JPH11129124A - マグネット供給装置 - Google Patents

マグネット供給装置

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Publication number
JPH11129124A
JPH11129124A JP29982597A JP29982597A JPH11129124A JP H11129124 A JPH11129124 A JP H11129124A JP 29982597 A JP29982597 A JP 29982597A JP 29982597 A JP29982597 A JP 29982597A JP H11129124 A JPH11129124 A JP H11129124A
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JP
Japan
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magnet
groove
supply device
cartridge
magnet supply
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Application number
JP29982597A
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English (en)
Inventor
Hisao Nakakita
尚夫 中北
Yoshitaka Kaneda
喜隆 金田
Akira Inoue
明 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Publication date
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Publication of JPH11129124A publication Critical patent/JPH11129124A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のマグネットが着磁済で納入されたとし
ても、必要な時に1個ずつ所定位置に、同じ姿勢でマグ
ネットを供給することができるマグネット供給装置を提
供すること。 【解決手段】 着磁済みの複数のマグネット15aを収
納する溝部11aが装置本体11上部板に形成されると
共に、溝部11aの一端部近傍には磁性体12が配設さ
れたマグネット供給装置であって、磁性体12によって
引き付けられ、溝部11aの一端部に移動したマグネッ
トを所定供給位置16まで押し上げる、平板状の押上部
14とエアシリンダ13とを含んで構成された押上手段
を溝部11aの一端部下方に装備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマグネット供給装置
に関し、より詳細には、オーディオ製品等に使用され、
着磁済みの複数の小型マグネットを所定位置にて1個ず
つ供給することのできるマグネット供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図16(a)は着磁済みの複数の小型マ
グネットを模式的に示した斜視図であり、図中2は1個
の小型マグネットを示しており、マグネット2が20個
くっついてマグネット集合体1を構成している。現在、
小型マグネット2は、図16(a)に示したように着磁
済であるマグネット集合体1で納入されることが多く、
10〜20個、多いときには100〜200個のマグネ
ット2が磁力により、くっついた状態で納入されてく
る。
【0003】オーディオ製品に使用されるマグネット
は、小型のわりに磁力が強いため、強固にくっついた複
数のマグネットを作業者が1個ずつ分離する作業には手
間と時間とを要していた。また図16(b)に示すよう
に、マグネット2の納入形態を予め1個ずつ分離した状
態とするには、その分離作業が手間であり、またパレッ
ト3等が必要となり、コストがアップしてしまうといっ
た問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記課題に鑑
みなされたものであって、複数のマグネットが着磁済み
で納入されたとしても、必要な時に1個ずつ所定位置
に、同じ姿勢でマグネットを供給することができるマグ
ネット供給装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段及びその効果】上記目的を
達成するために本発明に係るマグネット供給装置(1)
は、着磁済みの複数のマグネットを収納する溝部が装置
本体上部板に形成されると共に、前記溝部の一端部近傍
には磁性体が配設されたマグネット供給装置であって、
前記磁性体によって引き付けられ、前記溝部の一端部に
移動したマグネットを所定供給位置まで押し上げる第1
の押上手段が前記溝部の一端部下方に装備されているこ
とを特徴としている。
【0006】上記マグネット供給装置(1)によれば、
着磁済みの複数のマグネットを作業者が1個ずつ分離す
るといった作業の必要がなくなり、さらに必要な時に1
個ずつ所定位置に、同じ姿勢でマグネットを供給するこ
とができる。従って、作業効率が向上する。また、分離
されたマグネットを所定位置に、同じ姿勢で供給するこ
とができるため、マグネット自動挿入装置における供給
装置としても使用可能である。
【0007】また、本発明に係るマグネット供給装置
(2)は、上記マグネット供給装置(1)において、前
記所定供給位置におけるマグネットの有無を検出する第
1の検出手段を備え、該第1の検出手段により前記所定
供給位置にマグネットが無いことが検出されると、前記
第1の押上手段が駆動するようになっていることを特徴
としている。
【0008】上記マグネット供給装置(2)によれば、
前記所定供給位置にマグネットが無いことが検出される
と、すなわち作業者あるいは自動挿入装置等によって前
記所定供給位置に存在するマグネットが取り上げられ、
前記溝部に収納されているマグネットが前記磁性体によ
って引き付けられると、前記第1の押上手段が駆動する
ようになっており、前記磁性体に引き付けられたマグネ
ットが自動的に前記所定供給位置まで押し上げられる。
従って、前記所定供給位置に存在するマグネットを取り
上げると、次のマグネットが自動的に前記所定供給位置
に用意されるので、マグネットの供給が途絶えることが
なくなり、作業効率を著しく向上させることができる。
【0009】また、本発明に係るマグネット供給装置
(3)は、上記マグネット供給装置(1)又は(2)に
おいて、前記溝部の一端部に移動したマグネットと対向
する前記磁性体の面積が前記マグネット主面の面積より
も小さく設定されていることを特徴としている。
【0010】上記マグネット供給装置(3)によれば、
前記マグネットと前記磁性体とが接触する面積を小さく
することにより、両者間に作用する磁力が小さくなり、
前記マグネットを前記所定供給位置へ移動させる力が小
さくてすみ、前記マグネットにキズ等が発生する可能性
を低くすることができる。
【0011】また、本発明に係るマグネット供給装置
(4)は、上記マグネット供給装置(1)又は(2)に
おいて、前記溝部の一端部に移動したマグネットと前記
磁性体との間に隙間ができる構造になっていることを特
徴としている。
【0012】上記マグネット供給装置(4)によれば、
前記マグネットと前記磁性体とが接触することがないの
で、前記マグネットにキズ等が発生する可能性を著しく
低くすることができる。
【0013】また、本発明に係るマグネット供給装置
(5)は、上記マグネット供給装置(1)〜(4)のい
ずれかにおいて、前記溝部におけるマグネットの有無を
検出する第2の検出手段を備えていることを特徴として
いる。
【0014】上記マグネット供給装置(5)によれば、
前記溝部におけるマグネットの有無を検出することがで
きるので、その検出結果を利用することにより、作業者
に前記溝部へ着磁済みの複数のマグネットを収納させる
必要があることを知らせたり、又は自動的に収納作業を
させるようにすること等も可能となる。
【0015】また、本発明に係るマグネット供給装置
(6)は、上記マグネット供給装置(5)において、前
記第2の検出手段により前記溝部にマグネットが無いこ
とが検出されると、その旨を告知する第1の告知手段を
備えていることを特徴としている。
【0016】上記マグネット供給装置(6)によれば、
前記第1の告知手段を備えることによって、前記溝部に
マグネットが無くなったことを作業者に知らせることが
できる。前記第1の告知手段としては、ブザーや、ラン
プや、スピーカ音等が挙げられる。
【0017】また、本発明に係るマグネット供給装置
(7)は、上記マグネット供給装置(1)〜(6)のい
ずれかにおいて、前記溝部に収納されているマグネット
の個数が残り少ないことを検出する第3の検出手段を備
えていることを特徴としている。
【0018】上記マグネット供給装置(7)によれば、
前記溝部に収納されているマグネットの個数が残り少な
いことを検出することができるので、その検出結果を利
用することにより、作業者に前記溝部へ着磁済みの複数
のマグネットをまもなく収納させる必要があることを知
らせたりすることが可能となる。
【0019】また、本発明に係るマグネット供給装置
(8)は、上記マグネット供給装置(7)において、前
記第3の検出手段により前記溝部に収納されているマグ
ネットの個数が残り少ないことが検出されると、その旨
を告知する第2の告知手段を備えていることを特徴とし
ている。
【0020】上記マグネット供給装置(8)によれば、
前記第2の告知手段を備えることによって、前記溝部に
収納されているマグネットの個数が残り少ないことを作
業者に知らせることができる。前記第2の告知手段とし
ては、ブザーや、ランプや、スピーカ音等が挙げられ
る。
【0021】また、本発明に係るマグネット供給装置
(9)は、上記マグネット供給装置(1)〜(4)のい
ずれかにおいて、着磁済みの複数のマグネットが詰め込
まれたカートリッジを収納するように、前記溝部が成形
されていることを特徴としている。
【0022】上記マグネット供給装置(9)によれば、
前記カートリッジとして、複数のマグネットを前記溝部
に収納することが可能となるので、その収納作業は極め
て容易になる。
【0023】また、本発明に係るマグネット供給装置
(10)は、上記マグネット供給装置(9)において、
前記溝部に収納されているカートリッジを前記溝部の上
方まで押し上げる第2の押上手段と、着磁済である複数
のマグネットが詰め込まれた予備のカートリッジを、前
記溝部の上方まで押し上げられた状態のカートリッジと
整列させるように貯蔵しておくことのできる予備カート
リッジ貯蔵手段と、予備カートリッジを前記溝部の上方
まで移動させる移動手段と、を備えていることを特徴と
している。
【0024】上記マグネット供給装置(10)によれ
ば、前記第2の押上手段により空きとなったカートリッ
ジを前記溝部の上方まで押し上げることができ、さらに
前記予備カートリッジ貯蔵手段に貯蔵されている予備カ
ートリッジを前記溝部の上方まで移動させることができ
る。すなわち、空きカートリッジを取り除いて、マグネ
ットが詰め込まれたカートリッジを前記予備カートリッ
ジ貯蔵手段から前記溝部に収納することが可能となるの
で、マグネットの収納作業の効率を著しく向上させるこ
とができる。
【0025】また、本発明に係るマグネット供給装置
(11)は、上記マグネット供給装置(10)におい
て、前記溝部におけるマグネットの有無を検出する第4
の検出手段を備え、該第4の検出手段により前記溝部に
マグネットが無いことが検出されると、前記第2の押上
手段が駆動するようになっていることを特徴としてい
る。
【0026】上記マグネット供給装置(11)によれ
ば、前記溝部にマグネットが無いことが検出されると、
前記第2の押上手段が駆動することにより、空きカート
リッジを自動的に前記溝部から取り出すことができる。
【0027】また、本発明に係るマグネット供給装置
(12)は、上記マグネット供給装置(10)又は(1
1)において、前記第2の押上手段が駆動して空きカー
トリッジが前記溝部の上方まで押し上げられると、前記
移動手段が駆動するようになっていることを特徴として
いる。
【0028】上記マグネット供給装置(12)によれ
ば、空きカートリッジが前記溝部の上方、すなわち前記
溝部から取り出されると、前記移動手段が駆動すること
により、予備カートリッジを自動的に前記溝部の上方ま
で移動させることができる。
【0029】また、本発明に係るマグネット供給装置
(13)は、上記マグネット供給装置(1)〜(12)
のいずれかにおいて、前記第1の押上手段、前記第2の
押上手段、及び/又は前記移動手段の駆動機構がエアシ
リンダによるものであることを特徴としている。
【0030】上記マグネット供給装置(13)によれ
ば、これら駆動機構にエアシリンダを採用することによ
り、2次元方向への駆動が可能となる。
【0031】また、本発明に係るマグネット供給装置
(14)は、上記マグネット供給装置(1)〜(12)
のいずれかにおいて、前記第1の押上手段、前記第2の
押上手段、及び/又は前記移動手段の駆動機構がソレノ
イドによるものであることを特徴としている。
【0032】上記マグネット供給装置(14)によれ
ば、これら駆動機構にソレノイドを採用することによ
り、2次元方向への駆動が可能となる。さらに、エアシ
リンダを採用する場合と異なって、装置本体に高圧エア
を装備する必要がなく、装置への供給はAC100Vだ
けで可能となる。
【0033】また、本発明に係るマグネット供給装置
(15)は、上記マグネット供給装置(1)〜(14)
のいずれかにおいて、マグネットが直方体形状のもので
あることを特徴としている。
【0034】上記マグネット供給装置(15)によれ
ば、直方体形状のマグネット主面どうしが着磁済みのも
のを収納できるように、前記溝部を成形することによ
り、必要な時に1個ずつ所定位置に、同じ姿勢で直方体
形状のマグネットを供給することができる。
【0035】また、本発明に係るマグネット供給装置
(16)は、上記マグネット供給装置(1)〜(14)
のいずれかにおいて、マグネットが円筒形状のものであ
ることを特徴としている。
【0036】上記マグネット供給装置(16)によれ
ば、円筒形状のマグネット主面どうしが着磁済みのもの
を収納できるように、前記溝部を成形することにより、
必要な時に1個ずつ所定位置に、同じ姿勢で円筒形状の
マグネットを供給することができる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るマグネット供
給装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は
実施の形態(1)に係るマグネット供給装置を示した摸
式図であり、(a)は斜視図、(b)は(a)における
A−A線断面図を示している。また、図2は着磁済みの
複数のマグネットが収納され、所定供給位置に分離した
1個のマグネットが存在する状態を示した模式図であ
り、(a)は斜視図、(b)は(a)におけるA−A線
断面図を示している。
【0038】図中11は装置本体を示しており、装置本
体11の上部板中央部にはマグネット集合体15を収納
するための溝部11aが形成され、溝部11aの一端部
近傍には磁性体12が配設されている。また、磁性体1
2によって引き付けられ、溝部11aの一端部に移動し
たマグネット15aを所定供給位置16まで押し上げる
機構が、エアシリンダ13と平板状の押上部14とを含
んで構成され、溝部11aの一端部下方に装備されてい
る。また、押上部14が磁性体12に引き付けられたマ
グネット15aを押し上げることができるように、溝部
11aの一端部には上昇口11bが形成されている。
【0039】図3(a)〜(g)は、実施の形態(1)
に係るマグネット供給装置において、分離した1個のマ
グネット15aが所定供給位置に供給される一連の動作
を模式的に示した断面図である。なお、(c)〜(g)
においては装置本体上部だけを示している。
【0040】(a)は着磁済である複数のマグネット集
合体15が、装置本体11に収納されていない状態を示
し、(b)はマグネット集合体15が装置本体11の溝
部11aに収納された直後の状態を示している。マグネ
ット集合体15が溝部11aに収納されると、磁性体1
2によって引き付けられる(c)。そして、エアシリン
ダ13を駆動させることによって、磁性体12にくっつ
き、溝部11aの一端部に位置するマグネット15aが
押上部14に所定供給位置16まで押し上げられ
(d)、その後、押上部14は元の位置に戻る(e)。
この状態となることによって、作業者等に分離した1個
のマグネット15aを供給することができるようにな
る。
【0041】所定供給位置16にあるマグネット15a
を取り上げると(f)、そこに空間ができるため、収納
時よりも1個少なくなったマグネット集合体15が磁性
体12によって引き付けられる(g)。また(g)に示
した状態は、(c)に示した状態よりもマグネットが1
個少なくなっただけであり、実質的には同一状態であ
る。
【0042】上記実施の形態(1)に係るマグネット供
給装置によれば、着磁済みの複数のマグネット15aを
作業者が1個ずつ分離するといった作業の必要がなくな
り、さらに必要な時に1個ずつ所定位置に、同じ姿勢で
マグネット15aを供給することができる。従って、作
業効率が向上する。また、分離されたマグネット15a
を所定位置に、同じ姿勢で供給することができるため、
マグネット自動挿入装置等における供給装置としても使
用可能である。
【0043】図4は実施の形態(2)に係るマグネット
供給装置を模式的に示した斜視図である。図1、図2に
示したマグネット供給装置と同様の構成については、そ
の説明を省略する。図中17は第1の検出手段を示して
おり、第1の検出手段17には対向式センサが装備さ
れ、所定供給位置16におけるマグネット15aの有無
を検出するものである。
【0044】また、磁性体12によって引き付けられ、
溝部11aの一端部に移動したマグネット15aを所定
供給位置16まで押し上げる機構は、図示していない
が、図1及び図2に示した機構と同様である。また、第
1の検出手段17によりマグネット15aが無いことが
検出されると、エアシリンダ13(図1、図2参照)が
駆動するようになっている。対向式センサとしては、対
向型光電センサ等が挙げられる。
【0045】上記実施の形態(2)に係るマグネット供
給装置によれば、所定供給位置16にマグネット15a
が無いことが検出されると、エアシリンダ13が駆動す
る。すなわち、作業者あるいは自動挿入装置等によって
所定供給位置16に存在するマグネットが取り上げら
れ、溝部11aに収納されているマグネット集合体15
が磁性体12によって引き付けられると、エアシリンダ
13が上昇することにより、磁性体12に引き付けられ
たマグネット15aが自動的に所定供給位置16まで押
し上げられる。従って、所定供給位置16に存在するマ
グネット15aを取り上げると、次のマグネット15a
が自動的に所定供給位置16に用意されるので、マグネ
ット15aの供給が途絶えることがなくなり、作業効率
を著しく向上させることができる。また、ここでは対向
式センサを採用しているが、反射式センサ等を採用して
も上記と同様の効果を発揮させることができる。
【0046】図5は実施の形態(3)に係るマグネット
供給装置を模式的に示した断面図である。図1、図2に
示したマグネット供給装置と同様の構成については、そ
の説明を省略する。図中18は第2の検出手段を示して
おり、第2の検出手段18には反射式センサが装備さ
れ、溝部11aにおけるマグネット15aの有無を検出
するものである。反射式センサとしては、反射型光電セ
ンサ等が挙げられる。
【0047】上記実施の形態(3)に係るマグネット供
給装置によれば、溝部11aにおけるマグネット15a
の有無を検出することができるので、その検出結果を利
用することにより、自動的に収納作業をさせるようにす
ること等が可能となる。また、ここでは反射式センサを
採用しているが、対向式センサ等を採用しても上記と同
様の効果を発揮させることができる。
【0048】また、第2の検出手段18により溝部11
aにマグネット15aが無いことが検出されると、その
旨を告知する第1の告知手段を装備することにより、溝
部11aにマグネットが無くなったことを作業者に知ら
せることができる。前記第1の告知手段としては、ブザ
ーや、ランプや、スピーカ音等が挙げられる。
【0049】図6は実施の形態(4)に係るマグネット
供給装置を示した模式図であり、(a)は斜視図、
(b)は平面図を示している。図1、図2に示したマグ
ネット供給装置と同様の構成については、その説明を省
略する。図中19は第3の検出手段を示しており、第3
の検出手段19には対向式センサが装備され、溝部11
aに収納されているマグネット15aの個数が5個以下
であることを検出するものである。対向式センサとして
は、対向型光電センサ等が挙げられる。
【0050】上記実施の形態(4)に係るマグネット供
給装置によれば、溝部11aに収納されているマグネッ
ト15aの残り個数が少ない(5個以下である)ことを
検出することが可能となるので、その検出結果を利用す
ることにより、自動的にマグネット集合体15を収納す
る準備等をさせるようにすること等もできる。また、こ
こでは対向式センサを採用しているが、反射式センサ等
を採用しても上記と同様の効果を発揮させることができ
る。また、ここでは溝部11aに収納されているマグネ
ット15aの個数が5個以下になった場合を検出するよ
うに、第3の検出手段19を装備しているが、これに限
ったことではないことは言うまでも無い。
【0051】また、マグネット15aの有無が検出でき
る位置に第3の検出手段19を装備することにより、第
2の検出手段18と同様の役割を果たすことができる。
すなわち、溝部11aにマグネット15aが無い(残り
個数が0である)ことを検出することができる。
【0052】また、第3の検出手段19により溝部11
aに収納されているマグネット15aの残り個数が少な
いことが検出されると、その旨を告知する第2の告知手
段を装備することにより、溝部11aに収納されている
マグネット15aの個数が残り少ないことを作業者に知
らせることができる。前記第2の告知手段としては、ブ
ザーや、ランプや、スピーカ音等が挙げられる。
【0053】図7(a)は着磁済みの複数のマグネット
集合体15とマグネット集合体15を詰め込むことがで
きるカートリッジ20とを模式的に示している。図7
(b)は実施の形態(5)に係るマグネット供給装置を
模式的に示した斜視図である。図中21は装置本体を示
しており、装置本体11の上部板中央部にはカートリッ
ジ20を収納するように成形された溝部21aが形成さ
れ、溝部21aの一端部近傍には磁性体22が配設され
ている。
【0054】また、磁性体22によって引き付けられ、
溝部21aの一端部に移動したマグネット15aを所定
供給位置16まで押し上げる機構は、図示していない
が、図1及び図2に示した機構と同様である。
【0055】上記実施の形態(5)に係るマグネット供
給装置によれば、カートリッジ20として、着磁済みの
複数のマグネット集合体15を溝部21aに収納するこ
とが可能となるので、その収納作業は極めて容易にな
る。
【0056】図8(a)は実施の形態(6)に係るマグ
ネット供給装置を模式的に示した斜視図であり、図8
(b)は着磁済みの複数のマグネット15aが詰め込ま
れたカートリッジ20aが収納され、所定供給位置に分
離した1個のマグネットが存在する状態を模式的に示し
た斜視図である。また、図9(a)は図8(b)におけ
るA−A線断面図を示している。図中31は装置本体を
示しており、装置本体31の上部板にはカートリッジ2
0aを収納するための溝部31aが形成され、溝部31
aの一端部近傍には磁性体32が配設されている。
【0057】また、磁性体32によって引き付けられ、
溝部31aの一端部に移動したマグネット15aを所定
供給位置16まで押し上げる機構は、図示していない
が、図1及び図2に示した機構と同様である。
【0058】また、溝部31aに収納されているカート
リッジ20aを溝部31aの上方まで押し上げる機構
が、エアシリンダ35、ベース板36、及び第1の押上
部37を含んで構成され、装置本体31には溝部31a
の上方まで押し上げられた状態のカートリッジ20a
(図9(b)参照)と整列させるように予備カートリッ
ジ20b1 〜b3 を貯蔵しておくことのできる予備カー
トリッジ貯蔵部31bが形成され、予備カートリッジ貯
蔵部31b側方には、カートリッジ20a、及び予備カ
ートリッジ20b1 〜b3 を右方向へ移動させる移動手
段34が形成されている。移動手段34は、エアシリン
ダ34aと押出部34bとを含んで構成されている。
【0059】また、ベース板36には第1の押上手段3
7以外に予備カートリッジ20b1を適切な位置に移動
させることができるように、第2の押上部38とストッ
パー部39とが形成され、さらに装置本体31の上部板
斜部には、第2の押上部38用上昇口31cとストッパ
ー部39用上昇口31dとが形成されている。
【0060】図9(a)〜(d)は、実施の形態(6)
に係るマグネット供給装置において、カートリッジ取り
替えの一連の動作を模式的に示した断面図である。
(a)はカートリッジ20aが溝部31aに収納されて
いる状態を示し、(b)はカートリッジ20aが溝部3
1aの上方まで押し上げられた状態を示している。この
とき、エアシリンダ35が上昇方向に駆動することによ
り、カートリッジ20aが第1の押上部37により押し
上げられると共に、第2の押上部38及びストッパー部
39が上昇する。
【0061】(c)は移動手段34(すなわちエアシリ
ンダ34a)が右方向に駆動したことにより、カートリ
ッジ20a、及び予備カートリッジ20b1 〜b3 が右
方向へ移動した状態を示しており、このときカートリッ
ジ20aが第2の押上部38により支持され、なおかつ
カートリッジ20b1 が適切(溝部31a上方)に位置
するようにストッパー部39によってストップがかかっ
ている。その後、エアシリンダ35が元の位置に戻るよ
うに駆動することにより、マグネット集合体15が詰め
込まれたカートリッジ20b1 が溝部31aに収納さ
れ、空きカートリッジ20aは装置本体31から転落す
る(d)。
【0062】上記実施の形態(6)に係るマグネット供
給装置によれば、エアシリンダ35の駆動により空きと
なったカートリッジ20aを溝部31aの上方まで押し
上げることができ、さらに予備カートリッジ貯蔵部31
bに貯蔵されている予備カートリッジ20b1 を溝部3
1aの上方まで移動させることができる。すなわち、空
きカートリッジを取り除いて、マグネットが詰め込まれ
たカートリッジを予備カートリッジ貯蔵部31bから溝
部31aに収納することが可能となるので、マグネット
集合体15の収納作業の効率を向上させることができ
る。
【0063】図10(a)は実施の形態(7)に係るマ
グネット供給装置を模式的に示した斜視図であり、図1
0(b)は着磁済みの複数のマグネット15aが詰め込
まれたカートリッジ20aが収納され、所定供給位置に
分離した1個のマグネット15aが存在する状態を模式
的に示した斜視図である。また、図11(a)は図10
(b)におけるA−A線断面図を示している。図中41
は装置本体を示しており、装置本体41の上部板にはカ
ートリッジ20aを収納するための溝部41aが形成さ
れ、溝部41aの一端部近傍には磁性体42が配設され
ている。
【0064】また、磁性体42によって引き付けられ、
溝部41aの一端部に移動したマグネット15aを所定
供給位置16まで押し上げる機構は、図示していない
が、図1及び図2に示した機構と同様である。
【0065】また、溝部41aに収納されているカート
リッジ20aを溝部41aの上方まで押し上げる機構
が、エアシリンダ45、ベース板46、及び第1の押上
部47を含んで構成され、装置本体41には溝部41a
の上方まで押し上げられた状態のカートリッジ20a
(図11(b)参照)と整列させるように予備カートリ
ッジ20b1 〜b3 を貯蔵しておくことのできる予備カ
ートリッジ貯蔵部41bが形成され、予備カートリッジ
貯蔵部41b側方には、カートリッジ20a、及び予備
カートリッジ20b1 〜b3 を右方向へ移動させる移動
手段44が形成されている。移動手段44は、右方向に
付勢するコイルスプリング44aと押出部44bとを含
んで構成されている。
【0066】また、ベース板46には第1の押上手段4
7以外に予備カートリッジ20b1を適切な位置に移動
させることができるように、第2の押上部48とストッ
パー部49とが形成され、さらに装置本体41の上部板
斜部には、第2の押上部48用上昇口41cとストッパ
ー部49用上昇口41dとが形成されている。
【0067】図11(a)〜(d)は、実施の形態
(7)に係るマグネット供給装置において、カートリッ
ジ取り替えの一連の動作を模式的に示した断面図であ
る。(a)はカートリッジ20aが溝部41aに収納さ
れ、予備カートリッジ20b1 〜b3 が予備カートリッ
ジ貯蔵部41bに貯蔵されている状態を示している。溝
部41aの深さがカートリッジの高さよりも浅く形成さ
れているので、カートリッジ20aの上部が溝部41a
の上方に突出し、その突出部がストッパーの役目をする
ことにより、右方向に付勢されている予備カートリッジ
20b1 〜b3 が予備カートリッジ貯蔵部41b内に維
持されたままとなる。
【0068】(b)はカートリッジ20aが溝部41a
上方まで押し上げられた状態を示している。このとき、
エアシリンダ45が上昇方向に駆動することにより、カ
ートリッジ20aが第1の押上部47により押し上げら
れると共に、第2の押上部48及びストッパー49が上
昇する。
【0069】(c)はストッパーの役目をしていた突出
部がなくなったので、移動手段44からの付勢力によ
り、カートリッジ20a、及び予備カートリッジ20b
1 〜b3 が右方向へ移動した状態を示しており、このと
きカートリッジ20aが第2の押上部48により支持さ
れ、なおかつカートリッジ20b1 が適切(溝部41a
上方)に位置するようにストッパー部49によってスト
ップがかかっている。その後、エアシリンダ45が元の
位置に戻るように駆動することにより、マグネット集合
体15が詰め込まれたカートリッジ20b1 が溝部41
aに収納され、空きカートリッジ20aは装置本体41
から転落する(d)。
【0070】上記実施の形態(7)に係るマグネット供
給装置によれば、エアシリンダ45の駆動により空きと
なったカートリッジ20aを溝部41aの上方まで押し
上げることができ、さらに予備カートリッジ貯蔵部41
bに貯蔵されている予備カートリッジ20b1 を溝部4
1aの上方まで移動させることができる。すなわち、空
きカートリッジを取り除いて、マグネット15aが詰め
込まれたカートリッジを予備カートリッジ貯蔵部41b
から溝部41aに収納することが可能となるので、マグ
ネット集合体15の収納作業の効率を向上させることが
できる。
【0071】図12(a)は実施の形態(8)に係るマ
グネット供給装置を模式的に示した斜視図であり、図1
2(b)は着磁済みの複数のマグネット15aが詰め込
まれたカートリッジ20aが収納され、所定供給位置に
分離した1個のマグネット15aが存在する状態を模式
的に示した斜視図である。また、図13(a)は図12
(b)におけるA−A線断面図を示している。図中51
は装置本体を示しており、装置本体51の上部板にはカ
ートリッジ20aを収納するための溝部51aが形成さ
れ、溝部51aの一端部近傍には磁性体52が配設され
ている。
【0072】また、磁性体52によって引き付けられ、
溝部51aの一端部に移動したマグネット15aを所定
供給位置16まで押し上げる機構は、図示していない
が、図1及び図2に示した機構と同様である。
【0073】また、溝部51aに収納されているカート
リッジ20aを溝部51aの上方まで押し上げる機構
が、エアシリンダ57、ベース板58、及び第1の押上
部59を含んで構成され、装置本体51には溝部51a
の上方まで押し上げられたカートリッジ20a(図13
(b)参照)と整列させるように予備カートリッジ20
1 〜b3 を貯蔵しておくことのできる予備カートリッ
ジ貯蔵部51bが形成され、予備カートリッジ貯蔵部5
1b側方には予備カートリッジ20b1 〜b3 を溝部5
1aの上方まで移動させる移動手段54、55、56が
形成されている。移動手段54、55、56はそれぞれ
エアシリンダ54a、55a、56aと押出部54b、
55b、56bとを含んで構成されており、移動手段5
4、55、56の移動幅はそれぞれカートリッジ幅(以
下、Lとも記す)×1、L×2、L×3に設定されてい
る。
【0074】また、装置本体51には移動手段54、5
5、56に押されて移動した空きカートリッジを置いて
おくことのできる空きカートリッジ置部51cと、溝部
51aの上方に位置するカートリッジ内のマグネット1
5aの有無を検出する第5の検出手段53とが形成さ
れ、第5の検出手段53には反射式センサが装備されて
いる。また、第5の検出手段53によりマグネット15
aが無いことが検出されると、エアシリンダ54、5
5、56が駆動するようになっている。反射式センサと
しては、反射型光電センサ等が挙げられる。
【0075】図13(a)〜(d)は、実施の形態
(8)に係るマグネット供給装置において、カートリッ
ジ取り替えの一連の動作を模式的に示した断面図であ
る。(a)はカートリッジ20aが溝部51aに収納さ
れている状態を示し、(b)はカートリッジ20aが溝
部51a上方まで押し上げられた状態を示している。こ
のとき、エアシリンダ57が上昇方向に駆動することに
より、カートリッジ20aが第1の押上部59によって
押し上げられる。
【0076】(c)は、その移動幅がL×1である移動
手段54(すなわちエアシリンダ54a)が右方向に駆
動したことにより、カートリッジ20a、及び予備カー
トリッジ20b1 〜b3 が右方向へ移動した状態を示し
ており、カートリッジ20aは空きカートリッジ置部5
1cに収容されている。このとき、第5の検出手段によ
り溝部51aの上方に位置するカートリッジ20b1
マグネットの有無が検出される。そして、マグネット1
5aが有ることが検出されると、エアシリンダ57が元
の位置に戻るように駆動することにより、マグネット集
合体15が詰め込まれたカートリッジ20b1 が溝部5
1aに収納される(d)。
【0077】実施の形態(8)に係るマグネット供給装
置における移動手段54、55、56の駆動について、
図14に示したフローチャートに基づいて説明する。エ
アシリンダ57が上昇すると(S1)、移動幅がL×1
である移動手段54が駆動し(S2)、そして、第5の
検出手段53により溝部51aの上方におけるマグネッ
ト15aの有無が検出される(S3、S4)。マグネッ
ト15aが有れば、エアシリンダ57が下降し(S
5)、一方、マグネット15aが無ければ、移動幅がL
×2である移動手段55が駆動し(S6)、そして、第
5の検出手段53により溝部51aの上方におけるマグ
ネット15aの有無が検出される(S7、S8)。マグ
ネット15aが有れば、エアシリンダ57が下降し(S
5)、一方、マグネット15aが無ければ、移動幅がL
×3である移動手段56が駆動し(S9)、そして、第
5の検出手段53により溝部51aの上方におけるマグ
ネット15aの有無が検出され(S10、11)、マグ
ネット15aが有れば、エアシリンダ57が下降する
(S5)。
【0078】上記実施の形態(8)に係るマグネット供
給装置によれば、エアシリンダ57の駆動により空きと
なったカートリッジ20aを溝部51aの上方まで押し
上げることができ、さらに、移動幅がカートリッジの幅
に基づいて段階的に設定された移動手段54、55、5
6によって、予備カートリッジ貯蔵部51bに貯蔵され
ている予備カートリッジ20b1 〜b3 を溝部51aの
上方まで移動させることができる。すなわち、空きカー
トリッジを取り除いて、マグネット15aが詰め込まれ
たカートリッジを予備カートリッジ貯蔵部51bから溝
部51aに収納することが可能となるので、マグネット
集合体15の収納作業の効率を向上させることができ
る。
【0079】上記実施の形態(6)〜(8)のいずれか
に係るマグネット供給装置において、図5に示した第2
の検出手段18のように、溝部31a(41a、51
a)におけるマグネット15aの有無を検出する第4の
検出手段を装備し、該第4の検出手段により溝部31a
(41a、51a)にマグネット15aが無いことが検
出されると、エアシリンダ35(45、57)が駆動す
る構成とすることにより、空きカートリッジ20aを自
動的に溝部31a(41a、51a)から取り出すこと
ができる。
【0080】さらに、エアシリンダ35(45、57)
が駆動して空きカートリッジ20aが装置本体31(4
1、51)上方まで押し上げられると、移動手段34
(44、54)が右方向に駆動する構成とすることによ
り、予備カートリッジ20bを自動的に溝部31a
(41a、51a)の上方まで移動させることができ
る。
【0081】図15(a)〜(c)はマグネット供給装
置本体に形成される種々の磁性体の形状等を模式的に示
した斜視図である。図中61は装置本体を示しており、
装置本体61の上部板にはマグネット集合体15が収納
される溝部61aが形成され、溝部61aの一端部近傍
には磁性体62、63、64が配設されている。(a)
に示した磁性体62は、上記実施の形態(1)〜(8)
において示した磁性体と同様である。(b)では、溝部
61aの一端部に移動したマグネット15aと対向する
磁性体63の面積がマグネット15aの主面の面積より
も小さく設定されているので、両者間に作用する磁力が
小さくなり、マグネット15aを所定供給位置へ移動さ
せる力が小さくてすみ、マグネット15aにキズ等が発
生する可能性を低くすることができる。(c)では、溝
部61aの一端部に移動したマグネット15aと磁性体
64との間に隙間ができる構造となっているので、マグ
ネット15aと磁性体64とが接触することがなく、マ
グネット15aにキズ等が発生する可能性を著しく低く
することができる。
【0082】また、(a)〜(c)に示したいずれの磁
性体62、63、64も装置本体61表面にその一部が
表れているが、これら磁性体が装置本体61内部に完全
に納まるようにすることもできる。その場合、所定供給
位置16(図2参照)に供給されているマグネット15
aには磁性体62、63、64の影響がほとんど及ばな
くなる。なお、図15に示した種々の磁性体の形状につ
いては、上記実施の形態(1)〜(8)に係るマグネッ
ト供給装置のいずれにも採用することができる。
【0083】上記実施の形態(1)〜(8)に係るマグ
ネット供給装置のいずれにおいても、駆動機構としてエ
アシリンダが採用されているが、ソレノイドを採用する
こともできる。ソレノイドを採用した場合、エアシリン
ダを採用する場合と異なって、装置本体に高圧エアを装
備する必要がなく、装置への供給はAC100Vだけで
可能となる。また、ここでは直方体形状のマグネットに
ついてのみ説明しているが、円筒形状のマグネット等に
利用することも当然可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態(1)に係るマグネット供
給装置を示した摸式図であり、(a)は斜視図、(b)
は(a)におけるA−A線断面図を示している。
【図2】実施の形態(1)に係るマグネット供給装置に
おいて、マグネットが収納されている状態を示した摸式
図であり、(a)は斜視図、(b)は(a)におけるA
−A線断面図を示している。
【図3】実施の形態(1)に係るマグネット供給装置に
おいて、分離した1個のマグネットが所定供給位置に供
給される一連の動作を模式的に示した断面図である。
【図4】実施の形態(2)に係るマグネット供給装置を
模式的に示した斜視図である。
【図5】実施の形態(3)に係るマグネット供給装置を
模式的に示した断面図である。
【図6】実施の形態(4)に係るマグネット供給装置を
示した模式図であり、(a)は斜視図、(b)は平面図
を示している。
【図7】(a)は着磁済である複数のマグネット集合体
と該マグネット集合体を詰め込むことができるカートリ
ッジとを模式的に示している。(b)は実施の形態
(5)に係るマグネット供給装置を模式的に示した斜視
図である。
【図8】(a)は実施の形態(6)に係るマグネット供
給装置を模式的に示した斜視図であり、(b)は実施の
形態(6)に係るマグネット供給装置において、マグネ
ットが収納されている状態を模式的に示した斜視図であ
る。
【図9】実施の形態(6)に係るマグネット供給装置に
おいて、カートリッジ取り替えの一連の動作を模式的に
示した断面図である。
【図10】(a)は実施の形態(7)に係るマグネット
供給装置を模式的に示した斜視図であり、(b)は実施
の形態(7)に係るマグネット供給装置において、マグ
ネットが収納されている状態を模式的に示した斜視図で
ある。
【図11】実施の形態(7)に係るマグネット供給装置
において、カートリッジ取り替えの一連の動作を模式的
に示した断面図である。
【図12】(a)は実施の形態(8)に係るマグネット
供給装置を模式的に示した斜視図であり、(b)は実施
の形態(8)に係るマグネット供給装置において、マグ
ネットが収納されている状態を模式的に示した斜視図で
ある。
【図13】実施の形態(8)に係るマグネット供給装置
において、カートリッジ取り替えの一連の動作を模式的
に示した断面図である。
【図14】実施の形態(8)に係るマグネット供給装置
における移動手段の駆動を示したフローチャートであ
る。
【図15】マグネット供給装置本体に形成される種々の
磁性体の形状等を模式的に示した斜視図である。
【図16】(a)は着磁済である複数の小型マグネット
を模式的に示した斜視図であり、(b)はパレットにマ
グネットが1個ずつ分離された状態を模式的に示した斜
視図である。
【符号の説明】
1 マグネット 2、15 マグネット集合体 11、21、31、41、51、61 本体 11a、21a、31a、41a、51a、61a 溝
部 12、22、32、42、52、62、63、64 磁
性体 15a マグネット 17 第1の検出手段 18 第2の検出手段 19 第3の検出手段 20、20a、20b 〜b3 カートリッジ 31b、41b、51b 予備カートリッジ貯蔵部 34、44、54、55、56 移動手段 53 第5の検出手段

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着磁済みの複数のマグネットを収納する
    溝部が装置本体上部板に形成されると共に、前記溝部の
    一端部近傍には磁性体が配設されたマグネット供給装置
    であって、 前記磁性体によって引き付けられ、前記溝部の一端部に
    移動したマグネットを所定供給位置まで押し上げる第1
    の押上手段が前記溝部の一端部下方に装備されているこ
    とを特徴とするマグネット供給装置。
  2. 【請求項2】 前記所定供給位置におけるマグネットの
    有無を検出する第1の検出手段を備え、該第1の検出手
    段により前記所定供給位置にマグネットが無いことが検
    出されると、前記第1の押上手段が駆動するようになっ
    ていることを特徴とする請求項1記載のマグネット供給
    装置。
  3. 【請求項3】 前記溝部の一端部に移動したマグネット
    と対向する前記磁性体の面積が前記マグネット主面の面
    積よりも小さく設定されていることを特徴とする請求項
    1又は請求項2記載のマグネット供給装置。
  4. 【請求項4】 前記溝部の一端部に移動したマグネット
    と前記磁性体との間に隙間ができる構造になっているこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2記載のマグネット
    供給装置。
  5. 【請求項5】 前記溝部におけるマグネットの有無を検
    出する第2の検出手段を備えていることを特徴とする請
    求項1〜4のいずれかの項に記載のマグネット供給装
    置。
  6. 【請求項6】 前記第2の検出手段により前記溝部にマ
    グネットが無いことが検出されると、その旨を告知する
    第1の告知手段を備えていることを特徴とする請求項5
    記載のマグネット供給装置。
  7. 【請求項7】 前記溝部に収納されているマグネットの
    個数が残り少ないことを検出する第3の検出手段を備え
    ていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかの項に
    記載のマグネット供給装置。
  8. 【請求項8】 前記第3の検出手段により前記溝部に収
    納されているマグネットの個数が残り少ないことが検出
    されると、その旨を告知する第2の告知手段を備えてい
    ることを特徴とする請求項7記載のマグネット供給装
    置。
  9. 【請求項9】 着磁済みの複数のマグネットが詰め込ま
    れたカートリッジを収納するように、前記溝部が成形さ
    れていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかの項
    に記載のマグネット供給装置。
  10. 【請求項10】 前記溝部に収納されているカートリッ
    ジを前記溝部の上方まで押し上げる第2の押上手段と、
    着磁済みの複数のマグネットが詰め込まれた予備のカー
    トリッジを、前記溝部の上方まで押し上げられた状態の
    カートリッジと整列させるように貯蔵しておくことので
    きる予備カートリッジ貯蔵手段と、予備カートリッジを
    前記溝部の上方まで移動させる移動手段と、を備えてい
    ることを特徴とする請求項9記載のマグネット供給装
    置。
  11. 【請求項11】 前記溝部におけるマグネットの有無を
    検出する第4の検出手段を備え、該第4の検出手段によ
    り前記溝部にマグネットが無いことが検出されると、前
    記第2の押上手段が駆動するようになっていることを特
    徴とする請求項10記載のマグネット供給装置。
  12. 【請求項12】 前記第2の押上手段が駆動して空きカ
    ートリッジが前記溝部の上方まで押し上げられると、前
    記移動手段が駆動するようになっていることを特徴とす
    る請求項10又は請求項11記載のマグネット供給装
    置。
  13. 【請求項13】 前記第1の押上手段、前記第2の押上
    手段、及び/又は前記移動手段の駆動機構がエアシリン
    ダによるものであることを特徴とする請求項1〜12の
    いずれかの項に記載のマグネット供給装置。
  14. 【請求項14】 前記第1の押上手段、前記第2の押上
    手段、及び/又は前記移動手段の駆動機構がソレノイド
    によるものであることを特徴とする請求項1〜12のい
    ずれかの項に記載のマグネット供給装置。
  15. 【請求項15】 マグネットが直方体形状のものである
    ことを特徴とする請求項1〜14のいずれかの項に記載
    のマグネット供給装置。
  16. 【請求項16】 マグネットが円筒形状のものであるこ
    とを特徴とする請求項1〜14のいずれかの項に記載の
    マグネット供給装置。
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