JPH1197505A - 半導体ウエハと保護シートの収納・分別装置、収納方法、分別方法および収納・分別方法 - Google Patents
半導体ウエハと保護シートの収納・分別装置、収納方法、分別方法および収納・分別方法Info
- Publication number
- JPH1197505A JPH1197505A JP25718097A JP25718097A JPH1197505A JP H1197505 A JPH1197505 A JP H1197505A JP 25718097 A JP25718097 A JP 25718097A JP 25718097 A JP25718097 A JP 25718097A JP H1197505 A JPH1197505 A JP H1197505A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wafer
- sheet
- magazine
- semiconductor
- height
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】設置スペースの増大を最小限にしつつ、複数の
搬送容器に対する収納作業や分別作業を効率的に行う。 【解決手段】二つの搬送容器31,32には、複数枚の
半導体ウエハWと複数枚の保護シートSとが交互に積層
された状態で収納可能である。搬送容器31には、左の
ウエハマガジン25とシート載置部35から、ウエハW
と保護シートSが収納され、逆に分配も可能である。搬
送容器32には、右のウエハマガジン26とシート載置
部35から、ウエハWと保護シートSが収納され、逆に
分配も可能である。マガジン25,26に対して抜差装
置51,52の載置板53,54がウエハWの抜取また
は差込を行う。ウエハWおよび保護シートSを一枚ずつ
保持および解放する保持アームユニット38で一方の搬
送容器に対する収納または分別を行う間に、他の搬送容
器に対応するマガジンは、載置板53または54でウエ
ハWの抜取または差込を行う。
搬送容器に対する収納作業や分別作業を効率的に行う。 【解決手段】二つの搬送容器31,32には、複数枚の
半導体ウエハWと複数枚の保護シートSとが交互に積層
された状態で収納可能である。搬送容器31には、左の
ウエハマガジン25とシート載置部35から、ウエハW
と保護シートSが収納され、逆に分配も可能である。搬
送容器32には、右のウエハマガジン26とシート載置
部35から、ウエハWと保護シートSが収納され、逆に
分配も可能である。マガジン25,26に対して抜差装
置51,52の載置板53,54がウエハWの抜取また
は差込を行う。ウエハWおよび保護シートSを一枚ずつ
保持および解放する保持アームユニット38で一方の搬
送容器に対する収納または分別を行う間に、他の搬送容
器に対応するマガジンは、載置板53または54でウエ
ハWの抜取または差込を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウエハおよ
び保護シートを搬送容器に収納したりここから分別した
りする装置、これらを収納する方法、これらを分別する
方法、およびこれらを収納および分別する方法に関す
る。
び保護シートを搬送容器に収納したりここから分別した
りする装置、これらを収納する方法、これらを分別する
方法、およびこれらを収納および分別する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体ウエハを例えばウエハ製造工場か
ら半導体装置組立工場に搬送する際には、複数枚の半導
体ウエハと複数枚の帯電防止用の保護シートとを交互に
積層した状態で収納する搬送容器が用いられている。こ
のような搬送容器にウエアと保護シートを交互に収納す
るには、複数枚のウエハが多段にわたって収納されたウ
エハマガジンからウエハを搬送容器に移送するととも
に、複数枚の保護シートが積層されるシート載置部から
保護シートを搬送容器に移送する。また、搬送容器から
ウエハを取り出す際には、搬送容器からウエハをウエハ
マガジンに移送するとともに、搬送容器から保護シート
をシート載置部に移送する。かかるウエハおよび保護シ
ートの収納および分別の両方が可能な装置がすでに開発
されている。
ら半導体装置組立工場に搬送する際には、複数枚の半導
体ウエハと複数枚の帯電防止用の保護シートとを交互に
積層した状態で収納する搬送容器が用いられている。こ
のような搬送容器にウエアと保護シートを交互に収納す
るには、複数枚のウエハが多段にわたって収納されたウ
エハマガジンからウエハを搬送容器に移送するととも
に、複数枚の保護シートが積層されるシート載置部から
保護シートを搬送容器に移送する。また、搬送容器から
ウエハを取り出す際には、搬送容器からウエハをウエハ
マガジンに移送するとともに、搬送容器から保護シート
をシート載置部に移送する。かかるウエハおよび保護シ
ートの収納および分別の両方が可能な装置がすでに開発
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の収納・
分別装置は、一度に一つの搬送容器に対してしか、ウエ
ハの収納または分別作業をすることができなかった。こ
のため、複数の搬送容器に対して、収納または分別作業
を行うには時間がかかっていた。また、複数の搬送容器
に対処するために、収納・分別装置を複数設置したので
は、設置スペースが大きくなってしまう。
分別装置は、一度に一つの搬送容器に対してしか、ウエ
ハの収納または分別作業をすることができなかった。こ
のため、複数の搬送容器に対して、収納または分別作業
を行うには時間がかかっていた。また、複数の搬送容器
に対処するために、収納・分別装置を複数設置したので
は、設置スペースが大きくなってしまう。
【0004】本発明は上記の事情を考慮してなされたも
のであり、設置スペースの増大を最小限にしつつ、複数
の搬送容器に効率的に対処することが可能な半導体ウエ
ハおよび保護シートの収納・分別装置、収納方法、分別
方法、および収納分別方法を提供することを目的とす
る。
のであり、設置スペースの増大を最小限にしつつ、複数
の搬送容器に効率的に対処することが可能な半導体ウエ
ハおよび保護シートの収納・分別装置、収納方法、分別
方法、および収納分別方法を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る半導体ウエハおよび保護シートの収納
・分別装置は、複数枚の半導体ウエハと複数枚の保護シ
ートとが交互に積層された状態でそれぞれに収納可能な
複数の搬送容器が、それぞれ積載される複数の積載部
と、複数枚の上記半導体ウエハが多段にわたってそれぞ
れに収納可能な複数のウエハマガジンが、それぞれ取り
付けられる複数のマガジン取付部と、複数枚の上記保護
シートが積層される少なくとも一つのシート載置部と、
対応する上記ウエハマガジンに対して進退自在であっ
て、上記ウエハマガジンに対して上記半導体ウエハを抜
取および差込可能な複数の抜差手段と、上記半導体ウエ
ハおよび上記保護シートを一枚ずつ保持および解放可能
な単一の保持手段と、上記搬送容器、上記抜差手段およ
び上記シート載置部に向けて上記保持手段を移動させる
移動手段と、上記移動手段を駆動して上記保持手段で上
記搬送容器の一つに対する上記半導体ウエハおよび上記
保護シートの収納または分別を行わせる間に、他の上記
搬送容器に対応する上記ウエハマガジンに対応する上記
抜差手段を駆動して、このウエハマガジンに対する上記
半導体ウエハの抜取または差込を行わせる制御手段とを
備えることを特徴とする。
め、本発明に係る半導体ウエハおよび保護シートの収納
・分別装置は、複数枚の半導体ウエハと複数枚の保護シ
ートとが交互に積層された状態でそれぞれに収納可能な
複数の搬送容器が、それぞれ積載される複数の積載部
と、複数枚の上記半導体ウエハが多段にわたってそれぞ
れに収納可能な複数のウエハマガジンが、それぞれ取り
付けられる複数のマガジン取付部と、複数枚の上記保護
シートが積層される少なくとも一つのシート載置部と、
対応する上記ウエハマガジンに対して進退自在であっ
て、上記ウエハマガジンに対して上記半導体ウエハを抜
取および差込可能な複数の抜差手段と、上記半導体ウエ
ハおよび上記保護シートを一枚ずつ保持および解放可能
な単一の保持手段と、上記搬送容器、上記抜差手段およ
び上記シート載置部に向けて上記保持手段を移動させる
移動手段と、上記移動手段を駆動して上記保持手段で上
記搬送容器の一つに対する上記半導体ウエハおよび上記
保護シートの収納または分別を行わせる間に、他の上記
搬送容器に対応する上記ウエハマガジンに対応する上記
抜差手段を駆動して、このウエハマガジンに対する上記
半導体ウエハの抜取または差込を行わせる制御手段とを
備えることを特徴とする。
【0006】上記構成の装置において、搬送容器の一つ
について半導体ウエハおよび保護シートの収納または分
別を行わせる間に、他の搬送容器に対応するウエハマガ
ジンに対応する抜差手段を駆動して、このウエハマガジ
ンに対する半導体ウエハの抜取または差込を行う。例え
ば、抜差手段でウエハマガジンからウエハを抜き取った
後には、対応する搬送容器についてウエハおよび保護シ
ートの収納を行わせ、その間に、他の搬送容器に対応す
るウエハマガジンに対応する抜差手段を駆動して、この
ウエハマガジンに対する半導体ウエハの抜取または差込
を行う。抜差手段でウエハマガジンにウエハを差し込ん
だ後には、対応する搬送容器についてウエハおよび保護
シートの収納を行わせ、その間に、他の搬送容器に対応
するウエハマガジンに対応する抜差手段を駆動して、こ
のウエハマガジンに対する半導体ウエハの抜取または差
込を行う。つまり、一つの搬送容器についての収納また
は分別の間に、他の搬送容器についての収納または分別
の準備を行うことになるため、複数の搬送容器に効率的
に対処することが可能である。しかも、積載部等が複数
であるにもかかわらず、単一の保持手段を移動手段で移
動させることにより、複数箇所での収納または分別を可
能としているため、単に装置を複数並べるのに比べて設
置スペースの増大を最小限にすることが可能である。
について半導体ウエハおよび保護シートの収納または分
別を行わせる間に、他の搬送容器に対応するウエハマガ
ジンに対応する抜差手段を駆動して、このウエハマガジ
ンに対する半導体ウエハの抜取または差込を行う。例え
ば、抜差手段でウエハマガジンからウエハを抜き取った
後には、対応する搬送容器についてウエハおよび保護シ
ートの収納を行わせ、その間に、他の搬送容器に対応す
るウエハマガジンに対応する抜差手段を駆動して、この
ウエハマガジンに対する半導体ウエハの抜取または差込
を行う。抜差手段でウエハマガジンにウエハを差し込ん
だ後には、対応する搬送容器についてウエハおよび保護
シートの収納を行わせ、その間に、他の搬送容器に対応
するウエハマガジンに対応する抜差手段を駆動して、こ
のウエハマガジンに対する半導体ウエハの抜取または差
込を行う。つまり、一つの搬送容器についての収納また
は分別の間に、他の搬送容器についての収納または分別
の準備を行うことになるため、複数の搬送容器に効率的
に対処することが可能である。しかも、積載部等が複数
であるにもかかわらず、単一の保持手段を移動手段で移
動させることにより、複数箇所での収納または分別を可
能としているため、単に装置を複数並べるのに比べて設
置スペースの増大を最小限にすることが可能である。
【0007】本発明に係る半導体ウエハおよび保護シー
トの収納方法は、複数枚の半導体ウエハと複数枚の保護
シートとが交互に積層された状態でそれぞれに収納可能
な第1および第2の搬送容器が、それぞれ積載される第
1および第2の積載部と、複数枚の上記半導体ウエハが
多段にわたってそれぞれに収納可能な第1および第2の
ウエハマガジンが、それぞれ取り付けられる第1および
第2のマガジン取付部と、複数枚の上記保護シートが積
層される少なくとも一つのシート載置部と、対応する上
記第1および第2のウエハマガジンに対して進退自在で
あって、上記第1または第2のウエハマガジンに対して
上記半導体ウエハを抜取および差込可能な第1および第
2の抜差手段と、上記半導体ウエハおよび上記保護シー
トを一枚ずつ保持および解放可能な単一の保持手段とを
備える装置を用いて、上記半導体ウエハおよび上記保護
シートを各上記搬送容器に交互に積層しながら上記第1
および第2の搬送容器に収納する方法であって、(a)
上記保持手段で上記第1の抜差手段および上記シート載
置部から上記半導体ウエハの一枚および上記保護シート
の一枚を上記第1の搬送容器に収納する間に、上記第2
の搬送容器に対応する上記第2のウエハマガジンから上
記第2の抜差手段で上記半導体ウエハの他の一枚を抜き
取る過程と、(b) 上記保持手段で上記第2の抜差手段
および上記シート載置部から上記半導体ウエハの一枚お
よび上記保護シートの一枚を上記第2の搬送容器に収納
する間に、上記第1の搬送容器に対応する上記第1のウ
エハマガジンから上記第1の抜差手段で上記半導体ウエ
ハの他の一枚を抜き取る過程とを繰り返すことを特徴と
する。
トの収納方法は、複数枚の半導体ウエハと複数枚の保護
シートとが交互に積層された状態でそれぞれに収納可能
な第1および第2の搬送容器が、それぞれ積載される第
1および第2の積載部と、複数枚の上記半導体ウエハが
多段にわたってそれぞれに収納可能な第1および第2の
ウエハマガジンが、それぞれ取り付けられる第1および
第2のマガジン取付部と、複数枚の上記保護シートが積
層される少なくとも一つのシート載置部と、対応する上
記第1および第2のウエハマガジンに対して進退自在で
あって、上記第1または第2のウエハマガジンに対して
上記半導体ウエハを抜取および差込可能な第1および第
2の抜差手段と、上記半導体ウエハおよび上記保護シー
トを一枚ずつ保持および解放可能な単一の保持手段とを
備える装置を用いて、上記半導体ウエハおよび上記保護
シートを各上記搬送容器に交互に積層しながら上記第1
および第2の搬送容器に収納する方法であって、(a)
上記保持手段で上記第1の抜差手段および上記シート載
置部から上記半導体ウエハの一枚および上記保護シート
の一枚を上記第1の搬送容器に収納する間に、上記第2
の搬送容器に対応する上記第2のウエハマガジンから上
記第2の抜差手段で上記半導体ウエハの他の一枚を抜き
取る過程と、(b) 上記保持手段で上記第2の抜差手段
および上記シート載置部から上記半導体ウエハの一枚お
よび上記保護シートの一枚を上記第2の搬送容器に収納
する間に、上記第1の搬送容器に対応する上記第1のウ
エハマガジンから上記第1の抜差手段で上記半導体ウエ
ハの他の一枚を抜き取る過程とを繰り返すことを特徴と
する。
【0008】本発明に係る半導体ウエハおよび保護シー
トの分別方法は、複数枚の半導体ウエハと複数枚の保護
シートとが交互に積層された状態でそれぞれに収納可能
な第1および第2の搬送容器が、それぞれ積載される第
1および第2の積載部と、複数枚の上記半導体ウエハが
多段にわたってそれぞれに収納可能な第1および第2の
ウエハマガジンが、それぞれ取り付けられる第1および
第2のマガジン取付部と、複数枚の上記保護シートが積
層される少なくとも一つのシート載置部と、対応する上
記第1および第2のウエハマガジンに対して進退自在で
あって、上記第1または第2のウエハマガジンに対して
上記半導体ウエハを抜取および差込可能な第1および第
2の抜差手段と、上記半導体ウエハおよび上記保護シー
トを一枚ずつ保持および解放可能な単一の保持手段とを
備える装置を用いて、上記各搬送容器から上記半導体ウ
エハを対応する上記ウエハマガジンに移送し、上記各搬
送容器から上記保護シートを上記シート載置部に移送す
る、半導体ウエハおよび保護シートの分別方法であっ
て、(a) 上記保持手段で上記第1の搬送容器から上記
半導体ウエハの一枚および上記保護シートの一枚をそれ
ぞれ上記第1の抜差手段および上記シート載置部に移送
する間に、すでに上記第2の抜差手段に位置している上
記半導体ウエハの他の一枚を上記第2の抜差手段で上記
第2のウエハマガジンに差し込む過程と、(b) 上記保
持手段で上記第2の搬送容器から上記半導体ウエハの一
枚および上記保護シートの一枚をそれぞれ上記第2の抜
差手段および上記シート載置部に移送する間に、すでに
上記第1の抜差手段に位置している上記半導体ウエハの
他の一枚を上記第1の抜差手段で上記第1のウエハマガ
ジンに差し込む過程とを繰り返すことを特徴とする。
トの分別方法は、複数枚の半導体ウエハと複数枚の保護
シートとが交互に積層された状態でそれぞれに収納可能
な第1および第2の搬送容器が、それぞれ積載される第
1および第2の積載部と、複数枚の上記半導体ウエハが
多段にわたってそれぞれに収納可能な第1および第2の
ウエハマガジンが、それぞれ取り付けられる第1および
第2のマガジン取付部と、複数枚の上記保護シートが積
層される少なくとも一つのシート載置部と、対応する上
記第1および第2のウエハマガジンに対して進退自在で
あって、上記第1または第2のウエハマガジンに対して
上記半導体ウエハを抜取および差込可能な第1および第
2の抜差手段と、上記半導体ウエハおよび上記保護シー
トを一枚ずつ保持および解放可能な単一の保持手段とを
備える装置を用いて、上記各搬送容器から上記半導体ウ
エハを対応する上記ウエハマガジンに移送し、上記各搬
送容器から上記保護シートを上記シート載置部に移送す
る、半導体ウエハおよび保護シートの分別方法であっ
て、(a) 上記保持手段で上記第1の搬送容器から上記
半導体ウエハの一枚および上記保護シートの一枚をそれ
ぞれ上記第1の抜差手段および上記シート載置部に移送
する間に、すでに上記第2の抜差手段に位置している上
記半導体ウエハの他の一枚を上記第2の抜差手段で上記
第2のウエハマガジンに差し込む過程と、(b) 上記保
持手段で上記第2の搬送容器から上記半導体ウエハの一
枚および上記保護シートの一枚をそれぞれ上記第2の抜
差手段および上記シート載置部に移送する間に、すでに
上記第1の抜差手段に位置している上記半導体ウエハの
他の一枚を上記第1の抜差手段で上記第1のウエハマガ
ジンに差し込む過程とを繰り返すことを特徴とする。
【0009】本発明に係る半導体ウエハおよび保護シー
トの収納・分別方法は、複数枚の半導体ウエハと複数枚
の保護シートとが交互に積層された状態でそれぞれに収
納可能な第1および第2の搬送容器が、それぞれ積載さ
れる第1および第2の積載部と、複数枚の上記半導体ウ
エハが多段にわたってそれぞれに収納可能な第1および
第2のウエハマガジンが、それぞれ取り付けられる第1
および第2のマガジン取付部と、複数枚の上記保護シー
トが積層される少なくとも一つのシート載置部と、対応
する上記第1および第2のウエハマガジンに対して進退
自在であって、上記第1または第2のウエハマガジンに
対して上記半導体ウエハを抜取および差込可能な第1お
よび第2の抜差手段と、上記半導体ウエハおよび上記保
護シートを一枚ずつ保持および解放可能な単一の保持手
段とを備える装置を用いて、上記第1のウエハマガジン
および上記シート載置部から上記半導体ウエハおよび上
記保護シートを交互に積層しながら上記第1の搬送容器
に収納すると同時に、上記第2の搬送容器から上記半導
体ウエハを対応する上記第2のウエハマガジンに移送
し、上記第2の搬送容器から上記保護シートを上記シー
ト載置部に移送する、半導体ウエハおよび保護シートの
収納・分別方法であって、(a) 上記保持手段で上記第
1の抜差手段および上記シート載置部から上記半導体ウ
エハの一枚および上記保護シートの一枚を上記第1の搬
送容器に収納する間に、すでに上記第2の抜差手段に位
置している上記半導体ウエハの他の一枚を上記第2の抜
差手段で上記第2のウエハマガジンに差し込む過程と、
(b) 上記保持手段で上記第2の搬送容器から上記半導
体ウエハの一枚および上記保護シートの一枚をそれぞれ
上記第2の抜差手段および上記シート載置部に移送する
間に、上記第1の搬送容器に対応する上記第1のウエハ
マガジンから上記第1の抜差手段で上記半導体ウエハの
他の一枚を抜き取る過程とを繰り返すことを特徴とす
る。
トの収納・分別方法は、複数枚の半導体ウエハと複数枚
の保護シートとが交互に積層された状態でそれぞれに収
納可能な第1および第2の搬送容器が、それぞれ積載さ
れる第1および第2の積載部と、複数枚の上記半導体ウ
エハが多段にわたってそれぞれに収納可能な第1および
第2のウエハマガジンが、それぞれ取り付けられる第1
および第2のマガジン取付部と、複数枚の上記保護シー
トが積層される少なくとも一つのシート載置部と、対応
する上記第1および第2のウエハマガジンに対して進退
自在であって、上記第1または第2のウエハマガジンに
対して上記半導体ウエハを抜取および差込可能な第1お
よび第2の抜差手段と、上記半導体ウエハおよび上記保
護シートを一枚ずつ保持および解放可能な単一の保持手
段とを備える装置を用いて、上記第1のウエハマガジン
および上記シート載置部から上記半導体ウエハおよび上
記保護シートを交互に積層しながら上記第1の搬送容器
に収納すると同時に、上記第2の搬送容器から上記半導
体ウエハを対応する上記第2のウエハマガジンに移送
し、上記第2の搬送容器から上記保護シートを上記シー
ト載置部に移送する、半導体ウエハおよび保護シートの
収納・分別方法であって、(a) 上記保持手段で上記第
1の抜差手段および上記シート載置部から上記半導体ウ
エハの一枚および上記保護シートの一枚を上記第1の搬
送容器に収納する間に、すでに上記第2の抜差手段に位
置している上記半導体ウエハの他の一枚を上記第2の抜
差手段で上記第2のウエハマガジンに差し込む過程と、
(b) 上記保持手段で上記第2の搬送容器から上記半導
体ウエハの一枚および上記保護シートの一枚をそれぞれ
上記第2の抜差手段および上記シート載置部に移送する
間に、上記第1の搬送容器に対応する上記第1のウエハ
マガジンから上記第1の抜差手段で上記半導体ウエハの
他の一枚を抜き取る過程とを繰り返すことを特徴とす
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。 1.実施形態の構成 図1は本発明の実施形態に係る半導体ウエハおよび保護
シートの収納・分別装置の主要部を示す。同図におい
て、符号20は装置のキャビネットを示す。このキャビ
ネット20の内部には、後述する全ての構成要素(簡略
化のためブロックで示したものも含む)が配置されてい
る。
施形態について説明する。 1.実施形態の構成 図1は本発明の実施形態に係る半導体ウエハおよび保護
シートの収納・分別装置の主要部を示す。同図におい
て、符号20は装置のキャビネットを示す。このキャビ
ネット20の内部には、後述する全ての構成要素(簡略
化のためブロックで示したものも含む)が配置されてい
る。
【0011】キャビネット20の底部には、互いに間隔
をおいた二つのマガジン取付部21,22が設けられて
いる。マガジン取付部21,22には、多数枚の半導体
ウエハWが収納可能なウエハマガジン25,26が取り
付けられている。
をおいた二つのマガジン取付部21,22が設けられて
いる。マガジン取付部21,22には、多数枚の半導体
ウエハWが収納可能なウエハマガジン25,26が取り
付けられている。
【0012】より具体的には、各マガジン取付部21,
22は、互いに対向するように立設された支持壁23,
24を備えており、支持壁23,24の間に、ウエハマ
ガジン25,26が配置されている。ウエハマガジン2
5,26は、昇降装置27,28により、それぞれ昇降
させられる。昇降装置27,28は、この装置のメイン
コントローラ29で制御され、ウエハマガジン25,2
6の高さが所定の時期に変更され、所定の位置で停止さ
れるようになっている。昇降装置27,28は、このよ
うなマガジン25,26の移動および停止が所定の時期
に正確かつ確実に行えるのであればよく、その形態は限
定されない。
22は、互いに対向するように立設された支持壁23,
24を備えており、支持壁23,24の間に、ウエハマ
ガジン25,26が配置されている。ウエハマガジン2
5,26は、昇降装置27,28により、それぞれ昇降
させられる。昇降装置27,28は、この装置のメイン
コントローラ29で制御され、ウエハマガジン25,2
6の高さが所定の時期に変更され、所定の位置で停止さ
れるようになっている。昇降装置27,28は、このよ
うなマガジン25,26の移動および停止が所定の時期
に正確かつ確実に行えるのであればよく、その形態は限
定されない。
【0013】各ウエハマガジン25,26は、前後面が
開放されたほぼ直方体状の中空箱であって、その両側壁
には内側に突き出した多数の受け棚30が設けられてい
る。左右の対になった受け棚30には一枚ずつほぼ円板
状のウエハWが支持され、これにより多数のウエハWが
多段にわたって互いに等間隔に収容される。
開放されたほぼ直方体状の中空箱であって、その両側壁
には内側に突き出した多数の受け棚30が設けられてい
る。左右の対になった受け棚30には一枚ずつほぼ円板
状のウエハWが支持され、これにより多数のウエハWが
多段にわたって互いに等間隔に収容される。
【0014】ウエハマガジン25,26の上板25a,
26aの上には、ほぼ円筒状の搬送容器31,32がそ
れぞれ積載されており、搬送容器31,32の最下部に
形成されたフランジ31a,32aが、対応する上板2
5a,26aに固定されている。このようにして、ウエ
ハマガジン25,26の上板25a,26aは、搬送容
器31,32のための積載部となっており、搬送容器3
1,32とマガジン25,26が垂直線に沿って同軸的
に重ねられている。従って、この装置では、設置面積を
極めて小さくすることが可能である。そして、昇降装置
27の駆動により搬送容器31はマガジン25と一体的
に昇降させられ、昇降装置28の駆動により搬送容器3
2はマガジン26と一体的に昇降させられる。従って、
後述する収納作業や分別作業などが、効率的に行われ
る。
26aの上には、ほぼ円筒状の搬送容器31,32がそ
れぞれ積載されており、搬送容器31,32の最下部に
形成されたフランジ31a,32aが、対応する上板2
5a,26aに固定されている。このようにして、ウエ
ハマガジン25,26の上板25a,26aは、搬送容
器31,32のための積載部となっており、搬送容器3
1,32とマガジン25,26が垂直線に沿って同軸的
に重ねられている。従って、この装置では、設置面積を
極めて小さくすることが可能である。そして、昇降装置
27の駆動により搬送容器31はマガジン25と一体的
に昇降させられ、昇降装置28の駆動により搬送容器3
2はマガジン26と一体的に昇降させられる。従って、
後述する収納作業や分別作業などが、効率的に行われ
る。
【0015】搬送容器31,32は、上方に向けて開口
したほぼ円筒状をしており、その開口を通じて。ほぼ円
板状のウエハWと円形の保護シートSの出し入れが可能
である。複数枚のウエハWと複数枚の帯電防止用の保護
シートSは交互に積層された状態で搬送容器31,32
に収納される。このような状態での収納が行われた後、
図示しないカバーリングなどが搬送容器31,32に施
されて、搬送容器31,32は例えばウエハ製造工場か
ら装置組立工場へ搬送される。これに対して、ウエハマ
ガジン25,26には工場で製造したウエハWが一時的
に貯蔵されたり、搬送容器31,32のカバーリングを
開封した後にそこから取り出したウエハWが装置組立工
場の素材として貯蔵される。
したほぼ円筒状をしており、その開口を通じて。ほぼ円
板状のウエハWと円形の保護シートSの出し入れが可能
である。複数枚のウエハWと複数枚の帯電防止用の保護
シートSは交互に積層された状態で搬送容器31,32
に収納される。このような状態での収納が行われた後、
図示しないカバーリングなどが搬送容器31,32に施
されて、搬送容器31,32は例えばウエハ製造工場か
ら装置組立工場へ搬送される。これに対して、ウエハマ
ガジン25,26には工場で製造したウエハWが一時的
に貯蔵されたり、搬送容器31,32のカバーリングを
開封した後にそこから取り出したウエハWが装置組立工
場の素材として貯蔵される。
【0016】さて、キャビネット20内において、マガ
ジン取付部21,22の間には、マガジン取付部21,
22とほぼ同じ高さのテーブル33が配置されている。
このテーブル33には、二つのシート載置部35,36
が配置されている。各シート載置部35,36は、上方
に向けて開口したほぼ円筒状の容器であり、ここには多
数枚の保護シートSが積層された状態で収納される。
ジン取付部21,22の間には、マガジン取付部21,
22とほぼ同じ高さのテーブル33が配置されている。
このテーブル33には、二つのシート載置部35,36
が配置されている。各シート載置部35,36は、上方
に向けて開口したほぼ円筒状の容器であり、ここには多
数枚の保護シートSが積層された状態で収納される。
【0017】キャビネット20の上部には、水平なレー
ル37が固定されている。このレール37には、保持ア
ームユニット38が取り付けられている。保持アームユ
ニット38は、レール37に沿って水平移動可能なよう
にレール37に取り付けられた支柱39と、支柱39に
沿って垂直移動可能なように支柱39に取り付けられた
垂直スライダ40とを備える。
ル37が固定されている。このレール37には、保持ア
ームユニット38が取り付けられている。保持アームユ
ニット38は、レール37に沿って水平移動可能なよう
にレール37に取り付けられた支柱39と、支柱39に
沿って垂直移動可能なように支柱39に取り付けられた
垂直スライダ40とを備える。
【0018】図2に最もよく示されているように、垂直
スライダ40には、前方へ向けて延び出したアーム41
が設けられている。アーム41には、垂直方向に延びる
4本の吸気管42が取り付けられている(図1参照)。
搬送容器31,32およびシート載置部35,36は、
レール37に平行な線上に直列させられており、保持ア
ームユニット38がレール37に沿って水平移動するこ
とにより、吸気管42は搬送容器31,32およびシー
ト載置部35,36のいずれの真上にも位置することが
可能である。
スライダ40には、前方へ向けて延び出したアーム41
が設けられている。アーム41には、垂直方向に延びる
4本の吸気管42が取り付けられている(図1参照)。
搬送容器31,32およびシート載置部35,36は、
レール37に平行な線上に直列させられており、保持ア
ームユニット38がレール37に沿って水平移動するこ
とにより、吸気管42は搬送容器31,32およびシー
ト載置部35,36のいずれの真上にも位置することが
可能である。
【0019】吸気管42の下端は吸気口とされており、
図1に示すように、吸気管42の上端は、可撓性を有す
る連結管43を介して吸気装置44に接続されている。
この構成の下、吸気装置44の吸気により、吸気管42
の下端に物体が吸着される。吸気装置44はメインコン
トローラ29で制御され、所定の時期に所定の吸着力を
発生するようになっている。これにより、4本の吸気管
42で、薄くて軽量の保護シートSも、比較的厚くて重
量の大なウエハWも一枚ずつ、適切な力で吸着(保持)
され、所定の時期に解放される。
図1に示すように、吸気管42の上端は、可撓性を有す
る連結管43を介して吸気装置44に接続されている。
この構成の下、吸気装置44の吸気により、吸気管42
の下端に物体が吸着される。吸気装置44はメインコン
トローラ29で制御され、所定の時期に所定の吸着力を
発生するようになっている。これにより、4本の吸気管
42で、薄くて軽量の保護シートSも、比較的厚くて重
量の大なウエハWも一枚ずつ、適切な力で吸着(保持)
され、所定の時期に解放される。
【0020】保持アームユニット38の支柱39は水平
移動装置45によりレール37に沿って水平方向に移動
させられ、垂直スライダ40は上下移動装置46により
支柱39に沿って垂直方向に移動させられる。移動装置
45,46は、メインコントローラ29で制御され、ア
ーム41の位置および高さが所定の時期に変更され、所
定の位置で停止されるようになっている。移動装置4
5,46は、このような移動および停止が所定の時期に
正確かつ確実に行えるのであればよく、その形態は限定
されない。
移動装置45によりレール37に沿って水平方向に移動
させられ、垂直スライダ40は上下移動装置46により
支柱39に沿って垂直方向に移動させられる。移動装置
45,46は、メインコントローラ29で制御され、ア
ーム41の位置および高さが所定の時期に変更され、所
定の位置で停止されるようになっている。移動装置4
5,46は、このような移動および停止が所定の時期に
正確かつ確実に行えるのであればよく、その形態は限定
されない。
【0021】図2に示すように、ウエハマガジン25,
26の後方には、抜差装置51,52がそれぞれ配置さ
れている。抜差装置51,52は、水平な前後方向に延
びる載置板53,54と、載置板53,54を支持しか
つ水平面に沿って前後方向に移動させる抜差用移動装置
55,56を備える。
26の後方には、抜差装置51,52がそれぞれ配置さ
れている。抜差装置51,52は、水平な前後方向に延
びる載置板53,54と、載置板53,54を支持しか
つ水平面に沿って前後方向に移動させる抜差用移動装置
55,56を備える。
【0022】抜差用移動装置55,56は、メインコン
トローラ29で制御され、載置板53,54の位置が所
定の時期に変更され、所定の位置で停止されるようにな
っている。載置板53,54は、このような移動および
停止が所定の時期に正確かつ確実に行えるのであればよ
く、その形態は限定されない。
トローラ29で制御され、載置板53,54の位置が所
定の時期に変更され、所定の位置で停止されるようにな
っている。載置板53,54は、このような移動および
停止が所定の時期に正確かつ確実に行えるのであればよ
く、その形態は限定されない。
【0023】載置板53,54は、それぞれ抜差用移動
装置55,56に片持梁状に支持されている。載置板5
3,54は、前後方向に延びる中心線について線対称な
形状であって、抜差用移動装置55,56側にある基端
部53a,54aと、基端部53a,54aよりも幅が
狭く前方にある先端部53b,54bとをそれぞれ有す
る。基端部53a,54aの先端部には、円形の開口部
53c,54cが形成されている。開口部53c,54
cは載置板53,54を貫通しており、これにより片持
梁状に支持された載置板53,54の軽量化に寄与して
いる。開口部53c,54cの周囲の部分は、基端部5
3a,54aの側縁と、先端部53b,54bの側縁と
が滑らかに連なるようにテーパ状になっている。
装置55,56に片持梁状に支持されている。載置板5
3,54は、前後方向に延びる中心線について線対称な
形状であって、抜差用移動装置55,56側にある基端
部53a,54aと、基端部53a,54aよりも幅が
狭く前方にある先端部53b,54bとをそれぞれ有す
る。基端部53a,54aの先端部には、円形の開口部
53c,54cが形成されている。開口部53c,54
cは載置板53,54を貫通しており、これにより片持
梁状に支持された載置板53,54の軽量化に寄与して
いる。開口部53c,54cの周囲の部分は、基端部5
3a,54aの側縁と、先端部53b,54bの側縁と
が滑らかに連なるようにテーパ状になっている。
【0024】載置板53,54には、ウエハWの中心と
開口部53c,54cの中心が合致するように、ウエハ
Wが載置される。この構成では、載置板53,54の先
端部53b,54bの幅が狭くされ、かつ先端部53
b,54bに開口部53c,54cが形成されているこ
とにより、片持梁状の載置板53,54が軽量化されて
おり、かつ載置板53,54の先端付近の歪み(変位)
も抑制されている。そればかりでなく、載置板53,5
4におけるウエハWとの接触面積も大きい。
開口部53c,54cの中心が合致するように、ウエハ
Wが載置される。この構成では、載置板53,54の先
端部53b,54bの幅が狭くされ、かつ先端部53
b,54bに開口部53c,54cが形成されているこ
とにより、片持梁状の載置板53,54が軽量化されて
おり、かつ載置板53,54の先端付近の歪み(変位)
も抑制されている。そればかりでなく、載置板53,5
4におけるウエハWとの接触面積も大きい。
【0025】従来、ウエハを載置して移動する載置板と
しては、一様な幅のタイプが一般的であった。しかし、
一様な幅が大きい載置板の場合には、載置板の先端の重
量が大きくなって駆動装置の消費エネルギの増大を招い
たり、先端付近の歪み(変位)が大きくなってしまい、
平面状のウエハWとの接触面積が小さくなったりした。
また一様な幅が小さい載置板の場合には、平面状のウエ
ハWとの接触面積が小さくなる。ウエハWとの接触面積
が小さいと、ウエハWに発生する応力が大きくなり、そ
の品質を損ねることがある。
しては、一様な幅のタイプが一般的であった。しかし、
一様な幅が大きい載置板の場合には、載置板の先端の重
量が大きくなって駆動装置の消費エネルギの増大を招い
たり、先端付近の歪み(変位)が大きくなってしまい、
平面状のウエハWとの接触面積が小さくなったりした。
また一様な幅が小さい載置板の場合には、平面状のウエ
ハWとの接触面積が小さくなる。ウエハWとの接触面積
が小さいと、ウエハWに発生する応力が大きくなり、そ
の品質を損ねることがある。
【0026】さらに従来の載置板の他の例としては、先
端が二股に分岐したタイプもあるが、この場合にも載置
板の先端の重量が大きくなったり、先端付近の歪みが大
きくなったりする。本実施形態に係る載置板53,54
は、以上に述べた問題点を解決することができる。
端が二股に分岐したタイプもあるが、この場合にも載置
板の先端の重量が大きくなったり、先端付近の歪みが大
きくなったりする。本実施形態に係る載置板53,54
は、以上に述べた問題点を解決することができる。
【0027】さて、ウエハマガジン25,26の上昇に
より、載置板53,54の高さにウエハマガジン25,
26の内部空間の高さが合致したとき、載置板53,5
4はウエハマガジン25,26の内部に進退自在とな
り、ここに支持されたウエハWを抜き出したり、ウエハ
Wをここに差し入れたりすることが可能である。また、
ウエハマガジン25,26の下降により、載置板53,
54の高さよりも、搬送容器31,32の上端が低くな
ったときには、載置板53,54は前進により搬送容器
31,32の真上に位置することができる。かかる構成
の下、吸気管42により搬送容器31,32から引き上
げられたウエハWが、一旦載置板53,54に一時的に
載置された後、マガジン25,26に移送される。逆
に、マガジン25,26から載置板53,54で抜き出
されて載置板53,54の上に載置されたウエハWが、
吸気管42により引き上げられた後、搬送容器31,3
2に収納される。
より、載置板53,54の高さにウエハマガジン25,
26の内部空間の高さが合致したとき、載置板53,5
4はウエハマガジン25,26の内部に進退自在とな
り、ここに支持されたウエハWを抜き出したり、ウエハ
Wをここに差し入れたりすることが可能である。また、
ウエハマガジン25,26の下降により、載置板53,
54の高さよりも、搬送容器31,32の上端が低くな
ったときには、載置板53,54は前進により搬送容器
31,32の真上に位置することができる。かかる構成
の下、吸気管42により搬送容器31,32から引き上
げられたウエハWが、一旦載置板53,54に一時的に
載置された後、マガジン25,26に移送される。逆
に、マガジン25,26から載置板53,54で抜き出
されて載置板53,54の上に載置されたウエハWが、
吸気管42により引き上げられた後、搬送容器31,3
2に収納される。
【0028】図2に示す載置板53,54の待避位置に
は、オリエンテーション装置61,62が設けられてい
る。オリエンテーション装置61,62は、メインコン
トローラ29に制御されるオリエンテーションコントロ
ーラ63,64にそれぞれ制御されて作動する。搬送容
器31,32またはウエハマガジン25,26から取り
出されて載置板53,54に載置されたウエハWは、載
置板53,54が待避位置に後退すると、ウエハWを所
定の向きにする。オリエンテーション装置61,62
は、具体的には、ウエハWの配向方向を示すオリエンテ
ーションフラットまたはノッチを検出して、その検出結
果に基づいて、ウエハWの向きを調節する公知のオリエ
ンテーションフラット合わせ装置またはノッチ合わせ装
置である。
は、オリエンテーション装置61,62が設けられてい
る。オリエンテーション装置61,62は、メインコン
トローラ29に制御されるオリエンテーションコントロ
ーラ63,64にそれぞれ制御されて作動する。搬送容
器31,32またはウエハマガジン25,26から取り
出されて載置板53,54に載置されたウエハWは、載
置板53,54が待避位置に後退すると、ウエハWを所
定の向きにする。オリエンテーション装置61,62
は、具体的には、ウエハWの配向方向を示すオリエンテ
ーションフラットまたはノッチを検出して、その検出結
果に基づいて、ウエハWの向きを調節する公知のオリエ
ンテーションフラット合わせ装置またはノッチ合わせ装
置である。
【0029】2.実施形態の使用態様 次に、この実施形態に係る装置の各種の使用態様を説明
する。 2−1.二つの搬送容器へのウエハと保護シートの収納 この装置では、二つの搬送容器31,32のそれぞれに
ウエハWと保護シートSを交互に積層しながら収納する
ことができる。まず、ウエハWを収納したウエハマガジ
ン25,26をマガジン取付部21,22にそれぞれ取
り付けて、空の搬送容器31,32をウエハマガジン2
5,26の上に固定するとともに、シート載置部35ま
たは36に保護シートSを積層しておく(二つの搬送容
器31,32の両方に収納を行うときには、いずれのシ
ート載置部35,36を保護シートSの供給源としても
よい)。
する。 2−1.二つの搬送容器へのウエハと保護シートの収納 この装置では、二つの搬送容器31,32のそれぞれに
ウエハWと保護シートSを交互に積層しながら収納する
ことができる。まず、ウエハWを収納したウエハマガジ
ン25,26をマガジン取付部21,22にそれぞれ取
り付けて、空の搬送容器31,32をウエハマガジン2
5,26の上に固定するとともに、シート載置部35ま
たは36に保護シートSを積層しておく(二つの搬送容
器31,32の両方に収納を行うときには、いずれのシ
ート載置部35,36を保護シートSの供給源としても
よい)。
【0030】この後、水平移動装置45により保持アー
ムユニット38を水平移動させ、シート載置部35また
は36の真上の位置で吸気管42を停止させる。次に、
左の昇降装置27により左のマガジン25のみを上昇さ
せ、左の載置板53でウエハマガジン25内の所定のウ
エハWを受け取りやすいように、マガジン25の高さを
最適化する。
ムユニット38を水平移動させ、シート載置部35また
は36の真上の位置で吸気管42を停止させる。次に、
左の昇降装置27により左のマガジン25のみを上昇さ
せ、左の載置板53でウエハマガジン25内の所定のウ
エハWを受け取りやすいように、マガジン25の高さを
最適化する。
【0031】さらに、抜差用移動装置55により、すで
に上昇済みの左のマガジン25の内部に向けて、左の載
置板53を前進させ、載置板53の上にウエハWを受け
取る。この後、左のマガジン25をわずかに上昇させ、
ウエハWが、それまで支持されていた受け棚30から離
れるようにするとよい。
に上昇済みの左のマガジン25の内部に向けて、左の載
置板53を前進させ、載置板53の上にウエハWを受け
取る。この後、左のマガジン25をわずかに上昇させ、
ウエハWが、それまで支持されていた受け棚30から離
れるようにするとよい。
【0032】それから、左の抜差用移動装置55により
ウエハWを載置した載置板53を待避位置まで後退さ
せ、ここでオリエンテーションコントローラ63により
オリエンテーション装置61を駆動して、そのウエハW
の向きを調節する(図2参照)。そして、昇降装置27
により左のマガジン25を下降させ、左の搬送容器31
の高さをシート載置部35,36の高さとほぼ等しくす
る(保持アームユニット38が搬送容器31上にある場
合に、載置板53が搬送容器31と吸気管42との間に
侵入できるように、搬送容器31の高さを載置板53に
対して最適化する)。
ウエハWを載置した載置板53を待避位置まで後退さ
せ、ここでオリエンテーションコントローラ63により
オリエンテーション装置61を駆動して、そのウエハW
の向きを調節する(図2参照)。そして、昇降装置27
により左のマガジン25を下降させ、左の搬送容器31
の高さをシート載置部35,36の高さとほぼ等しくす
る(保持アームユニット38が搬送容器31上にある場
合に、載置板53が搬送容器31と吸気管42との間に
侵入できるように、搬送容器31の高さを載置板53に
対して最適化する)。
【0033】次に、上下移動装置46により保持アーム
ユニット38の垂直スライダ40を下降させて吸気管4
2をシート載置部35または36の内部に侵入させ、そ
の内部の保護シートSを吸気装置44で吸気管42に吸
着させる。図3は、この時の状態を示す。さらに垂直ス
ライダ40を上昇させ、保護シートSをシート載置部3
5または36の上端よりも高く引き上げる。
ユニット38の垂直スライダ40を下降させて吸気管4
2をシート載置部35または36の内部に侵入させ、そ
の内部の保護シートSを吸気装置44で吸気管42に吸
着させる。図3は、この時の状態を示す。さらに垂直ス
ライダ40を上昇させ、保護シートSをシート載置部3
5または36の上端よりも高く引き上げる。
【0034】この後、図4に示すように、保持アームユ
ニット38を左に水平移動させ、吸気管42に吸着され
た保護シートSを左の搬送容器31の真上で停止させ
る。さらに、右のウエハマガジン26を上昇させ、右の
載置板54でウエハマガジン26内の所定のウエハWを
受け取りやすいように、マガジン26の高さを最適化す
る。
ニット38を左に水平移動させ、吸気管42に吸着され
た保護シートSを左の搬送容器31の真上で停止させ
る。さらに、右のウエハマガジン26を上昇させ、右の
載置板54でウエハマガジン26内の所定のウエハWを
受け取りやすいように、マガジン26の高さを最適化す
る。
【0035】次に、図5に示すように、右の抜差用移動
装置56により、すでに上昇済みの右のマガジン26の
内部に向けて、右の載置板54を前進させ、載置板54
の上にウエハWを受け取る。この後、マガジン26をわ
ずかに上昇させ、ウエハWが、それまで支持されていた
受け棚30から離れるようにするとよい。
装置56により、すでに上昇済みの右のマガジン26の
内部に向けて、右の載置板54を前進させ、載置板54
の上にウエハWを受け取る。この後、マガジン26をわ
ずかに上昇させ、ウエハWが、それまで支持されていた
受け棚30から離れるようにするとよい。
【0036】さらに、垂直スライダ40を下降させて吸
気管42を左の搬送容器31の内部に侵入させ、吸気装
置44の吸気を停止して、吸気管42から保護シートS
を解放することにより、保護シートSを左の搬送容器3
1に収納する。そして、垂直スライダ40を上昇させて
吸気管42を搬送容器31の上端より高い位置まで上昇
させる。
気管42を左の搬送容器31の内部に侵入させ、吸気装
置44の吸気を停止して、吸気管42から保護シートS
を解放することにより、保護シートSを左の搬送容器3
1に収納する。そして、垂直スライダ40を上昇させて
吸気管42を搬送容器31の上端より高い位置まで上昇
させる。
【0037】次に、図6に示すように、左の抜差用移動
装置55により載置板53を前進させ、載置板53に載
置されているウエハWを,吸気管42の真下、かつ搬送
容器31の真上まで移動させる。さらに、垂直スライダ
40を下降させて吸気管42でウエハWを吸着する。こ
の後には、垂直スライダ40を再度わずかに上昇させ、
ウエハWが、それまで載置されていた載置板53から離
れるようにするとよい。
装置55により載置板53を前進させ、載置板53に載
置されているウエハWを,吸気管42の真下、かつ搬送
容器31の真上まで移動させる。さらに、垂直スライダ
40を下降させて吸気管42でウエハWを吸着する。こ
の後には、垂直スライダ40を再度わずかに上昇させ、
ウエハWが、それまで載置されていた載置板53から離
れるようにするとよい。
【0038】さらに、右の抜差用移動装置56によりウ
エハWを載置した載置板54を待避位置まで後退させ、
ここでオリエンテーションコントローラ64によりオリ
エンテーション装置62を駆動して、そのウエハWの向
きを調節する(図2参照)。
エハWを載置した載置板54を待避位置まで後退させ、
ここでオリエンテーションコントローラ64によりオリ
エンテーション装置62を駆動して、そのウエハWの向
きを調節する(図2参照)。
【0039】次に、図7に示すように、昇降装置28に
より右のマガジン26を下降させ、右の搬送容器32の
高さをシート載置部35,36の高さとほぼ等しくす
る。つまり、保持アームユニット38が搬送容器32上
にある場合に、載置板54が搬送容器32と吸気管42
との間に侵入できるように、搬送容器32の高さを載置
板54に対して最適化する。
より右のマガジン26を下降させ、右の搬送容器32の
高さをシート載置部35,36の高さとほぼ等しくす
る。つまり、保持アームユニット38が搬送容器32上
にある場合に、載置板54が搬送容器32と吸気管42
との間に侵入できるように、搬送容器32の高さを載置
板54に対して最適化する。
【0040】さらに、左の抜差用移動装置55により左
の載置板53を後退させる。この後、垂直スライダ40
を下降させて吸気管42を左の搬送容器31の内部に侵
入させ、さらに吸気装置44の吸気を停止して、吸気管
42から保護シートSを解放することにより、ウエハW
を左の搬送容器31に収納する。さらに、垂直スライダ
40を上昇させて吸気管42を搬送容器31の上端より
高い位置まで上昇させる。
の載置板53を後退させる。この後、垂直スライダ40
を下降させて吸気管42を左の搬送容器31の内部に侵
入させ、さらに吸気装置44の吸気を停止して、吸気管
42から保護シートSを解放することにより、ウエハW
を左の搬送容器31に収納する。さらに、垂直スライダ
40を上昇させて吸気管42を搬送容器31の上端より
高い位置まで上昇させる。
【0041】この後、保持アームユニット38を右に水
平移動させ、シート載置部35または36の真上の位置
で吸気管42を停止させる。そして図8に示すように、
保持アームユニット38の垂直スライダ40を下降させ
て吸気管42をシート載置部35または36の内部に侵
入させ、その内部の保護シートSを吸気管42に吸着さ
せる。次に、垂直スライダ40を上昇させ保護シートS
をシート載置部35または36の上端よりも高く引き上
げる。
平移動させ、シート載置部35または36の真上の位置
で吸気管42を停止させる。そして図8に示すように、
保持アームユニット38の垂直スライダ40を下降させ
て吸気管42をシート載置部35または36の内部に侵
入させ、その内部の保護シートSを吸気管42に吸着さ
せる。次に、垂直スライダ40を上昇させ保護シートS
をシート載置部35または36の上端よりも高く引き上
げる。
【0042】さらに、左のマガジン25を上昇させ、左
の載置板53でウエハマガジン25内の次の所定のウエ
ハWを受け取りやすいように、マガジン25の高さを最
適化する。この後、図9に示すように、保持アームユニ
ット38を右に水平移動させ、吸気管42に吸着された
保護シートSを右の搬送容器32の真上で停止させる。
の載置板53でウエハマガジン25内の次の所定のウエ
ハWを受け取りやすいように、マガジン25の高さを最
適化する。この後、図9に示すように、保持アームユニ
ット38を右に水平移動させ、吸気管42に吸着された
保護シートSを右の搬送容器32の真上で停止させる。
【0043】次に、図10に示すように、左の抜差用移
動装置55により、すでに上昇済みの左のマガジン25
の内部に向けて、左の載置板53を前進させ、載置板5
3の上にウエハWを受け取る。この後、マガジン25を
わずかに上昇させ、ウエハWが、それまで支持されてい
た受け棚30から離れるようにするとよい。
動装置55により、すでに上昇済みの左のマガジン25
の内部に向けて、左の載置板53を前進させ、載置板5
3の上にウエハWを受け取る。この後、マガジン25を
わずかに上昇させ、ウエハWが、それまで支持されてい
た受け棚30から離れるようにするとよい。
【0044】さらに、垂直スライダ40を下降させて吸
気管42を右の搬送容器32の内部に侵入させ、吸気装
置44の吸気を停止して、吸気管42から保護シートS
を解放することにより、保護シートSを右の搬送容器3
2に収納する。さらに、垂直スライダ40を上昇させて
吸気管42を搬送容器32の上端より高い位置まで上昇
させる。
気管42を右の搬送容器32の内部に侵入させ、吸気装
置44の吸気を停止して、吸気管42から保護シートS
を解放することにより、保護シートSを右の搬送容器3
2に収納する。さらに、垂直スライダ40を上昇させて
吸気管42を搬送容器32の上端より高い位置まで上昇
させる。
【0045】次に、図11に示すように、右の抜差用移
動装置56により載置板54を前進させ、載置板54に
載置されているウエハWを,吸気管42の真下、かつ搬
送容器32の真上まで移動させる。さらに、垂直スライ
ダ40を下降させて吸気管42でウエハWを吸着する。
この後には、垂直スライダ40を再度わずかに上昇さ
せ、ウエハWが、それまで載置されていた載置板54か
ら離れるようにするとよい。
動装置56により載置板54を前進させ、載置板54に
載置されているウエハWを,吸気管42の真下、かつ搬
送容器32の真上まで移動させる。さらに、垂直スライ
ダ40を下降させて吸気管42でウエハWを吸着する。
この後には、垂直スライダ40を再度わずかに上昇さ
せ、ウエハWが、それまで載置されていた載置板54か
ら離れるようにするとよい。
【0046】さらに、左の抜差用移動装置55によりウ
エハWを載置した載置板53を待避位置まで後退させ、
ここでオリエンテーションコントローラ63によりオリ
エンテーション装置61を駆動して、そのウエハWの向
きを調節する(図2参照)。
エハWを載置した載置板53を待避位置まで後退させ、
ここでオリエンテーションコントローラ63によりオリ
エンテーション装置61を駆動して、そのウエハWの向
きを調節する(図2参照)。
【0047】次に、図12に示すように、昇降装置28
により左のマガジン25を下降させ、左の搬送容器31
の高さをシート載置部35,36の高さとほぼ等しくす
る。
により左のマガジン25を下降させ、左の搬送容器31
の高さをシート載置部35,36の高さとほぼ等しくす
る。
【0048】さらに、右の抜差用移動装置56により載
置板54を後退させる。この後、垂直スライダ40を下
降させて吸気管42を右の搬送容器32の内部に侵入さ
せ、さらに吸気装置44の吸気を停止して、吸気管42
から保護シートSを解放することにより、ウエハWを右
の搬送容器32に収納する。さらに、垂直スライダ40
を上昇させて吸気管42を搬送容器32の上端より高い
位置まで上昇させる。
置板54を後退させる。この後、垂直スライダ40を下
降させて吸気管42を右の搬送容器32の内部に侵入さ
せ、さらに吸気装置44の吸気を停止して、吸気管42
から保護シートSを解放することにより、ウエハWを右
の搬送容器32に収納する。さらに、垂直スライダ40
を上昇させて吸気管42を搬送容器32の上端より高い
位置まで上昇させる。
【0049】この後、保持アームユニット38を左に水
平移動させ、シート載置部35または36の真上の位置
で吸気管42を停止させる。そして図3に示すように、
保持アームユニット38の垂直スライダ40を下降させ
て吸気管42をシート載置部35または36の内部に侵
入させ、その内部の保護シートSを吸気管42に吸着さ
せる。次に、垂直スライダ40を上昇させ保護シートS
をシート載置部35または36の上端よりも高く引き上
げる。
平移動させ、シート載置部35または36の真上の位置
で吸気管42を停止させる。そして図3に示すように、
保持アームユニット38の垂直スライダ40を下降させ
て吸気管42をシート載置部35または36の内部に侵
入させ、その内部の保護シートSを吸気管42に吸着さ
せる。次に、垂直スライダ40を上昇させ保護シートS
をシート載置部35または36の上端よりも高く引き上
げる。
【0050】さらに、右のマガジン26を上昇させ、右
の載置板54でウエハマガジン26内の次の所定のウエ
ハWを受け取りやすいように、マガジン26の高さを最
適化する。この後、図4に示すように、保持アームユニ
ット38を左に水平移動させ、吸気管42に吸着された
保護シートSを左の搬送容器31の真上で停止させる。
の載置板54でウエハマガジン26内の次の所定のウエ
ハWを受け取りやすいように、マガジン26の高さを最
適化する。この後、図4に示すように、保持アームユニ
ット38を左に水平移動させ、吸気管42に吸着された
保護シートSを左の搬送容器31の真上で停止させる。
【0051】以後、この装置は、図面を参照しながら上
述したような動作を繰り返す。すなわち、保持アームユ
ニット38で左の抜差装置51の載置板53およびシー
ト載置部35または36からウエハWの一枚および保護
シートSの一枚を左の搬送容器31に収納する間に、右
の搬送容器32に対応するマガジン26を上昇させて、
右のマガジン26の高さを右の抜差装置52の載置板5
4の高さに対して最適化した後、マガジン26から載置
板54でウエハWの一枚を抜き取り、次にマガジン26
を下降させて、右の搬送容器32の高さを右の抜差装置
52の載置板54の高さに対して最適化する。
述したような動作を繰り返す。すなわち、保持アームユ
ニット38で左の抜差装置51の載置板53およびシー
ト載置部35または36からウエハWの一枚および保護
シートSの一枚を左の搬送容器31に収納する間に、右
の搬送容器32に対応するマガジン26を上昇させて、
右のマガジン26の高さを右の抜差装置52の載置板5
4の高さに対して最適化した後、マガジン26から載置
板54でウエハWの一枚を抜き取り、次にマガジン26
を下降させて、右の搬送容器32の高さを右の抜差装置
52の載置板54の高さに対して最適化する。
【0052】そして、保持アームユニット38で右の抜
差装置52の載置板54およびシート載置部35または
36からウエハWの一枚および保護シートSの一枚を右
の搬送容器32に収納する間に、左の搬送容器31に対
応するマガジン25を上昇させて、左のマガジン25の
高さを左の抜差装置51の載置板53の高さに対して最
適化した後、上記第1のウエハマガジンから左の載置板
53でウエハWの一枚を抜き取り、次にマガジン25を
下降させて、左の搬送容器31の高さを左の抜差装置5
1の載置板53の高さに対して最適化する。
差装置52の載置板54およびシート載置部35または
36からウエハWの一枚および保護シートSの一枚を右
の搬送容器32に収納する間に、左の搬送容器31に対
応するマガジン25を上昇させて、左のマガジン25の
高さを左の抜差装置51の載置板53の高さに対して最
適化した後、上記第1のウエハマガジンから左の載置板
53でウエハWの一枚を抜き取り、次にマガジン25を
下降させて、左の搬送容器31の高さを左の抜差装置5
1の載置板53の高さに対して最適化する。
【0053】従って、一方の搬送容器31または32に
ついてのウエハWおよび保護シートSの収納の間に、他
の搬送容器31または32についてのウエハWの収納の
準備を行うことになるため、複数の搬送容器31,32
に効率的に対処することが可能である。しかも、マガジ
ン25,26等が複数であるにもかかわらず、単一の保
持手段である保持アームユニット38を移動装置45,
46で移動させることにより、複数箇所での収納を可能
としているため、単に装置を複数並べるのに比べて設置
スペースの増大を最小限にすることが可能である。上述
した二つの搬送容器31,32のそれぞれにウエハWと
保護シートSを交互に積層しながら収納する作業は、図
13および図14に示すフローチャートの通りである。
ついてのウエハWおよび保護シートSの収納の間に、他
の搬送容器31または32についてのウエハWの収納の
準備を行うことになるため、複数の搬送容器31,32
に効率的に対処することが可能である。しかも、マガジ
ン25,26等が複数であるにもかかわらず、単一の保
持手段である保持アームユニット38を移動装置45,
46で移動させることにより、複数箇所での収納を可能
としているため、単に装置を複数並べるのに比べて設置
スペースの増大を最小限にすることが可能である。上述
した二つの搬送容器31,32のそれぞれにウエハWと
保護シートSを交互に積層しながら収納する作業は、図
13および図14に示すフローチャートの通りである。
【0054】なお、この実施形態では、すでに載置板5
3,54に載置済みのウエハWを保護シートSに優先し
て、搬送容器31,32に収納するようにしているが、
この順序は逆にすることも可能である。
3,54に載置済みのウエハWを保護シートSに優先し
て、搬送容器31,32に収納するようにしているが、
この順序は逆にすることも可能である。
【0055】2−2.二つの搬送容器からのウエハと保
護シートの分別 また、この装置では、二つの搬送容器31,32のそれ
ぞれの内部に交互に積層されたウエハWと保護シートS
を分別して、ウエハWをマガジン25,26に移送し、
保護シートSをシート載置部35,36に移送すること
が可能である。まず、空のウエハマガジン25,26を
マガジン取付部21,22にそれぞれ取り付けて、ウエ
ハWと保護シートSを収納した搬送容器31,32をウ
エハマガジン25,26の上に固定する。なお、二つの
搬送容器31,32の両方について分別を行うときに
は、いずれのシート載置部35,36を保護シートSの
収納先としてもよい。
護シートの分別 また、この装置では、二つの搬送容器31,32のそれ
ぞれの内部に交互に積層されたウエハWと保護シートS
を分別して、ウエハWをマガジン25,26に移送し、
保護シートSをシート載置部35,36に移送すること
が可能である。まず、空のウエハマガジン25,26を
マガジン取付部21,22にそれぞれ取り付けて、ウエ
ハWと保護シートSを収納した搬送容器31,32をウ
エハマガジン25,26の上に固定する。なお、二つの
搬送容器31,32の両方について分別を行うときに
は、いずれのシート載置部35,36を保護シートSの
収納先としてもよい。
【0056】この分別作業は、図15および図16に示
すフローチャートの通りである。この分別作業では、保
持アームユニット38で左の搬送容器31からウエハW
の一枚および保護シートSの一枚をそれぞれ左の抜差装
置51の載置板53およびシート載置部35または36
に移送する間に、右の搬送容器32に対応する右のマガ
ジン26を上昇させて、右のマガジン26の高さを右の
抜差装置52の載置板54の高さに対して最適化した
後、すでに右の載置板54に位置しているウエハWの他
の一枚を右の載置板54で右のマガジン26に差し込
み、次に右のマガジン26を下降させて、右の搬送容器
32の高さを右の抜差装置52の載置板54の高さに対
して最適化する。
すフローチャートの通りである。この分別作業では、保
持アームユニット38で左の搬送容器31からウエハW
の一枚および保護シートSの一枚をそれぞれ左の抜差装
置51の載置板53およびシート載置部35または36
に移送する間に、右の搬送容器32に対応する右のマガ
ジン26を上昇させて、右のマガジン26の高さを右の
抜差装置52の載置板54の高さに対して最適化した
後、すでに右の載置板54に位置しているウエハWの他
の一枚を右の載置板54で右のマガジン26に差し込
み、次に右のマガジン26を下降させて、右の搬送容器
32の高さを右の抜差装置52の載置板54の高さに対
して最適化する。
【0057】そして、保持アームユニット38で右の搬
送容器32からウエハWの一枚および保護シートSの一
枚をそれぞれ右の抜差装置52の載置板54およびシー
ト載置部35または36に移送する間に、左の搬送容器
31に対応する左のマガジン25を上昇させて、左のマ
ガジン25の高さを左の抜差装置51の載置板53の高
さに対して最適化した後、すでに左の抜差装置51の載
置板53に位置しているウエハWの他の一枚を左の抜差
装置51の載置板53で左のマガジン25に差し込み、
次に左のマガジン25を下降させて、左の搬送容器31
の高さを左の抜差装置51の載置板53の高さに対して
最適化する。
送容器32からウエハWの一枚および保護シートSの一
枚をそれぞれ右の抜差装置52の載置板54およびシー
ト載置部35または36に移送する間に、左の搬送容器
31に対応する左のマガジン25を上昇させて、左のマ
ガジン25の高さを左の抜差装置51の載置板53の高
さに対して最適化した後、すでに左の抜差装置51の載
置板53に位置しているウエハWの他の一枚を左の抜差
装置51の載置板53で左のマガジン25に差し込み、
次に左のマガジン25を下降させて、左の搬送容器31
の高さを左の抜差装置51の載置板53の高さに対して
最適化する。
【0058】従って、一方の搬送容器31または32に
ついての分別の間に、他の搬送容器31または32につ
いての分別の準備を行うことになるため、複数の搬送容
器31,32に効率的に対処することが可能である。
ついての分別の間に、他の搬送容器31または32につ
いての分別の準備を行うことになるため、複数の搬送容
器31,32に効率的に対処することが可能である。
【0059】2−3.一つの搬送容器への収納および他
の搬送容器についての分別 さらにこの装置では、一つの搬送容器31または32に
ウエハWと保護シートSを交互に積層しながら収納する
と同時に、他の搬送容器31または32の内部に交互に
積層されたウエハWと保護シートSを分別して、ウエハ
Wをマガジン25または26に移送し、保護シートSを
シート載置部35または36に移送することが可能であ
る。
の搬送容器についての分別 さらにこの装置では、一つの搬送容器31または32に
ウエハWと保護シートSを交互に積層しながら収納する
と同時に、他の搬送容器31または32の内部に交互に
積層されたウエハWと保護シートSを分別して、ウエハ
Wをマガジン25または26に移送し、保護シートSを
シート載置部35または36に移送することが可能であ
る。
【0060】この収納・分別作業は、図17および図1
8に示すフローチャートの通りである。この作業では、
シート載置部35,36のいずれか一方を、収納作業に
供しようとする新しい(ウエハWとの積層がされる前
の)保護シートSの専用のシート載置部とし、他方を分
別作業で分別される使用済みの(ウエハWと共に積層さ
れてすでに搬送容器に収納された)保護シートSの専用
のシート載置部とするとよい。このこのように区分けす
ると、保護シートSの混在を防止でき、例えば新しい保
護シートの汚染を防止しつつ使用済みの保護シートを廃
棄できる。
8に示すフローチャートの通りである。この作業では、
シート載置部35,36のいずれか一方を、収納作業に
供しようとする新しい(ウエハWとの積層がされる前
の)保護シートSの専用のシート載置部とし、他方を分
別作業で分別される使用済みの(ウエハWと共に積層さ
れてすでに搬送容器に収納された)保護シートSの専用
のシート載置部とするとよい。このこのように区分けす
ると、保護シートSの混在を防止でき、例えば新しい保
護シートの汚染を防止しつつ使用済みの保護シートを廃
棄できる。
【0061】この収納分別作業では、保持アームユニッ
ト38で左の抜差装置51の載置板53およびシート載
置部35または36からウエハWの一枚および保護シー
トSの一枚を左の搬送容器31に収納する間に、搬送容
器32に対応するマガジン26を上昇させて、マガジン
26の高さを右の抜差装置52の載置板54の高さに対
して最適化した後、すでに右の抜差装置52の載置板5
4に位置しているウエハWの他の一枚を右の抜差装置5
2の載置板54でマガジン26に差し込み、次にマガジ
ン26を下降させて、搬送容器32の高さを右の抜差装
置52の載置板54の高さに対して最適化する。
ト38で左の抜差装置51の載置板53およびシート載
置部35または36からウエハWの一枚および保護シー
トSの一枚を左の搬送容器31に収納する間に、搬送容
器32に対応するマガジン26を上昇させて、マガジン
26の高さを右の抜差装置52の載置板54の高さに対
して最適化した後、すでに右の抜差装置52の載置板5
4に位置しているウエハWの他の一枚を右の抜差装置5
2の載置板54でマガジン26に差し込み、次にマガジ
ン26を下降させて、搬送容器32の高さを右の抜差装
置52の載置板54の高さに対して最適化する。
【0062】そして、保持アームユニット38で搬送容
器32からウエハWの一枚および保護シートSの一枚を
それぞれ右の抜差装置52の載置板54およびシート載
置部35または36に移送する間に、左の搬送容器31
に対応する左のマガジン25を上昇させて、左のマガジ
ン25の高さを左の抜差装置51の載置板53の高さに
対して最適化した後、左のマガジン25から左の抜差装
置51の載置板53でウエハWの一枚を抜き取り、次に
左のマガジン25を下降させて、左の搬送容器31の高
さを左の抜差装置51の載置板53の高さに対して最適
化する。
器32からウエハWの一枚および保護シートSの一枚を
それぞれ右の抜差装置52の載置板54およびシート載
置部35または36に移送する間に、左の搬送容器31
に対応する左のマガジン25を上昇させて、左のマガジ
ン25の高さを左の抜差装置51の載置板53の高さに
対して最適化した後、左のマガジン25から左の抜差装
置51の載置板53でウエハWの一枚を抜き取り、次に
左のマガジン25を下降させて、左の搬送容器31の高
さを左の抜差装置51の載置板53の高さに対して最適
化する。
【0063】つまり、左の搬送容器31についての収納
の間に、右の搬送容器32についての分別の準備を行
い、右の搬送容器32についての分別の間に、左の搬送
容器31についての収納の準備を行うことになるため、
複数の搬送容器35,36に対する収納・分別作業を効
率的にすることが可能である。
の間に、右の搬送容器32についての分別の準備を行
い、右の搬送容器32についての分別の間に、左の搬送
容器31についての収納の準備を行うことになるため、
複数の搬送容器35,36に対する収納・分別作業を効
率的にすることが可能である。
【0064】なお、これらの図では、左の搬送容器31
へ収納し、右の搬送容器32から分別する作業を例示す
るが、逆の作業も可能であり、逆の作業は、図中の左右
の表示を読み替えた通りになる。
へ収納し、右の搬送容器32から分別する作業を例示す
るが、逆の作業も可能であり、逆の作業は、図中の左右
の表示を読み替えた通りになる。
【0065】2−4.一つの搬送容器へのウエハと保護
シートの収納 この装置では、一つの搬送容器31または32にウエハ
Wと保護シートSを交互に積層しながら収納することも
できる。この収納作業は、図19に示すフローチャート
の通りである。なお図19では、左の搬送容器31への
収納作業を例示するが、右の搬送容器32への収納作業
は、図19中の左右の表示を読み替えた通りになる。
シートの収納 この装置では、一つの搬送容器31または32にウエハ
Wと保護シートSを交互に積層しながら収納することも
できる。この収納作業は、図19に示すフローチャート
の通りである。なお図19では、左の搬送容器31への
収納作業を例示するが、右の搬送容器32への収納作業
は、図19中の左右の表示を読み替えた通りになる。
【0066】2−5.一つの搬送容器からのウエハと保
護シートの分別 この装置では、一つの搬送容器31または32内に交互
に積層されたウエハWと保護シートSを分別することも
できる。この分別作業は、図20に示すフローチャート
の通りである。なお図20では、左の搬送容器31から
の分別作業を例示するが、右の搬送容器32からの分別
作業は、図20中の左右の表示を読み替えた通りにな
る。
護シートの分別 この装置では、一つの搬送容器31または32内に交互
に積層されたウエハWと保護シートSを分別することも
できる。この分別作業は、図20に示すフローチャート
の通りである。なお図20では、左の搬送容器31から
の分別作業を例示するが、右の搬送容器32からの分別
作業は、図20中の左右の表示を読み替えた通りにな
る。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
設置スペースの増大を最小限にしつつ、複数の搬送容器
に対する収納作業や分別作業を効率的に行うことが可能
である。
設置スペースの増大を最小限にしつつ、複数の搬送容器
に対する収納作業や分別作業を効率的に行うことが可能
である。
【図1】 本発明の一実施形態に係る半導体ウエハおよ
び保護シートの収納・分別装置を示す正面図である。
び保護シートの収納・分別装置を示す正面図である。
【図2】 図1に示す装置の平面図である。
【図3】 図1に示す装置による収納作業の一段階を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図4】 図3に続く収納作業の一段階を示す斜視図で
ある。
ある。
【図5】 図4に続く収納作業の一段階を示す斜視図で
ある。
ある。
【図6】 図5に続く収納作業の一段階を示す斜視図で
ある。
ある。
【図7】 図6に続く収納作業の一段階を示す斜視図で
ある。
ある。
【図8】 図7に続く収納作業の一段階を示す斜視図で
ある。
ある。
【図9】 図8に続く収納作業の一段階を示す斜視図で
ある。
ある。
【図10】 図9に続く収納作業の一段階を示す斜視図
である。
である。
【図11】 図10に続く収納作業の一段階を示す斜視
図である。
図である。
【図12】 図11に続く収納作業の一段階を示す斜視
図である。
図である。
【図13】 図1に示す装置による二つの搬送容器に対
する収納作業を示すフローチャートの一部である。
する収納作業を示すフローチャートの一部である。
【図14】 図13を補完して上記フローチャートをな
す図である。
す図である。
【図15】 図1に示す装置による二つの搬送容器に対
する分別作業を示すフローチャートの一部である。
する分別作業を示すフローチャートの一部である。
【図16】 図15を補完して上記フローチャートをな
す図である。
す図である。
【図17】 図1に示す装置による二つの搬送容器に対
する収納・分別作業を示すフローチャートの一部であ
る。
する収納・分別作業を示すフローチャートの一部であ
る。
【図18】 図17を補完して上記フローチャートをな
す図である。
す図である。
【図19】 図1に示す装置による一つの搬送容器に対
する収納作業を示すフローチャートである。
する収納作業を示すフローチャートである。
【図20】 図1に示す装置による一つの搬送容器に対
する分別作業を示すフローチャートである。
する分別作業を示すフローチャートである。
20…キャビネット、21,22…マガジン取付部、2
5,26…ウエハマガジン、27,28…昇降装置、2
9…メインコントローラ、31,32…搬送容器、3
5,36…シート載置部、38…保持アームユニット、
44…吸気装置、45…水平移動装置、46…上下移動
装置、51,52…抜差装置、53,54…載置板、5
3a,54a…基端部、53b,54b…先端部、53
c,54c…開口部、55,56…抜差用移動装置、S
…保護シート、W…半導体ウエハ
5,26…ウエハマガジン、27,28…昇降装置、2
9…メインコントローラ、31,32…搬送容器、3
5,36…シート載置部、38…保持アームユニット、
44…吸気装置、45…水平移動装置、46…上下移動
装置、51,52…抜差装置、53,54…載置板、5
3a,54a…基端部、53b,54b…先端部、53
c,54c…開口部、55,56…抜差用移動装置、S
…保護シート、W…半導体ウエハ
Claims (14)
- 【請求項1】 複数枚の半導体ウエハと複数枚の保護シ
ートとが交互に積層された状態でそれぞれに収納可能な
複数の搬送容器が、それぞれ積載される複数の積載部
と、 複数枚の上記半導体ウエハが多段にわたってそれぞれに
収納可能な複数のウエハマガジンが、それぞれ取り付け
られる複数のマガジン取付部と、 複数枚の上記保護シートが積層される少なくとも一つの
シート載置部と、 対応する上記ウエハマガジンに対して進退自在であっ
て、上記ウエハマガジンに対して上記半導体ウエハを抜
取および差込可能な複数の抜差手段と、 上記半導体ウエハおよび上記保護シートを一枚ずつ保持
および解放可能な単一の保持手段と、 上記搬送容器、上記抜差手段および上記シート載置部に
向けて上記保持手段を移動させる移動手段と、 上記移動手段を駆動して上記保持手段で上記搬送容器の
一つに対する上記半導体ウエハおよび上記保護シートの
収納または分別を行わせる間に、他の上記搬送容器に対
応する上記ウエハマガジンに対応する上記抜差手段を駆
動して、このウエハマガジンに対する上記半導体ウエハ
の抜取または差込を行わせる制御手段とを備えることを
特徴とする半導体ウエハと保護シートの収納・分別装
置。 - 【請求項2】 上記シート載置部が二つ以上、設けられ
ていることを特徴とする請求項1に記載の装置。 - 【請求項3】 上記ウエハマガジンをそれぞれ昇降させ
る複数の昇降手段をさらに備え、 上記昇降手段により高さが調節された上記ウエハマガジ
ンに対して、上記抜差手段は水平に移動しながら上記半
導体ウエハを抜取および差込するようにされており、 上記移動手段を駆動して上記保持手段で上記搬送容器の
一つに対する上記半導体ウエハおよび上記保護シートの
収納または分別を行わせる間に、他の上記搬送容器に対
応する上記ウエハマガジンに対応する上記昇降手段を、
上記制御装置が駆動して、このウエハマガジンの高さ
を、対応する上記抜差手段の高さに対して最適化するこ
とを特徴とする請求項1または2に記載の装置。 - 【請求項4】 上記積載部が上記ウエハマガジンの上方
にそれぞれ配置されており、上記積載部が上記ウエハマ
ガジンに垂直方向に重ねられているとともに、対応する
上記昇降手段により上記積載部が上記ウエハマガジンと
ともに昇降可能にされていることを特徴とする請求項3
に記載の装置。 - 【請求項5】 上記抜差手段は、上記半導体ウエハが載
置されるほぼ水平な平面状の載置部と、上記載置部を支
持してこれをほぼ水平に移動させる抜差用移動手段とを
備えており、上記載置部は、上記抜差用移動手段側にあ
る基端部と、上記基端部より幅が狭く上記ウエハマガジ
ン側にある先端部とを有しており、上記基端部には開口
部が形成されていることを特徴とする請求項1ないし4
のいずれかに記載の装置。 - 【請求項6】 複数枚の半導体ウエハと複数枚の保護シ
ートとが交互に積層された状態でそれぞれに収納可能な
第1および第2の搬送容器が、それぞれ積載される第1
および第2の積載部と、 複数枚の上記半導体ウエハが多段にわたってそれぞれに
収納可能な第1および第2のウエハマガジンが、それぞ
れ取り付けられる第1および第2のマガジン取付部と、 複数枚の上記保護シートが積層される少なくとも一つの
シート載置部と、 対応する上記第1および第2のウエハマガジンに対して
進退自在であって、上記第1または第2のウエハマガジ
ンに対して上記半導体ウエハを抜取および差込可能な第
1および第2の抜差手段と、 上記半導体ウエハおよび上記保護シートを一枚ずつ保持
および解放可能な単一の保持手段とを備える装置を用い
て、上記半導体ウエハおよび上記保護シートを各上記搬
送容器に交互に積層しながら上記第1および第2の搬送
容器に収納する方法であって、 (a) 上記保持手段で上記第1の抜差手段および上記シ
ート載置部から上記半導体ウエハの一枚および上記保護
シートの一枚を上記第1の搬送容器に収納する間に、上
記第2の搬送容器に対応する上記第2のウエハマガジン
から上記第2の抜差手段で上記半導体ウエハの他の一枚
を抜き取る過程と、 (b) 上記保持手段で上記第2の抜差手段および上記シ
ート載置部から上記半導体ウエハの一枚および上記保護
シートの一枚を上記第2の搬送容器に収納する間に、上
記第1の搬送容器に対応する上記第1のウエハマガジン
から上記第1の抜差手段で上記半導体ウエハの他の一枚
を抜き取る過程とを繰り返すことを特徴とする半導体ウ
エハおよび保護シートの収納方法。 - 【請求項7】 複数枚の半導体ウエハと複数枚の保護シ
ートとが交互に積層された状態でそれぞれに収納可能な
第1および第2の搬送容器が、それぞれ積載される第1
および第2の積載部と、 複数枚の上記半導体ウエハが多段にわたってそれぞれに
収納可能な第1および第2のウエハマガジンが、それぞ
れ取り付けられる第1および第2のマガジン取付部と、 複数枚の上記保護シートが積層される少なくとも一つの
シート載置部と、 水平に移動することにより対応する上記第1および第2
のウエハマガジンに対して進退自在であって、上記第1
または第2のウエハマガジンに対して上記半導体ウエハ
を抜取および差込可能な第1および第2の抜差手段と、 上記半導体ウエハおよび上記保護シートを一枚ずつ保持
および解放可能な単一の保持手段とを備える装置を用い
て、上記半導体ウエハおよび上記保護シートを各上記搬
送容器に交互に積層しながら上記第1および第2の搬送
容器に収納する方法であって、 (a) 上記保持手段で上記第1の抜差手段および上記シ
ート載置部から上記半導体ウエハの一枚および上記保護
シートの一枚を上記第1の搬送容器に収納する間に、上
記第2の搬送容器に対応する上記第2のウエハマガジン
を昇降させて、上記第2のウエハマガジンの高さを上記
第2の抜差手段の高さに対して最適化した後、上記第2
のウエハマガジンから上記第2の抜差手段で上記半導体
ウエハの他の一枚を抜き取る過程と、 (b) 上記保持手段で上記第2の抜差手段および上記シ
ート載置部から上記半導体ウエハの一枚および上記保護
シートの一枚を上記第2の搬送容器に収納する間に、上
記第1の搬送容器に対応する上記第1のウエハマガジン
を昇降させて、上記第1のウエハマガジンの高さを上記
第1の抜差手段の高さに対して最適化した後、上記第1
のウエハマガジンから上記第1の抜差手段で上記半導体
ウエハの他の一枚を抜き取る過程とを繰り返すことを特
徴とする半導体ウエハおよび保護シートの収納方法。 - 【請求項8】 複数枚の半導体ウエハと複数枚の保護シ
ートとが交互に積層された状態でそれぞれに収納可能な
第1および第2の搬送容器が、それぞれ積載される第1
および第2の積載部と、 上記第1および第2の積載部のそれぞれの下方に配置さ
れて、対応する上記第1または第2の積載部に垂直方向
に重なっており、対応する上記第1または第2の積載部
と一体的に垂直方向に移動可能にされており、複数枚の
上記半導体ウエハが多段にわたってそれぞれに収納可能
な第1および第2のウエハマガジンが、それぞれ取り付
けられる第1および第2のマガジン取付部と、 複数枚の上記保護シートが積層される少なくとも一つの
シート載置部と、 水平に移動することにより対応する上記第1および第2
のウエハマガジンに対して進退自在であって、上記第1
または第2のウエハマガジンに対して上記半導体ウエハ
を抜取および差込可能な第1および第2の抜差手段と、 上記半導体ウエハおよび上記保護シートを一枚ずつ保持
および解放可能な単一の保持手段とを備える装置を用い
て、上記半導体ウエハおよび上記保護シートを各上記搬
送容器に交互に積層しながら上記第1および第2の搬送
容器に収納する方法であって、 (a) 上記保持手段で上記第1の抜差手段および上記シ
ート載置部から上記半導体ウエハの一枚および上記保護
シートの一枚を上記第1の搬送容器に収納する間に、上
記第2の搬送容器に対応する上記第2のウエハマガジン
を上昇させて、上記第2のウエハマガジンの高さを上記
第2の抜差手段の高さに対して最適化した後、上記第2
のウエハマガジンから上記第2の抜差手段で上記半導体
ウエハの一枚を抜き取り、次に上記第2のウエハマガジ
ンを下降させて、上記第2の搬送容器の高さを上記第2
の抜差手段の高さに対して最適化する過程と、 (b) 上記保持手段で上記第2の抜差手段および上記シ
ート載置部から上記半導体ウエハの一枚および上記保護
シートの一枚を上記第2の搬送容器に収納する間に、上
記第1の搬送容器に対応する上記第1のウエハマガジン
を上昇させて、上記第1のウエハマガジンの高さを上記
第1の抜差手段の高さに対して最適化した後、上記第1
のウエハマガジンから上記第1の抜差手段で上記半導体
ウエハの一枚を抜き取り、次に上記第1のウエハマガジ
ンを下降させて、上記第1の搬送容器の高さを上記第1
の抜差手段の高さに対して最適化する過程とを繰り返す
ことを特徴とする半導体ウエハおよび保護シートの収納
方法。 - 【請求項9】 複数枚の半導体ウエハと複数枚の保護シ
ートとが交互に積層された状態でそれぞれに収納可能な
第1および第2の搬送容器が、それぞれ積載される第1
および第2の積載部と、 複数枚の上記半導体ウエハが多段にわたってそれぞれに
収納可能な第1および第2のウエハマガジンが、それぞ
れ取り付けられる第1および第2のマガジン取付部と、 複数枚の上記保護シートが積層される少なくとも一つの
シート載置部と、対応する上記第1および第2のウエハ
マガジンに対して進退自在であって、上記第1または第
2のウエハマガジンに対して上記半導体ウエハを抜取お
よび差込可能な第1および第2の抜差手段と、 上記半導体ウエハおよび上記保護シートを一枚ずつ保持
および解放可能な単一の保持手段とを備える装置を用い
て、上記各搬送容器から上記半導体ウエハを対応する上
記ウエハマガジンに移送し、上記各搬送容器から上記保
護シートを上記シート載置部に移送する、半導体ウエハ
および保護シートの分別方法であって、 (a) 上記保持手段で上記第1の搬送容器から上記半導
体ウエハの一枚および上記保護シートの一枚をそれぞれ
上記第1の抜差手段および上記シート載置部に移送する
間に、すでに上記第2の抜差手段に位置している上記半
導体ウエハの他の一枚を上記第2の抜差手段で上記第2
のウエハマガジンに差し込む過程と、 (b) 上記保持手段で上記第2の搬送容器から上記半導
体ウエハの一枚および上記保護シートの一枚をそれぞれ
上記第2の抜差手段および上記シート載置部に移送する
間に、すでに上記第1の抜差手段に位置している上記半
導体ウエハの他の一枚を上記第1の抜差手段で上記第1
のウエハマガジンに差し込む過程とを繰り返すことを特
徴とする半導体ウエハおよび保護シートの分別方法。 - 【請求項10】 複数枚の半導体ウエハと複数枚の保護
シートとが交互に積層された状態でそれぞれに収納可能
な第1および第2の搬送容器が、それぞれ積載される第
1および第2の積載部と、 複数枚の上記半導体ウエハが多段にわたってそれぞれに
収納可能な第1および第2のウエハマガジンが、それぞ
れ取り付けられる第1および第2のマガジン取付部と、 複数枚の上記保護シートが積層される少なくとも一つの
シート載置部と、 水平に移動することにより対応する上記第1および第2
のウエハマガジンに対して進退自在であって、上記第1
または第2のウエハマガジンに対して上記半導体ウエハ
を抜取および差込可能な第1および第2の抜差手段と、 上記半導体ウエハおよび上記保護シートを一枚ずつ保持
および解放可能な単一の保持手段とを備える装置を用い
て、上記各搬送容器から上記半導体ウエハを対応する上
記ウエハマガジンに移送し、上記各搬送容器から上記保
護シートを上記シート載置部に移送する、半導体ウエハ
および保護シートの分別方法であって、 (a) 上記保持手段で上記第1の搬送容器から上記半導
体ウエハの一枚および上記保護シートの一枚をそれぞれ
上記第1の抜差手段および上記シート載置部に移送する
間に、上記第2の搬送容器に対応する上記第2のウエハ
マガジンを昇降させて、上記第2のウエハマガジンの高
さを上記第2の抜差手段の高さに対して最適化した後、
すでに上記第2の抜差手段に位置している上記半導体ウ
エハの他の一枚を上記第2の抜差手段で上記第2のウエ
ハマガジンに差し込む過程と、 (b) 上記保持手段で上記第2の搬送容器から上記半導
体ウエハの一枚および上記保護シートの一枚をそれぞれ
上記第2の抜差手段および上記シート載置部に移送する
間に、上記第1の搬送容器に対応する上記第1のウエハ
マガジンを昇降させて、上記第1のウエハマガジンの高
さを上記第1の抜差手段の高さに対して最適化した後、
すでに上記第1の抜差手段に位置している上記半導体ウ
エハの他の一枚を上記第1の抜差手段で上記第1のウエ
ハマガジンに差し込む過程とを繰り返すことを特徴とす
る半導体ウエハおよび保護シートの分別方法。 - 【請求項11】 複数枚の半導体ウエハと複数枚の保護
シートとが交互に積層された状態でそれぞれに収納可能
な第1および第2の搬送容器が、それぞれ積載される第
1および第2の積載部と、 上記第1および第2の積載部のそれぞれの下方に配置さ
れて、対応する上記第1または第2の積載部に垂直方向
に重なっており、対応する上記第1または第2の積載部
と一体的に垂直方向に移動可能にされており、複数枚の
上記半導体ウエハが多段にわたってそれぞれに収納可能
な第1および第2のウエハマガジンが、それぞれ取り付
けられる第1および第2のマガジン取付部と、 複数枚の上記保護シートが積層される少なくとも一つの
シート載置部と、 水平に移動することにより対応する上記第1および第2
のウエハマガジンに対して進退自在であって、上記第1
または第2のウエハマガジンに対して上記半導体ウエハ
を抜取および差込可能な第1および第2の抜差手段と、 上記半導体ウエハおよび上記保護シートを一枚ずつ保持
および解放可能な単一の保持手段とを備える装置を用い
て、上記各搬送容器から上記半導体ウエハを対応する上
記ウエハマガジンに移送し、上記各搬送容器から上記保
護シートを上記シート載置部に移送する、半導体ウエハ
および保護シートの分別方法であって、 (a) 上記保持手段で上記第1の搬送容器から上記半導
体ウエハの一枚および上記保護シートの一枚をそれぞれ
上記第1の抜差手段および上記シート載置部に移送する
間に、上記第2の搬送容器に対応する上記第2のウエハ
マガジンを上昇させて、上記第2のウエハマガジンの高
さを上記第2の抜差手段の高さに対して最適化した後、
すでに上記第2の抜差手段に位置している上記半導体ウ
エハの他の一枚を上記第2の抜差手段で上記第2のウエ
ハマガジンに差し込み、次に上記第2のウエハマガジン
を下降させて、上記第2の搬送容器の高さを上記第2の
抜差手段の高さに対して最適化する過程と、 (b) 上記保持手段で上記第2の搬送容器から上記半導
体ウエハの一枚および上記保護シートの一枚をそれぞれ
上記第2の抜差手段および上記シート載置部に移送する
間に、上記第1の搬送容器に対応する上記第1のウエハ
マガジンを上昇させて、上記第1のウエハマガジンの高
さを上記第1の抜差手段の高さに対して最適化した後、
すでに上記第1の抜差手段に位置している上記半導体ウ
エハの他の一枚を上記第1の抜差手段で上記第1のウエ
ハマガジンに差し込み、次に上記第1のウエハマガジン
を下降させて、上記第1の搬送容器の高さを上記第1の
抜差手段の高さに対して最適化する過程とを繰り返すこ
とを特徴とする半導体ウエハおよび保護シートの分別方
法。 - 【請求項12】 複数枚の半導体ウエハと複数枚の保護
シートとが交互に積層された状態でそれぞれに収納可能
な第1および第2の搬送容器が、それぞれ積載される第
1および第2の積載部と、 複数枚の上記半導体ウエハが多段にわたってそれぞれに
収納可能な第1および第2のウエハマガジンが、それぞ
れ取り付けられる第1および第2のマガジン取付部と、 複数枚の上記保護シートが積層される少なくとも一つの
シート載置部と、 対応する上記第1および第2のウエハマガジンに対して
進退自在であって、上記第1または第2のウエハマガジ
ンに対して上記半導体ウエハを抜取および差込可能な第
1および第2の抜差手段と、 上記半導体ウエハおよび上記保護シートを一枚ずつ保持
および解放可能な単一の保持手段とを備える装置を用い
て、上記第1のウエハマガジンおよび上記シート載置部
から上記半導体ウエハおよび上記保護シートを交互に積
層しながら上記第1の搬送容器に収納すると同時に、上
記第2の搬送容器から上記半導体ウエハを対応する上記
第2のウエハマガジンに移送し、上記第2の搬送容器か
ら上記保護シートを上記シート載置部に移送する、半導
体ウエハおよび保護シートの収納・分別方法であって、 (a) 上記保持手段で上記第1の抜差手段および上記シ
ート載置部から上記半導体ウエハの一枚および上記保護
シートの一枚を上記第1の搬送容器に収納する間に、す
でに上記第2の抜差手段に位置している上記半導体ウエ
ハの他の一枚を上記第2の抜差手段で上記第2のウエハ
マガジンに差し込む過程と、 (b) 上記保持手段で上記第2の搬送容器から上記半導
体ウエハの一枚および上記保護シートの一枚をそれぞれ
上記第2の抜差手段および上記シート載置部に移送する
間に、上記第1の搬送容器に対応する上記第1のウエハ
マガジンから上記第1の抜差手段で上記半導体ウエハの
他の一枚を抜き取る過程とを繰り返すことを特徴とする
半導体ウエハおよび保護シートの収納・分別方法。 - 【請求項13】 複数枚の半導体ウエハと複数枚の保護
シートとが交互に積層された状態でそれぞれに収納可能
な第1および第2の搬送容器が、それぞれ積載される第
1および第2の積載部と、 複数枚の上記半導体ウエハが多段にわたってそれぞれに
収納可能な第1および第2のウエハマガジンが、それぞ
れ取り付けられる第1および第2のマガジン取付部と、 複数枚の上記保護シートが積層される少なくとも一つの
シート載置部と、水平に移動することにより対応する上
記第1および第2のウエハマガジンに対して進退自在で
あって、上記第1または第2のウエハマガジンに対して
上記半導体ウエハを抜取および差込可能な第1および第
2の抜差手段と、 上記半導体ウエハおよび上記保護シートを一枚ずつ保持
および解放可能な単一の保持手段とを備える装置を用い
て、上記第1のウエハマガジンおよび上記シート載置部
から上記半導体ウエハおよび上記保護シートを交互に積
層しながら上記第1の搬送容器に収納すると同時に、上
記第2の搬送容器から上記半導体ウエハを対応する上記
第2のウエハマガジンに移送し、上記第2の搬送容器か
ら上記保護シートを上記シート載置部に移送する、半導
体ウエハおよび保護シートの収納・分別方法であって、 (a) 上記保持手段で上記第1の抜差手段および上記シ
ート載置部から上記半導体ウエハの一枚および上記保護
シートの一枚を上記第1の搬送容器に収納する間に、上
記第2の搬送容器に対応する上記第2のウエハマガジン
を昇降させて、上記第2のウエハマガジンの高さを上記
第2の抜差手段の高さに対して最適化した後、すでに上
記第2の抜差手段に位置している上記半導体ウエハの他
の一枚を上記第2の抜差手段で上記第2のウエハマガジ
ンに差し込む過程と、 (b) 上記保持手段で上記第2の搬送容器から上記半導
体ウエハの一枚および上記保護シートの一枚をそれぞれ
上記第2の抜差手段および上記シート載置部に移送する
間に、上記第1の搬送容器に対応する上記第1のウエハ
マガジンを昇降させて、上記第1のウエハマガジンの高
さを上記第1の抜差手段の高さに対して最適化した後、
上記第1のウエハマガジンから上記第1の抜差手段で上
記半導体ウエハの他の一枚を抜き取る過程とを繰り返す
ことを特徴とする半導体ウエハおよび保護シートの収納
・分別方法。 - 【請求項14】 複数枚の半導体ウエハと複数枚の保護
シートとが交互に積層された状態でそれぞれに収納可能
な第1および第2の搬送容器が、それぞれ積載される第
1および第2の積載部と、 上記第1および第2の積載部のそれぞれの下方に配置さ
れて、対応する上記第1または第2の積載部に垂直方向
に重なっており、対応する上記第1または第2の積載部
と一体的に垂直方向に移動可能にされており、複数枚の
上記半導体ウエハが多段にわたってそれぞれに収納可能
な第1および第2のウエハマガジンが、それぞれ取り付
けられる第1および第2のマガジン取付部と、 複数枚の上記保護シートが積層される少なくとも一つの
シート載置部と、 水平に移動することにより対応する上記第1および第2
のウエハマガジンに対して進退自在であって、上記第1
または第2のウエハマガジンに対して上記半導体ウエハ
を抜取および差込可能な第1および第2の抜差手段と、 上記半導体ウエハおよび上記保護シートを一枚ずつ保持
および解放可能な単一の保持手段とを備える装置を用い
て、上記第1のウエハマガジンおよび上記シート載置部
から上記半導体ウエハおよび上記保護シートを交互に積
層しながら上記第1の搬送容器に収納すると同時に、上
記第2の搬送容器から上記半導体ウエハを対応する上記
第2のウエハマガジンに移送し、上記第2の搬送容器か
ら上記保護シートを上記シート載置部に移送する、半導
体ウエハおよび保護シートの収納・分別方法であって、 (a) 上記保持手段で上記第1の抜差手段および上記シ
ート載置部から上記半導体ウエハの一枚および上記保護
シートの一枚を上記第1の搬送容器に収納する間に、上
記第2の搬送容器に対応する上記第2のウエハマガジン
を上昇させて、上記第2のウエハマガジンの高さを上記
第2の抜差手段の高さに対して最適化した後、すでに上
記第2の抜差手段に位置している上記半導体ウエハの他
の一枚を上記第2の抜差手段で上記第2のウエハマガジ
ンに差し込み、次に上記第2のウエハマガジンを下降さ
せて、上記第2の搬送容器の高さを上記第2の抜差手段
の高さに対して最適化する過程と、(b) 上記保持手段
で上記第2の搬送容器から上記半導体ウエハの一枚およ
び上記保護シートの一枚をそれぞれ上記第2の抜差手段
および上記シート載置部に移送する間に、上記第1の搬
送容器に対応する上記第1のウエハマガジンを上昇させ
て、上記第1のウエハマガジンの高さを上記第1の抜差
手段の高さに対して最適化した後、上記第1のウエハマ
ガジンから上記第1の抜差手段で上記半導体ウエハの一
枚を抜き取り、次に上記第1のウエハマガジンを下降さ
せて、上記第1の搬送容器の高さを上記第1の抜差手段
の高さに対して最適化する過程とを繰り返すことを特徴
とする半導体ウエハおよび保護シートの収納・分別方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25718097A JPH1197505A (ja) | 1997-09-22 | 1997-09-22 | 半導体ウエハと保護シートの収納・分別装置、収納方法、分別方法および収納・分別方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25718097A JPH1197505A (ja) | 1997-09-22 | 1997-09-22 | 半導体ウエハと保護シートの収納・分別装置、収納方法、分別方法および収納・分別方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1197505A true JPH1197505A (ja) | 1999-04-09 |
Family
ID=17302798
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25718097A Pending JPH1197505A (ja) | 1997-09-22 | 1997-09-22 | 半導体ウエハと保護シートの収納・分別装置、収納方法、分別方法および収納・分別方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1197505A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005045122A (ja) * | 2003-07-24 | 2005-02-17 | Daifuku Co Ltd | 板状体取出装置 |
KR100664783B1 (ko) * | 1999-12-31 | 2007-01-04 | 동부일렉트로닉스 주식회사 | 반도체 미세 패턴 측정 시스템의 웨이퍼 분류 방법 |
TWI686593B (zh) * | 2014-12-26 | 2020-03-01 | 美商艾克塞利斯科技公司 | 基於振動或聲學特性分析的晶圓夾具偵測 |
JP2020109788A (ja) * | 2018-12-28 | 2020-07-16 | 株式会社Screenホールディングス | 基板処理装置、キャリア搬送方法およびキャリアバッファ装置 |
CN113649296A (zh) * | 2021-08-23 | 2021-11-16 | 深圳市优界科技有限公司 | 一种可扩容晶圆分选机 |
-
1997
- 1997-09-22 JP JP25718097A patent/JPH1197505A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100664783B1 (ko) * | 1999-12-31 | 2007-01-04 | 동부일렉트로닉스 주식회사 | 반도체 미세 패턴 측정 시스템의 웨이퍼 분류 방법 |
JP2005045122A (ja) * | 2003-07-24 | 2005-02-17 | Daifuku Co Ltd | 板状体取出装置 |
TWI686593B (zh) * | 2014-12-26 | 2020-03-01 | 美商艾克塞利斯科技公司 | 基於振動或聲學特性分析的晶圓夾具偵測 |
JP2020109788A (ja) * | 2018-12-28 | 2020-07-16 | 株式会社Screenホールディングス | 基板処理装置、キャリア搬送方法およびキャリアバッファ装置 |
CN113649296A (zh) * | 2021-08-23 | 2021-11-16 | 深圳市优界科技有限公司 | 一种可扩容晶圆分选机 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4270434B2 (ja) | 基板移載装置並びに基板の取り出し方法および基板の収納方法 | |
KR101212889B1 (ko) | 기판 적재용 카세트 | |
KR20080050407A (ko) | 박판지지용기 및 박판지지용기용 처리장치 | |
JPS61188331A (ja) | 物体取出装置 | |
JPH05508746A (ja) | 基板を格納し、運搬し、ロードするための装置 | |
JP2004059116A (ja) | ディスプレイ用基板収納用トレイ及びディスプレイ用基板の取り出し機構並びにディスプレイ用基板の取り出し方法 | |
TWI403447B (zh) | 零件移送裝置及方法 | |
JP2008156040A (ja) | トレイ受け渡し装置 | |
JPH1197505A (ja) | 半導体ウエハと保護シートの収納・分別装置、収納方法、分別方法および収納・分別方法 | |
JPH0717602A (ja) | チップ供給装置 | |
JP2009029604A (ja) | 基板搬送装置 | |
JPH02265806A (ja) | トレイの自動交換装置 | |
CN112889143A (zh) | 收纳装置及基板加工装置 | |
WO2024106200A1 (ja) | 搬送容器受渡し受取り装置 | |
JP2923423B2 (ja) | 半導体装置収納用マガジンの取り出し装置 | |
CN113611642B (zh) | 硅片承载装置和分离设备 | |
KR100301701B1 (ko) | 대형웨이퍼의이송시스템 | |
CN208361249U (zh) | 自动上料装置 | |
JP2006245470A (ja) | 基板収納容器 | |
JP2506379B2 (ja) | 搬送方法及び搬送装置 | |
JPS62131534A (ja) | 半導体ウエハ−ハンドリング用治具 | |
JP2557089Y2 (ja) | 蛍光ガラス線量計の自動交換装置 | |
JP2001113421A (ja) | 部品収納用パレット、部品供給装置、それを併用した部品実装方法及びその装置 | |
KR20220077550A (ko) | 파우치 자동포장기 | |
JPH072523B2 (ja) | カセツトロ−ダ |