JP2536819Y2 - カメラ用磁気ヘッド装置 - Google Patents
カメラ用磁気ヘッド装置Info
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- JP2536819Y2 JP2536819Y2 JP1991045571U JP4557191U JP2536819Y2 JP 2536819 Y2 JP2536819 Y2 JP 2536819Y2 JP 1991045571 U JP1991045571 U JP 1991045571U JP 4557191 U JP4557191 U JP 4557191U JP 2536819 Y2 JP2536819 Y2 JP 2536819Y2
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- magnetic head
- camera
- magnetic
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- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B17/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
- G03B17/24—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor with means for separately producing marks on the film, e.g. title, time of exposure
-
- G—PHYSICS
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/60—Guiding record carrier
- G11B15/62—Maintaining desired spacing between record carrier and head
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B2217/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
- G03B2217/24—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor with means for separately producing marks on the film
- G03B2217/242—Details of the marking device
- G03B2217/244—Magnetic devices
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Camera Data Copying Or Recording (AREA)
- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は磁気記録層が塗布された
写真フイルムを用いるカメラに関し、詳しくは磁気記録
層へのヘッドタッチの信頼性を向上させたカメラ用磁気
ヘッド装置に関するものである。
写真フイルムを用いるカメラに関し、詳しくは磁気記録
層へのヘッドタッチの信頼性を向上させたカメラ用磁気
ヘッド装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】磁気記録層を有するフイルムを使用する
カメラが、例えば国際公開ＷＯ９０／０４２０１や同９
０／０４２０２で公知である。このカメラは、フイルム
に塗布された磁気記録層からフイルム種別やフイルム感
度等のデータを読み取って撮影に供したり、あるいは撮
影データを磁気記録層に書き込んだりするものである。
カメラが、例えば国際公開ＷＯ９０／０４２０１や同９
０／０４２０２で公知である。このカメラは、フイルム
に塗布された磁気記録層からフイルム種別やフイルム感
度等のデータを読み取って撮影に供したり、あるいは撮
影データを磁気記録層に書き込んだりするものである。
【０００３】ところで、写真フイルムを支持体として磁
気記録層を塗布した場合、オーディオテープ等の通常の
磁気テープと比較して支持体の厚みが１２０μｍ以上と
２〜３倍程度になり、またこれに応じて剛性も高くなる
ため、良好なヘッドタッチを得るには工夫が必要であ
る。このため、上記公報記載の磁気ヘッド装置では、磁
気ヘッドをフレクサー（ flexure )と称する薄い板バネ
状の部材に取り付け、フレクサーの弾性と写真フイルム
自体の剛性を利用して磁気記録層に対する磁気ヘッドの
ヘッドタッチの良化を図ったり、あるいは磁気ヘッドに
対向してパッドを設け、パッドで写真フイルムを磁気ヘ
ッドとの間に挟んで確実なヘッドタッチを得るようにし
ている。
気記録層を塗布した場合、オーディオテープ等の通常の
磁気テープと比較して支持体の厚みが１２０μｍ以上と
２〜３倍程度になり、またこれに応じて剛性も高くなる
ため、良好なヘッドタッチを得るには工夫が必要であ
る。このため、上記公報記載の磁気ヘッド装置では、磁
気ヘッドをフレクサー（ flexure )と称する薄い板バネ
状の部材に取り付け、フレクサーの弾性と写真フイルム
自体の剛性を利用して磁気記録層に対する磁気ヘッドの
ヘッドタッチの良化を図ったり、あるいは磁気ヘッドに
対向してパッドを設け、パッドで写真フイルムを磁気ヘ
ッドとの間に挟んで確実なヘッドタッチを得るようにし
ている。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、フレク
サーによる軽い付勢力で磁気ヘッドを磁気記録層に圧着
させているものでは、写真フイルムのカーリング習性
や、周囲温度あるいは湿度の変化に伴う写真フイルムの
剛性変化、さらにはメーカー等による写真フイルム自体
の固体差等によって、予期したヘッドタッチを得ること
が困難になってくる。特に、フレクサーによる軽い付勢
力では、写真フイルムを走行させた際の摩擦変動によっ
て磁気ヘッドが振動しやすく、正確な書き込み，読み出
しができなくなるという欠点がある。
サーによる軽い付勢力で磁気ヘッドを磁気記録層に圧着
させているものでは、写真フイルムのカーリング習性
や、周囲温度あるいは湿度の変化に伴う写真フイルムの
剛性変化、さらにはメーカー等による写真フイルム自体
の固体差等によって、予期したヘッドタッチを得ること
が困難になってくる。特に、フレクサーによる軽い付勢
力では、写真フイルムを走行させた際の摩擦変動によっ
て磁気ヘッドが振動しやすく、正確な書き込み，読み出
しができなくなるという欠点がある。
【０００５】一方、パッドにより写真フイルムを磁気ヘ
ッドとの間に強く挟むものでは、写真フイルムを給送す
るときの摩擦が大きく、カメラのフイルム給送用モータ
に対する負荷が増大するという難点がある。
ッドとの間に強く挟むものでは、写真フイルムを給送す
るときの摩擦が大きく、カメラのフイルム給送用モータ
に対する負荷が増大するという難点がある。
【０００６】本考案は上記従来技術の問題点を解決する
ためになされたもので、フイルム給送用モータに過大な
負荷をかけることなく、しかも写真フイルムの機械的な
ストレス変動や、温度，湿度等の環境変化にも左右され
ずに良好なヘッドタッチが得られるようにしたカメラ用
磁気ヘッド装置を提供することを目的とする。
ためになされたもので、フイルム給送用モータに過大な
負荷をかけることなく、しかも写真フイルムの機械的な
ストレス変動や、温度，湿度等の環境変化にも左右され
ずに良好なヘッドタッチが得られるようにしたカメラ用
磁気ヘッド装置を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本考案は上記目的を達成
するために、磁気ヘッドをフイルムの給送方向と平行な
軸を中心に回動自在に支持させるとともに、磁気ヘッド
に向かって付勢が与えられた対向ローラによって写真フ
イルムを磁気ヘッドに圧着させる構成をとったものであ
る。
するために、磁気ヘッドをフイルムの給送方向と平行な
軸を中心に回動自在に支持させるとともに、磁気ヘッド
に向かって付勢が与えられた対向ローラによって写真フ
イルムを磁気ヘッドに圧着させる構成をとったものであ
る。
【０００８】また、磁気ヘッドをフイルム圧板に固定す
るとともに、磁気ヘッドに向かって付勢が与えられた対
向ローラによって写真フイルムを磁気ヘッドに圧着させ
る構成をとったものである。
るとともに、磁気ヘッドに向かって付勢が与えられた対
向ローラによって写真フイルムを磁気ヘッドに圧着させ
る構成をとったものである。
【０００９】
【作用】上記によれば、写真フイルムはバネ付勢された
対向ローラにより磁気ヘッドに圧着されるから、写真フ
イルムの剛性変化に影響を受けず、良好なヘッドタッチ
を維持することができる。しかも、対向ローラはフイル
ム給送方向に転動するから、過大な摩擦を生じさせるこ
ともない。以下、図示した実施例にしたがって本考案に
ついて説明する。
対向ローラにより磁気ヘッドに圧着されるから、写真フ
イルムの剛性変化に影響を受けず、良好なヘッドタッチ
を維持することができる。しかも、対向ローラはフイル
ム給送方向に転動するから、過大な摩擦を生じさせるこ
ともない。以下、図示した実施例にしたがって本考案に
ついて説明する。
【００１０】
【実施例】本考案を用いたカメラを示す図１及び図２に
おいて、カメラ本体部２にはパトローネ装填室３，フイ
ルム巻取り室４が設けられ、その一方にはパトローネ５
が装填され、フイルム６を巻取るスプール７が設けられ
ている。パトローネ装填室３とフイルム巻取り室４との
間にはアパーチュア８が形成され、フイルム６に対する
露光範囲を決めるとともに、裏蓋９に弾性的に取付られ
たフイルム圧板１０と協同し、フイルム６を光軸方向で
も位置決めしている。
おいて、カメラ本体部２にはパトローネ装填室３，フイ
ルム巻取り室４が設けられ、その一方にはパトローネ５
が装填され、フイルム６を巻取るスプール７が設けられ
ている。パトローネ装填室３とフイルム巻取り室４との
間にはアパーチュア８が形成され、フイルム６に対する
露光範囲を決めるとともに、裏蓋９に弾性的に取付られ
たフイルム圧板１０と協同し、フイルム６を光軸方向で
も位置決めしている。
【００１１】フイルム圧板１０には、フイルム６の給送
方向と平行な軸１１を中心として磁気ヘッド１２が回動
自在に取付られ、開口１０ａを通してヘッド面が露出し
ている。ヘッド面は、フイルム６の背面側にストライプ
状に塗布された磁気記録層６ａに接触してデジタルデー
タの書込み，読出しを行う。フイルム６から読み出すデ
ータとしては、例えばフイルムの種別，フイルム感度，
撮影コマ数等があり、フイルム６に書き込むデータとし
ては、撮影条件を表すデータ、例えば被写体色温度，輝
度，コントラスト，撮影距離，ストロボ光量，シャッタ
速度，絞り等のデータの他、特開昭５４−２６７２１号
公報で知られるトリミング指示カメラでは、撮影時に設
定されたトリミングデータ等がある。また、磁気記録層
６ａとしては、上記したストライプ状のものだけでな
く、フイルム６のベース面全面に塗布された透明磁気記
録層であってもよい。
方向と平行な軸１１を中心として磁気ヘッド１２が回動
自在に取付られ、開口１０ａを通してヘッド面が露出し
ている。ヘッド面は、フイルム６の背面側にストライプ
状に塗布された磁気記録層６ａに接触してデジタルデー
タの書込み，読出しを行う。フイルム６から読み出すデ
ータとしては、例えばフイルムの種別，フイルム感度，
撮影コマ数等があり、フイルム６に書き込むデータとし
ては、撮影条件を表すデータ、例えば被写体色温度，輝
度，コントラスト，撮影距離，ストロボ光量，シャッタ
速度，絞り等のデータの他、特開昭５４−２６７２１号
公報で知られるトリミング指示カメラでは、撮影時に設
定されたトリミングデータ等がある。また、磁気記録層
６ａとしては、上記したストライプ状のものだけでな
く、フイルム６のベース面全面に塗布された透明磁気記
録層であってもよい。
【００１２】前記磁気ヘッド１２に対向し、フイルム６
を挟むように対向ローラ１５が設けられている。対向ロ
ーラ１５は、フイルム面に向かう付勢力をもった板バネ
製のブラケット１６の先端部に回転自在に支持されてい
る。そして、この対向ローラ１５はフイルム６を露光面
側から磁気ヘッド１２に向けて押しつけ、磁気記録層６
ａをヘッド面に良好に接触させる作用を行い、またフイ
ルム６の給送時にはフイルム６に従動して回転する。
を挟むように対向ローラ１５が設けられている。対向ロ
ーラ１５は、フイルム面に向かう付勢力をもった板バネ
製のブラケット１６の先端部に回転自在に支持されてい
る。そして、この対向ローラ１５はフイルム６を露光面
側から磁気ヘッド１２に向けて押しつけ、磁気記録層６
ａをヘッド面に良好に接触させる作用を行い、またフイ
ルム６の給送時にはフイルム６に従動して回転する。
【００１３】対向ローラ１５の回転は、エンコーダ１７
によって監視されている。エンコーダ１７は、対向ロー
ラ１５と一体に回転するエンコード板１７ａと、フォト
センサ１７ｂとからなる。エンコード板１７ａには放射
状に一定ピッチで多数の透光スリットが形成されてお
り、これらの透光スリットの通過をフォトセンサ１７ｂ
で光電検出することによって、対向ローラ１５の回転速
度信号すなわちフイルム６の給送速度信号を得ることが
できる。そして、エンコーダ１７から得られたフイルム
給送速度信号は、カメラに内蔵されたマイクロコンピュ
ータ２０に入力される。
によって監視されている。エンコーダ１７は、対向ロー
ラ１５と一体に回転するエンコード板１７ａと、フォト
センサ１７ｂとからなる。エンコード板１７ａには放射
状に一定ピッチで多数の透光スリットが形成されてお
り、これらの透光スリットの通過をフォトセンサ１７ｂ
で光電検出することによって、対向ローラ１５の回転速
度信号すなわちフイルム６の給送速度信号を得ることが
できる。そして、エンコーダ１７から得られたフイルム
給送速度信号は、カメラに内蔵されたマイクロコンピュ
ータ２０に入力される。
【００１４】マイクロコンピュータ２０は、エンコーダ
１７からのフイルム給送速度信号を参照しながら書き込
み回路２１，読み出し回路２２を作動させるから、フイ
ルム給送速度が変動しても、これに同期してデータの書
き込み，読み出しが行われるようになる。
１７からのフイルム給送速度信号を参照しながら書き込
み回路２１，読み出し回路２２を作動させるから、フイ
ルム給送速度が変動しても、これに同期してデータの書
き込み，読み出しが行われるようになる。
【００１５】上記構成による作用について説明する。パ
トローネ５が装填され、スプール７の駆動によりフイル
ム６が給送されると、読み出し回路２２が作動して磁気
ヘッド１２はフイルムリーダー部の磁気記録層６ａに予
め書き込まれたフイルム種別データやフイルム感度デー
タを読み取る。こうして読み取られたデータは、エンコ
ーダ１７から得られるフイルム給送速度信号とともにマ
イクロコンピュータ２０に入力される。フイルム給送速
度は、スプール７におけるフイルム６の巻径，電源電池
の消耗度合いによって変動するのが通常であるが、上記
のようにエンコーダ１７からのフイルム給送速度信号を
参照することによって、磁気ヘッド１２から読み出され
た信号から、確実に前記データを識別することができ
る。こうして磁気記録層６ａから得られたデータは、メ
モリの所定アドレス位置に格納される。
トローネ５が装填され、スプール７の駆動によりフイル
ム６が給送されると、読み出し回路２２が作動して磁気
ヘッド１２はフイルムリーダー部の磁気記録層６ａに予
め書き込まれたフイルム種別データやフイルム感度デー
タを読み取る。こうして読み取られたデータは、エンコ
ーダ１７から得られるフイルム給送速度信号とともにマ
イクロコンピュータ２０に入力される。フイルム給送速
度は、スプール７におけるフイルム６の巻径，電源電池
の消耗度合いによって変動するのが通常であるが、上記
のようにエンコーダ１７からのフイルム給送速度信号を
参照することによって、磁気ヘッド１２から読み出され
た信号から、確実に前記データを識別することができ
る。こうして磁気記録層６ａから得られたデータは、メ
モリの所定アドレス位置に格納される。
【００１６】引続きフイルム６が送られ、第１コマ目の
コマナンバーデータとフイルム感度データとが磁気ヘッ
ド１２で読み取られ、これらのデータがマイクロコンピ
ュータ２０に入力された時点でフイルム６の給送が停止
される。再び読み取られたフイルム感度データは、フイ
ルムリーダー部の給送過程で読み取られたフイルム感度
データと対比される。フイルム感度データは露出制御に
大きな影響をもつので、各コマごとにフイルム６の磁気
記録層６ａに書き込まれており、フイルム６をコマ送り
する度に照合される。
コマナンバーデータとフイルム感度データとが磁気ヘッ
ド１２で読み取られ、これらのデータがマイクロコンピ
ュータ２０に入力された時点でフイルム６の給送が停止
される。再び読み取られたフイルム感度データは、フイ
ルムリーダー部の給送過程で読み取られたフイルム感度
データと対比される。フイルム感度データは露出制御に
大きな影響をもつので、各コマごとにフイルム６の磁気
記録層６ａに書き込まれており、フイルム６をコマ送り
する度に照合される。
【００１７】このように、フイルム６を給送しながら磁
気記録層６ａから各種のデータを読み出す際、対向ロー
ラ１５はフイルム給送に従動しながら、ブラケット１６
の弾性によりフイルム６を露光面側から磁気ヘッド１２
のヘッド面に対して押圧する。これによりヘッド面と磁
気記録層６ａとの接触状態は、フイルム６自体の固体差
あるいは温度，湿度等の周囲環境の影響によるフイルム
の剛性変化に左右されることなく一定に維持される。ま
た、図１に示したように、対向ローラ１５はフイルム給
送に従動して転動すること、さらに対向ローラ１５を支
持しているブラケット１６は、フイルム給送方向側には
逃げやすい構造になっているから、対向ローラ１５によ
ってフイルム給送負荷が極端に大きくなることはない。
気記録層６ａから各種のデータを読み出す際、対向ロー
ラ１５はフイルム給送に従動しながら、ブラケット１６
の弾性によりフイルム６を露光面側から磁気ヘッド１２
のヘッド面に対して押圧する。これによりヘッド面と磁
気記録層６ａとの接触状態は、フイルム６自体の固体差
あるいは温度，湿度等の周囲環境の影響によるフイルム
の剛性変化に左右されることなく一定に維持される。ま
た、図１に示したように、対向ローラ１５はフイルム給
送に従動して転動すること、さらに対向ローラ１５を支
持しているブラケット１６は、フイルム給送方向側には
逃げやすい構造になっているから、対向ローラ１５によ
ってフイルム給送負荷が極端に大きくなることはない。
【００１８】また、図３に示したように、磁気ヘッド１
２はフイルム６の給送方向と平行（磁気ヘッド１２の磁
極間に形成されるヘッドギャップに対して垂直）な軸１
１を中心として回動自在になっている。したがって、フ
イルム６に変形があり、図３破線で示したようにフイル
ム６が磁気ヘッド１２に対して傾斜した場合でも、これ
に倣って磁気ヘッド１２が傾くので、トラック幅全域に
わたって良好なヘッドタッチが得られ、確実に磁気記録
層６ａからデータを読み出すことができる。
２はフイルム６の給送方向と平行（磁気ヘッド１２の磁
極間に形成されるヘッドギャップに対して垂直）な軸１
１を中心として回動自在になっている。したがって、フ
イルム６に変形があり、図３破線で示したようにフイル
ム６が磁気ヘッド１２に対して傾斜した場合でも、これ
に倣って磁気ヘッド１２が傾くので、トラック幅全域に
わたって良好なヘッドタッチが得られ、確実に磁気記録
層６ａからデータを読み出すことができる。
【００１９】なお、パトローネ５からフイルムを全て引
き出して一旦スプール７に巻きつけておき、撮影ごとに
フイルム６をパトローネ５内に巻き込んでゆくプレワイ
ンド方式のカメラの場合には、磁気ヘッド１２，対向ロ
ーラ１５及びブラケット１６等の機構部を、撮影レンズ
の光軸に関して左右対称となるように配置すればよい。
き出して一旦スプール７に巻きつけておき、撮影ごとに
フイルム６をパトローネ５内に巻き込んでゆくプレワイ
ンド方式のカメラの場合には、磁気ヘッド１２，対向ロ
ーラ１５及びブラケット１６等の機構部を、撮影レンズ
の光軸に関して左右対称となるように配置すればよい。
【００２０】撮影の後、ストロボ使用の有無や、シャッ
タ速度，絞り値等の撮影条件を表すデータを磁気記録層
６ａに書き込む場合には、撮影後のフイルム巻上げが開
始された後、エンコーダ１７からのフイルム給送速度信
号がマイクロコンピュータ２０で監視され、その速度に
同期して書き込み回路２１が作動される。したがって、
フイルム給送速度に左右されずに、所定のビット長で各
種のデータを磁気記録層６ａに書き込むことが可能とな
る。
タ速度，絞り値等の撮影条件を表すデータを磁気記録層
６ａに書き込む場合には、撮影後のフイルム巻上げが開
始された後、エンコーダ１７からのフイルム給送速度信
号がマイクロコンピュータ２０で監視され、その速度に
同期して書き込み回路２１が作動される。したがって、
フイルム給送速度に左右されずに、所定のビット長で各
種のデータを磁気記録層６ａに書き込むことが可能とな
る。
【００２１】図４はフイルム６を磁気ヘッド１２に押圧
するために一対の対向ローラ２５，２５を利用する例を
示している。この実施例によれば、フイルム６は磁気ヘ
ッド１２のヘッド面に倣って図示のように湾曲するか
ら、さらに確実なヘッドタッチが保証される。またこれ
らの対向ローラ２５，２５を回転自在に保持しているブ
ラケット２６は、バネ２７によって磁気ヘッド１２側に
押圧されることになる。
するために一対の対向ローラ２５，２５を利用する例を
示している。この実施例によれば、フイルム６は磁気ヘ
ッド１２のヘッド面に倣って図示のように湾曲するか
ら、さらに確実なヘッドタッチが保証される。またこれ
らの対向ローラ２５，２５を回転自在に保持しているブ
ラケット２６は、バネ２７によって磁気ヘッド１２側に
押圧されることになる。
【００２２】以上、図示した実施例にしたがって本考案
について説明してきたが、フイルム給送速度信号を得る
ために対向ローラの回転を利用する代わりに、磁気記録
層に書き込まれたビット間隔情報を利用することも可能
である。また、対向ローラをモータで駆動する構成に
し、これをフイルム給送用に併用することも可能であ
る。
について説明してきたが、フイルム給送速度信号を得る
ために対向ローラの回転を利用する代わりに、磁気記録
層に書き込まれたビット間隔情報を利用することも可能
である。また、対向ローラをモータで駆動する構成に
し、これをフイルム給送用に併用することも可能であ
る。
【００２３】次に、本考案の第２実施例を図５〜図１４
を参照して説明する。磁気ヘッド３０はフイルム圧板３
１に形成した開口３１ａを介して例えば接着剤等で固定
され、フイルム圧板３１はバネ３２を介してカメラ３３
の裏蓋３４に取り付けられている（図６を参照）。磁気
ヘッド３０のフイルム圧板３１への取付け精度は例えば
±０．０５mmで管理されており、フイルム圧板３１と磁
気ヘッド３０との傾き誤差は例えば±５′で管理され
る。
を参照して説明する。磁気ヘッド３０はフイルム圧板３
１に形成した開口３１ａを介して例えば接着剤等で固定
され、フイルム圧板３１はバネ３２を介してカメラ３３
の裏蓋３４に取り付けられている（図６を参照）。磁気
ヘッド３０のフイルム圧板３１への取付け精度は例えば
±０．０５mmで管理されており、フイルム圧板３１と磁
気ヘッド３０との傾き誤差は例えば±５′で管理され
る。
【００２４】フイルム圧板３１の裏蓋３４側の面には、
前記磁気ヘッド３０を駆動するヘッドドライバＩＣ３
６，再生用アンプＩＣ３７及び変復調ＩＣ３８等が実装
された基板４０が取り付けられ、この回路の端子部に磁
気ヘッド３０の端子部が小プリント基板４１を介して半
田付けされている。この基板４０とカメラ３３側のメイ
ンＣＰＵとはコネクタ４２を介して接続され、メインＣ
ＰＵによって磁気ヘッド３０の記録再生シーケンス等が
コントロールされる。
前記磁気ヘッド３０を駆動するヘッドドライバＩＣ３
６，再生用アンプＩＣ３７及び変復調ＩＣ３８等が実装
された基板４０が取り付けられ、この回路の端子部に磁
気ヘッド３０の端子部が小プリント基板４１を介して半
田付けされている。この基板４０とカメラ３３側のメイ
ンＣＰＵとはコネクタ４２を介して接続され、メインＣ
ＰＵによって磁気ヘッド３０の記録再生シーケンス等が
コントロールされる。
【００２５】一方、フイルム通路４４側には、磁気ヘッ
ド３０と対向する位置にフイルム６を挟むように、前記
実施例と同様の対向ローラ４５が設けられている。この
対向ローラ４５の中心軸Ｂは、後述するように、磁気ヘ
ッド３０の中心軸Ａからフイルム給送方向の下流側もし
くは上流側に距離Ｌだけ距離をとって設けられている
（図８を参照）。
ド３０と対向する位置にフイルム６を挟むように、前記
実施例と同様の対向ローラ４５が設けられている。この
対向ローラ４５の中心軸Ｂは、後述するように、磁気ヘ
ッド３０の中心軸Ａからフイルム給送方向の下流側もし
くは上流側に距離Ｌだけ距離をとって設けられている
（図８を参照）。
【００２６】フイルム通路４４の両サイド端を形成し、
フイルム６をアパーチュア４７に案内する２つのフイル
ムガイド４８，４９のうち、一方のフイルムガイド４８
側にはバネ部材５０を設けてフイルム６を他方のフイル
ムガイド４９側に片寄せしている。これによって、フイ
ルム６が蛇行することなく給送されるようになるので、
フイルム６の磁気記録層６ａが磁気ヘッド３０のヘッド
面に正確に接触される。
フイルム６をアパーチュア４７に案内する２つのフイル
ムガイド４８，４９のうち、一方のフイルムガイド４８
側にはバネ部材５０を設けてフイルム６を他方のフイル
ムガイド４９側に片寄せしている。これによって、フイ
ルム６が蛇行することなく給送されるようになるので、
フイルム６の磁気記録層６ａが磁気ヘッド３０のヘッド
面に正確に接触される。
【００２７】なお、フイルム圧板３１にはガイド穴３１
ｂ，３１ｃ，３１ｄが形成されており、これがフイルム
ガイド４８，４９の外側に植設されたガイドピン５１
ａ，５１ｂ，５１ｃに遊貫され、フイルム圧板３１の上
下動が正確な垂直方向に規制されている。したがって、
磁気ヘッド３０は対向ローラ４５に対して一定な位置に
保持される。また、バネ部材５０の近傍には、コマ検出
用の光センサー５２が取り付けられている。また、図７
に示すように、フイルム巻取り室５３近傍のカメラ本体
５４内には、例えばＣｕ，Ａｌ，フェライト等の材料を
使用した電磁シールド板５５が設けられており、モータ
５６からの電磁ノイズが磁気ヘッド３０に誘起されるの
を防御している。
ｂ，３１ｃ，３１ｄが形成されており、これがフイルム
ガイド４８，４９の外側に植設されたガイドピン５１
ａ，５１ｂ，５１ｃに遊貫され、フイルム圧板３１の上
下動が正確な垂直方向に規制されている。したがって、
磁気ヘッド３０は対向ローラ４５に対して一定な位置に
保持される。また、バネ部材５０の近傍には、コマ検出
用の光センサー５２が取り付けられている。また、図７
に示すように、フイルム巻取り室５３近傍のカメラ本体
５４内には、例えばＣｕ，Ａｌ，フェライト等の材料を
使用した電磁シールド板５５が設けられており、モータ
５６からの電磁ノイズが磁気ヘッド３０に誘起されるの
を防御している。
【００２８】磁気ヘッド３０と対向ローラ４５との相対
位置関係を示す図８及び図９において、磁気ヘッド３０
のヘッド面３０ａは円柱状面であり、その曲率半径をＲ
ｈ（mm），対向ローラ４５の直径をＲｒ（mm），磁気ヘ
ッド３０の中心軸Ａと対向ローラ４５の中心軸Ｂとのフ
イルム給送方向におけるずらし量をＬ（mm），磁気ヘッ
ド３０に対する対向ローラ４５の押圧力をＰ（ｇ），磁
気ヘッド３０の中心軸Ａと対向ローラ４５の中心軸Ｂと
がヘッド面３０ａに交差した各点のフイルム給送方向と
垂直な方向における相対距離をｍ（mm）とすると、これ
らの数値には、デジタル記録再生システムにおいて高信
頼性を確保するために再生出力のＳ／Ｎは３０ｄＢ以上
が必要であり、また装置間の互換性を確保するために
Ｓ，即ち出力の変動幅は２ｄＢ以内にすることが望まし
いことから、自ずと好ましい範囲が存在する。したがっ
て、Ｒｈ，Ｒｒ，Ｌ，Ｐ，ｍを各々変化させて磁気ヘッ
ド３０による書き込み，読み出しの相対出力比を計測
し、この結果を図１０〜図１４の各グラフに示す。
位置関係を示す図８及び図９において、磁気ヘッド３０
のヘッド面３０ａは円柱状面であり、その曲率半径をＲ
ｈ（mm），対向ローラ４５の直径をＲｒ（mm），磁気ヘ
ッド３０の中心軸Ａと対向ローラ４５の中心軸Ｂとのフ
イルム給送方向におけるずらし量をＬ（mm），磁気ヘッ
ド３０に対する対向ローラ４５の押圧力をＰ（ｇ），磁
気ヘッド３０の中心軸Ａと対向ローラ４５の中心軸Ｂと
がヘッド面３０ａに交差した各点のフイルム給送方向と
垂直な方向における相対距離をｍ（mm）とすると、これ
らの数値には、デジタル記録再生システムにおいて高信
頼性を確保するために再生出力のＳ／Ｎは３０ｄＢ以上
が必要であり、また装置間の互換性を確保するために
Ｓ，即ち出力の変動幅は２ｄＢ以内にすることが望まし
いことから、自ずと好ましい範囲が存在する。したがっ
て、Ｒｈ，Ｒｒ，Ｌ，Ｐ，ｍを各々変化させて磁気ヘッ
ド３０による書き込み，読み出しの相対出力比を計測
し、この結果を図１０〜図１４の各グラフに示す。
【００２９】これらのグラフから分かるように、Ｒｈ＝
１０mm〜１５mm（Ｒｒ＝８mmのとき），Ｒｒ＝５mm〜１
２mm（Ｒｈ＝１２mmのとき），Ｌ＝−０．２mm〜＋１．
０mm（−はフイルム給送方向の下流側，＋は上流側），
Ｐ＝１０ｇ〜１００ｇ，ｍ＝０mm〜０．２mmであること
が望ましい。なお、Ｐに関しては、図１３に示すよう
に、１０ｇ以上でよいが、フイルム給送の面からはＰは
小さい方が望ましいことは明らかである。例えば、スプ
ール回転によりフイルム先端をパトローネ本体から排出
してフイルム給送を行う方式のカメラにおいてＰを計測
すると、１００ｇ以下であることが望ましいことが分か
った。
１０mm〜１５mm（Ｒｒ＝８mmのとき），Ｒｒ＝５mm〜１
２mm（Ｒｈ＝１２mmのとき），Ｌ＝−０．２mm〜＋１．
０mm（−はフイルム給送方向の下流側，＋は上流側），
Ｐ＝１０ｇ〜１００ｇ，ｍ＝０mm〜０．２mmであること
が望ましい。なお、Ｐに関しては、図１３に示すよう
に、１０ｇ以上でよいが、フイルム給送の面からはＰは
小さい方が望ましいことは明らかである。例えば、スプ
ール回転によりフイルム先端をパトローネ本体から排出
してフイルム給送を行う方式のカメラにおいてＰを計測
すると、１００ｇ以下であることが望ましいことが分か
った。
【００３０】以上の計測にあたり、フイルム６として
は、厚さ１２２μｍの三酢酸セルロースフイルムベース
に針状磁性体（８５００ｅ，ＢＥＴ表面積４０ｍ2 ／
ｇ）１０重量部を酢酸ビニル共重合体系アクリレート６
０重量部とウレタンアクリレート４０重量部の結合剤に
分散した磁性塗液を全面に厚さ５μｍ塗布したものを用
いた。また、磁気ヘッド３０としては、ヘッド面３０ａ
の形状が円柱状でギャップ長が５μｍのパーマロイヘッ
ドを用いた。そして、記録密度５００ＢＰＩで記録し、
速度３０mm／ｓで再生したときのヘッド端子部における
再生出力を測定した。
は、厚さ１２２μｍの三酢酸セルロースフイルムベース
に針状磁性体（８５００ｅ，ＢＥＴ表面積４０ｍ2 ／
ｇ）１０重量部を酢酸ビニル共重合体系アクリレート６
０重量部とウレタンアクリレート４０重量部の結合剤に
分散した磁性塗液を全面に厚さ５μｍ塗布したものを用
いた。また、磁気ヘッド３０としては、ヘッド面３０ａ
の形状が円柱状でギャップ長が５μｍのパーマロイヘッ
ドを用いた。そして、記録密度５００ＢＰＩで記録し、
速度３０mm／ｓで再生したときのヘッド端子部における
再生出力を測定した。
【００３１】
【考案の効果】以上に述べたように、本考案のカメラ用
磁気ヘッド装置によれば、バネ付勢された対向ローラに
よってフイルムを磁気ヘッドに向けて押圧する構成をと
っているから、フイルムの剛性が多少変化しても、これ
に影響されずに良好なヘッドタッチを得ることができ
る。したがって、写真フイルムという剛性の強い支持体
に塗布された磁気記録層を対象にしながら、データの誤
書き込みや誤読み出しをなくすことが可能となる。
磁気ヘッド装置によれば、バネ付勢された対向ローラに
よってフイルムを磁気ヘッドに向けて押圧する構成をと
っているから、フイルムの剛性が多少変化しても、これ
に影響されずに良好なヘッドタッチを得ることができ
る。したがって、写真フイルムという剛性の強い支持体
に塗布された磁気記録層を対象にしながら、データの誤
書き込みや誤読み出しをなくすことが可能となる。
【図１】本考案を用いたカメラの要部断面図である。
【図２】本考案の磁気ヘッド装置の要部断面図である。
【図３】磁気ヘッドの作用説明図である。
【図４】対向ローラの他の例を示す概略図である。
【図５】本考案の第２実施例の要部を示す斜視図であ
る。
る。
【図６】第２実施例の要部を示す断面図である。
【図７】第２実施例の要部を示す断面図である。
【図８】第２実施例に係る磁気ヘッドと対向ローラとの
相対位置関係を示す概略図である。
相対位置関係を示す概略図である。
【図９】第２実施例に係る磁気ヘッドの中心軸と対向ロ
ーラの中心軸とが磁気ヘッドのヘッド面に交差した各点
のフイルム給送方向と垂直な方向における相対距離を示
す概略図である。
ーラの中心軸とが磁気ヘッドのヘッド面に交差した各点
のフイルム給送方向と垂直な方向における相対距離を示
す概略図である。
【図１０】対向ローラの直径Ｒｒを８mmとしたときの磁
気ヘッドのヘッド面の曲率半径Ｒｈと磁気ヘッドの相対
出力比との関係を示すグラフである。
気ヘッドのヘッド面の曲率半径Ｒｈと磁気ヘッドの相対
出力比との関係を示すグラフである。
【図１１】対向ローラの直径Ｒｈを１２mmとしたときの
対向ローラ４５の直径Ｒｒと磁気ヘッドの相対出力比と
の関係を示すグラフである。
対向ローラ４５の直径Ｒｒと磁気ヘッドの相対出力比と
の関係を示すグラフである。
【図１２】磁気ヘッドの中心軸と対向ローラの中心軸と
のフイルム給送方向におけるずらし量Ｌと磁気ヘッドの
相対出力比との関係を示すグラフである。
のフイルム給送方向におけるずらし量Ｌと磁気ヘッドの
相対出力比との関係を示すグラフである。
【図１３】磁気ヘッドに対する対向ローラの押圧力Ｐと
磁気ヘッドの相対出力比との関係を示すグラフである。
磁気ヘッドの相対出力比との関係を示すグラフである。
【図１４】磁気ヘッドの中心軸と対向ローラの中心軸と
がヘッド面に交差した各点のフイルム給送方向と垂直な
方向における相対距離ｍと磁気ヘッドの相対出力比との
関係を示すグラフである。
がヘッド面に交差した各点のフイルム給送方向と垂直な
方向における相対距離ｍと磁気ヘッドの相対出力比との
関係を示すグラフである。
２，５４ カメラ本体 ６ フイルム ６ａ 磁気記録層 １１ 軸 １２，３０ 磁気ヘッド １５，４５ 対向ローラ １６ ブラケット １７ エンコーダ ３１ フイルム圧板 ３３ カメラ ４０ 基板 ５０ バネ部材
Claims (2)
- 【請求項１】 フイルムに塗布された磁気記録層に接触
して磁気記録・再生を行う磁気ヘッドを内蔵したカメラ
において、前記磁気ヘッドをフイルムの給送方向と平行
な軸を中心に回動自在に支持する支持手段と、前記磁気
ヘッドに向けてフイルムを押圧し、前記磁気記録層を磁
気ヘッドに圧着させる対向ローラとを備えたことを特徴
とするカメラ用磁気ヘッド装置。 - 【請求項２】 フイルムに塗布された磁気記録層に接触
して磁気記録・再生を行う磁気ヘッドを内蔵したカメラ
において、カメラの露光位置にフイルムを平面に保持す
るとともに、前記磁気ヘッドをフイルム側に向けて固定
したフイルム圧板と、前記磁気ヘッドに向けてフイルム
を押圧し、前記磁気記録層を磁気ヘッドに圧着させる対
向ローラとを備えたことを特徴とするカメラ用磁気ヘッ
ド装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991045571U JP2536819Y2 (ja) | 1990-09-17 | 1991-05-21 | カメラ用磁気ヘッド装置 |
| US08/075,913 US5307100A (en) | 1990-09-17 | 1993-06-14 | Magnetic recording/reproducing apparatus for a camera having pressure roller |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2-97314 | 1990-09-17 | ||
| JP9731490 | 1990-09-17 | ||
| JP1991045571U JP2536819Y2 (ja) | 1990-09-17 | 1991-05-21 | カメラ用磁気ヘッド装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0489934U JPH0489934U (ja) | 1992-08-05 |
| JP2536819Y2 true JP2536819Y2 (ja) | 1997-05-28 |
Family
ID=31948519
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991045571U Expired - Fee Related JP2536819Y2 (ja) | 1990-09-17 | 1991-05-21 | カメラ用磁気ヘッド装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5307100A (ja) |
| JP (1) | JP2536819Y2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5434633A (en) * | 1992-07-31 | 1995-07-18 | Olympus Optical Co. Ltd. | Camera having built-in magnetic recording and reproducing apparatus including record/playback head |
| JPH06138540A (ja) * | 1992-10-26 | 1994-05-20 | Olympus Optical Co Ltd | カメラのデータ記録用モジュール装置 |
| JPH06138536A (ja) * | 1992-10-28 | 1994-05-20 | Fuji Photo Film Co Ltd | カメラの情報記録装置 |
| JP3314195B2 (ja) * | 1992-12-28 | 2002-08-12 | ミノルタ株式会社 | 画像処理装置 |
| US5568212A (en) * | 1993-03-29 | 1996-10-22 | Olympus Optical Co., Ltd. | Camera capable of magnetically recording photograph information on a film |
| JPH075560A (ja) * | 1993-06-15 | 1995-01-10 | Fuji Photo Film Co Ltd | カメラ用磁気ヘッド装置 |
| JPH0764168A (ja) * | 1993-08-26 | 1995-03-10 | Olympus Optical Co Ltd | 磁気記録可能なカメラ |
| JP3367062B2 (ja) * | 1994-01-10 | 2003-01-14 | 富士写真フイルム株式会社 | プリントの注文装置 |
| US5862424A (en) * | 1994-03-28 | 1999-01-19 | Noritsu Koki Co., Ltd. | Photography processing equipment, and device which keeps a film in place in the photography processing equipment and a method for reading/writing information magnetically recorded in film |
| JP3444552B2 (ja) * | 1994-05-24 | 2003-09-08 | オリンパス光学工業株式会社 | カメラシステム |
| US5502528A (en) * | 1994-11-02 | 1996-03-26 | Eastman Kodak Company | Magnetics-on-film image area recording head and interface |
| US5555044A (en) | 1994-11-30 | 1996-09-10 | Eastman Kodak Company | Magnetics-on-film image area recording head suspension system |
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| US5555043A (en) | 1994-11-30 | 1996-09-10 | Eastman Kodak Company | Magnetics-on-film image area recording head and suspension system |
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- 1991-05-21 JP JP1991045571U patent/JP2536819Y2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-06-14 US US08/075,913 patent/US5307100A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
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| JPH0489934U (ja) | 1992-08-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |