JP2767598B2 - 伸縮ブーム先端へのジブ連結装置 - Google Patents

伸縮ブーム先端へのジブ連結装置

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JP2767598B2
JP2767598B2 JP33560488A JP33560488A JP2767598B2 JP 2767598 B2 JP2767598 B2 JP 2767598B2 JP 33560488 A JP33560488 A JP 33560488A JP 33560488 A JP33560488 A JP 33560488A JP 2767598 B2 JP2767598 B2 JP 2767598B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は伸縮ブーム先端へのジブ連結装置、殊に、ト
ラッククレーン等の路上走行可能なクレーン車の伸縮ブ
ーム先端部へ継足しジブを着脱自在に継足す、伸縮ブー
ム先端へのジブ連結装置に関する。
(従来の技術) 従来の両側に張出し可能な前後のアウトリガ間の車体
上に、俯仰自在な伸縮ブームを備える旋回台を設けたク
レーン車において、その伸縮ブーム先端の接続部に、継
足しジブの基端側の接続部分を着脱可能に継足す伸縮ブ
ーム先端へのジブ連結装置としては、不使用時の継足し
ジブを伸縮ブームの基部ブーム筒の横側に横抱き格納す
るもの(例えば、特開昭54−72389号公報参照)や、同
継足しジブを伸縮ブームの基部ブーム筒下側に下抱き格
納するもの(例えば、実公昭46−の28005号公報参照)
等が知られている。
また、荷役作業現場に伸縮ブームを備えるクレーン車
とは別のトラック等の運搬車により継足しジブを運搬し
たた後、この継足しジブを他のクレーンにより吊上げ
て、その基端側の接続部分を伸縮ブーム先端の先端側の
接続部分に連結する手法も既に知られている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、不使用時の継足しジブを伸縮ブームの
基部ブーム筒まわりに横抱き又は下抱きする従来の伸縮
ブーム先端へのジブ連結装置にあっては、不使用時の継
足しジブの伸縮ブームの基部ブーム筒まわりへの格納場
所の確保と、当該継足しジブの搬送性に点において優れ
ているものの、係るジブ連結装置にあっては、不使用時
の継足しジブを基部ブーム筒まわりに横抱き或いは下抱
きしたまま荷役作業をすることが実際上多くなるため、
高層鉄骨構造物の構築時のように著しい高所と地面との
間で大重量の荷を積み降しする際、伸縮ブームの基部ブ
ーム筒まわりに横抱き又は下抱き格納したジブの重量が
当該伸縮ブームの重量に付加され、当該伸縮ブームによ
る荷役作業時におけるその吊上げ能力の低下を招くとい
う問題があった。
また、継足しジブをクレーン車以外のトラック等の他
の運搬車に載置して荷役作業現場へ運搬した後、地上に
降し又はトラックの荷台等の載置面上に載置した継足し
ジブを他のクレーンによって吊上げ、同継足しジブの基
端側の接続部を伸縮ブーム先端の接続部に連結する従来
のジブ連結手法にあっては、継足しジブを載置する地面
や運搬車の荷台等の載置面が水平状で、当該継足しジブ
の基端側をクレーン車に搭載されたウインチのウインチ
索により吊上げるだけで、同継足しジブ基端側の連結部
分を直ちに伸縮ブーム先端側の連結部に連結できる場合
は別として、例えば、荷役作業現場の地面や運搬車の載
置面に凹凸や傾斜がある場合には、地面等の載置面に載
置した継足しジブの側面が傾斜し、その連結部が傾斜す
る(水平状にならない)ので、その基端側を他のクレー
ンにより吊上げて、その接続部を水平倒伏状態の伸縮ブ
ームの先端部の接続部まで吊上げた際、同継足しジブ基
端側の接続分の接続孔が水平状でなく傾斜することによ
り、水平倒伏状態をなす伸縮ブーム先端部の接続部の水
平状をなす接続孔と合致させて、両者の連結孔にピンを
挿入して連結するのが容易でなく、時間が掛かり、ひい
ては他のクレーンの使用時間が長くなる等の問題点があ
った。
本発明は前記のような従来の伸縮ブーム先端へのジブ
連結装置における問題点に鑑み、伸縮ブームの先端に継
足し可能な継足しジブの先端部近傍を、下部に設けた当
該継足しジブの軸方向と直交する軸上の回転ローラによ
り地面等の載置面に載置する支枠の、当該継足しジブの
軸方向の軸により揺動可能に支承して、前記継足しジブ
の載置面に多少の凹凸や傾斜があっても当該継足しジブ
の側壁が垂直状をなすようにすると共に、前記継足しジ
ブ基部側を水平倒伏状態の伸縮ブーム頂部との間に掛け
渡した張引索の張引により、当該継足しジブの基部を水
平状に吊上げて、当該継足しジブ基端側の主連結部分、
二又状連結部分を、水平倒伏状態の伸縮ブーム先端の主
連結部分に、水平ピンにより接続を可能にした伸縮ブー
ム先端へのジブ連結装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は前記のような問題点を解決するため、クレー
ン車の両側へ張出し可能な前後のアウトリガ間の車体の
旋回台に俯仰自在に設けた伸縮ブーム先端の接続部へ継
足す継足しジブの先端部近傍を、支枠の当該継足しジブ
の軸方向と平行する軸により揺動可能に支承すると共
に、前記支枠の両側下部の当該ジブの軸方向と直交する
回転軸線上に回転ローラを設けて、その側壁を垂直状に
支承し、かつ、前記継足しジブ基部の接続枠の主連結部
又は継足しジブの二又状連結部を、当該継足しジブ基部
と水平倒伏状態の伸縮ブーム4先端部とに架け渡した張
引索の張引により、水平倒伏状態の伸縮ブーム4先端の
主連結部に合致させて、水平ピンにより連結可能にした
伸縮ブーム先端へのジブ連結装置である。
また、前記継足しジブ基部に矩形状接続枠の一端部を
軸着すると共に、該矩形状接続枠の他端部に一端を軸着
したジブ俯仰シリンダの他端を前記継足しジブの中央部
に軸着し、前記矩形接続枠と水平倒伏状態の伸縮ブーム
頂部間に掛け渡された張引索の張引により、当該継足し
ジブ基部を水平倒伏状態の前記伸縮ブーム先端部の連結
部へ吊上げた状態において、前記ジブ俯仰シリンダの伸
縮により前記接続枠を前記継足しジブ基部の軸着部まわ
りに回動させ、該接続枠上の主連続部と、伸縮ブーム先
端部の主連結部とを合致させて、両者を水平ピンにより
連結可能にしたものであり、また、前記継足しジブ6基
部に一端部を軸E着した接続枠の他端部に、一端を軸着
したジブ俯仰シリンダの他端を継足しジブの中央部に軸
着すると共に、前記接続枠の上側へ延びる第1アーム端
部のフォーク部を、水平倒伏状態の前記伸縮ブーム先端
部から上方へ伸びる第2アーム端部の水平軸に係合可能
にすると共に、前記接続枠の上部に水平軸により揺動可
能に設けた支板上の滑車と前記第2アーム上の水平軸に
設けた滑車とに張引索を掛け渡し、該張引索の張引によ
り前記継足しジブ基部の主連結部と水平倒伏状態の伸縮
ブーム先端部の主連結部と合致させ、水平ピンにより連
結可能にしたものである。
さらに、前記継足しジブ基端の二又状連結部分の水平
軸連結部を、当該二又状連結部分と水平倒伏状態の伸縮
ブーム頂部とに掛け渡した張引索の張引により、該継足
しジブ基端の二又状連結部分を前記水平倒伏状態の伸縮
ブーム先端の連結部に水平状に吊上げて両者を合致さ
せ、水平ピンにより連結可能にしたものである。
(発明の作用) 本発明は前記のような構成を有するから、アウトリガ
によりクレーン車の水平状に支承した車体の旋回台上の
伸縮ブームを、その起伏シリンダにより水平状に倒伏さ
せて、当該伸縮ブーム先端の主連を水平状にする一方、
クレーン車、トラックの荷台等に載置して荷役作業場へ
搬送した継足しジブを地面等の載置面に載置すると、当
継足しジブの基部が地面の載置面に当接し、その先端部
下側が同先端部近傍に設けられた支枠下部の回転ローラ
により、地面等の載置面から上方へ離間するように支承
され、当該継足しジブが前記軸まわりに揺動してその両
側癖が垂直状をなすと共に、該継足しジブ基端側の主接
続部が水平状をなし、その基端部を張引索により水平倒
伏状態の伸縮ブーム先端部の主連結部へ吊上げる場合に
も、その両側側壁の垂直状態が維持される。
この継足しジブの基端側に端部を軸着した接続枠上の
滑車(係合手段)、又は継足しジブの二又状接続部分上
の係合手段と、前記伸縮ブーム頂部との間に掛け渡した
張引索を張引すると、前記接続枠の排連結部又は二又状
連結部が水平状に吊上げられ、当該継足しジブ先端部下
側が、その同先端部近傍に設けた支枠下部の回転ローラ
を介する地面等の載置面との当接により、当該載置面か
ら上方へ離間するように支承され、その回転ローラの転
動により当該継足しジブが前記伸縮ブーム頂部側に近接
する。
この際、地面等の載置面に多少の凹凸や傾斜があって
も、当該継足しジブが前記同継足ジブの軸方向と平行す
る軸まわりに揺動してその両側壁が垂直状をなし、当該
継足しジブ基端側の主連結部、二又状連結部が水平状に
吊上げられ、水平倒伏状態の伸縮ブーム先端部の主連結
部と合致させ、水平ピンにより連結する。
また、前記継足しジブ基端側に接続枠の一端部を軸着
し、該接続枠の他端部と前記継足しジブの中央部とを接
続するジブ俯仰シリンダの伸縮により、前記張引索の張
引による当該継足しジブ基部の水平倒伏状態の伸縮ブー
ム先端部への吊上げ状態における、前記接続枠の主連結
部と、水平倒伏状態の伸縮ブーム頂部の主連結部とを、
水平ピンにより連結可能に合致させる。
この際、前記接続枠上のブラケットに水平軸により軸
着した支板上の滑車と、水平倒伏状態の伸縮ブーム先端
部から延びる第2アーム上の滑車に張架した張引索の張
引により、前記接続枠を介して継足しジブ基端側を、水
平倒伏状態の伸縮ブーム先端部へ引寄せた後、クレーン
車の旋回台を微旋回させて左右の回転ローラを互いに逆
回動させて継足しジブ先端部を僅かに芯地旋回させ、該
継足しジブ軸線と伸縮ブーム軸線とを同一垂直面内に位
置させた後、張引索により継足しジブ基端側を更に吊上
げ、前記第1アーム端部と前記第2アーム端部とを合致
させて水平軸により仮に連結した後、前記ジブ俯仰シリ
ンダの伸長により、前記接続枠の基部側上下の主連結部
と、前記伸縮ブーム先端部の主連結部とを、水平ピンに
より連結可能に合致させる。
また、伸縮ブーム先端部の主連結部に連結した継足し
ジブの連結解除は、まず、伸縮ブームを水平状に倒伏さ
せた後、継足しジブの先端部近傍を、その先端部近傍の
支枠下部の回転ローラを介して地面等の載置面に支承す
る。この際、水平倒伏状態の伸縮ブーム先端部の主連結
部に連結された継足しジブの両側壁が垂直状をなし、仮
に、地面等の載置面に多少の凹凸や傾斜があっても、当
該継足しジブの先端部近傍に設けた支枠下部の回転ロー
ラと同載置面との当接により、同支枠が前記ジブの先端
部近傍の軸まわりに回動して、その両側回転ローラが同
時に傾斜する地面等の載置面上に当接して同支枠が当該
載置面と直交状に、従って、水平面に対しては傾斜する
ように載置される。
しかる後、継足しジブ基端側の連結部分の係合手段を
張引索で吊上げ気味にして、水平ピンを引抜いて両者の
連結を解除した後、張引索の張引を解放することによ
り、継足しジブ基端側を地面等の載置面に吊り降す。
この際、同継足しジブ基部下側の載置される地面等の
載置面の傾斜と、前記支枠下部の回転ローラの載置面の
傾斜とが同一であれば、当該継足しジブはその状態が維
持されるが、前記載置面の傾斜度合に相違があれば、継
足しジブの基端側下側の載置面と、その先端部近傍の支
枠下部の回転ローラの載置面との傾斜の差に応じて、当
該継足しジブが、その両側壁が垂直状をなすように前記
支枠の当該継足しジブの軸方向と平行する軸まりに回動
する。
(実施例) 図面はこの発明に係る伸縮ブーム先端へのジブ連結装
置の実施例を示すもので、第1図〜第8図その第1実施
例を、第9、10図はその第2実施例を略示する。なお、
第2実施例の第1実施例と共通する部分には、同一名称
及び同一符号を用いる (第1実施例) 第1図〜第8図は、伸縮ブーム4の先端に継足しジブ
6をジブ俯仰シリンダ13により俯仰自在に取付けたこの
発明の第一実施例を示し、5本のブーム筒を順次テレス
コープ状に嵌装して油圧機構により伸縮させる伸縮ブー
ム4は、その基端ブーム筒14の基端部が、自動車車体3
の後部に旋回自在に搭載した旋回台5に、デリックシリ
ンダ15により俯仰自在に枢架16され、この旋回台5のタ
ーンテーブル17の前後における自動車車体3には、両側
に張出し可能な水平な伸縮ブームの先端に油圧ジャッキ
を備えるアウトリガ1、2が取付けられ、地面Gに多少
の凹凸や傾斜があっても当該車体3を水平に支持可能に
構成される。旋回台5の旋回モータ作動回路は、該旋回
台5を回転自由状態にする制御手段を備える。18、19は
先端部ブーム筒20の先端部内に取付けた荷役作業用の上
下の滑車群を示す。
継足しジブ6は3本のジブ筒21、22、23を順次テレス
コーブ状に嵌装して油圧シリンダ24(第3図)により伸
縮操作可能に構成したもので、その基端ブーム筒21とジ
ブ俯仰シリンダ13との基端が夫々正面矩形状の接続枠25
の前端上下にピン連結E、Fされ、また、先端ジブ筒23
の先端上下には夫々複数の荷役作業用滑車26、27が取付
けられる。
支枠7は第2、3図に示すように、基端ジブ筒21の両
側面と頂面とを囲む逆U字形の前後(第2図では左右)
の支枠部分28、28と、該両支枠部分28、28の連結によ
り、基端ジブ筒21の先端部近傍の外形より大きな内側を
有する、中空状のものとして構成される。この支枠7
の、当該ジブ6の先端側(第2図では左側)支枠部分28
下端の両側(図3では左右)に、車軸30の取付部分31、
31の上端部を夫々枢着29、29し、同支枠7の右側(第2
図:当該継足しジブ6の基端側)の支枠部分28の下端
に、車軸取付部分33、33の上端部を枢着32、32した車軸
取付部分33、33と、該車軸取付部分33、33と前記車軸30
とを分離自在にピン連結する連結部34、34とよりなり、
車軸30の両端に夫々回転ローラ9、9が回転自在に取付
けられる。
支枠7の内側に遊嵌した基端ジブ筒21の先端部近傍
は、その頂部中央を当該ジブ6の軸線(長さ方向)と平
行し、同軸線方向に少し延びる軸8によって、同支枠7
の内側頂部に枢架される。この継足しジブ6を伸縮ブー
ム4の先端に継足した後、連結部34を解放して折畳んだ
一方の車軸取付部分33を基端ジブ筒21の下面に固着した
係止金具35にピン連結し、他方の車軸取付部分31の車軸
30側の連結部を基端ジブ筒21の下面の係止金具36にピン
連結することにより、回転ローラ9、9(及び車軸30)
を図2の鎖線示の位置に固縛し、回転ローラ9、9、車
軸30、車軸取付部分31、33等が継足しジブ6による荷役
作業の妨げにならないようにする。
継足しジブ6を片持支持すべき矩形枠状の支持枠25
は、その頂面(第1、4図では上面)に植設した第1ア
ーム37、37の上端部と、先端ブーム筒20の先端頂部(第
4図では上面)より先端側へ突出する第2アーム38、38
との間に、該第1、第2アーム37、37、38、38の一方が
他方を左右両側(第6図)から挾持して継足しジブ6及
び接続枠25を伸縮ブーム4の俯仰面内で回動するよう連
結する分離可能な水平軸連結部11を設け、第1図のよう
に回転ローラ9、9及び支枠7を介して収縮した継足し
ジブ6の先端部近傍を地面G等の載置面に支持させると
共に、該継足しジブ6と接続枠25との挾角が最小の鋭角
となるようにジブ俯仰シリンダ13を収縮した状態で、第
1図鎖線(イ)、(ロ)で示すように接続枠25の頂部
を、滑車12を介して垂れ下がる後述の張引索としてのウ
インチ索10で張引、吊上げることにより、継足しジブ6
の端部近傍が回転ローラ9、9による地面G等の載置面
との転動により、継足しジブ6の基部が伸縮ブーム4の
先端側へスムーズに引寄せられると共に、同継足しジブ
6基部の第1アーム37のフォーク状部43が、伸縮ブーム
4の先端部に突設された第2アーム38上の水平軸連結部
11の水平軸44に係合し、継足しジブ6基部が請接続枠25
を介して伸縮ブーム4の先端部に仮に連結される。
継いで、ジブ俯仰シリンダ13の伸長により、前記仮連
結状態の水平軸連結部11を支点とする第1図の反時計方
向への回動により、矩形状接続枠25が伸縮ブーム4の先
端側へ第4図のように回動し、接続枠25後端の両側壁と
これに対向する先端ブーム筒20先端の両側壁との間に夫
々設けた剛性の大きい上下の主連結部39、39、40、40の
ピン孔を第4図のように合致させ、該両主連結部39、3
9、40、40を夫々水平ピン39A、40Aにより連結する。
なお、継足しジブ6による荷役作業時には矩形状接続
枠25に作用する継足しジブ6の自重負荷や吊荷負荷によ
る第1、第2アーム37、37、38、38が弾性的に撓んで、
該吊荷負荷等が上下の主連結部39、39、40、40を介して
先端ブーム筒20に伝達されるように構成する。
また、第1アーム37は弾性材により構成されるので、
その端部のフォーク部43を、伸縮ブーム4先端部から延
びる第2アーム38上の水平軸44に係合させ、矩形状接続
枠25を介してジブ6を伸縮ブーム4の先端部に連結する
際、前記フォーク部43と水平軸44間に多少の位置ずれが
あってもその弾性により吸収され、張引索(ウインチ
索)10による第1アーム27の張引、吊上げによる接続枠
25を介する継足しジブ6基端部の伸縮ブーム4の先端部
への係合を容易にする。
さらに詳述すれば、第2アーム38、38は第8図に示す
ように先端ブーム筒20先端の頂部に、上部滑車群18を挾
むように左右一対設けられ、各第2アーム38、38は、第
1アーム37、37の上端部が嵌まり込む間隔のある2枚の
三角形状板により構成される。各第2アーム38、38の基
端は先端ブーム筒20に枢架軸41、41承され、左右の第2
アーム38、38は連管42で剛に固着連結される。第2アー
ム38、38の基端部は枢架軸41、41まわりに回動可能な弧
状に形成され、不使用時の第2アーム38、38を第4、7
図の状態から枢架軸41、41まわりの時計方向に回動させ
て先端ブーム筒20上側に当接させ、先端ブーム筒20の先
端より先へ突出せず、同先端部筒20の上側(第1、4
図)へ後退可能に構成する。
第2アーム38、38の夫々に対応する第1アーム37、37
は、矩形状接続枠25上に植設した曲げ剛性が比較的小さ
い筒状体の上端に剛性の大きいフォーク部43を溶着して
なり、水平軸連結部11は各第2アーム38の先端に取付け
た水平軸44を該フォーク部43に、その基端ストッパ部分
43aに当接するまで嵌着して、該水平軸に接するピン45
をフォーク部43の開放端に挿脱するようにしている。な
お、46は先端ブーム筒20の先端頂部に第2アーム38の左
右位置決めを図るように植設した突起で、該突起46、46
は第2アーム38の中間部を左右から挾持する。
張引索としてのウインチ索10による接続枠25の吊上機
構は、第7図のように左右の第2アーム38、38の内側に
ウインチ索10端を着脱自在に止着47し、第2アーム38先
端の水平軸44に回転自在に取付けた滑車12を経由するウ
インチ索10を、接続枠25上に取付けた左右一対の滑車4
8、48と、左側の第2アーム38の水平軸44に回転自在に
取付けた滑車12とに順次かけて、該ウインチ索10の他端
を旋回台5上に搭載したウインチ(図示せず)で張引
(牽引)、弛緩(巻戻し)し可能にする。接続枠25側の
左右一対の滑車48、48は、夫々その第1アーム37、37と
ブラケット49、49とに、水平軸50、50で、揺動自在に支
持された滑車支板51、51に軸支させ、第1図実線示のよ
うに地面G等の載置面に載置して支持された継足しジブ
6をウインチ索10で同図鎖線示(イ)の状態から鎖線示
(ロ)の状態へと吊上げる際や、逆に吊降す際における
接続枠25の傾斜変化に対応できる。なお、軸50、50は前
記軸8、したがって、当該継足しジブ6の軸方向と直交
するとように配設される。
従って、両側回転ローラ9、9を介して支枠7を地面
G等の載置面上に載置した継足しジブ6の基端側の接続
枠25をウイン索10で吊上げる際、前記上下の滑車12、4
8、12、48間のウインチ索10は常にほぼ垂直面内に位置
するように維持される一方、下位の滑車(ウインチ索10
の係止手段)12、12間のウインチ索10は、第6図のよう
に水平状を維持されることになり、当該接続枠25をほぼ
左右均等に吊上げ、第1図の(ロ)位置に吊上げた時に
接続枠25から延びる第1アーム37頂部のフォーク部43が
伸縮ブーム4頂部から延びる第2アーム38上の水平軸44
に係合するように吊上げられ、第1、第2アーム37、38
端部との水平軸連結部11が連結可能に合致するように、
左右一対の上部滑車12、12の取付位置が設定される。
なお、第4図の52は先端ブーム筒20の先端の主連結部
39付近に取付けたストッパボルトを示し、該ストッパポ
ルト52は、水平軸連結部11を支点とする矩形状の接続枠
25の回動によって上下の主連結部39、40が連結可能に合
致した時に、該接続枠25の後端に当接し、水平ピン39
A、40Aにより連結する。
なお、継足しジブ6基端側に矩形状接続枠25の一端部
を軸E着し、該接続枠25の他端部と前記継足しジブ6の
中央部下側とをジブ俯仰シリンダ13により接続すると共
に、接続枠25の基部側に滑車48、48付支板51、51を、前
記軸8と直交する水平軸50、50まわりに揺動可能に設け
ると共に、前記接続枠25頂面の両側に第1アーム37、37
を設け、該第1アーム37、37の内側に位置する前記伸縮
ブーム4の先端頂部に第2アーム38、38を設け、該第2
アーム38、38上の滑車12、12を介して垂下するウインチ
索10を前記滑車48、48に張架し、該ウインチ索10による
前記滑車48、48、滑車支板51、接続枠25、25等を介する
前記継足しジブ6基端側の吊上げにより、前記第1アー
ム37、37端部と前記第2アーム38、38端部とを合致させ
て水平軸44、44により仮連結可能にした後、前記ジブ俯
仰シリンダ13の伸長により、前記接続枠25基部側上下の
主連結部39、40と、前記伸縮ブーム4先端部の主連結部
39、40とを合致させ、水平ピン39A、40Aによる両者の連
結操作性を容易にする。
(第2実施例) 以上は、ジブ6基端側の接続部分を矩形状の接続枠25
に構成して、該接続枠25にジブ6を片持させた実施例に
ついて説明したが、本発明は第9図及び第10図に示すよ
うにトラス構造のジブ53の基端を直截水平軸連結部54で
伸縮ブーム4の先端に連結する場合にも適用し得る。
この場合はジブ53の基端に剛に固着した二又状連結部
分53a、53a間の中央の索連結部(係合手段)55に張引索
としてのウインチ索10の先端を着脱自在に連結し、該ウ
インチ索10の牽引(張引)によって水平倒伏状態の伸縮
ブーム4の先端部と、二又状接続部分53a、53aとの間に
設けた主連結部54Bのピン孔を連結可能に合致させるよ
うに、当該ウインチ索10が経由する滑車56を伸縮ブーム
4の先端に取付けて、継足しジブ53基端側のウインチ索
連結部(係合手段)55と、伸縮ブーム4先端側のウイン
チ索10経由滑車56、18が伸縮ブーム4軸線を含む垂直面
上に位置するように配設される。
なお、継足しジブ53基部の二又状連結部分53aのウイ
ンチ索連結部55の連結中心と、前記支枠7への当該継足
しジブ53の軸方向と平行する軸8による継足しジブ53先
端部の枢架中心とを結ぶ直線と継足しジブ53重心との距
離が可及的に小さくなるように、該ウインチ索10の連結
中心と前記軸8の位置とを設定して、当該継足しジブ53
の横揺れが容易になるようにすることにより、主連結部
54Bの連結を容易にするのがよい。また、図示しない
が、前記主連結部54Bと継足しジブ53の二又状連結部53a
との水平ピン54の先端部を先細りに構成すれば、仮に、
当該主連結部54Bと二又状連結部分53aとのピン孔との中
心が正確には合致しない場合においても、同水平ピン54
による連結を容易にできることができる。
第9図及び第10図中、57、58はジブ先端の荷役作業用
滑車、59はデリックシリンダ15の最収縮状態において継
足しジブ53先端部と伸縮ブーム4の先端部との間を着脱
自在に連結するシブ保持用のテンション部材、60は自動
車車体3に取付けた後部アウトリガ2の伸縮ブーム、61
は該伸縮ブーム60の先端に取付けた油圧ジャッキ、62は
自動車の車輪である。
なお、前記継足し継足しジブ6、53の先端部近傍を、
同継足しジブ6、53の先端部近傍の断面形より広い空間
を有する支枠7の内側頂部の、当該継足しジブ6、53の
軸方向と平行する軸8により揺動可能に支承すれば、同
支枠7の両側下部に、前記軸8と直交する軸30心上に設
けた回転ローラ9、9を地面G等の載置面に載置した
際、当該載置面に多少の凹凸や傾斜があっても、当該継
足しジブ4がその自重により前記軸8まわりに揺動し
て、その両側壁が垂直状をなし、当該継足しジブ6、53
基端部を張引索としてのウンチ索10による吊上げ状態に
おける、当該継足しジブ6、53の側壁部の垂直状が維持
され、ひいては、当該継足しジブ6、53基部の主接続部
39、40;二又状連結部53aと、水平倒状態の伸縮ブーム4
頂部の主連結部39、40;54Bとの水平ピン39A、40A;54に
よる連結性を一層容易にする。
(発明の効果) 本発明は前記のような構成を有し、作用をするから、
以下のような特有の効果を奏する。
(1) 継足しジブの先端部を、当該継足しジブの頂部
近傍に、その軸方向と平行する軸により揺動可能に設け
た支枠下部の、前記軸と直交する軸心上の回転ローラを
介して、また、その基部を地面等の載置面に載置した
後、当該継足しジブの基部を張引索により、水平倒伏状
態の伸縮ブーム頂部へ吊上げて両者を連結するものであ
るから、地面等の載置面に多少の凹凸や傾斜があって
も、当該継足しジブが前記支枠の軸まわりに揺動してそ
の両側壁が垂直状を維持するように、当該継足しジブ基
部の主連結部、二又状連結部が水平状をなすように張引
索により吊上げられ、その主連結部、二又状連結部分
と、水平倒伏状態の伸縮ブームの先端部の主連結部とを
水平ピンによる連結操作を、張引索の張引により人手を
要することなく容易に行え、同種の従来例よりその連結
作業時間の短縮を図れる。
(2) 張引索により継足しジブ基端側を水平倒伏状態
の伸縮ブーム端部の主接続部への吊上げにより、該継足
しジブ基部に一端を軸着した接続枠に設けた第1アーム
の端部と伸縮ブーム先端(頂部)側の第2アームの端部
とを合せて、両者を水平軸により仮接続した後、又は前
記張引索による接続枠の吊上げ状態において、前記ジブ
俯仰シリンダを伸長して接続枠を前記軸着部まわりに回
動させて、第1、第2アームの水平軸による連結状態に
おいては、同水平軸まわりの回動により、前記接続枠の
主連結部と、伸縮ブーム先端部の主連結部とを合致さ
せ、水平ピンによる連結を容易にする。
(3) 第1アーム及び第2アームを適度の可撓性を有
する部材により構成すれば、伸縮ブーム先端部の第2ア
ームまわりへの継足しジブ基端側の第1アーム間に挿入
し、必要に応じて旋回台の微回動による伸縮ブームの軸
線方向と、継足しジブの軸線方向とを揃える際に、前記
第1、第2アーム間への過度の応力発生が防止される。
(4) クレーン車の両側へ張出し可能な前後のアウト
リガ間の車体の旋回台5に俯仰自在に設けた伸縮ブーム
先端の接続部へ継足す継足しジブの先端部近傍を、支枠
の当該継足しジブの軸方向と平行する軸により揺動可能
に支承すると共に、前記支枠の両側下部に前記軸と直交
する回転軸上に回転ローラを設けて、当該継足しジブの
先端部近傍下側を地面等の載置面から上方へ離間し、そ
の側壁が垂直状をなすように支承し、かつ、前記継足し
ジブの基端側の接続枠の主連結部又は、同継足しジブの
二又状連結部分と、水平倒伏状態の前記伸縮ブーム先端
部と、前記継足しジブ基端とに掛け渡した張引索の張引
により、前記継足しジブ基部の主連結部、二又状連結部
分を、水平倒伏状態の前記伸縮ブーム頂部の主連結部へ
吊上げると、継足しジブの載置面に多少の凹凸や傾斜が
ある場合においても、それらの主連結部の水平状態が維
持されつつ上昇することになり、水平倒伏状態の主連結
部との水平ピンによる連結を人手を要することなく行な
え、両者の接続性が向上する。
(5) 継足しジブ基部に接続枠の一端部を軸着し、該
接続枠の他端部に一端を軸着したジブ俯仰シリンダの他
端を前記継足しジブの中央部に軸着すると共に、前記接
続枠と水平倒伏状態の前記伸縮ブーム頂部間に掛け渡し
た張引索の張引による当該継足しジブ基部の前記伸縮ブ
ーム頂部の接続部への吊上げ状態において、前記ジブ俯
仰シリンダにより前記接続枠を前記継足しジブ基部の軸
E着部まわりに回動して、該接続枠上の連続部と、前記
伸縮ブーム頂部の接続部とを合致させて、両者を水平ピ
ンにより接続可能にしたから、継足しジブ基部側の張引
索よる水平倒伏状態の伸縮ブーム4先端部の主接続部へ
の吊上げと、ジブ俯仰シリンダによる接続枠の軸着部ま
わりの回動により、重量の大きな継足しジブ基部の主連
結部と、水平倒伏状態の伸縮ブーム頂部の主連結部との
水平ピンによる連結を張引索及びジブ俯仰シリンダによ
り機械的に行なえる。
(6) 継足しジブ基端側の二又状連結部分の連結部
を、水平倒伏状態の前記伸縮ブーム先端部の滑車を介し
て垂下する張引索の張引により、当該継足しジブ基端側
の二又状連結部分を水平状に吊上げて、該二又状連結部
分と水平倒伏状態の前記伸縮ブーム先端の主連結部が共
に水平状になって合致し、両者の水平ピンによる連結を
容易に行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の模式側面説明図、第2図
はその要部の詳細図、第3図は第2図のA矢視図、第4
図は伸縮ブームの先端へのジブ取付け時における側面
図、第5図はクレーン車の側面図、第6図は第4図のB
−B断面図、第7図は第6図のC−C断面図、第8図は
第4図の平面図、第9図は他の実施例の側面図、第10図
は(アウトリガの左右の水平ビーム端部の油圧ジャッキ
を伸縮調整することにより、傾斜する地面に自動車車体
を水平状に支承した状態における)第9図のD−D断面
図である。 (符号の名称) 1、2……アウトリガ 3……自動車車体 4……伸縮ブーム 5……旋回台 6……ジブ 7……支枠 8……軸 9……回転ローラ 10……ウインチ索(張引索) 11、54……水平軸連結部 12、56……滑車 13……ジブ俯仰シリンダ 14……基端ブーム筒 15……デリックシリンダ 16……フートピン 17……ターンテーブル 18……上部滑車群 19……下部滑車群 20……先端ブーム筒 21……基端ジブ筒 22……中央ジブ筒 23……先端ジブ筒 24……シリンダ 25……接続枠(矩形状) 26、27……荷役作業用滑車 28……支枠部分(逆U求状) 29……枢軸 30……車軸 31……車軸取付部分 32……枢軸 33……車軸取付部分 34……連結部 35、36……金具 37……第1アーム 37a……筒状体部(曲げ剛性小) 38……第2アーム 39、39……主連結部(上ジブ基部側、上ブーム端部側) 39A……水平ピン(上主連結部用) 40、40……主連結部(下ジブ基部側、ブーム端部側) 40A……水平ピン(下主連結部用) 41……枢架軸 42……連管 43……フォーク部(大剛性) 44……水平軸 45……ピン 46……突起 47……止着部(索10端) 48……滑車(ウインチ索の係合手段) 49……ブラケット 50……軸 51……(滑車)支板 52……ストッパボルト 53……ジブ(トラス構造) 53a……二又状連結部分 54……水平ピン 54B……主連結部(二又状連結部分) 55……連結部(ウインチ索の係合手段) 56……滑車(ウインチ側) 57、58……滑車 59……テンション部材 60……伸縮ビーム 61……油圧ジャッキ 62……車輪 E、F……連結軸 G……地面(ジブ載置面)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クレーン車の両側へ張出し可能な前後のア
    ウトリガ間の車体の旋回台5に俯仰自在に設けた伸縮ブ
    ーム先端の接続部へ継足す継足しジブの先端部近傍を、
    支枠の当該継足しジブの軸方向と平行する軸により揺動
    可能に支承すると共に、前記支枠の両側下部の当該ジブ
    の軸方向と直交する回転軸線上に回転ローラを設けて、
    その側壁を垂直状に支承し、かつ、前記継足しジブ基部
    の接続枠の主連結部又は継足しジブの二又状連結部を、
    当該継足しジブ基部と水平倒伏状態の伸縮ブーム先端部
    とに掛け渡した張引索の張引により、水平倒伏状態の伸
    縮ブーム4先端の主連結部に合致させて、水平ピンによ
    り連結可能にしたことを特徴とする伸縮ブーム先端への
    ジブ連結装置。
  2. 【請求項2】前記継足しジブ基部に接続枠の一端部を軸
    E着すると共に、該接続枠の他端部に一端を軸着したジ
    ブ俯仰シリンダの他端を前記継足しジブの中央部に軸着
    し、前記接続枠と水平倒伏状態の伸縮ブーム先端部間に
    掛け渡された張引索の張引により、当該継足しジブ基部
    を水平倒伏状態の前記伸縮ブーム頂部の連結部へ吊上げ
    た状態において、前記ジブ俯仰シリンダの伸縮により前
    記接続枠を前記継足しジブ基部の軸着部まわりに回動さ
    せ、該接続枠上の主連続部と、伸縮ブーム先端部の主連
    結部とを合致させて、両者を水平ピンにより連結可能に
    したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の伸縮
    ブーム先端へのジブ連結装置。
  3. 【請求項3】前記継足しジブ基部に一端部を軸着した接
    続枠の他端部に、一端を軸F着したジブ俯仰シリンダの
    他端を継足しジブの中央部に軸着すると共に、前記接続
    枠の上側へ延びる第1アーム端部のフォーク部を、水平
    倒伏状態の前記伸縮ブーム先端部から上方へ伸びる第2
    アーム端部の水平軸に係合可能にすると共に、前記接続
    枠の上部に水平軸により揺動可能に設けた支板上の滑車
    と前記第2アーム上の水平軸に設けた滑車とに張引索を
    掛け渡し、該張引索の張引により前記継足しジブ基部の
    主連結部と水平倒伏状態の伸縮ブーム先端部の主連結部
    と合致させ、水平ピンにより連結可能にしたことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項又は第2項記載の伸縮ブー
    ム先端へのジブ連結装置。
  4. 【請求項4】前記継足しジブ基端の二又状連結部分の主
    連結部を、当該二又状連結部分と水平倒伏状態の伸縮ブ
    ーム頂部とに掛け渡した張引索の張引により、該継足し
    ジブ基端の二又状連結部分を前記水平倒伏状態の伸縮ブ
    ーム先端部の連結部に水平状に吊上げて両者を合致さ
    せ、水平ピンにより連結可能にしたことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の伸縮ブーム先端へのジブ連結
    装置。
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