JP2547665B2 - 磁気記録再生装置の磁気テープ走行速度制御方法 - Google Patents

磁気記録再生装置の磁気テープ走行速度制御方法

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JP2547665B2 JP2295641A JP29564190A JP2547665B2 JP 2547665 B2 JP2547665 B2 JP 2547665B2 JP 2295641 A JP2295641 A JP 2295641A JP 29564190 A JP29564190 A JP 29564190A JP 2547665 B2 JP2547665 B2 JP 2547665B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明はR−DAT等の磁気記録再生装置に関し、特に
高速サーチ時のテープ走行速度制御方法に関する。
(ロ) 従来の技術 従来から回転ヘッド式デジタルオーディオテープレコ
ーダのテープ走行速度の制御方法については、例えば、
特開昭63−131362号公報(G11B15/46)に記載されてい
るように巻取りリールまたは供給リールそれぞれのリー
ルパルスカウント値を計測し、さらにはテープ走行速度
を算出し、高速サーチ時に確実にデータを抽出できるよ
うな目標のテープ走行速度に近ずくように巻取りリール
または供給リールに印加される電圧を制御するようにし
ている。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 しかしなが、磁気テープを目標のテープ走行速度に一
致させて走行させるためにリールの回転周期、リールの
回転数及びテープ走行速度を求める演算手段は巻取りリ
ールまたは供給リール側の2つ必要である。
(ニ) 課題を解決するための手段 本発明は上記課題を解決するためのものであって巻取
りリールに巻回された磁気テープ始端からのリールパル
スを計数する巻取りリールパルスカウンタと、供給リー
ルに巻回された磁気テープ始端からのリールパルスを計
数する供給リールパルスカウンタとを備えた磁気記録再
生装置において、磁気テープの任意の位置から高速サー
チを行う際に、前記巻取りリールパルスカウンタと供給
リールパルスカウンタのカウント値を比較し、巻取りリ
ールパルスまたは供給リールパルスどちらかの小さい方
のリールパルスカウン値とリール回転周期を計測して演
算により任意のテープ位置におけるテープ走行速度を算
出し、目標の走行速度と比較して、巻取りリールまたは
供給リールに印加される電圧を制御してテープ走行速度
を制御することを特徴とする磁気記録再生装置の磁気テ
ープ走行速度制御方法を提案する。
(ホ) 作用 下記の如く構成したことにより、巻取りリールパルス
または供給リールパルスどちらかの小さい方のリールパ
ルスカウント値を使って、テープ走行速度を演算でき
る。
(ヘ) 実施例 次に本発明の一実施例であるR−DATのテープ速度制
御方法について説明する。
第1図に於て、(1)は磁気テープ(2)が約90度巻
き付けられる回転ヘッドシリンダで、(3)(4)は前
記回転ヘッドシリンダ(1)に180度対向して取り付け
られる磁気ヘッド、(5a)は磁気テープ(1)を巻き取
るための巻き取りリールで、(6a)は巻き取りリールパ
ルスをカウントするセンサで、巻き取りリール(5a)が
1回転すると例えば(Mt)回パルスを発生する。(5b)
は供給ルール、(6b)は供給リールパルスをカウントす
るセンサで、供給リール(5b)が1回転すると例えば
(Ms)回パルスを発生する。(7a)(7b)は前記両リー
ル(5a)(5b)を駆動させるリールモータ、(8)は両
リールモータ(7a)(7b)のサーボ回路で、テープ速度
を制御する。(9a)(9b)は前記センサ(6a)(6b)の
リールのパルス(Mt)(Ms)をカウントするリールパル
スカウント手段、(10)は前記カウント値を比較して小
さなカウント値を選択して出力する比較回路、(11)は
リールパルスカウント値からリールの通算回転数Nを求
める計算手段で、(12)はリールのパルスの周期tを求
める周期検出手段、(13)は前記計算手段(11)及び周
期検出手段(12)とからテープ速度を計算してそのデー
タを前記モータサーボ回路(8)に送る。
以下に通算回転数Nの値について、また高速再生時の
テープ損度Vhを求める計算方法について説明すると、 N:リールにテープが巻かれ始めてからの通算回転数 W:テープ厚み r:リールハブ半径 t:リールパルス周期 とし、 高速サーチ時のテープスピードVhは、 Vh=2・π{r+(2・N+1)・w/2}/(t・M) の演算により得られる。
上記演算では、通算回転数Nは比較回路(10)により
小さなリールパルスカウント値が選択されているので、
リールに巻回されるテープ量が大きくなったときの誤差
の累積分、例えばテープ間の空隙や正/逆走行を繰り返
したときのリールパルスのミスカウント等の誤差の累積
分を除去できるので、高精度なテープ速度制御が行え
る。
(ト) 発明の効果 本発明の磁気テープ走行速度制御方法によると、巻取
りリールパルスまたは供給リールパルスでの小さいほう
のリールパルスカウント値を使って、テープ走行速度を
演算できるので、演算回路が少なくて済み、簡単な回路
構成で正確なテープ走行速度を求めることができ、R−
DAT等の磁気記録再生装置のテープ走行速度制御方法に
用いて極めて有益である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を説明するための概略構成図である。 (6a)(6b)……リールセンサ、(7a)(7b)……リー
ルモータ、(8)……モーターサーボ回路、(9a)(9
b)……リールパルスカウント手段、(10)……比較回
路、

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】巻取りリールに巻回された磁気テープ始端
    からのリールパルスを計数する巻取りリールパルスカウ
    ンタと、供給リールに巻回された磁気テープ始端からの
    リールパルスを計数する供給リールパルスカウンタとを
    備えた磁気記録再生装置において、 磁気テープの任意の位置から高速サーチを行う際に、 前記巻取りリールパルスカウンタと供給リールパルスカ
    ウンタのカウント値を比較し、 巻取りリールパルスまたは供給リールパルスどちらかの
    小さい方のリールパルスカウント値とリール回転周期を
    計測し、演算により任意のテープ位置におけるテープ走
    行速度を算出し、 目標の走行速度と比較して、巻取りリールまたは供給リ
    ールに印加される電圧を制御してテープ走行速度を制御
    することを特徴とする磁気記録再生装置の磁気テープ走
    行速度制御方法。
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