JPH0141615Y2 - - Google Patents

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JPH0141615Y2
JPH0141615Y2 JP16309185U JP16309185U JPH0141615Y2 JP H0141615 Y2 JPH0141615 Y2 JP H0141615Y2 JP 16309185 U JP16309185 U JP 16309185U JP 16309185 U JP16309185 U JP 16309185U JP H0141615 Y2 JPH0141615 Y2 JP H0141615Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は運搬車の荷箱を車体静止部材に対して
傾斜及び昇降させる荷箱駆動機構のロツク装置に
関する。
(従来技術) 一般に前記荷箱を傾斜及び昇降させる荷箱駆動
機構は、例えば実開昭59−5431号公報に示されて
いるごとく、荷箱の下部にアツパレールを、また
車体静止部材にロアレールをそれぞれ設けると共
に、一対の第1、第2アームを交差状に軸着し
て、前記第1アームの下端部を前記車体静止部材
側の一端に回動自由に支持し、該第1アームの上
端部を前記アツパレールの他端側に移動自由に連
結し、且つ前記第2アームの上端部を前記荷箱側
の一端に回動自由に支持して、該第2アームの下
端部を前記ロアレールの他端側に移動自由に連結
する一方、前記ロアレールの他端側上壁面を一部
切欠いて、該切欠部に開閉カバーを開閉自由に設
けているのであつて、該開閉カバーのスライド操
作により前記切欠部を開放した上で、前記車体静
止部材と前記第1アームとの間に設けた昇降装置
を作動させることで、前記ロアレールの他端側に
移動自由に連結している前記第2アームの下端部
を、前記切欠部を介して前記ロアレールから離脱
させて、前記荷箱を傾斜させる一方、前記開閉カ
バーのスライド操作により、前記切欠部を閉鎖し
て前記昇降装置を作動させることで、前記第1、
第2アームを介して前記荷箱を水平状態にて上昇
させるようにしている。
しかしながら以上の荷箱の駆動機構では、前記
荷箱の上昇と傾斜との切換に信頼性に乏しく、場
合によつては、前記荷箱の傾斜操作時、前記第2
アームが前記ロアレールから離脱せず、前記荷箱
の傾斜が行えなくなる等の不具合があり、そこで
本願出願人は、以上の問題点を解消すべく、荷箱
の下部にアツパレールを設けると共に、車体静止
部材にロアレールの一端を回動自由に支持し、該
ロアレールを前記車体静止部材との間に、該ロア
レールを前記車体静止部材にロツクするロツク部
材を備えたロツク機構を設ける一方、一対の第1
及び第2アームを交差させて軸着し、前記第1ア
ームの下端部を前記ロアレールの一端に回動自由
に支持して、該第1アームの上端部を前記アツパ
レールに移動自由に連結すると共に、前記第2ア
ームの上端を前記荷箱側の一端に回動自由に支持
して、該第2アームの下端部を前記ロアレールに
移動自由に連結し、且つ前記車体静止部材側と前
記荷箱側との間に昇降装置を設けた荷箱の駆動機
構を開発したのである。
(考案が解決しようとする問題点) ところで以上の荷箱駆動機構は、前記ロツク機
構の操作により、前記ロアレールと前記車体静止
部材とのロツクを解除した上で、前記昇降装置を
作動させると、前記荷箱が傾斜すると共に、前記
ロアレールも、前記第2アームの下端側に作用す
る上向きの反力により、前記ロアレールの他端側
も前記荷箱と共に持ち上げられて傾斜するのであ
るが、前記荷箱を前記車体静止部材に対して傾斜
もしくは上昇させた状態において、例えば前記昇
降装置が故障したりあるいは該昇降装置を誤つて
操作すると、前記荷箱が不用意に降下してしまう
虞がある。
本考案は以上の実情に鑑みて開発したもので、
目的とするところは、一つのロツク体により、前
記荷箱を車体静止部材に対して傾斜及び水平状態
で上昇させた時、該荷箱をその位置で確実にロツ
クすることが出来る荷箱駆動機構のロツク装置を
提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は前記した目的を達成するため、運搬車
の荷箱の下部にアツパレールを設け、車体静止部
材にロアレールの一端を回動自由に支持すると共
に、前記ロアレールと前記車体静止部材との間
に、該ロアレールを前記車体静止部材にロツクす
るロツク機構を設ける一方、一対の第1及び第2
アームを交差させて軸着し、前記第1アームの下
端を前記ロアレールの一端に回動自由に支持し
て、該第1アームの上端を前記アツパレールに移
動自由に連結すると共に、前記第2アームの上端
を前記荷箱側の一端に回動自由に支持して、該第
2アームの下端を前記ロアレールに移動自由に連
結し、且つ前記車体静止部材側と前記荷箱側との
間に昇降装置を設け、該昇降装置を介して前記荷
箱を前記車体静止部材に対して傾斜及び昇降させ
るごとくした荷箱駆動機構において、前記車体静
止部材と前記ロアレールとをそれぞれ受止める第
1、第2受止壁と、前記第2アームの下端部に係
止する係止壁とを備えたロツク体を設ける一方、
前記車体静止部材及び前記ロアレールに、前記ロ
ツク体の移動を阻止する第1及び第2ストツパを
設けたのである。
(作用) 本考案によれば、前記荷箱の傾斜時には、前記
車体静止部材と前記荷箱との間に前記ロツク体を
介装して、該ロツク体の第1及び第2受止壁によ
り、前記車体静止部材及び荷箱を受け止めると共
に、該ロツク体を前記車体静止部材に設けた第1
ストツパに係止することで、該荷箱が傾斜状態で
ロツクされるのであり、又前記荷箱の水平状態で
の上昇時には、前記ロツク体に係止壁を前記第2
アームの下端部に係止すると共に、該ロツク体を
前記ロアレールに設けた第2ストツパに係止する
ことで、該荷箱が上昇状態でロツクされるのであ
る。
(実施例) 以下本考案にかかる荷箱駆動機構のロツク装置
の一実施例を図面に基づいて説明する。
図において1,1は運搬車の荷台側両側に前後
方向に延びて車体静止部材を構成する左右一対の
シヤーシフレームであつて、これら両シヤーシフ
レーム1,1の後端部間に連結シヤフト2を架設
すると共に、該連結シヤフト2に、左右一対のロ
アレール3,3を備えたロアフレームLを揺動自
由に連結している。
具体的には、断面コ字状とした一対のロアレー
ル3,3を前記シヤーシフレーム1,1上に配設
して、これら両ロアレール3,3の後端部間に後
部連結杆4を、又両ロアレール3,3の前端部間
に前部連結杆5をそれぞれ架設すると共に、前記
後部連結杆4の両端部に固定した連結ブラケツト
6,6を、前記連結シヤフト3に固定した連結ブ
ラケツト7,7に軸8を介して枢着することで、
前記ロアフレームLの後端部を前記シヤーシフレ
ーム1,1に回動自由に支持している。
9は前記シヤーシフレーム1,1上に配備され
る荷箱であつて、該荷箱9の下面両側部には、前
記ロアレールと同じ断面コ字状のアツパレール1
0,10を、前記両ロアレール3,3間よりも狭
い間隔でもつて固定している。
11,11及び12,12は、前記荷箱9を前
記シヤーシフレーム1,1上に保持する一組の第
1及び第2アームであつて、これら両アーム1
1,12は、その長さ方向中間部を交差状に枢軸
13を介して軸着している。
そして前記第1アーム11の下端部を前記後部
連結杆4に回動自由に支持すると共に、該第1ア
ーム11の上端部にローラシヤフト14を介して
ガイドローラ15を回動自由に取付け、該ガイド
ローラ15を介して前記第1アーム11の上端部
を前記アツパレール10に前後方向移動自由に連
結している。
又前記第2アーム12は、その上端部をブラケ
ツト16を介して前記荷箱9の下面後部に回動自
由に支持すると共に、下端部にローラシヤフト1
7を介してガイドローラ18を回動自由に取付
け、該ガイドローラ18を介して前記第2アーム
12の下端部を前記ロアレール3に前後方向移動
自由に連結している。
20は前記荷箱9を前記シヤーシフレーム1,
1に対して傾斜もしくは水平方向に昇降させる昇
降装置としての油圧シリンダであつて、該シリン
ダ20の下端部を、前記シヤーシフレーム1,1
間に架設した支持杆21に揺動自由に連結すると
共に、該油圧シリンダ20のピストンロツド22
の先端を、前記第1アーム11,11間に架け渡
したクロスアーム23に揺動自由に連結してい
る。
Aは前記ロアフレームLの前端側を、前記シヤ
ーシフレーム1,1に手動操作によりロツクする
ロツク機構であつて、該ロツク機構Aは、第6図
に示すごとく、前記両シヤーシフレーム1,1の
前部に架設したクロスメンバ26上にブラケツト
27を介してシヤフト28を回転自由に支持し
て、該シヤフト28の両端にロツクレバー29,
29を固定し、該レバー29,29に、前記ロア
フレームLの前部に突設したロツクピン30に係
合する係合溝31と、該レバー29を揺動操作す
る操作ピン32とを設け、前記ロツクレバー29
の揺動操作による前記係合溝31の前記ロツクピ
ン30への係合により、前記ロアフレームLを前
記シヤーシフレーム1に前記ロツクレバー29を
介してロツクするごとく成すと共に、前記ロツク
レバー29の揺動操作による前記係合溝31と前
記ロツクピン30との係合解除により、前記ロア
フレームLの前端部を前記シヤーシフレーム1に
対して揺動自由と成している。
又Bは前記荷箱9の傾斜時に、該荷箱9の後端
部を前記ロアフレームLに係止する係止機構であ
つて、図に示す実施例では、第6図に示すごと
く、係止レバー35を前記ロアフレームLの後部
連結杆4にブラケツト36を介して揺動自由に支
持して、該レバー35の上端部に、前記荷箱9の
下面に固定したロツクピン37と係合する係合溝
38を形成する一方、該係止レバー35の下端部
と、前記ロツク機構Aのシヤフト28に固定した
揺動アーム39とを連結ロツド40により連結
し、前記ロツク機構Aの操作に伴い、前記係止レ
バー35を連動させるごとく成している。
具体的には、前記ロツクレバー29の揺動操作
により、前記ロアフレームLを前記シヤーシフレ
ーム1にロツクした時、前記連結ロツド40を介
して前記係止レバー35を第6図時計方向に揺動
させて、該係止レバー35による前記荷箱9と前
記ロアフレームLとの係止を解除するごとく成す
一方、前記ロツクレバー29の揺動操作により、
前記ロアフレームLの前記シヤーシフレーム1に
対するロツクを解除した時、前記連結ロツド40
を介して前記係止レバー35を第6図反時計方向
に揺動させて、該係止レバー35により前記荷箱
9の後部を前記ロアフレームL側に係止するごと
く成している。
しかして以上のごとく構成した荷箱の駆動装置
において、本考案は、前記シヤーシフレーム1の
上面を受け止める第1受止壁51と、前記ロアレ
ール3の下面を受止める第2受止壁52と、前記
第2アーム12の下端部に係止する係止壁53と
を備えたロツク体50を形成する一方、前記シヤ
ーシフレーム1,1に、前記ロツク体50の車両
進行方向前方への移動を阻止する第1ストツパ6
0を設け、且つ前記ロアレール3,3に、前記ロ
ツク体50の車両進行方向前方への移動を阻止す
る第2ストツパ70を設けたのである。
図に示す実施例では、第7図に示すごとく、鋼
板を断面ほぼコ字状に屈曲形成して、対向する対
向壁を前記係止壁53,53と成すと共に、これ
ら両係止壁53,53を連結している連結壁を前
記第1受止壁51と成し、且つ前記両係止壁5
3,53間に前記第2受止壁52を構成する鋼板
を架設して、前記ロツク体50を形成しているの
であつて、前記係止壁53,53の一端側には、
前記第2アーム12の下端部に設けたローラシヤ
フト17に嵌合する嵌合溝54,54を形成して
いる。
又前記両係止壁53,53の内法L1を、前記
ロアレール3及び前記アツパレール10の幅L2
よりもやや大きくして、前記係止壁53,53間
に前記ロアレール3又は前記アツパレール10が
嵌合可能と成す一方、前記第1受止壁51に対す
る前記第2受止壁52の傾斜角度θを、前記荷箱
9の傾斜動作時における前記シヤーシフレーム1
に対する該荷箱9の傾斜角度と同一角度と成して
いる。
又前記第1ストツパ60は、前記シヤーシフレ
ーム1の後端部上面に固定すると共に、前記第2
ストツパ70は、前記ロアレール3の外側面で且
つ前記荷箱9の水平状態での上昇時における前記
第2アーム12のローラシヤフト17の位置より
もやや自動車進行方向前方位置に固定している。
次に以上の構成からなるロツク装置の作用を説
明する。
まず前記荷箱9を傾斜及び上昇させていない時
には、前記第1、第2アーム11,12は、前記
枢軸13を支点にして、前記シヤーシフレーム
1,1上に置かれた前記ロアレール3,3の内側
方にほぼ水平状に折畳まれ、これら両アーム1
1,12によつて支持されている前記荷箱9は、
前記ロアフレームL上に載置されているのであつ
て、以上の状態から運搬車の通常走行を行う場合
には、前記ロツク機構Aのロツクレバー29を揺
動操作して、該ロツクレバー29の係合溝31を
前記ロツクピン30に係合させて、前記ロアフレ
ームLの前端側を前記シヤーシフレーム1に固定
しておけば、走行時、車両のバウンド等によつて
前記荷箱9やロアフレームLの前端側が前記シヤ
ーシフレーム1に対して浮き上がつたりすること
がないのである。
一方、前記ロアフレームL上に載置されている
前記荷箱9をシヤーシフレーム1に対し傾斜させ
る場合には、まず前記ロツク機構Aのロツクレバ
ー29を第6図2点鎖線で示す位置に揺動させる
ことで、前記係合溝31と前記ロツクピン30と
の係合を解除し、前記ロアフレームLの前端側を
前記シヤーシフレーム1に対して揺動自由とする
と共に、前記係止機構Bの係止レバー35により
前記荷箱9の後端を前記ロアフレームLに係止し
た上で、前記油圧シリンダ20のピストン室(図
示せず)に作動油を供給し、前記ピストンロツド
22を伸長させればよいのであつて、該ピストン
ロツド22の伸長により、前記荷箱9は、第1図
に示すごとく前記ロアフレームL及び前記第1、
第2アーム11,12を伴つて傾斜するのであ
る。
しかして以上のごとく傾斜させた前記荷箱9
を、傾斜状態でロツクしたい場合には、前記ロツ
ク体50を前記シヤーシフレーム1の後端部と前
記ロアレール3の後端部との間に介装するのであ
る。
具体的には、第2図に示すごとく、前記ロツク
体50の両係止壁53,53間に前記ロアフレー
ムLのロアレール3を嵌合して、前記第2受止壁
52で前記ロアレール3の後端部下面を受け止め
ると共に、前記第1受止壁51で前記シヤーシフ
レーム1の後端部上面を受け止め、且つ該第1受
止壁51の一端を、前記シヤーシフレーム1に固
定した前記第1ストツパ60に係止すればよいの
であつて、斯くすることで、例えば前記油圧シリ
ンダ20が故障しても、前記ロアフレームL及び
前記荷箱9は第1図に示す傾斜状態を維持するこ
ととなり、前記荷箱9が不用意に降下するような
ことがないのである。
一方、前述のごとく、前記ロアフレームL上に
載置されている前記荷箱9を前記シヤーシフレー
ム1,1に対し水平状に上昇させる場合には、走
行時と同じく前記ロツク機構Aのロツクレバー2
9の揺動操作により、該ロツクレバー29の係合
溝31を前記ロツクピン30に係合させて、前記
ロアフレームLの前端側を前記シヤーシフレーム
1にロツクすると同時に、前記係止機構Bによる
前記荷箱9と前記ロアフレームLとの係止を解除
した上で、前記油圧シリンダ20のピストン室
(図示せず)に作動油を供給して前記ピストンロ
ツド22を伸長させればよいのであつて、該ピス
トンロツド22の伸長に伴い、第3図に示すごと
く、前記第1、第2アーム11,12が前記枢軸
13を支点にして前記ロアレール3と前記アツパ
レール10との間でX状に展開し、これら両アー
ム11,12を介して前記アツパレール10及び
前記荷箱9が、前記ロアフレームL及び前記シヤ
ーシフレーム1に対し水平状態で上方に持ち上げ
られるのである。
しかして以上のごとく上昇させた前記荷箱9
を、上昇状態でロツクしたい場合には、前記ロツ
ク体50の係止壁53を前記第2アーム12の下
端部に係止すると共に、該ロツク体50を前記第
2ストツパ70に係止するのである。
具体的には、第4図及び第5図に示すごとく、
前記ロツク体50の両係止壁53,53間に前記
ロアレール3を嵌合して、一方の係止壁53の嵌
合溝54に前記第2アーム12の下端に組付けた
前記ローラシヤフト17を嵌合すると共に、他方
の係止壁53の一端を、前記ロアレール3に固定
の前記第2ストツパ70に係止すればよいのであ
つて、斯くすることで、例えば前記油圧シリンダ
20が故障しても、前記第2アーム12の折畳方
向への揺動(第4図時計方向)が阻止され、前記
荷箱9が第3図に示す上昇状態を維持することと
なり、従つて前記荷箱9が不用意に降下するよう
なことはないのである。
(考案の効果) 以上のごとく本考案は、運搬車の荷箱の下部に
アツパレールを設け、車体静止部材にロアレール
の一端を回動自由に支持すると共に、前記ロアレ
ールと前記車体静止部材との間に、該ロアレール
を前記車体静止部材にロツクするロツク機構を設
ける一方、一対の第1及び第2アームを交差させ
て軸着し、前記第1アームの下端を前記ロアレー
ルの一端に回動自由に支持して、該第1アームの
上端を前記アツパレールに移動自由に連結すると
共に、前記第2アームの上端を前記荷箱側の一端
に回動自由に支持して、該第2アームの下端を前
記ロアレールに移動自由に連結し、且つ前記車体
静止部材側と前記荷箱側との間に昇降装置を設
け、該昇降装置を介して前記荷箱を前記車体静止
部材に対して傾斜及び昇降させるごとくした荷箱
駆動機構において、前記車体静止部材と前記ロア
レールとをそれぞれ受止める第1、第2受止壁
と、前記第2アームの下端部に係止する係止壁と
を備えたロツク体を設ける一方、前記車体静止部
材及び前記ロアレールに、前記ロツク体の移動を
阻止する第1及び第2ストツパを設けたことによ
り、前記荷箱の傾斜時、前記ロツク体を前記車体
静止部材と前記ロアレールとの間に介装して、前
記第1受止壁で前記車体静止部材を、また前記第
2受止壁で前記ロアレールをそれぞれ受止めると
共に、該ロツク体を前記第1ストツパに係止する
ことで、該荷箱を係止状態でロツクすることが出
来るし、且つ前記荷箱の上昇時、前記ロツク体の
係止壁を前記第2アームの下端部に係止すると共
に、該ロツク体を前記第2ストツパに係止するこ
とで、該荷箱を上昇状態でロツクすることが出
来、いずれの場合においても、前記ロツク体によ
り、前記荷箱が不用意に降下するのを確実に防止
することが出来るに至つたのである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は荷箱
を傾斜状態でロツクした斜視図、第2図はその要
部の拡大斜視図、第3図は荷箱を上昇状態でロツ
クした斜視図、第4図はその要部の拡大斜視図、
第5図は第4図−線断面図、第6図は荷箱駆
動機構の要部の斜視図、第7図はロツク体の斜視
図である。 1……シヤーシフレーム(車体静止部材)、3
……ロアレール、9……荷箱、10……アツパレ
ール、11……第1アーム、12……第2アー
ム、A……ロツク機構、20……油圧シリンダ
(昇降装置)、50……ロツク体、51……第1受
止壁、52……第2受止壁、53……係止壁、6
0……第1ストツパ、70……第2ストツパ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 運搬車の荷箱の下部にアツパレールを設け、車
    体静止部材にロアレールの一端を回動自由に支持
    すると共に、前記ロアレールと前記車体静止部材
    との間に、該ロアレールを前記車体静止部材にロ
    ツクするロツク機構を設ける一方、一対の第1及
    び第2アームを交差させて軸着し、前記第1アー
    ムの下端を前記ロアレールの一端に回動自由に支
    持して、該第1アームの上端を前記アツパレール
    に移動自由に連結すると共に、前記第2アームの
    上端を前記荷箱側の一端に回動自由に支持して、
    該第2アームの下端を前記ロアレールに移動自由
    に連結し、且つ前記車体静止部材側と前記荷箱側
    との間に昇降装置を設け、該昇降装置を介して前
    記荷箱を前記車体静止部材に対して傾斜及び昇降
    させるごとくした荷箱駆動機構において、前記車
    体静止部材と前記ロアレールとをそれぞれ受止め
    る第1、第2受止壁と、前記第2アームの下端部
    に係止する係止壁とを備えたロツク体を設ける一
    方、前記車体静止部材及び前記ロアレールに、前
    記ロツク体の移動を阻止する第1及び第2ストツ
    パを設けたことを特徴とする運搬車における荷箱
    駆動機構のロツク装置。
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