JP2538138B2 - ガラス板の積載用スペ―サ―ならびに該板の移載方法およびその装置 - Google Patents
ガラス板の積載用スペ―サ―ならびに該板の移載方法およびその装置Info
- Publication number
- JP2538138B2 JP2538138B2 JP3146317A JP14631791A JP2538138B2 JP 2538138 B2 JP2538138 B2 JP 2538138B2 JP 3146317 A JP3146317 A JP 3146317A JP 14631791 A JP14631791 A JP 14631791A JP 2538138 B2 JP2538138 B2 JP 2538138B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass plate
- spacer
- electromagnetic holder
- glass
- electromagnetic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G49/00—Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for
- B65G49/05—Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for for fragile or damageable materials or articles
- B65G49/06—Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for for fragile or damageable materials or articles for fragile sheets, e.g. glass
- B65G49/068—Stacking or destacking devices; Means for preventing damage to stacked sheets, e.g. spaces
- B65G49/069—Means for avoiding damage to stacked plate glass, e.g. by interposing paper or powder spacers in the stack
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G2249/00—Aspects relating to conveying systems for the manufacture of fragile sheets
- B65G2249/04—Arrangements of vacuum systems or suction cups
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S414/00—Material or article handling
- Y10S414/10—Associated with forming or dispersing groups of intersupporting articles, e.g. stacking patterns
- Y10S414/108—Associated with forming or dispersing groups of intersupporting articles, e.g. stacking patterns including means for collecting emptied pallet or separator
Landscapes
- Packaging Frangible Articles (AREA)
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
- Pallets (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガラス板の搬送、保管
等に際し、ガラス板を相互に隔離しつつ縦積みするため
のガラス板積載用スペーサーと、該スペーサーを用いた
ガラス板の移載方法およびその装置に関する。
等に際し、ガラス板を相互に隔離しつつ縦積みするため
のガラス板積載用スペーサーと、該スペーサーを用いた
ガラス板の移載方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ガラス板の輸送、保管は、パレット上に
ガラス板を複数枚縦積みするが、輸送時の振動における
摺り傷防止を目的として、隣合うガラス板の上下端にス
ペーサーを介在させ、間隔を保持して固定、載置するよ
うにするのが通常である。かかるスペーサーとしては各
種提案されているが、例えば実公昭61ー3823号公報に
は、スペーサー頭部の前後幅をガラス厚みより大とし、
スペーサー仕切部片における上部側より下部側を厚くし
たスペーサーにおいて、前記頭部に貫通孔を形成し紐状
体を挿通するガラス板群梱包用スペーサーが開示され、
また実公平2-26855号公報には、縦積されるガラス板の
上方に設けた帯状部材の下面に線材を設け、該線材を介
して前記ガラス板の上端エッジ部の下方に弾性体からな
る多数のスペーサー片を設け、該スペーサー片を前記帯
状部材の長手方向に一定間隔で取り付けるとともに、前
記帯状部材の先端に着脱する金具をワイヤの先端に取付
け、該ワイヤをローラに巻回するとともにワイヤの後端
部に錘を止着したガラス板用スペーサーが開示されてい
る。
ガラス板を複数枚縦積みするが、輸送時の振動における
摺り傷防止を目的として、隣合うガラス板の上下端にス
ペーサーを介在させ、間隔を保持して固定、載置するよ
うにするのが通常である。かかるスペーサーとしては各
種提案されているが、例えば実公昭61ー3823号公報に
は、スペーサー頭部の前後幅をガラス厚みより大とし、
スペーサー仕切部片における上部側より下部側を厚くし
たスペーサーにおいて、前記頭部に貫通孔を形成し紐状
体を挿通するガラス板群梱包用スペーサーが開示され、
また実公平2-26855号公報には、縦積されるガラス板の
上方に設けた帯状部材の下面に線材を設け、該線材を介
して前記ガラス板の上端エッジ部の下方に弾性体からな
る多数のスペーサー片を設け、該スペーサー片を前記帯
状部材の長手方向に一定間隔で取り付けるとともに、前
記帯状部材の先端に着脱する金具をワイヤの先端に取付
け、該ワイヤをローラに巻回するとともにワイヤの後端
部に錘を止着したガラス板用スペーサーが開示されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】実公昭61ー3823号公
報のガラス板群梱包用スペーサーのものは、各スペーサ
ーの厚肉の頭部どうしがガラス板の板厚方向で当接し
て、バンドの締付け力がガラス板のエッジとその近傍に
伝達するのを防ぐ作用、すなわちエッジへの曲げ応力集
中防止によりエッジからの破断を抑制するものである
が、パレット上のガラス板の移載はロボットによる自動
化が主体を占め、前記スペーサー取り外しには紐状体が
作業の障害となる欠点をもち、自動的にスペーサーを取
り外す好適なものとして実公平2-26855号公報のもの
は、後方の支柱間に架設する支持板の着脱をその都度要
し、取り付け状態にあるパレットは積み重ねの保管がで
きずスペーサーに加え支持板の保管を要すという問題が
あった。
報のガラス板群梱包用スペーサーのものは、各スペーサ
ーの厚肉の頭部どうしがガラス板の板厚方向で当接し
て、バンドの締付け力がガラス板のエッジとその近傍に
伝達するのを防ぐ作用、すなわちエッジへの曲げ応力集
中防止によりエッジからの破断を抑制するものである
が、パレット上のガラス板の移載はロボットによる自動
化が主体を占め、前記スペーサー取り外しには紐状体が
作業の障害となる欠点をもち、自動的にスペーサーを取
り外す好適なものとして実公平2-26855号公報のもの
は、後方の支柱間に架設する支持板の着脱をその都度要
し、取り付け状態にあるパレットは積み重ねの保管がで
きずスペーサーに加え支持板の保管を要すという問題が
あった。
【0004】
【問題点を解決するための手段】本発明はかかる問題点
に鑑みてなしたもので、ガラス板の移載に好適なスペー
サーとシンプルな装置の提供を目的として、パレットに
立て掛けて積層されている複数枚のガラス板の相隣る上
端に係合して各ガラス板を仕切るスペーサーに、樹脂あ
るいはゴムからなる仕切部材に被着せしめられ、あるい
は接着せしめられた磁性金属からなる磁性部を配設し、
該スペーサーの頭部には凹孔部と突状片を配設し、該凹
孔部に隣接するスペーサーの突状片が嵌合する形状とし
たものである。
に鑑みてなしたもので、ガラス板の移載に好適なスペー
サーとシンプルな装置の提供を目的として、パレットに
立て掛けて積層されている複数枚のガラス板の相隣る上
端に係合して各ガラス板を仕切るスペーサーに、樹脂あ
るいはゴムからなる仕切部材に被着せしめられ、あるい
は接着せしめられた磁性金属からなる磁性部を配設し、
該スペーサーの頭部には凹孔部と突状片を配設し、該凹
孔部に隣接するスペーサーの突状片が嵌合する形状とし
たものである。
【0005】また、ガラス板の移載は、パレットに立て
掛けて積層されている複数枚のガラス板の相隣る上端に
係合して各ガラス板を仕切るスペーサーに、ロボットア
ームのフレームに配設された電磁ホルダーを接近、磁着
せしめると共に、前記ガラス板を吸着パットで吸着せし
め、該ガラス板を載置する以前に前記スペーサーを電磁
ホルダーから脱落せしめるようにした方法である。
掛けて積層されている複数枚のガラス板の相隣る上端に
係合して各ガラス板を仕切るスペーサーに、ロボットア
ームのフレームに配設された電磁ホルダーを接近、磁着
せしめると共に、前記ガラス板を吸着パットで吸着せし
め、該ガラス板を載置する以前に前記スペーサーを電磁
ホルダーから脱落せしめるようにした方法である。
【0006】その装置としては、前記ガラス板を吸着パ
ットで支持して移載せしめるロボットアームのフレーム
に、該ガラス板の吸着パットと並列に配置され、スペー
サーに対し単独で接近あるいは離反し、かつ左右に首振
り自在な電磁ホルダーを設け、該電磁ホルダーの吸着面
には圧力気体を噴射せしめる噴射孔を配設せしめたもの
である。
ットで支持して移載せしめるロボットアームのフレーム
に、該ガラス板の吸着パットと並列に配置され、スペー
サーに対し単独で接近あるいは離反し、かつ左右に首振
り自在な電磁ホルダーを設け、該電磁ホルダーの吸着面
には圧力気体を噴射せしめる噴射孔を配設せしめたもの
である。
【0007】
【作用】パレットに立て掛けて積層されている複数枚の
ガラス板の相隣る上端に係合し、各ガラス板を仕切り磁
性金属なる磁性部を設けたガラス板の積載用スペーサー
に、該ガラス板を吸引支持する吸着パットと共にアーム
のフレームに配設する電磁ホルダーを突出せしめ、吸着
パットとの作動と共に該電磁ホルダーに磁力を発生させ
て前記スペーサーを吸着し、該電磁ホルダーの後退続い
て首振り後噴出孔より圧力気体の噴射と共に磁力の遮断
で前記スペーサーを落下せしめ、アームの回動と吸着パ
ットの吸引開放とでガラス板を所定の位置に移載する。
ガラス板の相隣る上端に係合し、各ガラス板を仕切り磁
性金属なる磁性部を設けたガラス板の積載用スペーサー
に、該ガラス板を吸引支持する吸着パットと共にアーム
のフレームに配設する電磁ホルダーを突出せしめ、吸着
パットとの作動と共に該電磁ホルダーに磁力を発生させ
て前記スペーサーを吸着し、該電磁ホルダーの後退続い
て首振り後噴出孔より圧力気体の噴射と共に磁力の遮断
で前記スペーサーを落下せしめ、アームの回動と吸着パ
ットの吸引開放とでガラス板を所定の位置に移載する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1はスペーサーの全体斜視図、図2は一
部を切欠した電磁ホルダーの断面図、図3は一部を切欠
したアーム先端に吸着具を配設する概略斜視図、図4は
パレット上に本発明スペーサーを介してガラス板を積載
した状態を示す側面図である。
に説明する。図1はスペーサーの全体斜視図、図2は一
部を切欠した電磁ホルダーの断面図、図3は一部を切欠
したアーム先端に吸着具を配設する概略斜視図、図4は
パレット上に本発明スペーサーを介してガラス板を積載
した状態を示す側面図である。
【0009】スペーサー1は、ガラス板2端面への接触
部3、3を有する頭部材4と、隣り合うガラス板2を離
隔する仕切部材5を一体化した例えば合成樹脂よりなる
もので、該仕切部材は磁性体である例えば鉄材の磁性部
6を被着あるいは接着し、一方頭部材4には上部に立ち
上がって前面側に設けた凹孔部7と、該凹孔部の後面側
に突出する突状片8とを配設するが、凹孔部7には隣接
する他方のスペーサー1の突状片8が嵌合する形状をな
し、よって該スペーサーは上方または後方に抜去でき
る。
部3、3を有する頭部材4と、隣り合うガラス板2を離
隔する仕切部材5を一体化した例えば合成樹脂よりなる
もので、該仕切部材は磁性体である例えば鉄材の磁性部
6を被着あるいは接着し、一方頭部材4には上部に立ち
上がって前面側に設けた凹孔部7と、該凹孔部の後面側
に突出する突状片8とを配設するが、凹孔部7には隣接
する他方のスペーサー1の突状片8が嵌合する形状をな
し、よって該スペーサーは上方または後方に抜去でき
る。
【0010】ガラス板2の当接側となる仕切部材5の表
裏面には、適所に複数の半球状の突起部9を配設して、
ガラス板2の周縁等に施すコーテング部にスペーサー1
の仕切部材5を接触させない、あるいは仕切部材5に接
着する磁性部6にガラス板2が接触しないようにし、ガ
ラス板2面の加傷や汚染から保護する。
裏面には、適所に複数の半球状の突起部9を配設して、
ガラス板2の周縁等に施すコーテング部にスペーサー1
の仕切部材5を接触させない、あるいは仕切部材5に接
着する磁性部6にガラス板2が接触しないようにし、ガ
ラス板2面の加傷や汚染から保護する。
【0011】スペーサー1を介して複数枚のガラス板2
を立て掛け積層するパレット10の近傍には、複数の吸着
パット13と検知センサー14とをアーム11の先端に設けた
フレーム12に並設して、ガラス板2を吸引吸着して移載
せしめる図示されないロボットを設置するが、該フレー
ムに装着する吸着パット13の上方にはシリンダー20を介
してスペーサー1に電磁ホルダー16を接近、磁着せしめ
ると共に、空圧モーター21で左または右に首振り自在な
電磁コイル15を内設した前記電磁ホルダー16を設け、該
電磁ホルダーはガラス板2の上端面に介在するスペーサ
ー1の左右配列ピッチに合わせて中空な支持杆18をフレ
ーム12に取り付け、電磁ホルダー16の吸着面17に該電磁
ホルダーの首振り時に前記支持杆18の中空部分と連通す
る噴射孔19を設け、支持杆18の端部と連結する図示され
ない電磁弁を介して圧力気体源、例えば空気管に接続
し、前記電磁弁の操作により噴射孔19より圧力空気を吐
出せしめる。
を立て掛け積層するパレット10の近傍には、複数の吸着
パット13と検知センサー14とをアーム11の先端に設けた
フレーム12に並設して、ガラス板2を吸引吸着して移載
せしめる図示されないロボットを設置するが、該フレー
ムに装着する吸着パット13の上方にはシリンダー20を介
してスペーサー1に電磁ホルダー16を接近、磁着せしめ
ると共に、空圧モーター21で左または右に首振り自在な
電磁コイル15を内設した前記電磁ホルダー16を設け、該
電磁ホルダーはガラス板2の上端面に介在するスペーサ
ー1の左右配列ピッチに合わせて中空な支持杆18をフレ
ーム12に取り付け、電磁ホルダー16の吸着面17に該電磁
ホルダーの首振り時に前記支持杆18の中空部分と連通す
る噴射孔19を設け、支持杆18の端部と連結する図示され
ない電磁弁を介して圧力気体源、例えば空気管に接続
し、前記電磁弁の操作により噴射孔19より圧力空気を吐
出せしめる。
【0012】以下、本考案の作用を説明する。パレット
10の近傍位置に図示されないロボットを設置して、ロボ
ットアーム11の作動により固着するフレーム12を介して
配設の吸着パット13と電磁ホルダー16および検知センサ
ー14は、パレット10上に積層するガラス板2と対面して
接近する。ガラス板2に接近する検知センサー14の作動
により該ガラス板に当接する吸着パット13も連動してガ
ラス板2を吸着保持するが、吸引、吸着と連動してシリ
ンダー20を作動せしめて支持杆18をスペーサー1側に突
出させて電磁ホルダーの吸着面17を近接させ、電磁ホル
ダー16に内接するコイル15に通電して電磁力を発生させ
ると、該磁力により磁性金属の磁性部6を配設するスペ
ーサー1は、電磁ホルダー16の吸着面17に磁着する。ア
ーム11の回動移動はガラス板2を吸着保持しつつスペー
サー1をパレット10上の隣接ガラス板2および係止すに
るスペーサー1より引き離し、その移動中にシリンダー
20の作動で支持杆18は後退、該シリンダーに連動して空
圧モーター21の作動により電磁ホルダー16は左右のいず
れか一方に首振り回動すると、支持杆18と連結一体な電
磁ホルダー16に吸着のスペーサー1は吸着パット13に吸
着保持中のガラス板2より離間し、その後アーム11は停
止する。続いてコイル15に通電中の電気の遮断と同時に
図示されない電磁弁の弁を開閉作動させ、噴射孔19より
圧力空気を瞬時に吐出すると、電磁ホルダーの吸着面17
に接着中のスペーサー1は離脱落下するが、後退首振り
状態の電磁ホルダー16に接着のスペーサー1はガラス板
2より充分に離れていることによりガラス板に衝接する
ことなく降下し、落下するスペーサー1は下方に予め配
設する図示されない収納箱に回収され、一方再度アーム
11の回動、移動等によってガラス板2を目的の場所、例
えば図示されない搬送コンベア上に吸着パット13で支持
するガラス板2を吸引開放して移載せしめ、アーム11の
復動中に空圧モーター21の作動で首振り状態にある電磁
ホルダー16をも直列に回動させて待機状態にする。
10の近傍位置に図示されないロボットを設置して、ロボ
ットアーム11の作動により固着するフレーム12を介して
配設の吸着パット13と電磁ホルダー16および検知センサ
ー14は、パレット10上に積層するガラス板2と対面して
接近する。ガラス板2に接近する検知センサー14の作動
により該ガラス板に当接する吸着パット13も連動してガ
ラス板2を吸着保持するが、吸引、吸着と連動してシリ
ンダー20を作動せしめて支持杆18をスペーサー1側に突
出させて電磁ホルダーの吸着面17を近接させ、電磁ホル
ダー16に内接するコイル15に通電して電磁力を発生させ
ると、該磁力により磁性金属の磁性部6を配設するスペ
ーサー1は、電磁ホルダー16の吸着面17に磁着する。ア
ーム11の回動移動はガラス板2を吸着保持しつつスペー
サー1をパレット10上の隣接ガラス板2および係止すに
るスペーサー1より引き離し、その移動中にシリンダー
20の作動で支持杆18は後退、該シリンダーに連動して空
圧モーター21の作動により電磁ホルダー16は左右のいず
れか一方に首振り回動すると、支持杆18と連結一体な電
磁ホルダー16に吸着のスペーサー1は吸着パット13に吸
着保持中のガラス板2より離間し、その後アーム11は停
止する。続いてコイル15に通電中の電気の遮断と同時に
図示されない電磁弁の弁を開閉作動させ、噴射孔19より
圧力空気を瞬時に吐出すると、電磁ホルダーの吸着面17
に接着中のスペーサー1は離脱落下するが、後退首振り
状態の電磁ホルダー16に接着のスペーサー1はガラス板
2より充分に離れていることによりガラス板に衝接する
ことなく降下し、落下するスペーサー1は下方に予め配
設する図示されない収納箱に回収され、一方再度アーム
11の回動、移動等によってガラス板2を目的の場所、例
えば図示されない搬送コンベア上に吸着パット13で支持
するガラス板2を吸引開放して移載せしめ、アーム11の
復動中に空圧モーター21の作動で首振り状態にある電磁
ホルダー16をも直列に回動させて待機状態にする。
【0013】噴射孔19より吐出する圧力空気は、電磁ホ
ルダー16に磁着のスペーサー1の保釈、すなわち残留磁
気の作用でスペーサー1の離脱が遅れるのを防止するた
め強制的に行うもので、使用する圧力空気も低圧でよい
が、ドレンによる汚染を防止するためドライ空気を使用
するのが望ましい。
ルダー16に磁着のスペーサー1の保釈、すなわち残留磁
気の作用でスペーサー1の離脱が遅れるのを防止するた
め強制的に行うもので、使用する圧力空気も低圧でよい
が、ドレンによる汚染を防止するためドライ空気を使用
するのが望ましい。
【0014】
【発明の効果】パレットに立て掛けて積層されている複
数枚のガラス板の相隣る上端に係合して各ガラス板を仕
切るスペーサーに磁性金属を配設し、該スペーサーを電
磁力で吸着除去することによりガラス板の移載について
一連の自動化ができ、スペーサーの回収も容易にでき
る。
数枚のガラス板の相隣る上端に係合して各ガラス板を仕
切るスペーサーに磁性金属を配設し、該スペーサーを電
磁力で吸着除去することによりガラス板の移載について
一連の自動化ができ、スペーサーの回収も容易にでき
る。
【図1】スペーサーの全体斜視図。
【図2】一部を切欠した電磁ホルダーの断面図。
【図3】一部を切欠したアーム先端に吸着具を配設する
概略斜視図。
概略斜視図。
【図4】パレット上に本発明スペーサーを介してガラス
板を積載した状態を示す側面図である。
板を積載した状態を示す側面図である。
【符号の説明】1 ・・スペーサー 2・・ガラス板 5・・仕切部材
6・・磁性部 10・・パレット 11・・アーム 13・・吸着パッ
ト 16・・電磁ホルダー 17・・吸着面 19・・噴射孔
6・・磁性部 10・・パレット 11・・アーム 13・・吸着パッ
ト 16・・電磁ホルダー 17・・吸着面 19・・噴射孔
Claims (3)
- 【請求項1】パレットに立て掛けて積層されている複数
枚のガラス板の相隣る上端に係合して各ガラス板を仕切
るスペーサーに、樹脂あるいはゴムからなる仕切部材に
被着せしめられ、あるいは接着せしめられた磁性金属か
らなる磁性部を配設し、該スペーサーの頭部には凹孔部
と突状片を配設し、該凹孔部に隣接するスペーサーの突
状片が嵌合する形状としたガラス板の積載用スペーサ
ー。 - 【請求項2】パレットに立て掛けて積層されている複数
枚のガラス板の相隣る上端に係合して各ガラス板を仕切
るスペーサーに、ロボットアームのフレームに配設され
た電磁ホルダーを接近、磁着せしめると共に、前記ガラ
ス板を吸着パットで吸着せしめ、該ガラス板を載置する
以前に前記スペーサーを電磁ホルダーから脱落せしめる
ようにしたガラス板の移載方法。 - 【請求項3】前記ガラス板を吸着パットで支持して移載
せしめるロボットアームのフレームに、該ガラス板の吸
着パットと並列に配置され、スペーサーに対し単独で接
近あるいは離反し、かつ左右に首振り自在な電磁ホルダ
ーを設け、該電磁ホルダーの吸着面には圧力気体を噴射
せしめる噴射孔を配設せしめたことを特徴とするガラス
板の移載装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3146317A JP2538138B2 (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | ガラス板の積載用スペ―サ―ならびに該板の移載方法およびその装置 |
US07/899,272 US5256030A (en) | 1991-06-18 | 1992-06-16 | Method and apparatus for taking away glass plates stood on a pallet while removing spacers |
DE69201754T DE69201754T2 (de) | 1991-06-18 | 1992-06-17 | Verfahren und Vorrichtung zum Abnehmen von auf eine Palette gestellten Glasplatten und Entfernen von Abstandhaltern. |
EP92110264A EP0519447B1 (en) | 1991-06-18 | 1992-06-17 | Method and apparatus for taking away glass plates stood on a pallet while removing spacers |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3146317A JP2538138B2 (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | ガラス板の積載用スペ―サ―ならびに該板の移載方法およびその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0516979A JPH0516979A (ja) | 1993-01-26 |
JP2538138B2 true JP2538138B2 (ja) | 1996-09-25 |
Family
ID=15404939
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3146317A Expired - Fee Related JP2538138B2 (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | ガラス板の積載用スペ―サ―ならびに該板の移載方法およびその装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5256030A (ja) |
EP (1) | EP0519447B1 (ja) |
JP (1) | JP2538138B2 (ja) |
DE (1) | DE69201754T2 (ja) |
Families Citing this family (27)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT1258021B (it) * | 1992-07-28 | 1996-02-20 | Gd Spa | Metodo per il prelievo di pile di sbozzati |
US5387068A (en) * | 1993-12-06 | 1995-02-07 | Ford Motor Company | Method and system for loading rigid sheet material into shipping containers at a work station and end effector for use therein |
JP2725996B2 (ja) * | 1994-03-29 | 1998-03-11 | セントラル硝子株式会社 | ガラス板の移載装置 |
US5632590A (en) * | 1995-06-30 | 1997-05-27 | Ford Motor Company | Method and system for loading panels into shipping containers at a work station and end effector for use therein |
JP3390615B2 (ja) * | 1996-11-18 | 2003-03-24 | セントラル硝子株式会社 | ガラス板積載用スペーサーの装着方法及びその装置 |
FI104246B (fi) * | 1997-04-21 | 1999-12-15 | Tamglass Eng Oy | Menetelmä välirimojen asettamiseksi esilaminoitujen lasilevyjen väliin |
US6048158A (en) * | 1998-05-05 | 2000-04-11 | Gima S.P.A. | Device for withdrawing and opening CD cases in a machine for packaging compact discs and the like inside these cases |
US6468025B1 (en) * | 1999-05-13 | 2002-10-22 | Abb Inc. | Blank separation method and apparatus |
DE10142000B4 (de) * | 2001-08-28 | 2004-07-22 | Elringklinger Ag | Distanzelement für einen zu stapelnden Gegenstand |
US6740131B2 (en) | 2002-04-03 | 2004-05-25 | 3M Innovative Properties Company | Apparatus for automatically fabricating fuel cell |
US20030190226A1 (en) * | 2002-04-03 | 2003-10-09 | 3M Innovative Properties Company | Apparatus and method for singulating porous fuel cell layers using adhesive tape pick head |
US6868890B2 (en) * | 2002-04-03 | 2005-03-22 | 3M Innovative Properties Company | Method and apparatus for peeling a thin film from a liner |
US20030188616A1 (en) * | 2002-04-03 | 2003-10-09 | Behymer Lance E. | Compliant cutting die apparatus for cutting fuel cell material layers |
US7432009B2 (en) * | 2002-04-03 | 2008-10-07 | 3M Innovative Properties Company | Lamination apparatus and methods |
US20030188615A1 (en) * | 2002-04-03 | 2003-10-09 | 3M Innovative Properties Company | Angled product transfer conveyor |
DE10324755A1 (de) * | 2003-03-04 | 2004-09-16 | K-Robotix GmbH | Vorrichtung zum Stapeln und/oder Entstapeln von Gegenständen |
US7195690B2 (en) * | 2003-05-28 | 2007-03-27 | 3M Innovative Properties Company | Roll-good fuel cell fabrication processes, equipment, and articles produced from same |
FI118004B (fi) * | 2004-11-09 | 2007-05-31 | Tamglass Ltd Oy | Menetelmä ja laite lasilevyjen laminoimiseksi |
DE202006019333U1 (de) * | 2006-12-20 | 2008-04-30 | Weha - Ludwig Werwein Gmbh | Plattenhalter und Einsteckelement für Plattenhalter |
WO2009072154A1 (en) * | 2007-12-06 | 2009-06-11 | Officine Mistrello S.R.L. | Method and apparatus for handling glass sheets |
US8794288B2 (en) * | 2008-08-21 | 2014-08-05 | Vmi Holland B.V. | Method for transferring and placing beads for tyres, device for carrying out such a method and spacer to be used in such a method and/or device |
IT1395097B1 (it) | 2009-06-08 | 2012-09-05 | Mistrello S R L Off | Apparecchiatura per la manipolazione di lastre di grandi dimensioni. |
IT1394557B1 (it) * | 2009-06-08 | 2012-07-05 | Mistrello S R L Off | Apparecchiatura per la manipolazione di lastre. |
JP2011025989A (ja) * | 2009-07-29 | 2011-02-10 | Nichiha Corp | 窯業系建材の積載構造 |
US9527682B2 (en) * | 2013-03-08 | 2016-12-27 | Lisec Austria Gmbh | Device and method for removing planar objects |
CN104035220A (zh) * | 2014-05-30 | 2014-09-10 | 京东方科技集团股份有限公司 | 一种旋转设备 |
CN115339899B (zh) * | 2022-10-14 | 2023-03-17 | 徐州方达电机有限公司 | 一种电机生产用机械手 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4093083A (en) * | 1975-04-17 | 1978-06-06 | Spiegelglaswerke Germania, Zweigniederlassung Der Glaceries De Saint.Roch S.A. | Apparatus for stacking and unstacking sheet material, more particularly glass sheets |
JPS5917851B2 (ja) * | 1977-06-15 | 1984-04-24 | 富士通株式会社 | 傾斜落下式オ−トハンドラ−のゲ−ト制御方法 |
FR2548633B3 (fr) * | 1983-07-05 | 1985-12-20 | Saint Gobain Vitrage | Elements intercalaires destines a la manutention et a la separation d'articles en feuilles |
JPS613823A (ja) * | 1984-06-15 | 1986-01-09 | Seiki Kinzoku Kako Kk | 脱酸用アルミニウム加工品及びその製造装置 |
JPS6462649A (en) * | 1987-09-03 | 1989-03-09 | Fuji Xerox Co Ltd | Method for regenerating electrophotographic sensitive body |
JPH0226855A (ja) * | 1988-07-13 | 1990-01-29 | Kuraray Co Ltd | セメント組成物 |
SU1648758A1 (ru) * | 1989-01-13 | 1991-05-15 | Харьковский политехнический институт им.В.И.Ленина | Электромагнитное захватное устройство |
JPH02225225A (ja) * | 1989-02-27 | 1990-09-07 | Nippon Sheet Glass Co Ltd | 板ガラスの入込み装置 |
DE3928850A1 (de) * | 1989-08-31 | 1991-03-14 | Siempelkamp Gmbh & Co | Vorrichtung zum stapeln und entstapeln von tafelfoermigem gut |
-
1991
- 1991-06-18 JP JP3146317A patent/JP2538138B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-06-16 US US07/899,272 patent/US5256030A/en not_active Expired - Fee Related
- 1992-06-17 EP EP92110264A patent/EP0519447B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-06-17 DE DE69201754T patent/DE69201754T2/de not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0516979A (ja) | 1993-01-26 |
EP0519447B1 (en) | 1995-03-22 |
DE69201754T2 (de) | 1995-07-27 |
EP0519447A1 (en) | 1992-12-23 |
DE69201754D1 (de) | 1995-04-27 |
US5256030A (en) | 1993-10-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2538138B2 (ja) | ガラス板の積載用スペ―サ―ならびに該板の移載方法およびその装置 | |
KR100432975B1 (ko) | 반도체웨이퍼의수납·인출장치및이것에이용되는반도체웨이퍼의운반용기 | |
US6652217B2 (en) | System and method for separating double blanks | |
JPH024144B2 (ja) | ||
CN212448419U (zh) | 自动撕膜装置 | |
JPS5938278B2 (ja) | 物品の貼着方法 | |
US20210354314A1 (en) | Vacuum Gripper Device with Foam Layer Secured by Magnetic Attraction | |
JP2004244078A (ja) | ラベル貼付装置、ラベル吸着方法および装置 | |
JPS62210635A (ja) | 物体の分離方法及び装置 | |
KR102507065B1 (ko) | 반도체칩 본딩장치 | |
JPH0637175A (ja) | 保管箱のキャップ開閉装置 | |
JPH09136723A (ja) | ウェーハ取出し装置 | |
JP2898438B2 (ja) | パレット式リフィル容器充填装置 | |
JPH11129124A (ja) | マグネット供給装置 | |
KR0122305Y1 (ko) | 일체부착형 리드온칩 및 칩온리드용 접착테이프 및 그 부착장치 | |
JPH074140Y2 (ja) | 真空吸着ハンド | |
CN110979864B (zh) | 一种平面靶整组包装装置及整组包装方法 | |
JPH0385288A (ja) | 缶蓋の自動取付け装置 | |
JPH082719A (ja) | フィルムの収容装置 | |
JPS61113141A (ja) | 情報記録媒体の製造システム | |
JPH0737317Y2 (ja) | ウエハ搬送フォーク | |
JPS58144030A (ja) | 柔軟な布地の取出装置 | |
JP2001233479A (ja) | 積層シート材の取出し装置 | |
JP2570331Y2 (ja) | 多重モーターファンによる吸引装置 | |
JPH0649345B2 (ja) | キャップ製造装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |