JPH08245151A - エレベータ入口の三方枠 - Google Patents

エレベータ入口の三方枠

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JPH08245151A
JPH08245151A JP5592095A JP5592095A JPH08245151A JP H08245151 A JPH08245151 A JP H08245151A JP 5592095 A JP5592095 A JP 5592095A JP 5592095 A JP5592095 A JP 5592095A JP H08245151 A JPH08245151 A JP H08245151A
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JP
Japan
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frame
natural stone
aluminum honeycomb
building
entrance
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JP5592095A
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Shizuo Uga
静夫 宇賀
Yoshinori Yano
芳則 矢野
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IWAI KINZOKU KOGYO KK
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IWAI KINZOKU KOGYO KK
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  • Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)
  • Finishing Walls (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 現場作業の手数と時間を節約でき、しかも仕
上がりが美しいものである。 【構成】 コーナー用に端部を突き合わせてなる複数枚
の化粧用天然石材5等の化粧用石材の裏側に一連の下地
材9を設け、この下地材9を介して乾式工法で建物躯体
3に取り付けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エレベータ入口の三方
枠に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建物内のエレベータの入口部分には、図
7、図8に示すように三方枠1が施される。図中2はエ
レベータ扉、3はエレベータシャフト4を形成するコン
クリートの建物躯体である。
【0003】前記三方枠1にはこれが連続する化粧壁面
と同様に、大理石等の天然石材5や人造石を使用するこ
とが多いが、例えば図9にも示すように天然石材5等は
コーナー用に端部を突き合わせて貼り合わせる。
【0004】前記天然石材5等を張るには湿式工法で建
物躯体3との間にはモルタル6を充填する。その際、先
行して施工された建物躯体3に先に天然石材5等を金属
線材などによる間隔保持材7により隙間を存して取り付
け、この隙間にモルタル6を充填する。
【0005】図中8は間隔保持材7の一端を建物躯体3
に止めるためのアンカーで、該間隔保持材7の他端は直
角に折り曲げた先を天然石材5等の縁に差し込むなどし
て係合させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、三方枠1とし
て天然石材5を張るのにコーナー用に端部を突き合わせ
て現場で貼り合わせるのは、位置決め等の手間が非常に
大変で、熟練した技術を要する。また、湿式工法として
モルタル6を充填するので、これが硬化するまでに時間
がかかる。
【0007】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、現場作業の手数と時間を節約でき、しかも仕上がり
が美しいエレベータ入口の三方枠を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、コーナー用に端部を突き合わせてなる複数枚
の化粧用石材の裏側に一連の下地材を設け、この下地材
を介して乾式工法で建物躯体に取り付けたこと、およ
び、コーナー用に端部を突き合わせてなる複数枚の化粧
用石材の裏側にアルミニウムハニカム板を補強用に配設
し、これら石材とアルミニウムハニカム板との一体化材
を乾式工法で建物躯体に取り付けたことを要旨とするも
のである。
【0009】
【作用】請求項1記載の本発明によれば、コーナー部は
端部を突き合わせ、かつ貼り合わせた複数枚の下地付化
粧用天然石材を工場製作し、これを現場に搬入して下地
材を介して乾式工法で簡単かつ迅速に取り付けることが
できる。
【0010】請求項2記載の本発明によれば、前記作用
に加えて化粧用石材の裏側にアルミニウムハニカム板を
補強用に配設することで、石材の厚さを減じることがで
き、安価かつ軽量なものとすることができる。また、こ
のアルミニウムハニカム板が下地材の役割もなす。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面について詳細に
説明する。図1は本発明のエレベータ入口の三方枠の第
1実施例を示す横断平面図、図2は同上斜視図で、図中
5は大理石等の天然石材である。なお、この天然石材5
に代えて人造石を使用することもある。
【0012】複数枚(2枚)の天然石材5の端部を突き
合わせて接着し、コーナーを一体成形した。天然石材5
同士の突き合わせ角度は図示のように鈍角になる場合の
他、直角になる場合等があり、また、図示は省略するが
3枚をコ字形に組み合わせることも考えられる。
【0013】さらに、このような天然石材5の複数の組
合せの裏側に金属製の下地材9を予め取り付ける。かか
る下地材9としてはチャンネル材、アングル材、ボック
ス材等種々の形状のものが利用し得るし、材質も鋼製の
他アルミニウムの押し出し形材などでもよい。
【0014】また、該下地材9を天然石材5に取り付け
るには接着剤による接着、ビス止めその他が選択でき
る。
【0015】このような下地材9付の天然石材5の端部
突き合わせ品を工場で予め製作し、これを現場に搬入し
て下地材9を介して建物躯体3に溶接、ビス、ボルト止
めで取り付ける。この取り付けはいわゆる乾式工法とな
る。
【0016】図3、図4は本発明の第2実施例を示すも
ので、前記第1実施例における複数枚(2枚)の天然石
材5の端部を突き合わせて接着するものの裏側には、ア
ルミニウムハニカム板10を補強用に配設した。
【0017】アルミニウムハニカム板10は、ハニカムコ
ア10aと面板10bと周囲枠10cで構成する。
【0018】このようなアルミニウムハニカム板10付の
天然石材5の端部突き合わせ品を工場で予め製作し、こ
れを現場に搬入して取り付けるが、前記アルミニウムハ
ニカム板10は面板10bや周囲枠10cが下地材の役割をな
すので、これらを介して建物躯体3に溶接、ボルト止め
で取り付ける。この取り付けも前記第1実施例と同じく
乾式工法となる。
【0019】図5、図6は本発明の第3実施例を示すも
ので、アルミニウムハニカム板10付の天然石材5の取り
付け方に工夫を凝らしたものである。
【0020】すなわち、建物躯体3にアンカーボルト11
によりアングル材の取付金物12を固定し、この取付金物
12にアルミニウムハニカム板10をボルト止めするように
して取り付ける。
【0021】その際、アルミニウムハニカム板10の周囲
枠10cのうち、下端の部分に接合する取付金物12にはネ
ジ穴を形成し、ここに頭部14aを下に向けたジャッキボ
ルト14を配置すれば、このジャッキボルト14で高さ調整
ができる。
【0022】さらに、左右においては中空枠によるアジ
ャスタ13を周囲枠10cに直交する方向にビス止め等で結
合しておき、このアジャスタ13を取付金物12にボルト止
めするようにすれば建物躯体3との間の空間を小さくす
ることができる。なお、アジャスタ13の外側にも天然石
材5を配置し、この天然石材5をアルミニウムハニカム
板10の外側の天然石材5と突き合わせるようにする。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように本発明のエレベータ入
口の三方枠は、現場作業の手数と時間を節約でき、しか
も仕上がりが美しいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエレベータ入口の三方枠の第1実施例
を示す要部の横断平面図である。
【図2】本発明のエレベータ入口の三方枠の第1実施例
を示す斜視図である。
【図3】本発明のエレベータ入口の三方枠の第2実施例
を示す要部の横断平面図である。
【図4】本発明のエレベータ入口の三方枠の第2実施例
を示す斜視図である。
【図5】本発明のエレベータ入口の三方枠の第3実施例
を示す要部の横断平面図である。
【図6】本発明のエレベータ入口の三方枠の第3実施例
を示す縦断側面図である。
【図7】エレベータ入口の正面図である。
【図8】エレベータ入口の横断平面図である。
【図9】従来例を示す要部の横断平面図である。
【符号の説明】
1…三方枠 2…エレベータ扉 3…建物躯体 4…エレベータシ
ャフト 5…天然石材 6…モルタル 7…間隔保持材 8…アンカー 9…下地材 10…アルミニウム
ハニカム板 10a…ハニカムコア 10b…面板 10c…周囲枠 11…アンカーボル
ト 12…取付金物 13…アジャスタ 14…ジャッキボルト 14a…頭部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コーナー用に端部を突き合わせてなる複
    数枚の化粧用石材の裏側に一連の下地材を設け、この下
    地材を介して乾式工法で建物躯体に取り付けたことを特
    徴とするエレベータ入口の三方枠。
  2. 【請求項2】 コーナー用に端部を突き合わせてなる複
    数枚の化粧用石材の裏側にアルミニウムハニカム板を補
    強用に配設し、これら石材とアルミニウムハニカム板と
    の一体化材を乾式工法で建物躯体に取り付けたことを特
    徴とするエレベータ入口の三方枠。
JP7055920A 1995-03-15 1995-03-15 エレベータ入口の三方枠 Expired - Lifetime JP2657784B2 (ja)

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WO2018227392A1 (zh) * 2017-06-13 2018-12-20 聊城市高力金属材料有限公司 电梯门套
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JPH0719466U (ja) * 1993-09-08 1995-04-07 株式会社クボタ 外壁コーナー部における外壁板の接合構造

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