JP3314195B2 - 画像処理装置 - Google Patents
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- H04N5/253—Picture signal generating by scanning motion picture films or slide opaques, e.g. for telecine
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- H04N9/11—Scanning of colour motion picture films, e.g. for telecine
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Description
変換手段で撮像し、この撮像画像をTVモニター等に再
生表示する画像処理装置に関するものである。
像(以下、フィルム画像という)をCCD(Charge Cou
pled Device)等の撮像装置で撮像し、この撮像画像を
TVモニター等に再生表示するフィルム画像再生装置が
知られている。そして、この種の装置は、TVモニター
における再生画像の画質を調整すべく撮像画像の階調特
性や輪郭特性等が補正可能になっている。
は、予め複数の絵柄に対応して複数の階調補正テーブル
と色補正テーブルとを用意しておき、撮像画像の平均透
過濃度、最大透過濃度、最小透過濃度及び赤,青,緑,
肌色等の各色の個数等の情報から当該撮像画像の絵柄を
分類し、分類された絵柄に対応した所定の階調補正テー
ブル及び色補正テーブルを用いて撮像画像の階調補正と
色補正とを施すフィルム画像再生装置が示されている。
は、フィルム画像を走査して得られる撮像画像をTVモ
ニターに表示するフィルム画像再生装置において、撮像
画像から階調及び色の情報を算出し、この算出値を予め
設定された標準値と比較して再生画像において適正な階
調と色とを再現するための走査条件を算出するフィルム
画像再生装置が示されている。
TVモニターに再生する場合、輝度差が著しく大きい画
像は、再生画像の輝度バランスが不自然になるので、好
ましくは高輝度領域の画像に対する階調特性と低輝度領
域の画像に対する階調特性とを異ならせ、各領域につい
て輝度に応じた階調補正を行うことが望ましいが、上記
公報にはフィルム画像を高輝度領域とそれ以外の領域と
に分割し、各領域の画像を当該領域の輝度に応じた階調
特性により補正する技術は一切示されておらず、輝度差
の大きいフィルム画像を自然な輝度バランスを有する画
像に補正して再生することも困難である。
であり、輝度差の大きい撮影画像に対して輝度差を小さ
くする階調補正を施し、撮影内容及び撮影条件に対応し
た好適な画像をTVモニターに表示することのできる画
像処理装置を提供することを目的とする。
め、本発明は、撮像された画像データを低輝度領域と高
輝度領域とに分割する分割手段と、低輝度領域の画像デ
ータと高輝度領域の画像データとを各々異なるガンマ特
性でγ変換するγ変換手段と、合成画像における低輝度
領域と高輝度領域との境界部分の濃度特性が連続的かつ
滑らかになるように低輝度領域及び高輝度領域の境界線
近傍の領域の画像データの濃度特性をそれぞれ補正する
補正手段と、この補正手段により濃度特性の補正された
低輝度領域及び高輝度領域の画像データを合成する合成
手段とを備えたものである。
度領域と高輝度領域とに分割され、各領域の画像データ
は、異なるガンマ特性によりそれぞれγ変換される。そ
して、合成画像における低輝度領域と高輝度領域との境
界部分の画像の濃度特性が連続かつ滑らかに変化するよ
うに両領域における境界線近傍の領域の濃度特性がそれ
ぞれ補正され、濃度特性の補正された低輝度領域の画像
データと高輝度領域の画像データとが合成される。
の第1実施例の構成を示すブロック図である。
全体の動作を集中制御するマイクロコンピュータ(以
下、CPUという)である。CPU1は、後述するよう
にフィルム4のコマ送りを制御するとともに、各コマの
画像(以下、フィルム画像という)を撮像して得られる
画像(以下、撮像画像という)の階調補正及び輪郭補正
等の画質補正を制御する。上記階調補正及び輪郭補正の
詳細については後述する。
光源2から照射された光を拡散させる拡散板、4は現像
済みのネガフィルム、5,6は上記フィルム4を巻き取
る巻取ローラ対である。上記巻取ローラ対5,6は、駆
動源であるサーボモータM、該サーボモータMの駆動を
制御するドライバ7及び該ドライバ7の動作を制御する
フィルム送り制御回路8からなる駆動機構により自動的
にコマ送りがなされるようになっている。
に制御信号を送出し、フィルム4のコマ送りタイミング
を指示する。上記フィルム送り制御回路8は、上記制御
信号を受けてドライバ7を介してサーボモータMを所定
量だけ回転駆動させ、フィルム4を1コマ分だけ巻き取
る。
た合焦精度、撮影時の光源、輝度差、撮影時の露光レベ
ル、撮像倍率及び撮影時期等の撮影に関するデータ(以
下、撮影データという)を読み取る撮影データ読取装置
である。上記撮影データは、フィルム4に各コマに対応
して直接記録されているか、或いは半導体メモリやフロ
ッピーディスク等の記録媒体に記録されている。前者の
場合は、たとえばフィルム4の撮影領域外に磁気記録部
を設け、該磁気記録部に各コマに対応して撮影データが
磁気的に記録されている。
始する前に上記撮影データ読取装置9を介して予め全コ
マの撮影データを読み出す。なお、撮影データがフィル
ム4に直接記録されている場合は、フィルム画像の再生
のためのコマ送り時に当該コマの撮影データを読み取る
ようにしても良い。
すべきコマの撮像信号に施すべき階調補正及び輪郭補正
の内容(以下、補正データという)を設定し、この階調
補正データを後述する階調補正回路23に送出し、この
輪郭補正データを後述するエンハンサー25にそれぞれ
送出する。なお、これら補正データの詳細については後
述する。
れ、フィルム画像を下記撮像素子12の撮像面に結像さ
せるレンズ、11は下記撮像素子12への入射光量を調
整する絞り、13,14はそれぞれ上記絞り11と撮像
素子12とを駆動するドライバである。なお、ドライバ
13は後述する測光演算回路18により動作が制御され
るようになっている。
ード等の光電変換素子が2次元マトリクス状に配列され
るとともに、各光電変換素子の受光面にR,G,Bの色
フィルタが市松模様状に配置された単板式のカラーCC
Dイメージセンサからなり、撮像面に結像した上記フィ
ルム画像の光像を電気信号(以下、画像信号という)に
変換して読み取り、R,G,Bの各色の画像信号に分離
して後段の処理回路に出力する。
う)12で発生する雑音を抑圧する雑音抑圧回路で、例
えばリセット雑音を低減する相関二重サンプリング回路
(CDS回路)、サンプリングノイズを低減するローパ
スフィルタ(LPF)等を有している。16はネガ像に
対する画像信号をポジ像に対する画像信号に反転するネ
ガ/ポジ反転回路(N/P反転回路)、17は画像信号
のゲインを調整する増幅回路(AMP)、18は撮像対
象となっているフィルム画像の輝度を測光する測光演算
回路である。
の画像信号は上記N/P反転回路16に出力されるとも
に、上記測光演算回路18に出力される。測光演算回路
18は入力された画像信号からフィルム画像の輝度を算
出し、更にこの算出結果から露出制御値と画像信号の適
正レベルを算出する。そして、測光演算回路18は上記
露出制御値を上記ドライバ13に出力し、該ドライバ1
3を介して上記絞り11の開口量を所定の制御値に設定
するとともに、上記適正レベルをAMP17に出力し、
各色の画像信号のレベルを適正レベルに調整する。
を行うホワイトバランス(WB)回路、20はWB調整
の適正値を演算し、この演算結果に基づいて上記WB回
路19の駆動を制御するWB演算回路である。
像信号に対応して3個のWBアンプ191,192,1
93を有し、各WBアンプ191〜193の出力は、上
記WB演算回路20に入力される。WB演算回路20は
入力された各色の画像信号からGの画像信号に対するR
の画像信号のレベル比R/GとGの画像信号に対するB
の画像信号のレベル比B/Gとを演算し、この演算結果
からR,Bの各色の画像信号のピークレベルがGの画像
信号のピークレベルに一致する上記WBアンプ191,
193の各ゲインを算出する。そして、WB演算回路2
0は、この算出結果に基づき上記WBアンプ191,1
93の各ゲインを調整して画像信号のWB調整を行う。
ル以上の高レベル信号を圧縮し、画像信号の高レベル部
分(ハイライト部分)のダイナミックレンジを拡大する
プリγ回路、22はR,G,Bの各色のアナログ画像信
号をデジタル画像信号に変換するA/Dコンバータ、2
3は画像信号の階調を補正する階調(γ)補正回路であ
る。
画像信号に対応して3個のγ補正回路231,232,
233を有している。各γ補正回路231,232,2
33は複数個の階調補正テーブルが記憶されたルックア
ップテーブル(LUT)メモリを有し、上記CPU1か
ら入力された階調補正データに対応した階調補正デーブ
ルの補正値を用いて上記A/Dコンバータ22から入力
された画像信号のレベルを補正する。
度(Y)信号及び色差信号(R−Y),(B−Y)を生
成するマトリックス回路、25は上記輝度(Y)信号の
水平方向及び垂直方向の輪郭補正を行うエンハンサー、
26,27は上記色差信号(R−Y),(B−Y)の周
波数帯域をそれぞれ所定の帯域に制限するローパスフィ
ルタ(LPF)、28は上記輝度(Y)信号及び色差信
号(R−Y),(B−Y)をNTSC信号に変換するN
TSCエンコーダ、29はNTSC信号をデジタル信号
からアナログ信号に変換するD/Aコンバータである。
補正及び輪郭補正を外部からマニュアルで行うためのス
イッチで、SW1は階調補正用スイッチ、SW2は輪郭
補正用スイッチ、SW3はハイライト部分の階調補正用
スイッチである。
マ送りを指示する信号(図略)が入力されると、フィル
ム送り制御回路8、ドライバ7及びサーボモータMから
なる駆動機構を介してフィルム4を1コマ分だけ巻き上
げ、次のコマを所定の撮像位置に設定する。
イバ14を介してCCD12を駆動し、フィルム画像の
撮像を行う。この撮像画像の画像信号は、CCD12か
らR,G,Bの各色に分離して雑音抑制回路15に出力
され、該雑音抑制回路15でリセット雑音やサンプリン
グ雑音等の雑音が抑圧された後、測光演算回路18に入
力される。測光演算回路18は、入力されたR,G,B
の各色の画像信号を所定の比率で加算し、平滑化するこ
とにより輝度(Y)信号を生成し、この輝度(Y)信号
を用いて露出制御値を演算する。そして、算出された露
出制御値に基づきドライバ13を介して絞り11を所定
の絞り値に設定する。
のTVモニターに再生すべく上記算出した露出制御値に
基づいてドライバ14を介してCCD12を駆動し、2
回目のフィルム画像の撮像を行う。この撮像画像の画像
信号は、上述したように上記雑音抑圧回路15で雑音が
抑圧された後、ネガ/ポジ反転回路16に入力され、ポ
ジ像に対する画像信号に変換される。そして、AMP1
7で上記露出制御値に基づき適正レベルにレベル調整が
なされた後、WB回路19でWB調整が施される。
は、プリγ回路20でハイライト部分の階調補正がなさ
れた後、A/Dコンバータでデジタル信号に変換され、
更にγ補正回路23で所定の階調補正が施される。
Bの各色の画像信号からY信号、(R−Y)信号及び
(B−Y)信号が生成され、Y信号はエンハンサー25
により水平方向及び垂直方向の輪郭補正が施された後、
NTSCエンコーダ28に入力され、(R−Y)信号及
び(B−Y)信号はそれぞれLPF26,27で所定の
帯域に帯域制限がされた後、NTSCエンコーダ28に
入力される。
(B−Y)信号はNTSCエンコーダ28でY信号及び
C信号からなるNTSC信号に変換され、D/Aコンバ
ータ29でアナログ信号に変換された後、不図示のTV
モニターに出力される。TVモニターは入力されたNT
SC信号をR,G,Bの各色の画像信号に変換し、これ
らの画像信号によりブラウン管を駆動して上記フィルム
画像を再生表示する。
関係を示す図である。
ータの内容及び補正内容に該当することを示し、「※」
は階調補正に対する該当印、「*」は輪郭補正に対する
該当印である。
調」,「普通」,「硬調」,「超硬調」の4種類に分類
し、輪郭補正の内容を「弱」,「普通」,「強」,「超
強」の4種類に分類している。補正内容は、「普通」を
標準的な補正レベルとし、「軟調」,「硬調」,「超硬
調」,「弱」,「強」,「超強」等の各補正レベルは、
「普通」の補正レベルに対する相対的なレベルとなって
いる。
補正内容を4種類に分類しているが、補正内容の分類数
は任意に設定することができる。
ト部を圧縮し、階調範囲を拡大する補正で、図2では
「階調補正」と別項目で記載されているが、実際の撮像
画像の補正処理においては階調補正として処理されるも
のである。
上記4種類に分類しているが、これら各補正内容につい
て「ハイ圧縮」を行う場合と行わない場合とがあり、実
際の補正処理では、「軟調」,「普通」,「硬調」,
「超硬調」,「軟調+ハイ圧縮」,「普通+ハイ圧
縮」,「硬調+ハイ圧縮」,「超硬調+ハイ圧縮」の8
種類の階調補正内容の中から撮影データの内容に応じた
補正内容が選択されるようになっている。
も上記8種類の階調補正テーブルを有し、後述する撮影
データの内容に対応する階調補正テーブルを用いて撮影
画像の階調補正を行う。
ム画像の輝度差が大きいとき、ハイ圧縮を行うことを意
味している。例えばフィルム画像の撮影データの内容が
No.20に該当するとき、輝度差が大きくなければ、
「硬調」の階調補正がなされ、輝度差が大きいときは
「硬調+ハイ圧縮」の階調補正がなされる。
について簡単に説明する。 (1)撮影時期 例えば真夏の時期に撮影された写真は、他の時期に撮影
された写真よりも撮像画像の階調を一段硬くすることに
より真夏らしい雰囲気を強調するものである。例えばN
o.14の撮影条件を有するフィルム画像とNo.18
の撮影条件を有するフィルム画像とは撮影時期を除いて
同一の撮影条件となっている。
ィルム画像の階調補正は、No.14の撮影条件を有す
るフィルム画像の階調補正よりも1段硬めにしている。
No.15とNo.19、No.16とNo.20及び
No.17とNo.21の各撮影条件に対する階調補正
についても同様の関係になっている。
対応して記録された撮影日から撮影時期が判別され、本
実施例では、例えば7〜8月に撮影されたものは「夏」
に撮影されたものと判別している。 (2) 撮影倍率 写真撮影では、例えば風景のように被写体が大きいもの
は撮影倍率が小さくなり、ポートレートのように被写体
が小さいものは撮影倍率が大きくなるように、撮影対象
又は撮影目的等の撮影内容によって撮影倍率が異なるこ
とから、撮影倍率からフィルム画像の撮影内容を分類
し、該分類に応じて適正な階調補正と輪郭補正とを行う
ものである。
像の撮影内容を建物、景色等を撮影した風景写真、記念
写真に見られるような複数の人物を集合させて撮影した
集合写真、ポートレート及び花等を接写したマクロ撮影
写真の4種類に分類している。
ら人物までの距離(以下、撮影距離という)が大きくな
る程、撮影倍率βを大きくして適正な画角が構成される
ことから、上記撮影距離に対応して適正な階調補正と輪
郭補正とを行うようにしている。特にフラッシュを発光
して撮影した場合は、撮影距離によって人物に照射され
る光量が異なり、近距離では人物が必要以上に照明さ
れ、背景に対して白っぽく撮影されるのに対し、遠距離
では光量が不足し、背景と人物とのコントラストが不十
分になることがある。
離が近距離か遠距離かを推定して分類するようにしてお
り、上記撮影倍率βと撮影内容及び撮影距離との関係は
表1のようになっている。
び撮影距離との関係は一例であって、撮影倍率βの境界
は任意に設定し得るものである。また、上記撮影内容及
び撮影距離の分類項目及び分類数も適宜、設定すること
ができる。 (3) 露光レベル 撮影時の露光レベルが一定の範囲を越えて高すぎたり、
低すぎるたりすると、フィルム4の露出の許容範囲を越
え、適正に露出されないことになる。このような不適正
な露出条件で撮影されたフィルム画像はコントラストが
不自然になるので、画像信号のS/Nが悪化しない程度
に階調補正を行うものである。
E≧−1(EV)にあるとき、適正露出としている。 (4) 輝度差 フィルム画像が、例えば逆光状態で撮影された写真のよ
うに輝度範囲が非常に広い場合は、撮像画像のハイライ
ト部分を圧縮して該ハイライト部分の階調範囲を拡張す
るものである。従って、上記露光レベルは適正であって
も輝度差が大きい場合は、図2に示すように、「ハイ圧
縮」処理を含む階調補正が行われる。 (5) 光源 蛍光灯或いはタングステン光及び朝夕の日の出/日の入
時の太陽光等の色温度の低い光源の下で撮影された写真
は、晴天時の日中の太陽光の下で撮影された写真に比べ
て全体的に軟調になる傾向があるので、上記撮影距離を
考慮した撮影画像の階調補正及び輪郭補正を行い、再生
画像の画質を適正にするようにしている。
や木陰の下で撮影された写真は、全体的にコントラスト
が軟調になるので、上記撮影距離を考慮した撮影画像の
輪郭補正を行い、再生画像のコントラストが適正になる
ようにしている。そして、本実施例では、光源の色温度
Tを表2のように分類している。
じ色を有するので、フラッシュを発光して撮影した写真
には上記問題は少ないが、撮影距離によって主被写体に
照射されるラッシュの光量が異なり、これにより主被写
体と背景とのコントラストが不自然になることがある。
シュを発光して撮影した場合、フラッシュ光の反射光は
大部分が人物からのものであるため、人物が背景に対し
て白く浮き上がることがある。このため、フラッシュ発
光の場合も撮影距離を考慮して撮影画像の階調補正及び
輪郭補正を行い、再生画像のコントラストが適正になる
ようにしている。 (6) 合焦精度 フィルム画像がピントのずれた画像のときは、輪郭が不
明瞭になっているから、撮影画像の輪郭補正を行い、再
生画像を見やすくするものである。
正内容を設定する動作について図3及び図4のフローチ
ャートを用いて説明する。
先の判別結果に基づいて設定された補正内容が後の判別
結果に基づいて変更設定されるように記載しているが、
これは、フローが複雑になるのを回避するために便宜
上、簡便に表現したもので、先の判別結果に基づいて設
定された補正内容は後の判別結果に基づいて設定される
補正内容に優先し、後の判別結果に基づいて変更設定さ
れるものではない。
#15において「超強」に設定された輪郭補正は、#2
0で露光レベルが高いと判別されても、#25で「強」
には変更設定されない。この場合、#25では階調補正
が「超硬調」に設定されるのみで、#15で設定された
輪郭補正は「超強」に保持される。
いて行われ、CPU1は補正内容の設定処理が終了する
と、設定した階調補正内容をγ補正回路23に送出し、
輪郭補正内容をエンハンサー25に送出する。そして、
該γ補正回路23及びエンハンサー25により撮像画像
の階調補正(ハイ圧縮処理を含む)と輪郭補正とが施さ
れる。
びハイ圧縮の有無等の補正内容を初期設定する(#
5)。この初期設定では、各補正内容が設定されていな
い状態を示す初期値に設定しても良く、特定の内容を初
期値に設定しても良い。後者の場合、例えば階調補正及
び輪郭補正をそれぞれ「普通」に設定し、ハイ圧縮は
「無」に設定する。
データからフィルム画像が非合焦状態のものか否かを判
別し(#10)、非合焦状態のものであれば、輪郭補正
を「超強」に設定した後(#15,図2のNo.1参
照)、#20以降で他の撮影データの内容に基づき階調
補正及びハイ圧縮の有無を設定する。非合焦状態のとき
は、フィルム画像の輪郭部分が不明瞭となっているか
ら、輪郭を可及的強調して見易くするものである。
れば(#10でYES)、#20以降で他の撮影条件に
基づき輪郭補正、階調補正及びハイ圧縮の有無を設定す
る。
ータの露光レベルデータからフィルム画像の露光の適否
を判別する。露光レベルEが高レベル(E>+4EV)
のときは、階調補正を「超硬調」に設定し、輪郭補正を
「強」に設定して(#25)、終了する(図2のNo.
2参照)。また、露光レベルEが低レベル(−1EV>
E)のときは、階調補正を「超硬調」に設定し、輪郭補
正を「普通」に設定して(#30)、終了する(図2の
No.3参照)。
は、フィルム4に記録されている濃度(輝度)の幅が狭
くなっており、フィルム画像のハイライト部分又はシャ
ドー部分のコントラストが低下するので、階調は可及的
硬めに補正し、輪郭はS/Nが悪化しない程度に強めに
補正してコントラストの低下を改善している。
(+4EV≧E≧−1EV)のときは、フラッシュ発光
による撮影か否かを判別し(#35)、フラッシュ発光
による撮影のときは(#35でYES)、更に撮像倍率
βのデータから撮影距離が近距離か否かを判別する(#
40)。
0)のときは(#40でYES)、階調補正及び輪郭補
正を「普通」に、ハイ圧縮を「有」にそれぞれ設定し
(#45,図2のNo.4参照)、撮影距離が遠距離
(1/40≧β)のときは(#40でNO)、階調補正
を「硬調」に、輪郭補正を「強」にそれぞれ設定して
(#50,図2のNo.5参照)、終了する。
影距離が近距離の場合は、フラッシュ光により主被写体
が背景に対して白く浮き上がる傾向があるので、ハイ圧
縮を施して主被写体を適正に再現するようにしたもので
あり、逆にフラッシュ発光による撮影で撮影距離が遠距
離の場合は、フラッシュ光の光量が不足し、主被写体と
背景とのコントラストが低下するので、輪郭を強調して
コントラストを高くするようにしている。
のときは(#35でNO)、更に光源が蛍光灯か否かを
判別する(#55)。光源が蛍光灯のときは(#55で
YES)、更に撮像倍率βのデータから撮影距離が近距
離か否かを判別する(#60)。
0)のときは(#60でYES)、階調補正を「普通」
に設定し(#65)、撮影距離が遠距離(1/40≧
β)のときは(#60でNO)、階調補正を「硬調」に
設定し(#70)、#75に移行する(図2のNo.
6,No.7参照)。一方、#55で光源が蛍光灯でな
いときは(#55でNO)、上記#60〜#70をスキ
ップして#75に移行する。
別する。光源の温度が低温のときは(#35でYE
S)、更に撮像倍率βのデータから撮影距離が近距離か
否かを判別する(#80)。
0)のときは(#80でYES)、階調補正を「普通」
に設定し(#85)、撮影距離が遠距離(1/40≧
β)のときは(#80でNO)、階調補正を「硬調」に
設定し(#90)、#95に移行する(図2のNo.
8,No.9参照)。一方、#75で光源の色温度が低
温でないときは(#75でNO)、上記#80〜#90
をスキップして#95に移行する。
がタングステン光や日の出/日の入時の太陽光の場合は
撮影画像が軟調になる傾向があり、特に撮影距離が遠距
離になるとメリハリが無くなるので、階調を少し硬調に
補正して撮影画像にメリハリをつけるようにしたもので
ある。
ラストが大きいか否かを判別し(#95)、コントラス
トが大きいときは(#95でYES)、ハイ圧縮を
「有」に設定し、コントラストが大きくないときは(#
95でNO)、ハイ圧縮を設定することなく#100に
移行する(図2のNo.14〜No.21参照)。
大きい条件で撮影されたフィルム画像の階調範囲は高輝
度側に広くなるので、撮像画像のハイライト部分(背景
部分)を圧縮することにより階調範囲を拡張し、ハイラ
イト部分を適正に再現するようにしたものである。
否かを判別する。光源の色温度が高温の場合は(#10
5でYES)、更に撮像倍率βのデータからフィルム画
像の内容をマクロ撮影写真、ポートレート、集合写真及
び風景写真に分類し(#110〜#120)、この分類
結果に応じて輪郭補正の内容を設定し(#125〜#1
40)、#145に移行する(図2のNo.10〜N
o.13参照)。また、光源の色温度が高温でない場合
は(#105でNO)、直ちに#145に移行する。
(#110でYES)又は集合写真(#120でYE
S)のときは、輪郭補正を「強」に設定し(#125,
#135)、フィルム画像がポートレート(#115で
YES)のときは、輪郭補正を「普通」に設定し(#1
30)、フィルム画像が風景写真(#120でNO)の
ときは、輪郭補正を「超強」に設定する(#140)。
メリハリが弱くなる傾向があり、その再現画像において
は、画面に対する被写体の大きさが小さくなるほど(撮
影距離が大きいものほど)、物足りない感じが強くな
る。このため、上記#110〜#140では、ポートレ
ート、集合写真、風景写真の順で輪郭補正を強調するよ
うにしている。
真及び風景写真と撮影目的が異なり、花等の被写体のみ
を明瞭に撮影しようとするものであるから、この撮影目
的を考慮してポートレートよりも輪郭補正を強調するよ
うにしている。
のデータからフィルム画像の内容を上記4種類に分類
し、更に各分類毎に撮影時期が夏か否かを判別し(#1
60〜#175)、この判別結果に応じて階調補正及び
輪郭補正の内容を設定する(#180〜#215)。
画像がマクロ撮影写真(#160でNO)又は集合写真
のときは(#170でNO)、階調補正及び輪郭補正を
それぞれ「普通」に設定し(#185,#205)、フ
ィルム画像がポートレートのときは(#165でN
O)、階調補正を「軟調」に、輪郭補正を「弱」にそれ
ぞれ設定し(#195)、フィルム画像が風景写真のと
きは(#175でNO)、階調補正を「硬調」に、輪郭
補正を「強」にそれぞれ設定する(#215,図2のN
o.14〜No.17,No.22〜No.25参
照)。
クロ撮影写真(#160でYES)又は集合写真のとき
は(#170でYES)、階調補正を「硬調」に、輪郭
補正を「普通」にそれぞれ設定し(#180,#20
0)、フィルム画像がポートレートのときは(#165
でYES)、階調補正を「普通」に、輪郭補正を「弱」
にそれぞれ設定し(#190)、フィルム画像が風景写
真のときは(#175でYES)、階調補正を「超硬
調」に、輪郭補正を「強」にそれぞれ設定する(#21
0,図2のNo.18〜No.21,No.26〜N
o.29参照)。
されているときは、上記#180〜#215における階
調補正の内容はハイ圧縮を含んだものになる。例えば#
180では階調補正は「硬調+ハイ圧縮」に設定され
る。
いて階調補正及び輪郭補正の画質補正を行うようにして
いるが、階調補正又は輪郭補正のみの画質補正を行って
も良く、或いは色補正を合わせて行うようにしても良
い。
の第2実施例について説明する。
像を再生した画像の一例を示す図である。点線で示す山
や木の部分P1は背景部分であり、実線で示す窓枠や少
女の部分P2は主被写体部分である。同図に示すよう
に、逆光状態で撮影されているため、背景部分P1は明
る過ぎて白っぽくなり、主被写体部分P2は暗過ぎて黒
っぽくなっている。
差が大きいフィルム画像をTVモニター等に再生表示す
る場合、ネガフィルム4の撮像時における露出を背景部
分P1に調整すると、図9に示すように主被写体部分P
2が黒くなり過ぎ、フィルム画像の主被写体部分P2に
調整すると、図10に示すように背景部分P1が白くな
り過ぎ、再生画像において背景部分P1と主被写体部分
P2との輝度バランスが適正にならない。
像の輝度バランスを適正に補正してTVモニター等に再
生表示するものである。
はネガ像で、再生画像に対して輝度分布が反転している
から、輝度表現の混乱を避けるため、以下の説明では、
特にことわらない限り、再生画像における輝度分布を基
準に説明する。従って、上記背景部分P1は高輝度部分
として取り扱い、主被写体部分P2は低輝度部分として
取り扱うこととする。
置の第2実施例の構成を示すブロック図である。
番号の部材に対応し、同一機能を有するものである。ま
た、30はフィルム画像再生装置の動作を集中制御をす
るCPU、31は絞り11の絞り値を制御する絞り制御
回路、SW4は後述する輝度バランス補正モードをマニ
ュアルで設定するためのスイッチである。
いフィルム画像の輝度バランスを適正に補正するモード
で、撮影データに逆光状態を示すデータ(輝度差大等)
が記録されているときは、自動的に設定される。また、
上記スイッチSW4によりマニュアルで設定される。
の輝度を基準に設定された第1の露出値と低輝度部分の
輝度を基準に設定された第2の露出値とによりフィルム
画像が2回撮像され、前者の撮像画像から高輝度部分の
画像を抽出するとともに、後者の撮像画像から低輝度部
分の画像を抽出し、両抽出画像を合成することにより再
生画像全体の輝度バランスが補正される。
の最大濃度部分(最高輝度部分)がアンダーフローしな
いように予め設定された露出値(上記第1の露出値に相
当)に対応する絞り値に絞り11を設定する白基準露出
制御回路311と、ネガフィルム4の最小濃度部分(最
低輝度部分)がオーバーフローしないように予め設定さ
れた露出値(上記第2の露出値に相当)に対応する絞り
値に絞り11を設定する黒基準露出制御回路312とを
有し、上記CPU30から入力される指示信号に基づき
絞り11を白基準絞り値又は黒基準絞り値に設定する。
信号毎にゲインコントロール、ホワイトバランス、ネガ
/ポジ反転等の所定の信号処理を行うプロセス回路、3
3は信号処理がなされた撮像信号をアナログ信号からデ
ジタル信号に変換するA/Dコンバータである。
ドにおいて、黒基準絞り値で撮像された撮像信号を記憶
するメモリ、35は上記輝度バランス補正モードにおい
て、白基準絞り値で撮像された撮像信号を記憶するメモ
リである。メモリ34,35は、R,G,Bの各色の撮
像信号に対応してそれぞれ3個のメモリを有している。
各色の撮像信号の階調を補正をするγ回路、37は、上
記メモリ35から読み出された各色の撮像信号の階調を
補正する高輝度γ回路である。上記γ回路36は、低輝
度部分の画像信号(以下、低輝度エリア信号という)に
対応したガンマ特性を有し、上記高輝度γ回路37は、
高輝度部分の撮像信号(以下、高輝度エリア信号とい
う)に対応したガンマ特性を有している。後述するよう
に、メモリ34からは撮像信号の内、低輝度エリア信号
が読み出され、メモリ35からは撮像信号の内、高輝度
エリア信号が読み出されるようになっており、低輝度エ
リア信号及び高輝度エリア信号は、それぞれの濃度特性
に応じたガンマ特性により適正な階調補正が施される。
度(Y)信号と色差信号(R−Y),(B−Y)とを生
成するマトリックス回路、39は上記輝度(Y)信号及
び色差信号(R−Y),(B−Y)をNTSC信号に変
換するエンコーダー、40はNTSC信号をデジタル信
号からアナログ信号に変換するD/Aコンバータであ
る。
R,G,Bの各色の撮像信号から輝度(Y)信号を生成
するYマトリックス回路、42は、Yマトリックス回路
41で生成された輝度(Y)信号を「0」又は「1」の
2値データに変換する2値化回路である。
号を基準レベルVrefと比較し、該基準レベルVrefより
高いとき、該輝度(Y)信号を「1」に変換し、該基準
レベルVref以下のとき、該輝度(Y)信号を「0」に
変換する。
が基準レベルVrefより高いとき、該輝度(Y)信号を
「0」に変換し、輝度(Y)信号が基準レベルVref以
下のとき、該輝度(Y)信号を「1」に変換することで
2値データを生成するようにしても良い。
回路47により外部から変更可能になされている。基準
レベル設定回路47は電源電圧を抵抗分割して所望の基
準電圧Vrefを設定する可変抵抗器471と該基準電圧
Vrefをアナログ信号からデジタル信号に変換するA/
Dコンバータ472とからなり、デジタル化された基準
電圧Vrefが上記2値化回路42に入力されるようにな
っている。
2値データから「1」の2値データで構成される領域を
高輝度部分の領域(以下、高輝度エリアという)として
抽出するとともに、該高輝度エリアに含まれる小エリア
を識別可能にすべく各小エリアに識別用ラベルを付すラ
ベリング回路、44は、ラベリング処理が施された2値
データを記憶する画像メモリ、45は、上記各エリアの
輪郭線が滑らかになるように当該小エリアの輪郭線を構
成する2値データを修正するスムージング回路、46
は、スムージング処理が施された2値データのアドレス
データを記憶するメモリである。
エリアの撮像信号を読み出すとともに、上記メモリ35
から高輝度エリアの撮像信号を読み出し、両撮像信号を
合成して低輝度エリアの画像と高輝度エリアの画像との
合成処理を制御するアドレスコントローラである。
46から2値データを読み出し、該2値データから低輝
度エリアの撮像信号のアドレスデータ(メモリ34から
読み出すべき撮像信号のアドレスデータ)と高輝度エリ
アの撮像信号のアドレスデータ(メモリ35から読み出
すべき撮像信号のアドレスデータ)とを生成し、該アド
レスデータに基づいて上記メモリ34,35からそれぞ
れ所要の撮像信号を読み出す。
装置の輝度バランス補正モードにおける画質補正動作に
ついて説明する。
における画質補正動作を示すフローチャートである。
ンになっているか否かを判別する(#300)。スイッ
チSW4がオンになっているときは(#300でYE
S)、#310に移行して輝度バランス補正モードの画
質補正処理を行う。
300でNO)、更に撮影データから逆光撮影の情報が
あるか否かを判別し(#305)、逆光撮影情報がなけ
れば(#305でNO)、#300に戻り、逆光撮影情
報があれば(#305でNO)、#310に移行して輝
度バランス補正モードの画質補正処理を行う。
録されている場合又は操作者がスイッチSW4を操作し
て「輝度バランス補正モード」を設定している場合は輝
度バランス補正モードの画質補正処理を行うものであ
る。
の白基準露出制御回路311を介して絞り11の絞り値
を白基準絞り値に設定した後(#310)、フィルム画
像の撮像を行う(#315)。この撮像信号は、R,
G,Bの各色の撮像信号に分離されて雑音抑圧回路15
に出力され、該雑音抑圧回路15でリセット雑音やサン
プリング雑音が抑圧されるとともに、プロセス回路32
でホワイトバランス調整等の所定の信号処理がなされた
後(#320)、一旦メモリ35に記憶される(#32
5)。
が、例えば図8に示すものである場合、高輝度部分が適
正露出となるように絞り11の絞り値を制御しているの
で、#325でメモリ35に記録された撮像信号の再生
画像は、図9に示すように、その背景部分P1が適正な
輝度で再現され、その主被写体部分P2が実際の写真よ
りも露出アンダーで再現されるものとなっている。
リックス回路41に読み出され、該Yマトリックス回路
41で輝度(Y)信号が生成され(#330)、この輝
度(Y)信号は2値化回路42で2値データに変換され
る(#335)。続いて、ラベリング回路43で高輝度
エリアが抽出されるとともに、該高輝度エリアに含まれ
る小エリアにラベルが付され、更に各エリアの面積が算
出される(#340)。
面積から予め設定された面積以下の微小面積を有するエ
リアのラベルを削除する(#350)。これは、微小面
積を有する小エリアを高輝度エリアとして抽出すると、
低輝度エリアの画像と高輝度エリアの画像との合成処理
が複雑になるので、これを防止するためである。ラベリ
ング処理が施された2値データは画像メモリ44に記憶
される。
タに変換して得られた2値化画像の一例である。白抜き
部分が高輝度エリアの画像であり、斜線部分が低輝度エ
リアの画像である。画面内では白抜き部分が〜の4
つの小エリアに分断されているので、#340では各小
エリア〜にラベルを付し、その面積が算出される。
そして、各小エリア〜は比較的大きい面積を有して
いるので、これら4つの小エリアが抽出すべき高輝度エ
リアとして決定される。
アに対して輪郭線を滑らかにする処理が施された後(#
355)、スムージング処理後の2値データはメモリ4
6に記憶される(#360)。
の黒基準露出制御回路312を介して絞り11の絞り値
を黒基準絞り値に設定した後(#365)、フィルム画
像の撮像を行う(#370)。この撮像信号は、上記#
320と同様の信号処理がなされた後(#375)、一
旦メモリ34に記憶される(#380)。
0でメモリ34に記録された撮像信号の再生画像は、低
輝度部分が適正露出となるように絞り11の絞り値を制
御しているので、図10に示すように、主被写体部分P
2は適正な輝度で再現され、背景部分P1は実際の写真
よりも露出オーバーで再現されるようになっている。
モリ46から2値データを読み出し、該2値データに基
づきメモリ34から低輝度エリア(図11の斜線部分)
に含まれる撮像信号(低輝度エリア信号)を読み出すと
ともに、メモリ35からは高輝度部分のエリア(図11
の白抜き部分〜)に含まれる撮像信号(高輝度エリ
ア信号)を読み出して(#385)、両エリアの撮像信
号の合成を行う。
γ変換され、高輝度エリア信号は高輝度γ回路37でγ
変換された後(#390)、マトリックス回路38で輝
度(Y)信号及び色差信号(R−Y),(B−Y)が生
成され(#395)、更にNTSC信号に変換された後
(#400)、D/Aコンバータでアナログ信号に変換
して不図示のTVモニターに出力される(#405)。
より撮像信号が補正された場合の再生画像を示す図であ
る。上記TVモニターには、同図に示すように、図9の
背景部分P1と図10の主被写体部分P2とを合成した
画像が再生表示される。
大きいフィルム画像に対して低輝度部分に露出を調整し
た場合と高輝度部分に露出を調整した場合とについて2
回撮像し、両撮像信号から低輝度エリアの撮像信号と高
輝度エリアの撮像信号とを抽出して合成し、この合成信
号をTVモニターに再生するようにしたので、再生画像
の輝度バランスを好適にすることができる。
P1に対応した露出制御値と低輝度部分P2に対応した
露出制御値とによりフィルム画像を2回撮像し、各撮像
画像から高輝度エリアの画像と低輝度エリアの画像とを
抽出して合成するようにしていたが、フィルム画像の撮
像は1回だけ行い、該撮像画像の内の高輝度エリアの画
像と低輝度エリアの画像とをそれぞれ異なるガンマ特性
で階調補正することにより輝度バランスを補正すること
もできる。
画像P1と低輝度エリアの画像P2とをそのまま合成す
ると、両画像の境界部分の階調特性が不連続になり、合
成画像が画像P1と画像P2とを貼り合わせたような不
自然な感じとなる。
の異なる2種類のガンマ特性γ1,γ2を、被写体輝度
が閾値レベルBTH以下の低輝度部分ではガンマ特性γ1
を適用し、閾値レベルBTHより大きい高輝度部分ではガ
ンマ特性γ2を適用した場合、合成画像に対するガンマ
特性は、同図(b)のγ3に示すように、閾値レベルB
THで不連続な特性になる。
特性γ1でガンマ変換した場合は、その再生画像の濃度
特性は、例えば図14の点線で示すように連続変化する
が、図8における背景部分P1と主被写体部分P2とを
それぞれガンマ特性γ1とガンマ特性γ2とでガンマ変
換してそのまま合成した場合は、当該合成画像の濃度特
性は、図14の実線で示すように、背景部分P1と主被
写体部分P2との境界部分R2に不連続が生じることに
なる。この場合、濃度の不連続部分の濃度差が大きい
と、再生画像において、濃度特性の尖頭部分d1又はd
2に対応する部分に黒色又は白色の擬似境界線が表れ、
合成処理特有の画質劣化が生じる。
分における濃度変化を滑らかにし、自然な感じの合成画
像を再生し得る第3実施例について説明する。
装置の第3実施例の構成を示すブロック図である。
を黒基準露出制御回路のみからなる絞り制御回路31′
に置き換えるとともに、メモリ35を除去し、更にスム
ージング回路45とアドレスコントローラ48間にエッ
ジ抽出回路50、ラッチ回路51、ディレーライン52
及び輪郭処理用メモリ53をこの順に追加するととも
に、γ回路36及び高輝度γ回路37とマトリックス回
路38間にラインバッファ(LB)54、合成部処理回
路55及びスイッチ回路56をこの順に設けたものであ
る。
1、ディレーライン52及び輪郭処理用メモリ53は、
フィルム画像の高輝度エリアと低輝度エリアとの境界線
近傍の画像信号を境界エリアの画像信号として抽出する
回路である。
高輝度エリアと低輝度エリアとの境界線を構成する画像
信号(以下、境界画像信号という)を抽出した後、該境
界画像信号をラッチ回路51により横方向に所定の画素
数だけシフトさせるとともに、ディレーライン52によ
り縦方向に所定の画素数だけシフトさせて上記境界画像
信号近傍の画像信号を境界画像信号として抽出する。
50により抽出された境界線が、図16(1)に示す矩形
L0とすると、ラッチ回路51により2値データを全体
的に水平右方向にn/2画素分だけシフトさせた後(同
図(2)参照)、ディレーライン52により全体的に垂直
下方向にn/2画素分だけシフトさせて(同図(3)参
照)、縦及び横方向に線幅を太くした境界線L0′を生
成し、該境界線L0′を構成する画像信号(同図(4)の
斜線で示す部分の画像信号)を境界画像信号として抽出
する。
イン52により境界線L0の線幅を太くする方法では、
境界線L0が境界線L0′の中心にならないので、好ま
しくは境界線L0に対して水平左方向及び垂直上方向に
n/2画素分の領域の画像信号を境界画像信号として算
出し、図16(5)に示すように境界線L0が境界線L
0″の中心となるように境界画像信号を構成する画像信
号を補正するとよい。
アにおける濃度の急激な変動を緩和すべく上記境界画像
信号の階調特性を滑らかに修正するものである。この合
成部処理回路55は、同一構成の処理回路を3個有し、
R,G,Bの各色の画像信号について上記境界画像信号
の階調特性を滑らかに修正する。
トローラ48から入力される制御信号によりその駆動が
制御され、上記γ回路36及び高輝度γ回路37から入
力される境界画像信号を内蔵するローパスフィルタ(L
PF)を通過させることにより境界エリアにおける画像
の濃度特性を滑らかにする。この濃度特性を滑らかにす
る方法としては、LPFに限らず、メディアンフィルタ
を用いても良いし、また、画像信号を平均化する平均化
処理を行なってもよい。
成部処理回路55への境界画像信号の読出速度と該合成
部処理回路55における境界画像信号の処理速度との調
整を行うためのものである。
路36、高輝度γ回路37及び合成部処理回路55から
出力される低輝度エリア、境界エリア及び高輝度エリア
の各画像信号のマトリックス回路38への出力を切換制
御することにより合成画像を生成するものである。スイ
ッチ回路56の切換制御は、上記アドレスコントローラ
48から入力される制御信号により行われる。
装置の再生動作について、図17のフローチャートを用
いて説明する。
ンになっているか否かを判別する(#500)。スイッ
チSW4がオンになっているときは(#500でYE
S)、#510に移行して輝度バランス補正モードの画
質補正処理を行う。
500でNO)、更に撮影データから逆光撮影の情報が
あるか否かを判別し(#505)、逆光撮影情報がなけ
れば(#505でNO)、#500に戻り、逆光撮影情
報があれば(#505でYES)、#510に移行して
輝度バランス補正モードの画質補正処理を行う。
1′を介して絞り11の絞り値を黒基準絞り値に設定し
た後(#510)、フィルム画像の撮像を行う(#51
5)。この撮像信号は、R,G,Bの各色の撮像信号に
分離されて雑音抑圧回路15に出力され、該雑音抑圧回
路15でリセット雑音やサンプリング雑音が抑圧される
とともに、プロセス回路32でホワイトバランス調整等
の所定の信号処理がなされた後(#520)、メモリ3
4に記憶される(#525)。
にYマトリックス回路41に読み出され、該Yマトリッ
クス回路41、2値化回路42及びラベリング回路43
により高輝度エリアと低輝度エリアとにエリア分割さ
れ、このエリア分けされた2値データが画像メモリ44
に記憶される(#530)。なお、上記エリアの分割処
理は、図6の#330〜#360と同様であるから、詳
細説明は省略する。
おける基準レベルVrefは、フィルム画像の撮像時の可
変抵抗器471の調整状態で適当に設定された分圧レベ
ルである。基準レベルVrefは、後述するようにTVモ
ニターに表示された再生画像をモニターして操作者が上
記可変抵抗器471を調整することにより変更され、こ
れにより合成画像の再生画質が調整されるようになって
いる。
リアに対して輪郭部を滑らかにする処理が施された後
(#535)、スムージング処理後の2値データはメモ
リ46に記憶される(#540)。
ータからエッジ抽出回路50により高輝度エリアと低輝
度エリアとの境界線が抽出される(#545)。この境
界線の抽出は、例えば8連結の輪郭線を追跡する輪郭線
追跡処理により行われる。
例えば図18(a)のように2次元配列されているとす
ると、まず、左上隅の2値データから右下隅の2値デー
タまでラスター走査して輪郭線追跡のための追跡開始点
を検出し、続いて同図(b)(c)に示すように、当該
追跡開始点に隣接する8個の2値データを時計回り又は
反時計回りに順番に調べ、最初に検出される境界点
(「1」の2値データ)を次の輪郭線追跡のための追跡
点(第1追跡点)とする。
始点から当該第1追跡点を検出した方法と同様の方法で
次の追跡点(第2追跡点)を検出し、以下、第p検出点
が検出される毎に同様の方法で次の第(p+1)追跡点を順
次、検出していく。そして、第n追跡点が追跡開始点に
一致した時点で、検出された追跡開始点(第n追跡
点),第1追跡点,第2追跡点,……,第(n-1)追跡点
を連結した線を輪郭線、すなわち境界線として抽出す
る。
り水平右方向に、例えばn/2画素分だけシフトされる
とともに、ディレーライン52により垂直下方向に、例
えばn/2画素分だけシフトされる。これにより検出さ
れた境界線に対して水平及び垂直方向にn/2画素分だ
けシフトした領域の2値データが境界画像信号として設
定された画像データが生成され(図16(2)(3)参照)、
この画像データはメモリ53に記憶される(#550,
#555)。
モリ53から境界画像信号として設定された画像データ
を読み出し、境界画像信号に対応するアドレスデータか
ら境界エリアのアドレスデータを生成する。すなわち、
エッジ抽出回路50により抽出された境界線に対して水
平左方向及び垂直上方向のそれぞれn/2画素分のエリ
アに含まれる2値データのアドレスデータを算出し、該
アドレスデータと上記境界画像信号に対応するアドレス
データとを境界エリアのアドレスデータとして決定す
る。上記アドレスデータの演算処理は、検出された境界
線が境界エリアの中心となるように、境界画像信号を補
正するものである(図16(5)参照)。
リ46から2値データを読み出し、該2値データから低
輝度エリア及び高輝度エリアのアドレスデータを生成す
るとともに、該アドレスデータから上記境界エリアのア
ドレスデータを減じて合成処理用の低輝度エリア(以
下、低輝度合成エリアという)と高輝度エリア(高輝度
合成エリアという)の各アドレスデータを決定する(#
560)。
ア、高輝度合成エリア及び境界エリアに分割した状態を
示す模式図である。
ぞれ高輝度合成エリア、境界エリア及び低輝度合成エリ
アである。また、L0は境界中心で、エッジ抽出回路5
0により抽出されるものであり、該境界中心L0より外
側のエリアは高輝度エリア、内側のエリアは低輝度エリ
アで、ラベリング回路43及びスムージング回路45に
より抽出されるものである。そして、アドレスコントロ
ーラ48では、上記高輝度合成エリアA1、境界エリア
A2及び低輝度エリアA3の各エリアのアドレスデータ
が決定される。
モリ34から撮像信号を読み出す(#565)。読み出
された撮像信号は、γ回路36及び高輝度γ回路37に
それぞれ入力され、γ回路36により低輝度用のガンマ
特性γ1でγ変換され、高輝度γ回路37により高輝度
用のガンマ特性γ2でγ変換される(#570)。続い
て、γ回路36及び高輝度γ回路37によりγ変換され
た撮像信号は、それぞれスイッチ回路56に出力される
とともに、ラインバッファ54に格納される(#57
5)。
は、アドレスコントローラ48からの制御信号に基づき
順次、合成部処理回路55に読み出され、該合成部処理
回路55により低輝度エリア側と高輝度エリア側間で濃
度特性が連続的に変化するように境界エリアの階調特性
が補正される(#580)。そして、この補正後の撮像
信号は、スイッチ回路56に出力される。
γ1でγ変換された撮像信号、ガンマ特性γ2でγ変換
された撮像信号及び階調補正された境界エリアの撮像信
号は、アドレスコントローラ48からの制御信号により
メモリ34における撮像信号の読出エリアに対応してマ
トリックス回路38に切換出力される(#585)。
のとき、ガンマ特性γ1でγ変換された撮像信号が、読
出エリアが高輝度合成エリアのとき、ガンマ特性γ2で
γ変換された撮像信号が、読出エリアが境界エリアのと
き、階調補正された撮像信号が、それぞれ出力され、こ
れにより上記各エリアを合成した合成画像信号が生成さ
れる。
及び合成画像全体の濃度特性を示す図である。
で、(a)〜(c)はフィルム画像のM−M′ラインに
おけるγ変換後、合成部処理後及び合成後の画像信号の
各濃度特性を示したものである。すなわち、(a)はγ
回路36から出力された画像信号の濃度特性、(b)は
高輝度γ回路37から出力された画像信号の濃度特性、
(c)は合成後の画像信号の濃度特性である。
の画像信号がメモリ34から読み出された場合、マトリ
ックス回路38にはスイッチ回路56によりm1〜m2
の区間は、γ回路36からの画像信号が出力され、m2
〜m3の区間は、合成部処理回路55からの画像信号が
出力され、m3〜m4の区間は、高輝度γ回路37から
の画像信号が出力される。
(c)に示すように、上記各区間について(a),
(b)の対応する濃度特性が合成されたものとなり、境
界エリアの濃度特性が連続的に変化したものとなる。
(Y)信号及び色差信号(R−Y),(B−Y)が生成
され(#590)、更にエンコーダ39によりNTSC
信号に変換された後(#595)、D/Aコンバータ4
0でアナログ信号に変換して不図示のTVモニターに出
力される(#600)。
れると、#510に戻り、再度、フィルム画像が撮像さ
れ、上記と同様の合成処理が行われた後、TVモニター
に出力され、以下、所定周期でフィルム画像が撮像さ
れ、該撮像画像に上記合成処理を施した合成画像が順
次、TVモニターに再生表示される。
される合成画像は、境界エリアA2で連続的に変化する
濃度特性を有しているから、この合成画像の再生画像に
おいて、境界部分の画像濃度が不自然に変化したり、偽
の境界線が生じたりすることがなくなる。
正処理においては、操作者は、TVモニターに再生表示
された合成画像をモニターしながら可変抵抗器471を
調節することによりマニュアルで合成画像の高輝度エリ
ア(又は低輝度エリア)を調整することができるように
なっている。すなわち、可変抵抗器471により基準レ
ベルVrefの設定値が変更されると、変更後に撮像され
た撮像画像の合成処理において、変更後の基準レベルV
refにより2値化処理が行われ(#530)、エッジ抽
出回路50により抽出される境界線、すなわち境界中心
が変化する。
の特性やラッチ回路51及びディレーライン52のシフ
ト量をマニュアル調整可能にすれば、境界エリアのサイ
ズ及び該境界エリアにおける階調特性の補正レベルが変
更可能になり、マニュアルで合成画像の境界部分の濃度
特性をより自然な感じに微調整することも可能である。
装置の第4実施例の構成を示すブロック図である。
る。第3実施例は、撮像信号を高輝度エリア、低輝度エ
リア及び境界エリアの各エリアに応じた3種類の異なる
ガンマ特性によりγ変換した3枚の画像信号を生成し、
スイッチ回路56により上記各エリアの画像信号を切り
換えて合成画像信号を生成するようにしていたが、第4
実施例は、高輝度エリア、低輝度エリア及び境界エリア
によりガンマ特性を異らせ、メモリ34から読み出され
た撮像信号を読出エリアに対応するガンマ特性によりγ
変換することにより第3実施例と同様の効果を得るもの
である。
43〜メモリ46、エッジ抽出回路50〜メモリ53に
代えて平滑化回路57、多値化回路58、ローパスフィ
ルタ(LPF)59及びメモリ60を設けるとともに、
合成部処理回路55に代えて合成処理回路61を設けた
ものである。
合成処理回路61における合成処理の制御データ(以
下、合成制御データという)を生成する回路である。上
記平滑化回路57は、2値化回路42で生成された
「0」又は「1」の2値データ(以下、2値データ
(0,1)と表す)のデータ列からなる信号を平滑して
帰線期間等の不必要な成分を除去する。多値化回路58
は、各2値データ(0,1)をn(>2)ビットの
「0」〜「2^n−1」の多値データ(以下、多値デー
タ(2^n−1)と表す)に変換する。但し、「2^
n」は、2のn乗を表している。また、LPF59は、
多値データ列からなる信号の高周波成分を除去すること
により該信号の急峻な立上り部に傾斜を形成する。
多値データは、合成制御データとしてメモリ60に記憶
され、メモリ34からの撮像信号の読出動作に同期して
上記合成処理回路61に読み出される。アドレスコント
ローラ48は、メモリ34とメモリ60とにアドレスデ
ータを送出し、メモリ34からの撮像信号の読出しと合
成処理回路61における合成処理とを制御する。
である。
輝度エリアに対応し、レベル(2^n−1)の領域は、
低輝度エリアに対応している。また、LPF59で傾斜
が形成された立上り部Qは、(2^r−1)のレベルを
有し、後述するように境界エリアに対応する領域となっ
ている。但し、rは、0<r<nである。
ータを用いて数1に示す演算式に基づきγ回路36から
入力される撮像信号(低輝度エリア信号)と高輝度γ回
路37から入力される撮像信号(高輝度エリア信号)と
を合成する。
=0(合成制御データが「0」)の部分は、高輝度エリ
ア信号で構成され、K=1(合成制御データが「2^n
−1」)の部分は、低輝度エリア信号で構成され、0<
K<1(合成制御データが「2^r−1」)の部分は、
低輝度エリア信号と高輝度エリア信号とをK:(1−
K)の比率で混合した信号で構成されている。
撮像信号の内、K=0のエリアの撮像信号は、ガンマ特
性γ1でγ変換を行い、K=1のエリアの撮像信号は、
ガンマ特性γ2でγ変換を行い、0<K<1のエリアの
撮像信号は、ガンマ特性γ4(=(1−K)・γ1+K
・γ2)でγ変換を行うことと等価である。
の境界mcおける輝度変化の一例を示す図であり、図2
4は、上記境界mc近傍の合成制御データから得られる
合成係数K及び(1−K)の波形図である。
ガンマ特性γ1,γ2が、例えば図25に示すようにな
っているとすると、低輝度エリア信号と高輝度エリア信
号とを単純に合成した場合、図26に示すように、境界
mcで濃度が急変し、この部分に偽線が生じる。
信号とを合成制御データに基づいて合成した場合、図2
4,図25より境界mc近傍のガンマ特性γ4は、γ4
(B)=(1−k)・f1(B)+K・f2(B)より、 (1) m1<m<mc D=(1−k)・D1+K・D2′ (2) mc<m<m2 D=(1−k)・D1′+K・D2 となるから、図27に示すように、境界mcの両側近傍
の区間m1〜m2に境界エリアが形成され、該境界エリ
アで濃度が滑らかに変化すようになる。
境界の濃度が連続かつ滑らかに変化して該境界に偽線が
生じるようなことがなく、しかも可及的自然な感じの合
成画像が得られる。
装置の画質補正動作について、図28のフローチャート
を用いて説明する。
っているか(#700でYES)、撮影データに逆光情
報が含まれていると(#705でYES)、輝度バラン
ス補正モードの画質補正処理を行う。すなわち、黒基準
露出制御値によりフィルム画像の撮像を行い、所定の画
像信号処理を行った後、撮像信号をメモリ34に記憶す
る(#715〜#725)。
にYマトリックス回路41に読み出され、図6の#33
0及び#335と同様に該Yマトリックス回路41及び
2値化回路42により所定の2値化処理が行われる(#
730)。続いて、2値化回路42で生成された2値デ
ータは、平滑化回路57により平滑処理が施された後
(#735)、多値化回路58によりnビットの多値デ
ータに変換される(#740)。
周波成分を除去して立上り部Qが滑らかに傾斜した合成
制御データが生成され(#745)、該合成制御データ
はメモリ60に記憶される(#750)。
輝度γ回路37に撮像信号が読み出されるとともに、メ
モリ60から合成処理回路61に合成制御データが読み
出される(#755)。撮像信号は、γ回路36により
低輝度用のガンマ特性γ1でγ変換されるとともに、高
輝度γ回路37により高輝度用のガンマ特性γ2でγ変
換され、それぞれラインバッファ54に格納される(#
760,#765)。
は、アドレスコントローラ48からの制御信号に基づき
順次、合成処理回路61に読み出され、該合成処理回路
61によりメモリ60から入力された合成制御データに
基づき合成される(#770)。合成処理回路61は、
合成制御データから合成係数K及び(1−K)を算出
し、上記数1の演算式に従って低輝度エリア信号と高輝
度エリア信号とを合成する。
8に入力され、該マトリックス回路38により輝度
(y)信号及び色差信号(R−Y),(B−Y)が生成
され(#775)、更にエンコーダ39によりNTSC
信号に変換された後(#780)、D/Aコンバータ4
0でアナログ信号に変換してTVモニターに出力される
(#785)。
れると、#710に戻り、再度、フィルム画像が撮像さ
れ、上記と同様の合成処理が行われた後、TVモニター
に出力され、以下、所定周期でフィルム画像が撮像さ
れ、該撮像信号に上記合成処理を施した合成画像がTV
モニターに順次、再生表示される。
TVモニターに再生表示された合成画像をモニターしな
がら可変抵抗器471を調節することによりマニュアル
で合成画像の高輝度エリア(又は低輝度エリア)を調整
することができる。また、LPF59のフィルタ特性を
マニュアル調整可能にすれば、上記境界エリアのガンマ
特性γ4の変更が可能になり、マニュアルで合成画像の
境界部分の濃度特性をより自然な感じに微調整すること
ができる。
光電変換手段で撮像して得られる画像データを低輝度領
域と高輝度領域とに分割するとともに、低輝度領域の撮
像画像と高輝度領域の撮像画像とを異なるガンマ特性で
それぞれγ変換した後、合成する画像処理装置であっ
て、合成画像における低輝度領域と高輝度領域との境界
部分の濃度特性が連続かつ滑らかに変化するように両領
域における境界線近傍の領域の濃度特性を補正するよう
にしたので、輝度差が大きい撮像画像であっても、輝度
バランスが適正に補正された低輝度領域の画像と高輝度
領域の画像とを自然な感じで合成し、好適な画像を得る
ことができる。
例の構成を示すブロック図である。
である。
動作を示すフローチャートである。
動作を示すフローチャートである。
例の構成を示すブロック図である。
補正動作を示すフローチャートである。
補正動作を示すフローチャートである。
画像の一例を示す図である。
ィルム画像の再生画像を示す図である。
フィルム画像の再生画像を示す図である。
す図である。
正された場合の再生画像を示す図である。
用と低輝度画像用の2種類のガンマ特性の一例を示す
図、(b)は高輝度用のガンマ特性と低輝度用のガンマ
特性とを合成した合成ガンマ特性を示す図である。
分の濃度特性を示す図である、
施例の構成を示すブロック図である。
る。
質補正動作を示すフローチャートである。
追跡開始点を検出するためのラスター走査を示す図、
(b)は追跡点に隣接する8個の画像データを時計回り
に探索して次の追跡点を検出する方法を示す図、(c)
は追跡点に隣接する8個の画像データを反時計回りに探
索して次の追跡点を検出する方法を示す図である。
成エリア及び境界エリアに分割した状態を示す模式図で
ある。
全体の濃度特性を示す図で、(a)はγ回路から出力さ
れた画像信号の濃度特性を示す図、(b)は高輝度γ回
路から出力された画像信号の濃度特性を示す図、(c)
は合成号の画像信号の濃度特性を示す図である。
施例の構成を示すブロック図である。
度変化の一例を示す図である。
係数K及び(1−K)の波形図である。
例を示す図である。
を単純合成したときの境界部の濃度特性を示す図であ
る。
を合成制御データに基づいて合成したときの境界部の濃
度特性を示すである。
質補正動作を示すフローチャートである。
Claims (1)
- 【請求項1】 撮像された画像データを低輝度領域と高
輝度領域とに分割する分割手段と、低輝度領域の画像デ
ータと高輝度領域の画像データとを各々異なるガンマ特
性でγ変換するγ変換手段と、合成画像における低輝度
領域と高輝度領域との境界部分の濃度特性が連続的かつ
滑らかになるように低輝度領域及び高輝度領域の境界線
近傍の領域の画像データの濃度特性をそれぞれ補正する
補正手段と、この補正手段により濃度特性の補正された
低輝度領域及び高輝度領域の画像データを合成する合成
手段とを備えたことを特徴とする画像処理装置。
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