JPH0319106Y2 - - Google Patents

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JPH0319106Y2
JPH0319106Y2 JP14082483U JP14082483U JPH0319106Y2 JP H0319106 Y2 JPH0319106 Y2 JP H0319106Y2 JP 14082483 U JP14082483 U JP 14082483U JP 14082483 U JP14082483 U JP 14082483U JP H0319106 Y2 JPH0319106 Y2 JP H0319106Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案はテープレコーダなどのデータ再生装置
に関し、特に磁気テープの定速走行と高速走行を
くり返してデータの先頭記録部分のみを予め使用
者が設定した時間だけ順次再生させる機能を有し
たデータ再生装置に関するものである。
〔従来技術及びその問題点〕
最近のテープレコーダには曲の頭出しを自動的
に行なう自動選曲機能を有したものが種々製品化
されており、その一機能として自動的に定速走行
と早送りをくり返して曲の先頭部分のみを順次再
生させていくものがある。この機能は、例えば録
音済のテープに入つている曲を知る場合や、曲の
イントロを順次聞いていきながら所望の曲を探し
出す場合に、再生釦と早送り釦を交互に操作する
という煩雑な釦操作を必要としないため大変有効
なものであるが、曲先頭部分の再生時間は例えば
20秒間というように固定的であるため、使用者に
よつては短かすぎたり、あるいは長すぎたりとい
う感じを受け、必ずしも完全に満足のいく機能と
は言い得なかつた。
〔考案の目的〕
本考案は上記事情に鑑みて成されたものであ
り、磁気テープに記録されている各データの先頭
部分の再生時間を使用者の望む時間に任意設定可
能とし、この設定時間をもつてデータ先頭部分を
自動的に順次再生させるデータ再生装置を提供す
ることを目的とする。
〔考案の実施例〕
以下に本考案を適用した一実施例につき詳細に
説明する。第1図は再生専用のテーププレーヤの
ブロツク回路図を示し、図中符号1は使用者がテ
ープ走行の指示操作を行なうための入力部であ
る。この入力部1には再生釦2、早送り釦3、巻
戻し釦4及び停止釦5の他、テープに録音された
順序で各曲の先頭部分のみを順次再生させるサー
チ機能を行なうためのサーチ釦6(以下S釦と称
する)、テープの録音順序どうりではなくランダ
ムに曲を選び出しその曲の先頭部分のみを順次再
生させるランダムサーチ機能を行なうためのラン
ダムサーチ釦7(以下RS釦と称する)、及び上記
S釦6あるいはRS釦7の操作により再生される
曲の先頭部分の再生時間を秒単位で設定するため
の「0」〜「9」のテンキー8が夫々設けられて
いる。
上記入力部1からの操作信号は中央処理装置9
(以下CPUと称する)に与えられる。このCPU9
は、上記入力部1からの操作信号及び後述する各
種信号を入力してテープ走行に関連する制御動作
を実行するもので、後述するように各回路に各種
信号を送出する他、機構駆動部10に再生信号
(以下PLAY信号と称する)、早送り信号(以下
FF信号と称する)、巻戻し信号(以下REW信号
と称する)、早送り再生信号(以下CUE信号と称
する)及び停止信号(以下STOP信号と称する)
を夫々送出する。上記機構駆動部10は、これら
各信号に応じてテープ走行機構11に駆動信号を
与えてこのテープ走行機構11内に構成された図
示しないリールモータ及びキヤプスタンモータを
回転駆動せしめると共に、テープ走行機構11に
装填されたミユージツクテープ12のテープ面上
に対して再生ヘツド13を接離移動せしめる等の
動作を成す。また、上記テープ走行機構11内に
はテープ終始端の検出を行なうセンサー14が設
けられている。このセンサー14は、上記機構駆
動部10からの駆動信号によりテープ走行機構1
1でテープ走行が行なわれている際に、テープ終
始端部分でリールモータの回転が停止されること
を検出し、その終始端検出信号jをCPU9に送
出する動作を成す。
また、図中符号15は再生ヘツド13からの再
生信号にイコライザ補正を施す再生イコライザ、
16はイコライザ15出力を電流増幅するプリア
ンプ、17はプリアンプ16出力を電力増幅する
パワーアンプ、18はパワーアンプ17出力を電
気音響変換するスピーカである。上記再生イコラ
イザ15出力は更に曲間検出回路19にも与えら
れる。この曲間検出回路19は、複数曲が予め録
音されているミユージツクテープ12の曲と曲と
の間に介在されている5秒間程度の無音部分を再
生ヘツド13が再生している間に、二値論理レベ
ルで“1”の曲間検出信号aを出力する回路で、
この曲間検出信号aはCPU9、曲間カウンタ2
0及びフリツプフロツプ21のセツト側入力端子
に与えられる。また符号22は乱数発生回路で、
CPU9から出力される乱数発生信号bを受け、
バツフア23に対して「1」〜「9」までの数値
コードをランダムに出力する回路である。上記曲
間カウンタ20とバツフア23の内容は一致回路
24で一致判定されており、一致した際に信号e
がアンドゲート25の一方の入力端に出力され
る。このアンドゲート25の他方入力端には、上
記したS釦6が操作されてからこれに関連する一
連のテープ走行が終了するまでの間に二値論理レ
ベルの“1”として出力される信号cがインバー
タ26を介して与えられ、この信号cは更に上記
フリツプフロツプ21のセツト側出力信号dと共
にアンドゲート27に与えられる。上記アンドゲ
ート25の出力信号fはCPU9に与えられると
共に、オアゲート28を介してアンドゲート29
の一方の入力端に与えられる。また上記アンドゲ
ート27の出力信号gもオアゲート28を介して
アンドゲート29の一方の入力端に与えられてお
り、これら信号fあるいは信号gによりゲート制
御されるアンドゲート29には図示せぬ発振器か
らの一秒信号が印加されている。しかして、上記
信号fあるいは信号gが出力されている間はこの
アンドゲート29は開成され、上記一秒信号が時
間カウンタ30に加えられる。一方、CPU9か
らは上記テンキー8により入力されたデータがS
釦6もしくはRS釦7の操作時点でバスラインi
を介してバツフア31に与えられる。なお、数値
キー8を操作することなくS釦6あるいはRS釦
7が操作された際には、CPU9はバスラインi
を介して20秒を示すデータを上記バツフア31に
与える。上記時間カウンタ30とバツフア31の
内容は一致回路32で一致判定されており、一致
した際には信号hがCPU9に対して送出される。
また、CPU9からはS釦6あるいはRS釦7の操
作時にリセツト信号kが出力され、このリセツト
信号kは上記曲間カウンタ20、フリツプフロツ
プ21及び時間カウンタ30に夫々印加されてこ
れらをリセツト状態とする。
次に、上記構成を成す本実施例の動作を説明す
る。先ずミユージツクテープ12を再生する場合
には入力部1で再生釦2を操作する。これにより
CPU9は機構駆動部10に対しPLAY信号を送
出し、テープ走行機構11では再生ヘツド13が
テープ面に接したままミユージツクテープ12が
定速走行され、スピーカ18から曲が報音され
る。また、入力部1で早送り釦3あるいは巻戻し
釦4が操作されると、CPU9からはFF信号ある
いはREW信号が機構駆動部10に送出され、ミ
ユージツクテープ12は高速走行されて早送りあ
るいは巻戻しが行なわれる。ここで停止釦5が操
作された際には、CPU9は上記PLAY,FFある
いはREWの各信号送出を停止してSTOP信号を
送出し、ミユージツクテープ12は走行停止され
る。なお、ミユージツクテープ12が走行されて
いる際にセンサー14によりテープ終始端が検出
された場合には、CPU9はその検出信号jを受
けて上記停止釦5の操作時と同様にテープ走行を
停止させる動作を行なう。
また、S釦6もしくはRS釦7を操作してミユ
ージツクテープ12に録音されている各曲の先頭
部分のみを順次再生させる場合には、CPU9は
上記S釦6及びRS釦7の操作に応じ第2図フロ
ーチヤートに示す動作を実行する。
先ず、ミユージツクテープ12に録音されてい
る順序で各曲の先頭部分のみを順次再生させてい
くサーチ機能を行なう場合には、テープ走行機構
11にミユージツクテープ12を装填し、入力部
1の巻戻し釦4を操作してテープ12の巻戻しを
行なつた後、S釦6を操作する。この使い方はミ
ユージツクテープ12に録音されている各曲名を
短時間で知り、これをラベルに記入する場合や、
各曲の先頭部分を実際に聞きながら所望する曲を
探し出す場合に有効で、この実施例のテーププレ
ーヤでは更にS釦6の操作前にテンキー8により
各曲の先頭部分再生時間を秒単位で任意設定可能
となつており、使用者はその使用目的に応じて時
間設定すればよい。なお、このテンキー8の操作
を行なうことなくS釦6を操作した場合には、上
記先頭部分再生時間は固定的に20秒として設定さ
れる。しかして、CPU9はS釦6の操作信号を
入力するとリセツト信号kを出力し(第2図S
1)、曲間カウンタ20、フリツプフロツプ21
及び時間カウンタ30をリセツトした後、上記し
た先頭部分再生時間設定のための動作を実行す
る。すなわち、CPU9はS釦6の操作前にテン
キー8の操作があつた場合にはその入力データを
CPU9内の図示せぬ記憶部に保持しておき、続
いてのS釦6操作時にバツフア31に上記入力デ
ータを送出し記憶せしめる(第2図S2,S3)。
また、テンキー8による時間入力がなかつた場合
には、CPU9は予め固定的に記憶されている20
秒データをバツフア31に送出する(第2図S
2,S4)なお、上記した入力データを記憶する
CPU9内の記憶部の内容は、テープ走行停止も
しくは再生釦2、早送り釦3、巻戻し釦4の操作
時点でクリアーされる。次にCPU9は信号cを
出力し(第2図S5,S6)、サーチ機能に関係
するアンドゲート27を開成可能状態とすると共
に、ランダムサーチ機能に関係するアンドゲート
25をインバータ26の出力により閉成させる。
この状態でCPU9は機構駆動部10にCUE信号
を送出する(第2図S7)。これによりテープ走
行機構11は上記機構駆動部10より駆動信号を
受け、再生ヘツド13をテープ面に接したままミ
ユージツクテープ12を早送りさせる。再生ヘツ
ド13で得られた再生信号はイコライザ15を介
して曲間検出回路19に与えられ、この曲間検出
回路19からは曲間の無音部分で二値論理レベル
の“1”の曲間検出信号aが出力されるもので、
CPU9は上記信号aが得られるまでCUE信号を
出力し続けるが、今の場合はテープ始端部分より
早送り再生が行なわれているためCUE信号が出
力された直後にテープ始端部分の無音が曲間検出
回路19で検出され、信号aが出力される。この
信号aはCPU9に与えられると共に、フリツプ
フロツプ21にセツト信号として与えられる他、
曲間カウンタ20にも計数信号として与えられる
が、S釦6操作時にはこの曲間カウンタ20の出
力側に構成されるアンドゲート25が閉成されて
いるため、今のサーチ機能動作には関与しない。
しかして、テープ始端部分で信号aが出力し、こ
れをCPU9が検出すると(第2図S8)、次に
CPU9はPLAY信号を出力する(第2図S9)。
これによりテープ走行機構11はミユージツクテ
ープ12を早送り再生状態から定速走行での再生
状態に切換え、再生ヘツド13からは定速走行時
の再生信号が得られて、スピーカ18から第1曲
目がその先頭部分より報音されることになる。こ
のとき、フリツプフロツプ21は上記曲間検出信
号a出力時点でセツトされており、そのセツト側
出力信号dによりアンドゲート27が開成され、
アンドゲート27からは出力信号gがオアゲート
28を介してアンドゲート29に出力されてい
る。このアンドゲート29の他方入力端には1秒
信号が与えられているため、上記信号gの出力時
点よりこの1秒信号が時間カウンタ30に計数信
号として与えられて、これ以後時間カウンタ30
は秒単位の計時動作を開始する。この時間カウン
タ30の計時内容は一致回路32でバツフア31
の保持データと一致判定されており、両者が一致
した時点で一致回路32より一致信号hがCPU
9に対して送出される。つまり、この一致信号h
の出力時点は、曲間検出回路19が曲間の無音部
分を検出して曲が先頭部分より再生され始めてか
ら、その再生時間がテンキー8により入力設定し
た時間もしくは固定的な20秒の時間に達したとき
である。しかして、この信号hの出力をCPU9
が検出すると(第2図S10)、CPU9は再びリ
セツト信号kを出力し(第2図S12)、フリツ
プフロツプ21及び時間カウンタ30をリセツト
した後、CUE信号を出力する(第2図S7)。こ
れ以後、上記した一連の動作、すなわち次の曲の
先頭まで早送り再生をして、次にその曲の先頭部
分のみを設定時間だけ定速にて再生するというサ
ーチ機能としての動作がくり返されるものであ
る。
しかして、上記サーチ機能としての一連の動作
を継続してミユージツクテープ12の最終録音曲
の先頭部分を再生した後、再びCUE信号が出力
され(第2図S7)、これによりテープ12は早
送り再生状態とされるが、最終曲の早送り再生の
ためすぐにテープ12は終端部分に達する。この
場合にはテープ終端直前の無音部分で信号aが出
力されて(第2図S8)、テープ12は一度再生
状態とされるが(第2図S9)、テープ終端でセ
ンサー14から検出信号jがCPU9に出力され
るため(第2図S10,S11)、CPU9は
STOP信号を送出し(第2図S13)テープ12
の走行を停止せしめた後、信号cを二値論理レベ
ルの“0”として一連の制御動作を終了する。な
お、上記サーチ機能の動作継続中に再生釦2、早
送り釦3、巻戻し釦4及び停止釦5の各釦操作を
行なつた場合には、CPU9はサーチ機能の動作
を中止し、各釦操作に応じた動作に移る。従つ
て、サーチ機能によりミユージツクテープ12中
の所望する曲の先頭部分が再生されている間に再
生釦2を操作すれば、その所望曲が先頭部分だけ
でなく最後まで再生されるわけである。
次に、ミユージツクテープ12に録音されてい
る曲の順序ではなく、ランダムに曲を選出しその
曲の先頭部分の再生を順次くり返していくランダ
ムサーチ機能を行なう場合には、テープ走行機構
11にミユージツクテープ12を装填した後、入
力部1のRS釦7を操作する。なお、このランダ
ムサーチ機能を行なう場合には事前のテープ巻戻
し操作は特に必要としない。このランダムサーチ
機能は、ミユージツクテープ12に録音されてい
る曲をランダムに選出し、その曲の先頭部分の再
生音を聞くことにより曲名を当てるという、いわ
ゆる曲名当てゲームが行なえるもので、この場合
も同様にテンキー8により曲の先頭部分再生時間
を秒単位で任意設定することが可能となつてい
る。しかして、CPU9はRS釦7の操作信号を入
力すると、上記したS釦6操作時と同様第2図S
1〜S4に示す各処理を実行するもので、これに
より曲間カウンタ20、フリツプフロツプ21及
び時間カウンタ30がリセツトされ、更にRS釦
7の操作前にテンキー8により時間設定があつた
場合にはその設定時間データをバツフア31に、
またテンキー8操作がなかつた場合には20秒デー
タがバツフア31に送出され記憶される。この状
態で、CPU9は乱数発生回路22に対して乱数
発生信号bを出力し(第2図S5,S15)、こ
れにより乱数発生回路22からは「1」〜「9」
までのいずれかの数値コードが乱数としてバツフ
ア23に送出され記憶される。なお、RS釦7操
作時には信号cは出力されず、サーチ機能に関係
するアンドゲート27は閉成状態となつており、
ランダムサーチ機能に関係するアンドゲート25
が開成可能状態とされている。次にCPU9は
CUE信号を出力し(第2図S16)、テープ12
は早送り再生状態に設定される。このとき再生ヘ
ツド13で得られた再生信号はイコライザ15を
介して曲間検出回路19に与えられ、この曲間検
出回路19からは曲間の無音部分で二値論理レベ
ルの“1”となる曲間検出信号aが出力され始め
る。この信号aは曲間カウンタ20に計数信号と
して与えられるもので、曲間カウンタ20はリセ
ツト状態の「0」からカウントアツプされてい
く。一方、一致回路24では上記バツフア23に
保持されている乱数値と上記曲間カウンタ20で
の計数値の一致判定が行なわれており、両者が一
致した際に一致信号eを出力する。つまり、この
一致信号eが出力した時点は、テープ12が早送
り再生されてから乱数値と同じ数だけ曲間の無音
部分が検出されたときであり、この検出された無
音部分の次に録音されている曲を再生すれば、こ
の再生曲は複数曲中よりランダムに選出されたこ
とになる。しかして、上記一致信号eはアンドゲ
ート25を介してその出力信号fとしてCPU9
に与えられる他、オアゲート28を介して一秒信
号がその他端に印加されているアンドゲート29
に供給される。なお、CPU9は上記信号fが検
出されるまでCUE信号を出力し続け、これによ
りテープ12は早送り再生されているが、この状
態が継続されている間にテープ12が終端まで巻
きとられる場合がある。これはテープ12に録音
されている残りの曲数より大きな乱数が発生され
た場合であるが、この場合はセンサー14でテー
プ終端が検出され信号jがCPU9に入力された
時点でCPU9はREW信号を出力し(第2図S1
8,S19)、テープ12を一旦巻戻す。そして、
テープ12が完全に巻戻された際、つまりセンサ
ー14でテープ始端が検出され検出信号jが出力
された際にCPU9はこれを検出し(第2図S2
0)、再びCUE信号を出力する(第2図S16)。
これにより曲間カウンタ20へは再び信号aが出
力され始め、前回の計数値からカウントアツプさ
れていく。しかして、上記した動作が実行され曲
間カウンタ20とバツフア23の内容一致が判定
されると、そのとき出力される上記信号fを
CPU9が検出し(第2図S17)、次にCPU9は
PLAY信号を出力する(第2図S21)。これに
よりテープ走行機構11はテープ12を早送り再
生状態から定速での再生状態に切換え、再生ヘツ
ド13からは再生信号が得られて、スピーカ18
からはランダムに選出された曲がその先頭部分よ
り報音される。この曲の再生中は曲間カウンタ2
0へは信号aの入力がなく、従つて一致回路24
からは一致信号eが出力し続けている。そのため
アンドゲート25より信号fが出力され、この信
号fがオアゲート28を介して一端に与えられて
いるアンドゲート29からは、一秒信号が出力さ
れる。この一秒信号が時間カウンタ30に計数信
号として与えられるもので、時間カウンタ30は
上記信号fの出力時点より秒単位で計時動作を開
始することになる。これ以後は、上記したS釦6
操作時の第2図S10,S12に示す処理と同様
の動作をCPU9が行なうもので、バツフア31
に保持されている設定時間データもしくは20秒デ
ータと時間カウンタ30の計時内容が一致回路3
2で一致判定された時点で、CPU9がその一致
信号hを検出し(第2図S22)、更にリセツト
信号kを出力して(第2図S23)曲間カウンタ
20及び時間カウンタ30をリセツトする。次
に、CPU9は乱数発生信号bを再び出力し(第
2図S15)、更にCUE信号を出力して(第2図
S16)再生状態から早送り再生状態に切換え、
再びランダムに曲を選び出しその先頭部分を再生
するという、上記した一連の動作がくり返される
ものである。
なお、このランダムサーチ機能を行なつている
際に入力部1で他の釦操作が行なわれた時合に
は、CPU9はその時点でランダムサーチ機能の
動作を中止し、各釦操作に応じた動作に移る。従
つて、上記ランダムサーチ機能を中止させる際に
は、入力部1で停止釦5を操作すればよい。
なお、上記実施例では曲間の無音部分を検出し
て曲の頭出しをしたが、曲間に曲の録音順序を示
すアドレスコードを記録させておき、これを検出
して頭出しを行なうことも可能である。また、上
記実施例ではアナログ録音されたテープの再生を
例としたが、デジタル的に記録されたテープに対
しても本考案は実施可能である。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案は磁気テープ等の
記録媒体に記録されている各データの先頭部分の
みを順次再生させていくと共に、その先頭部分再
生時間を使用者が任意に設定可能としたもので、
例えばテープ中の全曲名を短時間で知る場合や、
実際に曲のイントロを聞きながら所望する曲を探
し出す場合等、夫々の使用目的に応じた細かな時
間設定が行なえるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用したテーププレーヤのブ
ロツク回路図、第2図はサーチ機能及びランダム
サーチ機能のCPU動作を説明するためのフロー
チヤートである。 6……サーチ釦(S釦)、7……ランダムサー
チ釦(RS釦)、8……テンキー、9……中央処理
装置(CPU)、12……ミユージツクテープ、1
4……終始端検出用センサー、19……曲間検出
回路、20……曲間カウンタ、22……乱数発生
回路、24,32……一致回路、30……時間カ
ウンタ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 複数データが記録された記録媒体の再生信号か
    らデータの先頭記録位置を検出する検出手段と、 この検出手段で検出された先頭位置からデータ
    を再生する再生手段と、 この再生手段で再生されているデータの先頭位
    置からの再生時間を計時する計時手段と、 予め外部入力操作により入力された時間と上記
    計時手段での計時時間との一致を判定する判定手
    段と、 この判定手段で一致判定された際に上記再生手
    段によつて後続データの先頭から後続データを再
    生させるように制御する制御手段と を具備して成るデータ再生装置。
JP14082483U 1983-09-09 1983-09-09 デ−タ再生装置 Granted JPS6047189U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14082483U JPS6047189U (ja) 1983-09-09 1983-09-09 デ−タ再生装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP14082483U JPS6047189U (ja) 1983-09-09 1983-09-09 デ−タ再生装置

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Publication Number Publication Date
JPS6047189U JPS6047189U (ja) 1985-04-03
JPH0319106Y2 true JPH0319106Y2 (ja) 1991-04-23

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ID=30315159

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JP14082483U Granted JPS6047189U (ja) 1983-09-09 1983-09-09 デ−タ再生装置

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