JP2519326Y2 - 周波数信号の記録された磁気テープ - Google Patents
周波数信号の記録された磁気テープInfo
- Publication number
- JP2519326Y2 JP2519326Y2 JP12027990U JP12027990U JP2519326Y2 JP 2519326 Y2 JP2519326 Y2 JP 2519326Y2 JP 12027990 U JP12027990 U JP 12027990U JP 12027990 U JP12027990 U JP 12027990U JP 2519326 Y2 JP2519326 Y2 JP 2519326Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frequency
- magnetic tape
- recorded
- signal
- frequency signal
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は磁気テープにDTMF信号等の周波数信号を記
録し、その磁気テープから再生される電気信号より留守
番電話機等を制御する場合の磁気テープに対する周波数
信号の記録方式に係わり、特に、磁気テープ再生装置の
テープ送り速度が変動しても信号検出が確実である周波
数信号の記録された磁気テープに関する。
録し、その磁気テープから再生される電気信号より留守
番電話機等を制御する場合の磁気テープに対する周波数
信号の記録方式に係わり、特に、磁気テープ再生装置の
テープ送り速度が変動しても信号検出が確実である周波
数信号の記録された磁気テープに関する。
[従来の技術] 留守番電話機のガイダンステープすなわち予め記録さ
れた磁気テープには音声信号の他に1つのコードを表す
ための低群周波数の1つと高群周波数の1つとの組合わ
せを用いた信号すなわちDTMF信号を記録し、このような
ガイダンステープを再生して使用者に使用方法を示しな
がら留守番電話機を制御するものがあった。
れた磁気テープには音声信号の他に1つのコードを表す
ための低群周波数の1つと高群周波数の1つとの組合わ
せを用いた信号すなわちDTMF信号を記録し、このような
ガイダンステープを再生して使用者に使用方法を示しな
がら留守番電話機を制御するものがあった。
[考案が解決しようとする問題点] 上記した従来のDTMF信号の記録された磁気テープは、
DTMF信号の規定の周波数が記録されており、DTMF信号を
検出するICの周波数感動帯域は通常±1.5%程度であ
る。
DTMF信号の規定の周波数が記録されており、DTMF信号を
検出するICの周波数感動帯域は通常±1.5%程度であ
る。
一方、通常の磁気テープ再生装置のテープ送り速度の
偏差は3%程度であり、このような磁気テープ再生装置
によっては、上記の磁気テープからDTMF信号検出用ICに
よりDTMF信号を検出できない場合があった。
偏差は3%程度であり、このような磁気テープ再生装置
によっては、上記の磁気テープからDTMF信号検出用ICに
よりDTMF信号を検出できない場合があった。
この考案は上記した点に鑑みてなされたものであっ
て、その目的とするところは、通常の磁気テープ再生装
置およびDTMF信号検出用ICを使用しても確実に周波数信
号が検出される周波数信号の記録された磁気テープを提
供することにある。
て、その目的とするところは、通常の磁気テープ再生装
置およびDTMF信号検出用ICを使用しても確実に周波数信
号が検出される周波数信号の記録された磁気テープを提
供することにある。
[課題を解決するための手段] この考案の周波数信号の記録された磁気テープは、周
波数信号の規定周波数を中心周波数とし、磁気テープ再
生装置のテープ送り速度偏差以上の偏差にわたり周波数
を変化させて記録したものである。
波数信号の規定周波数を中心周波数とし、磁気テープ再
生装置のテープ送り速度偏差以上の偏差にわたり周波数
を変化させて記録したものである。
[作用] この考案の周波数信号の記録された磁気テープによれ
ば、磁気テープ再生装置のテープ送り速度の偏差にわた
って規定周波数から周波数を変化させて信号が磁気テー
プに記録されているので、通常の磁気テープ再生装置に
より磁気テープを再生しても再生信号の周波数はDTMF信
号検出用ICの感動帯域を通過する。
ば、磁気テープ再生装置のテープ送り速度の偏差にわた
って規定周波数から周波数を変化させて信号が磁気テー
プに記録されているので、通常の磁気テープ再生装置に
より磁気テープを再生しても再生信号の周波数はDTMF信
号検出用ICの感動帯域を通過する。
従って、通常の磁気テープ再生装置によっても確実に
DTMF信号等の周波数信号を検出することができる。
DTMF信号等の周波数信号を検出することができる。
[実施例] この考案の実施例である周波数信号の記録された磁気
テープを図面に基づいて説明する。
テープを図面に基づいて説明する。
第1図はこの考案の実施例である留守番電話機のガイ
ダンステープにおけるDTMF信号記録状態を示す図であ
る。
ダンステープにおけるDTMF信号記録状態を示す図であ
る。
図にはDTMF信号の数字またはアルファベットの1つの
コードの記録状態を示している。
コードの記録状態を示している。
テープ領域Aには低群周波数の1である周波数f0が記
録されている。領域BおよびCには周波数f0より夫々2
%および4%減じた周波数が記録されている。また、領
域DおよびEには周波数f0より夫々2%および4%増大
した周波数が記録されている。これらの領域A〜Eは互
いに連なっており、その記録時間は0.5secである。
録されている。領域BおよびCには周波数f0より夫々2
%および4%減じた周波数が記録されている。また、領
域DおよびEには周波数f0より夫々2%および4%増大
した周波数が記録されている。これらの領域A〜Eは互
いに連なっており、その記録時間は0.5secである。
なお、高群周波数については図示していないが低群周
波数と同様に領域Aに規定周波数が記録され領域Bおよ
びCには規定周波数より夫々2%および4%減じた周波
数が記録されている。また、領域DおよびEには規定周
波数より夫々2%および4%増大した周波数が記録され
ている。
波数と同様に領域Aに規定周波数が記録され領域Bおよ
びCには規定周波数より夫々2%および4%減じた周波
数が記録されている。また、領域DおよびEには規定周
波数より夫々2%および4%増大した周波数が記録され
ている。
このような周波数信号の記録は各周波数の記録された
磁気テープを用いて磁気テープ編集装置により行うこと
ができる。
磁気テープを用いて磁気テープ編集装置により行うこと
ができる。
このような磁気テープを通常の磁気テープ再生装置に
より再生し、DTMF信号検出用ICで信号を検出する場合、
テープ送り速度が±3%ずれても、DTMF信号検出用ICが
検出に要する時間(例えば40msec)以上にわたりDTMF信
号検出用ICの感動帯域の周波数が1度だけ検出される。
より再生し、DTMF信号検出用ICで信号を検出する場合、
テープ送り速度が±3%ずれても、DTMF信号検出用ICが
検出に要する時間(例えば40msec)以上にわたりDTMF信
号検出用ICの感動帯域の周波数が1度だけ検出される。
実施例は以上のように構成されているが考案はこれに
限られず、例えば、DTMF信号の代わりに単一周波数の信
号の記録にこの考案を適用することができる。また、実
施例は周波数を離散的に変化させて記録したが、これを
連続的に変化させて記録してもこの考案の効果が得られ
る。
限られず、例えば、DTMF信号の代わりに単一周波数の信
号の記録にこの考案を適用することができる。また、実
施例は周波数を離散的に変化させて記録したが、これを
連続的に変化させて記録してもこの考案の効果が得られ
る。
[考案の効果] この考案の周波数信号の記録された磁気テープによれ
ば、テープ送り偏差の小さい高価な磁気テープ再生装置
を用いなくても、安価な磁気テープ再生装置により記録
された周波数信号を確実に検出することが可能となる。
ば、テープ送り偏差の小さい高価な磁気テープ再生装置
を用いなくても、安価な磁気テープ再生装置により記録
された周波数信号を確実に検出することが可能となる。
第1図はこの考案の実施例である留守番電話機のガイダ
ンステープにおけるDTMF信号記録状態を示す図である。 1……磁気テープ。
ンステープにおけるDTMF信号記録状態を示す図である。 1……磁気テープ。
Claims (1)
- 【請求項1】周波数信号の規定周波数を中心周波数と
し、磁気テープ再生装置のテープ送り速度偏差以上の偏
差にわたり周波数を変化させて記録したことを特徴とす
る周波数信号の記録された磁気テープ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12027990U JP2519326Y2 (ja) | 1990-11-19 | 1990-11-19 | 周波数信号の記録された磁気テープ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12027990U JP2519326Y2 (ja) | 1990-11-19 | 1990-11-19 | 周波数信号の記録された磁気テープ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0476757U JPH0476757U (ja) | 1992-07-03 |
JP2519326Y2 true JP2519326Y2 (ja) | 1996-12-04 |
Family
ID=31868192
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12027990U Expired - Lifetime JP2519326Y2 (ja) | 1990-11-19 | 1990-11-19 | 周波数信号の記録された磁気テープ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2519326Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-11-19 JP JP12027990U patent/JP2519326Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0476757U (ja) | 1992-07-03 |
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