JPH0340865Y2 - - Google Patents

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JPH0340865Y2
JPH0340865Y2 JP7691485U JP7691485U JPH0340865Y2 JP H0340865 Y2 JPH0340865 Y2 JP H0340865Y2 JP 7691485 U JP7691485 U JP 7691485U JP 7691485 U JP7691485 U JP 7691485U JP H0340865 Y2 JPH0340865 Y2 JP H0340865Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は補助ジブ付クレーンにおける補助ジブ
の取付構造に関するものである。
(従来技術) この種の補助ジブ付クレーンにおいては、補助
ジブの格納位置からの張出し作業をより小さな作
業スペースで行なうための工夫が従来より色々試
みられており、そのひとつとして例えば本出願人
の先願(特開昭59−74894号)に係る補助ジブ付
クレーンの如く補助ジブを、ジブ本体と該ジブ本
体をブームに連結するためのジブ基台との2分割
構造とし、該補助ジブの張出し時には該ジブ本体
をジブ基台に対して縦方向に枢回動即ち、チルト
させながら該ジブ基台とともに縦方向に枢回動さ
せてブームの先端前面に張出すようにしたものが
知られている。
ところが、この公知例のものにおいては、補助
ジブを張出す場合、その操作力として該補助ジブ
に掛け回される補助ワイヤーロープのロープ張力
を利用するようにしていたため、該補助ジブの張
出し時には該補助ワイヤーロープの張設替え作業
が必要であり、比較的作業が煩雑になり易かつ
た。
(考案の目的) 本考案はかかる従来技術に臨み、補助ジブの張
出し及び格納作業をより小さな作業スペースでし
かも作業性良く行なえるようにした補助ジブ付ク
レーンにおける補助ジブの取付構造を提案するこ
とを目的としてなされたものである。
(目的を達成するための手段) 本考案は上記の目的を達成するための手段とし
て、最基端側に位置するベースブームと最先端側
に位置するトツプブームとを有する伸縮式ブーム
と、該ブームの側方に格納配置される補助ジブと
を有する補助ジブ付クレーンにおいて、上記補助
ジブを、上記ブームの軸方向に略直交する方向に
適宜離間させて配置した左右一対のジブ連結ピン
によつて上記トツプブームの先端前面に着脱自在
に連結可能で且つ上記一対のジブ連結ピンのう
ち、どちらか一方のジブ連結ピンを中心として横
方向に枢回動可能とされたジブ基台と、該ジブ基
台に対して縦方向に枢回動自在に連結される適宜
長さのジブ本体とで構成するとともに、上記ブー
ムの上記ベースブームの適所と上記ジブ本体の適
所の間には、適宜長さの棒状体で構成されるとと
もに、その一端が自在軸受を介して上記ジブ本体
側に、また他端が自在軸受を介して上記ベースブ
ーム側にそれぞれ連結され、上記ブームの伸縮変
位力を上記ジブ本体側に伝達して上記ジブ本体
に、該ジブ本体を上記ジブ基台に対して縦方向に
枢回動させる回転力と該ジブ基台を上記一方の連
結ピンを中心として横方向に枢回動させる回転力
とを付与して上記補助ジブをその格納位置から上
記トツプブームの先端前面に張出させたりあるい
は張出し位置から格納させたりする適宜の作動力
伝達部材を着脱自在に取付けたことを特徴として
いる。
(作用) 本考案では上記の手段によつて、 (1) 補助ジブの張出し及び格納時には作動力伝達
部材を介してブームの伸縮力がジブ本体に伝達
され、該ジブ本体は、該ブームの先端部に横方
向に枢回動自在に連結されたジブ基台に対して
チルトしながらブーム側方からブーム先端前面
側にあるいは該ブーム先端前面側からブーム側
方に振り出される。このため、例えば補助ジブ
をチルトさせることなくそのままブーム側方に
振り出すようにした従来構造のものに比して、
補助ジブの張出し及び格納作業時の作業スペー
スが大幅に縮小される、 (2) 補助ジブの張出し及び格納操作が、ブームの
ベースブームと補助ジブのジブ本体との間に配
設される作動力伝達部材を介して補助ジブ側に
伝達されるブームの伸縮力によつて行なわれる
ため、該補助ジブの張出し・格納操作を補助ワ
イヤーロープを介して伝達されるウインチ張力
によつて行なう場合の如く比較的煩雑な作業を
伴なう補助ワイヤーロープの張設替え作業が不
要となり、作業が容易ならしめられる、 等の作用が得られる。
(実施例) 以下、第1図ないし第9図を参照して本考案の
好適な実施例を説明する。
構 成 第2図には本考案実施例に係る補助ジブの取付
構造を有するトラツククレーンZが示されてい
る。このトラツククレーンZは、補助ジブ2(後
に詳述する)を備えたブーム1(後に詳述する)
を旋回台4に対して起伏動自在に連結し且つこれ
を起伏シリンダ3によつて起伏駆動させるように
してなるクレーン装置Xを車両5の基台5a上に
搭載して構成されている。
ブーム1は、第1図に示す如くブーム1の最基
端側に位置するベースブーム11と該ベースブー
ム11内に伸縮自在に内挿されたセカンドブーム
12と、該セカンドブーム12内に伸縮自在に内
挿され且つブーム1の最先端側に位置するトツプ
ブーム13とを有する3段伸縮式ブームとされて
いる。
ブーム1の先端部即ち、トツプブーム13の先
端部13aには、該ブーム1の先端前面1a(即
ち、トツプブーム13の先端前面13b)側に延
出させて上下一対のジブ取付けブラケツト14,
14が取付けられている。この上下一対のジブ取
付けブラケツト14,14には、それぞれ上下方
向において相互に重合連通する如く左右方向に適
宜離間して一対のピン受穴41,42が形成され
ている。
尚、この実施例においては、後述する如く補助
ジブ2の連結構造上の関係から、特にこの各ジブ
取付けブラケツト14,14にそれぞれ形成され
た一対のピン受穴41,42のうち、ブーム軸心
を左右方向に挾んてその一方側に位置する上下一
対のピン受穴41,41を支点側ピン受穴41,
41とし、他方側に位置する上下一対のピン受穴
42,42を反支点側ピン受穴42,42とい
う。
補助ジブ2は、その先端部21aにシーブ23
を備えた適宜長さのジブ本体21と、該ジブ本体
21の基端部21bに対して上下一対のジブ固定
ピン即ち、下側に位置する支点側固定ピン73と
上側に位置する反支点側固定ピン74により連結
固定されるとともに、該一対の固定ピンのうち、
支点側ジブ固定ピン73を中心として縦方向(上
下方向)に枢回動可能に枢支されるジブ基台22
とを有している。従つて、ジブ本体21は、一対
のブーム1側の固定ピン73,74のうち、反支
点側ジブ固定ピン74を取り外して支点側ジブ固
定ピン73のみによつてジブ基台22と連結され
ることにより、該支点側ジブ固定ピン73を中心
として該ジブ基台22に対して上下方向に枢回動
自在とされる(第2図ないし第5図参照)。
尚、この実施例においては、ジブ基台22に対
するジブ本体21の下方への最大枢回動角度を、
該ジブ基台22に突設したストツパー28とジブ
本体21とを相互に係合させることにより下方に
約90゜の角度で規制されるようにしている。
さらに、このジブ基台22は、上記ジブ本体2
1連結部に対向する位置に、上記ブーム1の上下
一対のジブ取付けブラケツト14,14間に嵌合
可能なる如く上下方向に適宜離間させて上下一対
の連結ブラケツト25,25を突設している。こ
の上下一対の連結ブラケツト25,25には、上
記ブーム1のジブ取付けブラケツト14,14間
の嵌合状態において該各ジブ取付けブラケツト1
4,14の各ピン受穴41,41、42,42と
相互に重合連通可能なるようにしてそれぞれピン
受穴51,52が形成されている。
尚、この実施例においては第1図に示す如くブ
ーム1の側方に補助ジブ2をしかもそのジブ基台
22をブーム先端側に向けて配置した状態(即
ち、補助ジブ2の格納状態)においてブーム1側
の支点側ピン受穴41,41と重合する上下一対
のピン受穴51,51を支点側ピン受穴51,5
1といい、ブーム1の反支点側ピン受穴42,4
2と重合連通するピン受穴52,52を反支点側
ピン受穴52,52という。従つて、補助ジブ2
は、該補助ジブ2の支点側ピン受穴51,51と
ブーム1の支点側ピン受穴41,41とを相互に
重合連通させてこれに支点側ジブ連結ピン71を
嵌挿することにより該支点側連結ピン71を中心
として約180゜の角度範囲内で枢回動自在とされ、
さらにブーム1の反支点側ピン受穴42,42と
補助ジブ2側の反支点側ピン受穴52,52とを
相互に重合させてこれに反支点側ジブ連結ピン7
2を嵌挿することによりブーム1の先端前面1a
側に張出し状態で固定されることとなる(第6図
ないし第9図参照)。
尚、補助ジブ2は、その格納時には上記一対の
ジブ連結ピン71,72を取り外した状態でブー
ム1の側方に抱持される。又、該補助ジブ2の格
納状態での固定は、ブーム1のベースブーム11
の側面に突設した前後一対のジブ固定ブラケツト
15,16と該一対のジブ固定ブラケツト15,
16に重合する如くジブ本体21側に設けたジブ
側ブラケツト26,27とをそれぞれジブ格納時
固定ピン75,76によつて連結することにより
行なわれる。
一方、上記ブーム1と補助ジブ2との間には、
上記ブーム1の伸縮動作に連動して上記補助ジブ
2を格納状態から張出させあるいは張出し状態か
ら格納させる如く作用する後述の作動力伝達部材
6が取付けられる。
作動力伝達部材6は、第1図に示す如くその両
端6A,6Bをそれぞれ掛止部とした適宜長さの
棒状体で構成されている。この作動力伝達部材6
の一端6Aは、上記ジブ本体21の基端部21b
寄り位置に設けたジブ側自在軸受31に常時連結
されている。これに対して作動力伝達部材6の他
端6Bは、補助ジブ不使用時(格納状態時)には
ジブ本体21の先端部21a寄り位置に設けた連
結杆固定部33に掛止されるが、補助ジブ2の張
出し及び格納作業時には上記ベースブーム11の
側面の適所に突設したブーム側自在軸受32に連
結固定される(第1図、鎖線図示状態)。
尚、この作動力伝達部材6の長さ寸法及びジブ
本体21並びにベースブーム11側への取付位置
(即ち、ジブ側自在軸受31とブーム側自在軸受
32の相対的な取付位置)は、ブーム1と補助ジ
ブ2との相対位置関係に基づいて次の如く設定さ
れている。即ち、第2図及び第6図においてそれ
ぞれ鎖線図示する如く補助ジブ2をブーム1の側
方に沿わせた状態においては、ブーム1のジブ取
付けブラケツト14,14とジブ基台22の連結
ブラケツト25,25とを支点側ジブ連結ピン7
1によつて連結した状態でブーム1を適宜に伸長
させて該ブーム1とともに補助ジブ2をその基端
側(即ち、ブーム先端側)に引き出したとき作動
力伝達部材6の他端6Bがブーム側自在軸受32
に連結可能とされ、また、第5図及び第9図にそ
れぞれ示す如く補助ジブ2がブーム1の先端前面
1a側に張出された状態においては、該ブーム1
の全縮位置において作動力伝達部材6の他端6B
がブーム側自在軸受32に連結可能とされるよう
に上記作動力伝達部材6の長さ寸法及び補助ジブ
2並びにブーム1側への取付位置がそれぞれ設定
されている。
使用法並びにその作用 続いて、補助ジブ2をその格納状態からブーム
1の先端前面1aに張出す場合を例にとつてその
使用法並びに作用を説明する。
先ず、補助ジブ2の張出しに際しては、ブーム
1を倒伏させた状態でブーム1と補助ジブ2とを
支点側ジブ連結ピン71によつて枢回動自在に連
結するとともに、補助ジブ2の一対のジブ固定ピ
ン73,74のうち反支点側ジブ固定ピン74を
取外してジブ本体21をジブ基台22に対して枢
回動自在とし、さらに該補助ジブ2を格納位置に
おいてブーム1側に固定している前後一対の格納
時固定ピン75,76を取り外す。
次に、ブーム1を倒伏させた状態のままで該ブ
ーム1を所定量伸長させて補助ジブ2側に格納さ
れている作動力伝達部材6の他端6Bをブーム側
自在軸受32に連結する。以上で、補助ジブ2の
張出し準備作業が完了する。
次に、第2図及び第6図においてそれぞれ鎖線
図示(符号1′)する如く上記状態からブーム
1′を補助ジブ2′を連結したまま約70〜80゜の起
伏角まで起仰させる。
この第2図及び第6図においてそれぞれ鎖線図
示する状態においては、補助ジブ2は支点側ジブ
連結ピン71により吊り下げられ且つブーム1の
第1ジブ固定ブラケツト15によつて支持された
状態でブーム1の側方に位置保持されている。従
つて、この状態においては補助ジブ2は支点側ジ
ブ連結ピン71を中心として枢動可能とされてい
る。
次に、ブーム1を除々に縮小させてその縮小力
によつて補助ジブ2をブーム1の先端前面1aに
張出させる。即ち、ブーム1の縮小動作が開始さ
れると、作動力伝達部材6を介して伝達される操
作力(ブーム縮小力に基く押圧力)により補助ジ
ブ2がブーム1に沿つた状態から次第に外側に向
けて(矢印A方向、第7図)枢回動せしめられ
る。A方向への枢回動によりジブ本体21が第1
ジブ固定ブラケツト15から離脱すると(換言す
れば、第1ジブ固定ブラケツト15によるジブ本
体21の縦方向(矢印B方向、第3図、第4図参
照)への規制力が解除されると)、該ジブ本体2
1はその自重モーメントによりブーム1の縮小に
つれて次第にB方向に枢回動して垂下位置に至る
(第3図及び第7図の状態)。
さらにブーム1の縮小動作が続行されると、該
ブーム1の縮小力によつてジブ本体21が次第に
矢印B方向に枢回動するとともにジブ基台22が
矢印A方向に枢回動し、補助ジブ2は第4図及び
第8図に示す如くジブ基台22がブーム1の先端
前面1a側に振出配置され且つジブ本体21がジ
ブ基台22に対して約90゜の傾斜角となる位置に
達する。
この状態からさらにブーム1が縮小すると、ジ
ブ基台22は張出し位置のまま位置保持される
が、ジブ本体21はブーム縮小力による突上げ力
を受けて第4図並びに第8図に示す位置からさら
に矢印A方向(上方)に枢回動され、ブーム1が
全縮位置に達した時点において第5図及び第9図
に示す如くブーム1の前方に振り出される。
ジブ本体21のブーム1の前方への振り出しが
完了すると、ブーム1を第2図において実線(符
号1″)で示す如く倒伏させ、この倒伏状態にお
いて反支点側ジブ連結ピン72と反支点側ジブ固
定ピン74をそれぞれ所定の嵌挿位置に嵌挿し、
補助ジブ2をブーム1の先端前面1a側に張出し
固定する。
補助ジブ2の張出し固定が完了すると、次に、
作動力伝達部材6の他端6Bをベースブーム11
のブーム側自在軸受32から取り外して補助ジブ
21のジブ側自在軸受31に固定する。以上で補
助ジブ2の張出し作業が全て完了する。
尚、補助ジブ2の張出し状態からの格納は、上
記張出し時の手段と逆の手順を実行することによ
り行なわれる。
また、上記実施例においては、作動力伝達部材
6と、ブーム1及び補助ジブ2とを揺動自在に連
結する自在軸受をベースブーム11側と補助ジブ
2側とに設けたが、本考案はこれに限定されるも
のでなく、例えば上記自在軸受を作動力伝達部材
6側に設けることもできるものである。
(考案の効果) 本考案の補助ジブ付クレーンにおける補助ジブ
の取付構造は、最基端側に位置するベースブーム
と最先端側に位置するトツプブームとを有する伸
縮式ブームと、該ブームの側方に格納配置される
補助ジブとを有する補助ジブ付クレーンにおい
て、上記補助ジブが、上記ブームの軸方向に略直
交する方向に適宜離間させて配置した左右一対の
ジブ連結ピンによつて上記トツプブームの先端前
面に着脱自在に連結可能で且つ上記一対のジブ連
結ピンのうち、どちらか一方のジブ連結ピンを中
心として横方向に枢回動可能とされたジブ基台
と、該ジブ基台に対して縦方向に枢回動自在に連
結される適宜長さのジブ本体とで構成されている
とともに、上記ブームの上記ベースブームの適所
と上記ジブ本体の適所の間に、適宜長さの棒状体
で構成されるとともに、その一端が自在軸受を介
して上記ジブ本体側に、また他端が自在軸受を介
して上記ベースブーム側にそれぞれ連結され、上
記ブームの伸縮変位力を上記ジブ本体側に伝達し
て上記ジブ本体に、該ジブ本体を上記ジブ基台に
対して縦方向に枢回動させる回転力と該ジブ基台
を上記一方の連結ピンを中心として横方向に枢回
動させる回転力とを付与して上記補助ジブをその
格納位置から上記トツプブームの先端前面に張出
させたりあるいは張出し位置から格納させたりす
る適宜の作動力伝達部材を着脱自在に取付けたこ
とを特徴としている。
従つて本考案の補助ジブ付クレーンにおける補
助ジブの取付構造によれば、 (1) 補助ジブの張出し及び格納時にはジブ本体
が、ブームの先端部に横方向に枢回動自在に連
結されたジブ基台に対してチルトしながらブー
ム側方からブーム先端前面側にあるいは該ブー
ム先端前面側からブーム側方に振り出されるた
め、補助ジブをチルトさせることなくそのまま
ブーム側方に振り出すようにした従来構造のも
のに比して補助ジブの張出し及び格納作業時の
作業スペースが大幅に減縮され、 (2) 補助ジブの張出し及び格納操作が、ブームの
ベースブームと補助ジブのジブ本体との間に配
設される作動力伝達杆を介して補助ジブ側に伝
達されるブームの伸縮力によつて行なわれるた
め、該補助ジブの張出し・格納操作を補助ワイ
ヤーロープを介して伝達されるウインチ張力に
よつて行なう場合の如く比較的煩雑な作業を伴
なう補助ワイヤーロープの張設替え作業が不要
となり、作業が容易ならしめられる、 等補助ジブの張出し・格納時の作業性の向上とい
う面において多大な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第2図に示すトラツククレーンのクレ
ーン装置部分の分解拡大斜視図、第2図は本考案
実施例に係る補助ジブ取付構造を有するトラツク
クレーンの全体図、第3図ないし第5図は第2図
のトラツククレーンのブーム及び補助ジブ部分の
状態変化図、第6図は第2図の−路矢視図、第
7図は第3図の−矢視図、第8図は第4図の
−矢視図、第9図は第5図の−矢視図で
ある。 1……ブーム、2……補助ジブ、6……作動力
伝達部材、11……ベースブーム、13……トツ
プブーム、21……ジブ本体、22……ジブ基
台、31,32……自在軸受、71,72……ジ
ブ連結ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 最基端側に位置するベースブーム11と最先端
    側に位置するトツプブーム13とを有する伸縮式
    ブーム1と、該ブーム1の側方に格納配置される
    補助ジブ2とを有する補助ジブ付クレーンにおい
    て、上記補助ジブ2が、上記ブーム1の軸方向に
    略直交する方向に適宜離間させて配置した左右一
    対のジブ連結ピン71,72によつて上記トツプ
    ブーム13の先端前面に着脱自在に連結可能で且
    つ上記一対のジブ連結ピン71,72のうち、ど
    ちらか一方の連結ピン71又は72を中心として
    横方向に枢回動可能とされたジブ基台22と、該
    ジブ基台22に対して縦方向に枢回動自在に連結
    される適宜長さのジブ本体21とで構成されてい
    るとともに、上記ブーム1の上記ベースブーム1
    1の適所と上記ジブ本体21の適所の間には、適
    宜長さの棒状体で構成されるとともに、その一端
    6Aが自在軸受31を介して上記ジブ本体21側
    に、また他端6Bが自在軸受32を介して上記ベ
    ースブーム11側にそれぞれ連結され、上記ブー
    ム1の伸縮変位力を上記ジブ本体21側に伝達し
    て上記ジブ本体21に、該ジブ本体21を上記ジ
    ブ基台22に対して縦方向に枢回動させる回転力
    と該ジブ基台22を上記一方の連結ピン71又は
    72を中心として横方向に枢回動させる回転力と
    を付与して上記補助ジブ12をその格納位置から
    上記トツプブーム13の先端前面に張出させたり
    あるいは張出し位置から格納させたりする適宜の
    作動力伝達部材6が着脱自在に取付けられている
    ことを特徴とする補助ジブ付クレーンにおける補
    助ジブの取付構造。
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