JP2546720B2 - シート状物の移載機構 - Google Patents

シート状物の移載機構

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、マガジン内に積重ね状態で収納されている
複数のシート状物を、積重ね状態のまままとめてマガジ
ン外の位置に移載する機構に関するものである。
(従来の技術) シート状物を複数枚積み重ねた状態でマガジン内に収
納しておき、そのマガジン単位で取り扱うことは、従来
より多くの技術分野においてなされている。このマガジ
ンに収納されたシート状物は、それを使用するのに際し
て、大別して2つの形態で使用部に送られる。すなわち
1つは、シート状物を1枚ずつマガジンから取り出して
使用部に送るものであり、もう1つは全てのシート状物
を一たん積重ね状態のままマガジン外の載置部に移載
し、この載置部から1枚ずつ使用部に送るものである。
この後者の場合は、シート状物をマガジン内から積重
ね状態のまま載置部に移載する機構が必要である。その
ような移載機構の1つとして、マガジン底板を引き抜い
てシート状物をマガジン下方の載置部上に自然落下させ
る機構が知られている。この機構においては、マガジン
はその底板が略水平となる状態に配され、この底板上に
シート状物が積み重ねられる。そしてこの状態で底板を
略水平方向に引き抜けば、全てのシート状物が自重によ
り積重ね状態のまま載置部上に落下する。
(発明が解決しようとする課題) この底板引き抜き型の移載機構は構造が簡単で従来か
ら広く実用に供されているが、その半面、最下位のシー
ト状物が底板の引抜き動作によって位置ズレを起こしや
すいという問題も認められている。このシート状物の位
置ズレが生じると、載置部からシート状物を1枚ずつ取
り出すことが困難あるいは不可能になる。以下、この点
を詳しく説明する。
第8A図に示すように、マガジン30の底板31上には、複
数のシートが略水平状態で積み重ねられてなる積層体1
が収納される。底板31が第8B図に示すようにある程度ま
で水平方向に引き抜かれると、積層体1は傾くようにな
る。こうなると積層体1の一端(図中の左端)とマガジ
ン30との間に大きな間隙が生じるから、最下位シート1C
は底板31に引張られて、第8C図図示のように位置ズレを
起こす。
マガジン30から落とされた積層体1は、第8D図に示す
ように、載置部36上に受けられ、次に最下位シート1Cが
枚葉されて水平面33上に落とされ、その後押出し爪37に
よって図中右方に押され、スリット34を通して1枚ずつ
送りだされることになる。ところが最下位シート1Cが上
述のように正規の位置からズレていると、その枚葉が不
可能となる。例えば第9図に示すように、最下位シート
1Cとその上のシート1Dとの間に薄い枚葉爪35を進入さ
せ、次いで載置部36を図中左方に退出させて最下位シー
ト1Cを落下させる最も簡単な枚葉装置を用いる場合は、
最下位シート1Dが上述のように位置ズレを起こしている
と、枚葉爪35がシート1Cと1Dとの間に進入することがで
きない。この枚葉不可能の問題は、特に上記のタイプの
枚葉装置のみならず、その他の方式による枚葉装置を利
用する場合にも起こりうるものである。
また、たとえ上記の枚葉が可能であっても、最下位シ
ート1Cの位置ズレが有った場合は、枚葉後のシート1Cと
その上のシート1Dの各前端部は第10図図示の状態とな
る。そこで最下位シート1Cがスリット34側に押される
と、シート1Dの前端部がシート1Cに押されてシート1Cよ
りも先にスリット34に入り込み、シート1Cのスリット通
過を妨げるようになる。この場合も、シート1Cの取出し
が不可能になる。
本発明は上記のような事情に鑑みてなされたものであ
り、マガジン内に収納された複数のシート状物を位置ズ
レを起こすことなく、マガジン下方の載置部上に移載す
ることができる移載機構を提供することを目的とするも
のである。
(課題を解決するための手段及び作用) 本発明による第1のシート状物の移載機構は、先に述
べた通りのマガジン底板引抜き型の移載機構において、
特に、切欠き部分を有する複数のシート状物を、隣り合
うシート状物どうしでは前記切欠きが整合しないように
して積重ね状態で収納したマガジンを対象とするもので
あって、 自然落下したシート状物が載置される載置部を、その
上に移載されたシート状物のうち最下位のものの前記切
欠き部分内に入り込めるように移動自在とした上で、 マガジンの下方に配されて、落下した積重ね状態のシ
ート状物を略水平状態で下方から受けるシート受け部材
と、 このシート受け部材をマガジン底板に下側から近接す
る上限位置と、そこに受けたシート状物が前記載置部に
下方から受け止められるようになる下限位置との間で昇
降させる昇降手段とを設けたことを特徴とするものであ
る。
この機構において、シート受け部材を上記上限位置に
設定しておいてマガジン底板を引き抜けば、この引抜き
途中で傾こうとするシート状物は、上記シート受け部材
によって受け止められる。したがってシート状物が略水
平の状態のまま底板引抜きが完了するので、最下位のシ
ート状物が位置ズレを起こすことがない。このシート状
物は、シート受け部材が上記下限位置まで降ろされれば
載置部上に受けられる。
そしてこの機構においては、最下位のシート状物の切
欠き部分内に載置部を入り込ませると、このシート状物
は載置部に受け止めらず、それよりも上のシート状物だ
けが該載置部によって受け止められる状態となるので、
最下位のシート状物を1枚だけ下に落として取り出すこ
とができる。
また本発明による第2のシート状物の移載機構は、同
じくマガジン底板引抜き型の移載機構において、 底板に下側から近接する位置に配され、落下したシー
ト状物を下方から受ける内方位置と、該シート状物に干
渉しない外方位置との間で移動自在とされたフックと、 このフックをマガジン底板の動きと連係させ、底板の
少なくとも一部がシート状物を受けている間は該フック
を上記内方位置に設定し、底板がシート状物から完全に
離れるのと略同時あるいは離れた後に該フックを上記外
方位置に設定する連係手段とを設けたことを特徴とする
ものである。
この第2の装置においては、マガジン底板がシート状
物から完全に離れるまでの間は、上記フックが内方位置
に有って、底板とともにシート状物を下方から保持する
ようになる。したがって、この場合もシート状物が傾く
ことがなく、最下位シートの位置ズレが防止される。マ
ガジン底板がシート状物から完全に離れるのとほぼ同時
あるいは離れてから、フックもシート状物に干渉しない
外方位置に移動するので、積重ね状態のシート状物がそ
のまま載置部上に落下するる。
(実施例) 以下、図面に示す実施例に基づいて本発明を詳細に説
明する。
第1A、1B及び1C図は、本発明の第1実施例によるシー
ト状物の移載機構を、その動作順を追って示している。
マガジン30の底部は開放され、この部分には底板31が配
されている。このマガジン30はケース10上に、底板31が
略水平となる状態でセットされる。この状態で底板31
は、略水平方向に引抜き自在とされている。マガジン30
内には、底板31上に載置した状態で、シート状物(以
下、単に「シート」という)の積層体1が収納されてい
る。この積層体1は、第2A図に示すように一端に切欠き
1aを設けた第1のシート1Aと、第2B図に示すように上記
一端と反対の端に切欠き1bを設けた第2のシート2Aと
が、第2C、3図に示すように交互に複数枚積み重ねられ
てなるものである。
またケース10内には、マガジン30の下方位置におい
て、一例として丸棒状の2本のシート受け部材5が配さ
れている。これらのシート受け部材5はそれぞれ、積層
体1の略全幅に亘って延びる長さを有している。そして
各シート受け部材5は、上下方向に延びるラック6の上
端部に固定されている。これらのラック6は、それぞれ
に噛合するピニオンギヤ7、および各ピニオンギヤ7を
回転させるモータ8とともに、シート受け部材5を昇降
させる昇降手段を構成している。
マガジン30をケース10にセットする際には、第1A図に
示される通り、各シート受け部材5は底板31に下方から
近接した上限位置に設定される。そして積層体1をケー
ス10側に移載させるために、第1B図図示のように底板31
が略水平方向に引き抜かれる。それにより積層体1はマ
ガジン30内から落下するが、直ちに2本のシート受け部
材5によって受けられるので、傾いてしまうことがな
い。積層体1が傾かなければ、その最下位シート1Cとマ
ガジン側壁30dとの間に大きな間隙が生じないので、該
シート1Cは底板31から引抜き方向の力を受けても、位置
ズレを起こさない。
シート受け部材5が積層体1を受け止めると、次にモ
ータ8が駆動され、各ピニオンギヤ7は第1B図中におい
て反時計方向に回転される。それにより2本のシート受
け部材5が下降し、これらのシート受け部材5は第1C図
中に示される下限位置まで降ろされる。2つのモータ8
の回転速度、つまりシート受け部材5の下降速度は互い
に等しくされ、したがって積層体1は略水平な状態のま
ま降ろされる。そしてシート受け部材5が上記下限位置
まで下降すると、積層体1は、シート載置部と枚葉手段
とを兼ねる爪部材2に後端部が受けられ、また前端部は
ケース10の底面10bに受けられる。
次に、積層体1からシートを1枚ずつ取り出す操作に
ついて説明する。積層体1を受ける爪部材2は、第4図
に拡大して示すように、固定軸21によって支持軸22に不
動に固定された略三角形の案内部材23と、支持軸22に一
定の範囲で回転自在に設けられた分離部材24とからな
る。不動の案内部材23は、この爪部材2が左右に(第1C
図で紙面に垂直な方向に)往復動する際の進行方向先端
となる両端に、重なったシートの間に進入する一対のエ
ッジ23a,23bと、このエッジ23a,23bに続く斜面23c,23d
を有している。
回転自在の分離部材24は、支持軸22に設けられた回転
制限部22Aのストッパ面22a(反対側のストッパ面は図示
しない)に当接して回転を制限される突起24aを有し、
シートを押し離す分離面24bを両側に有する分離部24Bを
備えている。そして、この分離部24Bが左右にそれぞれ
略45°まで回転できるように前記ストッパ面22aと突起2
4aとが回転制限を与えている。
第5A,5B,5C図は、このように構成された爪部材2がシ
ート積層体1から最下位シートを分離する様子を示す。
非分離時には、爪部材2は積層体1の中央にあって、積
層体1を下から支持している(第5A図)。分離時には、
爪部材2は水平に移動して最下位シート1Cの切欠きまで
移動する。これにより、最下位シート1Cは自重で落下す
る(第5B図)。次いで爪部材2が次のシートの反対側の
切欠きまで移動し、次のシート1Dを落下させる(第5C
図)。
このとき、静電気や湿気等で最下位シート1Cがすぐ上
のシートに付着して自重で落下しないときは、第6A,6B,
6C図に示すように、爪部材2の不動の案内部材23のエッ
ジ23aを最下位シート1Cとそのすぐ上のシート1Dとの間
に進入させ、そのエッジ23aに続く斜面23cにより最下位
シート1Cの端部1cを上のシート1Dから僅かに離す(第6B
図)。そして、さらにこの爪部材2を移動させると、第
6C図に示すように前記分離部24Bが略45°まで傾きなが
らその分離面24bにより最下位シート1Cを分離しつつ進
み、このシート1Cを確実に上のシート積層体1から分離
する。
このようにして爪部材2はシートの中央付近まで進ん
で、それにより上のシート積層体1を支持する。落とさ
れたシート1Cは第1C図図示の押出し爪3により、ケース
10の底部側面に形成されたスリット10aから押し出され
る。
以上のようにして最下位シート1Cを枚葉する際、もし
このシート1Cが前述のような位置ズレを起こしていれ
ば、切欠きが所定位置よりも高位置に来てしまう。した
がって爪部材2が所定の端部位置まで移動しても、この
切欠きの中に入り得ず、枚葉不可能となる。しかし本装
置においては、前述の通りこの位置ズレが確実に防止さ
れるから、このような枚葉不可能の事態が生じない。
また上記の位置ズレが防止されるから、シート1Cがケ
ース10外に取り出される際に、その上のシート1Dの前端
部がスリット10a中に入り込んで、シート1Cの取出しを
妨げることも防止される。
その次のシート1Dを分離する際、爪部材2はさらに反
対の端部まで進んで次のシート1Dの切欠きに入り、この
シート1Dを落下させる。このときも、爪部材2は切欠き
から中央へ戻って、前述の動作と同様に案内部材23と分
離部材24の作用により分離を確実にする。
積層体1の全てのシートがケース10外に送り出される
と、第1C図図示の状態からモータ8が前述の場合とは逆
方向に回転され、シート受け部材5が第1A図図示の上限
位置に設定される。したがって、積層体1を収納した新
たなマガジン30をセットすれば、以上の説明と同様にし
てこの積層体1をケース10内に移載することができる。
なお本実施例の機構は、上述のように昇降するシート
受け部材5を備えているから、爪部材2上に何枚かのシ
ートが残っていて、それらが何らかの理由により取出し
不要となった場合、シート受け部材5を上昇させてそれ
らのシートをマガジン30内に戻すことも可能である。
次に第7図を参照して、本発明の第2実施例について
説明する。この第7図のマガジン30においては、底板31
の引抜き側と反対側の端部に、フック40が取り付けられ
ている。このフック40は支点41を軸にして回動自在とさ
れ、装着状態の底板31の下側に配されている。このフッ
ク40の外端部にはアーム42が軸支され、このアーム42は
アーム43に、さらにこのアーム43はアーム44に軸支され
ている。上記のアーム43は、支点45を中心に回動自在と
してマガジン30に保持されている。またアーム44は上下
方向に移動自在とされ、そこに固定されたストッパ46と
マガジン30に固定のストッパ47との間に縮装されたコイ
ルばね48により、下方に付勢されている。このアーム44
の下端部にはローラ49が回転自在に保持されており、該
ローラ49は、底板31が装着されている状態では、この底
板31に圧接する。この状態のとき、フック40は図中実線
で示す内方位置、つまり底板31に下方から近接する位置
にある。本実施例では以上の要素42〜49が、フック40を
底板31の動きに連係させる連係手段を構成している。
積層体1を移載するため底板31が図中左方に引かれる
と、底板31が半分ほど引き抜かれたところで、積層体1
は前端(図中右端)側が落下しようとする。しかしこの
積層体1は、上記内方位置にあるフック40によって受け
止められる。このフック40と底板31の各上面の高低差
は、ほとんど底板31の厚さ程度で十分に小さいので、積
層体1は略水平な状態に保たれる。
そして底板31は、積層体1から完全に離れるのと略同
時に、ローラ49からも離れる。するとアーム44が下降動
し、アーム43が支点45を中心に反時計方向に回動し、ア
ーム42が引き上げられて、フック40は仮想線で示す外方
位置まで回動する。こうしてフック40と底板31とが積層
体1の下面から略同時に離れることにより、該積層体1
は略水平な状態のまま落下する。落下した積層体1は爪
部材2に受けられる。この場合も、積層体1が略水平な
状態を保ったまま底板31が引き抜かれるので、最下位シ
ート1Cが前述の位置ズレを起こすことがない。
なおフック40が第7図の仮想線表示位置(外方位置)
まで回動すると、アーム44に固定されたストッパ50がス
トッパ47に当接するので、それ以上のフック40の回動は
阻止される。
なお、上述した実施例では底板31が積層体1から完全
に離れるのとほぼ同時にフック40が積層体1から離れる
ようにしているが、底体31が積層体1から完全に離れた
後、フック40が積層体1から離れるようにしても同様の
効果が得られる。
以上説明した第2実施例においては、フック40がマガ
ジン30内に組み込まれているが、このようなフックをケ
ース10側に取り付け、そのフックと底板31とを連係手段
で連係させることも勿論可能である。
(発明の効果) 以上詳細に説明した通り本発明のシート状物の移載機
構においては、マガジン底板が引き抜かれるとき、マガ
ジン内に収納されている複数のシート状物が略水平な状
態を保つように構成されているので、マガジン内最下位
のシート状物が位置ズレを起こすことを確実に防止でき
る。したがってこの移載機構によれば、マガジン下方の
載置部上に移載されたシート状物の枚葉および取出し
を、確実に行なうことができる。
また特に本発明の第1の移載機構においては、シート
状物を受けるシート受け部材を昇降させる構成としたの
で、一たん載置部上に移載されたシート状物をマガジン
内に戻すことも可能となる。よって本機構によれば、シ
ート状物の送出し経路での詰まり解除に対処したり、あ
るいは種類が異なるシート状物を各々収納した複数のマ
ガジンからそれぞれ少数ずつのシート状物を供給する等
の要求に応えることも容易となる。さらにこの第1の移
載機構によれば、載置部上にシート状物を移載させた
後、この載置部を移動させるだけでシート状物を1枚ず
つ取り出すことができるので、複雑な枚葉機構を別途設
ける必要がなくなり、シート状物の移載、取出しに関わ
る構成が簡素化される。
【図面の簡単な説明】
第1A,1Bおよび1C図は、本発明の第1実施例によるシー
ト状物の移載機構を、その動作順を追って示す一部破断
側面図、 第2A図および第2B図は、積層されるシート状物の形状を
示す平面図、 第2C図は、それを重ねた形態を示す平面図、 第3図はその斜視図、 第4図は、第1A〜1C図に示されたシート枚葉装置の爪部
材を示す斜視図、 第5A,5Bおよび5C図は、上記枚葉装置の爪部材によって
積層体の最下位シートが自然落下を利用して分離される
様子を示す正面図、 第6A,6Bおよび6C図は、上記爪部材によって積層体の最
下位シートが強制的に分離される様子を示す部分正面
図、 第7図は、本発明の第2実施例によるシート状物の移載
機構を示す一部破断側面図、 第8A,8B,8Cおよび8D図は、従来のシート状物の移載機構
の一例を、その作動順を追って示す概略側面図、 第9図と第10図は、従来のシート状物の移載機構におけ
る問題を説明するための説明図である。 1…シートの積層体 1A,1B,1C,1D…シート 2…爪部材、5…シート受け部材 6…ラック、7…ピニオンギヤ 8…モータ、10…ケース 10a…スリット、30…マガジン 31…底板、40…フック 42,43,44…アーム、46,47,50…ストッパ 48…コイルばね、49…ローラ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】略水平な底板上に、切欠き部分を有する複
    数のシート状物を、隣り合うシート状物どうしでは前記
    切欠きが整合しないようにして積重ね状態で収納したマ
    ガジンから、前記シート状物を積重ね状態のままマガジ
    ン下方の載置部上に移載する機構であって、 前記底板が前記シート状物を自然落下させるように略水
    平方向に引抜き自在とされる一方、 前記載置部がその上に移載されたシート状物のうち最下
    位のものの前記切欠き部分内に入り込めるように移動自
    在とされた上で、 前記マガジンの下方に配されて、落下した前記積重ね状
    態のシート状物を略水平状態で下方から受けるシート受
    け部材と、 このシート受け部材を前記底板に下側から近接する上限
    位置と、そこに受けたシート状物が前記載置部に下方か
    ら受け止められるようになる下限位置との間で昇降させ
    る昇降手段とが設けられたことを特徴とするシート状物
    の移載機構。
  2. 【請求項2】略水平な底板上に複数のシート状物を積重
    ね状態で収納したマガジンから、前記シート状物を積重
    ね状態のままマガジン下方の載置部上に移載する機構で
    あって、 前記底板が前記シート状物を自然落下させるように略水
    平方向に引抜き自在とされた上で、 前記底板に下側から近接する位置に配され、落下した前
    記シート状物を下方から受ける内方位置と、該シート状
    物に干渉しない外方位置との間で移動自在とされたフッ
    クと、 このフックを前記底板の動きと連係させ、底板の少なく
    とも一部がシート状物を受けている間は該フックを前記
    内方位置に設定し、底板がシート状物から完全に離れる
    のと略同時あるいは離れた後に該フックを前記外方位置
    に設定する連係手段とが設けられたことを特徴とするシ
    ート状物の移載機構。
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