(31)を係止穴(12)
    の一方の凹入部に移行させたとき前記湾入部(23b)と係
    合して縦杆(30)が両アーム(10),(20)を略平行姿勢で吊
    り上げ、該第2枢軸(31)を係止穴(12)の他方の凹入部に
    移行させたとき前記湾入部(23b)から離れて縦杆(30)が
    両アーム(10),(20)のうちの係止穴(30)形成アームだけ
    を係止して吊り上げる構造としてあるブロックハンガ
    ー。
  2. 【請求項2】 前記係止穴(12)の側面視形状が、略V字
    形もしくは略U字形のものである請求項1に記載のブロ
    ックハンガー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012041766A (ja) * 2010-08-20 2012-03-01 Ueda Kiko Kk 地中障害物の吊上げ装置
JP2021165503A (ja) * 2020-04-08 2021-10-14 保線機器整備株式会社 部材運搬工具

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