JP2540397Y2 - ロック付扉の構造 - Google Patents

ロック付扉の構造

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JP2540397Y2
JP2540397Y2 JP1990094236U JP9423690U JP2540397Y2 JP 2540397 Y2 JP2540397 Y2 JP 2540397Y2 JP 1990094236 U JP1990094236 U JP 1990094236U JP 9423690 U JP9423690 U JP 9423690U JP 2540397 Y2 JP2540397 Y2 JP 2540397Y2
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JP
Japan
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door
hook
locking
locked
back plate
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JP1990094236U
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JPH0451580U (ja
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昭雄 有賀
旭 依田
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MK Seiko Co Ltd
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MK Seiko Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は扉に備えたフックを筐体の前面枠に穿設した
係止穴に係合するロック付扉の構造に関する。
[従来技術] 従来のロック付扉の構造を第5図に示す。即ち、101
は箱状の筐体の前面開口部を塞ぐ扉で、一端を蝶番等に
より筐体の前面開口部周縁に取り付けた前面枠102の側
端に回動自在に枢支すると共に、先端に引掛部103を上
方に向けて備えたフック104を他端裏面より延出し、前
面枠102に穿設した係止穴105にフック104を係合して扉1
01をロックしている。
[考案が解決しようとする問題点] ところが、フック104を係止穴105に係合したロック状
態で扉101の枢支部とは反対側の扉101の側部を上方より
下方に向けて押しながら扉101を手前に開くと、係止穴1
05に係合しているフック104が下方に下がり係止穴105か
ら外れて扉101が開くと云った問題があった。
本考案はこのような問題点に対処して成され、扉のロ
ック時、外部からの負荷に対して扉のロック状態が簡単
に解除されないことを目的とする。
[問題点を解決する為の手段] このような問題点を解決する為に本考案は、前面を開
放した筐体の一側縁に回動自在に枢着され、該枢着部の
反対側に筐体の前面枠に開口した係止孔へ係合するフッ
クを設けた扉であって、該扉は前記フックを施錠位置と
解錠位置とに動作する操作レバーを前面に備えた扉表板
と、前記フックを突出する挿通孔を穿設し扉の内面を覆
う扉裏板とから構成され、該扉裏板における前記フック
挿通孔のフック解錠位置側端縁に前記前面枠の係止孔に
嵌合する突起を備えたものである。
[実施例] 以下、図面を基に本考案の実施例について説明する。
第1図は本考案実施例のロック付き扉の構造において
扉の閉成状態を示す外観斜視図、第2図は同じく扉の開
成状態を示す外観斜視図であり、1は側板2,底板3及び
背板4を箱状に組み立てた筐体で、前面開口部5の周縁
に口状の前面枠6を取り付けている。7は筐体1の前面
開口部5を塞ぐ扉で、断面縦長コ状の扉表板8と扉裏板
9を嵌着して成り、蝶番10,10により前面枠6の一側端
縁に回動自在に枢支している。
11,11は扉7の枢支部とは反対側の前面枠6に穿設し
た係止穴で、後述する扉7に備えたフック16を係合して
いる。12は扉表板8に備えた符号入力部で、数字の0〜
9に相当するテンキーとファンクションキーから成り、
その符号入力部12より入力した番号と予め登録した暗証
番号が一致した場合に扉7に内蔵する制御回路(図示し
ない)によりフック16のロック状態を解除する。13は前
面枠6に取り付けたマグネットで、扉7を閉じた時扉7
を接着し、前面枠6と扉裏板9を接触させている。14は
扉7をロック状態に操作する操作レバーで、フック16に
連結し、扉表板8より前方に臨ませている。
第3図は扉7の内部構造を示した斜視図であり、フッ
ク16は扉7の枢支部とは反対側の扉裏板9の側部を上下
方向に移動するスライド部17と、そのスライド部17の中
央部より扉7の前方に向けて突出し前記操作レバー14と
連結する作動棒18と、前記スライド部17の側端の上下部
を扉7の後方に向けて垂直に折り曲げたアーム部19,19
と、そのアーム部19,19の先端より上方に向けて延長し
た引掛部20,20を一体形成し、扉裏板9に穿設した挿通
穴21,21を通して引掛部20,20及びアーム部19,19を扉裏
板9の後方に向けて延出し、扉7を閉じた時引掛部20,2
0を係止穴11,11に挿入している。
22はフック16を作動させるレバーで、スライド部17よ
り上方の扉裏板9に上端を回動自在に軸支すると共に下
部に引掛片23を備え、スプリング24によりレバー22の下
部がスライド部17の上部に垂直に切り起こした係止片25
に常時押し当てる方向に付勢し、引掛片23を係止片25に
係止することによりフック16の引掛部20,20を係止穴11,
11に係合する扉ロック状態と、係止片25に係止した引掛
片23の係止状態を解除してフック16の荷重とフック16の
下端に連結したスプリング26によりフック16を下方に落
とすことによりフック16の引掛部20,20の係合状態を解
除するロック解除状態をとっている。
27はフック16の係合状態を解除するソレノイドで、作
動部をレバー22に連結して、ソレノイド27を作動すると
レバー22がスプリング24の付勢に抗して回動し、引掛片
23の係止状態を解除している。
28,28は扉7をロックした後扉7が開くことを防止す
る突起で、扉裏板9の挿通穴21,21の下端より扉7後方
に向けて突出すると共に先端にテーパー状の傾斜部29,2
9を備え、扉7を閉じる時傾斜部29,29が係止穴11,11の
下端に案内されてフック16,16を係止穴11,11に挿入し、
扉7が下方に向けて押されても突起28,28が係止穴11,11
の下端に当接して扉7の下方への移動を阻止している。
次に、扉7の開閉動作について説明する。
扉7をロックする動作は、まず扉7を閉めると、傾斜
部29,29が係止穴11,11の下端に案内されて引掛部20,20
を係止穴11,11に確実に挿入し、マグネット13により扉
7を前面枠6に接着している。それから、操作レバー14
を上方に上げるとその動作に連動してスライド部17が上
方にスライドし、引掛片23が係止片25を係止することに
より引掛部20,20が係止穴11,11に係合して扉7をロック
している。
扉7がロックされると、突起28,28が係止穴11,11の下
端部に挿入され、扉7のロック側を上方より押しても突
起28,28が係止穴11,11の下端に当接し、これ以上の下降
を阻止している。従って、扉7をロックした状態は扉7
にガタツキがなく、扉7のロック状態を解除する危険が
全くない。
一方、扉7のロック状態を解除する動作は、まず登録
された暗証番号と等しい番号を符号入力部12より入力
し、図示しない制御回路が入力した番号と予め登録され
た暗証番号とを比較して一致した場合にソレノイド27を
通電している。ソレノイド27の通電によりレバー22が回
動すると、引掛片23の係止状態が解除されてフック16の
荷重とフック16の下端に連結したスプリング27によりフ
ック16を下方に落とし、係止穴11,11に係合している引
掛部20,20の係合状態が解除されて扉7を開成してい
る。
[考案の効果] 以上のように本考案は構成されるので、ロック装置
は、扉裏板によってカバーされ、フックだけを突出した
形状となるため、見栄えが良く、しかも誤操作によって
指を挾んだりするといった事態を防ぐことができる。ま
た、扉を閉めた時に前記フックとともに前記筐体の係止
孔に挿入される突起を備えたことにより、扉をロックし
た状態では扉にガタツキがなり、扉に外部から負荷がか
かっても扉が開かないようになり、確実に扉のロック状
態を守ることができる。
更に、扉ロック時のガタツキを防止する突起は、扉の
ロックが解除されフックが解錠位置に変位した時にフッ
クの下面が当接する箇所に設けてあるので、フックが突
出している挿通孔の損傷を防ぐことができ、扉裏板の寿
命が向上するとともに解錠時に発生する衝突音が減少し
不快感が解消されるのである。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案実施例のロック付扉の構造において扉7
の閉成状態を示した外観斜視図、第2図は同じく扉7の
開成状態を示した外観斜視図、第3図の扉7の内部構造
を示す斜視図、第4図は扉7の要部断面図、第5図は従
来のロック付扉の構造を示す断面図。 1は筐体、6は前面枠、7は扉、11,11は係止穴、16は
フック、28,28は突起。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面を開放した筐体の一側縁に回動自在に
    枢着され、該枢着部の反対側に筐体の前面枠に開口した
    係止孔へ係合するフックを設けた扉であって、 該扉は前記フックを施錠位置と解錠位置とに動作する操
    作レバーを前面に備えた扉表板と、前記フックを突出す
    る挿通孔を穿設し扉の内面を覆う扉裏板とから構成さ
    れ、該扉裏板における前記フック挿通孔のフック解錠位
    置側端縁に前記前面枠の係止孔に嵌合する突起を備えた
    ことを特徴とするロック付扉の構造。
JP1990094236U 1990-09-06 1990-09-06 ロック付扉の構造 Expired - Lifetime JP2540397Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0451580U JPH0451580U (ja) 1992-04-30
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS588302U (ja) * 1981-07-10 1983-01-19 久野 正宏 サンダル

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JPH0451580U (ja) 1992-04-30

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