JP3324831B2 - Cad装置 - Google Patents

Cad装置

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JP3324831B2
JP3324831B2 JP17627893A JP17627893A JP3324831B2 JP 3324831 B2 JP3324831 B2 JP 3324831B2 JP 17627893 A JP17627893 A JP 17627893A JP 17627893 A JP17627893 A JP 17627893A JP 3324831 B2 JP3324831 B2 JP 3324831B2
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和司 斉藤
典郎 宮坂
邦治 竹内
圭一 渡辺
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CAD装置に関し、特
に作成した図形に対してこの図形を構成する図形部品毎
に変更規則を付加し、この変更規則に基づき図形部品の
変更を行うCAD装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、CAD装置による設計作業につい
ては、様々な方法により作業者の所望の図形設計が行わ
れている。例えば設計図形の作成は、データベースを利
用して過去に設計した設計図形のデータを呼び出し、こ
のデータに修正を加えることで設計作業の軽減を図る方
法や、パラメトリック変換の技術を利用することで、定
型化した図形については、ある程度の寸法入力のみで詳
細な図形の発生を実現させて設計作業の軽減を図る方法
で行われている。しかしながら、これらの方法によって
設計する設計図形に対しては、最終的に完成するまでに
何回か、寸法等の変更修正が入る場合が多い。この際設
計者は、寸法の変更に応じて設計図形の変更を行うが、
単なるストレッチ処理では、変更ができないために、変
更の対象となる図形部品を構成する図形要素毎につい
て、寸法の変更に合わせて修正する方法をとっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来に
おいては、設計図形の変更処理を行う場合、修正した寸
法に合わせて、図形要素毎について設計者が変更処理を
行っていたため、設計図形を修正するまでに手間を要し
ていた。また、この修正処理は、面倒な処理のため修正
ミス等の誤りを発生する原因にもなっていた。本発明の
目的は、このような従来の課題を解決すべくなされたも
のであり、CAD装置で設計した設計図形を修正する場
合、設計図形を構成する図形部品毎について、予めに記
憶させてある変更規則を対応する図形部品に付加し、変
更に際しては、この変更規則に基づいて自動的に設計図
形の変更を行うCAD装置を提供することを目的として
いる。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を目的を達成す
るために本発明によるCAD装置は、図形の設計作図を
行う図形作成手段と、前記図形を構成する図形部品毎
に、該図形部品に対応する複数の変更規則を格納する記
憶部と、前記記憶部から前記図形部品に対応する変更規
則を読み込む変更規則読み込み手段と、前記図形部品毎
前記読み込んだ変更規則を付加する変更規則付加手
段と、前記図形の変更を行なう場合に 前記付加した変
更規則に基づいて、前記図形部品の変更処理を行う図形
変更手段とを備え 前記変更規則は、図形部品の寸法変
更に対して、該図形部品を構成する図形要素の寸法を不
変とし、前記図形要素の数を寸法に応じて変更する規則
図形部品の寸法変更に対して、該図形部品を構成す
る図形要素の数を不変とし、該図形要素の寸法を前記図
形部品の寸法に応じて変更する規則と 図形部品の寸法
変更に対して、該図形部品を構成する図形要素の一部に
ついて寸法を変更し、他の図形要素の寸法については不
変とし、前記図形部品の寸法に応じて変更する規則とを
含み 前記図形変更手段は 前記図形部品の寸法の入力に
応じて 付加されている前記変更規則に基づいて前記図
形要素の数又は寸法を自動的に変更することで 前記図
形の変更を行なうことを特徴とする。
【0005】
【作用】本発明では、図形作成手段で作成した設計図形
に対し、記憶装置に記憶させてある変更規則を変更規則
読み出し手段で読み出し、変更規則付加手段で設計図形
を構成する図形部品に付加する。そして、図形の修正に
際しては、図形変更手段により変更規則に基づいて図形
の変更が行われる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。図1は、本実施例によるCAD装置
の構成を示すブロック図である。また、図2は、本実施
例によるCAD装置の作用を示すフローチャート図であ
る。図1において、本実施例によるCAD装置1は、設
計図形の作成処理を行う図形処理部10と、図形処理に
必要な命令やデータを入力するキーボード等の入力装置
11と、処理した設計図形のプリントアウトを行うプリ
ンタ12と、設計図形の画面表示を行うCRT等の表示
装置13と、設計図形のデータ等の各種情報を格納する
磁気ディスク装置あるいは、光ディスク装置等で実現さ
れる記憶装置14とで構成されている。CAD装置1
は、コンピュータによって実現できる。
【0007】図形処理部10は、マイクロプロセッサに
よって実現され、作図、文字列等の挿入処理を行う図形
作成手段100と、図形の変更処理を指示する変更規則
101と、この変更規則101を読み込む変更規則読み
込み手段102と、読み込んだ変更規則101を図形作
成手段で作成した設計図形のデータに付加する変更規則
付加手段103と、付加された変更規則に基づいて設計
図形の変更処理を行う図形変更手段104から構成され
ている。この図形処理部10は、図示せぬ記憶部に格納
されたプログラムにより上記各種手段の機能を達成して
いる。
【0008】変更規則101については、予め記憶装置
14内にデータベースとして格納されている。この変更
規則101は、図6に示すように、変更規則の他、図形
パターン、識別コード等のデータから構成されている。
識別コードは、変更規則を識別するためのものであり、
変更規則の読み出し、格納の際に使用される。
【0009】次いで、上述した本実施例によるCAD装
置の作用を図2のフローチャートに従って説明する。ま
ず、図形作成手段100での製品(紙器等)の設計図形
を作成する。設計に際しては、設計図形を新規に作成す
る場合は、新たに図形作成手段100で作図処理(ステ
ップ202)、寸法線、文字列等の挿入(ステップ20
3)を行って作成する。また、既存の設計図を利用する
場合は、記憶装置14等に格納してある設計図形を読み
込ませ(ステップ204)、必要箇所に修正を加えて作
成する(ステップ205)。
【0010】これら一連の図形作成処理が終了した後、
この設計図形に対し、変更規則101の付加を行う(ス
テップ207)。付加方法については、設計図形5を構
成する図形部品(L1〜L8)毎について、この構成部
品に対応する変更規則内の規則(R1〜R4)が付加さ
れる。この処理を図3のフローチャート図で説明する
と、設計図形の変更がある場合(ステップ301)、こ
の設計図形を構成する図形部品に変更規則(L1〜L
8)の付加を指示する(ステップ302)。指示がされ
ると、図形部品に対応する規則(R1〜R4)が検索さ
れる。検索方法については、例えば、変更規則101内
の識別コード、図形パターンを対象に行なわせれば良
い。検索が終了すると変更規則読み出し手段102で読
み出され、変更規則付加手段103で図形部品のデータ
として付加される。
【0011】付加される規則(R1〜R4)について
は、図6に示すように、本実施例では、三種類の規則を
使用している。これら規則を図を参照して説明する。規
則R1およびR2は、図形部品L1の寸法変更に対し、
この図形部品を構成する図形要素の寸法を不変として、
図形要素の数を図形部品の寸法に対応させる規則であ
る。図7(A)で説明すると、図形部品70の寸法Xを
変更した場合、図形部品70を構成する図形要素70の
寸法a、b、c、dをそのままの値で、図形要素70の
数を変更させるように定めている。図7(A)は、寸法
Xを大きくした場合であり、図形要素70の数を4個か
ら6個に変更させている。なお、図形要素70の数を変
更させた際に、図10(A)に示すように、端にくる図
形要素70と、端部との間に隙間が生じた場合は、図形
要素70の先端を延ばして隙間がなくなるようにしてあ
る。また、図10(B)に示すように、図形要素70が
端部からはみ出した場合については、余り部分を削除す
るようにしてある。
【0012】規則R3は、図8に示すように、図形部品
L2の寸法変更に対し、変更の対象となる図形要素の数
を不変として、この図形要素の寸法を図形部品に寸法X
の変更に比例させて変更させる規則である。図8で説明
すると、図形部品L2の寸法Xを変更した場合、図形部
品L2の図形要素71の数をそのままにして、図形要素
71の寸法a、bを図形部品L2の寸法Xに比例(例え
ば、2Xならば、2a、2b)させて図形部品L1を変
更させるように定めている。
【0013】R4は、図9に示すように、図形部品の寸
法変更に対し、図形部品を構成する図形要素の一部につ
いて寸法の変更をし、他の図形要素の寸法については不
変として、図形部品を変更させる規則である。図9で説
明すると、図形部品L5の寸法Xを変更した場合、図形
部品L5を構成する図形要素90、91、92の内、図
形要素91、92の寸法をそのままにして、図形要素9
0の寸法Lを変更させて図形部品L5を変更させるよう
に定めている。
【0014】これら変更規則の付加が終了し、作成した
設計図形に変更がない場合は(ステップ208)、作成
した設計図形を記憶装置14に格納(ステップ211)
して処理を終了する。これに対し作成した設計図形に変
更を加える場合(ステップ208)は、図形変更手段1
03によって上述した変更規則101に基づいて処理が
行われる(ステップ209)。
【0015】この図形変更処理について図4のフローチ
ャート図で説明する。図形の変更に際しては、まず、変
更の対象となる図形部品の指定を行う(ステップ40
1)。指定方法については、例えば、対象となる図形部
品の識別コードを入力するか、マウス等で指定するかの
方法でおこなう。指定が行われると、指定された図形部
品に付加された変更規則が記憶装置14から変更規則読
み込み手段102で読み込まれる(ステップ402)。
次いで、変更する図形の位置、寸法等を入力する(ステ
ップ403)。入力がされると読み込んだ変更規則に基
づいて図形変更手段104により図形の変更が行われる
(ステップ404)。変更が行われた設計図形を図11
に示す。この図は、図形の寸法Xについて、X=100
からX=200に変更した場合を示している。
【0016】以上好ましい実施例をあげて本発明を説明
したが、本発明は必ずしも上記実施例に限定されるもの
ではない。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明のCAD装置
によれば、CAD装置で製品の設計図を作成する過程に
おいて、設計図形を構成する図形部品の修正を行う場
合、予めに付加された変更規則に基づいて図形部品を自
動的に変更するようにしたので、従来のように、図形部
品を構成する図形要素を個々に修正する必要がなくな
り、効率の良い設計作業を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例によるCAD装置の構成ブロック図で
ある。
【図2】本実施例によるCAD装置の作用を示すフロー
チャート図である。
【図3】変更規則の付加処理を示すフローチャート図で
ある。
【図4】図形変更処理を示すフローチャート図である。
【図5】設計図形を示した図である。
【図6】記憶装置に格納された変更規則のデータを示し
た図である。
【図7】変更規則による図形部品の変更方法を示した図
である。
【図8】変更規則による図形部品の変更方法を示した図
である。
【図9】変更規則による図形部品の変更方法を示した図
である。
【図10】変更規則による図形部品の変更方法を示した
図である。
【図11】変更後の設計図形を示した図である。
【符号の説明】
1 CAD装置 5 設計図形 10 図形処理部 11 入力装置 12 プリンタ 13 表示装置 14 記憶装置 100 図形作成手段 101 変更規則 102 変更規則読み込み手段 103 変更規則付加手段 104 図形変更手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 圭一 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−71370(JP,A) 特開 平6−274556(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/50

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 図形の設計作図を行う図形作成手段と、 前記図形を構成する図形部品毎に、該図形部品に対応す
    る複数の変更規則を格納する記憶部と、 前記記憶部から前記図形部品に対応する変更規則を読み
    込む変更規則読み込み手段と、前記図形部品毎に 前記読み込んだ変更規則を付加する
    変更規則付加手段と、前記図形の変更を行なう場合に 前記付加した変更規則
    に基づいて、前記図形部品の変更処理を行う図形変更手
    とを備え 前記変更規則は、図形部品の寸法変更に対して、該図形
    部品を構成する図形要素の寸法を不変とし、前記図形要
    素の数を寸法に応じて変更する規則と 図形部品の寸法
    変更に対して、該図形部品を構成する図形要素の数を不
    変とし、該図形要素の寸法を前記図形部品の寸法に応じ
    て変更する規則と 図形部品の寸法変更に対して、該図
    形部品を構成する図形要素の一部について寸法を変更
    し、他の図形要素の寸法については不変とし、前記図形
    部品の寸法に応じて変更する規則とを含み 前記図形変更手段は 前記図形部品の寸法の入力に応じ
    付加されている前記変更規則に基づいて前記図形要
    素の数又は寸法を自動的に変更することで 前記図形の
    変更を行なう ことを特徴とするCAD装置。
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JP2007164576A (ja) * 2005-12-15 2007-06-28 Kenichi Ninomiya サイズ変更可能な物品の設計データ構造

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