JP2542484Y2 - 磁気記録再生器の選曲装置 - Google Patents

磁気記録再生器の選曲装置

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JP2542484Y2
JP2542484Y2 JP1990107620U JP10762090U JP2542484Y2 JP 2542484 Y2 JP2542484 Y2 JP 2542484Y2 JP 1990107620 U JP1990107620 U JP 1990107620U JP 10762090 U JP10762090 U JP 10762090U JP 2542484 Y2 JP2542484 Y2 JP 2542484Y2
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吉久 渋谷
清彦 南沢
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Kenwood KK
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案は磁気記録再生器の選曲装置に係り、特にテ
ープ走行状態及び位置によって曲間検出レベルを最適レ
ベルにして安定な選曲をするのに好適な選曲装置に関す
る。
(ロ)従来の技術・考案が解決しようとする問題点 従来より、磁気記録再生器の選曲装置は第4図に示す
ブロック図の選曲装置が多く提供されていた。
図において、1は再生ヘッド、2は再生ヘッド1から
の信号を増幅及びイコライジング、ノイズリダクション
などの信号処理をする再生アンプ、3は曲間検出アン
プ、4は曲間検出アンプ3のゲインを制御するゲイン切
換器、5は曲間検出アンプ3の出力信号をディジタル信
号に変換するA/D変換器、6はゲイン切換器4などを制
御するマイクロコンピュータ(以下、単にマイコンとい
う)である。
テープに録音されている曲の曲間を検出するために、
再生ベッド1からの出力信号は再生アンプ2を介して曲
間検出アンプ3に供給される。
この曲間検出アンプ3の曲間検出レベルはテープ走行
状態、例えば再生時とキュー又はレビュー時とに分けて
ゲイン切換器4のゲイン切換を行ない、曲間検出アンプ
3の検出レベルを設定して曲間を検出し、録音されてい
る曲の選曲を行なっていた。
しかし、上記した従来の磁気記録再生器の選曲装置は
前記のように、再生/キュー又はレビュー時の2種類に
分けて曲間検出レベルを設定していたので、2ヘッドタ
イプの磁気記録再生器に比べ3ヘッドダイプはキュー及
びレビュー時のテープとヘッドとの接触が充分で無いた
め、再生ヘッド1より曲間検出を行なうようにすると、
キュー時に比べレビュー時は検出レベルが下がってしま
い、レビュー時の曲間検出が不安定、且つ不確実になる
という欠点があった。
このため、3ヘッドタイプの磁気記録再生器では曲間
検出専用ヘッドを新たに設けたり、又はテープとヘッド
の接触が再生ヘッドに比べて安定している録音ヘッドよ
り曲間検出信号を取り出すように構成したものもある
が、曲間検出回路を専用に持たねばならないという欠点
があった。
また、再生時の曲間検出レベルは安定しているが、キ
ュー又はレビュー時の曲間検出レベルはテープ巻き始め
と巻き終りとでテープ速度が異なるため、曲間検出レベ
ルの差が生じるという欠点もあった。
この考案は上記した点に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは従来例の欠点を解消し、テープ
走行状態及びテープ走行位置に関係なく安定且つ確実な
曲間検出を行なう磁気記録再生器の選曲装置を提供する
ところにある。
(ハ)問題を解決するための手段 この考案の磁気記録再生器の選曲装置は、磁気記録再
生器に録音されている曲の曲間信号を検出して選曲する
ことができる磁気記録再生器の選曲装置において、 再生時、キュー時、レビュー時それぞれに対応して、
曲間検出アンプのゲインを設定するゲイン切換器を制御
するよう構成したものである。
また、再生時、キュー時、レビュー時それぞれに対応
して、曲間検出レベル値を設定したものである。
更に、テープ走行位置を検出する検出手段を設け、こ
のテープ走行位置によって、曲間検出アンプのゲインを
設定するゲイン切換器を制御するよう構成しても良い
し、または曲間検出レベル値の設定を行っても良い。
(ニ)作用 この考案によれば、磁気記録再生器のテープ走行状
態、例えば再生時、キュー時、レビュー時をテープ駆動
機構のメカニズムより検出し、このテープ走行状態によ
って曲間検出アンプのゲインを設定するゲイン切換器を
制御し、テープ走行状態に対する夫々の最適曲間レベル
を検出して安定且つ確実な選曲をすることができる。
更に、テープ走行位置、例えばテープの巻き始め、テ
ープ中央部、テープ巻き終りなど3箇所のテープ走行位
置を、前記同様テープ駆動機構のメカニズムより検出
し、このテープ走行位置によって曲間検出アンプのゲイ
ンを設定するゲイン切換器を制御し、夫々の最適曲間レ
ベルを検出して安定且つ確実な選曲を可能にすることが
できる。
この様に、テープ走行や使用ヘッドによる曲間信号レ
ベルのバラツキを補正した曲間検出レベルを検出し選曲
することができる。
また、テープ走行状態及び走行位置による曲間信号レ
ベルの差異を予め内部記憶部に設定し、この設定された
曲間検出レベル値に基づいて制御することにより、安定
且つ確実な選曲をすることができる。
(ホ)実施例 この考案に係る磁気記録再生器の選曲装置の実施例を
第1図乃至第3図に基づいて説明する。
なお従来例と同一部分には同一符号を付してその説明
を省略する。
第1図はブロック図、第2図は他の実施例のブロック
図、第3図は動作を説明するフローチャートであり、図
において、7はテープ駆動機構のメカニズムである。
磁気記録再生器のヘッド方式は、一般に録再コンビネ
ーションヘッド、録再兼用ヘッド、消録再ヘッドなどが
あり、これらのヘッドの中で曲間検出レベルを検出する
ヘッドは2ヘッド及びオートリバースの磁気記録再生器
では録再ヘッド、また3ヘッド及び再生専用磁気記録再
生器では再生ヘッドより検出される。
図中の再生ヘッド1の出力信号は、再生アンプ2で増
幅され同時にイコライジング、ノイズリダクションなど
信号処理され曲間検出アンプ3に供給される。
曲間検出アンプ3はゲイン切換器4で設定されたゲイ
ンの切換設定及び時定数切換等の信号処理が成され、A/
D変換器5でディジタル信号に変換されてマイコン6に
供給される。
一方、マイコン6にはテープ駆動機構のメカニズム7
の動作モードの判別及びテープ位置の判別のためにリー
ル信号が供給される。
マイコン6の動作を第3図のフローチャートにより説
明する。
磁気記録再生器が通常動作状態(ステップS1)から選
曲サーチを行なう場合、サーチモードにし(ステップS
2)、テープ走行状態を例えば再生モードに設定する
(ステップS3)。又はキューモード(ステップS4)、レ
ビューモード(ステップS5)に設定して選曲サーチして
も良い。
マイコン6はメカニズム7から供給されるリール信号
の演算処理を行ない、テープ走行位置が例えばテープ巻
き始めか、テープ中央部か、テープ巻き終りかを判別し
(ステップS6,S9,S12)、予め決められた曲間検出レベ
ルマップ、例えば下記のようなA,B,Cの曲間検出レベル
の設定を行なう。
マイコン6はゲイン切換器4に対しゲイン切換及び時
定数切換の制御信号を出力し、ゲイン切換器4を設定す
る(ステップS7,S10,S13)。
一方、マイコン6は上記曲間検出レベルマップのレベ
ル設定値(ステップS8,S11,S14)と、前記A/D変換器5
からのテープ再生出力信号値(ステップS15)とを比較
して曲間信号かを判断し(ステップS16)、この再生出
力信号レベルが動作モードより予め定められた一定時
間、曲間検出レベル設定値を下回るまで曲間検出処理を
行なう(ステップS17)。
この様に、テープ走行状態及び走行位置によって設定
した曲間検出レベルで再生ヘッド1からの曲間信号レベ
ルを安定且つ確実に検出して選曲することができる。
以上、請求項1及び2記載の実施例を組み合わせて纏
めて説明したが、夫々単独に実施することも可能であ
る。
また、他の実施例として第2図のブロック図はテープ
駆動機構のメカニズム7から、前記同様のテープ走行状
態及びテープ走行位置による曲間検出レベルマップを下
記のように設定する。
この設定する曲間検出レベル値は、特にテープ走行状
態のキュー及びレビュー時に対して、テープ走行位置の
曲間検出レベル設定を夫々データに基づいて設定したも
のである。
この曲間検出レベルマップはマイコン6内部に設定記
憶され、前記同様、再生ヘッド1からの曲間信号レベル
値と比較されて曲間検出処理が成され、検出された曲間
信号によって安定且つ確実な選曲を行なうことができ
る。
この様に、マイコン6内部に予め曲間検出レベルマッ
プを設け、曲間検出アンプ3のゲイン切換器4を無くし
て構成し、磁気記録再生器のいろいろなテープの状態に
対しても安定な選曲をすることも可能である。
(ヘ)考案の効果 この考案に係る磁気記録再生器の選曲装置は前述のよ
うに、テープ走行状態や走行位置、又はヘッド種類など
によって起因する曲間信号レベルのバラツキを補正して
曲間検出することができ、この曲間検出による安定且つ
確実な選曲ができるという効果がある。
しかも、構成が簡単であって、また、安価に構成する
ことができるため実施も容易であるなどの優れた特長を
有している。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図はこの考案に係る磁気記録再生器の選
曲装置の実施例を示し、第1図はブロック図、第2図は
他の実施例のブロック図、第3図は動作を説明するフロ
ーチャートである。 第4図は従来例のブロック図である。 主な符号の説明 1:磁気記録再生器の再生ヘッド、3:曲間検出アンプ、4:
曲間検出アンプのゲインを制御するゲイン切換器、6:マ
イクロコンピュータ(マイコン)、7:テープ駆動機構の
メカニズム。

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気記録再生器に録音されている曲の曲間
    信号を検出して選曲することができる磁気記録再生器の
    選曲装置において、 再生時、キュー時、レビュー時それぞれに対応して、曲
    間検出アンプのゲインを設定するゲイン切換器を制御す
    るよう構成したことを特徴とする磁気記録再生器の選曲
    装置。
  2. 【請求項2】テープ走行位置を検出する検出手段を設
    け、このテープ走行位置によって曲間検出アンプのゲイ
    ンを設定するゲイン切換器を制御するよう構成したこと
    を特徴とする請求項1記載の磁気記録再生器の選曲装
    置。
  3. 【請求項3】磁気記録再生器に録音されている曲の曲間
    信号を検出して選曲することができる磁気記録再生器の
    選曲装置において、 再生時、キュー時、レビュー時それぞれに対応して、曲
    間検出レベル値を設定したことを特徴とする磁気記録再
    生器の選曲装置。
  4. 【請求項4】テープ走行位置を検出する検出手段を設
    け、このテープ走行位置に対応して、曲間検出レベル値
    を設定したことを特徴とする請求項3記載の磁気記録再
    生器の選曲装置。
JP1990107620U 1990-10-16 1990-10-16 磁気記録再生器の選曲装置 Expired - Lifetime JP2542484Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5817638U (ja) * 1981-07-29 1983-02-03 株式会社日立製作所 選曲装置
JPS59138033U (ja) * 1983-03-08 1984-09-14 アルパイン株式会社 テ−プレコ−ダ
JP2629232B2 (ja) * 1988-01-21 1997-07-09 松下電器産業株式会社 テープレコーダ

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