JP2541874Y2 - 移動式クレーン - Google Patents
移動式クレーンInfo
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- JP2541874Y2 JP2541874Y2 JP1996004580U JP458096U JP2541874Y2 JP 2541874 Y2 JP2541874 Y2 JP 2541874Y2 JP 1996004580 U JP1996004580 U JP 1996004580U JP 458096 U JP458096 U JP 458096U JP 2541874 Y2 JP2541874 Y2 JP 2541874Y2
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- Japan
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- boom
- telescopic boom
- telescopic
- winch device
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Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】本考案は、車両フレ−ム上に
水平旋回自在に搭載した旋回台上に、起伏自在な伸縮ブ
−ムと、車両走行並びにクレ−ン操作兼用の運転室及び
ウインチ装置とを取り付けてなる移動式クレ−ンに関す
るものである。
水平旋回自在に搭載した旋回台上に、起伏自在な伸縮ブ
−ムと、車両走行並びにクレ−ン操作兼用の運転室及び
ウインチ装置とを取り付けてなる移動式クレ−ンに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種移動式クレ−ンは、図3に
示す如く、後部にエンジン14を搭載した車両10の車両フ
レ−ム11上に水平旋回自在に旋回台1を搭載すると共
に、当該旋回台1のブ−ム支持ブラケット2に伸縮ブ−
ム3の外側ブ−ム3aの基端上部を起伏支点ピン4を介
して起伏自在に枢着連結し、前記旋回台1上に前記伸縮
ブ−ム3の側方に位置して車両走行並びにクレ−ン操作
兼用の運転室Aとウインチ6を取り付けて構成されてい
た。
示す如く、後部にエンジン14を搭載した車両10の車両フ
レ−ム11上に水平旋回自在に旋回台1を搭載すると共
に、当該旋回台1のブ−ム支持ブラケット2に伸縮ブ−
ム3の外側ブ−ム3aの基端上部を起伏支点ピン4を介
して起伏自在に枢着連結し、前記旋回台1上に前記伸縮
ブ−ム3の側方に位置して車両走行並びにクレ−ン操作
兼用の運転室Aとウインチ6を取り付けて構成されてい
た。
【0003】この種移動式クレ−ンに装備される伸縮ブ
−ム3は、外側ブ−ム3aに伸縮自在に嵌挿された内側
ブ−ム3bの基端部が伸縮ブ−ム3の伸長状態の如何に
関わらず、常に外側ブ−ム3a内に位置する如く構成さ
れていた。
−ム3は、外側ブ−ム3aに伸縮自在に嵌挿された内側
ブ−ム3bの基端部が伸縮ブ−ム3の伸長状態の如何に
関わらず、常に外側ブ−ム3a内に位置する如く構成さ
れていた。
【0004】また、ウインチ装置6は、旋回台1が狭所
でのクレ−ン作業を可能とするため後端旋回半径(旋回
台1の旋回中心から旋回台後端までの半径)を小さく設
定されている関係上、伸縮ブ−ム3の後方の旋回台1上
に搭載するスペ−スがなく、伸縮ブ−ム3の上面に搭載
されていた。
でのクレ−ン作業を可能とするため後端旋回半径(旋回
台1の旋回中心から旋回台後端までの半径)を小さく設
定されている関係上、伸縮ブ−ム3の後方の旋回台1上
に搭載するスペ−スがなく、伸縮ブ−ム3の上面に搭載
されていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
移動式クレ−ンは、伸縮ブ−ム3を車両10の前方に旋回
して最縮小並びに最倒伏させた状態(移動式クレ−ンの
走行移動状態)において、伸縮ブ−ム3の先端部が車両
10の許容フロントオ−バ−ハングで規制され、しかも伸
縮ブ−ム3の後端部が後端旋回半径を小さく設定した旋
回台1の後端位置で規制されるので、伸縮ストロ−クの
大きな伸縮ブ−ム3を装備することができず、クレ−ン
の稼働範囲を大きくすることが難しいという問題があっ
た。
移動式クレ−ンは、伸縮ブ−ム3を車両10の前方に旋回
して最縮小並びに最倒伏させた状態(移動式クレ−ンの
走行移動状態)において、伸縮ブ−ム3の先端部が車両
10の許容フロントオ−バ−ハングで規制され、しかも伸
縮ブ−ム3の後端部が後端旋回半径を小さく設定した旋
回台1の後端位置で規制されるので、伸縮ストロ−クの
大きな伸縮ブ−ム3を装備することができず、クレ−ン
の稼働範囲を大きくすることが難しいという問題があっ
た。
【0006】また、ウインチ装置6が、伸縮ブ−ム3の
上面に搭載されているので、作業時に伸縮ブ−ム3を起
仰させた場合に、伸縮ブ−ム3の上面から後方に大きく
突出したウインチ装置6が、建物の梁等に接触して損傷
する恐れがあった。このため、運転者は常にウインチ装
置6の位置を把握して作業することが要求され、作業性
が悪いという問題があった。
上面に搭載されているので、作業時に伸縮ブ−ム3を起
仰させた場合に、伸縮ブ−ム3の上面から後方に大きく
突出したウインチ装置6が、建物の梁等に接触して損傷
する恐れがあった。このため、運転者は常にウインチ装
置6の位置を把握して作業することが要求され、作業性
が悪いという問題があった。
【0007】本考案は、以上のような事情に基づいてな
されたもので、旋回台の後端旋回半径を増大することな
く伸縮ストロ−クの大きな伸縮ブ−ムを装備することが
でき、しかもウインチ装置が作業中に建物等に接触する
恐れがなく作業性の良い移動式クレ−ンを提供すること
を目的とするものである。
されたもので、旋回台の後端旋回半径を増大することな
く伸縮ストロ−クの大きな伸縮ブ−ムを装備することが
でき、しかもウインチ装置が作業中に建物等に接触する
恐れがなく作業性の良い移動式クレ−ンを提供すること
を目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記の目的を
達成するために、次のような有効な課題解決手段を備え
て構成されている。
達成するために、次のような有効な課題解決手段を備え
て構成されている。
【0009】すなわち、本考案の移動式クレ−ンは、後
部にエンジンを搭載した車両フレ−ム上に水平旋回自在
に旋回台を搭載すると共に、当該旋回台のブ−ム支持ブ
ラケットに伸縮ブ−ムの外側ブ−ム基端上部を起伏支点
ピンを介して起伏自在に枢着連結し、前記旋回台上に前
記伸縮ブ−ムの側方に位置して車両走行並びにクレ−ン
操作兼用の運転室とウインチ装置を取り付けてなる移動
式クレ−ンにおいて、前記伸縮ブ−ムを最縮小させた状
態において内側ブ−ムの基端部が外側ブ−ムの基端部か
ら後方に突出する如く構成すると共に、前記ウインチ装
置を前記起伏支点ピンより前方で伸縮ブ−ムの上面より
上方に突出しないよう前記運転室の反対側のブ−ム支持
ブラケットの外側に取り付けて構成されている。
部にエンジンを搭載した車両フレ−ム上に水平旋回自在
に旋回台を搭載すると共に、当該旋回台のブ−ム支持ブ
ラケットに伸縮ブ−ムの外側ブ−ム基端上部を起伏支点
ピンを介して起伏自在に枢着連結し、前記旋回台上に前
記伸縮ブ−ムの側方に位置して車両走行並びにクレ−ン
操作兼用の運転室とウインチ装置を取り付けてなる移動
式クレ−ンにおいて、前記伸縮ブ−ムを最縮小させた状
態において内側ブ−ムの基端部が外側ブ−ムの基端部か
ら後方に突出する如く構成すると共に、前記ウインチ装
置を前記起伏支点ピンより前方で伸縮ブ−ムの上面より
上方に突出しないよう前記運転室の反対側のブ−ム支持
ブラケットの外側に取り付けて構成されている。
【0010】以上のように、本考案の移動式クレ−ンの
構成では、伸縮ブ−ムを最縮小させた状態において内側
ブ−ムの基端部が外側ブ−ムの基端部から後方に突出す
るよう構成していることから、内側ブ−ムの後方突出量
に相当する長さだけ外側ブ−ムの枢着連結位置(起伏支
点ピンの位置)を伸縮ブ−ムの先端方向に移動させるこ
とができるのである。その結果、旋回台の後端旋回半径
を増大することなく外側ブ−ムに対する内側ブ−ムの伸
縮ストロ−クを増大することができるのである。
構成では、伸縮ブ−ムを最縮小させた状態において内側
ブ−ムの基端部が外側ブ−ムの基端部から後方に突出す
るよう構成していることから、内側ブ−ムの後方突出量
に相当する長さだけ外側ブ−ムの枢着連結位置(起伏支
点ピンの位置)を伸縮ブ−ムの先端方向に移動させるこ
とができるのである。その結果、旋回台の後端旋回半径
を増大することなく外側ブ−ムに対する内側ブ−ムの伸
縮ストロ−クを増大することができるのである。
【0011】また、ウインチ装置を起伏支点ピンより前
方で伸縮ブ−ムの上面より上方に突出しないよう運転室
の反対側のブ−ム支持ブラケットの外側に取り付けて構
成していることから、作業時に伸縮ブ−ムを起仰させて
もウインチ装置は移動せず、ウインチ装置が建物等に接
触して損傷する恐れがなくなるのである。その結果、運
転者がウインチ装置の位置を常に把握して作業する必要
がなくなり、作業性が向上するのである。また、ウイン
チ装置は、運転室の反対側のブ−ム支持ブラケットの外
側に取り付けられていることから、伸縮ブ−ムを内側ブ
−ムの後端部が後方に突出するよう構成しても、伸縮ブ
−ムを起伏駆動した時に内側ブ−ムの後方突出部がウイ
ンチ装置と干渉することがないのである。
方で伸縮ブ−ムの上面より上方に突出しないよう運転室
の反対側のブ−ム支持ブラケットの外側に取り付けて構
成していることから、作業時に伸縮ブ−ムを起仰させて
もウインチ装置は移動せず、ウインチ装置が建物等に接
触して損傷する恐れがなくなるのである。その結果、運
転者がウインチ装置の位置を常に把握して作業する必要
がなくなり、作業性が向上するのである。また、ウイン
チ装置は、運転室の反対側のブ−ム支持ブラケットの外
側に取り付けられていることから、伸縮ブ−ムを内側ブ
−ムの後端部が後方に突出するよう構成しても、伸縮ブ
−ムを起伏駆動した時に内側ブ−ムの後方突出部がウイ
ンチ装置と干渉することがないのである。
【0012】
【考案の効果】以上の結果、本考案の移動式クレ−ンに
よると、旋回台の後端旋回半径を増大することなく伸縮
ストロ−クの大きな伸縮ブ−ムを装着することが可能と
なり、クレ−ンの稼働範囲を増大することができるので
ある。
よると、旋回台の後端旋回半径を増大することなく伸縮
ストロ−クの大きな伸縮ブ−ムを装着することが可能と
なり、クレ−ンの稼働範囲を増大することができるので
ある。
【0013】また、伸縮ブ−ムを起仰させた場合に、ウ
インチ装置が建物等に接触して損傷する恐れがないの
で、ウインチ装置の位置を常に把握して作業する必要が
なく、作業性が向上するのである。
インチ装置が建物等に接触して損傷する恐れがないの
で、ウインチ装置の位置を常に把握して作業する必要が
なく、作業性が向上するのである。
【0014】
【考案の実施の形態】図1,図2は、本考案の実施の形
態に係る移動式クレ−ンの構成を示している。
態に係る移動式クレ−ンの構成を示している。
【0015】この実施の形態の移動式クレ−ンは、例え
ば図1に示すように、後部にエンジン14を搭載した車両
10の車両フレ−ム11上に水平旋回自在に旋回台1を搭載
すると共に、当該旋回台1に併設されたブ−ム支持ブラ
ケット2に伸縮ブ−ム3の外側ブ−ム3aの基端上部を
起伏支点ピン4を介して起伏自在に枢着連結して構成さ
れている。また、前記旋回台1上には、前記伸縮ブ−ム
3の側方に位置して車両走行並びにクレ−ン操作兼用の
運転室Aが取り付けられている。
ば図1に示すように、後部にエンジン14を搭載した車両
10の車両フレ−ム11上に水平旋回自在に旋回台1を搭載
すると共に、当該旋回台1に併設されたブ−ム支持ブラ
ケット2に伸縮ブ−ム3の外側ブ−ム3aの基端上部を
起伏支点ピン4を介して起伏自在に枢着連結して構成さ
れている。また、前記旋回台1上には、前記伸縮ブ−ム
3の側方に位置して車両走行並びにクレ−ン操作兼用の
運転室Aが取り付けられている。
【0016】前記伸縮ブ−ム3は、伸縮ブ−ム3を最縮
小させた状態において内側ブ−ム3bの基端部が外側ブ
−ム3aの基端部から後方に突出する如く構成されてい
る。このため、伸縮ブ−ム3は、内側ブ−ム3bの後方
突出量に相当する長さだけ外側ブ−ム3aの枢着連結位
置(起伏支点ピン4の位置)を伸縮ブ−ム3の先端方向
に移動させて設けることができ、旋回台1の後端旋回半
径を増大することなく外側ブ−ム3aに対する内側ブ−
ム3bの伸縮ストロ−クを増大することができるように
なっている。なお、この伸縮ブ−ム3は、外側ブ−ム3
aと、当該外側ブ−ム3a内に順次伸縮自在に嵌挿され
た4個の内側ブ−ム3b,3c,3d,3eとで構成さ
れている。
小させた状態において内側ブ−ム3bの基端部が外側ブ
−ム3aの基端部から後方に突出する如く構成されてい
る。このため、伸縮ブ−ム3は、内側ブ−ム3bの後方
突出量に相当する長さだけ外側ブ−ム3aの枢着連結位
置(起伏支点ピン4の位置)を伸縮ブ−ム3の先端方向
に移動させて設けることができ、旋回台1の後端旋回半
径を増大することなく外側ブ−ム3aに対する内側ブ−
ム3bの伸縮ストロ−クを増大することができるように
なっている。なお、この伸縮ブ−ム3は、外側ブ−ム3
aと、当該外側ブ−ム3a内に順次伸縮自在に嵌挿され
た4個の内側ブ−ム3b,3c,3d,3eとで構成さ
れている。
【0017】また、伸縮ブ−ム3は、クレ−ンを走行移
動状態、すなわち伸縮ブ−ム3を車両10の前方に旋回し
最倒伏させた状態において、運転室A内のアイポイント
e(作業者の目の位置)よりも下方に位置させて旋回台
1のブ−ム支持ブラケット2に取り付けられている。こ
のため、走行移動時に運転室に搭乗した運転者は、伸縮
ブ−ム3の上面越しに反対側車線の走行状態を視認して
安全確認を行うことができるようになっている。
動状態、すなわち伸縮ブ−ム3を車両10の前方に旋回し
最倒伏させた状態において、運転室A内のアイポイント
e(作業者の目の位置)よりも下方に位置させて旋回台
1のブ−ム支持ブラケット2に取り付けられている。こ
のため、走行移動時に運転室に搭乗した運転者は、伸縮
ブ−ム3の上面越しに反対側車線の走行状態を視認して
安全確認を行うことができるようになっている。
【0018】また、旋回台1は、伸縮ブ−ム3を最縮小
させて起伏駆動させたときに、内側ブ−ム3aの後方突
出部と旋回台1下部とが干渉しないよう旋回台1の下
部、すなわち旋回台1のブ−ム支持ブラケット2の伸縮
ブ−ム3下部に空間Sを形成している。
させて起伏駆動させたときに、内側ブ−ム3aの後方突
出部と旋回台1下部とが干渉しないよう旋回台1の下
部、すなわち旋回台1のブ−ム支持ブラケット2の伸縮
ブ−ム3下部に空間Sを形成している。
【0019】17は、旋回台1のブ−ム支持ブラケット2
に取り付けたウインチ装置である。当該ウインチ装置17
は、起伏支点ピン4より前方位置で伸縮ブ−ム3の上面
より上方に突出しないよう運転室Aの反対側のブ−ム支
持ブラケット2と旋回台1外側間に位置して取り付けら
れている。このため、作業時に伸縮ブ−ム3を起仰させ
てもウインチ装置17が建物等に接触することがなく、運
転者がウインチ装置17の位置を常に把握して作業する必
要がなく、作業性を向上することができるようになって
いる。
に取り付けたウインチ装置である。当該ウインチ装置17
は、起伏支点ピン4より前方位置で伸縮ブ−ム3の上面
より上方に突出しないよう運転室Aの反対側のブ−ム支
持ブラケット2と旋回台1外側間に位置して取り付けら
れている。このため、作業時に伸縮ブ−ム3を起仰させ
てもウインチ装置17が建物等に接触することがなく、運
転者がウインチ装置17の位置を常に把握して作業する必
要がなく、作業性を向上することができるようになって
いる。
【0020】また、ウインチ装置17は、運転室Aの反対
側のブ−ム支持ブラケット2に取り付けられているた
め、伸縮ブ−ム3を内側ブ−ム3bの後端部が後方に突
出する如く構成しても、伸縮ブ−ム3を起伏駆動した時
に内側ブ−ム3bの後方突出部がウインチ装置6と干渉
することがないのである。
側のブ−ム支持ブラケット2に取り付けられているた
め、伸縮ブ−ム3を内側ブ−ム3bの後端部が後方に突
出する如く構成しても、伸縮ブ−ム3を起伏駆動した時
に内側ブ−ム3bの後方突出部がウインチ装置6と干渉
することがないのである。
【0021】また、ウインチ装置17から引き出されたワ
イヤ−ロ−プ9は、側面視において起伏支点ピン4近傍
に位置しその上縁が起伏支点ピン4の高さ近くに位置す
るよう旋回台1のブ−ム支持ブラケット2に配置された
横移動可能な滑車6aと、外側ブ−ム3aの先端寄り位
置で当該外側ブ−ム3aの上面から側方に延出して配置
されたフリ−トアングルの支点となる滑車7、及び外側
ブ−ム3aの先端部上面中央に配置された滑車(図示せ
ず)を経て、伸縮ブ−ム3の先端からフックブロック
(図示せず)を吊下げるようになっている。
イヤ−ロ−プ9は、側面視において起伏支点ピン4近傍
に位置しその上縁が起伏支点ピン4の高さ近くに位置す
るよう旋回台1のブ−ム支持ブラケット2に配置された
横移動可能な滑車6aと、外側ブ−ム3aの先端寄り位
置で当該外側ブ−ム3aの上面から側方に延出して配置
されたフリ−トアングルの支点となる滑車7、及び外側
ブ−ム3aの先端部上面中央に配置された滑車(図示せ
ず)を経て、伸縮ブ−ム3の先端からフックブロック
(図示せず)を吊下げるようになっている。
【0022】なお、5は、旋回台1と外側ブ−ム3a間
に介装され伸縮ブ−ム3を起伏駆動させる起伏シリンダ
である。また、12と13は、車両フレ−ム11の前方と後方
に配設された前輪と後輪である。また、15と16は、車両
フレ−ム11の前端と後端に取り付けられた前部アウトリ
ガと後部アウトリガである。
に介装され伸縮ブ−ム3を起伏駆動させる起伏シリンダ
である。また、12と13は、車両フレ−ム11の前方と後方
に配設された前輪と後輪である。また、15と16は、車両
フレ−ム11の前端と後端に取り付けられた前部アウトリ
ガと後部アウトリガである。
【図1】本考案の実施の形態に係る移動式クレ−ンを説
明する側面図である。
明する側面図である。
【図2】同移動式クレ−ンを説明する平面図である。
【図3】従来の移動式クレ−ンの側面図である。
1 旋回台 2 ブ−ム支持ブラケット 3 伸縮ブ−ム 3a 外側ブ−ム 3b〜3e 内側ブ−ム 4 起伏支点ピン 5 起伏シリンダ 10 車両 11 車両フレ−ム 17 ウインチ装置 A 運転室
Claims (1)
- 【請求項1】 後部にエンジンを搭載した車両フレ−ム
上に水平旋回自在に旋回台を搭載すると共に、当該旋回
台のブ−ム支持ブラケットに伸縮ブ−ムの外側ブ−ム基
端上部を起伏支点ピンを介して起伏自在に枢着連結し、
前記旋回台上に前記伸縮ブ−ムの側方に位置して車両走
行並びにクレ−ン操作兼用の運転室とウインチ装置を取
り付けてなる移動式クレ−ンにおいて、 前記伸縮ブ−ムを最縮小させた状態において内側ブ−ム
の基端部が外側ブ−ムの基端部から後方に突出する如く
構成すると共に、前記ウインチ装置を前記起伏支点ピン
より前方で伸縮ブ−ムの上面より上方に突出しないよう
前記運転室の反対側のブ−ム支持ブラケットの外側に取
り付けて構成したことを特徴とする移動式クレ−ン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996004580U JP2541874Y2 (ja) | 1996-04-26 | 1996-04-26 | 移動式クレーン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996004580U JP2541874Y2 (ja) | 1996-04-26 | 1996-04-26 | 移動式クレーン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH081559U JPH081559U (ja) | 1996-11-05 |
JP2541874Y2 true JP2541874Y2 (ja) | 1997-07-23 |
Family
ID=18526989
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996004580U Expired - Fee Related JP2541874Y2 (ja) | 1996-04-26 | 1996-04-26 | 移動式クレーン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2541874Y2 (ja) |
-
1996
- 1996-04-26 JP JP1996004580U patent/JP2541874Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH081559U (ja) | 1996-11-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |