JPH02190558A - 軽量薄肉石材乾式工法における隅角部の施工法 - Google Patents

軽量薄肉石材乾式工法における隅角部の施工法

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JPH02190558A
JPH02190558A JP964489A JP964489A JPH02190558A JP H02190558 A JPH02190558 A JP H02190558A JP 964489 A JP964489 A JP 964489A JP 964489 A JP964489 A JP 964489A JP H02190558 A JPH02190558 A JP H02190558A
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多田 博是
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は建造物の軽量薄肉石材乾式工法における隅角部
の施工法に係るものである。
(従来の技術) 本発明者は塁に特願昭63−293541号において天
然石材薄板の背面に軽量不燃成形板を重層接着した合成
仮における前記成形板の背面に取付金具を固着し、同取
付金具を建造物躯体の下地水平材に取付ける軽量薄肉石
材の乾式工法を提案した。
本発明は同工法における隅角部の処理工法に係るもので
ある。
従来の石貼工法においては隅角部の施工に当って、間部
に配設されるコーナー部材は所要のコーナー部形状の加
工されたむ(の天然石材より構成され、同部材の両端が
天然石材板に接合されている。
(発明が解決しようとする課題) 前記従来工法は意匠的バリエーションは随意にできる反
面、重量及び経済面でコーナー部材の横寸法を大きくす
ると不利となる。何よりも従来工法は技術の習得に多く
の時間と経験とを要し、石材の重量が大で、若い職人が
育ちにくい環境にあり、従って建築工事の増大と、石工
の人数の限界によって市場に追随できない状態となって
いる。
更に従来工法においてはトロ詰めによる汚れを生じ、清
掃作業に多大の手間を要し、しかも重量が大きいため角
欠けが生じやすい欠点をもつ。
本発明はこのような実情に鑑みて提案されたもので、そ
の目的とする処は、天然石材に比して重量が大幅に軽減
され、作業能率が飛躍的に向上され、石工以外の者でも
容易に施工できる石材の乾式工法による隅角部の施工法
を提供する点にある。
(課題を解決するための手段) 前記の目的を達成するため、本発明に係る隅角部の施工
法は、天然石材薄板の背面に軽量不燃成形板を重層接着
してなる複数の合成板ピースにおける各軽量不燃成形板
の背面に跨って、コーナー補強金物を緊締してコーナー
部材を形成し、同コーナー部材を取付金具を介して建造
物躯体の胴縁に取付けることを特徴とするものである。
(作用) 本発明によれば、天然石材をスライスした天然石材薄板
の背面に軽量不燃成形板を重層接着し、天然石材に比し
て重量が大幅に軽減された合成板を形成し、コーナー部
材を同合成板より構成された所要形状の複数の合成板ピ
ースに分割し、同各ピースにおける各軽量不燃成形板の
背面に跨って補強金物を緊結することによって所要形状
のコーナー部材を形成し、同部材を取付金具を介して建
造物躯体の胴縁に取付け、コーナー部を施工するもので
ある。
(実施例) 以下本発明を図示の実施例について説明する。
天然石材をスライスした厚さ3〜9IIIIBの天然石
材薄板(1)に、軽量不燃成形板(2)を重層接着して
合成板を構成する。
なお前記軽量不燃成形板(2)としては、セラミック系
、石膏系、プラスチック系の成形板が使用されるが、セ
ラミック系成形板のゾノライト成形板はかさ比重も0.
4〜1.0程度が多く、ねじ加工ができることからこの
ゾノライト成形板を採用することが望ましい、 また接着剤としてはエポキシ樹脂の他に、チオコール系
のエポキシ樹脂、その他ハマタイトY1700 (商品
名、横浜ゴム株式会社製造)が使用される。
また有機系の接着剤では不燃焼性の点に問題があるので
、水ガラス系の接着剤や、セラミック溶着の方が好まし
い。
しかしてコーナー部材を複数の前記合成材ピース(a)
 (b) (C)に区分し、同各ピース相互間を接着す
るとともに、各ピースの背面の軽量不燃成形板(2)に
跨って補強金物(3)をボルト(4)等によって緊締し
てコーナー部材面を組立てる。
なお必要に応じて、前記補強金物(3)と接着剤を併用
する。
また両側ピース(a)(C)の軽量不燃成形板(2)の
背面には倒り型片取付金具(5)がボルト(6)及び必
要に応じて接着剤とによって接合されている。
而して前記コーナー部材面を出隅部にセットし、同部材
における合成材ピース(a)(C)の倒り型取付金具(
5)を建造物躯体の胴縁(7)に係合し、同取付金具(
5)における頂部水平片に螺挿された高低調節ボルト(
8)を螺回調整して、同ボルト(8)の先端を胴縁(7
)に圧締することによってコーナー部材の高低位置を調
節する。
かくしてコーナー部材面を所定位置に取付けたのち、同
部材を隣接する前記天然石材薄板と軽量不燃成形板とよ
りなる合成板より構成された平板部(印に接続して、出
隅部の施工を完了するものである。
第2図は出隅部の他の実施例を示し、コーナー部材面は
互いに直交する一双の合成板ピース(d) (e)より
構成され、一方のピース(d)の天然石材薄板(1)を
その背面の軽量不燃成形板(2)より突出せしめ、同突
出部に他方のピース(e)の端部を衡合接着(9)する
とともに、相隣るピース(d) (e)の軽量不燃成形
板(2)を接着00)するものである。
図中、(11)はコーナー部材面と平板部iBlとを接
合する太拍ピンである。その他前記実施例と均等部分に
は同一符号が附されている。
なお第3図は大隅部を示し、前記薄肉天然石材薄板(1
)と軽量不燃成形板(2)とよりなる合成板(Qを互い
に直交するように配設し、一方の合成板(0の薄肉天然
石材薄板(1)に他方の合成板(Qの端部を衡合接着Q
lたものである。
図中前記各実施例と均等部分には同一符号が附されてい
る。
(発明の効果) 本発明によれば、天然石材薄板の背面に軽量不燃成形板
を重層接着してなる複数の合成板ピースにおける、各軽
量不燃成形板の背面に跨ってコーナー補強金物を緊結す
ることによって、所要形状のコーナー部材を形成し、こ
のコーナー部材を取付金具を介して建造物躯体の胴縁に
取付けることによって、天然石材のコーナー部材を使用
した場合に比して大幅に重量を軽減し、運搬、取付の作
業性を向上しうるものである。また前記コーナー部材を
取付金具を介して乾式工法により胴縁に取付けることに
よって、コーナー部材の躯体に対する取付作業が容易に
行なわれ、専門石工職人が不要となる。また乾式工法に
より従来工法における如きトロ詰めに基く汚れがなくな
り、清掃作業がなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は夫々本発明に係る軽量薄肉石材乾式
工法における隅角部の施工法によって施工された出隅部
を示す横断平面図、第3図は大隅部を示す横断平面図で
ある。 (2)・−コーナー部材、 (a)(b)(C)(d) (e)−合成板ピース、(
1)−・−天然石材薄板、 (2)・・−軽量不燃成形
板、(3)・−補強金物、   (5)・・−取付金具
、(7)−・・胴縁。 代理人 弁理士 岡 本 重 文 外2名

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 天然石材薄板の背面に軽量不燃成形板を重層接着してな
    る複数の合成板ピースにおける各軽量不燃成形板の背面
    に跨って、コーナー補強金物を緊締してコーナー部材を
    形成し、同コーナー部材を取付金具を介して建造物躯体
    の胴縁に取付けることを特徴とする軽量薄肉石材乾式工
    法における隅角部の施工法。
JP964489A 1989-01-20 1989-01-20 軽量薄肉石材乾式工法における隅角部の施工法 Expired - Fee Related JP2672622B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104612346A (zh) * 2015-02-03 2015-05-13 台州圣峰石材科技有限公司 具有直角的组合式石材及其垂直组合方法

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