JP2789457B2 - 伸縮ブ−ム先端への継足しジブ - Google Patents

伸縮ブ−ム先端への継足しジブ

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JP2789457B2 JP12504997A JP12504997A JP2789457B2 JP 2789457 B2 JP2789457 B2 JP 2789457B2 JP 12504997 A JP12504997 A JP 12504997A JP 12504997 A JP12504997 A JP 12504997A JP 2789457 B2 JP2789457 B2 JP 2789457B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、伸縮ブ−ム先端への継
足しジブ、殊に、トラッククレ−ンのような走行可能な
クレ−ン車の旋回台に起伏可能に設けた伸縮ブ−ムを、
水平状に倒伏させたものの先端部に継足し可能な伸縮ブ
−ム先端への継足しジブに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のトラッククレ−ンのような走行可
能なクレ−ン車の旋回台に設けた起伏可能な伸縮ブ−ム
の先端へ継足し可能な伸縮ブ−ム先端への継足しジブと
しては、クレ−ン車の両側に張出し可能な前後のアウト
リガ間の車体上の旋回台に、デリックシリンダにより俯
仰可能に設けた伸縮ブ−ムの先端部に継足すジブを、そ
の不使用時には当該伸縮ブ−ムの基部ブ−ム筒に横抱き
格納したり(例えば、特開昭54−72839号公報参
照)、同基部ブ−ム筒に下抱き格納すること(例えば、
実公昭46−28005号公報参照)により、当該伸縮
ブ−ム先端部への継足しジブの継足しと、同伸縮ブ−ム
先端から取外したジブの伸縮ブ−ムの基部ブ−ム筒まわ
りへの格納を迅速に行なえるようにしたものが知られて
いる。
【0003】また、走行可能なクレ−ン車の旋回台に設
けた起伏可能な伸縮ブ−ム先端へ継足すジブを、当該ク
レ−ン車とは別のトラック等の運搬車の荷台に載置して
荷役作業現場まで運搬した後、その同ジブを他のクレ−
ンにより吊上げ、当該ジブ基端側の接続部分を伸縮ブ−
ム先端側の接続部分に連結するようにした伸縮ブ−ム先
端への継足しジブも、既に知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
伸縮ブ−ム先端部へ継足すジブを、当該接縮ブ−ムの基
部ブ−ム筒まわりに格納可能にしたジブにあっては、不
使用時のジブが伸縮ブ−ムの基部ブ−ム筒まわりに横抱
き或いは下抱きされるものであったため、当該ジブの伸
縮ブ−ムの基部ブ−ム筒まわりへの格納と、当該基部ブ
−ム筒まわりに格納されたジブの伸縮ブ−ム先端部への
継足し操作を比較的簡易、迅速に行なえる反面、クレ−
ン車によって高層鉄骨構造物を構築する場合のように、
著しい高所と地面との間で大重量の荷物の積み降しする
ジブにあっては、当該ジブの強度確保のための重量増を
招く外、不使用時の大重量のジブを伸縮ブ−ムの基部ブ
−ム筒まわりに安定的に格納支持し、当該クレ−ン車の
路上走行時に発生する振動等にも耐え得るようにその重
量を増して、当該基部ブ−ム筒の相応の強度、剛性を確
保する必要があり、ひいては、ジブを基部ブ−ム筒まわ
りに格納したクレ−ン車による所要重量の荷役作業時に
おける、同一重量のジブによる吊上能力の低下を招くき
らいがあった。
【0005】また、伸縮ブ−ム先端の接続部分へ継足す
ジブを、トラック等の運搬車の荷台に載置して荷役作業
現場へ運搬した後、地上へ降した、又は荷台上に載置し
たジブを他のクレ−ンにより吊上げて、当該ジブ基端側
の接続部分を伸縮ブ−ム先端側の接続部分に接続する従
来の伸縮ブ−ム先端への継足しジブにあっては、当該ジ
ブを載置する地面や運搬車の荷台等の載置面が水平状で
あって、ジブの基端側をクレ−ン車搭載ウインチのウイ
ンチ索により吊上げるだけで、同ジブ基端側の接続部分
を直ちに伸縮ブ−ム先端側の接続部分に連結して、継足
しできる場合は別として、例えば、当該荷役現場の地面
や運搬車の荷台等のジブ載置面に凹凸や傾斜がある場合
には、地面等の載置面に載置されたジブの側面が傾斜す
ることになり、このジブの基端側を他のクレ−ン等によ
り吊上げると当該ジブの側面が傾斜したまま上昇し、同
ジブ基端側の接続部分の取付(連結)孔が当該載置面の
凹凸又は傾斜に即して傾斜することになる。
【0006】一方、仮に荷役作業現場の地面の傾斜があ
れば、クレ−ン車の車体をアウトリガにより水平状に支
承してから、その車体上の旋回台に設けた水平倒伏状態
の伸縮ブ−ム先端側の接続部の孔は水平状をなすので、
この場合にはジブ基端側の接続部の孔と伸縮ブ−ム先端
側の接続部の孔との中心方向が合致しないことになり、
両者の孔に水平ピンを挿入して接続するのが容易でな
く、この継足し作業に時間が掛かり、ひいては他のクレ
−ンの使用時間が長くなる等の問題点があった。
【0007】本発明はこのような従来の伸縮ブ−ム先端
への継足しジブにおける問題点に鑑み、伸縮ブ−ムの先
端へ継足す継足しジブを載置する地面やトラックの荷台
等の載置面に多少の凹凸や傾斜がある場合にも、継足し
ジブの先端部近傍を、支枠の当該継足しジブの軸方向と
並行する軸により揺動可能に支承すると共に、前記支枠
の両側下部に設けた前記軸と直交する回転軸線上の回転
ロ−ラにより、当該継足しジブをその両側壁が垂直状を
なすように前記軸まわりに揺動可能に支承し、かつ、当
該継足しジブの基端側を、水平倒伏状態の前記伸縮ブ−
ム先端側の主連結部への吊上げ、引寄せでは、当該継足
しジブがその先端部近傍に設けた支枠の軸まわりに揺動
して、その両側壁の垂直性が維持され、前記支枠の下部
両側の回転ロ−ラによりスム−ズに移動し、水平倒伏状
態の伸縮ブ−ム先端側の連結部との水平ピンによる連結
操作の容易な伸縮ブ−ム先端への継足しジブを提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題の解決手段】本発明は、前記のような従来例にお
ける課題を解決するため、両側へ張出し可能な前後のア
ウトリガ間の車体上の旋回台に、伸縮ブ−ムをデリック
シリンダにより俯仰自在に設けた伸縮ブ−ムの先端部
へ、当該伸縮ブ−ムの軸方向と直交する水平ピンにより
継足しジブを継足し可能にした伸縮ブ−ム先端への継足
しジブにおいて、前記継足しジブの先端部近傍を、当該
継足しジブの軸方向と平行する軸により支枠に揺動可能
に支承すると共に、該支枠の左右両側下部の前記軸と直
交する軸上に左右一対の回転ロ−ラを設け、該継足しジ
ブ基端側の主連結部、二又状連結部の、水平倒伏状態の
前記伸縮ブ−ム4先端の連結部への連結可能な高さへの
吊上げでは、当該継足しジブの先端部下側が、地面等の
当該継足しジブの載置面に当接しないように配設した伸
縮ブ−ム先端への継足しジブである。また、前記継足し
ジブの先端部近傍に、当該継足しジブの先端部近傍を揺
動可能に支承する支枠を、当該継足しジブの長さ方向の
前後に適度に離間し、その内側が当該継足しジブの先端
部近傍の横断面形より広い支枠部分を、連結側板、連結
底板により連結してものであり、さらに、前記継足しジ
ブの先端部近傍を、当該継足しジブの軸方向に延びる前
記軸により、前記支枠の支枠部分の中央頂部に揺動可能
に支承したものである。
【0009】
【発明の作用】本発明は、前記のような構成を有するか
ら、伸縮ブ−ム4先端の連接部へ継足す継足しジブを、
クレ−ン車又はトラック等の他の搬送車の荷台に搭載し
て、当該クレ−ン車による荷役作業現場へ搬送した後、
当該継足しジブを当該クレ−ン車まわりの地面又はトラ
ックの荷台等の載置面に載置すると、当該継足しジブの
先端部が、その先端部近傍の支枠の下部両側に設けた前
記軸と直交する回転軸線上の回転ロ−ラにより、地面等
の載置面から離間するように支承される一方、前記継足
しジブの基端側が当該地面等の載置面に当接する。この
際、継足しジブの先端部近傍が、支枠の当該継足しジブ
の軸方向と平行する軸により支承されることにより、同
継足しジブが同軸まわりに揺動してその両側壁が垂直状
をなし、当該継足しジブ基端側のブ−ム先端部への連結
部(の孔)も水平状をなす。この継足しジブの基端側
を、アウトリガにより地面に水平状に支承したクレ−ン
車の車体上の旋回台に設けた伸縮ブ−ム4の水平倒伏状
態の先端部の主連結部へ吊上げて近接させるとき、当該
継足しジブの両側壁の垂直性が維持され、この継足しジ
ブの基端側の主連結部、二又状連結部と、水平倒伏状態
の伸縮ブ−ム4先端の主連結部分との、水平ピン、によ
る平易な連結を可能にする。
【0010】この継足しジブの先端部近傍に設けた支枠
の両側下部には、前記軸と直交する回転軸線上に一対の
回転ロ−ラが設けられているので、継足しジブの先端部
下面が地面等の載置面から上方へ離間し、当該継足しジ
ブの基端側を地面等の載置面に載置した際、仮に、当該
載置面に多少の凹凸や傾斜があっても、当該継足しジブ
の先端部近傍が、支枠の当該継足しジブの軸方向と平行
する軸まわりに揺動して、当該継足しジブの両側壁が垂
直状をなし、当該継足しジブの基端側の主連結部が水平
状をなす。
【0011】この状態から、継足しジブの基端側の主連
結部、二又状連結部を張引索により垂直状に引上げる場
合は勿論、当該継足しジブの基端側を、当該ジブの軸方
から左右に多少ずれる方向に張引するように吊上げる場
合にも、当該継足しジブが、その先端部近傍の支枠下部
の左右両側の回転ロ−ラまわりに回動して、同継足しジ
ブの軸方向が前記張引索による引張り方向と一致し、し
かも、前記回転ロ−ラの転動時に地面等の載置面に多少
の凹凸や傾斜があっても、前記とほぼ同様に当該継足し
ジブが前記軸まわりに揺動して、その両側壁の垂直性が
維持されつつ、当該継足しジブの基端側の主連結部、二
又状連結部が水平状に上昇し、水平倒伏状態の伸縮ブ−
ム先端側の主連結部との、水平ピンによる連結を容易に
する。
【0012】
【実施例】以下、この発明に係る伸縮ブ−ム先端への継
足しジブの第1及び第2実施例を添付の図1〜図10を
参照して説明する。なお、第2実施例の第1実施例と共
通する部分には、同一名称及び同一符号を用いる。
【0013】
【第1実施例】図1〜図8はこの発明に係る伸縮ブ−ム
先端への継足しジブの第1実施例の説明図で、図1はそ
の要部の側面図、図2はそのジブ6の先端部近傍に支枠
7を設けたジブ6の先端部まわりの側面説明図、図3は
図2のA矢視図、図4は伸縮ブ−ム4先端部へこのジブ
6の基部を継足した状態における同部の側面図、図5は
伸縮ブ−ム4を水平状に倒伏させた状態におけるクレ−
ン車の側面図、図6は図4のB−B断面図、図7は図6
のC−C断面図、図8は伸縮ブ−ム4の先端部へジブ6
の基部を継足した状態における同部の平面図である。
【0014】図1〜図8において、1、2は自動車の車
体3の前後に設けられ、その側方へ張出し可能に設けた
アウトリガ、4は伸縮ブ−ムで、この伸縮ブ−ム4はそ
の基端部が、前後のアウトリガ1、2の中間部の車体3
上のタ−ンテ−ブル17に設けた旋回台5にフ−トピン
16により取付れられ、デリックシリンダ15で俯仰操
作される。
【0015】6は伸縮ブ−ム4の先端部に水平軸39、
40により継足されるジブで、このジブ6はその基部の
図1における上側に、矩形枠状の接続枠25が水平軸E
で軸着され、接続枠25の下部とジブ6の基筒21の中
央部下側とに伸縮可能なジブ俯仰シリンダ13が連設さ
れる。なお、この継足しジブ6の俯仰構造はこの図示例
構成のみに限定されるものではない。
【0016】伸縮ブ−ム4は5本のブ−ム筒を順次テレ
スコ−プ状に嵌挿して油圧機構で伸縮操作され、その基
部ブ−ム筒14の基端が自動車車体3上に旋回自在に搭
載されたタ−ンテ−ブル17上の旋回台5にフ−トピン
16着けされ、デリックシリンダ15により俯仰操作さ
れる。なお、少なくともこの旋回台5のタ−ンテ−ブル
17の前後の自動車々体3には、その両側に張出し可能
な水平の伸縮ビ−ム60が設けられ、同伸縮ビ−ム60
の先端には油圧ジャッキ61が垂直に取付けら、係るア
ウトリガ1、2の油圧ジャッキ61により、地面G等の
載置面に凹凸や傾斜があっても、車体3の水平支持を可
能にする。旋回台5の旋回モ−タ作動回路は当該旋回台
5を回転自在な状態にする制御手段を備える。18、1
9は先端ブ−ム筒20の先端部内に取付けた荷役作業用
の上下の滑車群である。
【0017】ジブ6は3本のジブ筒21、22、23を
順次テレスコ−プ状に嵌装して油圧シリンダ24(図
3)により伸縮操作可能に構成したもので、その基端ジ
ブ筒21とジブ俯仰シリンダ13との基端がそれぞれ正
面矩形状の接続枠25の前端上下に連結ピンE、Fで連
結され、また、先端ジブ筒23の先端上下には夫々複数
の荷役作業用滑車26、27が取付けられる。
【0018】支枠7は図2、3に示すように、基端ジブ
筒21の両側面と頂面とを囲み、基端側ジブ筒21の先
端部近傍の外形より大きな内側を有する中空状の逆U字
形の前後(図2では左右)に離間する支枠部分28、2
8を、その頂部中央が軸8により、また、その両側部
(図3では左右両側部)を連結側板28B、28Bを連
結して構成される。この支枠7は当該継足しジブ6の先
端側(図1、図2では左側)の支枠部分28下端の左右
両側(図3)に、前記軸8と直交する車軸30上の取付
部分31、31の上端部を夫々枢着29、29する一
方、同支枠7の継足しジブ6の基端側(図1、図2では
右側)の支枠部分28の下端の両側(図3における左右
方向と同側)には、車軸取付部分33、33の上端部が
枢着32、32され(図2ではその手前側のみを図
示)、この車軸取付部分33、33の下部(図2)と前
記車軸30から延び、ピン連結される連結部34とによ
り分離自在に構成され、車軸30の左右両端部(図3)
には回転ロ−ラ9、9が回転自在に取付けられる。
【0019】支枠7の内側に遊嵌された基端ジブ筒21
の先端部近傍は、その頂部中央を当該ジブ6の軸線(長
さ方向)と平行し、同軸線方向前後(図1、2では左
右)に延びる軸8によって同支枠7の頂部に枢架され
る。この継足しジブ6を伸縮ブ−ム4の先端に継足した
後、連結部34を分離して折畳んだ車軸取付部分33、
33を基端ジブ筒21の下面に固着した係止金具35、
35にピン連結し、かつ、他方の車軸取付部分31、3
1の車軸30の連結部を基端ジブ筒21の下面に固着し
た係止金具36、36にピン連結することにより、回転
ロ−ラ9、9を図2の鎖線示の位置に固縛し、回転ロ−
ラ9、車軸30等がジブ6による荷役作業を妨げないよ
うにする。
【0020】ジブ6を片持支持すべき矩形枠状の支持枠
25は、その頂面(図1、4では上面)に植設した第1
ア−ム37、37の上端部と、先端ブ−ム筒20の先端
頂部(図4では上面)より先端側へ突出する第2ア−ム
38、38との間に、該両ア−ム37、37、38、3
8の一方が他方を左右両側(図6)から挾持して継足し
ジブ6及び接続枠25を伸縮ブ−ム4の俯仰面内で回動
するよう連結する分離可能な水平軸連結部11を設け、
図1のように回転ロ−ラ9、9及び支枠7を介して収縮
した継足しジブ6の先端部近傍を地面G等の載置面に支
持させると共に、該継足しジブ6と接続枠25との挾角
が最小の鋭角となるようにジブ俯仰シリンダ13を収縮
した状態で、第1図鎖線(イ)、(ロ)で示すように接
続枠25の頂部を、滑車12を介して垂れ下がる後述の
張引索としてのウインチ索10により張引、吊上げるこ
とにより、ジブ6の端部近傍が支枠7を介するその下部
の回転ロ−ラ9、9と地面G等の載置面との転動によ
り、スム−ズに伸縮ブ−ム4の先端側へ同継足しジブ6
の基端部が引寄せられると共に、同継足しジブ6基部の
第1ア−ム37端部のフォ−ク状部43を、伸縮ブ−ム
4の先端部に突設された第2ア−ム38上の水平軸連結
部11の水平軸44に係合させ後、この状態において、
フォ−ク状部43にピン45を挿入して前記水平軸44
をフォ−ク部45に係止させ、継足しジブ6基部を接続
枠25を介して伸縮ブ−ム4の先端部の第2ア−ム38
の頂部に仮に連結する。
【0021】次いで、ジブ俯仰シリンダ13の伸長によ
り、水平軸連結部11を支点とする図1の反時計方向回
動により、接続枠25が伸縮ブ−ム4側に図4のように
回動し、接続枠25後端の両側壁とこれに対向する先端
ブ−ム筒20の先端の両側壁の間に夫々設けた剛性の大
きい上下の主連結部39、39、40、40のピン孔を
図4のように合致させ、該両主連結部39、39、4
0、40を夫々水平ピン39A、40Aにより連結す
る。継足しジブ6による荷役作業時には接続枠25に作
用する継足しジブ6の自重負荷や吊荷負荷による第1、
第2ア−ム37、37、38、38が弾性的に撓んで、
該吊荷負荷等が上下の主連結部39、40を介して先端
ブ−ム筒20に伝達されるように構成される。
【0022】なお、第1フ−ム37は弾性材により構成
されるので、その端部のフォ−ク部43を、伸縮ブ−ム
4の先端部から延びる第2ア−ム38上の水平軸44に
係合させ、接続枠25を介して継足しジブ6を伸縮ブ−
ム4の先端部に連結する際、前記フォ−ク部43と水平
軸44間の多少の位置ずれがその弾性により吸収され、
ウインチ索10による第1ア−ム27の張引、吊上げに
よる接続部25を介する継足しジブ6基部の伸縮ブ−ム
4の先端部への係合を容易にする。
【0023】さらに詳述すれば、第2ア−ム38は図
7、8に示すように先端ブ−ム筒20先端の頂部に、上
部滑車群18を挾むように左右一対設けられ、該各第2
ア−ム38、38は、第1ア−ム37、37の上端部が
嵌まり込む間隔のある2枚の三角形状板により構成され
る。各第2ア−ム38、38の基端は先端ブ−ム筒20
に枢架軸41、41承され、左右一対の第2ア−ム3
8、38は連管42で剛に固着連結される。この第2ア
−ム38、38の基端部は枢架軸41、41まわりの回
動可能な孤状に形成され、不使用時の第2ア−ム38、
38を図4、7状態から枢架軸41、41まわりの時計
方向に回動して、先端ブ−ム筒20上側に当接するよう
に回動させ、先端ブ−ム筒20の先端より先に突出しな
いように構成され得る。
【0024】この第2ア−ム38、38に夫々対応する
第1ア−ム37、37は接続枠25上に植設した曲げ剛
性が比較的小さい筒状体の上端に剛性の大きいフォ−ク
部43、43を溶着してなり、水平軸連結部11、11
は各第2ア−ム38、38の先端に取付けた水平軸4
4、44を該フォ−ク部43、43に、その基端ストッ
パ部分43a、43aに当接するまで嵌着して、該水平
軸44、44に接するピン45、45をフォ−ク開放端
に挿脱するようにしている。なお、46、46は先端ブ
−ム筒20の先端頂部に第2ア−ム38、38の左右位
置決めを計るように植設した突起で、該突起46、46
は第2ア−ム38、38の中間部を左右両側から挾持す
る。
【0025】ウインチ索10による接続枠25の吊上機
構は、図7のように右側の第2ア−ム38の内側に同ウ
インチ索10端を着脱自在に止着47して、該第2ア−
ム38先端の水平軸44に回転自在に取付けた滑車12
を経由するウインチ索10を、接続枠25上に取付けた
左右(図6)一対の滑車48、48と、左側の第2ア−
ム38の水平軸44に回転自在に取付けた滑車12とに
順次掛け、該ウインチ索10の他端部を旋回台5上に搭
載したウインチ(図示せず)で牽引又は弛緩可能にす
る。接続枠25の上部(図4、7)の左右(図6)両側
から上方へ突設された第1ア−ム37、37の内側に配
設され、同第1ア−ム37、37と接続枠25上のブラ
ケット49、49とに揺動可能に軸50、50着された
滑車支板51、51上に設けられた左右一対の滑車4
8、48は、図1の実線示のように地面G等の載置面に
支持されたジブ6をウインチ索10で、同図鎖線示
(イ)の状態から鎖線図示(ロ)の状態へと吊上げる際
や、逆に吊降す際における接続枠25の傾斜変化に対応
できる。
【0026】従って、両側回転ロ−ラ9、9を介して支
枠7を地面G等の載置面に支持させたジブ6の基端側の
接続枠25を吊上げる際における上下滑車12、12、
48、48間のウインチ索10は常にほぼ垂直状に維持
され、該接続枠25をほぼ左右均等に吊上げるから、図
1の(ロ)位置に吊上げた時に接続枠25と伸縮ブ−ム
4先端との間の水平軸連結部11、11が連結可能に合
致するように、左右一対の上部滑車12、12の取付位
置を設定できる。
【0027】なお、図4の52はストッパボルトで、該
ストッパボルト52は先端ブ−ム筒20の先端の上部主
連結部39付近に取付けられ、ストッパボルト52は水
平軸連結部11、11を支点とする接続枠25の回動に
よって、上下の主連結部39、39、40を連結可能に
合致した時に、該接続枠25の後端に当接する。
【0028】前記支枠7による継足しジブ6先端部近傍
の地面G等の載置面からの支承高さは、当該継足しジブ
6基端に水平軸Eで取付けた接続枠25の第1ア−ム3
7、37部をウインチ索10により張引、吊上げて、第
1ア−ム37、37端部のフォ−ク部43、43を、伸
縮ブ−ム4先端部の第2ア−ム38、38上の水平軸4
4、44に係合させるように、同継足しジブ6を前記支
枠7下部の回転ロ−ラ9、9まわりの反時計方向(図
1)へ回動させる際、同継足しジブ6の端部下側が地面
G等の載置面に当接する恐れのない、例えば、図1〜3
に示すようにその基端側が地面Gに当接する継足しジブ
6の先端部の下側を、その先端部近傍の高さよりやや高
い高さ程度、当該地面G等の載置面から上方へ離間する
ように設定される。
【0029】また、この支枠7を構成する前後の支枠部
分28、28の間隔、したがって、前記軸8の長さを、
図1、2に示すように、継足しジブ6の先端部近傍の高
さより多少長く構成すれば、同軸8による継足しジブ6
の端部近傍と支枠7の長さ(図1、2では左右)方向と
の一致性が容易に図れ、仮に、前記支枠7の両側下部に
配設された回転ロ−ラ9、9の載置面Gに多少の凹凸や
傾斜があって、同支枠7が傾斜しても、同支枠7に軸8
を介して揺動可能に支承された継足しジブ6が、その自
重により軸8まわりに揺動してその両側壁が垂直状に垂
下する。換言すれば、支枠7頂部に設けた軸8の長さを
やや長く構成すれば、支枠7と継足しジブ6の長さ方向
の整合性が向上し、仮に、地面G等の載置面の多少の凹
凸や傾斜により支枠7が多少傾斜しても、当該支枠7が
継足しジブ6方向に向きを変えることがなく、逆に当該
継足しジブ6がその自重により前記軸8まわりに揺動し
てその両側壁が垂直状をなす傾向が促進され、ひいて
は、継足しジブ6基部の連結部と伸縮ブ−ム4先端部の
連接部との位置合せが容易となり、当該継足しジブ6の
伸縮ブ−ム4の先端部への継足し操作性が向上する。
【0030】また、継足しジブ6の先端部近傍に設けた
支枠7が、その前後に離間する支枠部分28、28の両
側下部に、下端を前記回転軸30との係脱可能な接続部
34を有する車軸取付部材33の頂部をそれぞれ揺動可
能に軸29、32着し、かつ、当該ジブ6の先端部近傍
の下側に、前記車軸取付部材31、33との係止金具3
5を設ければ、前記車軸取付部材31、33の下部の接
続部34を解放して、同車軸取付部材31、33を当該
ジブ6の先端部近傍下部の係止金具35、36に係止さ
せ、当該ジブ6の先端部近傍の下部への収納を容易にす
る。
【0030】なお、前記継足しジブ6の先端部近傍を、
当該継足しジブ6の先端部近傍の外形より広い空間を有
する支枠7の頂部内側に、当該継足しジブ6の軸方向と
平行する軸8により揺動可能に吊下すると共に、前記支
枠7の下部に前記軸8と直交し、左右両端部に回転ロ−
ラ9、9を備える回転軸30の車軸取付部分31、33
の頂部を軸着29、32し、同車軸取付部分31、33
の下部を解放可能な連結部34により連結すれば、当該
継足しジブ6を伸縮ブ−ム4の先端部へ装着してその使
用を開始する前に、同連結部34を解放して前記車軸取
付部分31、33を係止金具35、36により、前記継
足しジブ6の先端部下側に係止させることにより、この
状態における回転ロ−ラ9、9、回転軸30、車軸取付
部分31、33等が当該継足しジブ6の先端部近傍下側
にコンパクトに収容、固定されてふらつく恐れがなく、
また、同回転ロ−ラ9、9、回転軸30、車軸取付部分
31、33等が当該継足しジブ6の頂部の滑車26、2
7;57から垂下するロ−プに触れて、当該継足しジブ
6による荷役作業状態の妨げになる恐れのない伸縮ブ−
ム先端への継足しジブを提供できる。
【0031】(第2実施例)本発明は、図1〜8により
説明した継足しジブ6の基部に正面視矩形枠状の接続枠
25を水平軸Eにより片持状に支持させ、この接続枠2
5を介して伸縮ブ−ム4の先端への継足しジブ6におけ
るその先端部に、同継足しジブ6の両側壁が垂直状に垂
下するように吊下する支枠7を設けた前記第1実施例の
外、図9及び図10に示すようにトラス構造の継足しジ
ブ53の基端部を直接水平軸連結部54で、伸縮ブ−ム
4の先端に連結する場合(第2実施例)にも、当該トラ
ス構造の継足しジブ53の先端部近傍に、前記支枠7と
同様な支枠を前記第1実施例とほぼ同様に設けることに
より、そのまま実施することができる。なお、図9では
トラス構造のジブ53の先端部近傍に設ける支枠7の同
継足しジブ53への取付位置関係を示し、その支枠7自
体は概略構造を略示した。
【0032】この第2実施例は、トラス構造の継足しジ
ブ53の基端部に剛に固着した二又状の接続部分53
a、53a間の中央にウインチ索10の先端を着脱自在
に連結(係合手段)55し、該ウインチ索10の牽引に
よって水平倒伏状態の伸縮ブ−ム4の先端部のジブ連結
部54Bと、該ジブ53の二又状接続部分53a、53
aとの間に設けた水平軸連結部54のピン孔を連結可能
に合致させ得るように、ウインチ索10の経由する滑車
56を伸縮ブ−ム4の先端に取付け、同ジブ53の基端
側のウインチ索連結部55と、伸縮ブ−ム4先端側のウ
インチ索10の経由する滑車56、18が、伸縮ブ−ム
4の軸線を含む垂直面上に位置するようにすればよい。
【0033】なお、ジブ53基部のウインチ索10連結
部55の中心と、支枠7への当該ジブ53の長さ方向と
ほぼ平行する軸8による、該ジブ53先端部の枢架中心
(軸8の中心線)とを結ぶ直線とジブ53の重心との距
離が可及的に小さくなるように、該ウインチ索10の連
結中心と軸8とを設定し、当該ジブ53の軸8まわりの
横揺れを容易にして、水平軸連結部54の連結を容易に
するのがよい。また、図示しないが、水平軸連結部54
のピンの先端部を先細り状に構成し、仮に、該水平軸連
結部54のピン孔が正確に合致していなくとも、連結で
きるようにするのがよい。
【0034】図9及び図10中、57、58は継足しジ
ブ53先端の荷役作業用滑車、59はデリックシリンダ
15の最収縮状態において、継足しジブ53先端部と伸
縮ブ−ム4の先端頂部との間を着脱自在に連結するジブ
保持用テンション部材、60は自動車車体3に取付けた
後部アウトリガ2の伸縮ビ−ム、61は該伸縮ビ−ム6
0の先端に取付けた油圧ジャッキ、62は自動車の車輪
である。
【0035】
【発明の効果】本発明は前記のような構成を有し、作用
をするから、通常の伸縮ブ−ム先端への継足しジブと同
様な効果を奏する外、以下のような特有の効を奏する。
【0036】(1) 伸縮ブ−ム4の先端へ継足す継足
しジブの先端部近傍を、支枠7の当該継足しジブの軸方
向と平行する軸により支承したから、この継足しジブを
地面やトラックの荷台等の載置面に載置した際、当該継
足しジブが、その先端部近傍に設けた支枠の両側下部の
回転ロ−ラにより、当該継足しジブの先端部近傍下側
が、その載置面から大きく上方へ離間すると共に、同継
足しジブが前記軸まわりに揺動して、その両側壁が垂直
状をなすように支承され、前記支枠による支承部から前
方へ大きく離間するその基端側の、伸縮ブ−ム先端部へ
の接続部も水平状をなし、仮に、縮面等の載置面に多少
の凹凸や傾斜があっても、継足しジブが前記支枠の軸ま
わりに回動してその側壁がほぼ垂直状になり、しかも、
当該継足しジブの基部側を水平倒伏状態の伸縮ブ−ム先
端の接続部の高さ程度の引上げ(上昇)では、当該継足
しジブの端部下側が地面等の載置面に当接する恐れがな
く、同継足しジブ基部の連接部を水平倒伏状態の伸縮ブ
−ム先端の連接部に引寄せ、吊上げて両者の連接部の位
置合せ操作、ひいては、当該継足しジブの伸縮ブ−ム4
先端部への継足し操作を簡易、迅速に行なえるものを提
供できる。
【0037】(2) 継足しジブの先端部近傍に、当該
継足しジブの先端部近傍を揺動可能に支承する支枠を、
当該継足しジブの長さ方向の前後に適度に離間し、その
内側が当該継足しジブの先端部近傍の横断面形より広い
支枠部分を、連結側板、連結底板等により連結構成すれ
ば、継足しジブの支承案定性の高い支枠を容易に構成で
きる。
【0038】(3) 継足しジブの先端部近傍を、当該
継足しジブの軸方向に延びる軸により、前後に離間する
支枠部分の中央頂部に揺動可能に支承すれば、継足しジ
ブの支承安定性が一層向上する。
【0039】(4) 既存の継足しジブの先端部近傍
に、前記支枠とほぼ同様な支枠を配し、当該継足しジブ
を同継足しジブの軸方向と平行する軸により揺動可能に
支承するだけの簡易な構造変更により、前記ほぼ同様な
効果を奏するように、換言すれば、この発明を既存の伸
縮ブ−ム先端への継足しジブの先端部に対しても容易に
実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る伸縮ブ−ム先端への継足しジブ
の第1実施例の模式側面説明図である。
【図2】 本発明の第1実施例要部の説明図である。
【図3】 本発明の第1実施例の図2の状態における継
足しジブを縦断し、支枠の左側からのA矢視図である。
【図4】 伸縮ブ−ムの先端にこの継足しジブを取付け
た状態における同取付部の側面側面説明図である。
【図5】 クレ−ン車の模式側面説明図である。
【図6】 図4のB−B断面図である。
【図7】 図6のC−C断面図である。
【図8】 伸縮ブ−ムの先端にこの継足しジブを取付け
た図4の状態におけるその取付部の平面説明図である。
【図9】 本発明に係る伸縮ブ−ム先端への継足しジブ
の第2実例の模式側面説明図である。
【図10】 図9のD−D断面図で、アウトリガの左右
の水平ビ−ム端部の油圧ジャッキを伸縮調整することに
より、傾斜する地面に自動車車体を水平状に支承した状
態におけるD−D矢視図である。
【符号の名称】
1、2……アウトリガ 3……自動車車体 4……伸縮ブ−ム 5……旋回台 6……継足しジブ 7……支枠 8……支軸 9……回転ロ−ラ 10……ウインチ索 11……水平軸連結部 12……滑車 13……ジブ俯仰シリンダ 14……基端ブ−ム筒 15……デリックシリンダ 16……フ−トピン(枠架) 17……タ−ンテ−ブル 18……上部滑車群 19……下部滑車群 20……先端ブ−ム筒 21……基端ジブ筒 22……ジブ筒 23……先端ジブ筒 24……シリンダ 25……接続枠(矩形枠状) 26……荷役作業用滑車 27……荷役作業用滑車 28……支枠部分 29……枢軸 30……車軸 31……車軸取付部分 32……枢軸 33……車軸取付部分 34……連結部 35……金具 36……金具 37……第1ア−ム 37a……筒状体部(曲げ剛性小) 38……第2ア−ム 39、40……水平ピン(主連結部の) 39A、39B……主連結部 40A、40B……主連結部 41……枢架軸 42……連管 43……フォ−ク部(大剛性) 44……水平軸 45……ピン 46……突起 47……止着部(ウインチ索10端) 48……滑車(ウインチ索10の係合手段) 49……ブラケット 50……軸 51……支板 52……ストッパボルト 53……継足しジブ(トラス構造) 53a……二又状連結部分 54……水平ピン(水平軸連結部) 55……連結部(ウインチ索10の係合手段) 56……滑車 57、58……滑車 59……テンション部材 60……伸縮ビ−ム 61……油圧ジャッキ 62……車輪 E、F……連結ピン G……地面(ジブ載置面)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側へ張出し可能な前後のアウトリガ間
    の車体上の旋回台5に、伸縮ブ−ムをデリックシリンダ
    により俯仰自在に設けた伸縮ブ−ムの先端部へ、当該伸
    縮ブ−ムの軸方向と直交する水平ピンにより継足しジブ
    を継足し可能にした伸縮ブ−ム先端への継足しジブにお
    いて、前記継足しジブの先端部近傍を、当該継足しジブ
    の軸方向と平行する軸により支枠に揺動可能に支承する
    と共に、該支枠の左右両側下部の前記軸と直交する軸上
    に左右一対の回転ロ−ラを設け、該継足しジブ基端側の
    主連結部、二又状連結部の、水平倒伏状態の前記伸縮ブ
    −ム先端の連結部への連結可能な高さへの吊上げでは、
    当該継足しジブの先端部下側が、地面等の当該継足しジ
    ブの載置面に当接しないように配設したことを特徴とす
    る伸縮ブ−ム先端への継足しジブ。
  2. 【請求項2】 前記継足しジブの先端部近傍に、当該継
    足しジブの先端部近傍を揺動可能に支承する支枠を、当
    該継足しジブの長さ方向の前後に適度に離間し、その内
    側が当該継足しジブの先端部近傍の横断面形より広い支
    枠部分を、連結側板、連結底板により連結して構成した
    ことを特徴とする請求項1記載の伸縮ブ−ム先端への継
    足しジブ。
  3. 【請求項3】 前記継足しジブの先端部近傍を、当該継
    足しジブの軸方向に延びる前記軸により、前記支枠の支
    枠部分の中央頂部に揺動可能に支承したことを特徴とす
    る請求項2記載の伸縮ブ−ム先端への継足しジブ。
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