JP2540446Y2 - 玄関ドア用化粧額縁 - Google Patents

玄関ドア用化粧額縁

Info

Publication number
JP2540446Y2
JP2540446Y2 JP8116490U JP8116490U JP2540446Y2 JP 2540446 Y2 JP2540446 Y2 JP 2540446Y2 JP 8116490 U JP8116490 U JP 8116490U JP 8116490 U JP8116490 U JP 8116490U JP 2540446 Y2 JP2540446 Y2 JP 2540446Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
decorative
door
door frame
mounting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP8116490U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0439280U (ja
Inventor
直毅 棟田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujisash Co Ltd
Original Assignee
Fujisash Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujisash Co Ltd filed Critical Fujisash Co Ltd
Priority to JP8116490U priority Critical patent/JP2540446Y2/ja
Publication of JPH0439280U publication Critical patent/JPH0439280U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2540446Y2 publication Critical patent/JP2540446Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、玄関ドアのドア枠外周の左,右および上
側に天然石などの重い化粧板を設けた玄関用化粧額縁に
関するものである。
〔従来の技術〕 従来、玄関ドア部の装飾のために、ドア枠内に方立を
設けて、前記ドア枠の左,右方向の一側または両側部に
アルミニウムや木などによる化粧部材を装着したり、ド
ア枠内に無目を設けてこれの上側部に欄間を形成し、こ
の欄間に化粧部材を装着したりすることが一般に行われ
ている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、前述したようなドア枠内に方立や無目を設け
て玄関ドアの左,右や上側に化粧部材を装着するもので
は、天然石などの重量が重い化粧板の裏面にバックアッ
プ材を接着した化粧部材を装着して、豪華さと重量感を
出すことは、ドア枠のみを建物側のドア開口周囲の柱な
どに支持固定したのでは、化粧板の重量を支えることが
むずかしいため、玄関ドアの周囲にドア枠と一体化して
天然石などを用いた豪華な装飾は行われておらず、ドア
枠とは別に建物側での工事によって天然石などの化粧板
をドア枠の左,右や上側に設けなければならないという
問題点があった。
この考案は、前述した問題点を解決して、アルミニウ
ムや木と異なり、天然石などの重量が重い化粧板をドア
枠と一体化して使用でき、従来にない豪華さと重量感が
得られ、しかも工場生産化することができて安価であ
り、また容易に取り扱いができる玄関ドア用化粧額縁を
提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
この考案の玄関ドア用化粧額縁は、ドア枠外周の左,
右および上側に、天然石などの重量が重い化粧板の裏面
にバックアップ材を接着した化粧部材を配置し、これら
の化粧部材の外周面を外枠で覆うとともに、取付枠を構
成するドア枠用および外枠用取付部材によって、バック
アップ材の裏面とドア枠外周とをドア枠用取付部材で、
バックアップ材の裏面と外枠裏面とを外枠用取付部材で
それぞれ固定したものである。
〔作用〕
この考案による玄関ドア用化粧額縁は、天然石などの
重量が重い化粧板の裏面にバックアップ材を接着した化
粧部材を用いるようにしたので、この化粧部材は市販品
もあるなど安価に得られる。また、前記化粧部材をドア
枠外周の左,右および上側に配設し、化粧部材の外周面
を外枠で覆うとともに、前記バックアップ材の裏面とド
ア枠の外周および外枠の裏面とを、取付枠を構成するド
ア枠用および外枠用取付部材によって、バックアップ材
の裏面とドア枠外周とをドア枠用取付部材で、バックア
ップ材の裏面と外枠裏面とを外枠用取付部材でそれぞれ
固定したので、化粧部材がドア枠と外枠とで囲まれ、化
粧板の表面を適宜の手段で保護することで、輸送中を含
む取り扱い中に化粧板が損傷することをほとんどなくす
ことができる。さらに、化粧部材の外周面を外枠で覆
い、バックアップ材の裏面とドア枠,外枠の裏面とを前
記取付枠のドア枠用,外枠用取付部材によって固定すれ
ばよいので、工場で容易に量産できる。
そして、取付現場では、ドア枠を建物側のドア用開口
部周囲に設けた柱などに直接固定し、また外枠を建物側
のドア用開口部周囲に設けた柱などに前記取付部材を介
して固定することにより、化粧板が天然石などで重量が
重くても、これらの重量を建物側に確実に支持固定でき
る。
〔実施例〕
以下、この考案の一実施例につき図を参照して説明す
る。
第1図、第2図、第3図および第4図において、
(1)はドア枠であり、ドア枠(1)は左,右竪枠
(2)とこれらに両端部が固定された上枠(3)とを主
要部材として構成されている。前記竪枠(2),上枠
(3)は、アルミニウムの押出型材で形成され、外周面
(2a),(3a)の屋内側縁部に突条部(2b),(3b)が
形成され、外周面(2a),(3a)は屋内側から屋外側に
向って若干内周側に傾斜が設けられている。(4),
(5)は、大理石,御影石などの天然石を厚さ6mm程度
にスライスした竪化粧板,上化粧板であり、これらの化
粧板(4),(5)の裏面すなわち屋内側面には竪,上
バックアップ材(6),(7)がそれぞれ接着剤によっ
て固着されている。前記バックアップ材(6),(7)
はハニカムコアの表,裏両面にスキンを貼着したものが
用いられ、表面のスキンに化粧板(4),(5)の裏面
が接着され、前記化粧板(4),(5)およびバックア
ップ材(6),(7)により竪,上化粧部材(8),
(9)が構成されている。竪化粧部材(8)は竪方向に
長い長方形に形成され、上化粧部材(9)は上面のみが
円弧状の横方向に細長い形状に形成されている。前記化
粧部材(8),(9)の裏面すなわちバックアップ材
(6),(7)の裏面には、これらの外周縁部に沿って
アルミニウム板,鋼板などからなる取付板(10),(1
1)が接着剤によって固着されている。また、(12)は
取付枠であり、取付枠(12)は、第5図にも示すよう
に、ドア枠用取付部材(13)および外枠用取付部材(1
4)を主要部材として構成され、これらの取付部材(1
3),(14)は、両側縁部を互いに反対方向に直角に折
り曲げた断面形状に鋼板で形成されている。ドア枠用取
付部材(13)は左,右竪部材(13a)の上端部が上部材
(13b)に固定され、上部材(13b)の竪部材(13a)か
ら突出した左,右端部が外枠用取付部材(14)の左,右
竪部材(14a)の上部に固定され、これらの竪部材(14
a)の上端部間に円弧状上部材(14b)の左,右端部が固
定されている。そして、ドア枠用取付部材(13)の上部
材(13b)の左,右端部下方に近接して左,右補助上部
材(15)が配置され、補助上部材(15)は両端部がドア
枠用,外枠用取付部材(13),(14)の竪部材(13
a),(14a)に固定されている。なお、補助上部材(1
5)の断面形状はドア枠用取付部材(13)の断面形状と
同じにされ、また前記各部の固定は溶接によって行われ
ている。さらに、(16)は化粧部材(8),(9)の外
周面を覆う外枠であり、外枠(16)は、アルミニウムの
押出型材で断面不等辺アングル状に形成され、左,右竪
枠(17)とこれらの上端部に左,右端部が固定された円
弧状上枠(18)とから構成されている。
以上各部を備えた玄関ドア用化粧額縁は、化粧部材
(8),(9)の裏面に取付板(10),(11)を介して
取付枠(12)に設けたドア枠用取付部材(13)の竪部材
(13a),上部材(13b)および補助上部材(15)の一方
の折り曲げ部をねじ(19)で締め付け、これによって化
粧部材(8),(9)裏面に取付枠(12)を固定する。
次に、ドア枠(1)を化粧部材(8),(9)および取
付枠(12)の内周側に嵌め、ドア枠(1)の竪,上枠
(2),(3)に設けた突条部(2b),(3b)を取付枠
(12)に設けたドア枠用取付部材(13)の竪,上部材
(13a),(13b)の他方の折り曲げ部にねじ(20)で締
め付けることで、取付枠(12)にドア枠(1)を固定す
る。その後、外枠(16)を化粧部材(8),(9)およ
び取付枠(12)の外周側に嵌め、外枠(16)で化粧部材
(8),(9)の外周面をこれらの外周縁部表面ととも
に覆う。そして、外枠(16)の竪枠(17),円弧状上枠
(18)の長辺部をねじ(21)によって取付枠(12)に設
けた外枠用取付部材(14)の竪部材(14a),円弧状上
部材(14b)にねじ(21)で締め付け、これによって、
取付枠(12)に外枠(16)を固定する。
なお、この実施例において、第5図に示すように、取
付枠(12)の下端部にアングル材などの捨て下枠(22)
を、ドア枠,外枠用取付部材(13),(14)の竪部材
(13a),(14a)の下端部と溶接して、取付枠(12)の
組立時に固定し、また、第1図に示すように、必要に応
じて、ドア枠(1)の竪枠(2)下端部に下枠(26)を
固定し、第2図、第4図に示すように、ドア枠の上枠
(3),竪枠(2)の外周面(3a),(2a)と化粧板
(5),(4)との間にはシール材(27)を充填させて
おく。
この実施例の玄関ドア用化粧額縁は、前述のように工
場で組み立て、これを化粧板(4),(5)の表面を適
宜の手段で保護するように梱包しておき、これを使用す
る玄関ドアとともに建築現場に輸送する。そして、建築
現場では、第6図に例示するように、建物側のドア用開
口部(23)周囲に設けた内側の柱(24)にドア枠(1)
の竪枠(2)を支持固定し、外側の柱(25)に取付枠
(12)の外枠用取付部材(14)に設けた竪部材(14a)
を介して外枠(16)の竪枠(17)を支持固定する。ま
た、図示省略したが、ドア枠,外枠の上枠,円弧状上枠
もドア用開口部周囲の梁などの部材に適宜固定し、さら
に、ドア枠,外枠の下端部も建物側に適宜の手段で固定
する。なお、第6図中、(28),(29)は建物玄関部の
内,外壁である。また、取付枠に捨て枠を設けた場合に
は、必要に応じ捨て枠を取り外して玄関ドア用化粧額縁
を取り付ける。そして、前記化粧額縁を建物側に取り付
けた後、ドア枠にドアを装着する。
前記実施例では、バックアップ材としてハニカム材を
用いたが、この考案は木材の合板をバックアップ材とし
て用いてもよく、この場合には取付板を省略できる。そ
して、取付板を用いる場合に、これらは長尺のものでも
短寸のものでもよく、取付板の材質もアルミニウムに限
られることなく木や鋼板などを用いてもよい。さらに、
この考案は、ドア枠の下枠を省略してもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案の玄関ドア用化粧額縁
は、ドア枠外周の左,右および上側に、天然石などの重
量が重い化粧板の裏面にバックアップ材を接着した化粧
部材を配設し、これらの化粧部材の外周面を外枠で覆う
とともに、前記バックアップ材の裏面と前記ドア枠の裏
面および外枠の裏面とを取付枠に設けたドア枠用および
外枠用取付部材によって固定したので、次の効果が得ら
れる。
すなわち、この考案による玄関ドア用化粧額縁は、天
然石などの重量が重い化粧板の裏面にバックアップ材を
接着した化粧部材を用いるようにしたので、この化粧部
材は市販品もあるなど安価に得られる。また、前記化粧
部材をドア枠外周の左,右および上側に配設し、化粧部
材の外周面を外枠で覆うとともに、前記バックアップ材
の裏面とドア枠の裏面および外枠の裏面とを、取付枠に
設けたドア枠用および外枠用取付部材によって固定した
ので、化粧部材がドア枠と外枠とで囲まれ、化粧板の表
面を適宜の手段で保護することで、輸送中を含む取り扱
い中に化粧板が損傷することをほとんどなくすことがで
きる。さらに、化粧部材の外周面を外枠で覆い、バック
アップ材の裏面とドア枠,外枠の裏面とを前記取付枠の
ドア枠用,外枠用取付部材によって固定すればよいの
で、工場で容易に量産できて安価である。
そして、取付現場では、ドア枠を建物側のドア用開口
部周囲に設けた柱などに直接固定し、また外枠を建物側
のドア用開口部周囲に設けた柱などに前記取付部材を介
して固定することにより、化粧板が天然石などで重量が
重くても、これらの重量を建物側に確実に支持固定で
き、したがって、天然石などの重量が重い化粧板をドア
枠と一体化して使用でき、豪華さと重量感が充分に得ら
れるとともに、取り扱いが容易で取付時の作業性もよ
い。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例による玄関ドア用化粧額縁を
示し、第1図は正面図、第2図、第3図および第4図は
第1図のII-II線、III-III線およびIV-IV線に沿う拡大
断面図、第5図は取付枠の正面図、第6図は取付状態の
概略水平面図である。 (1)……ドア枠、(4),(5)……化粧板、
(6),(7)……バックアップ材、(8),(9)…
…化粧部材、(10),(11)……取付板、(12)……取
付枠、(13),(14)……ドア枠用,外枠用取付部材、
(16)……外枠。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドア枠外周の左,右および上側に、天然石
    などの重量が重い化粧板の裏面にバックアップ材を接着
    した化粧部材を配置し、これらの化粧部材の外周面を外
    枠で覆うとともに、取付枠を構成するドア枠用および外
    枠用取付部材によって、バックアップ材の裏面とドア枠
    外周とをドア枠用取付部材で、バックアップ材の裏面と
    外枠裏面とを外枠用取付部材でそれぞれ固定したことを
    特徴とする玄関ドア用化粧額縁。
JP8116490U 1990-08-01 1990-08-01 玄関ドア用化粧額縁 Expired - Lifetime JP2540446Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8116490U JP2540446Y2 (ja) 1990-08-01 1990-08-01 玄関ドア用化粧額縁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8116490U JP2540446Y2 (ja) 1990-08-01 1990-08-01 玄関ドア用化粧額縁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0439280U JPH0439280U (ja) 1992-04-02
JP2540446Y2 true JP2540446Y2 (ja) 1997-07-02

Family

ID=31626859

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8116490U Expired - Lifetime JP2540446Y2 (ja) 1990-08-01 1990-08-01 玄関ドア用化粧額縁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2540446Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101818318B1 (ko) * 2016-01-07 2018-01-16 장용수 현관문 문틀 지지용 장식 마감 프레임 결합구조

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101818318B1 (ko) * 2016-01-07 2018-01-16 장용수 현관문 문틀 지지용 장식 마감 프레임 결합구조

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0439280U (ja) 1992-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2540446Y2 (ja) 玄関ドア用化粧額縁
JPH0512425Y2 (ja)
JPH08245151A (ja) エレベータ入口の三方枠
JPH0633064Y2 (ja) 石材板ユニット取付装置
JP3416782B2 (ja) 結露防止壁面構造
JP2954547B2 (ja) 門柱ユニット
JPH11293842A (ja) 木造建築の耐力パネル
JPH0322477Y2 (ja)
JP4132405B2 (ja) 建物
JPH0728241Y2 (ja) バルコニー
JPS6210339Y2 (ja)
JP2534775B2 (ja) 工業化住宅の施工方法
JPH0623611Y2 (ja) 間仕切壁
JPH0623610Y2 (ja) 玄関壁
JP2575727Y2 (ja) クロス貼り間仕切り構造
JPS63957Y2 (ja)
JPH05311844A (ja) タイル仕上げ方法及びそれに使用する複合材
JPH0483079A (ja) 高剛性化粧ドア
JPH0366863A (ja) ハニカムサンドイッチパネルの取付方法
JP2540781Y2 (ja) 溝蓋受枠及び溝蓋の養生カバー
JPS6140816Y2 (ja)
JPH0734967Y2 (ja) 耐火被覆鉄骨柱
JP2002339474A (ja) 建築用外断熱パネル材
JPH0242990B2 (ja)
JPH02190558A (ja) 軽量薄肉石材乾式工法における隅角部の施工法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term