JPH0777050B2 - 磁気記録装置 - Google Patents

磁気記録装置

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JPH0777050B2
JPH0777050B2 JP61150862A JP15086286A JPH0777050B2 JP H0777050 B2 JPH0777050 B2 JP H0777050B2 JP 61150862 A JP61150862 A JP 61150862A JP 15086286 A JP15086286 A JP 15086286A JP H0777050 B2 JPH0777050 B2 JP H0777050B2
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JP
Japan
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mark
blank
level
cue mark
recording
Prior art date
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Application number
JP61150862A
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English (en)
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JPS637585A (ja
Inventor
高彰 須山
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は音声信号をPCM記録する磁気記録装置におい
て、自動的に選曲用のIDをPCM音声信号と同時に記録す
るようにした磁気記録装置に関する。
(従来の技術) 音声信号をPCM化して、ビデオトラックの延長上に記録
する8mmVTRが商品化されている。
また、1本のトラックを6トラック化して、全トラック
にPCM音声信号を記録する方式の8mmVTR(以下マルチPCM
と略称する)も商品化されている。
このような装置においては、各曲またはプログラムの記
録開始位置、無音部分、記録終了位置等を指示するため
の指示コード(以下IDと略称する)がオプションとして
規格化されている。このIDを使用することにより、曲の
頭出し、サーチ等の選曲機能がマルチンPCMにおいても
実現できる。
一例として、マルチPCMにおける選曲に用いるIDの使用
例を図面を参照して説明する。
IDは、1フィールド内の各トラック毎のデータ・エリア
にID0〜ID5の6ワード(48ビット)が記録される。第1
表にID0〜ID5の内容を示す。
ID0はIDのモード指定であり、この例ではマルチPCMのモ
ードを意味する。
ID1は記録時の状態を示すもので、選曲の情報もここに
記録される。このID1については後で詳しく説明する。
ID2及びID3は、記録時の時間データを示すもので、プロ
グラムの頭から、またはトラックの頭からの時,分,
秒,及び記録日時を記録できるよう規格化されている。
ID4はプログラム番号またはC番号(キュー番号、チャ
プター番号またはカット番号)の何れかを記録する。
ID5は、全てのIDモードに共通の制御用データで、記録
データの内容を示す。
次に、第2表にID1の内容の詳細を示す。
B7はID1の制御ビットで、表に示したのはB7が“0"の場
合で、他のB6〜B0の7ビットが選曲用のデータとなる。
制御ビットB7が“1"の場合は、他のB6〜B0の7ビットは
他のトラックの情報を示す。
ID1のB6はキュー・マークで“1"の場合キュー・マーク
を意味し、同一C番号の前後に最小1秒、最大2秒記録
され、C番号の頭出しに用いることができる。
ID1のB4,B5はブランク・マーク“1,1"のときは無音部、
“1,0"は音声信号記録、“0,0"は無記録部分であること
を示す。
ID1のB3は“1"に固定される。
ID1のB2,B1はテープ・スピードを示す。
ID1のB0はテープの走行方向を示し“1"でリバース・モ
ードを意味する。
以上のID1のうちでキュー・マーク及びブランク・マー
クを使用することにより、選曲システム及び頭出しの機
能が実現できる。
第3図に選曲用IDの記録状態を示す。ここで例として、
音楽Aを再生中に音楽Cへ飛び越し選曲を行なう場合の
アルゴリズムを第4図に示す。マイコンを用いてIDを判
別し、早送り再生を行なえば選曲システムが実現でき、
このために使用するキュー・マークとブランク・マーク
があればよい。なお、第3図において、ブランク時間が
1秒以下のときブランクマークは1秒間記録される。
又、ブランク時間が1秒以上のときは次の音楽が始まる
までブランクマークが記録される。
この選曲用IDを記録するためには、コンパクトディスク
等にみられるようにソフト・メーカーが8mmソフトを提
供するのが、もっとも確実である。
しかしながら、ユーザーが自分でソフトを作る場合に、
コンパクトディスク等からの連続ダビングでは、記録開
始の情報と記録終了の情報及び記録時間の情報しか得ら
れず、各曲の頭出し、選曲に必要なIDを書き込めず、こ
れらの選曲機能が実現できない。各曲の終了する時点で
外部スイッチ等より情報を与えれば、選曲用ID記録が実
現できるが、この場合記録装置から離れることができ
ず、不便であった。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、従来の使用上の不便さを解消し、簡単かつ確
実に選曲用のIDを記録し、選曲システムを実現し、PCM
記録・再生の有効性を向上させ得る磁気記録装置を提供
することを目的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため、音声信号のレベルを検波する
音声レベル検波手段と、この音声レベル検波手段により
前記レベルの無音部を検出する無音部検出手段と、この
無音部検出手段により検出された無音部が一定期間以上
の場合にエンド用キューマークを作成するエンド用キュ
ーマーク作成手段と、無音部が一定期間以上続く間、ブ
ランクマークを作成するブランクマーク作成手段と、無
音部が終了したことを検出した場合にスタート用キュー
マークを作成するスタート用キューマーク作成手段と、
音声信号のPCM化信号とともにエンド用キューマーク作
成手段またはブランクマーク作成手段またはスタート用
キューマーク作成手段で作成されたIDを記録するID記録
手段とよりなるものである。
(作用) 上記手段により、音声信号のレベルを検波し、無音部が
ある所定の期間連続したならば曲間と判断し、選局用ID
にその無音部検知の信号を送り、選局用ID作成部では、
まず曲終了のためのキュー・マークを所定時間記録す
る。その後IDをブランク・マークに切換え、音声信号が
有音部と判断できるレベルに達するまでブランク・マー
クを記録する。音声信号検波部が有音部と判断し、その
信号を選局用ID作成部に送れば、選局用ID作成部はブラ
ンク・マークの記録を中止し、曲開始のためのキュー・
マークを所定時間記録する。
このように動作させることにより、容易に選曲用のIDが
自動的に記録され、再生時における選局システムが実現
できる。この場合、無音部が一定期間以上の場合にエン
ド用キューマークを作成し、無音部が一定期間以上続く
間ブランクマークを作成し、無音部が終了したことを検
出した場合にスタート用キューマークを作成し、これら
3つのIDを音声信号のPCM化信号とともに記録するよう
にしているため、無音部の長さに無関係に、選曲時にス
タート用キューマークを検索することにより、ただちに
所望の曲を選曲することができ、曲の頭出しを迅速に行
なうことができるようになる。
(実施例) 以下図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例を示し、入力端子31から供給
される音声信号を、増幅器32によって比較可能なレベル
まで増幅し、検波器33によってこの信号を波形整形す
る。この検波信号と比較レベル入力端子34とを、比較器
35によって比較し、比較出力をマイコン36に出力する。
マイコン36では、この比較出力がある設定値以上の時間
ブランク・レベルを保持すれば曲間であると判断して、
PCMプロセッサ37に選曲用IDを作成して転送する。選局
用IDとしては、まず、前曲の終了を意味するキュー・マ
ークを所定の時間作成し、次にブランク・レベルが続く
間、ブランク・マークを作成する。更に次曲の開始を意
味するキュー・マークを所定の時間作成し、その後、通
常の音声信号を意味するサウンド・マークを作成する。
PCMプロセッサ37においては、入力音声信号をデジタル
変換して、マイコン36からのIDとこのデジタル・データ
を配列し、更に符号化を行なってPCMデジタル信号とし
て出力端子38に供給する。
第2図はマイコン36における選局用IDの作成アルゴリズ
ムを示す。
即ち、スタートしてサウンド・マークを記録し、ブラン
ク期間タイマをリセットする。音声信号のレベルを検波
し、ブランク・レベルを検出したならばブランク期間タ
イマをスタートさせ、引続きブランク・レベルを検出
し、所定のブランク期間をオーバーしたならば曲間と判
断し、選局用IDにそのブランク期間検知の信号を送り、
選局用ID作成部では、まず曲終了のためのエンド用キュ
ー・マークを所定時間記録する。その後IDをブランク・
マークに切換え、音声信号が有音部と判断できるレベル
に達するまでブランク・マークを記録する。ブランク・
レベルの検出がなくなり、音声信号検波部が有音部と判
断し、その信号を選局用ID作成部に送れば、選曲用ID作
成部はブランク・マークの記録を中止し、曲開始のため
のスタート用キュー・マークを所定時間記録する。
このように、ブランク・レベルがある一定期間連続した
場合のみキュー・マーク、ブランク・マーク、キュー・
マークの順に選曲用IDを作成し、そうでない場合はサウ
ンド・マークを作成し、記録が続行する間この処理を続
けていく。これらのマークの時間は8mmVTR PCM規格に準
ずる。
マイコンは、この処理のためだけに設ける必要はなく、
システム・コントロール用のマイコンにこの処理を取り
入れることで充分対応できる。
このようにして得られたIDとPCMデジタル符号をテープ
に記録すれば、1枚のレコード、CD等よりのダビングに
よるソフト作成においても、自動的に選曲用IDのテープ
に記録され、再生時に高速選曲並びに頭出しの機能が容
易に実現できる。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、入力音声信号を無音
部レベルと有音部レベルとに判別するまでの増幅器、検
波器、比較器とからなる簡単な回路を付加するだけで、
全記録期間中の全ての曲間に自動的に、かつ容易に選曲
用IDをPCMデジタル音声信号と共に記録できる。この記
録テープはこの選曲用IDを判別することにより、高速選
局、頭出し等の機能が実現でき、PCM音声記録VTRの使用
上の便利さを飛躍的に向上するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
第1図のマイコンにおける選曲用IDの作成アルゴリズム
の一例を示すフローチャート、第3図は従来の選曲シス
テムを説明するためのID構成図、第4図は従来の選曲シ
ステムのアルゴリズムを説明するためのフローチャート
である。 31……入力端子、32……増幅器、33……検波器、34……
比較レベル入力端子、35……比較器、36……マイコン、
37……PCMプロセッサ、38……出力端子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】音声信号のレベルを検波する音声レベル検
    波手段と、この音声レベル検波手段により前記レベルの
    無音部を検出する無音部検出手段と、この無音部検出手
    段により検出された無音部が一定期間以上の場合にエン
    ド用キューマークを作成するエンド用キューマーク作成
    手段と、前記無音部が一定期間以上続く間、ブランクマ
    ークを作成するブランクマーク作成手段と、前記無音部
    が終了したことを検出した場合にスタート用キューマー
    クを作成するスタート用キューマーク作成手段と、前記
    音声信号のPCM化信号とともに前記エンド用キューマー
    ク作成手段またはブランクマーク作成手段またはスター
    ト用キューマーク作成手段で作成されたIDを記録するID
    記録手段とを具備したことを特徴とする磁気記録装置。
JP61150862A 1986-06-27 1986-06-27 磁気記録装置 Expired - Lifetime JPH0777050B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61150862A JPH0777050B2 (ja) 1986-06-27 1986-06-27 磁気記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61150862A JPH0777050B2 (ja) 1986-06-27 1986-06-27 磁気記録装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS637585A JPS637585A (ja) 1988-01-13
JPH0777050B2 true JPH0777050B2 (ja) 1995-08-16

Family

ID=15506004

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61150862A Expired - Lifetime JPH0777050B2 (ja) 1986-06-27 1986-06-27 磁気記録装置

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0341319B1 (en) * 1987-11-27 1994-09-14 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Digital tape recorder
JP2647173B2 (ja) * 1988-11-25 1997-08-27 アルパイン 株式会社 リナンバリング方法
JP2758925B2 (ja) * 1989-04-24 1998-05-28 アルパイン株式会社 デジタルテープレコーダのリードアウト情報記録方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60136933A (ja) * 1983-12-26 1985-07-20 Hitachi Ltd Pcmレコ−ダ

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JPS637585A (ja) 1988-01-13

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