JP2538397B2 - 回路設計装置 - Google Patents

回路設計装置

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JP2538397B2
JP2538397B2 JP2160273A JP16027390A JP2538397B2 JP 2538397 B2 JP2538397 B2 JP 2538397B2 JP 2160273 A JP2160273 A JP 2160273A JP 16027390 A JP16027390 A JP 16027390A JP 2538397 B2 JP2538397 B2 JP 2538397B2
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新一 高橋
政美 加藤
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Sanyo Denki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、各種回路設計を行う回路設計装置、特に設
計データの記憶に関する。
[従来の技術] 従来より、IC、PCB(プリント基板)等の回路設計を
対話処理によって行える回路設計装置(例えばCAD装
置)が利用されている。この回路設計装置では、操作者
がディスプレイの表示をみながら入力装置を操作して、
データの入力を行い、回路設計を行う。
この回路設計装置では、回路図作成に用いるシンボル
を表示するためのシンボル形状データやそのシンボルで
特定される素子の基本的な属性等についてのデータを記
憶するシンボルライブラリを有している。そして、回路
図作成の際には、このデータを読出して利用するため、
かなりのデータの入力を省略することができ、簡単な入
力により回路設計を行うことができる。
しかし、回路設計のためには、シンボル1つ1つを特
定するための名前(識別名)、特性値(例えば抵抗値
等)、素子の具体的な部品名、回路図上における表示位
置等そのシンボルの属性を示す属性データや配線データ
等の接続情報も必要である。そこで、通常の場合、シン
ボルライブラリと設計された設計データは別々のものと
して存在している。
ここで、この設計データの持ち方として2つの方式が
ある。第1の方式はシンボルライブラリに記憶されてい
るデータを回路図上に呼び出す場合に、シンボルライブ
ラリに記憶されているシンボル情報をすべて取り込み、
これを設計データとして記憶する方式であり、第2の方
式はシンボル名前等のポインタだけを取り込み、具体的
なシンボル情報は取り込まない方式である。
第1の方式を利用すると、設計データはシンボル記憶
部に記憶されているデータとは切り離されたものとな
り、回路図を再現するためにシンボルライブラリのデー
タを必要としない。そこで、シンボルライブラリと設計
データの独立性が高まり、これらの管理が容易となる。
また、シンボルライブラリの内容を変更しても、設計デ
ータは変更されず設計時点の内容をそのまま保持でき
る。
一方、第2の方式では、設計データの一部としてジン
ボルライブラリのデータを利用するため、設計データの
データ量を少なくすることができる。更に、シンボルラ
イブラリの内容を変更することで、設計データ中のシン
ボルの内容を一括変更することができる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記第1の方式によると、設計データ
のシンボル属性情報をすべてのシンボル毎に別個に保持
することとなる。そこで、設計データのデータ量が非常
に大きくなってしまう。特に、回路の完成度をあげるた
めに種々の設計ルールチェックを行ったり、後工程への
情報の受け渡しのためにシンボル属性が増加する傾向に
あり、設計データ量は増加する傾向にあるため、設計デ
ータ量をできるだけ削減したいという要求がある。ま
た、回路設計時においては、設計データ中の同一シンボ
ルについての属性データを一括して変更したい場合が多
い。このような場合に、第1の方式では、シンボル毎に
記憶されている属性データをすべていちいち変更しなけ
ればならず、一括変更が面倒であるという問題点があっ
た。
また、第2の方式では、設計データを設計時点での状
態で保存するためには、その時点でのシンボルライブラ
リの内容が維持されなければならず、シンボルライブラ
リの内容変更が容易に行えず、その管理が難しいという
問題点があった。
本発明は、上記問題点を解決することを課題としてな
されたものであり、設計データ量を少なくすると共にシ
ンボル属性の一括変更が簡単に行え、かつシンボルライ
ブラリの内容の変更を容易に行える回路設計装置を提供
することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明に係る回路設計装置は、回路図中のシンボルに
対応したシンボル形状データ及びそのシンボルの属性を
示す属性データの一部を記憶するシンボルライブラリ
と、シンボル形状データ、各シンボルについての属性デ
ータ、結線データを含む設計された回路を特定するため
に必要な設計データを記憶する回路設計データ記憶部と
を有し、シンボルライブラリを利用しながら設計した回
路についてのデータを回路設計データ記憶部に記憶する
経路設計装置であって、前記回路設計データ記憶部は、
シンボルライブラリから読み出されたシンボル形状デー
タ及びそのシンボルの属性の一部を記憶するテンプレー
ト部と、前記テンプレート部のシンボルについてのデー
タを参照する参照ポインタ、結線データ及び変更追加さ
れた属性データを記憶するシートデータ部とを備え、テ
ンプレート部のデータをシートデータ部における複数の
シンボルにおいて共用可能とすることを特徴とする。
[作用] 回路設計装置は、シンボルライブラリに記憶されてい
るシンボル情報を利用して、回路設計を行い、得られた
設計データが回路設計データ記憶部に記憶される。ここ
で、得られた設計データの内、シンボルライブラリから
読み出されたデータはシンボル毎にテンプレート部に記
憶される。そして、シートデータ部に記憶されるシンボ
ル毎の属性データは追加変更されたもののみとなってい
る。このため、テンプレート部における属性データを複
数のシンボルに共通のものとして利用できる。
[実施例] 以下、本発明に係る回路設計装置について、図面に基
づいて説明する。
第1図は、実施例の構成を示すブロック図であり、デ
ータの処理、入出力制御等を行うCPU1に、キーボード、
マウス等の入力装置2、プロッタ、プリンタ等の出力装
置3、磁気ディスク等の外部記憶装置4、CRT等の表示
装置5が接続されている。
外部記憶装置4は各種論理回路、トランジスタや抵抗
等の素子等の回路図上の表示を行なうためにそれらのシ
ンボルの形状(絵柄)及びそのシンボルの基本的属性を
記憶するシンボルライブラリ41及び対話形式によって作
成された設計データ(各素子の配置、接続関係の他、各
素子についての識別名等の属性を含む)を記憶する回路
設計データ記憶部42を含んでいる。
更に、回路設計データ記憶部42は、第2図に示すよう
に、シンボルライブラリと同様の内容のデータを記憶す
るテンプレート部42aとその他のデータも記憶するシー
トデータ部42bから構成されている。
そして、テンプレート部42aには、シンボルライブラ
リ41から取り込まれたシンボル形状データ(この例では
抵抗及びトランジスタの絵柄)及び基本的な属性(この
例では、抵抗を意味するシンボル識別名であるSD=R、
トランジスタを意味する識別名SD=Q及びトランジスタ
の形式を示すモデル名MD=NPN)記述されている。
一方、シートデータ部42bには、回路図上のシンボル
の配置位置データ、結線状態を示すデータである結線情
報、変更追加分の属性データ、テンプレート部42aにお
けるデータ読出しのキーとなるポインタが記述されてい
る。この例では、6つの抵抗と、2つのトランジスタか
らなる回路についてのデータが記憶され、抵抗値(150
k、10k、1k)等を示すデータが属性データとして追加さ
れており、この属性データがシートデータ部42bに記憶
されている。
このような回路設計装置により、回路設計を行う場合
には、まず入力装置2から回路設計を行うためのプログ
ラムのロードを指令し、外部記憶装置4内に格納されて
いるプログラムをCPU1にロードして装置を起動する。次
に、外部記憶装置4の回路データ記憶部42に格納されて
いる各種の設計ファイルの中から所望の回路設計データ
を読み出して表示装置5上に回路図(プリント基板の回
路図)を表示する。
このような状態で、入力装置2を操作し、対話型処理
によって回路図の変更、追加、訂正等の編集を行い、回
路を設計する。
このとき、設計データの中で、テンプレート部42aに
ある属性データについては、シートデータ部42bにな
い。そこで、これらデータの表示等が必要な場合は、シ
ートデータ部42bのポインタを基に、対応するデータを
テンプレート部42aより読み出す。
また、新たにシンボルを回路図上に書き込む場合に
は、入力装置2により所望のシンボルを指定し、この指
定に従ってシンボルライブラリ41内のデータを読み出
し、これを設計データとするが、シンボルライブラリ41
から読み出されたデータはシンボルの種類ごとにテンプ
レート部42aに一旦書き込まれる。そして、シートデー
タ部42bには入力装置2によって指定された回路図上の
位置(座標)とテンプレート部42aの対応データを特定
するためのポインタが書き込まれる。
ここで、回路図中のシンボルの抵抗値、抵抗値許容差
等の属性は入っていない。そこで、これらのシンボルの
属性については、入力装置2を利用して操作者がシンボ
ル属性の変更として入力する。
また、テンプレート部42aにおけるシンボルの属性を
変更すると、その設計データにおけるそのシンボルの属
性を一括変換することができる。
そこで、このシンボル属性の変更について第3図のフ
ローチャートに基づいて説明する。
まず、シンボル属性の変更処理を行うことについての
入力を行う(S1)。次に、属性を変更する対象シンボル
を画面上で指定する(S2)。そして、一括変更(テンプ
レート部42aの属性データの変更)か、指定したシンボ
ルの変更(シートデータ部42bにおける属性データの変
更)かを入力し(S3)、この入力結果を判定する(S
4)。
一括変更の場合には、入力されたデータに従って、テ
ンプレート部42aにおける対象シンボルの対象属性デー
タが変更される(S5)と共に、これがテンプレート部42
aに格納される(S6)。このように、テンプレートの属
性を変更することによって、各シンボルの属性データと
して反映されることになる。
一方、対象シンボルについてのみの対象属性データの
変更である場合には、シートデータ部42bの対象シンボ
ルの対象属性データが変更される(S7)とともに、これ
がシートデータ部42bに格納される(S8)。
なお、同一属性についてのデータがシートデータ部42
b及びテンプレート部42aの両方にある場合には、シート
データ部42bの属性データを優先する。これによって、
特定のシンボルのみの属性の変更が有効となる。
そして、このようにして作成された設計データを出力
装置3等に出力する場合には、入力装置2により出力指
令を入力する。ここで、設計データのうち、変更のない
属性データについては、テンプレート部42aに記憶され
ている。そこで、シートデータ部42bのポインタに基づ
いてテンプレート部42aのシンボル形状データ及び属性
データを読み出し、これをシートデータに加えて出力す
る。なお、属性データについての表示や出力の場合も同
様にテンプレート部42aからデータが読み出される。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明に係る回路設計装置によ
れば、シートデータ部に記憶する属性データは変更追加
したもののみであり、テンプレート部のデータを複数の
シンボルにおいて共用できるため、設計データの削減を
図ることができる。また、テンプレート部のデータを変
更することにより、シンボル属性の一括変更も容易に行
うことができる。更に、テンプレート部にシンボルライ
ブラリから取り込んだデータを格納しているため、シン
ボルライブラリの内容更新をしても、設計データの内容
を保持することができ、シンボルライブラリの内容変更
を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る回路設計装置の構成ブロ
ック図、 第2図はシートデータ部とテンプレートの構成を示す説
明図、 第3図は属性変更の処理手順を示すフローチャートであ
る。 1……中央処理装置(CPU) 2……入力装置 3……出力装置 4……外部記憶装置 5……表示装置 41……シンボルライブラリ 42……回路設計データ記憶部 42a……テンプレート部 42b……シートデータ部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回路図中のシンボルに対応したシンボル形
    状データ及びそのシンボルの属性を示す属性データの一
    部を記憶するシンボルライブラリと、 シンボル形状データ、各シンボルについての属性デー
    タ、結線データを含む設計された回路を特定するために
    必要な設計データを記憶する回路設計データ記憶部とを
    有し、 シンボルライブラリを利用しながら設計した回路につい
    てのデータを回路設計データ記憶部に記憶する経路設計
    装置であって、 前記回路設計データ記憶部は、 シンボルライブラリから読み出されたシンボル形状デー
    タ及びそのシンボルの属性の一部を記憶するテンプレー
    ト部と、 前記テンプレート部のシンボルについてのデータを参照
    する参照ポインタ、結線データ及び変更追加された属性
    データを記憶するシートデータ部とを備え、 テンプレート部のデータをシートデータ部における複数
    のシンボルにおいて共用可能とすることを特徴とする回
    路設計装置。
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