JPH0770198B2 - 磁気テープ残量検出方法 - Google Patents

磁気テープ残量検出方法

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JPH0770198B2
JPH0770198B2 JP1133779A JP13377989A JPH0770198B2 JP H0770198 B2 JPH0770198 B2 JP H0770198B2 JP 1133779 A JP1133779 A JP 1133779A JP 13377989 A JP13377989 A JP 13377989A JP H0770198 B2 JPH0770198 B2 JP H0770198B2
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JP
Japan
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remaining
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Victor Company of Japan Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は例えばビデオテープレコーダ等において、磁
気テープに記録されている情報の終了点をサーチする場
合に用いて好適な磁気テープ情報記録部終了点検出方法
に関する。
〔従来の技術〕
ビデオテープレコーダにおいて、予め何かの情報が記録
されている磁気テープに、その情報の後に続けて次の情
報を記録したいとき、既に記録されている情報の終了点
をサーチ(ブランクサーチ)する必要がある。このよう
な便宜のため、所定のスイッチが操作されたとき、この
ブランクサーチを自動的に実行する製品が既に市販され
ている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしたがら既に市販されている従来品は、スイッチを
1回操作するだけで、ブランクサーチにより前の情報の
記録終了点、換言すれば次の情報の記録開始点を検知す
ることができるが、そこからどれだけの時間の情報を記
録することができるか、すなわち磁気テープの残量を知
るには、再度他のスイッチを操作しなければならず、不
便であった。
この発明はこのような状況に鑑みなされたもので、供給
リールに捲回された磁気テープを巻戻し又は早送りして
情報記録部の終了点を検出し、該終了点より磁気テープ
終端までの未記録部分の磁気テープ残量を検出すること
を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
第1の発明は、供給リールに捲回された磁気テープを巻
戻し又は早送りして情報記録部の終了点を検出し、該終
了点より磁気テープ終端までの未記録部分の磁気テープ
残量を検出する磁気テープ残量検出方法において、該巻
戻し又は早送り期間中の該供給リールの回転数を検出
し、該未記録部分の磁気テープ残量を以下の式で検出す
ることを特徴とする磁気テープ残量検出方法を提供する
ものである。
P1=π((r−na)−H2)/a P2=π((r+na)−H2)/a 但し、P1は磁気テープを巻戻した場合の未記録部分の磁
気テープ残量, P2は磁気テープを早送りした場合の未記録部分の磁気テ
ープ残量, rは巻戻し又は早送り前の供給リールの巻取り半径, Hは供給リールの半径, aは磁気テープの厚さとする。
また、第2の発明は、供給リールに捲回された磁気テー
プを巻戻し又は早送りして情報記録部の終了点を検出
し、該終了点より磁気テープ終端までの未記録部分の磁
気テープ残量を検出する磁気テープ残量検出方法におい
て、未記録部分の磁気テープ残量の検出が指示された際
に現在位置より磁気テープ終端までの磁気テープ残量が
既検出の場合は、ピンチローラをキャプスタンから離間
した状態で、直ちに磁気テープを巻戻し又は早送りして
情報記録部の終了点を検出すると共に該巻戻し又は早送
り期間中の上記供給リールの回転数を検出し、未記録部
分の磁気テープ残量の検出が指示された際に現在位置よ
り磁気テープ終端までの磁気テープ残量が未検出の場合
には、ピンチローラをキャプスタンに圧接した状態で磁
気テープを一旦走行させて現在位置より磁気テープ終端
までの磁気テープ残量を以下の式で検出し、 P=π(r2−H2)/a 但し、Pは現在位置より磁気テープ終端までの磁気テー
プ残量, rは供給リールの巻取り半径, Hは供給リールの半径, aは磁気テープの厚さ 上記検出の後、ピンチローラをキャプスタンから離間し
た状態で、磁気テープを巻戻し又は早送りして情報記録
部の終了点を検出すると共に該巻戻し又は早送り期間中
の上記供給リールの回転数を検出し、上記巻戻し又は早
送り期間中の供給リールの回転数に基づいて上記現在位
置より磁気テープ終端までの磁気テープ残量を以下の式
で補正演算して未記録部分の磁気テープ残量を検出する
ことを特徴とする磁気テープ残量検出方法を提供するも
のである。
P1=π((r−na)−H2)/a P2=π((r+na)−H2)/a 但し、P1は磁気テープを巻戻した場合の未記録部分の磁
気テープ残量, P2は磁気テープを早送りした場合の未記録部分の磁気テ
ープ残量, rは巻戻し又は早送り前の供給リールの巻取り半径, Hは供給リールの半径, aは磁気テープの厚さとする。
〔作用〕
磁気テープの残量は、供給リールにおける磁気テープの
巻き径を検知することにより検出される。この巻き径を
検知するため、例えばキャプスタンのFGが利用される。
巻戻し又は早送り時においては、ピンチローラがキャプ
スタンから離間されるので、キャプスタンの回転は磁気
テープの走行距離に必ずしも比例しなくなる。そこで巻
戻し又は早送り中は、ブランクサーチ開始前に既に判っ
ている残量を基準にして、その基準値を所定の演算式に
従って補正する。ブランクサーチ開始前に基準となる残
量が検知されていないときは、開始直後に一旦ピンチロ
ーラをキャプスタンにに圧接して磁気テープを走行さ
せ、基準となる残量を検知する。
このように残量を検知してから磁気テープを巻戻し又は
早送りし、例えばコントロールパルスの有無から終了点
を検出する。終了点が検知されたとき、補正された残量
が表示される。
従って磁気テープを巻戻し又は早送りして終了点を検知
したとき、直ちにそこにおける磁気テープの残量を知る
ことができる。
〔実施例〕 第2図はこの発明のビデオテープレコーダの構成を表わ
している。同図において1は例えばマイクロコンピュー
タ等よりなる制御回路であり、ビデオテープレコーダの
動作を制御する。2はブランクサーチを開始するとき操
作されるスイッチである。3はメモリであり、プログラ
ム、データ等を記憶する。4は検知器であり、図示せぬ
カセットの装着の有無を検知する。5、6は表示器であ
り、各々磁気テープの供給リールへの巻取り量(残量)
と、巻戻し、早送り、記録、再生等のモードとを表示す
る。
7はキャプスタン、ピンチローラ、巻取りリール、供給
リール等(いずれも図示せず)を有する駆動系であり、
磁気テープを駆動する。8は検知器であり、キャプスタ
ン、巻取りリール、供給リールに取付けられているFGの
出力を検知する。9はコントロールヘッド10が出力する
コントロールパルスを検知する検知器である。
次にこのビデオテープレコーダにおける磁気テープの残
量の検知の原理について説明する。
第3図に示すように、供給リール21に磁気テープ22が巻
回されているとし、この供給リール21の半径をH、磁気
テープ22の供給リール21の中心からの巻取り半径をrと
する。第4図に示すように磁気テープ22の厚さをa、供
給リール21への巻回数をnとすると、次式が成立する。
r−H=na ・・・(1) (1)式より(2)式が成立する。
n=(r−H)/a ・・・(2) また磁気テープ22の1回巻時の長さは2π(H+a/
2)、2回巻時の長さは2π(H+3a/2)となり、n回
巻時の長さは2π(H+(2n−1)a/2)となる。従っ
て供給リール21に巻回されている磁気テープ22の全長P
は、 となる。(3)式に(2)式を代入して次の(4)式が
得られる。
P=2π(r−H)H/a+πa(r−H)2/a2 =π(r2−H2)/a ・・・(4) 磁気テープ22は記録再生時、キャプスタンとピンチロー
ラにより、一定の速度で走行されるから、その残量は明
らかに値Pに比例する。
また(4)式における値π(r2−H2)は、半径rの円と
半径Hの円の面積の差であるから、第5図に示すよう
に、テープ残量はそのときにおける磁気テープの断面積
(第5図中斜線を施した部分の面積)に比例する。
(4)式における値Hとaは、各々供給リールの半径と
磁気テープの厚さであるから既知である。そこで値rが
判れば、値P、従って残量が判ることになる。
この値rを求めるためキャプスタンのFGが利用される。
すなわち供給リール21に巻回された磁気テープ22の最外
周の長さは2πrであるから、供給リール21が1回転す
る間におけるキャプスタンFGのパルス数をNs、キャプス
タンFGのパルスの周期に対応する磁気テープ22の長さを
Lとすると、 2πr=NsL ・・・(5) となる。(5)式を書き換えて(6)式が得られる。
r=NsL/2π ・・・(6) すなわち仮に磁気テープの走行速度が乱れていても、ピ
ンチローラがキャプスタンに圧着して磁気テープを走行
させている限り(滑りがない限り)、値rはキャプスタ
ンFGのパルス数に比例する。
供給リール21の1回転は、供給リール21のPGパルス又は
FGパルスをカウントすることにより検知される。従って
キャプスタンFGのパルス数Nsをカウントし、(6)式に
対応して値rを演算し、その値rを(4)式に代入する
ことにより値P、従ってテープ残量を演算することがで
きる。
ところでVHS方式のビデオテープレコーダの場合、第6
図(a)、(b)に示すように、供給リール21の径Hに
は、より小さい径H1と、より大きいH2がある。(4)式
より明らかなように、供給リールの径Hが異なると、径
rが同一であってもテープ残量が異なってくる。そこで
装着されているカセットの供給リールの径が、2種類の
径のうちのいずれであるかを検知する必要がある。
前述したように、リールに巻回されているテープ量はテ
ープの断面積に比例し、所定の録画時間のカセットに収
容されている磁気テープの長さは一定であるから、巻取
りリールに巻回されている磁気テープの断面積をSt、供
給リールに巻回されている磁気テープの断面積をSsとす
ると、 St+Ss=K1 ・・・(7) となる。ここにK1は定数である。
そして(6)式と(4)式より、断面積St、Ssは、各々
のリールの1回転当りのキャプスタンFGのパルス数Ntと
Nsの2乗値に比例するから、次の(8)式が成立する。
Nt2+Ns2=K2 ・・・(8) ここにK2も定数である。
各カセットにおいて定数K2を測定したところ、表のよう
になった。
ここで、定数K2について詳述する。
巻取りリールに捲回されている磁気テープ長をPa,供給
リールに捲回されている磁気テープ長をPb,全体の磁気
テープ長をPとすると、 P=Pa+Pb ………式1 となる。
また、磁気テープが捲回されている巻取りリールの半径
をRa,磁気テープが捲回されている供給リールの半径をR
b,巻取りリール及び供給リール自体の半径をHとする
と、(4)式と式1より、 P=π(Ra2−H2)/a+π(Rb2−H2)/a ………式2 を得る。
また、RaとRbは(6)式より、 Ra=NtL/2π ………式3 Rb=NsL/2π ………式4 となる。ここで、式2に式3,4を代入して整理すると、 K2=Nt2+Ns2=P・(a/π)/(L/2π) +H2・2/(L/2π) ……式5 となる。
上記式5において「H2・2/(L/2π)」は巻取りリー
ル及び供給リール自体の半径をHにより定まる変数であ
りこれをXとし、一方、「P・(a/π)/(L/2
π)」は磁気テープの全長P、即ち、記録時間をTに
比例するので変数Yを用いてTYと表すことができる。
従って、式5は、 K2=X+TY ……式6 となる。
ここで、上記カセットT−20,T−30を式6に当てはめる
ことを考えると、T−20,T−30の右の数字は、磁気テー
プの長さを表すから、次の式で表すことができる。
x+20y=618 ・・・(9) x+30y=654 ・・・(10) この(9)式と(10)式の連立方程式を解くと、 x=546 ・・・(11) y=3.6 ・・・(12) となる。
そこで(8)式より値K2を演算し、この値K2が基準値59
0以上であれば大径H2の供給リール、未満であれば小径H
1の供給リールと、各々判定することができる。
一方(6)式で値rを演算するには、キャプスタンの回
転と磁気テープの走行との間に1対1の関係が存在する
ことが前提である。従ってピンチローラがキャプスタン
から離れた状態で磁気テープが走行される早送り又は巻
戻しの状態においては、(6)式より値rを演算するこ
とができない。そこで早送り又は巻戻しの場合は、次の
ようにしてテープ残量を補正、演算する。
すなわち、いま早送り又は巻戻しを開始する直前におけ
る供給リールの磁気テープの径をr1とすると、早送りに
より供給リールがn回転したときの磁気テープの径r
2は、次のようになる。
r2=r1−na ・・・(13) 同様に巻戻しモードで供給リールがn回転したときの径
r2は(14)式のようになる。
r2=r1+na ・・・(14) 従って(13)式及び(14)式を(4)式に代入して(1
5)式及び(16)式が得られる。
P=π((r1−na)−H2)/a ・・・(15) P=π((r1+na)−H2)/a ・・・(16) 早送り後又は巻戻し後のテープ残量は、この(15)式又
は(16)式に対応して、早送り又は巻戻し直前の値を補
正することにより、求めることができる。
次に第1図のフローチャートを参照して第2図の装置の
動作を説明する。
スイッチ2がオンされ、ブランクサーチが指令される
と、制御回路1は先ず電源がオンさているか否かを確認
する(ステップS1)。次に検知器4の出力からカセット
の装着の有無を確認し、装着されていれば、動作モード
がストップモードであるかどうかを確認する(S2、S
3)。
ストップモードであれば、次に表示器6の駆動し、ブラ
ンクサーチモード(ブランクサーチを実行中)であるこ
とを表示(例えば文字GOTOを点滅)させる(S4)。次に
テープ残量が既に演算され、メモリ3に記憶されている
かどうかが判定される(S5)。まだテープ残量が演算さ
れていない場合、その演算が実行される(S6)。このと
き制御回路1は駆動系7を制御し、ピンチローラをキャ
プスタンに圧接させ、磁気テープを所定の速度(例えば
SPモード7倍速再生時と同一の速度)で走行させる。こ
のときの供給リール及び巻取りリールの回転に対応して
PGパルスとFGパルス、またキャプスタンのFGパルスが検
知器8により検知され、制御回路1に出力される。この
とき制御回路1は供給リールが1回転する期間における
キャプスタンFGパルスの数Nsをカウントし、(6)式よ
り値1を演算する。
さらにこの値1を(4)式に代入して値Pを演算する。
値Pを演算するとき、供給リールの径が小径H1であるの
か、大径H2であるのかを判定するため、(8)式に従っ
て供給リールと巻取りリールの1回転当りのキャプスタ
ンFGの回転数NsとNtより定数K2を演算する。この定数K2
を値590と比較し、その大小から供給リールの径がH1
あるのかH2であるのかを判定する。そして(4)式の供
給リール径をこの判定結果に対応して設定する。
このようにしてテープ残量の演算が終了したとき、ある
いは以前のモードにおいて既に演算が実行されていると
き、次に制御回路1は駆動系7を制御し、ピンチローラ
をキャプスタンから離間させ、磁気テープを所定時間
(例えば4秒間)早送りさせる(S7)。このとき表示器
6にブランクサーチ中であると同時に早送り中であるこ
とも表示(例えば早送りランプが点滅表示)される。そ
してさらにこのとき検知器9を介してコントロールヘッ
ド10の出力をモニタし、コントロールパルスの有無を判
定する(S8)。
第7図は、既に記録されている情報を消去して、その上
に次の新しい情報を記録した場合における磁気テープ上
の様子を模式的に表わしている。磁気テープ22のビデオ
トラック領域22Vとコントロールトラック領域22Cには、
古いビデオ情報V1と古いコントロールパルスC1が記録さ
れている。これらの信号はフルイレーズヘッド31により
消去され、その消去された部分に、新しいビデオ情報V2
と新しいコントロールパルスC2が記録されている。図中
Dは回転ドラム(図示せず)に巻回されている領域を、
Eは新しいビデオ情報V2の記録終了点を、各々表わして
いる。フルイレーズヘッド31はコントロールヘッド10よ
り先行しており、両者の磁気テープ上の距離L0は、SPモ
ードの標準再生速度の場合例えば約7秒程度の時間に対
応する。
この発明においてはこの距離L0に対応する区間があれ
ば、これを終了点として検出できるように、検出するコ
ントロール信号の存在しない区間の基準値を、この距離
L0以下の所定値に設定してある。磁気テープが第7図に
示すような状態にあるような場合、そこより下流側の無
記録部を順次検出(インデックスサーチ)するには、こ
の無記録部を一旦飛び越す必要がある。このため磁気テ
ープが早送り状態で4秒間送られた後、コントロールパ
ルスの有無が判定される。
コントロールパルスが検出されている限り、早送りが継
続され、コントロールパルスが存在しない区間が基準値
以上の長さに達したとき、制御回路1は駆動系7を制御
して、磁気テープを停止させる(S9、S10、S14)。
また制御回路1は磁気テープを早送り中、(15)式に従
って、早送り直前の値l1を補正してテープ残量を演算
し、その演算結果に対応してテープ残量を表示器5に表
示させる(S14)。
磁気テープを4秒間早送りしてもコントロールパルスが
検出されないとき、制御回路1は駆動系7を制御し、磁
気テープを巻戻させる(S11)。この巻戻しはコントロ
ールパルスが検出されるまで継続される(S12、S13)。
コントロールパルスが検出されると磁気テープが停止さ
れ、(16)式に従って演算したテープ残量が表示器5に
表示される(S14)。
尚始めから終わりまで情報が記録されている磁気テープ
をブランクサーチすると、終端まで早送りされた後、磁
気テープは停止され、テープ残量が0である旨が表示さ
れる。
〔発明の効果〕
上述したように特許請求の範囲第1項に記載した本発明
の構成によれば、巻戻し又は早送り前の供給リールの巻
取り半径と巻戻し又は早送り期間中の供給リールの回転
数とに基づいて未記録部分の磁気テープ残量を検出する
ので、情報記録部の終了点で再度の供給リールの巻取り
半径を検出する必要がなく情報記録部の終了点の検出と
同時に未記録部分の磁気テープ残量を検出することがで
きるという効果がある。
また、上述したように特許請求の範囲第2項に記載した
本発明の構成によれば、特許請求の範囲第1項の効果に
加え、巻戻し又は早送り前の磁気テープ残量を検出でき
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の磁気テープ情報記録部終了点検出方
法のフローチャート、第2図はこの発明の磁気テープ情
報記録部終了点検出方法を応用したビデオテープレコー
ダのブロック図、第3図乃至第6図は磁気テープを供給
リールに巻取った状態の平面図、第7図は磁気テープの
情報記憶状態を説明する平面図である。 1……制御回路、2……スイッチ、3……メモリ、4,8,
9……検知器、5,6……表示器、7……駆動系、10……コ
ントロールヘッド、21……供給リール、22……磁気テー
プ、31……フルイレーズヘッド。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】供給リールに捲回された磁気テープを巻戻
    し又は早送りして情報記録部の終了点を検出し、該終了
    点より磁気テープ終端までの未記録部分の磁気テープ残
    量を検出する磁気テープ残量検出方法において、 該巻戻し又は早送り期間中の該供給リールの回転数を検
    出し、 該未記録部分の磁気テープ残量を以下の式で検出するこ
    とを特徴とする磁気テープ残量検出方法。 P1=π((r−na)−H2)/a P2=π((r+na)−H2)/a 但し、P1は磁気テープを巻戻した場合の未記録部分の磁
    気テープ残量, P2は磁気テープを早送りした場合の未記録部分の磁気テ
    ープ残量, rは巻戻し又は早送り前の供給リールの巻取り半径, Hは供給リールの半径, aは磁気テープの厚さとする。
  2. 【請求項2】供給リールに捲回された磁気テープを巻戻
    し又は早送りして情報記録部の終了点を検出し、該終了
    点より磁気テープ終端までの未記録部分の磁気テープ残
    量を検出する磁気テープ残量検出方法において、 未記録部分の磁気テープ残量の検出が指示された際に現
    在位置より磁気テープ終端までの磁気テープ残量が既検
    出の場合は、ピンチローラをキャプスタンから離間した
    状態で、直ちに磁気テープを巻戻し又は早送りして情報
    記録部の終了点を検出すると共に該巻戻し又は早送り期
    間中の上記供給リールの回転数を検出し、 未記録部分の磁気テープ残量の検出が指示された際に現
    在位置より磁気テープ終端までの磁気テープ残量が未検
    出の場合には、ピンチローラをキャプスタンに圧接した
    状態で磁気テープを一旦走行させて現在位置より磁気テ
    ープ終端までの磁気テープ残量を以下の式で検出し、 P=π(r2−H2)/a 但し、Pは現在位置より磁気テープ終端までの磁気テー
    プ残量, rは供給リールの巻取り半径, Hは供給リールの半径, aは磁気テープの厚さ 上記検出の後、ピンチローラをキャプスタンから離間し
    た状態で、磁気テープを巻戻し又は早送りして情報記録
    部の終了点を検出すると共に該巻戻し又は早送り期間中
    の上記供給リールの回転数を検出し、 上記巻戻し又は早送り期間中の供給リールの回転数に基
    づいて上記現在位置より磁気テープ終端までの磁気テー
    プ残量を以下の式で補正演算して未記録部分の磁気テー
    プ残量を検出することを特徴とする磁気テープ残量検出
    方法。 P1=π((r−na)−H2)/a P2=π((r+na)−H2)/a 但し、P1は磁気テープを巻戻した場合の未記録部分の磁
    気テープ残量, P2は磁気テープを早送りした場合の未記録部分の磁気テ
    ープ残量, rは巻戻し又は早送り前の供給リールの巻取り半径, Hは供給リールの半径, aは磁気テープの厚さとする。
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