JP2542630Y2 - 多層プリント配線基板 - Google Patents

多層プリント配線基板

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JP2542630Y2 JP1990074264U JP7426490U JP2542630Y2 JP 2542630 Y2 JP2542630 Y2 JP 2542630Y2 JP 1990074264 U JP1990074264 U JP 1990074264U JP 7426490 U JP7426490 U JP 7426490U JP 2542630 Y2 JP2542630 Y2 JP 2542630Y2
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嘉良 鳥井
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【考案の詳細な説明】 A 産業上の利用分野 本考案は多層プリント配線基板に関し、特に実装密度
の高い多層プリント配線基板に適用して好適なものであ
る。
B 考案の概要 本考案は、多層プリント配線基板において、最外層の
配線基板に貫通孔を形成し、電子部品を重ね合わすよう
に実装することにより、電子部品の実装密度を向上する
ことができる。
C 従来の技術 従来、カメラ一体型ビデオテープレコーダ等の電子機
器においては、全体形状を小型化するため、部品実装密
度を向上するようになされている。
このため、プリント配線基板に実装する電子部品につ
いても、端子間距離を小さくして形状を小型化するよう
になされている。
さらにプリント配線基板の両面に電子部品を実装し、
これにより平均して1〔cm2〕のプリント配線基板に10
点程度の電子部品を実装し得るようになされている。
D 考案が解決しようとする課題 ところで、電子部品の端子間距離を小さくして電子部
品自体の形状をさらに一段と小型化すれば、部品実装密
度をさらに向上することができる。
ところが、リフロー等による半田付けにおいては、端
子間距離が小さくなつた分、確実に半田付けすることが
困難になる。
また、プリント配線基板に電子部品を実装するため
に、新たに専用の実装機が必要になる。
さらに、電子部品を実装するライン編成自体も、従来
と異なる編成に改める必要がある。
本考案は以上の点を考慮してなされたもので、従来の
電子部品を用いて、部品実装密度を従来の以上に向上す
ることができる多層プリント配線基板を提案しようとす
るものである。
E 課題を解決するための手段 かかる課題を解決するため本考案においては、複数の
配線基板2A〜2Dを積層して形成された多層プリント配線
基板において、両側の最外層の配線基板2A、2Dにそれぞ
れ所定の第1の電子部品6〜10よりも大きい貫通孔4A、
4Dを設け、各貫通孔4A、4Dをそれぞれ介して内層の配線
基板2B、2Cに第1の電子部品6〜10を実装すると共に、
貫通孔4A、4D内に実装された第1の電子部品6〜10を覆
うように各最外層の配線基板2A、2Dにそれぞれ第2の電
子部品12、14を実装し、各最外層の配線基板2A、2Dの厚
さtが第1の電子部品6〜10のうちの最も厚いものの厚
さdに対して次式 d≦t ……(3) を満足するように選定し、 かつ複数の配線基板2A〜2Dを積層した全体の厚さDを次
式 4d≦D ……(4) を満足するように選定するようにした。
F 作用 両側の最外層の配線基板2A、2Dにそれぞれ所定の第1
の電子部品6〜10よりも大きい貫通孔4A、4Dを設け、各
貫通孔4A、4Dをそれぞれ介して内層の配線基板2B、2Cに
第1の電子部品6〜10を実装すると共に、貫通孔4A、4D
内に実装された第1の電子部品6〜10を覆うように各最
外層の配線基板2A、2Dにそれぞれ第2の電子部品12、14
を実装するようにしたことにより、電子部品の実装密度
を工場させることができる。また複数の配線基板2A〜2D
を積層した全体の厚さDを次式 4d≦D ……(5) を満足するように選定するようにしたことにより、多層
プリント配線基板1全体として実用上十分な強度を得る
ことができる。
G 実施例 以下図面について、本考案の一実施例を詳述する。
第1図において、1は全体として多層プリント配線基
板を示し、4枚の配線基板2A、2B、2C及び2Dを積層して
形成する。
最外層でなる第1層目及び第4層目の配線基板2A及び
2Dは、所定位置に矩形形状の貫通孔4A及び4Dが形成さ
れ、第2図及び第3図に示すように、第2層目及び第3
層目の配線基板2B及び2Cが一部露出するようになされて
いる。
これにより当該矩形形状の貫通孔4A及び4D中に、チツ
プ部品でなるコンデンサ及び抵抗6〜8及び9、10を実
装し得るようになされている。
さらに第1層目及び第4層目の配線基板2A及び2Dは、
貫通孔4A及び4D中に実装するチツプ部品の厚さdに対し
て、厚さtが、次式 d≦t ……(6) になるように選定され、これによりチツプ部品6〜10を
実装した際に、当該チツプ部品6〜10が表面から突出し
ないようになされている。
さらに第1層目及び第4層目の配線基板2A及び2Dは、
矩形形状の貫通孔4A及び4Dを、フラツトパツケージ型の
集積回路12、14で覆い隠すように配線パターンが形成さ
れ、これによりチツプ部品6〜10上に集積回路12、14を
実装するようになされている。
従つて多層プリント配線基板1においては、チツプ部
品6〜10及び集積回路12、14を重合わせるように実装し
得、これにより集積回路12、14の下の未使用の領域を有
効に利用してチツプ部品6〜10を実装することができ
る。
従つてその分、従来と同一の形状の電子部品を、従来
に比して高い密度で実装することができる。
さらにチツプ部品6〜10においては、集積回路12、14
の端子に近接して配置し得、その分チツプ部品6〜10か
らの不要輻射を低減することができる。
これに対して第2層目及び第3層目の配線基板2B及び
2Cは、厚さTが所定に値に選定され、これにより多層プ
リント配線基板1全体の厚さDが、次式 4d≦D ……(7) の関係になるように選定し、多層プリント配線基板1全
体として実用上充分な強度を得るようになされている。
以上の構成によれば、第1層目及び第4層目の配線基
板2A及び2Dに矩形形状の貫通孔4A及び4Dを形成し、当該
貫通孔4A及び4D中にチツプ部品6〜10を実装すると共
に、当該貫通孔4A及び4Dを覆い隠すように集積回路12、
14を実装することにより、集積回路12、14の下の未使用
の領域を有効に利用してチツプ部品6〜0を実装するこ
とができ、その分部品実装密度を向上することができ
る。
なお上述の実装例においては、貫通孔4A及び4Dを覆い
隠すように集積回路12、14を実装する場合について述べ
たが、本考案はこれに限らず、貫通孔4A及び4Dの一部が
露出するように集積回路12、14を実装してもよい。
さらに上述の実施例においては、配線基板2A、2Dに矩
形形状の貫通孔4A、4Dを形成した場合について述べた
が、貫通孔の形状はこれに限らず、必要に応じて種々の
形状の貫通孔を広く適用することができる。
さらに上述の実施例においては、貫通孔4A及び4Dの中
にチツプ部品でなるコンデンサ及び抵抗6〜8及び9、
10を、貫通孔4A及び4Dを覆い隠すようにフラツトパツケ
ージ型の集積回路12、14を実装する場合について述べた
が、実装する電子部品はこれに限らず、種々の電子部品
を実装する場合に広く適用することができる。
さらに上述の実施例においては、4層の多層プリント
配線基板に本考案を適用した場合について述べたが、本
考案は4層の多層プリント配線基板に限らず、種々の多
層プリント配線基板に広く適用することができる。
H 考案の効果 上述のように本考案によれば、複数の配線基板を積層
して形成された多層プリント配線基板において、両側の
最外層の配線基板にそれぞれ所定の第1の電子部品より
も大きい貫通孔を設け、各貫通孔をそれぞれ介して内層
の配線基板に第1の電子部品を実装すると共に、貫通孔
内に実装された第1の電子部品を覆うように各最外層の
配線基板にそれぞれ第2の電子部品を実装し、各最外層
の配線基板の厚さtを第1の電子部品のうちの最も厚い
ものの厚さdに対して次式 d≦t ……(8) を満足するように選定し、 かつ複数の配線基板を積層した全体の厚さDを次式 4d≦D ……(9) を満足するように選定するようにしたことにより、実用
上十分な強度を保ちながら未使用の領域を有効に利用し
て電子部品を実装し得、かくして強度に対する信頼性高
く実装密度を向上させ得る多層プリント配線基板を実現
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例による多層プリント配線基板
を示す分解斜視図、第2図はその平面図、第3図はその
断面図である。 1……多層プリント配線基板、2A、2B、2C、2D……配線
基板、4A、4D……貫通孔、6、7、8、9、10……チツ
プ部品、12、14……集積回路。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−230289(JP,A) 特開 平2−15699(JP,A) 特開 平2−39587(JP,A) 特開 昭61−239693(JP,A) 特開 平1−84697(JP,A) 実開 平1−93772(JP,U) 実開 昭59−158356(JP,U)

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の配線基板を積層して形成された多層
    プリント配線基板において、 両側の最外層の上記配線基板にそれぞれ形成された所定
    の第1の電子部品よりも大きい貫通孔を具え、 各上記貫通孔をそれぞれ介して内層の上記配線基板に上
    記第1の電子部品を実装すると共に、上記貫通孔内に実
    装された上記第1の電子部品を覆うように各上記最外層
    の配線基板にそれぞれ第2の電子部品を実装し、 各上記最外層の配線基板の厚さtが上記第1の電子部品
    のうちの最も厚いものの厚さdに対して次式 d≦t ……(1) を満足するように選定され、 かつ上記複数の配線基板を積層した全体の厚さDが次式 4d≦D ……(2) を満足するように選定された ことを特徴とする多層プリント配線基板。
  2. 【請求項2】上記第1の電子部品は、複数のチツプ部品
    でなり、 上記第2の電子部品は、フラツトパツケージ型の電子部
    品でなる ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項に記載
    の多層プリント配線基板。
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JPH0215699A (ja) * 1988-07-01 1990-01-19 Nec Eng Ltd 多層印刷配線板
JPH0239587A (ja) * 1988-07-29 1990-02-08 Oki Electric Ind Co Ltd 高密度実装プリント板

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