JPH04270696A - 丁合機の自動給紙装置 - Google Patents

丁合機の自動給紙装置

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JPH04270696A
JPH04270696A JP13743291A JP13743291A JPH04270696A JP H04270696 A JPH04270696 A JP H04270696A JP 13743291 A JP13743291 A JP 13743291A JP 13743291 A JP13743291 A JP 13743291A JP H04270696 A JPH04270696 A JP H04270696A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は丁合機の紙積載受枠部に
折り畳んだ丁合用紙を所定部数例えば20部ずつ自動的
に供給する丁合機の自動給紙装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】丁合機は折り畳んだ丁合用紙(例えば1
6枚折りの丁合用紙)をコンベア沿いに間隔的に配設し
た所定個数例えば11〜18個の紙積載受枠部に積載収
納し、この各受枠部内の積載下段用紙を吸盤等を用いた
紙取出装置で一部ずつ取出して前記コンベア上に同時に
供給し、このコンベアで一定の間隔を置きながら搬送さ
れる所定部数(11〜18部)の丁合用紙をコンベア搬
出端の製本部に順次に積重供給して綴じるように構成さ
れているが、前記受枠部内への最初の給紙及び前記受枠
部内の丁合用紙が少なくなった時の紙補給は、すべて作
業者の手作業によって行なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記丁合機
の紙積載受枠部は、多数部の丁合用紙を積載収納できる
ように大きくすると、積載下段用紙に対する載荷重が大
となって一部ずつの紙取出しが不可能となるので、一部
ずつの紙取出しが行える数十部(例えば60部)の積載
量に決められている。このため、丁合機の稼働時に前記
受枠部内の丁合用紙が直ぐに無くなってしまうので、頻
繁に紙補給する必要がある。
【0004】しかし、前記従来の手作業による紙補給で
は、その補給作業が非常に大変であり、1台の丁合機(
紙積載受枠部が11〜18個もある)に複数人の作業者
が常時ついて作業しなければならない問題があった。
【0005】本発明は前記のような事情に鑑みなされた
もので、その目的は丁合機の紙積載受枠部に折り畳んだ
丁合用紙を所定部数ずつ自動的に供給し得る丁合機の自
動給紙装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明においては、丁合機の紙積載受枠部と位置
対応する上方位置例えば装置本体の前記受枠部上に張り
出すフレーム部に、駆動装置の作動によって垂直・水平
に起倒回動されるケース体を設けたこと、このケース体
を丁合機への紙供給部数よりも多い多数部の丁合用紙を
段積状態で収納し得る空室及び該空室底壁の軸支部側に
形成された所定幅の紙落下口を有する構成とし、このケ
ース体に前記落下口をケース体の水平倒伏状態において
開閉するゲートと、該ゲートの開放前に前記ケース体の
収納用紙を前記落下口から落下する紙とケース体内に残
る紙とに分離する紙分離機構とを装備したこと、前記ケ
ース体の垂直起立状態において該ケース体の空室内に多
数部の丁合用紙を段積載置状態で送り込む間欠運転の搬
送コンベアと、前記ケース体の紙落下口から縦向きに落
下する所定部数の丁合用紙を受止めて横向きの状態に変
向し且つ横向き変向の丁合用紙を積重揃え状態で丁合機
の紙積載受枠部に落下供給する紙受け供給機構と、前記
ケース体と搬送コンベア,ゲート,紙分離機構及び紙受
け供給機構を所定のプロセスに従って作動させる自動制
御装置とを具備したことを特徴とする。
【0007】
【作用】前記構成の自動給紙装置は、前記ケース体と搬
送コンベア,ゲート,紙分離機構及び紙受け供給機構を
所定のプロセスに従って作動させることにより、丁合機
の紙積載受枠部に折り畳んだ丁合用紙を所定部数ずつ自
動的に供給することができる。従って、作業者は梱包需
給される丁合用紙を適当な時(コンベア上に乗せてある
段積丁合用紙が無くなった時)に開梱して、コンベア上
に乗せてやるだけで良く、丁合機の紙積載受枠部に小分
けした丁合用紙を手作業で頻繁に紙補給しなければなら
ない従来技術に比較して、作業労力の軽減と作業人員の
大幅な削減を計ることが可能となる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図1乃至図1
4に従い説明する。この実施例の自動給紙装置は、折り
畳んだ印刷済みの丁合用紙(例えば16枚折りの丁合用
紙)を、丁合機Mのコンベア沿いに間隔的に配設した所
定個数例えば11〜18個の紙積載受枠部Nに所定部数
(例えば20部)ずつ自動的に供給するものであって、
前記丁合機Mの各受枠部Nに対して1台ずつ装備される
【0009】図1はその中の1台の自動給紙装置を示す
全体構成図、図2は図1の右側面図であって、前記丁合
機Mの背面側に設置される装置本体1は、前記受枠部N
の上方位置に水平に張り出す枠状のフレーム2を有し、
このフレーム2の上に駆動装置10の作動によって垂直
・水平に起倒回動されるケース体3と、このケース体3
の垂直起立状態において該ケース体内に多数部の丁合用
紙Pを段積載置状態で送り込む間欠運転の搬送コンベア
11とが装備されている。
【0010】前記ケース体3は左右一対の軸受4に起倒
回動可能に支持される支軸5と、丁合機Mの紙積載受枠
部Nへの紙供給部数よりも多い多数部(例えば200部
)の丁合用紙Pを段積状態で収納し得る空室6と、この
空室底壁7の軸支部側(支軸5側)に所定幅の窓穴(こ
の窓穴開口幅は20部の丁合用紙を揃ったままの状態で
落とすことができる幅に設定されている)として形成さ
れた紙落下口7aとを有する図3及び図4に示すような
長方形状の金属ケースであって、このケース空室6は紙
入れ開口部6aと対向する空室底壁7と、この空室底壁
7からコ字形に屈曲する左右両側壁8a,8bと、ケー
ス軸支部側(支軸5側)に位置する櫛歯部材9aとで画
定され、この櫛歯部材9aと対向するケース端面9b(
垂直起立状態において上端に位置するケース端面)は図
3の如く開放している。
【0011】前記ケース体3には、このケース体3の水
平倒伏状態において前記落下口7aを開閉するゲート1
3及びゲート開閉作動用のエアシリンダ14と、前記ゲ
ート13の開放前にケース収納用紙P′を前記落下口7
aから落下する紙Paとケース体3内に残る紙Pbとに
図8の如く分離する紙分離機構15と、ケース収納用紙
P′を紙分離機構15と離間したケース開口部(紙入れ
開口部6a)の位置で側方から係止する紙押え機構16
とが装備されている。
【0012】前記紙分離機構15はケース体3内に空室
底壁7に沿って進退移動できるように設けられた可動板
17と、この可動板17をその先端部17aが紙落下口
7aの一側縁部より一定の突出量h(図3明示)及び没
入量t(図9明示)をもって突没するように作動させる
エアシリンダ18とから構成される。
【0013】なお、前記可動板先端部17aの落下口一
側縁部からの突出量hは例えば10mmとされ、また前
記可動板先端部17aの落下口一側縁部からの没入量t
は例えば15mmとされ、この突出量h及び没入量tの
合計値h+tを移動ストロークとして、前記可動板17
が図3及び図8に示すような状態に前記シリンダ18で
進退作動される。また、前記ゲート13はケース体空室
底壁7の裏面より所定の間隔(例えば10mmの間隔)
をもって開閉作動されるようになっている。
【0014】前記ケース体3の紙押え機構16は、前記
ケース体3の水平倒伏時において紙分離機構15の可動
板17上に図7(e)の如く支持されるケース収納用紙
P′が紙落下口7aと反対方向に倒れるのを防止する作
用をなすもので、エアシリンダ19でケース左右方向に
作動される可動板20(紙分離機構15の可動板17よ
り少し短い長さを有する)に、厚さ0.3mm程度の薄
い燐青銅板からなる複数枚例えば4枚の紙係止用板バネ
21を前記ケース体3の垂直起立状態で図2の如く下方
に傾斜するように一定間隔で取付けた構成となっている
【0015】前記搬送コンベア11はモータ22によっ
て間欠運転される駆動スプロケット23と、前記本体1
に軸支される従動スプロケット24とに図3,図4の如
く掛装された複数本の合成樹脂製のチェーンベルトで構
成されている。
【0016】前記ケース体3を起倒回動させる駆動装置
10は、シリンダ機構やリンク機構或いは歯車機構等を
適用することも可能であるが、本実施例の場合には装置
本体1に装備された正逆回転するモータ25(ブレーキ
モータ)と、このモータ25によって回転される駆動ス
プロケット26と、前記モータ25の近傍位置に軸支さ
れた従動スプロケット27と、本体起立支柱29の上端
部に軸支されたスプロケット28と、この各スプロケッ
ト26,27,28に図1の如く掛装され一端が前記ケ
ース体3の軸支部反対側端に固定されたチェーン30と
、このチェーン30の本体ガイド31a内に垂れ下がる
垂下遊端部に吊持されたチェーン弛み防止用の重錘31
と、前記ケース体3を倒れ方向に付勢する引張スプリン
グ32とから構成している。なお、前記スプリング32
は前記ケース体3の軸支部反対側端に枢支した回動金具
33と、フレーム立設支柱35の上端部に枢支した回動
金具34との間に図1の如く張架されている。
【0017】36は前記フレーム2の内部を含む下方位
置に装備された紙受け供給機構で、この紙受け供給機構
36は前記ケース体3の紙落下口7aから図9の如く縦
向きに落下する所定部数(実施例では20部)の丁合用
紙Paを受止めて横向きの状態に変向し且つ横向き変向
の丁合用紙Paを図10(d)の如く積載状態に揃えて
丁合機Mの紙積載受枠部Nに揃ったままの状態で落下供
給するものであって、図5,図6に示すように構成され
ている。
【0018】すなわち、前記紙受け供給機構36は、丁
合機Mの紙積載受枠部Nの上方位置に配置され前記フレ
ーム2の左右両側部に装着したロータリーシリンダ37
,38の作動によって同時に開閉される左右一対の紙載
せ用羽板39,40と、前記ケース体3の紙落下口7a
から図9の如く縦向きに落下する所定部数の丁合用紙P
aを図9の如く受止めて前記羽板39,40の方向に斜
面誘導する一端が前記フレーム2下にピン41で枢支さ
れた紙落下シュート42と、この紙落下シュート42を
前記枢支ピン41を支点として傾斜状態及び水平状態に
起倒回動させる姿勢変更用のエアシリンダ42aと、前
記シュート42の図10(a)のような水平倒伏状態に
おいて該シュート42及び前記羽板39,40の上に載
っている不揃いの横向き丁合用紙Paをシュート42の
方向と羽板39,40の方向に図10(b),(c)の
ように交互に押圧移動させて積重状態に揃えるシュート
側の紙押出し体43及び羽板側の紙押出し体44と、こ
のシュート側の紙押出し体43及び羽板側の紙押出し体
44を所定の作動順序で前後動させるエアシリンダ45
,46とから構成されている。
【0019】なお、前記羽板39,40は水平倒伏状態
の紙落下シュート42より一段下がる位置に図10及び
図11の如く水平に閉じられるようになっており、この
各羽板39,40のシュート42側に位置する先端上面
部には、水平倒伏状態のシュート面より上方に突出しな
い出っ張り高さxをもった端数紙係止用の小突起47が
図5,図6,図14(a)の如く設けられている。
【0020】図1に示す符号50は、前記ケース体3と
搬送コンベア11,ゲート13,紙分離機構15及び紙
受け供給機構36を後述するような所定のプロセスに従
って作動させる電子回路組込みの自動制御装置である。
【0021】而して、前記構成の自動給紙装置は、開梱
した多数部例えば200部の段積丁合用紙Pを前記コン
ベア11の上に図7(a)の如く複数個載置した状態で
使用するもので、その作動は以下のように行われる。
【0022】(1)垂直起立のケース体3内に紙が無い
ことをセンサー(図示せず)が検知し、その信号を制御
装置50に送ると、この制御装置50の指令信号によっ
てモータ22が作動され、前記コンベア11が紙Pを載
せたまま前進する。
【0023】(2)前記ケース体3内に紙(段積丁合用
紙P)が図7(b)の如く入ると、前記センサーが制御
装置50に信号を送り、この制御装置からの指令信号で
前記コンベア11が停止し、且つこれと同時に紙押え機
構16が作動して、その可動板20の前進による板バネ
21の係止作用でケース収納用紙P′を図7(c)の如
く押える。
【0024】(3)次に、前記制御装置50の指令で駆
動装置10のモータ25が作動し、その駆動スプロケッ
ト26の回転でチェーン30が重錘31を引き上げる方
向に移動すると、前記ケース体3がスプリング32のバ
ネ力で引張られて図1右側方向に略20度位の傾斜角度
まで傾くように倒れ、その後は前記モータ25の回転で
チェーン30が緩んだ分だけ自重(ケース収納用紙P′
の重量を含む)で倒れて、前記ケース体3が図7(d)
及び(e)の如き水平倒伏状態になる。このケース体3
の水平倒伏状態は、水平検知センサー(図示せず)によ
って検知され、その信号が制御装置50に送られると、
この制御装置50からの指令信号によって前記モータ2
5が作動停止する。
【0025】(4)その後、前記ケース体3の水平倒伏
状態において、紙分離機構15のエアシリンダ18が制
御装置50の指令で前進作動し、その可動板17が所定
ストローク(25mm)後退して、ケース収納用紙P′
を紙落下口7aから落下する紙Paとケース体3内に残
る紙Pbとに図8の如く分離する。この時、前記可動板
17の先端部17aは、紙落下口7aの一側縁部より図
9に示す没入量tをもって後退するので、前記紙Pa,
Pbの間に図8の如き分離隙間イが形成され、また前記
落下口7aの一側縁部と前記分離紙Paとの間に可動板
突出量hに対応した図8及び図9に示すような分離隙間
ロが形成されるようになる。
【0026】(5)次いで、前記制御装置50の指令で
エアシリンダ14が作動し、このエアシリンダ14の作
動によって前記ゲート13が図9に示すように開放する
。そうすると、分離された所定部数(実施例では20部
)の丁合用紙Paが前記ケース体3の紙落下口7aから
揃ったままの状態で縦向きに落下する。この時、図8及
び図9に示すような分離隙間イ,ロがあることによって
、前記落下紙Paはバラバラにならず、互いに隣接した
一揃えの状態で確実に落下する。
【0027】(6)前記のように縦向き落下した一揃の
丁合用紙Paは、その下方に位置する傾斜状態の紙落下
シュート42に当り、このシュート斜面を滑り落ちて図
9の如く不揃いになり、前記羽板39,40の上に横倒
れの重合状態で載置される。 (7)前記紙Paの図9のような滑落後において、前記
制御装置50の指令でシュート作動用シリンダ42aが
下降作動し、前記シュート42が図10(a)の如く水
平に倒れる。
【0028】(8)前記シュート42が水平に倒れると
、前記制御装置50の指令信号によりエアシリンダ46
が作動し、羽板39,40側の紙押出し体44が前進し
て、前記羽板39,40の上に載っている不揃いの丁合
用紙Paをシュート42の方向に押し動かし、シュート
42側の紙押出し体43との間に図10(b)の如く挟
み込んで積重状態に揃える。その後、前記紙押出し体4
4は図10(c)の如く元の位置に後退する。
【0029】(9)前記紙押出し体44が後退すると、
制御装置50の指令信号によりエアシリンダ45が作動
し、シュート42側の紙押出し体43が前進して、前記
シュート42上の積重丁合用紙Paを前記羽板39,4
0の上に図10(d)及び図11の如く押し出し、前記
羽板39,40上に所定部数の丁合用紙が積重状態で完
全に載せられる。なお、前記紙押出し体43は紙押出し
後に図10(a)のような元の位置に後退する。
【0030】(10)前記羽板39,40上に図10(
d)及び図11の如く載置された所定部数の丁合用紙P
aは、前記丁合機Mから紙不足の信号が入力された時に
落下供給される。即ち、図11のような紙積載状態で制
御装置50に丁合機M側から紙不足の指令信号(紙積載
受枠部Nに丁合用紙Pを補給せよという指令信号)が入
力されると、前記制御装置50からの指令信号によって
ロータリーシリンダ37,38が作動し、前記羽板39
,40が図12(a)(b)の如く下方に90度回動し
て垂直状態(開放状態)になり、前記用紙Paが丁合機
Mの紙積載受枠部Nに揃ったままの状態で落下供給され
る。
【0031】(11)なお、前記ケース体3の復帰動作
は紙受け供給機構36が作動している間に行なわれる。 すなわち、所定部数の丁合用紙Paが前記ケース体3の
紙落下口7aから落下した直後に、前記ゲート13が閉
じ、紙分離機構15が元の状態に復帰移動する。そして
、前記ケース体3が駆動装置10の作動(前記モータ2
5の逆転作動)によって垂直起立の状態に復帰するとい
う復帰動作を行ない、このケース体3の復帰による垂直
起立の状態で前記紙押え機構16が開放し、前記ケース
体3内の残存用紙Pbが紙落下口7a側に積重状態で重
力落下して、次のケース倒伏作動に待機するようになり
、この一連の動作を1サイクルとして、紙不足の指令信
号が入力される度に前記動作を繰り返すことにより、丁
合機Mの紙積載受枠部Nに折り畳んだ丁合用紙Paを所
定部数例えば20部ずつ自動的に供給するようになる。
【0032】ところで、前記のような紙補給動作が複数
回(例えば6〜7回程度)繰り返されると、前記ケース
体3内の残存用紙Pbは3分の1以下に減少し、紙押え
機構16によるケース残存用紙Pbの紙押えができなく
なり、前記ケース体3の水平倒伏時にケース残存用紙P
bが紙落下口7aと反対方向に倒れてしまう問題が生じ
る。そこで、前記ケース体3の残存用紙Pbが3分の1
以下に減少した状態をケース体3の垂直起立状態で検知
する光電管等の検知センサー(図示せず)を設け、この
検知センサーの信号を前記制御装置50に送って、ケー
ス駆動装置10のモータ25を前記ケース体3が垂直起
立の状態から70〜75度位倒れた傾斜角15〜20度
位の位置で回動停止するように制御している。
【0033】前記のようにケース体3が傾斜角15〜2
0度位の位置で回動停止すると、紙押え機構16による
ケース残存用紙Pbの紙押えができなくても、ケース残
存用紙Pbは紙落下口7aの方向に確実に倒れるように
なる。この場合、ケース体3内の残存用紙Pbは3分の
1以下に減少して軽くなっているので、前記ケース体3
の傾斜倒れ状態において、分離落下される丁合用紙Pa
に対するケース残存用紙Pbの載荷抵抗は小さくなり、
前記丁合用紙Paの紙落下口7aからの落下を阻害する
という問題は生じない。
【0034】図13の分図(a)〜(c)は、前記羽板
39,40の上に1〜数部の端数紙Pa′が送り込まれ
た場合の問題点を説明するための概略作動図を示してい
る。すなわち、前記羽板39,40に前述したような小
突起47が設けられていないと、紙落下シュート42を
滑落した端数紙Pa′が前記羽板39,40の上に図1
3(a)の如く完全に載ってしまい、図13(b)のよ
うなシュート倒伏状態において紙押出し体44が前進す
ると、前記端数紙Pa′が水平倒伏シュート42の端面
部に当たって、図13(c)の如くグシャグシャに押し
曲げられてしまうという問題が生じる。
【0035】このような問題を解消するために、本発明
においては前記羽板39,40のシュート42側に位置
する先端上面部に、水平倒伏状態のシュート面より上方
に突出しない出っ張り高さx(3mm程度)を有する端
数紙係止用の小突起47を設けた。このような小突起4
7を設けると、前記端数紙Pa′が小突起47に係止さ
れて、傾斜状態の紙落下シュート42に図14(b)の
ような状態に支持されるので、前記シュート42を水平
に倒した時に、前記端数紙Pa′が水平倒伏状態のシュ
ート面に図14(c)の如く完全に載るようになり、こ
のため紙押出し体44が前進する時に前記端数紙Pa′
が水平倒伏シュート42の端面部に当たって、図13(
c)の如くグシャグシャに押し曲げられるという問題を
解消することができる。また、前記小突起47は水平倒
伏状態のシュート面より上方に突出しない出っ張り高さ
x(3mm程度)を有するものであるから、シュート側
の紙押出し体43で前記端数紙Pa′を図14(d)の
如く羽板39,40上に押出す際に、前記端数紙Pa′
が前記小突起47上を通過し、前記羽板39,40上に
旨く載せられるようになる。
【0036】図15乃至図25は、本発明の第2の実施
例を示す。この第2実施例の自動給紙装置は、ケース体
3に装備される第1実施例のゲート13に代えて、紙落
下口7aの下部両側に細幅部材のゲート13a,13b
を図17の如く配置し、この左右一対のゲート13a,
13bをケース体3の両側ブラケット51,52に固定
される流体圧シリンダ14a,14b(エアシリンダ)
で同時に開閉作動させるようした点、前記第1実施例の
紙分離機構15と紙押え機構16及び紙受け供給機構3
6を以下のように構成した点が前記第1実施例と相違し
ている。
【0037】すなわち、この第2実施例における紙押え
機構16は、前記ケース体3の一側部にケース体長さ方
向に沿って配設固定されたロッドレスシリンダ53と、
このロッドレスシリンダ53のピストンマウント54に
止着され前記ケース体3の起立時においてケース体収納
用紙P′の上端面当接位置に移動停止される可動アーム
55とから構成される。
【0038】また、前記第2実施例における紙分離機構
15は、前記ケース体3内に空室底壁7に沿って移動で
きるように設けられた可動板17(この可動板の内面中
央部には紙滑り止め用の細幅摩擦板17bが図17の如
く貼着されている)と、この可動板17をその先端部1
7aが紙落下口7aの一側縁部より一定の突出量及び没
入量をもって突没するように作動させるエアシリンダ1
8と、前記可動板17の先端部前に突没自在に設けられ
前記ケース体3の水平倒伏状態において可動板面より図
17(b),図21の如く突出するようにロータリーシ
リンダ56で作動される図18に示すような回動板から
なる第1の紙分離体57と、前記ケース体3が水平倒伏
される装置部位置に起倒回動及び前後動できるように装
備され前記ケース体3の水平倒伏状態においてケース体
残存用紙Pbの分離段差部Bに図19の如く係合しケー
ス体残存用紙Pbをケース体落下用紙Paから離間する
ように可動させる第2の紙分離体58,58aとから構
成される。
【0039】前記第2の紙分離体58,58aは、ロー
タリーシリンダ59,59aの作動で起倒回動される板
状の回動アームであって、ロータリーシリンダ59,5
9aの取付板60,60aは前後動シリンダ61,61
aのピストンロッド端に固定され、前後動シリンダ61
,61aは装置フレーム立設体62,62aの上に図1
5,図19の如く固定される。
【0040】前述した図1乃至図14に示す第1実施例
では、ケース体3の水平倒伏時に可動板17が図8の如
く移動して、紙の下部のみを分離し、上部は接触したま
ま紙同志の摩擦が作用しているので、紙分離落下時に紙
同志の摩擦により紙の落下に遅れが出ることがある。こ
れを防ぐために、第2実施例では第1の紙分離体57を
ロータリーシリンダ56で突出作動させて紙間分離部に
差込んだ後、前記可動板17を図21の如く後退移動さ
せて紙の下部に分離隙間イを形成する。
【0041】次いで、第2の紙分離体58,58aをロ
ータリーシリンダ59,59aの作動で倒伏回動させケ
ース体残存用紙Pbの分離段差部Bに図19の如く係合
する状態にし、この状態で前記紙分離体58,58aを
前後動シリンダ61,61aの作動より所定のストロー
クSをもって図21,図22の如く後退→前進→後退停
止させる。この紙分離体58,58aの前後動でケース
体残存用紙Pbを揺する(この時、紙押え機構16のロ
ッドレスシリンダ53は、加圧エアが抜けた状態にあり
、ピストンの摩擦だけで停止して、ケース体残存用紙P
bの揺動が可能となっている)ことにより、図21に示
す如き中途半端な非分離紙Pcを前記ゲート13a,1
3bの上面まで落下させることができ、また前記紙分離
体58,58aの図22に示すような後退停止によって
ケース体収納用紙Pを前記落下口7aから落下する紙P
aとケース体3内に残る紙Pbとに確実に分離させるこ
とができる。即ち、前記紙Pa,Pbは上下とも完全に
分離し、落下する紙Paと残る紙Pbとの間に摩擦がな
いので、前記紙Paは前記ゲート13a,13bが開く
と同時に全量落下する。
【0042】なお、この紙落下時に1〜2枚の丁合用紙
がときたま図23(a)の如く残ることがあり、この残
存紙Pdが前記ゲート13a,13bを閉めたときに図
23(a)のような急傾状態になると、前記ケース体3
を垂直に起立回動させたときに、前記残存紙Pdがケー
ス体収納用紙P′の落下荷重を受けて図23(b)のよ
うな状態に押し曲げられしまうという問題が発生する。
【0043】そこで、この第2実施例においては、ケー
ス体空室底壁7の紙落下口7a側に位置する裏面両側部
に一対の流体圧シリンダ64,65を図17の如く装着
し、この両シリンダ64,65のピストンロッドで前記
残存紙Pdの下部を前方に押して、前記残存紙Pdをゲ
ート13a,13bの上に図23(c)の如き緩傾状態
に支持させるように構成している。このような構成にす
ると、前記ケース体3を垂直に起立回動させたときに、
前記残存紙Pdがケース体収納用紙P′の落下荷重によ
って図23(d)のような直状積重状態になり、次の紙
落下供給をスムーズに行うことができる。
【0044】図24は前記第2実施例における紙受け供
給機構36の斜視図を示し、この紙受け供給機構36は
丁合機Mの紙積載受枠部Nの上方位置に配置されフレー
ム固定のロータリーシリンダ37,38の作動によって
同時に開閉される左右一対の紙載せ用羽板39,40と
、前記ケース体3の紙落下口7aから縦向きに落下され
た所定部数の丁合用紙Paを受止める開閉ゲート66,
67および装置フレーム2下の図15に示す軸受部68
に支持される枢軸69を有し落下用紙の受止め後に前記
羽板39,40の方向と反対の方向(後述するプッシャ
73の方向)に流体圧シリンダ71の作動で略水平状態
に倒伏回動される起倒回動可能な紙受け筐体70と、こ
の紙受け筐体70が図25の如く倒伏し且つ前記ゲート
66,67が開放された時にロッドレスシリンダ72(
装置フレーム2の下側に図15の如く固定される)の作
動で前進移動して前記筐体70内の丁合用紙Paを積重
揃え状態で羽板方向に押出し前記羽板39,40の上に
載置させる前後動可能なプッシャ73とから構成されて
いる。
【0045】なお、前記筐体ゲート66,67は前記ケ
ース体3のゲート13a,13bと同様なものであって
、筐体両側ブラケット74に固定される左右一対の流体
圧シリンダ75,76の作動によって同時に開閉作動さ
れるようになっている。
【0046】前記第2実施例における紙分離機構15と
紙押え機構16及び紙受け供給機構36の各構成は、前
述したようなものであるが、これらの機構及びケース体
ゲート13a,13bの構成を除く他の装置構造と、そ
れに関連した装置全体の作動については、前記第1実施
例と同様であるので、同一部分に同符号を付して詳細な
説明は省略する。
【0047】
【発明の効果】以上詳記したように本発明の自動給紙装
置によれば、前記ケース体と搬送コンベア,ゲート,紙
分離機構及び紙揃え落下機構を所定のプロセスに従って
作動させることにより、丁合機の紙積載受枠部に折り畳
んだ丁合用紙を所定部数ずつ自動的に供給することがで
きる。従って、作業者は梱包需給される多数部の丁合用
紙を適当な時(コンベア上に乗せてある段積丁合用紙が
無くなった時)に開梱して、コンベア上に乗せてやるだ
けで良く、丁合機の紙積載受枠部に小分けした丁合用紙
を手作業で頻繁に紙補給しなければならない従来技術に
比較して、作業労力の軽減と作業人員の大幅な削減を計
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る丁合機の自動給紙装
置を示す全体構成図。
【図2】図1を右側から見た側面図。
【図3】前記給紙装置のケース体及び搬送コンベアの構
成を示す要部断面図。
【図4】図3のAーA線に沿う横断平面図。
【図5】前記給紙装置の紙受け供給機構を示す構成説明
図。
【図6】前記紙受け供給機構のロータリーシリンダで開
閉される紙載せ用羽板を示す斜視図。
【図7】前記給紙装置のケース体が垂直起立の状態から
水平に倒れるまでの状態を分図(a)〜(e)として順
次に示した作用説明図。
【図8】前記ケース体の水平倒伏状態で紙分離機構が作
動した状態を示す作用説明図。
【図9】前記ケース体の水平倒伏状態においてゲートが
開いた状態を示す作用説明図。
【図10】前記紙受け供給機構の紙揃えの作動状態を分
図(a)〜(d)として順次に示した作用説明図。
【図11】図10(d)の紙載せ状態を右側から見た側
面図。
【図12】前記紙受け供給機構の紙載せ用羽板がロータ
リーシリンダの作動で開放された状態を分図(a)及び
(b)として示した作用説明図。
【図13】前記羽板の上に1〜数部の端数紙が送り込ま
れた場合の問題点を説明するための概略作動図。
【図14】前記羽板の上に端数紙が送り込まれた場合の
問題点を解決する手段と作用を分図(a)〜(d)とし
て順次に示した作用説明図。
【図15】本発明の第2実施例に係る丁合機の自動給紙
装置を示す全体構成図。
【図16】図15を右側から見た側面図。
【図17】前記第2実施例におけるケース体の構成を示
す説明図であって、同図(a)は前記ケース体の平面図
、同図(b)は同ケース体の要部切欠正面図、同図(c
)は前記ケース体の左側面図である。
【図18】前記ケース体の先端部に装備される第1の紙
分離体を示す構成説明図。
【図19】前記第2実施例における紙分離機構の斜視図
【図20】前記ケース体の起倒状態を分図(a)(b)
として示した作動説明図。
【図21】前記ケース体の水平倒伏状態で紙分離機構の
可動板が後退作動した状態を示す作用説明図。
【図22】前記ケース体の水平倒伏状態で紙分離機構の
第2の紙分離体がケース体残存用紙を押さえた紙落下直
前の紙分離状態を状態を示す作用説明図。
【図23】前記ケース体内に1〜2枚の紙が残った場合
の問題点と、それを解決する手段及び作用を分図(a)
〜(d)として示した作用説明図。
【図24】前記第2実施例における紙受け供給機構の斜
視図。
【図25】前記紙受け供給機構の紙受け筐体が水平倒伏
(横倒れ)した状態をケース体との関連で示した作用説
明図。
【符号の説明】
1…装置本体、2…本体フレーム、3…ケース体、4…
ケース体枢支用軸受、5…ケース体回動支軸、P…多数
部の段積丁合用紙、6…空室、7…空室底壁、7a…ケ
ース体の紙落下口、P′…ケース体収納用紙、Pa…紙
落下口から落下する紙、Pb…ケース体内に残る紙(ケ
ース体残存用紙)、B…ケース体残存用紙の分離段差部
、10…ケース体を起倒回動させる駆動装置、11…搬
送コンベア、13(13a,13b)…紙落下口の開閉
ゲート、14(14a,14b)…ゲート開閉作動用の
エア(流体圧)シリンダ、15…紙分離機構、16…紙
押え機構、17…紙分離機構の可動板、18…可動板作
動用の流体圧シリンダ、22…コンベア駆動モータ、2
5…チェーン駆動モータ、26〜28…スプロケット、
30…チェーン、31…重錘、32…ケース体倒伏用の
引張スプリング、36…紙受け供給機構、37,38…
羽板開閉用のロータリーシリンダ、39,40…紙載せ
用羽板、42…紙落下シュート、43…シュート側の紙
押出し体、44…羽板側の紙押出し体、45,46…紙
押出し体作動用のエアシリンダ、50…自動制御装置、
53…可動アーム作動用のロッドレスシリンダ、54…
ロッドレスシリンダのピストンマウント、55…可動ア
ーム、56…ロータリーシリンダ、57…第1の紙分離
体、58,58a…第2の紙分離体、59,59a…ロ
ータリーシリンダ、61,61a…前後動シリンダ、6
2,62a…装置フレーム立設体、66,67…紙受け
筐体の開閉ゲート、68…筐体軸受部、69…筐体枢軸
、70…紙受け筐体、71…筐体起倒用の流体圧シリン
ダ、72…プッシャ作動用のロッドレスシリンダ、73
…プッシャ、75,76…ゲート開閉用の流体圧シリン
ダ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  丁合機の紙積載受枠部に折り畳んだ丁
    合用紙を所定部数ずつ自動的に供給する丁合機の自動給
    紙装置であって、丁合機への紙供給部数よりも多い多数
    部の丁合用紙を段積状態で収納し得る空室及び該空室底
    壁の軸支部側に形成された所定幅の紙落下口を有し前記
    丁合機の紙積載受枠部と位置対応する上方位置に駆動装
    置の作動によって垂直・水平に起倒回動するように軸支
    されたケース体と、このケース体の垂直起立状態におい
    て該ケース体の空室内に多数部の丁合用紙を段積載置状
    態で送り込む間欠運転の搬送コンベアと、前記ケース体
    に装備され該ケース体の紙落下口を前記ケース体の水平
    倒伏状態において開閉するゲート及び該ゲートの開放前
    に前記ケース体の収納用紙を前記落下口から落下する紙
    とケース体内に残る紙とに分離する紙分離機構と、前記
    ケース体の紙落下口から縦向きに落下する所定部数の丁
    合用紙を受止めて横向きの状態に変向し且つ横向き変向
    の丁合用紙を積重揃え状態で丁合機の紙積載受枠部に落
    下供給する紙受け供給機構と、前記ケース体と搬送コン
    ベア,ゲート,紙分離機構及び紙受け供給機構を所定の
    プロセスに従って作動させる自動制御装置とを具備して
    なる丁合機の自動給紙装置。
  2. 【請求項2】  請求項1に記載の丁合機の自動給紙装
    置において、前記紙分離機構が前記ケース体内に空室底
    壁に沿って移動できるように設けられた可動板と、この
    可動板をその先端部が紙落下口の一側縁部より一定の突
    出量及び没入量をもって突没するように作動させる流体
    圧シリンダとから構成されていることを特徴とする丁合
    機の自動給紙装置。
  3. 【請求項3】  請求項1に記載の丁合機の自動給紙装
    置において、前記紙分離機構が前記ケース体内に空室底
    壁に沿って移動できるように設けられた可動板と、この
    可動板をその先端部が紙落下口の一側縁部より一定の突
    出量及び没入量をもって突没するように作動させる流体
    圧シリンダと、前記可動板の先端部に突没自在に設けら
    れ前記ケース体の水平倒伏状態において可動板面より突
    出するように作動される第1の紙分離体と、前記ケース
    体が水平倒伏される装置部位置に起倒回動及び前後動で
    きるように装備され前記ケース体の水平倒伏状態におい
    てケース体残存用紙の分離段差部に係合しケース体残存
    用紙をケース体落下用紙から離間するように可動させる
    第2の紙分離体とから構成されていることを特徴とする
    丁合機の自動給紙装置。
  4. 【請求項4】  請求項1に記載の丁合機の自動給紙装
    置において、前記ケース体に該ケース体の収納用紙をケ
    ース体開口部位置で係止する紙押え機構を設けて、前記
    ケース体の水平倒伏時に紙分離機構の可動板上に支持さ
    れるケース体収納用紙が紙落下口と反対方向に倒れるの
    を防止するようにしたことを特徴とする丁合機の自動給
    紙装置。
  5. 【請求項5】  請求項4に記載の丁合機の自動給紙装
    置において、前記紙押え機構が前記ケース体の一側部に
    ケース体長さ方向に沿って配設固定されたロッドレスシ
    リンダと、このロッドレスシリンダのピストンマウント
    に止着され前記ケース体の起立時においてケース体収納
    用紙の上端面当接位置に移動停止される可動アームとか
    ら構成されていることを特徴とする丁合機の自動給紙装
    置。
  6. 【請求項6】  請求項1に記載の丁合機の自動給紙装
    置において、前記紙受け供給機構が、丁合機の紙積載受
    枠部の上方位置に配置されロータリーシリンダの作動に
    よって同時に開閉される左右一対の紙載せ用羽板と、前
    記ケース体の紙落下口から縦向きに落下する所定部数の
    丁合用紙を受止めて前記羽板の方向に斜面誘導する傾斜
    状態及び水平状態に姿勢変更可能な紙落下シュートと、
    この紙落下シュートの水平倒伏状態において該シュート
    及び前記羽板の上に載っている不揃いの丁合用紙をシュ
    ート方向と羽板方向に交互に押圧移動させて積重状態に
    揃える前後動可能なシュート側の紙押出し体及び羽板側
    の紙押出し体とから構成されていることを特徴とする丁
    合機の自動給紙装置。
  7. 【請求項7】  請求項1に記載の丁合機の自動給紙装
    置において、前記紙受け供給機構が、丁合機の紙積載受
    枠部の上方位置に配置されロータリーシリンダの作動に
    よって同時に開閉される左右一対の紙載せ用羽板と、前
    記ケース体の紙落下口から縦向きに落下された所定部数
    の丁合用紙を受止める開閉ゲートを有し落下用紙の受止
    め後に前記羽板の方向と反対の方向に略水平状態に倒伏
    回動される起倒回動可能な紙受け筐体と、この紙受け筐
    体が倒伏し且つ前記ゲートが開放された時に前進移動し
    て前記筐体内の丁合用紙を積重揃え状態で羽板方向に押
    出し前記羽板上に載置させる前後動可能なプッシャとか
    ら構成されていることを特徴とする丁合機の自動給紙装
    置。
JP13743291A 1991-01-08 1991-06-10 丁合機の自動給紙装置 Expired - Lifetime JPH0785948B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100323726B1 (ko) * 1993-05-18 2002-06-20 라트바캉아스울포 소책자의제조방법및그장치
KR100916833B1 (ko) * 2009-03-19 2009-09-14 동인엔지니어링 (주) 제지용 커터 자동제어 장치
CN105667117A (zh) * 2016-03-18 2016-06-15 天津市职业大学 配订折联动生产线

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CN105667117A (zh) * 2016-03-18 2016-06-15 天津市职业大学 配订折联动生产线

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