JPH05333427A - カメラ及びこのカメラにより撮影されたフィルムを用いてプリントする装置 - Google Patents

カメラ及びこのカメラにより撮影されたフィルムを用いてプリントする装置

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JPH05333427A
JPH05333427A JP4166957A JP16695792A JPH05333427A JP H05333427 A JPH05333427 A JP H05333427A JP 4166957 A JP4166957 A JP 4166957A JP 16695792 A JP16695792 A JP 16695792A JP H05333427 A JPH05333427 A JP H05333427A
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JP
Japan
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film
exposure
value
photometric
camera
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Withdrawn
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JP4166957A
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English (en)
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Atsushi Mizuguchi
淳 水口
Takehiro Kato
武宏 加藤
Yoshinobu Kudo
吉信 工藤
Hiroshi Otsuka
博司 大塚
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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  • Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 カメラの撮影時の露出決定において、主被写
体について十分な精度で露出が行なわれていると考えら
れる場合には、ラボでの測光を行うことなく、一定露光
量でプリントし、適正な露光量でもってプリントするこ
とができるカメラ及びプリント装置を提供する。 【構成】 主被写体の撮影倍率が一定値以上の場合は、
主要被写体像の面積がカメラの測光素子面積に比べて十
分大きく、高い精度で露出決定できるので、そのことを
示す情報をフィルムに記録する。ラボ側では、プリント
装置によりフィルムに記録された上記情報を読み取っ
て、写真焼付時の測光を行わずに一定の露光量でプリン
トする。そうでない場合には、ラボ側装置での測光デー
タに基づいてプリントする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラ及びフィルムの
プリント装置に係り、特にプリント時の露光量を設定す
る技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ネガ−ポジ法による写真システム
においては、ネガ感材(フィルム)に対する露出はカメ
ラ側で決定し、ポジ感材(印画紙)に対する露出は、ラ
ボのプリンタ側でネガを測光して独自のアルゴリズムで
決定している。これらの2つの露出決定は別個に独立し
て行われている。
【0003】そして、具体的には、撮影時にストロボ発
光データをフィルムに記録し、写真焼付時に、そのデー
タを読み取り、シーン分類を行って各シーンに対する焼
付露光量の演算方式を選択して露光量を算出する写真焼
付方法(特開平2−278249号公報)や、撮影時に
被写体の距離情報をフィルムに記録し、写真焼付時に画
面の複数の点において測光し、前記距離情報を考慮して
不要な測定点を除いた測定値に基づいて、焼付露光量の
算出に用いる特徴値を得る写真焼付方法(特開平3−4
1433号公報)、画面上での主要部の位置を表す情報
をフィルムに記録する手段を備えたカメラと、フィルム
に記録された位置情報に基づいて焼付露光量を決定する
写真プリンタ(特開平3−51839号公報)、あるい
は、撮影時に主被写体が存在する測距エリアの情報をフ
ィルムに記録し、写真焼付時に、その測距エリア情報を
読み取って主要エリアの範囲を定め、その範囲の画像情
報に基づいて露光を制御する写真焼付方法(特開平3−
95542号公報)などがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
カメラ乃びプリント装置では、カメラが主被写体につい
て十分な精度で露出を行っているにも拘らず、ラボ側で
プリント時の露光量を決定すべくプリントに先立って測
光を行うために、この測光が不完全であると、最終的に
得られるプリントの露出がおかしくなることがあった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたも
のであり、カメラの撮影時の露出決定において、主被写
体について十分な精度で露出が行なわれていると考えら
れる場合には、ラボでの測光を行うことなく、一定露光
量でプリントし、そうでない場合はラボでの測光範囲を
カメラ側から測光範囲を指定するようにして、常に、適
正な露光量でもってプリントすることができるカメラ及
びプリント装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の発明は、撮影倍率を演算する撮影倍率
演算手段と、演算された撮影倍率をフィルムに記憶する
撮影倍率記憶手段と、演算された撮影倍率が所定値以下
であるか否かを判定する撮影倍率判定手段と、判定結果
に関する情報をフィルムに記憶する判定情報記憶手段と
を備えたカメラである。請求項2記載の発明は、請求項
1記載のカメラにより撮影、記憶されたフィルムを用い
てプリントを行う装置において、フィルムに記憶された
撮影倍率及び判定結果に関する情報を読み取る読み取り
手段と、判定結果に関する情報が所定値以下の撮影倍率
であることを示したときには、撮影倍率に基づいてフィ
ルムに対する測光を行い、その測光結果を基に露光制御
を行うとともに、判定結果に関する情報が所定値以上の
撮影倍率であることを示したときには、フィルムに対す
る測光を行うことなく所定の露光制御を行う露光制御手
段とを備えた装置である。
【0006】
【作用】請求項1記載の構成によれば、主被写体の撮影
倍率が一定値以上の場合は、主要被写体像の面積がカメ
ラの測光素子面積に比べて十分大きく、高い精度で露出
決定できるので、そのことを示す情報をフィルムに記憶
する。ラボ側では、プリント装置によりフィルムに記憶
された上記情報を読み取って、写真焼付時の測光を行わ
ずに一定の露光量でプリントする。そうでない場合に
は、ラボ側装置での測光データに基づいてプリントす
る。請求項2記載の構成によれば、請求項1記載のカメ
ラにより撮影されたフィルムを、そのフィルムに記憶さ
れたデータに基づいて適正に写真焼き付けの露光を行う
ことができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1は本実施例によるカメラの回路構成を示
す。本カメラは、露出演算、焦点調節演算、シーケンス
制御などを制御用マイクロコンピュータ1(以下、マイ
コンという)によって行う。このマイコン1には、AF
制御回路2、レンズ回路3、測光回路4などの各種回路
2〜12が接続され、さらに、マイコン1の入力ポート
には、撮影のための操作や各種の状態設定を行うための
スイッチS1,レリーズスイッチS2などのスイッチ類
が設けられている。
【0008】各回路の機能について説明する。AF制御
回路2は、TTL位相差検出方式により焦点調節を行う
ために、後述するAFエリアにある被写体像の光電変換
情報をマイコン1に送り、さらに、マイコン1からの指
令により、レンズ駆動用モータを制御して焦点を調節す
る。また、レンズの現在位置をエンコーダにより検知し
て撮影距離を求め、それをマイコン1に送る。レンズ回
路3は、カメラに装着したレンズの固有の情報、焦点距
離、最小絞り値、最大絞り値をマイコン1に送る。測光
回路4は、後述する測光エリアを分割して測光し、各々
の明るさ情報をマイコン1に送る。フラッシュ回路5
は、フラッシュのガイドナンバー情報をカメラに送る機
能とXスイッチのONによってフラッシュを発光させる
機能、及び発光停止信号の入力により発光を停止させる
機能を有する。フラッシュ調光回路6は、マイコン1か
らフィルム感度情報を受け取り、マイコン1からの指令
でフラッシュ光の測光を開始し、フィルム感度に応じた
規定の光量に達したときに信号を出力する。この出力信
号とマイコンの出力ポートPFLからの出力とのAND
をとったものが発光停止信号として前記フラッシュ回路
5に入力される。
【0009】絞り制御回路7は、マイコン1から指令さ
れた絞り値に応じて、絞りを制御する。シャッタ速度制
御回路8は、マイコン1から指令された時間シャッタを
開け、フィルムに露光する。巻き上げ・チャージ回路9
は、マイコン1からの指令によりフィルムの巻き上げ及
びメカ機構のチャージを行う。表示回路10は、マイコ
ン1から送られた絞り値、シャッタ速度値、測光モー
ド、フラッシュ制御モードの情報を表示する。読み取り
回路11は、フィルムパトローネ上に記録された各種の
情報を読み取ってマイコン1に送る。読み取る情報はフ
ィルムのISO感度、ラチチュードの最大値、最小値、
γ値である。書き込み回路12は、マイコン1から送ら
れた情報をフィルム上の磁気記録部に書き込む。書き込
む情報の内容は後述する。
【0010】次に、主なスイッチについて説明する。ス
イッチS1がONになると、AF、測光、露出演算など
の撮影準備動作が開始される。スイッチS2がONにな
ると撮影動作が開始される。スイッチSFLがONの場
合は、フラッシュが自動発光し、OFFの場合はフラッ
シュが発光禁止となる。スイッチSLMは、測光モード
を切り替えるスイッチで、ONするごとに測光モードを
多分割測光、平均測光、スポット測光の順に切り替える
(なお、平均測光に代えて中央重点測光を採用すること
も可能である)。スイッチSFM/TTLはフラッシュ
の制御モードを切り替えるスイッチで、ONするごとに
TTL調光制御、FM制御の順に切り替える。
【0011】図2は、カメラの測光エリアとAFエリア
の構成を示す。本実施例のカメラは、撮影時の光線状態
が逆光か否かを判定するため、さらに、逆光と判定され
た場合に適正な露出を得るために主要被写体部分と背景
部分とを分割して測光する。主要被写体(以下、主被写
体という)の判別はAF機構を利用して行うが、主被写
体が画面21の中央部以外にある場合にも対応できるよ
うに、3カ所のAFエリアA1,A2,A3が設けられ
ており、このうち、最もカメラに近いものを主被写体と
する。各AFエリアA1,A2,A3の主被写体部分を
測光するために、測光素子L1,L2,L3が配設さ
れ、その周囲には、背景部分を測光するために測光素子
L4,L5,L6が設けられている。これにより、AF
機構が判定した部分の主被写体輝度と背景輝度が測光さ
れる。
【0012】図3は、本実施例によるカメラ全体の制御
手順を示すフローチャートで、以下この内容を説明す
る。まず、#1で、フラッシュの制御モードを示すフラ
グMODE・FL(以下、単にMODE・FLと記す)
と、測光モードを示すフラグMODE・LM(以下、単
にMODE・LMと記す)を0にセットする。MODE
・FLは、0でTTL調光、1でFM(フラッシュマチ
ック)制御を表す。MODE・LMは、0で多分割測
光、1で平均測光、2でスポット測光を表す。続いて、
#2でスイッチS1がONかどうかを判定し、ONの場
合は、#3で撮影準備動作であるS1処理を実行した
後、#2の判定に戻る。OFFの場合は、#4でスイッ
チSFM/TTLがONかどうかを判定し、ONの時
は、#5でFM/TTL切替処理を実行し、#2の判定
に戻る。OFFの場合は、#6でスイッチSLMがON
かどうかを判定し、ONの時は、#7で測光モード切替
処理を実行し、#2の判定に戻る。OFFの場合は、そ
のまま#2の判定に戻る。なお、上記のS1処理、FM
/TTL切替処理、測光モード切替処理の内容について
は後述する。
【0013】前記#3のS1処理のフローチャートを図
4に示し、以下これを説明する。まず、#11で、フィ
ルムパトローネに記録されているISO感度(SVre
f)、ラチチュード(SVmax,SVmin)、γ値
などのフィルムデータを読み取る。なお、本実施例のカ
メラに用いられるフィルムには、前記のフィルムデータ
が記録されているものとし、記録されていない場合は、
データをフィルムのパトローネに追加するものとする。
続いて、#12では測光回路4によって、6分割した測
光素子L1〜L6のそれぞれのBV値を読み取り、変数
BV1〜BV6にセットする。各々の変数と測光エリア
との対応は図2に示している通りである。#13ではレ
ンズから最小絞り値、最大絞り値、焦点距離のデータを
読み取り、#14ではフラッシュからガイドナンバー情
報IVを読み取る。
【0014】#15では、フォーカスを調節するAF処
理を実行し、#16では制御輝度値BVを決定する測光
処理を実行し、#17では制御輝度BVの値から撮影に
使用するAV値とTV値を算出する露出演算処理を実行
する。その後、#18では、AV値とTV値を表示回路
10に出力する。なお、これらのAF処理、測光処理、
露出演算処理の内容については後述する。次に、#19
でレリーズスイッチS2がONかどうかを判定し、ON
の場合は、#20以降の処理にて、露光動作を行う。O
FFの場合は、#24に進み、スイッチS1がONかを
調べ、ONであれば#11に戻り一連の動作を繰り返
す。OFFであればリターンする。
【0015】#20では、露出演算により求めたAV値
を絞り制御回路7に出力し、絞り値に絞りを制御する。
次に、#21では、露出演算により求めたTV値をシャ
ッタ速度制御回路8に出力し、このTV値に対応するシ
ャッタ速度値でフィルムを露光する。続いて、#22で
は、巻き上げ・チャージ回路9の駆動により、フィルム
の巻き上げ動作、シャッタ及び絞りをチャージする。そ
して、#23では、ラボでの補正の要/不要を示す補正
フラグ(補正F)、光線状態が逆光か否かを示す逆光フ
ラグ(逆光F)、フラッシュの発光/非発光を示すフラ
グ(FLF)、AFによる主被写体位置、撮影倍率βの
各データをフィルムに書込みし、リターンする。
【0016】図5は、前記#5のFM/TTL切替処理
のフローチャートである。この処理では、#31で現在
のフラッシュ制御モードがFM制御かどうか、すなわち
MODE・FLが1か否かを判定し、FM制御である場
合には、#32に進み、TTL調光制御に切り替えるた
めにMODE・FLに0をセットする。#31でモード
がTTL調光制御であれば、#33に進み、FM制御に
切り替えるためにMODE・FLに1をセットする。
【0017】図6は、前記#7の測光モード切替処理の
フローチャートである。#41で、現在の測光モードが
多分割測光かどうか、すなわちMODE・LMが0か否
かを判定し、多分割測光である場合は、#42に進み、
平均測光に切り替えるためにモードMODE・LMに1
をセットする。多分割測光でない場合は、#43に進
み、MODE・LMが1か否か、すなわち現在のモード
が平均測光かどうかを判定し、平均測光である場合は、
#44に進み、スポット測光に切り替えるためにMOD
E・LMに2をセットする。#43で平均測光でなけれ
ば、#45に進み、多分割測光に切り替えるためにMO
DE・LMに0をセットする。
【0018】図7は、前記#15のAF処理のフローチ
ャートを示す。まず、#51で主被写体の情報に対する
信頼性を示すためのフラグMOBFをセットする。この
主被写体の情報は、AFにより求めた距離や位置、及び
AEによる輝度などの情報である。フラグMOBFに1
がセットされた場合は信頼性が高いことを示し、0の場
合は信頼性が低いことを示す。次に、#52では各AF
エリアA1,A2,A3のCCDより照度分布データを
入力する。#53では、焦点検出演算によって照度分布
データの相関をとることにより、各AFエリア上の被写
体のデフォーカス量を算出する。#54では、上記で求
めたデフォーカス量を比較し、最もカメラに近いデフォ
ーカス量を示すエリアにある被写体を主要な被写体であ
ると判定し、そのAFエリア番号を、被写体位置を示す
変数AFにセットする。この被写体位置情報は、カメラ
の多分割測光時に適切な測光エリアを選定するため、及
びプリントに際して測光を行う時に適切な測光エリアを
選択するために利用される。さらに、#55では、判定
した主被写体のデフォーカス量が0となるように、マイ
コン1からレンズ回路3へ指令を出力してレンズを駆動
する。#56ではレンズの焦点距離とレンズから読み出
した被写体距離情報とから撮影倍率βを算出する。
【0019】続いて、#57ではAF情報についての信
頼性を判定する。ここでは、#52でのCCDデータ
の出力レベルが一定値以下でS/Nが悪い、#53で
の相関演算の結果、相関値が一定値以下である、のいず
れか1つの条件でも成り立つ場合は、AF情報の信頼性
が低いと判定し、#58でフラグMOBFを0にリセッ
トする。#57の判定で信頼性が高い場合は、#58を
スキップする。次に、#59では、撮影倍率βが一定値
k以上であるかどうかを判定する。一定値k未満の場合
は、#60でフラグMOBFに0をセットする。撮影倍
率βが小さいときは、測光エリアに占める被写体の割合
が小さくなり、適切な測光ができなくなるためである。
撮影倍率βがk以上の場合は、#60の処理を行うこと
なくリターンする。
【0020】図8は、前記#16の測光処理のフローチ
ャートである。#61では、ラボでのプリント時の露出
補正が必要かどうかを示す補正フラグと、光線状態が逆
光かどうかを示す逆光フラグをリセットする。補正フラ
グは0で写真焼付時に露出補正が不要であることを示
し、1で補正が必要であることを示す。逆光フラグが0
で撮影時に逆光ではなかったことを示し、1で逆光によ
る撮影であることを示す。次に、#62で、フィルム指
定のISO感度からラチチュードの中心点までの露光量
差ΔBVを算出する。すなわち、指定ISO感度をSV
refとし、ラチチュードの露光量の多い側の限界をS
Vmaxとし、少ない側の限界をSVminとしたと
き、ΔBVは次式により求められる。 ΔBV=(SVmax−SVmin)/2−SVref
【0021】続いて、#63では測光モードがスポット
測光か、平均測光か、多分割測光かをMODE・LMの
値により判別し、スポット測光の場合は#64へ進み、
平均測光の場合は#65へ進み、多分割測光の場合は#
66へ進む。#64では制御BV値に画面中央部の輝度
値BV2をセットしリターンする。#65では制御BV
値に全測光素子の平均値をセットし、後述する#79処
理へ進む。#66〜#73では、AFで主被写体と判定
したエリアの情報をもとに、主被写体の輝度BVSと背
景輝度BVAを決定する。すなわち、変数AFが1であ
る場合には、BVS=BV1、BVA=BV4とし、変
数AFが2の場合には、BVS=BV2、BVA=BV
5とし、それ以外の場合には、BVS=BV3、BVA
=BV6とする。
【0022】次に、#74〜#77では、撮影時の光線
状態が逆光か否かを判定し、それぞれに適した制御BV
値を決定する。すなわち主被写体輝度BVSと背景輝度
BVAとを比較し、BVSの方が低ければ、逆光である
と判定し、制御BV値に主被写体輝度BVSをセット
し、逆光であることを示すために逆光フラグに1をセッ
トする。一方、BVSの方が高ければ(等しい場合も含
む)、全測光素子の平均輝度を制御BV値にセットす
る。続いて、#78では、被写体情報の信頼性の有無を
判定する。フラグMOBFが0で信頼性が低いと判定さ
れたときには、#79で制御BV値にフィルムのラチチ
ュードの中間値をセットし、かつ、#80でラボでの補
正を必要とすることを示す補正フラグに1をセットす
る。これは、撮影時にカメラ側では被写体の明暗情報を
出来るだけ失わないように露光してお、ラボでの測光に
よって適性なプリントを得るためである。一方、#78
にてフラグMOBFが1で信頼性が高ければ、ラボでの
露出補正が不要であるので、そのまま#81のフラッシ
ュ処理へ進む。なお、平均測光の場合にも#79,#8
0の制御が行われ、補正フラグがセットされる。これ
は、測光情報に主被写体位置が反映されていないためで
ある。
【0023】図9は、前記#81のフラッシュ処理のフ
ローチャートである。#91では、フラッシュが発光す
ることを示すフラグFLFを0にリセットする。次に、
#92では、フラッシュスイッチSFLがONかどうか
を判定し、ONの場合は#93へ進み、OFFの場合
は、そのままリターンする。#93では、制御BV値が
一定輝度値N未満かどうかを判定し、N未満であれば、
主被写体が低輝度であるので、撮影時にフラッシュが必
要であると判定し、#96へ進む。そうでない場合は#
94へ進む。#96では低輝度発光に適した制御値とし
て一定の輝度値N+1を制御BV値にセットし#97へ
進む。#94では、逆光かどうかを判定し、逆光の場合
は、フラッシュの発光が必要であると判定し、#95へ
進む。そうでない場合は、フラッシュの発光が不要であ
ると判定し、そのままリターンする。
【0024】#95では、逆光時のフラッシュ撮影に適
した制御値として背景の輝度値BVAを制御BV値にセ
ットし、#97へ進む。#97では、フラッシュが発光
することを示すフラグFLFに1をセットする。#98
では、フラッシュの制御モードがFM制御かTTL調光
制御かを判定し、MODE・FLに1がセットされてい
る、すなわちFM制御の場合は、#99でストップ信号
を無効とすべく、出力ポートPFLをローレベルに設定
する。このポートPFLと調光回路6からの出力のAN
Dをとったものがフラッシュ回路5に出力されるので、
ポートPFLをローレベルにすることにより、調光回路
6からの出力信号を無効にできる。一方、#98でMO
DE・FLが0である、すなわちTTL調光制御である
場合は、そのままリターンする。
【0025】次に、前記#17の露出演算処理を、図1
0のフローチャートを参照して説明する。まず、#10
1で制御BV値とフィルムISO感度SVrefから制
御EV値を算出する。次に、#102ではフラッシュを
発光させるかどうかを判定し、発光させない場合は、#
103へ進み、定常光のための露出演算を行い、フラッ
シュを発光させる場合は、#114へ進み、フラッシュ
撮影のための露出演算を行う。#103から#113で
は、AEプログラム線図に従った露出演算を行う。プロ
グラム線図は図11に示したものである。上記#114
では、TV値をフラッシュ同調最高速度TVXにセット
し、次の#115で、フラッシュ制御モードがFM制御
かTTL調光制御かを判定し、FM制御の場合は#11
6へ進み、TTL調光制御の場合は#121へ進む。
【0026】#116では、FM制御のための絞りAV
値をガイドナンバー情報IVと距離情報DVとフィルム
ISO感度SVrefから算出する。次に、#117で
は算出したAV値が最小AV値よりも小さいかどうかを
判定し、小さい場合は、#118でAV値を最小AV値
とする。この場合は、FM制御に必要な絞り値が得られ
ず露出が適正とならない。従ってラボでの露出補正によ
り可能な限り露出不足を救済できるように、#122で
補正フラグをセットする。上記#117でAV値が最小
AV値よりも大きい場合は、#119へ進む。#119
では算出したAV値が最大AV値よりも大きいかどうか
を判定し、大きい場合は、#120でAV値を最大AV
値とする。この場合も、FM制御に必要な絞り値が得ら
れず露出が適正とならない。従って、ラボでの露出補正
により可能な限り露出不足を救済できるように、#12
2で補正フラグをセットする。最大AV値よりも小さい
場合は、FM制御で適正露光できるので、そのままリタ
ーンする。上記#121ではTTL調光のための絞りA
V値を制御EV値とTV値から算出する。TTL調光の
場合は、被写体が同一の距離にあっても、被写体の大き
さによって受光素子に返って来るフラッシュ光量が変化
するため、露出が適正値からばらつく。このばらつきを
ラボで露出補正するために、#122で補正フラグをセ
ットする。
【0027】上記S1処理における#23のデータ書き
込み処理のフローチャートを図12の(a)に、この処
理によりフィルムに記録されるデータ内容を図12の
(b)に示す。上記の実施例(基本例という)では、カ
メラ側で露出の精度が十分ある場合には、ラボでの露出
補正を不要とする信号としての補正フラグを記録してい
るが(#61で補正フラグに0を記録)、これ以外に以
下に述べる方法を取ることもできる。すなわち、ラボで
の測光エリアを指定し、カメラは撮影時に該測光エリア
と同一の部分を測光し、この測光値と主被写体輝度の輝
度差から露出補正量を求めプリントする方法である。こ
の場合、露出補正量をラボで算出する場合(変形例1)
と、カメラで算出する場合(変形例2)にさらに分ける
ことができる。図12の(c)(d)は変形例1の、
(e)(f)は変形例2のデータ書き込み処理のフロー
チャート及びデータ内容を示す。各々の場合のデータ書
き込み処理は次のようになる。
【0028】図12の(c)(d)に示す変形例1で
は、制御BV値と中央の測光エリアの輝度値BV1の輝
度差ΔBVCを求め、次いで、図示のデータをフィルム
に記録しリターンする。図示のデータ内容中、測光指定
フラグは、カメラ側でのセット/リセットの条件は基本
例の補正フラグと同じであり、ラボ側での処理に応じて
名称だけを呼び変えたものである。ラボでは、指定エリ
アの測光値に対してΔBVCとフィルムのγ値を掛けた
ものを加えることにより、適正な濃度のプリントを得る
ことができる。
【0029】図12の(e)(f)に示す変形例2で
は、カメラはラボでの露出補正量ΔDを算出する。この
ΔDは制御BV値と中央の測光エリアの輝度値BV1の
輝度差にフィルムのγ値を掛けることにより求められ
る。フィルムのγ値をかけることにより輝度差がフィル
ムの濃度差に変換され、これがラボでの輝度差に相当す
る。次いで、図示のデータ内容をフィルムに記録しリタ
ーンする。図示のデータ内容中、測光指定フラグは、カ
メラ側でのセット/リセットの条件は基本例の補正フラ
グと同じであり、ラボ側での処理に応じて名称だけを呼
び変えたものである。ラボでは、指定エリアの測光値に
この補正量を加えることにより適正なプリントを得るこ
とができる。
【0030】次に、本実施例のカメラと組み合わせて使
用される、ラボ側のプリント装置の回路構成を図13に
より説明する。本装置は、制御用マイコン21、測光回
路22、露光装置23、及びフィルムに記録された磁気
情報等を読取る読み取り手段24からなる。測光回路2
2は、ネガ上を図14に示す11×7のエリアに分割し
て測光し、マイコン21からの測光エリア指定によっ
て、指定された測光エリアに該当する素子の測光値だけ
をマイコン21に送る機能を持つ。測光エリアのパター
ンは、図15のC1〜C4、図16のL1〜L4、図1
7のR1〜R4に示した12種類である。露光装置23
は、マイコン21から送られた露光量に応じて光源から
の光量を制御し、印画紙に露光を行う機能を持つ。露光
に伴うフィルムや印画紙の搬送に関する構成部分は、本
発明に直接関係がないので説明を省略する。
【0031】次に、本実施例のカメラと組み合わせて使
用されるラボ側装置の制御動作を図18のフローチャー
トにより説明する。まず、#131でブィルムに記録さ
れているデータを読み取る。記録されているデータは、
カメラが記録したプリント時の露光の補正の要/不要を
示す補正フラグ、被写体位置、撮影倍率、フラッシュの
発光/不発光を示すフラッシュフラグ、逆光かどうかを
示す逆光フラグおよび、プリントに必要な各フィルム銘
柄に固有の基準露光量(BV0)の情報である。次に、
#132で補正の要/不要を判定する。補正フラグがセ
ットされている場合には補正が必要と判定し、#133
へ進む。セットされていない場合は補正が不要と判定
し、#139へ進み、フィルム毎の一定露光量をセット
する。#133では、被写体位置情報と撮影倍率情報か
ら最適な測光エリアを決定し、その部分を測光する。こ
の詳細は後述する。
【0032】測光処理の後、#134ではフラッシュ撮
影かどうかを判定する。フラッシュフラグFLFがセッ
トされていない場合は、定常光撮影であり、#135へ
進んで、光線状態が逆光かどうかを判定する。フラッシ
ュフラグFLFがセットされている場合は、フラッシュ
撮影であるので、フラッシュ用の露出アルゴリズムによ
って露出を決定する(#138)。上記#135で、逆
光フラグがセットされていない場合は、順光用の測光ア
ルゴリズムによって露出を決定する(#136)。逆光
フラグがセットされている場合は、逆光用の測光アルゴ
リズムによって露出を決定する(#137)。各々の露
出決定の後は、決定した露光時間でプリントする(#1
40)。図19は、#139の処理の変形例を示す。こ
の例では指定エリアを測光して、露出の補正量を算出す
る。
【0033】図20はラボでの測光フローチャートを示
す。まず、#141フィルムに記録されたAFエリア情
報から主被写体がどこにあるかを判定する。変数AFが
1(すなわち左)の場合には#142へ進み、変数AF
が2(すなわち中央)の場合には#149へ進み、変数
AFが3(すなわち右)の場合には#156へ進む。#
142では、撮影倍率βが1/100倍未満であるかど
うかを判定する。1/100倍未満の場合は、遠方の風
景などの撮影頻度が高いため、#143へ進み、測光パ
ターンとして画面全体を測光エリアとするL4(図1
6)を選択しリターンする。1/100倍以上の場合は
#144へ進む。#144では、撮影倍率βが1/60
倍未満であるかどうかを判定する。1/60倍未満の場
合は#145へ進み、L1を測光エリアとして選択して
リターンする。1/60倍以上の場合は#146へ進
む。#146では撮影倍率βが1/20倍未満であるか
どうかを判定する。1/20倍未満の場合には#147
へ進み、L2を測光エリアとして選択してリターンす
る。1/20倍以上の場合には#148へ進み、L3を
測光エリアとして選択してリターンする。#149〜#
155では、中央の測光エリアに対して上記と同様な判
定を行い、測光エリアC1からC4(図15)のどれか
を選択し、リターンする。#156〜#162は、右側
の測光エリアに対して上記と同様な判定を行い、測光エ
リアR1からR4(図17)のどれかを選択しリターン
する。
【0034】図21は上記#136の処理である順光用
測光アルゴリズムを示す。#171で、制御マイコン2
1は測光処理で指定したエリア内の測光素子のデータ出
力を測光回路22に要求する。#172〜#175で測
光回路22から送られて来るデータを、変数BV(n)
に入力する。ここに、nはデータ番号である。入力が終
了すると、#176に進み、入力したデータの平均値を
求める。順光用の測光アルゴリズムは全測光素子の平均
値から露光量BVを決定する。次に、#177で、フィ
ルムから読み取った基準露光量BV0に、上記で求めた
露光量BVを加算し、この加算値をプリントの露光量と
し、リターンする。
【0035】図22は上記#137の処理である逆光用
測光アルゴリズムを示す。#181で、制御マイコン2
1は測光処理で指定したエリア内の測光素子のデータを
測光回路22に要求する。#182では、測光値の最大
値を保存する変数BVmaxに−100を代入する。#
183〜#186では、測光回路22から送られて来る
データの最大値を変数BVmaxにセットする。逆光用
の測光アルゴリズムは、指定エリアの測光素子の中で最
高の値を示したものに基づいて露光量を決定する。逆光
時は主要被写体が低輝度部分に存在し、それを撮影した
ネガフィルム上では明暗が反転し高輝度部分に存在する
ことになるからである。次に、#187で、フィルムか
ら読み取った基準露光量BV0に上記で求めた変数BV
maxを加算し、この加算値をプリントの露光量とし、
リターンする。
【0036】図23は#138の処理であるフラッシュ
用測光アルゴリズムを示す。#191で、制御マイコン
21は測光処理で指定したエリア内の測光素子のデータ
を測光回路22に要求する。#192で測光値の最小値
を保存する変数BVminにこのシステムでの最大値1
00を代入する。#193〜#196で測光回路22か
ら送られて来るデータの最小値をBVminにセットす
る。フラッシュ用の測光アルゴリズムは、指定エリアの
測光素子の中で最低の値を示したものから露光量を決定
する。フラッシュ時は主要被写体はフラッシュ光で照明
されるが、背景は照明されないために主要被写体が高輝
度部分に存在し、それを撮影したネガフィルム上では明
暗が反転し低輝度部分に存在することになるからであ
る。次に、#197で、フィルムから読み取った基準露
光量BV0に上記で求めた露光量BVminを加算し、
この加算値をプリントの露光量とし、リターンする。
【0037】なお、本発明は上記実施例構成に限られず
種々の変形が可能であり、例えば、上記実施例では、鑑
賞形態としてプリントを前提として、フィルムからプリ
ントを作成する装置を示したが、フィルムの像をCCD
等の光電変換素子を用いてテレビ等の表示装置で見るこ
とも考えられ、このような場合でも、上記のプリント作
成時の露光量決定のための測光方式を採用することがで
きる。
【0038】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
測距データより算出した主被写体位置、撮影倍率のデー
タに基づいて露出の信頼性の有無を示す情報がフィルム
に記録されているので、そのフィルムデータに基づい
て、ラボ側のプリント装置での露光量を決めるために測
光を行うかどうかを判断して、カメラが適正に露出して
いると考えられ場合は、ラボ側のプリンタ装置での測光
を行わずに一定露光量でプリントする。これにより、ラ
ボ側での測光が不完全な場合に生じるプリントの露出が
おかしくなるようなことを防止でき、撮影時にカメラに
よって十分な精度で露出できている場合には、常に適正
な露光によってプリントすることができる。請求項2の
発明によれば、カメラからフィルムを介してラボ側へ情
報を送り、これを利用してラボ側ではプリント時の適切
な露光制御が可能となり、常に適正なプリントが得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるカメラの回路構成図で
ある。
【図2】同カメラの測距エリアとAFエリアの構成図で
ある。
【図3】同カメラ全体の制御手順を示すフローチャート
である。
【図4】S1処理のフローチャートである。
【図5】FM/TTL切替処理のフローチャートであ
る。
【図6】測光モード切替処理のフローチャートである。
【図7】AF処理のフローチャートである。
【図8】撮影時測光処理のフローチャートである。
【図9】フラッシュ処理のフローチャートである。
【図10】露出演算処理のフローチャートである。
【図11】定常光撮影のプログラム線図である。
【図12】(a)はデータ書込処理のフローチャート、
(b)はデータ内容を示す図、(c)は変形例1の同フ
ローチャート、(d)は同データ内容を示す図、(e)
は変形例2の同フローチャート、(f)は同データ内容
を示す図である。
【図13】本発明の一実施例によるラボ側のプリント作
成装置の構成図である。
【図14】ラボ側での測光エリアを示す図である。
【図15】同測光エリアのパターン1を示す図である。
【図16】同測光エリアのパターン2を示す図である。
【図17】同測光エリアのパターン3を示す図である。
【図18】ラボにおけるプリント処理のフローチャート
である。
【図19】同プリント処理の変形例の一部を示すフロー
チャートである。
【図20】ラボでの測光処理のフローチャートである。
【図21】順光用測光アルゴリズムを示すフローチャー
トである。
【図22】逆光用測光アルゴリズムを示すフローチャー
トである。
【図23】フラッシュ用測光アルゴリズムを示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 カメラの制御用マイクロコンピュータ 2 AF制御回路 4 測光回路 12 データ書き込み回路 21 プリント作成装置の制御用マイクロコンピュータ 22 測光回路 23 露光装置 24 読み取り回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 工藤 吉信 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビル ミノルタカメラ株式会社内 (72)発明者 大塚 博司 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビル ミノルタカメラ株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影倍率を演算する撮影倍率演算手段
    と、演算された撮影倍率をフィルムに記憶する撮影倍率
    記憶手段と、演算された撮影倍率が所定値以下であるか
    否かを判定する撮影倍率判定手段と、判定結果に関する
    情報をフィルムに記憶する判定情報記憶手段とを備えた
    ことを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のカメラにより撮影、記憶
    されたフィルムを用いてプリントを行う装置において、
    フィルムに記憶された撮影倍率及び判定結果に関する情
    報を読み取る読み取り手段と、判定結果に関する情報が
    所定値以下の撮影倍率であることを示したときには、撮
    影倍率に基づいてフィルムに対する測光を行い、その測
    光結果を基に露光制御を行うとともに、判定結果に関す
    る情報が所定値以上の撮影倍率であることを示したとき
    には、フィルムに対する測光を行うことなく所定の露光
    制御を行う露光制御手段とを備えたことを特徴とする装
    置。
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