JPH10150553A - 画像処理システム,ハガキ印刷システム,画像処理方法,ハガキ印刷方法,およびそれらの方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents
画像処理システム,ハガキ印刷システム,画像処理方法,ハガキ印刷方法,およびそれらの方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体Info
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- JPH10150553A JPH10150553A JP9237442A JP23744297A JPH10150553A JP H10150553 A JPH10150553 A JP H10150553A JP 9237442 A JP9237442 A JP 9237442A JP 23744297 A JP23744297 A JP 23744297A JP H10150553 A JPH10150553 A JP H10150553A
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/387—Composing, repositioning or otherwise geometrically modifying originals
- H04N1/3872—Repositioning or masking
- H04N1/3873—Repositioning or masking defined only by a limited number of coordinate points or parameters, e.g. corners, centre; for trimming
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T11/00—2D [Two Dimensional] image generation
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- Editing Of Facsimile Originals (AREA)
- Record Information Processing For Printing (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 コンピュータと複写機間における画像データ
の転送速度の高速化を図ること。 【解決手段】 原稿から画像データを読み取る処理およ
び画像データの印刷処理を行う複写機101と、複写機
101で読み取った画像データを編集するコンピュータ
100と、画像データを記憶するメモリを有し、複写機
101の画像データバスおよびコンピュータ100の内
部バスがそれぞれ接続されたメモリボード102とを備
え、複写機101は、原稿から画像データを読み取って
メモリに書き込む処理を実行し、コンピュータ100
は、画像データをメモリから読み出して編集し、編集し
た画像データを再びメモリに書き込む処理を実行し、複
写機101は、編集した画像データをメモリから読み出
して印刷する処理を実行し、メモリボード102は、複
写機101による画像データの読み書きを制御する。
の転送速度の高速化を図ること。 【解決手段】 原稿から画像データを読み取る処理およ
び画像データの印刷処理を行う複写機101と、複写機
101で読み取った画像データを編集するコンピュータ
100と、画像データを記憶するメモリを有し、複写機
101の画像データバスおよびコンピュータ100の内
部バスがそれぞれ接続されたメモリボード102とを備
え、複写機101は、原稿から画像データを読み取って
メモリに書き込む処理を実行し、コンピュータ100
は、画像データをメモリから読み出して編集し、編集し
た画像データを再びメモリに書き込む処理を実行し、複
写機101は、編集した画像データをメモリから読み出
して印刷する処理を実行し、メモリボード102は、複
写機101による画像データの読み書きを制御する。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、コンピュータと複
写機を用いた画像処理システムにおいて、コンピュータ
と複写機間における画像データの転送速度の高速化を図
り、高画質の画像処理を可能とした画像処理システム,
ハガキ印刷システム,画像処理方法,ハガキ印刷方法,
およびそれらの方法の各工程をコンピュータに実行させ
るためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可
能な記録媒体に関する。
写機を用いた画像処理システムにおいて、コンピュータ
と複写機間における画像データの転送速度の高速化を図
り、高画質の画像処理を可能とした画像処理システム,
ハガキ印刷システム,画像処理方法,ハガキ印刷方法,
およびそれらの方法の各工程をコンピュータに実行させ
るためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可
能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータやワークステー
ション等のコンピュータにディジタルカラー複写機(以
下「複写機」と記述する)を接続し、複写機をスキャナ
やプリンタとして利用した画像処理システムを構築する
ためには、コンピュータと複写機との間に専用のプリン
タコントローラを接続する必要がある。これは、通常複
写機が、読み取った画像データを一旦メモリに記憶して
画像形成を行うような処理は行わずに、読み取りと画像
形成をリアルタイムで行うように構成されていることか
ら、コンピュータとの間でデータ量の大きいフルカラー
の画像データの転送処理を行うこと等は困難だからであ
る。
ション等のコンピュータにディジタルカラー複写機(以
下「複写機」と記述する)を接続し、複写機をスキャナ
やプリンタとして利用した画像処理システムを構築する
ためには、コンピュータと複写機との間に専用のプリン
タコントローラを接続する必要がある。これは、通常複
写機が、読み取った画像データを一旦メモリに記憶して
画像形成を行うような処理は行わずに、読み取りと画像
形成をリアルタイムで行うように構成されていることか
ら、コンピュータとの間でデータ量の大きいフルカラー
の画像データの転送処理を行うこと等は困難だからであ
る。
【0003】そのため、プリンタコントローラは、複写
機との接続に特化した構成となっており、独自のCPU
・ROM・RAM・HD・通信用IC等を有すると共
に、複写機で読み取った画像データや複写機で印刷する
ための画像データを一時記憶する画像メモリを有してい
る。そして、複写機とは複写機の画像データバスを介し
て接続され、コンピュータとは汎用の通信回線(SCS
I等)を介して接続される。
機との接続に特化した構成となっており、独自のCPU
・ROM・RAM・HD・通信用IC等を有すると共
に、複写機で読み取った画像データや複写機で印刷する
ための画像データを一時記憶する画像メモリを有してい
る。そして、複写機とは複写機の画像データバスを介し
て接続され、コンピュータとは汎用の通信回線(SCS
I等)を介して接続される。
【0004】プリンタコントローラは、複写機で読み取
った画像データを入力して一旦画像メモリに記憶し、コ
ンピュータとの間で汎用通信回線を介して通信を行いつ
つ、画像データの転送処理を行うことができる。プリン
タコントローラは、他の処理として、コンピュータから
PostScriptデータを入力した場合に、これを
ビットマップデータに変換し、複写機に入力する処理等
を行う。
った画像データを入力して一旦画像メモリに記憶し、コ
ンピュータとの間で汎用通信回線を介して通信を行いつ
つ、画像データの転送処理を行うことができる。プリン
タコントローラは、他の処理として、コンピュータから
PostScriptデータを入力した場合に、これを
ビットマップデータに変換し、複写機に入力する処理等
を行う。
【0005】このように、プリンタコントローラを用い
ることによって複写機との接続に汎用性を持たせること
ができ、いずれの種類のコンピュータをも複写機に接続
することができる。さらに、プリンタコントローラを介
して複数のコンピュータを複写機に接続し、ネットワー
クも構築することができる。
ることによって複写機との接続に汎用性を持たせること
ができ、いずれの種類のコンピュータをも複写機に接続
することができる。さらに、プリンタコントローラを介
して複数のコンピュータを複写機に接続し、ネットワー
クも構築することができる。
【0006】ところで、複写機においてコンピュータで
作成したハガキ印刷用のデータをハガキ用紙の両面に印
刷する処理を行う場合、複写機等に用いられる記録紙の
厚みに比べてハガキ用紙の厚みはより厚く、また、複写
機の搬送系の構造から一般に複写機の両面コピー機能を
用いて両面印刷を行うことはできない。そのため、手差
し給紙による両面印刷を行う必要がある。
作成したハガキ印刷用のデータをハガキ用紙の両面に印
刷する処理を行う場合、複写機等に用いられる記録紙の
厚みに比べてハガキ用紙の厚みはより厚く、また、複写
機の搬送系の構造から一般に複写機の両面コピー機能を
用いて両面印刷を行うことはできない。そのため、手差
し給紙による両面印刷を行う必要がある。
【0007】すなわち、ハガキ用紙にデータを印刷する
には、予め作成されたハガキ用表面データおよびハガキ
用裏面データを入力し、手差し給紙したハガキ用紙の一
方の面にハガキ用表面データを印刷し、次にハガキ用紙
を裏返して、再度手差し給紙したハガキ用紙の他方の面
にハガキ用裏面データを印刷するという方法が用いられ
る。
には、予め作成されたハガキ用表面データおよびハガキ
用裏面データを入力し、手差し給紙したハガキ用紙の一
方の面にハガキ用表面データを印刷し、次にハガキ用紙
を裏返して、再度手差し給紙したハガキ用紙の他方の面
にハガキ用裏面データを印刷するという方法が用いられ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記プ
リンタコントローラはコンピュータと複写機との接続に
汎用性を持たせることができるものの、プリンタコント
ローラとコンピュータとはSCSI等の汎用通信回線で
接続されるため、例えば400dpiの解像度でA3の
原稿から読み取ったフルカラーの画像データをコンピュ
ータに転送するような場合には、速くても数十分の転送
時間が必要となり、転送速度が遅いという問題点があっ
た。
リンタコントローラはコンピュータと複写機との接続に
汎用性を持たせることができるものの、プリンタコント
ローラとコンピュータとはSCSI等の汎用通信回線で
接続されるため、例えば400dpiの解像度でA3の
原稿から読み取ったフルカラーの画像データをコンピュ
ータに転送するような場合には、速くても数十分の転送
時間が必要となり、転送速度が遅いという問題点があっ
た。
【0009】その結果、400dpi等の高解像度で画
像データを読み取ることは非現実的であることから、通
常は200dpi以下の低解像度で画像データを読み取
ってコンピュータに転送しているため、高画質な画像デ
ータを得ることができないという問題点があった。すな
わち、転送速度の高速化のために、画質を犠牲にしなけ
ればならなかった。加えて、低解像度で画像データを読
み取ることに伴って画像データのデータ量が少なくなる
ため、印刷物を読み取った場合に発生するモアレを除去
することができず、さらなる画質の劣化を招来するとい
う問題点があった。
像データを読み取ることは非現実的であることから、通
常は200dpi以下の低解像度で画像データを読み取
ってコンピュータに転送しているため、高画質な画像デ
ータを得ることができないという問題点があった。すな
わち、転送速度の高速化のために、画質を犠牲にしなけ
ればならなかった。加えて、低解像度で画像データを読
み取ることに伴って画像データのデータ量が少なくなる
ため、印刷物を読み取った場合に発生するモアレを除去
することができず、さらなる画質の劣化を招来するとい
う問題点があった。
【0010】また、コンピュータから複写機に画像デー
タを出力する場合においても同様であり、高速かつ高画
質な印刷処理を行うことは困難であるという問題点があ
った。
タを出力する場合においても同様であり、高速かつ高画
質な印刷処理を行うことは困難であるという問題点があ
った。
【0011】また、プリンタコントローラは、複写機に
合わせて画像データの入出力を可能とするため、それ自
身にCPU・ROM・RAM・HD・通信用IC・画像
メモリ等が必要となり、非常に高価であるという問題点
があった。
合わせて画像データの入出力を可能とするため、それ自
身にCPU・ROM・RAM・HD・通信用IC・画像
メモリ等が必要となり、非常に高価であるという問題点
があった。
【0012】さらに、高速かつ高画質な印刷処理を行う
ことは困難であるという点に加え、複写機でハガキ用紙
の両面にハガキ用のデータを印刷するには、手差し給紙
でハガキ用紙の両面に印刷を行う必要があるため、ハガ
キ用紙の一方の面にハガキ用表面データを印刷し、次に
ハガキ用紙を裏返して、再度手差し給紙する際、ハガキ
用紙の表面と裏面の印刷方向を一致させるためにハガキ
用紙の給紙方向を確認する必要があった。特に、ハガキ
複数枚分の大きさを有するハガキ用紙にハガキ複数枚分
のデータを印刷するような場合は、ハガキ用紙の給紙方
向の確認を怠ると、ハガキ用紙の表面と裏面とに印刷さ
れたデータが大きくずれてしまう虞があり、印刷作業が
非常に煩雑であった。
ことは困難であるという点に加え、複写機でハガキ用紙
の両面にハガキ用のデータを印刷するには、手差し給紙
でハガキ用紙の両面に印刷を行う必要があるため、ハガ
キ用紙の一方の面にハガキ用表面データを印刷し、次に
ハガキ用紙を裏返して、再度手差し給紙する際、ハガキ
用紙の表面と裏面の印刷方向を一致させるためにハガキ
用紙の給紙方向を確認する必要があった。特に、ハガキ
複数枚分の大きさを有するハガキ用紙にハガキ複数枚分
のデータを印刷するような場合は、ハガキ用紙の給紙方
向の確認を怠ると、ハガキ用紙の表面と裏面とに印刷さ
れたデータが大きくずれてしまう虞があり、印刷作業が
非常に煩雑であった。
【0013】本発明は上記に鑑みてなされたものであっ
て、プリンタコントローラを用いることなく、かつ、汎
用通信回線を用いることなく、複写機とコンピュータと
を接続することができようにし、画像データの転送速度
の高速化を図ることを第1の目的とする。
て、プリンタコントローラを用いることなく、かつ、汎
用通信回線を用いることなく、複写機とコンピュータと
を接続することができようにし、画像データの転送速度
の高速化を図ることを第1の目的とする。
【0014】また、本発明は上記に鑑みてなされたもの
であって、画像データの転送速度の高速化を図ることに
より、高画質の画像データの読み取りおよび印刷を可能
とすることを第2の目的とする。
であって、画像データの転送速度の高速化を図ることに
より、高画質の画像データの読み取りおよび印刷を可能
とすることを第2の目的とする。
【0015】また、本発明は上記に鑑みてなされたもの
であって、高解像度で画像データを読み取った場合であ
っても転送速度の高速化を図ることができるようにする
ことにより、印刷物を読み取った場合に発生するモアレ
を除去することを可能とし、より高画質の画像データを
得ることができるようにすることを第3の目的とする。
であって、高解像度で画像データを読み取った場合であ
っても転送速度の高速化を図ることができるようにする
ことにより、印刷物を読み取った場合に発生するモアレ
を除去することを可能とし、より高画質の画像データを
得ることができるようにすることを第3の目的とする。
【0016】また、本発明は上記に鑑みてなされたもの
であって、プリンタコントローラを不要とすると共に、
複写機およびコンピュータ等の既存の設備を用いた画像
処理システムを構築することにより、システム自体の低
コスト化を図ることを第4の目的とする。
であって、プリンタコントローラを不要とすると共に、
複写機およびコンピュータ等の既存の設備を用いた画像
処理システムを構築することにより、システム自体の低
コスト化を図ることを第4の目的とする。
【0017】また、本発明は上記に鑑みてなされたもの
であって、手差し給紙による両面印刷の場合であって
も、ハガキ用紙の給紙方向を確認する必要をなくすこと
を第5の目的とする。
であって、手差し給紙による両面印刷の場合であって
も、ハガキ用紙の給紙方向を確認する必要をなくすこと
を第5の目的とする。
【0018】さらに、本発明は上記に鑑みてなされたも
のであって、ハガキ用紙に印刷するハガキ用データを極
めて容易に作成可能にすることを第6の目的とする。
のであって、ハガキ用紙に印刷するハガキ用データを極
めて容易に作成可能にすることを第6の目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1の画像処理システムにあっては、
読取対象の原稿からR・G・Bの3色の画像データを同
時に読み取る読取装置と、前記読取装置で読み取った前
記画像データを編集する編集装置と、前記編集装置で編
集した前記画像データを印刷する印刷装置と、前記画像
データを記憶するメモリを有し、前記メモリを介して前
記画像データの転送を行うことができるように、前記読
取装置,編集装置,および印刷装置の内部バスがそれぞ
れ接続された記憶装置と、を備え、前記読取装置が、前
記原稿から前記R・G・Bの3色の画像データを読み取
り、前記メモリに読み取ったR・G・Bの3色の画像デ
ータを同時に、かつ、3色毎別々の領域に書き込む処理
を実行し、前記編集装置が、前記読取装置によって書き
込まれた画像データを前記メモリから読み出して編集
し、編集した画像データを再び前記メモリに書き込む処
理を実行し、前記印刷装置が、前記編集装置によって書
き込まれた画像データを前記メモリから読み出して印刷
する処理を実行し、前記記憶装置が、前記読取装置によ
る画像データの書き込み処理および印刷装置による画像
データの読み出し処理を制御するものである。
め、本発明の請求項1の画像処理システムにあっては、
読取対象の原稿からR・G・Bの3色の画像データを同
時に読み取る読取装置と、前記読取装置で読み取った前
記画像データを編集する編集装置と、前記編集装置で編
集した前記画像データを印刷する印刷装置と、前記画像
データを記憶するメモリを有し、前記メモリを介して前
記画像データの転送を行うことができるように、前記読
取装置,編集装置,および印刷装置の内部バスがそれぞ
れ接続された記憶装置と、を備え、前記読取装置が、前
記原稿から前記R・G・Bの3色の画像データを読み取
り、前記メモリに読み取ったR・G・Bの3色の画像デ
ータを同時に、かつ、3色毎別々の領域に書き込む処理
を実行し、前記編集装置が、前記読取装置によって書き
込まれた画像データを前記メモリから読み出して編集
し、編集した画像データを再び前記メモリに書き込む処
理を実行し、前記印刷装置が、前記編集装置によって書
き込まれた画像データを前記メモリから読み出して印刷
する処理を実行し、前記記憶装置が、前記読取装置によ
る画像データの書き込み処理および印刷装置による画像
データの読み出し処理を制御するものである。
【0020】また、本発明の請求項2の画像処理システ
ムにあっては、請求項1に記載の画像処理システムにお
いて、前記編集装置が、前記読取装置に対して少なくと
も前記読取対象の原稿のサイズ,解像度,および画像デ
ータの読み取りの実行の指定を行うと共に、前記指定し
た原稿のサイズおよび解像度に基づいて、前記読取装置
で読み取った画像データを前記メモリに書き込むための
アドレスを設定し、前記読取装置が、前記編集装置から
画像データの読み取りの実行が指定されると、前記指定
された原稿のサイズおよび解像度に基づいて、垂直同期
信号,水平同期信号,およびクロック信号からなる同期
信号に同期して前記原稿から画像データを読み取り、読
み取った画像データを前記メモリに書き込む処理を実行
し、前記記憶装置が、前記読取装置から前記画像データ
および同期信号を入力し、入力した同期信号に基づいて
前記読取装置による書き込み処理を制御し、前記編集装
置で設定されたアドレスに前記画像データを書き込むも
のである。
ムにあっては、請求項1に記載の画像処理システムにお
いて、前記編集装置が、前記読取装置に対して少なくと
も前記読取対象の原稿のサイズ,解像度,および画像デ
ータの読み取りの実行の指定を行うと共に、前記指定し
た原稿のサイズおよび解像度に基づいて、前記読取装置
で読み取った画像データを前記メモリに書き込むための
アドレスを設定し、前記読取装置が、前記編集装置から
画像データの読み取りの実行が指定されると、前記指定
された原稿のサイズおよび解像度に基づいて、垂直同期
信号,水平同期信号,およびクロック信号からなる同期
信号に同期して前記原稿から画像データを読み取り、読
み取った画像データを前記メモリに書き込む処理を実行
し、前記記憶装置が、前記読取装置から前記画像データ
および同期信号を入力し、入力した同期信号に基づいて
前記読取装置による書き込み処理を制御し、前記編集装
置で設定されたアドレスに前記画像データを書き込むも
のである。
【0021】また、本発明の請求項3の画像処理システ
ムにあっては、請求項1または2に記載の画像処理シス
テムにおいて、前記編集装置が、前記設定したアドレス
に基づいて、前記メモリに書き込まれた画像データを読
み出して編集した後、編集した画像データに基づいて前
記メモリに書き込むアドレスを設定し、編集した画像デ
ータを前記メモリに書き込むものである。
ムにあっては、請求項1または2に記載の画像処理シス
テムにおいて、前記編集装置が、前記設定したアドレス
に基づいて、前記メモリに書き込まれた画像データを読
み出して編集した後、編集した画像データに基づいて前
記メモリに書き込むアドレスを設定し、編集した画像デ
ータを前記メモリに書き込むものである。
【0022】また、本発明の請求項4の画像処理システ
ムにあっては、請求項1〜3のいずれか一つに記載の画
像処理システムにおいて、前記編集装置が、前記印刷装
置に対して前記編集した画像データの印刷の実行を指定
し、前記印刷装置が、前記編集装置から印刷の実行が指
定されると、垂直同期信号,水平同期信号,およびクロ
ック信号からなる同期信号を発生し、発生した同期信号
に同期して前記メモリから画像データを読み出す処理を
実行し、前記記憶装置が、前記印刷装置から前記同期信
号を入力し、入力した同期信号に基づいて前記印刷装置
による読み出し処理を制御し、前記同期信号に同期させ
て前記編集装置で設定されたアドレスから画像データを
読み出すものである。
ムにあっては、請求項1〜3のいずれか一つに記載の画
像処理システムにおいて、前記編集装置が、前記印刷装
置に対して前記編集した画像データの印刷の実行を指定
し、前記印刷装置が、前記編集装置から印刷の実行が指
定されると、垂直同期信号,水平同期信号,およびクロ
ック信号からなる同期信号を発生し、発生した同期信号
に同期して前記メモリから画像データを読み出す処理を
実行し、前記記憶装置が、前記印刷装置から前記同期信
号を入力し、入力した同期信号に基づいて前記印刷装置
による読み出し処理を制御し、前記同期信号に同期させ
て前記編集装置で設定されたアドレスから画像データを
読み出すものである。
【0023】また、本発明の請求項5の画像処理システ
ムにあっては、請求項1〜4のいずれか一つに記載の画
像処理システムにおいて、前記読取装置が、前記原稿か
ら読み取った画像データに対して平滑化処理または/お
よびモアレ除去処理を少なくとも施すことが可能であ
り、前記編集装置が、前記画像データの読み取りの実行
を指定する際に、前記平滑化処理または/およびモアレ
除去処理の実行を指定することが可能であるものであ
る。
ムにあっては、請求項1〜4のいずれか一つに記載の画
像処理システムにおいて、前記読取装置が、前記原稿か
ら読み取った画像データに対して平滑化処理または/お
よびモアレ除去処理を少なくとも施すことが可能であ
り、前記編集装置が、前記画像データの読み取りの実行
を指定する際に、前記平滑化処理または/およびモアレ
除去処理の実行を指定することが可能であるものであ
る。
【0024】また、本発明の請求項6の画像処理システ
ムにあっては、請求項1〜5のいずれか一つに記載の画
像処理システムにおいて、前記印刷装置が、前記画像デ
ータを印刷する際に、文字の表現を重視して印刷を行う
文字モード,写真の表現を重視して印刷を行う写真モー
ド,前記画像データから文字領域を切り出し、前記文字
領域については文字モードを用いると共に、他の領域に
ついては写真モードを用いて印刷を行う第1の文字・写
真モード,または前記画像データの各色毎に文字モード
もしくは写真モードを用いて印刷を行う第2の文字・写
真モードで印刷を行うことが可能であり、前記編集装置
が、前記印刷の実行を指定する際に、前記文字モード,
写真モード,ならびに第1および第2の文字・写真モー
ドのいずれか一つを指定可能であるものである。
ムにあっては、請求項1〜5のいずれか一つに記載の画
像処理システムにおいて、前記印刷装置が、前記画像デ
ータを印刷する際に、文字の表現を重視して印刷を行う
文字モード,写真の表現を重視して印刷を行う写真モー
ド,前記画像データから文字領域を切り出し、前記文字
領域については文字モードを用いると共に、他の領域に
ついては写真モードを用いて印刷を行う第1の文字・写
真モード,または前記画像データの各色毎に文字モード
もしくは写真モードを用いて印刷を行う第2の文字・写
真モードで印刷を行うことが可能であり、前記編集装置
が、前記印刷の実行を指定する際に、前記文字モード,
写真モード,ならびに第1および第2の文字・写真モー
ドのいずれか一つを指定可能であるものである。
【0025】また、本発明の請求項7の画像処理システ
ムにあっては、請求項1〜6のいずれか一つに記載の画
像処理システムにおいて、前記編集装置が、前記読取装
置に対して前記画像データの読取範囲を指定することが
可能であり、前記読取装置が、前記編集装置で指定され
た読取範囲に基づいて、前記原稿から画像データを読み
取るものである。
ムにあっては、請求項1〜6のいずれか一つに記載の画
像処理システムにおいて、前記編集装置が、前記読取装
置に対して前記画像データの読取範囲を指定することが
可能であり、前記読取装置が、前記編集装置で指定され
た読取範囲に基づいて、前記原稿から画像データを読み
取るものである。
【0026】また、本発明の請求項8の画像処理システ
ムにあっては、請求項1〜7のいずれか一つに記載の画
像処理システムにおいて、前記編集装置が、前記画像デ
ータの印刷位置を指定することが可能であり、前記記憶
装置が、前記編集装置で指定された印刷位置に基づい
て、前記印刷装置が前記メモリから画像データを読み出
すタイミングを制御するものである。
ムにあっては、請求項1〜7のいずれか一つに記載の画
像処理システムにおいて、前記編集装置が、前記画像デ
ータの印刷位置を指定することが可能であり、前記記憶
装置が、前記編集装置で指定された印刷位置に基づい
て、前記印刷装置が前記メモリから画像データを読み出
すタイミングを制御するものである。
【0027】また、本発明の請求項9の画像処理システ
ムにあっては、請求項1〜8のいずれか一つに記載の画
像処理システムにおいて、前記編集装置が、前記印刷装
置がカラー画像を印刷する際にカラー画像の各色毎に画
像形成を行って一つのカラー画像を印刷するタイプであ
る場合、前記各色毎の画像形成のタイミングに応じて、
前記各色毎の画像データの出力タイミングを設定するこ
とが可能であり、前記記憶装置が、前記編集装置で設定
された出力タイミングに基づいて、前記印刷装置が前記
メモリから画像データを読み出す処理を制御するもので
ある。
ムにあっては、請求項1〜8のいずれか一つに記載の画
像処理システムにおいて、前記編集装置が、前記印刷装
置がカラー画像を印刷する際にカラー画像の各色毎に画
像形成を行って一つのカラー画像を印刷するタイプであ
る場合、前記各色毎の画像形成のタイミングに応じて、
前記各色毎の画像データの出力タイミングを設定するこ
とが可能であり、前記記憶装置が、前記編集装置で設定
された出力タイミングに基づいて、前記印刷装置が前記
メモリから画像データを読み出す処理を制御するもので
ある。
【0028】また、本発明の請求項10の画像処理シス
テムにあっては、請求項1〜9のいずれか一つに記載の
画像処理システムにおいて、前記編集装置が、任意の数
の他の編集装置を接続することができ、自装置を介し
て、前記読取装置および印刷装置を用いた画像データの
読み取りおよび印刷が可能なネットワークを形成可能で
あるものである。
テムにあっては、請求項1〜9のいずれか一つに記載の
画像処理システムにおいて、前記編集装置が、任意の数
の他の編集装置を接続することができ、自装置を介し
て、前記読取装置および印刷装置を用いた画像データの
読み取りおよび印刷が可能なネットワークを形成可能で
あるものである。
【0029】また、本発明の請求項11の画像処理シス
テムにあっては、請求項1〜10のいずれか一つに記載
の画像処理システムにおいて、前記読取装置および印刷
装置が、ディジタルカラー複写機であり、前記編集装置
は、画像編集用のアプリケーションプログラムを備えた
コンピュータであり、前記記憶装置が、画像用メモリを
有すると共に、前記複写機およびコンピュータから前記
画像用メモリに画像データを書き込みまたは読み出すこ
とができるように、前記複写機の画像データバスおよび
コンピュータの内部バスを前記画像用メモリに接続する
インターフェイスを有したメモリボードであるものであ
る。
テムにあっては、請求項1〜10のいずれか一つに記載
の画像処理システムにおいて、前記読取装置および印刷
装置が、ディジタルカラー複写機であり、前記編集装置
は、画像編集用のアプリケーションプログラムを備えた
コンピュータであり、前記記憶装置が、画像用メモリを
有すると共に、前記複写機およびコンピュータから前記
画像用メモリに画像データを書き込みまたは読み出すこ
とができるように、前記複写機の画像データバスおよび
コンピュータの内部バスを前記画像用メモリに接続する
インターフェイスを有したメモリボードであるものであ
る。
【0030】また、本発明の請求項12のハガキ印刷シ
ステムにあっては、前記請求項1〜11に記載の画像処
理システムを用いて、ハガキ用表面データおよびハガキ
用裏面データを作成し、給紙されたハガキ用紙の一方の
面に前記ハガキ用表面データを印刷し、再度給紙された
前記ハガキ用紙の他方の面に前記ハガキ用裏面データを
印刷するハガキ印刷システムであって、前記ハガキ用紙
が、偶数枚のハガキを配列した大きさを有し、前記編集
装置が、前記ハガキ用表面データおよびハガキ用裏面デ
ータを作成し、作成したハガキ用表面データを前記記憶
装置のメモリに書き込んで複数枚分複写し、かつ前記ハ
ガキ用紙の中心点に対して点対称となるように配置する
と共に、作成したハガキ用裏面データを前記メモリに書
き込んで複数枚分複写し、かつ前記ハガキ用紙の中心点
に対して点対称となるように配置し、前記印刷装置が、
前記編集装置で複写した前記ハガキ用表面データを前記
メモリから読み出して、給紙された前記ハガキ用紙の一
方の面に前記ハガキ用表面データを印刷すると共に、前
記編集装置で複写した前記ハガキ用裏面データを前記メ
モリから読み出して、再度給紙された前記ハガキ用紙の
他方の面に前記ハガキ用裏面データを印刷するものであ
る。
ステムにあっては、前記請求項1〜11に記載の画像処
理システムを用いて、ハガキ用表面データおよびハガキ
用裏面データを作成し、給紙されたハガキ用紙の一方の
面に前記ハガキ用表面データを印刷し、再度給紙された
前記ハガキ用紙の他方の面に前記ハガキ用裏面データを
印刷するハガキ印刷システムであって、前記ハガキ用紙
が、偶数枚のハガキを配列した大きさを有し、前記編集
装置が、前記ハガキ用表面データおよびハガキ用裏面デ
ータを作成し、作成したハガキ用表面データを前記記憶
装置のメモリに書き込んで複数枚分複写し、かつ前記ハ
ガキ用紙の中心点に対して点対称となるように配置する
と共に、作成したハガキ用裏面データを前記メモリに書
き込んで複数枚分複写し、かつ前記ハガキ用紙の中心点
に対して点対称となるように配置し、前記印刷装置が、
前記編集装置で複写した前記ハガキ用表面データを前記
メモリから読み出して、給紙された前記ハガキ用紙の一
方の面に前記ハガキ用表面データを印刷すると共に、前
記編集装置で複写した前記ハガキ用裏面データを前記メ
モリから読み出して、再度給紙された前記ハガキ用紙の
他方の面に前記ハガキ用裏面データを印刷するものであ
る。
【0031】また、本発明の請求項13のハガキ印刷シ
ステムにあっては、請求項12に記載のハガキ印刷シス
テムにおいて、前記編集装置が、予め用意した複数のハ
ガキ用印刷レイアウトから所望のハガキ用印刷レイアウ
トを選択し、前記選択したハガキ用印刷レイアウト上に
設定されている文字データ領域に所望の文字データを入
力すると共に、画像データ領域に所望の画像データを入
力して前記ハガキ用表面データおよびハガキ用裏面デー
タを作成し、前記文字データおよび画像データが、毎回
新たに入力する必要がある可変入力情報と定型的に使用
可能な情報が予め設定されている既定入力情報との2種
類の入力情報を有し、前記文字データおよび画像データ
が入力される場合に、前記可変入力情報が入力され、必
要に応じて前記既定入力情報が変更されると共に、前記
画像データとして前記読取装置を用いて読み取った画像
データが用いられるものである。
ステムにあっては、請求項12に記載のハガキ印刷シス
テムにおいて、前記編集装置が、予め用意した複数のハ
ガキ用印刷レイアウトから所望のハガキ用印刷レイアウ
トを選択し、前記選択したハガキ用印刷レイアウト上に
設定されている文字データ領域に所望の文字データを入
力すると共に、画像データ領域に所望の画像データを入
力して前記ハガキ用表面データおよびハガキ用裏面デー
タを作成し、前記文字データおよび画像データが、毎回
新たに入力する必要がある可変入力情報と定型的に使用
可能な情報が予め設定されている既定入力情報との2種
類の入力情報を有し、前記文字データおよび画像データ
が入力される場合に、前記可変入力情報が入力され、必
要に応じて前記既定入力情報が変更されると共に、前記
画像データとして前記読取装置を用いて読み取った画像
データが用いられるものである。
【0032】また、本発明の請求項14のハガキ印刷シ
ステムにあっては、請求項12または13に記載のハガ
キ印刷システムにおいて、前記ハガキ用紙が、偶数枚の
ハガキに分断することができるようなミシン目を有する
ものである。
ステムにあっては、請求項12または13に記載のハガ
キ印刷システムにおいて、前記ハガキ用紙が、偶数枚の
ハガキに分断することができるようなミシン目を有する
ものである。
【0033】また、本発明の請求項15の画像処理方法
にあっては、読取対象の原稿からR・G・Bの3色の画
像データを同時に読み取る読取装置と、前記読取装置で
読み取った前記画像データを編集する編集装置と、前記
編集装置で編集した前記画像データを印刷する印刷装置
と、前記画像データを記憶するメモリを有し、前記メモ
リを介して前記画像データの転送を行うことができるよ
うに、前記読取装置,編集装置,および印刷装置の内部
バスがそれぞれ接続された記憶装置と、を備えた画像処
理システムにおける画像処理方法であって、前記読取装
置を用いて前記原稿から前記R・G・Bの3色の画像デ
ータを読み取り、前記メモリに読み取ったR・G・Bの
3色の画像データを同時に、かつ、3色毎別々の領域に
書き込む読取工程と、前記読取工程で書き込んだ画像デ
ータを前記メモリから読み出して前記編集装置で編集
し、編集した画像データを再び前記メモリに書き込む編
集工程と、前記編集工程で書き込んだ画像データを前記
メモリから読み出して前記印刷装置で印刷する印刷工程
と、を含むものである。
にあっては、読取対象の原稿からR・G・Bの3色の画
像データを同時に読み取る読取装置と、前記読取装置で
読み取った前記画像データを編集する編集装置と、前記
編集装置で編集した前記画像データを印刷する印刷装置
と、前記画像データを記憶するメモリを有し、前記メモ
リを介して前記画像データの転送を行うことができるよ
うに、前記読取装置,編集装置,および印刷装置の内部
バスがそれぞれ接続された記憶装置と、を備えた画像処
理システムにおける画像処理方法であって、前記読取装
置を用いて前記原稿から前記R・G・Bの3色の画像デ
ータを読み取り、前記メモリに読み取ったR・G・Bの
3色の画像データを同時に、かつ、3色毎別々の領域に
書き込む読取工程と、前記読取工程で書き込んだ画像デ
ータを前記メモリから読み出して前記編集装置で編集
し、編集した画像データを再び前記メモリに書き込む編
集工程と、前記編集工程で書き込んだ画像データを前記
メモリから読み出して前記印刷装置で印刷する印刷工程
と、を含むものである。
【0034】また、本発明の請求項16の画像処理方法
にあっては、請求項15に記載の画像処理方法におい
て、さらに、前記読取工程で画像データを読み取る際
に、前記読取装置に対して少なくとも前記読取対象の原
稿のサイズ,解像度,および画像データの読み取りの実
行の指定を行う読取実行指定工程と、前記読取実行指定
工程で指定した原稿のサイズおよび解像度に基づいて、
前記読取装置で読み取った画像データを前記メモリに書
き込むためのアドレスを設定するアドレス設定工程と、
を含み、前記読取工程が、前記読取実行指定工程で画像
データの読み取りの実行が指定されると、前記指定され
た原稿のサイズおよび解像度に基づいて、垂直同期信
号,水平同期信号,およびクロック信号からなる同期信
号に同期して前記原稿から画像データを読み取り、前記
同期信号に基づいて、前記アドレス設定工程で設定した
アドレスに前記画像データを書き込むものである。
にあっては、請求項15に記載の画像処理方法におい
て、さらに、前記読取工程で画像データを読み取る際
に、前記読取装置に対して少なくとも前記読取対象の原
稿のサイズ,解像度,および画像データの読み取りの実
行の指定を行う読取実行指定工程と、前記読取実行指定
工程で指定した原稿のサイズおよび解像度に基づいて、
前記読取装置で読み取った画像データを前記メモリに書
き込むためのアドレスを設定するアドレス設定工程と、
を含み、前記読取工程が、前記読取実行指定工程で画像
データの読み取りの実行が指定されると、前記指定され
た原稿のサイズおよび解像度に基づいて、垂直同期信
号,水平同期信号,およびクロック信号からなる同期信
号に同期して前記原稿から画像データを読み取り、前記
同期信号に基づいて、前記アドレス設定工程で設定した
アドレスに前記画像データを書き込むものである。
【0035】また、本発明の請求項17の画像処理方法
にあっては、請求項15または16に記載の画像処理方
法において、前記編集工程が、前記アドレス設定工程で
設定したアドレスに基づいて、前記メモリに書き込まれ
た画像データを読み出して編集した後、編集した画像デ
ータに基づいて前記メモリに書き込むアドレスを設定
し、編集した画像データを前記メモリに書き込むもので
ある。
にあっては、請求項15または16に記載の画像処理方
法において、前記編集工程が、前記アドレス設定工程で
設定したアドレスに基づいて、前記メモリに書き込まれ
た画像データを読み出して編集した後、編集した画像デ
ータに基づいて前記メモリに書き込むアドレスを設定
し、編集した画像データを前記メモリに書き込むもので
ある。
【0036】また、本発明の請求項18の画像処理方法
にあっては、請求項15〜17のいずれか一つに記載の
画像処理方法において、さらに、前記印刷装置に前記編
集工程で編集した画像データの印刷の実行を指定する印
刷実行指定工程を含み、前記印刷工程が、前記印刷実行
指定工程で印刷の実行が指定されると、前記編集工程で
設定されたアドレスに基づいて、垂直同期信号,水平同
期信号,およびクロック信号からなる同期信号に同期し
て前記メモリから画像データを読み出すものである。
にあっては、請求項15〜17のいずれか一つに記載の
画像処理方法において、さらに、前記印刷装置に前記編
集工程で編集した画像データの印刷の実行を指定する印
刷実行指定工程を含み、前記印刷工程が、前記印刷実行
指定工程で印刷の実行が指定されると、前記編集工程で
設定されたアドレスに基づいて、垂直同期信号,水平同
期信号,およびクロック信号からなる同期信号に同期し
て前記メモリから画像データを読み出すものである。
【0037】また、本発明の請求項19の画像処理方法
にあっては、請求項15〜18のいずれか一つに記載の
画像処理方法において、前記読取工程が、前記原稿から
読み取った画像データに対して平滑化処理または/およ
びモアレ除去処理を少なくとも施す処理工程を含み、前
記読取実行指定工程が、前記画像データの読み取りの実
行を指定する際に、前記平滑化処理または/およびモア
レ除去処理の実行を指定することが可能であるものであ
る。
にあっては、請求項15〜18のいずれか一つに記載の
画像処理方法において、前記読取工程が、前記原稿から
読み取った画像データに対して平滑化処理または/およ
びモアレ除去処理を少なくとも施す処理工程を含み、前
記読取実行指定工程が、前記画像データの読み取りの実
行を指定する際に、前記平滑化処理または/およびモア
レ除去処理の実行を指定することが可能であるものであ
る。
【0038】また、本発明の請求項20の画像処理方法
にあっては、請求項15〜19のいずれか一つに記載の
画像処理方法において、前記印刷工程が、前記画像デー
タを印刷する際に、文字の表現を重視して印刷を行う文
字モード,写真の表現を重視して印刷を行う写真モー
ド,または前記画像データから文字領域を切り出し、前
記文字領域については文字モードを用いると共に、他の
領域については写真モードを用いて印刷を行う第1の文
字・写真モード,または前記画像データの各色毎に文字
モードもしくは写真モードを用いて印刷を行う第2の文
字・写真モードで印刷を行うことが可能であり、前記印
刷実行指定工程が、前記印刷の実行を指定する際に、前
記文字モード,写真モード,ならびに第1および第2の
文字・写真モードのいずれか一つを指定可能であるもの
である。
にあっては、請求項15〜19のいずれか一つに記載の
画像処理方法において、前記印刷工程が、前記画像デー
タを印刷する際に、文字の表現を重視して印刷を行う文
字モード,写真の表現を重視して印刷を行う写真モー
ド,または前記画像データから文字領域を切り出し、前
記文字領域については文字モードを用いると共に、他の
領域については写真モードを用いて印刷を行う第1の文
字・写真モード,または前記画像データの各色毎に文字
モードもしくは写真モードを用いて印刷を行う第2の文
字・写真モードで印刷を行うことが可能であり、前記印
刷実行指定工程が、前記印刷の実行を指定する際に、前
記文字モード,写真モード,ならびに第1および第2の
文字・写真モードのいずれか一つを指定可能であるもの
である。
【0039】また、本発明の請求項21の画像処理方法
にあっては、請求項15〜20のいずれか一つに記載の
画像処理方法において、前記読取実行指定工程が、前記
読取装置に対して前記画像データの読取範囲を指定する
ことが可能であり、前記読取工程が、前記読取実行指定
工程で指定された読取範囲に基づいて、前記原稿から画
像データを読み取るものである。
にあっては、請求項15〜20のいずれか一つに記載の
画像処理方法において、前記読取実行指定工程が、前記
読取装置に対して前記画像データの読取範囲を指定する
ことが可能であり、前記読取工程が、前記読取実行指定
工程で指定された読取範囲に基づいて、前記原稿から画
像データを読み取るものである。
【0040】また、本発明の請求項22の画像処理方法
にあっては、請求項15〜21のいずれか一つに記載の
画像処理システムにおいて、前記印刷実行指定工程が、
前記画像データの印刷位置を指定することが可能であ
り、前記印刷工程が、前記印刷実行指定工程で指定され
た印刷位置に該当するタイミングで前記同期信号に同期
して前記メモリから前記画像データを読み出すものであ
る。
にあっては、請求項15〜21のいずれか一つに記載の
画像処理システムにおいて、前記印刷実行指定工程が、
前記画像データの印刷位置を指定することが可能であ
り、前記印刷工程が、前記印刷実行指定工程で指定され
た印刷位置に該当するタイミングで前記同期信号に同期
して前記メモリから前記画像データを読み出すものであ
る。
【0041】また、本発明の請求項23の画像処理方法
にあっては、請求項15〜22のいずれか一つに記載の
画像処理システムにおいて、さらに、前記印刷装置がカ
ラー画像を印刷する際にカラー画像の各色毎に画像形成
を行って一つのカラー画像を印刷するタイプである場
合、前記各色毎の画像形成のタイミングに応じて、前記
各色毎の画像データの出力タイミングを設定する出力タ
イミング設定工程を含み、前記印刷工程が、前記出力タ
イミング設定工程で設定された出力タイミングに基づい
て、前記メモリから前記画像データを読み出すものであ
る。
にあっては、請求項15〜22のいずれか一つに記載の
画像処理システムにおいて、さらに、前記印刷装置がカ
ラー画像を印刷する際にカラー画像の各色毎に画像形成
を行って一つのカラー画像を印刷するタイプである場
合、前記各色毎の画像形成のタイミングに応じて、前記
各色毎の画像データの出力タイミングを設定する出力タ
イミング設定工程を含み、前記印刷工程が、前記出力タ
イミング設定工程で設定された出力タイミングに基づい
て、前記メモリから前記画像データを読み出すものであ
る。
【0042】また、本発明の請求項24のハガキ印刷方
法にあっては、前記請求項15〜23に記載の画像処理
方法を用いて、ハガキ用表面データおよびハガキ用裏面
データを作成し、手差し給紙したハガキ用紙の一方の面
に前記ハガキ用表面データを印刷し、前記ハガキ用紙を
裏返して、再度手差し給紙した前記ハガキ用紙の他方の
面に前記ハガキ用裏面データを印刷するハガキ印刷方法
であって、前記ハガキ用紙が、偶数枚のハガキを配列し
た大きさを有し、前記編集工程を用いて、前記ハガキ用
表面データを作成し、作成したハガキ用表面データを前
記記憶装置のメモリに書き込んで複数枚分複写し、かつ
前記ハガキ用紙の中心点に対して点対称となるように配
置するハガキ用表面データ生成工程と、前記印刷工程を
用いて、前記ハガキ用表面データ生成工程で複写した前
記ハガキ用表面データを前記メモリから読み出し、手差
し給紙した前記ハガキ用紙の一方の面に前記ハガキ用表
面データを印刷するハガキ用表面データ印刷工程と、前
記編集工程を用いて、前記ハガキ用裏面データを作成
し、作成したハガキ用裏面データを前記メモリに書き込
んで複数枚分複写し、かつ前記ハガキ用紙の中心点に対
して点対称となるように配置するハガキ用裏面データ印
刷工程と、前記印刷工程を用いて、前記ハガキ用裏面デ
ータ印刷工程で複写した前記ハガキ用裏面データを前記
メモリから読み出して、再度給紙された前記ハガキ用紙
の他方の面に前記ハガキ用裏面データを印刷するハガキ
用裏面データ印刷工程と、を含むものである。
法にあっては、前記請求項15〜23に記載の画像処理
方法を用いて、ハガキ用表面データおよびハガキ用裏面
データを作成し、手差し給紙したハガキ用紙の一方の面
に前記ハガキ用表面データを印刷し、前記ハガキ用紙を
裏返して、再度手差し給紙した前記ハガキ用紙の他方の
面に前記ハガキ用裏面データを印刷するハガキ印刷方法
であって、前記ハガキ用紙が、偶数枚のハガキを配列し
た大きさを有し、前記編集工程を用いて、前記ハガキ用
表面データを作成し、作成したハガキ用表面データを前
記記憶装置のメモリに書き込んで複数枚分複写し、かつ
前記ハガキ用紙の中心点に対して点対称となるように配
置するハガキ用表面データ生成工程と、前記印刷工程を
用いて、前記ハガキ用表面データ生成工程で複写した前
記ハガキ用表面データを前記メモリから読み出し、手差
し給紙した前記ハガキ用紙の一方の面に前記ハガキ用表
面データを印刷するハガキ用表面データ印刷工程と、前
記編集工程を用いて、前記ハガキ用裏面データを作成
し、作成したハガキ用裏面データを前記メモリに書き込
んで複数枚分複写し、かつ前記ハガキ用紙の中心点に対
して点対称となるように配置するハガキ用裏面データ印
刷工程と、前記印刷工程を用いて、前記ハガキ用裏面デ
ータ印刷工程で複写した前記ハガキ用裏面データを前記
メモリから読み出して、再度給紙された前記ハガキ用紙
の他方の面に前記ハガキ用裏面データを印刷するハガキ
用裏面データ印刷工程と、を含むものである。
【0043】また、本発明の請求項25のハガキ印刷方
法にあっては、請求項24に記載のハガキ印刷システム
において、前記ハガキ用表面データ生成工程およびハガ
キ用裏面データ生成工程が、予め用意した複数のハガキ
用印刷レイアウトから所望のハガキ用印刷レイアウトを
選択し、前記選択したハガキ用印刷レイアウト上に設定
されている文字データ領域に所望の文字データを入力す
ると共に、画像データ領域に所望の画像データを入力し
て前記ハガキ用表面データおよびハガキ用裏面データを
作成し、前記文字データおよび画像データが、毎回新た
に入力する必要がある可変入力情報と定型的に使用可能
な情報が予め設定されている既定入力情報との2種類の
入力情報を有し、前記文字データおよび画像データが入
力される場合に、前記可変入力情報が入力され、必要に
応じて前記既定入力情報が変更されると共に、前記画像
データとして前記読取工程を用いて読み取った画像デー
タが用いられるものである。
法にあっては、請求項24に記載のハガキ印刷システム
において、前記ハガキ用表面データ生成工程およびハガ
キ用裏面データ生成工程が、予め用意した複数のハガキ
用印刷レイアウトから所望のハガキ用印刷レイアウトを
選択し、前記選択したハガキ用印刷レイアウト上に設定
されている文字データ領域に所望の文字データを入力す
ると共に、画像データ領域に所望の画像データを入力し
て前記ハガキ用表面データおよびハガキ用裏面データを
作成し、前記文字データおよび画像データが、毎回新た
に入力する必要がある可変入力情報と定型的に使用可能
な情報が予め設定されている既定入力情報との2種類の
入力情報を有し、前記文字データおよび画像データが入
力される場合に、前記可変入力情報が入力され、必要に
応じて前記既定入力情報が変更されると共に、前記画像
データとして前記読取工程を用いて読み取った画像デー
タが用いられるものである。
【0044】また、本発明の請求項26のコンピュータ
読み取り可能な記録媒体にあっては、前記請求項15〜
23のいずれか一つに記載の画像処理方法の各工程をコ
ンピュータに実行させるためのプログラムを記録したも
のである。
読み取り可能な記録媒体にあっては、前記請求項15〜
23のいずれか一つに記載の画像処理方法の各工程をコ
ンピュータに実行させるためのプログラムを記録したも
のである。
【0045】さらに、本発明の請求項27のコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体にあっては、前記請求項24
または25に記載のハガキ印刷方法の各工程をコンピュ
ータに実行させるためのプログラムを記録したものであ
る。
タ読み取り可能な記録媒体にあっては、前記請求項24
または25に記載のハガキ印刷方法の各工程をコンピュ
ータに実行させるためのプログラムを記録したものであ
る。
【0046】
【発明の実施の形態】以下、本発明の画像処理システ
ム,ハガキ印刷システム,画像処理方法,ハガキ印刷方
法,およびそれらの方法の各工程をコンピュータに実行
させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取
り可能な記録媒体の一実施の形態について、添付の図面
を参照しつつ詳細に説明する。
ム,ハガキ印刷システム,画像処理方法,ハガキ印刷方
法,およびそれらの方法の各工程をコンピュータに実行
させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取
り可能な記録媒体の一実施の形態について、添付の図面
を参照しつつ詳細に説明する。
【0047】図1は、本実施の形態に係る画像処理シス
テムの構成図である。この画像処理システムは、画像デ
ータの編集処理を行うパーソナルコンピュータ100
(請求項1の編集装置に該当する:以下「コンピュータ
100」と記述する)と、読取対象の原稿からコンピュ
ータ100で編集する画像データを読み取る処理を行う
と共に、編集後の画像データを印刷する処理を行うディ
ジタルカラー複写機101(請求項1の読取装置および
印刷装置に該当する:以下「複写機101」と記述す
る)と、画像データを記憶する画像メモリ(請求項1の
メモリに該当する:図4参照)を有し、画像メモリを介
して画像データの転送を行うことができるように、コン
ピュータ100の内部バスおよび複写機101の画像デ
ータバスがそれぞれ接続されたメモリボード102(請
求項1の記憶装置に該当する)と、を備えている。
テムの構成図である。この画像処理システムは、画像デ
ータの編集処理を行うパーソナルコンピュータ100
(請求項1の編集装置に該当する:以下「コンピュータ
100」と記述する)と、読取対象の原稿からコンピュ
ータ100で編集する画像データを読み取る処理を行う
と共に、編集後の画像データを印刷する処理を行うディ
ジタルカラー複写機101(請求項1の読取装置および
印刷装置に該当する:以下「複写機101」と記述す
る)と、画像データを記憶する画像メモリ(請求項1の
メモリに該当する:図4参照)を有し、画像メモリを介
して画像データの転送を行うことができるように、コン
ピュータ100の内部バスおよび複写機101の画像デ
ータバスがそれぞれ接続されたメモリボード102(請
求項1の記憶装置に該当する)と、を備えている。
【0048】なお、メモリボード102は、図1に示し
たように、コンピュータ100と複写機101との間に
独立に設けられても良いし、コンピュータ100または
複写機101内に設けることにしても良い。本実施の形
態では、後述するように、コンピュータ100内に設け
ることにする。また、コンピュータ100の内部バスお
よび複写機101の画像データバスは、それぞれ最大3
2ビット単位で画像データの転送を行うことができるよ
うになっている。
たように、コンピュータ100と複写機101との間に
独立に設けられても良いし、コンピュータ100または
複写機101内に設けることにしても良い。本実施の形
態では、後述するように、コンピュータ100内に設け
ることにする。また、コンピュータ100の内部バスお
よび複写機101の画像データバスは、それぞれ最大3
2ビット単位で画像データの転送を行うことができるよ
うになっている。
【0049】図2は、図1に示したコンピュータ100
の構成を示すブロック図である。図2において、200
はCPUを、201はROMを、202はRAMを、2
03はキーボード,マウス等からなる入力装置を、20
4はCRT,液晶ディスプレイ等のディスプレイを、2
05は各種アプリケーションプログラムを格納したハー
ドディスクを、211は上記各部を接続するバスをそれ
ぞれ示している。なお、図1に示したメモリボード10
2は、図2に示したコンピュータ100内に設けられ、
バス211に接続される。
の構成を示すブロック図である。図2において、200
はCPUを、201はROMを、202はRAMを、2
03はキーボード,マウス等からなる入力装置を、20
4はCRT,液晶ディスプレイ等のディスプレイを、2
05は各種アプリケーションプログラムを格納したハー
ドディスクを、211は上記各部を接続するバスをそれ
ぞれ示している。なお、図1に示したメモリボード10
2は、図2に示したコンピュータ100内に設けられ、
バス211に接続される。
【0050】上記ハードディスク205には、複写機1
01で読み取った画像データを編集するための画像編集
ソフト206(8面付ハガキ作成ソフト207,簡易図
録作成ソフト208,およびカレンダー作成ソフト20
9)と、複写機101による画像データの読み取り処理
および印刷処理を制御する読取・印刷制御ソフト210
とが格納されている。なお、画像編集ソフト206(8
面付ハガキ作成ソフト207,簡易図録作成ソフト20
8,およびカレンダー作成ソフト209)および読取・
印刷制御ソフト210については、後に詳細に説明す
る。
01で読み取った画像データを編集するための画像編集
ソフト206(8面付ハガキ作成ソフト207,簡易図
録作成ソフト208,およびカレンダー作成ソフト20
9)と、複写機101による画像データの読み取り処理
および印刷処理を制御する読取・印刷制御ソフト210
とが格納されている。なお、画像編集ソフト206(8
面付ハガキ作成ソフト207,簡易図録作成ソフト20
8,およびカレンダー作成ソフト209)および読取・
印刷制御ソフト210については、後に詳細に説明す
る。
【0051】図3は、図1に示した複写機101の構成
を示すブロック図である。複写機101は、原稿からR
(レッド)・G(グリーン)・B(ブルー)の3色のカ
ラー画像データ(以下「RGBデータ」と記述する)を
読み取るスキャナユニット300と、スキャナユニット
300で読み取ったRGBデータをI/F(インターフ
ェイス)316を介して入力し、入力したRGBデータ
に所定の画像処理を施すと共に、Bk(ブラック)・C
(シアン)・M(マゼンタ)・Y(イエロー)の4色の
カラー画像データ(以下「BkCMYデータ」と記述す
る)に色変換する画像処理ユニット301と、画像処理
ユニット301からBkCMYデータを入力し、記録紙
に画像データを印刷する書き込みユニット302と、上
記各部を制御するメイン制御ユニット303と、を備え
ている。ここで、スキャナユニット300は、例えば、
400dpiの解像度で原稿からRGBデータを読み取
ることができ、かつ、R・G・Bの3色の画像データを
同時に読み取ることができるものとする。もちろん、R
・G・Bの3色の画像データについて、R・G・B毎に
別々に読み取るものであっても良い。
を示すブロック図である。複写機101は、原稿からR
(レッド)・G(グリーン)・B(ブルー)の3色のカ
ラー画像データ(以下「RGBデータ」と記述する)を
読み取るスキャナユニット300と、スキャナユニット
300で読み取ったRGBデータをI/F(インターフ
ェイス)316を介して入力し、入力したRGBデータ
に所定の画像処理を施すと共に、Bk(ブラック)・C
(シアン)・M(マゼンタ)・Y(イエロー)の4色の
カラー画像データ(以下「BkCMYデータ」と記述す
る)に色変換する画像処理ユニット301と、画像処理
ユニット301からBkCMYデータを入力し、記録紙
に画像データを印刷する書き込みユニット302と、上
記各部を制御するメイン制御ユニット303と、を備え
ている。ここで、スキャナユニット300は、例えば、
400dpiの解像度で原稿からRGBデータを読み取
ることができ、かつ、R・G・Bの3色の画像データを
同時に読み取ることができるものとする。もちろん、R
・G・Bの3色の画像データについて、R・G・B毎に
別々に読み取るものであっても良い。
【0052】なお、画像処理ユニット301において、
304はスキャナユニット300の光学特性に応じてγ
補正を行うスキャナ補正・ドット補正部を、305は白
黒原稿かカラー原稿かを判別し、白黒モードおよびカラ
ーモードのいずれで印刷処理を実行するかを決定すると
共に、文字の領域および文字の領域を分離するACS・
像域分離部を、306はRGBデータの平滑化およびモ
アレ除去を行うRGBフィルタを、307はRGBデー
タをBkCMYデータに変換すると共に、RGBデータ
から文字領域を分離する色補正・文字分離部を、308
は拡大・縮小処理を行う変倍部を、312は加工処理を
行う領域を指定する領域指定部を、309は領域指定部
で指定された領域に所定の加工を施すクリエイト部を、
310は書き込みユニット302の周波数特性に応じた
γ補正,ディザ処理・誤差拡散処理等の量子化,および
平滑化処理や先鋭化処理をBkCMYフィルタ・γ補正
・階調処理部を、311は各種画像処理が施されたBk
CMYデータを書き込みユニット302に出力するビデ
オコントロール部を、313はCPUを、314はRO
Mを、315はRAMを、317は紙幣認識を行うID
Uをそれぞれ示している。
304はスキャナユニット300の光学特性に応じてγ
補正を行うスキャナ補正・ドット補正部を、305は白
黒原稿かカラー原稿かを判別し、白黒モードおよびカラ
ーモードのいずれで印刷処理を実行するかを決定すると
共に、文字の領域および文字の領域を分離するACS・
像域分離部を、306はRGBデータの平滑化およびモ
アレ除去を行うRGBフィルタを、307はRGBデー
タをBkCMYデータに変換すると共に、RGBデータ
から文字領域を分離する色補正・文字分離部を、308
は拡大・縮小処理を行う変倍部を、312は加工処理を
行う領域を指定する領域指定部を、309は領域指定部
で指定された領域に所定の加工を施すクリエイト部を、
310は書き込みユニット302の周波数特性に応じた
γ補正,ディザ処理・誤差拡散処理等の量子化,および
平滑化処理や先鋭化処理をBkCMYフィルタ・γ補正
・階調処理部を、311は各種画像処理が施されたBk
CMYデータを書き込みユニット302に出力するビデ
オコントロール部を、313はCPUを、314はRO
Mを、315はRAMを、317は紙幣認識を行うID
Uをそれぞれ示している。
【0053】また、本実施の形態においては、複写機1
01からメモリボード102の画像メモリに対して画像
データを直接読み書きができるように、バッファ318
を介して、RGB信号線319およびBkCMY信号線
320(図1に示した画像データバス)がメモリボード
102に接続される。
01からメモリボード102の画像メモリに対して画像
データを直接読み書きができるように、バッファ318
を介して、RGB信号線319およびBkCMY信号線
320(図1に示した画像データバス)がメモリボード
102に接続される。
【0054】ここで、RGB信号線319は、スキャナ
ユニット300で読み取ったRGBデータをメモリボー
ド102に書き込む場合およびコンピュータ100にお
いてRGBの3色のままで画像データの編集処理が行わ
れ、メモリボード102からRGBデータを読み出す場
合に利用される。一方、BkCMY信号線320は、コ
ンピュータ100でRGBデータをBkCMYデータに
変換した場合に、BkCMYデータをメモリボード10
2から読み出す場合に利用される。いずれの信号線を利
用するかは、任意に設定・変更することができる。
ユニット300で読み取ったRGBデータをメモリボー
ド102に書き込む場合およびコンピュータ100にお
いてRGBの3色のままで画像データの編集処理が行わ
れ、メモリボード102からRGBデータを読み出す場
合に利用される。一方、BkCMY信号線320は、コ
ンピュータ100でRGBデータをBkCMYデータに
変換した場合に、BkCMYデータをメモリボード10
2から読み出す場合に利用される。いずれの信号線を利
用するかは、任意に設定・変更することができる。
【0055】図4は、図1に示したメモリボード102
の構成を示すブロック図である。図4に示すメモリボー
ド102は、図2に示したコンピュータ100のバス2
11と接続するためのローカルバスI/F401と、ロ
ーカルバスI/F401を介して制御信号,アドレス信
号,および画像データを入力し、画像メモリ403から
コンピュータ100への画像データの読み出しおよびコ
ンピュータ100から画像メモリ403への画像データ
の書き込みを制御するローカルバス・コントローラ40
2と、ローカルバス・コントローラ402から制御信
号,アドレス信号,および画像データを入力し、メモリ
I/F407を介して複写機101と通信を行う通信部
404と、コンピュータ100からアドレス信号および
画像データ,ならびにメモリI/F407を介して複写
機101から垂直同期信号,水平同期信号,およびクロ
ック信号からなる同期信号を入力し、複写機101で読
み取った画像データを画像メモリ403に書き込む際お
よび複写機101が画像データを読み出す際のタイミン
グ信号を生成するタイミング発生部405と、制御信号
およびアドレス信号,ならびにタイミング発生部405
からタイミング信号を入力し、複写機101で読み取っ
た画像データを画像メモリ403に書き込む処理および
画像メモリ403から画像データを複写機101に読み
出す処理を制御するデータ・コントローラ406と、を
備えている。なお、ここでは400dpiでA3のフル
カラーの原稿を読み取って得た画像データを記憶できる
ように、画像メモリ403は128Mバイトの容量を有
し、最大32ビット単位でデータの読み書きが可能であ
るものとする。
の構成を示すブロック図である。図4に示すメモリボー
ド102は、図2に示したコンピュータ100のバス2
11と接続するためのローカルバスI/F401と、ロ
ーカルバスI/F401を介して制御信号,アドレス信
号,および画像データを入力し、画像メモリ403から
コンピュータ100への画像データの読み出しおよびコ
ンピュータ100から画像メモリ403への画像データ
の書き込みを制御するローカルバス・コントローラ40
2と、ローカルバス・コントローラ402から制御信
号,アドレス信号,および画像データを入力し、メモリ
I/F407を介して複写機101と通信を行う通信部
404と、コンピュータ100からアドレス信号および
画像データ,ならびにメモリI/F407を介して複写
機101から垂直同期信号,水平同期信号,およびクロ
ック信号からなる同期信号を入力し、複写機101で読
み取った画像データを画像メモリ403に書き込む際お
よび複写機101が画像データを読み出す際のタイミン
グ信号を生成するタイミング発生部405と、制御信号
およびアドレス信号,ならびにタイミング発生部405
からタイミング信号を入力し、複写機101で読み取っ
た画像データを画像メモリ403に書き込む処理および
画像メモリ403から画像データを複写機101に読み
出す処理を制御するデータ・コントローラ406と、を
備えている。なお、ここでは400dpiでA3のフル
カラーの原稿を読み取って得た画像データを記憶できる
ように、画像メモリ403は128Mバイトの容量を有
し、最大32ビット単位でデータの読み書きが可能であ
るものとする。
【0056】つぎに、上述した構成を有する画像処理シ
ステムの動作(画像処理方法)について詳細に説明す
る。ここでは、コンピュータ100の画像編集ソフト2
06を用いてRGBデータをBkCMYデータに色変換
するものとする。すなわち、コンピュータ100におい
て、入力時の画像データはRGBデータであり、出力時
の画像データはBkCMYデータとなる。
ステムの動作(画像処理方法)について詳細に説明す
る。ここでは、コンピュータ100の画像編集ソフト2
06を用いてRGBデータをBkCMYデータに色変換
するものとする。すなわち、コンピュータ100におい
て、入力時の画像データはRGBデータであり、出力時
の画像データはBkCMYデータとなる。
【0057】図5は、原稿からRGBデータを読み取っ
て印刷するまでの処理を示すフローチャートである。
て印刷するまでの処理を示すフローチャートである。
【0058】まず、コンピュータ100において、読取
・印刷制御ソフト210を操作して、画像の読み取り方
法の設定を行う(S501)。
・印刷制御ソフト210を操作して、画像の読み取り方
法の設定を行う(S501)。
【0059】図6は、画像を読み取る際の設定画面を示
す説明図である。原稿からRGBデータを読み取る処理
は、コンピュータ100の読取・印刷制御ソフト209
を用い、複写機101を制御することによって行われ
る。図6に示す設定画面は、コンピュータ100のディ
スプレイ204に表示され、入力装置203を用いて解
像度の指定,原稿サイズの指定,モアレ除去処理を行う
か否かの指定,平滑化処理を行うか否かの指定(シャー
プネスフィルタ)等を行うことができる。また、図示は
省略するが、図6に示した設定画面において、複写機1
01で原稿を読み取る範囲を指定することもできる。
す説明図である。原稿からRGBデータを読み取る処理
は、コンピュータ100の読取・印刷制御ソフト209
を用い、複写機101を制御することによって行われ
る。図6に示す設定画面は、コンピュータ100のディ
スプレイ204に表示され、入力装置203を用いて解
像度の指定,原稿サイズの指定,モアレ除去処理を行う
か否かの指定,平滑化処理を行うか否かの指定(シャー
プネスフィルタ)等を行うことができる。また、図示は
省略するが、図6に示した設定画面において、複写機1
01で原稿を読み取る範囲を指定することもできる。
【0060】そして、図6に示す「スキャン」ボタンを
選択することにより、複写機101において、RGBデ
ータを読み取る処理が実行される(S502)。ここで
は、R・G・Bの各色の画像データにおいて、1画素に
つき8ビットが割り当てられており、R・G・Bの3色
が同時に読み取られるものとする。
選択することにより、複写機101において、RGBデ
ータを読み取る処理が実行される(S502)。ここで
は、R・G・Bの各色の画像データにおいて、1画素に
つき8ビットが割り当てられており、R・G・Bの3色
が同時に読み取られるものとする。
【0061】図7は、RGBデータの読み取り処理のタ
イミングチャートである。図7において、LSYNCバ
ーは画像基準位置(読み取り開始位置)から主走査方向
への最大有効画像領域を示す水平同期信号を、FGAT
Eバーは画像基準位置から副走査方向への最大有効画像
領域を示す垂直同期信号であり、クロック信号を基準に
原稿からRGBデータが読み取られる。
イミングチャートである。図7において、LSYNCバ
ーは画像基準位置(読み取り開始位置)から主走査方向
への最大有効画像領域を示す水平同期信号を、FGAT
Eバーは画像基準位置から副走査方向への最大有効画像
領域を示す垂直同期信号であり、クロック信号を基準に
原稿からRGBデータが読み取られる。
【0062】なお、ステップS501において、原稿の
必要な範囲のみを読み取る処理が指定された場合、原稿
の読み取りタイミングを図7に示すMクロック分遅らせ
ることによって、副走査方向の読み取り開始位置を変化
させることができ、Lクロック分遅らせることにより、
主走査方向の読み取り開始位置を変化させることができ
る。その結果、原稿の必要な範囲を読み取ったRGBデ
ータを得ることができるため、RGBデータのデータ量
を減少させることができ、後の処理の高速化を図ること
ができる。
必要な範囲のみを読み取る処理が指定された場合、原稿
の読み取りタイミングを図7に示すMクロック分遅らせ
ることによって、副走査方向の読み取り開始位置を変化
させることができ、Lクロック分遅らせることにより、
主走査方向の読み取り開始位置を変化させることができ
る。その結果、原稿の必要な範囲を読み取ったRGBデ
ータを得ることができるため、RGBデータのデータ量
を減少させることができ、後の処理の高速化を図ること
ができる。
【0063】また、複写機101は、ステップS501
において、モアレ除去処理や平滑化処理を行うことが指
定されている場合、図3に示したRGBフィルタ306
を用いてモアレ除去や平滑化を行う。
において、モアレ除去処理や平滑化処理を行うことが指
定されている場合、図3に示したRGBフィルタ306
を用いてモアレ除去や平滑化を行う。
【0064】つづいて、複写機101は、図7に示した
同期信号に同期させてRGBデータをメモリボード10
2に入力し、画像メモリ403に読み取ったRGBデー
タを書き込む処理を実行する(S503)。ここで、複
写機101は、8ビットのR・G・B3色の画像データ
を同時(24ビット単位)にメモリボード102に入力
して、画像メモリ403に書き込む。ただし、R・G・
Bの各色毎に8ビットずつメモリボード102に入力し
て、画像メモリ403に書き込むことにしても良い。
同期信号に同期させてRGBデータをメモリボード10
2に入力し、画像メモリ403に読み取ったRGBデー
タを書き込む処理を実行する(S503)。ここで、複
写機101は、8ビットのR・G・B3色の画像データ
を同時(24ビット単位)にメモリボード102に入力
して、画像メモリ403に書き込む。ただし、R・G・
Bの各色毎に8ビットずつメモリボード102に入力し
て、画像メモリ403に書き込むことにしても良い。
【0065】メモリボード102においては、ステップ
S501で画像の読み取りの指示が出された際に(図6
の「スキャン」ボタンの選択)、複写機101で読み取
ったRGBデータを画像メモリ403に書き込むための
アドレスが設定される。すなわち、コンピュータ100
の読出・印刷制御ソフト210は、図6に示した設定画
面で設定された解像度および原稿サイズに対応したRG
Bデータを書き込むことができるように、画像メモリ4
03内のXアドレス(水平方向)およびYアドレス(垂
直方向)を決定する。
S501で画像の読み取りの指示が出された際に(図6
の「スキャン」ボタンの選択)、複写機101で読み取
ったRGBデータを画像メモリ403に書き込むための
アドレスが設定される。すなわち、コンピュータ100
の読出・印刷制御ソフト210は、図6に示した設定画
面で設定された解像度および原稿サイズに対応したRG
Bデータを書き込むことができるように、画像メモリ4
03内のXアドレス(水平方向)およびYアドレス(垂
直方向)を決定する。
【0066】なお、ここではR・G・Bの3色の画像デ
ータが画像メモリ403中の別々の領域に書き込まれる
ように、R・G・Bの3色の画像データ毎に別々のアド
レスが設定される。したがって、画像メモリ403は、
実質的に、R・G・Bの3色の画像データを色毎に別々
に書き込むための3つの領域に区切られることになる。
ータが画像メモリ403中の別々の領域に書き込まれる
ように、R・G・Bの3色の画像データ毎に別々のアド
レスが設定される。したがって、画像メモリ403は、
実質的に、R・G・Bの3色の画像データを色毎に別々
に書き込むための3つの領域に区切られることになる。
【0067】メモリボード102のタイミング発生部4
05は、複写機101から同期信号を入力すると、設定
されたアドレスに基づいて、RGBデータを画像メモリ
403に書き込むためのタイミング信号を発生する。ま
た、データ・コントローラ406は、複写機101から
RGBデータを入力し、タイミング発生部405で発生
されたタイミング信号に基づいて複写機101によるR
GBデータの書き込み処理を制御する。その結果、複写
機101で読み取ったRGBデータが、コンピュータ1
00の読出・印刷制御ソフト210でR・G・Bの画像
データ毎に設定されたアドレスに3色同時に書き込まれ
る。
05は、複写機101から同期信号を入力すると、設定
されたアドレスに基づいて、RGBデータを画像メモリ
403に書き込むためのタイミング信号を発生する。ま
た、データ・コントローラ406は、複写機101から
RGBデータを入力し、タイミング発生部405で発生
されたタイミング信号に基づいて複写機101によるR
GBデータの書き込み処理を制御する。その結果、複写
機101で読み取ったRGBデータが、コンピュータ1
00の読出・印刷制御ソフト210でR・G・Bの画像
データ毎に設定されたアドレスに3色同時に書き込まれ
る。
【0068】複写機101から画像メモリ403にRG
Bデータが書き込まれると、コンピュータ100は、画
像編集ソフト206を用いて、画像メモリ403の該当
するアドレスからRGBデータを読み出す処理を行う
(S504)。ここで、コンピュータ100は、R・G
・Bの3色の画像データを同時に読み出しても良いし、
また、R・G・Bの3色の画像データを別々読み出して
も良い。
Bデータが書き込まれると、コンピュータ100は、画
像編集ソフト206を用いて、画像メモリ403の該当
するアドレスからRGBデータを読み出す処理を行う
(S504)。ここで、コンピュータ100は、R・G
・Bの3色の画像データを同時に読み出しても良いし、
また、R・G・Bの3色の画像データを別々読み出して
も良い。
【0069】画像メモリ403内のRGBデータは読出
・印刷制御ソフト210で設定したアドレスに従って書
き込まれているため、コンピュータ100は、設定した
アドレスに従ってRGBデータを読み出すことにより、
複写機101で読み取ったRGBデータと同一の順序で
RGBデータを画像メモリ403から読み出すことがで
きる。換言すれば、コンピュータ100と複写機101
とが共通のアドレスを用てRGBデータの書き込みおよ
び読み出しを行うため、RGBデータの配列が異なって
しまうことなく、正しいRGBデータを得ることができ
る。
・印刷制御ソフト210で設定したアドレスに従って書
き込まれているため、コンピュータ100は、設定した
アドレスに従ってRGBデータを読み出すことにより、
複写機101で読み取ったRGBデータと同一の順序で
RGBデータを画像メモリ403から読み出すことがで
きる。換言すれば、コンピュータ100と複写機101
とが共通のアドレスを用てRGBデータの書き込みおよ
び読み出しを行うため、RGBデータの配列が異なって
しまうことなく、正しいRGBデータを得ることができ
る。
【0070】図8は、コンピュータ100において、画
像メモリ403からRGBデータを読み出す処理を説明
する説明図であり、コンピュータ100のCPU200
から見たアドレス空間(32ビット物理アドレス空間)
を示している。図8に示すように、コンピュータ100
のCPU200から見れば、画像メモリ403からRG
Bデータを読み出す処理は同一のアドレス空間内でRG
Bデータを画像編集ソフト206の作業領域に展開させ
ることにすぎないことが明らかである。具体的には、バ
ス211を介してRAM202の作業領域にRGBデー
タを移動させるのみである(図2参照)。このように、
メモリボード102はコンピュータ100の内部バスと
複写機101の画像データバスに直接接続されているた
め、複写機101とコンピュータ100間におけるRG
Bデータの転送速度の高速化を図ることができる。
像メモリ403からRGBデータを読み出す処理を説明
する説明図であり、コンピュータ100のCPU200
から見たアドレス空間(32ビット物理アドレス空間)
を示している。図8に示すように、コンピュータ100
のCPU200から見れば、画像メモリ403からRG
Bデータを読み出す処理は同一のアドレス空間内でRG
Bデータを画像編集ソフト206の作業領域に展開させ
ることにすぎないことが明らかである。具体的には、バ
ス211を介してRAM202の作業領域にRGBデー
タを移動させるのみである(図2参照)。このように、
メモリボード102はコンピュータ100の内部バスと
複写機101の画像データバスに直接接続されているた
め、複写機101とコンピュータ100間におけるRG
Bデータの転送速度の高速化を図ることができる。
【0071】そして、コンピュータ100は、画像メモ
リ403からRGBデータを読み出し、画像編集ソフト
206を用いて画像を編集する処理を行う(S50
5)。この際、RGBデータは、画像編集ソフト206
によってBkCMYデータに色変換される。
リ403からRGBデータを読み出し、画像編集ソフト
206を用いて画像を編集する処理を行う(S50
5)。この際、RGBデータは、画像編集ソフト206
によってBkCMYデータに色変換される。
【0072】ステップS505における編集作業が終了
すると、読取・印刷制御ソフト210を操作し、印刷方
法の設定を行う(S506)。
すると、読取・印刷制御ソフト210を操作し、印刷方
法の設定を行う(S506)。
【0073】図9は、印刷を行う際の設定画面を示す説
明図である。図9に示すように、ここでは印刷方法,印
刷モード,出力用紙,出力モード等を設定することがで
きる。
明図である。図9に示すように、ここでは印刷方法,印
刷モード,出力用紙,出力モード等を設定することがで
きる。
【0074】ここで、印刷モードは、文字モード,写真
モード,および文字・写真モードのいずれで印刷処理を
行うかを設定するためのものである。詳細な説明は省略
するが、文字モードは、輪郭を強調して文字をはっきり
印刷するためのものであり、写真モードは、階調性を重
視し、写真を美しく印刷するためのものであり、文字・
写真モードは、文字については文字モードを利用し、写
真については写真モードを利用するものである。なお、
ここで文字・写真モードには、複写機101側(色補正
・文字分離部307)でRGBデータ中のエッジを検出
して文字領域を切り出し、切り出した文字領域のデータ
については文字モードを、その他の領域のデータについ
ては写真モードを用いる第1のモードと、Bk・C・M
・Yの各色毎に文字モードおよび写真モードのいずれを
用いるかを指定できる第2のモードとがある。本実施の
形態においてはBkCMYデータで処理されるため、文
字・写真モードが選択された場合には上記第2のモード
が用いられる。ただし、コンピュータ100でBkCM
Yデータに変換した場合であっても、複写機101で文
字領域の切り出し処理を行うことができれば、第1のモ
ードを用いることができる。
モード,および文字・写真モードのいずれで印刷処理を
行うかを設定するためのものである。詳細な説明は省略
するが、文字モードは、輪郭を強調して文字をはっきり
印刷するためのものであり、写真モードは、階調性を重
視し、写真を美しく印刷するためのものであり、文字・
写真モードは、文字については文字モードを利用し、写
真については写真モードを利用するものである。なお、
ここで文字・写真モードには、複写機101側(色補正
・文字分離部307)でRGBデータ中のエッジを検出
して文字領域を切り出し、切り出した文字領域のデータ
については文字モードを、その他の領域のデータについ
ては写真モードを用いる第1のモードと、Bk・C・M
・Yの各色毎に文字モードおよび写真モードのいずれを
用いるかを指定できる第2のモードとがある。本実施の
形態においてはBkCMYデータで処理されるため、文
字・写真モードが選択された場合には上記第2のモード
が用いられる。ただし、コンピュータ100でBkCM
Yデータに変換した場合であっても、複写機101で文
字領域の切り出し処理を行うことができれば、第1のモ
ードを用いることができる。
【0075】そして、印刷設定が終了し、図9に示す
「印刷」ボタンが選択されると、コンピュータ100の
読取・印刷制御ソフト210は、編集後のBkCMYデ
ータを画像メモリ403に書き込む処理を実行する(S
507)。具体的には、編集後のBkCMYデータに基
づいて、画像メモリ403に書き込むためのアドレスを
設定し、設定したアドレスにBkCMYデータを書き込
む。BkCMYデータを画像メモリ403に書き込む際
には、Bk・C・M・Yの画像データ毎に別々のアドレ
スに書き込まれる。
「印刷」ボタンが選択されると、コンピュータ100の
読取・印刷制御ソフト210は、編集後のBkCMYデ
ータを画像メモリ403に書き込む処理を実行する(S
507)。具体的には、編集後のBkCMYデータに基
づいて、画像メモリ403に書き込むためのアドレスを
設定し、設定したアドレスにBkCMYデータを書き込
む。BkCMYデータを画像メモリ403に書き込む際
には、Bk・C・M・Yの画像データ毎に別々のアドレ
スに書き込まれる。
【0076】つづいて、複写機101は、画像メモリ4
03に書き込まれたBkCMYデータを読み出す処理を
実行する(S508)。
03に書き込まれたBkCMYデータを読み出す処理を
実行する(S508)。
【0077】複写機101は、コンピュータ100から
印刷の実行が指定されると(図9の「印刷」ボタンの選
択)、垂直同期信号,水平同期信号,およびクロック信
号からなる同期信号を発生し、発生した同期信号に同期
して前記メモリから画像データを読み出す処理を実行す
る。この際、メモリボード102のタイミング発生部4
05は、複写機101から同期信号を入力し、入力した
同期信号に同期して該当するアドレスのBkCMYデー
タを読み出すことができるようにタイミング信号を発生
し、データ・コントローラ406は、タイミング発生部
405で発生されたタイミング信号に基づいて複写機1
01によるBkCMYデータの読み出し処理を制御す
る。
印刷の実行が指定されると(図9の「印刷」ボタンの選
択)、垂直同期信号,水平同期信号,およびクロック信
号からなる同期信号を発生し、発生した同期信号に同期
して前記メモリから画像データを読み出す処理を実行す
る。この際、メモリボード102のタイミング発生部4
05は、複写機101から同期信号を入力し、入力した
同期信号に同期して該当するアドレスのBkCMYデー
タを読み出すことができるようにタイミング信号を発生
し、データ・コントローラ406は、タイミング発生部
405で発生されたタイミング信号に基づいて複写機1
01によるBkCMYデータの読み出し処理を制御す
る。
【0078】ここで、複写機101は、BkCMYデー
タを読み出す際に、Bk・C・M・Yの画像データ毎に
8ビット単位で同時に読み出しても良く(32ビット:
図10(a)参照)、Bk・C・M・Yの画像データ毎
に別々に8ビット単位で読み出しても良い(図10
(b)参照)。
タを読み出す際に、Bk・C・M・Yの画像データ毎に
8ビット単位で同時に読み出しても良く(32ビット:
図10(a)参照)、Bk・C・M・Yの画像データ毎
に別々に8ビット単位で読み出しても良い(図10
(b)参照)。
【0079】なお、図9において図示は省略したが、印
刷方法の設定を行う際に、記録紙への画像の印刷位置を
指定することもできる。この場合、メモリボード405
のタイミング発生部405は、指定された印刷位置に基
づいて、画像メモリ403からBkCMYデータを読み
出すタイミングを制御することにより、複写機101に
おいて指定の位置に画像が印刷される(図7,図10
(a)および図10(b)参照)。
刷方法の設定を行う際に、記録紙への画像の印刷位置を
指定することもできる。この場合、メモリボード405
のタイミング発生部405は、指定された印刷位置に基
づいて、画像メモリ403からBkCMYデータを読み
出すタイミングを制御することにより、複写機101に
おいて指定の位置に画像が印刷される(図7,図10
(a)および図10(b)参照)。
【0080】また、複写機101がカラー画像を印刷す
る際にBk・C・M・Yの各色毎に画像形成を行って一
つのカラー画像を印刷するタイプである場合、コンピュ
ータ100の読取・印刷制御ソフト210において、B
k・C・M・Yの各色毎の画像形成のタイミングに応じ
て、Bk・C・M・Yの画像データの出力タイミング
(遅延時間)を予め設定しておくことができる。その結
果、メモリボード102のタイミング発生部405は、
設定された出力タイミングに基づいて、画像メモリ40
3からBkCMYデータを読み出すタイミングを制御
し、複写機101におけるBk・C・M・Yの各色毎に
画像形成のタイミングと同期を取ることができるように
する(図11(a)参照)。換言すれば、Bk・C・M
・Yの各色毎に画像形成を行うための感光体ドラム間の
距離に相当する遅延時間をおいて、Bk・C・M・Yの
各色毎に画像データを読み出すことになる(図11
(b)参照)。
る際にBk・C・M・Yの各色毎に画像形成を行って一
つのカラー画像を印刷するタイプである場合、コンピュ
ータ100の読取・印刷制御ソフト210において、B
k・C・M・Yの各色毎の画像形成のタイミングに応じ
て、Bk・C・M・Yの画像データの出力タイミング
(遅延時間)を予め設定しておくことができる。その結
果、メモリボード102のタイミング発生部405は、
設定された出力タイミングに基づいて、画像メモリ40
3からBkCMYデータを読み出すタイミングを制御
し、複写機101におけるBk・C・M・Yの各色毎に
画像形成のタイミングと同期を取ることができるように
する(図11(a)参照)。換言すれば、Bk・C・M
・Yの各色毎に画像形成を行うための感光体ドラム間の
距離に相当する遅延時間をおいて、Bk・C・M・Yの
各色毎に画像データを読み出すことになる(図11
(b)参照)。
【0081】なお、図11(a)は、Bk・C・M・Y
の各色毎の画像形成のタイミングに合わせて画像メモリ
403からBkCMYデータを読み出す場合のタイミン
グチャートを示し、図11(b)は、Bk・C・M・Y
の各色毎に画像形成を行うための感光体ドラムとBk・
C・M・Yの各色の画像データの出力タイミングを関連
づけた説明図である。
の各色毎の画像形成のタイミングに合わせて画像メモリ
403からBkCMYデータを読み出す場合のタイミン
グチャートを示し、図11(b)は、Bk・C・M・Y
の各色毎に画像形成を行うための感光体ドラムとBk・
C・M・Yの各色の画像データの出力タイミングを関連
づけた説明図である。
【0082】そして、複写機101は、図3に示したB
kCMY信号線320を介して読み出したBkCMYデ
ータを入力し、カラー画像を記録紙に印刷する処理を実
行する(S509)。なお、ステップS506におい
て、文字モード,写真モード,および文字・写真モード
のいずれかを行うことが指定されている場合には、該当
するモードで印刷処理を実行する。
kCMY信号線320を介して読み出したBkCMYデ
ータを入力し、カラー画像を記録紙に印刷する処理を実
行する(S509)。なお、ステップS506におい
て、文字モード,写真モード,および文字・写真モード
のいずれかを行うことが指定されている場合には、該当
するモードで印刷処理を実行する。
【0083】なお、本実施の形態においては、コンピュ
ータ100においてRGBデータをBkCMYデータに
色変換する場合について説明したが、BkCMYデータ
への色変換を複写機101で行う場合についても同様で
ある。すなわち、画像メモリ403からRGBデータを
R・G・Bの各色毎に8ビットずつ、または8ビットの
R・G・Bの画像データを同時に24ビットずつ読み出
し、RGB信号線319を介して入力し、BkCMYデ
ータへの変換処理や印刷処理を行う。また、複写機10
1でRGBデータからBkCMYデータに変換する場合
は、RGBデータが色補正・文字分離部307を通るた
め、RGBデータ中のエッジを検出して文字領域を切り
出し、切り出した文字領域のデータについては文字モー
ドを、その他の領域のデータについては写真モードを用
いる上記第1のモードで印刷処理を行うことができる。
ータ100においてRGBデータをBkCMYデータに
色変換する場合について説明したが、BkCMYデータ
への色変換を複写機101で行う場合についても同様で
ある。すなわち、画像メモリ403からRGBデータを
R・G・Bの各色毎に8ビットずつ、または8ビットの
R・G・Bの画像データを同時に24ビットずつ読み出
し、RGB信号線319を介して入力し、BkCMYデ
ータへの変換処理や印刷処理を行う。また、複写機10
1でRGBデータからBkCMYデータに変換する場合
は、RGBデータが色補正・文字分離部307を通るた
め、RGBデータ中のエッジを検出して文字領域を切り
出し、切り出した文字領域のデータについては文字モー
ドを、その他の領域のデータについては写真モードを用
いる上記第1のモードで印刷処理を行うことができる。
【0084】また、複写機101とコンピュータ100
との間でR・G・Bデータを用いてやり取りする場合に
は、RGBからBkCMYへの色変換処理を複写機10
1側で行うため、複写機101で単純にコピーして記録
紙に出力した出力画像と、コンピュータ100から出力
した画像データを記録紙に出力した出力画像とのイメー
ジ(色調等)が完全に一致するという利点がある。
との間でR・G・Bデータを用いてやり取りする場合に
は、RGBからBkCMYへの色変換処理を複写機10
1側で行うため、複写機101で単純にコピーして記録
紙に出力した出力画像と、コンピュータ100から出力
した画像データを記録紙に出力した出力画像とのイメー
ジ(色調等)が完全に一致するという利点がある。
【0085】さらに、複写機101で予めRGBデータ
をBkCMYデータに色変換した後、BkCMYデータ
を用いて、複写機101とコンピュータ100との間で
やり取りを行うことにしても良い。
をBkCMYデータに色変換した後、BkCMYデータ
を用いて、複写機101とコンピュータ100との間で
やり取りを行うことにしても良い。
【0086】このように、本実施の形態の画像処理シス
テムおよび画像処理方法によれば、プリンタコントロー
ラを用いることなく、かつ、汎用通信回線を用いること
なく、複写機の画像データバスとコンピュータの内部バ
スとをメモリボード102を介して接続し、両方からメ
モリボード102の画像メモリ403に画像データの書
き込みおよび読み出しを行うことによって画像データの
転送を可能としたため、画像データの転送速度の高速化
を図ることができる。また、R・G・Bの3色の画像デ
ータを同時に読み取り、画像メモリ403に3色同時に
書き込むようにすることにより、画像データの転送速度
のさらなる高速化を図ることができる。
テムおよび画像処理方法によれば、プリンタコントロー
ラを用いることなく、かつ、汎用通信回線を用いること
なく、複写機の画像データバスとコンピュータの内部バ
スとをメモリボード102を介して接続し、両方からメ
モリボード102の画像メモリ403に画像データの書
き込みおよび読み出しを行うことによって画像データの
転送を可能としたため、画像データの転送速度の高速化
を図ることができる。また、R・G・Bの3色の画像デ
ータを同時に読み取り、画像メモリ403に3色同時に
書き込むようにすることにより、画像データの転送速度
のさらなる高速化を図ることができる。
【0087】また、画像データの転送速度の高速化を図
ることができるため、高画質の画像データの読み取りお
よび印刷を可能とすることができ、さらに、印刷物を読
み取った場合に発生するモアレを除去することが可能と
なり、より高画質の画像データを得ることができる。
ることができるため、高画質の画像データの読み取りお
よび印刷を可能とすることができ、さらに、印刷物を読
み取った場合に発生するモアレを除去することが可能と
なり、より高画質の画像データを得ることができる。
【0088】さらに、プリンタコントローラをメモリボ
ード102に代えるのみで、複写機101およびコンピ
ュータ100という既存の設備を用いた画像処理システ
ムを構築することができるため、システム自体の低コス
ト化を図ることができる。
ード102に代えるのみで、複写機101およびコンピ
ュータ100という既存の設備を用いた画像処理システ
ムを構築することができるため、システム自体の低コス
ト化を図ることができる。
【0089】つづいて、本実施の形態に係る画像処理シ
ステムの具体的な使用例について説明する。ここでは、
本実施の形態の画像処理システムをハガキ印刷システム
として用い、1枚のハガキ用紙に複数枚分のハガキ用デ
ータを印刷することができるようする。
ステムの具体的な使用例について説明する。ここでは、
本実施の形態の画像処理システムをハガキ印刷システム
として用い、1枚のハガキ用紙に複数枚分のハガキ用デ
ータを印刷することができるようする。
【0090】そこで、図12および図13に基づいて、
絵画等の展覧会の案内ハガキを作成することを例とし
て、上述した画像処理システムを用いたハガキ印刷シス
テムおよびハガキ印刷方法を説明する。ここで、図12
は、ハガキ用データの作成からハガキが完成するまでの
流れを説明するための説明図であり、図13は、その概
略フローチャートである。
絵画等の展覧会の案内ハガキを作成することを例とし
て、上述した画像処理システムを用いたハガキ印刷シス
テムおよびハガキ印刷方法を説明する。ここで、図12
は、ハガキ用データの作成からハガキが完成するまでの
流れを説明するための説明図であり、図13は、その概
略フローチャートである。
【0091】本実施の形態の画像処理システムを用いた
ハガキ印刷システムは、8面付ハガキ作成ソフト207
を起動させ、ハガキ用印刷レイアウトを選択した後にハ
ガキ用表面データを作成し(S1301)、作成したハ
ガキ用表面データを複数枚分複写し、かつハガキ用紙1
201の中心点に対して点対称となるように配置した
後、手差し給紙したハガキ用紙1201の一方の面にハ
ガキ用表面データを印刷し(S1302)、さらに、ハ
ガキ用裏面データを作成し(S1303)、作成したハ
ガキ用裏面データを複数枚分複写し、かつハガキ用紙1
201の中心点に対して点対称となるように配置した
後、再度手差し給紙したハガキ用紙1201の他方の面
にハガキ用裏面データを印刷することにより(S130
4)、ハガキを完成させるものである。
ハガキ印刷システムは、8面付ハガキ作成ソフト207
を起動させ、ハガキ用印刷レイアウトを選択した後にハ
ガキ用表面データを作成し(S1301)、作成したハ
ガキ用表面データを複数枚分複写し、かつハガキ用紙1
201の中心点に対して点対称となるように配置した
後、手差し給紙したハガキ用紙1201の一方の面にハ
ガキ用表面データを印刷し(S1302)、さらに、ハ
ガキ用裏面データを作成し(S1303)、作成したハ
ガキ用裏面データを複数枚分複写し、かつハガキ用紙1
201の中心点に対して点対称となるように配置した
後、再度手差し給紙したハガキ用紙1201の他方の面
にハガキ用裏面データを印刷することにより(S130
4)、ハガキを完成させるものである。
【0092】なお、以下では、展覧会の開催者であると
共に、会場の所有者である者をハガキ印刷システムのユ
ーザとし、1枚のハガキ用紙1201に8枚分のハガキ
用データを印刷して展覧会の案内ハガキを作成すること
を例として説明する。ここで使用するハガキ用紙120
1は、8枚分のハガキが配列された大きさを有し、かつ
8枚分のハガキに容易に分断できるようにミシン目12
02が形成されている。ただし、ハガキ用紙1201の
大きさは、この8枚分のハガキが配列された大きさに限
定されるものではなく、偶数枚分のハガキが配列された
大きさを有していればよい。ハガキ用紙1201が偶数
枚分のハガキが配列された大きさを有していれば、ハガ
キ用表面データおよびハガキ用裏面データを点対称に配
置することができ、手差し給紙で印刷を行う場合であっ
ても、印刷方向を一致させるためにハガキ用紙の給紙方
向を確認する必要をなくすことができる。
共に、会場の所有者である者をハガキ印刷システムのユ
ーザとし、1枚のハガキ用紙1201に8枚分のハガキ
用データを印刷して展覧会の案内ハガキを作成すること
を例として説明する。ここで使用するハガキ用紙120
1は、8枚分のハガキが配列された大きさを有し、かつ
8枚分のハガキに容易に分断できるようにミシン目12
02が形成されている。ただし、ハガキ用紙1201の
大きさは、この8枚分のハガキが配列された大きさに限
定されるものではなく、偶数枚分のハガキが配列された
大きさを有していればよい。ハガキ用紙1201が偶数
枚分のハガキが配列された大きさを有していれば、ハガ
キ用表面データおよびハガキ用裏面データを点対称に配
置することができ、手差し給紙で印刷を行う場合であっ
ても、印刷方向を一致させるためにハガキ用紙の給紙方
向を確認する必要をなくすことができる。
【0093】(1)ハガキ用表面データの作成(S13
01) まず、ハガキ用表面データの作成方法について説明す
る。なお、ここでのハガキ用表面データは、ハガキの宛
名面(表面)に印刷するデータを意味している。ユーザ
は、コンピュータ100に用意された8面付ハガキ作成
ソフト207を起動させ、起動させた8面付ハガキ作成
ソフト207の質問項目に従って、複数のハガキ用印刷
レイアウトから所望のハガキ用印刷レイアウトを選択
し、選択したハガキ用印刷レイアウト上に設定されてい
る文字データ領域に所望の文字データを入力すると共
に、画像データ領域に所望の画像データを入力してハガ
キ用表面データを作成する。この画像データとしては、
銀塩写真、フィルム(ポジ、ネガ)等を複写機101で
読み取ったものや、後述するディジタルカメラで撮像し
た画像データ、通信回線を介して入力した画像データ、
フロッピーディスク等に記録された画像データ等を用い
ることができる。
01) まず、ハガキ用表面データの作成方法について説明す
る。なお、ここでのハガキ用表面データは、ハガキの宛
名面(表面)に印刷するデータを意味している。ユーザ
は、コンピュータ100に用意された8面付ハガキ作成
ソフト207を起動させ、起動させた8面付ハガキ作成
ソフト207の質問項目に従って、複数のハガキ用印刷
レイアウトから所望のハガキ用印刷レイアウトを選択
し、選択したハガキ用印刷レイアウト上に設定されてい
る文字データ領域に所望の文字データを入力すると共
に、画像データ領域に所望の画像データを入力してハガ
キ用表面データを作成する。この画像データとしては、
銀塩写真、フィルム(ポジ、ネガ)等を複写機101で
読み取ったものや、後述するディジタルカメラで撮像し
た画像データ、通信回線を介して入力した画像データ、
フロッピーディスク等に記録された画像データ等を用い
ることができる。
【0094】図14は、ハガキ用表面データを作成する
ための設定画面の一例を示す説明図である。この設定画
面は、展覧会の開催者であり会場の所有者であるユーザ
が展覧会の案内ハガキを作成することを前提として作成
されたものである。図14に示す設定画面は、ユーザが
自己の使用目的に応じて自由にカスタマイズすることが
できるものであり、この内容に限定するものではない。
ための設定画面の一例を示す説明図である。この設定画
面は、展覧会の開催者であり会場の所有者であるユーザ
が展覧会の案内ハガキを作成することを前提として作成
されたものである。図14に示す設定画面は、ユーザが
自己の使用目的に応じて自由にカスタマイズすることが
できるものであり、この内容に限定するものではない。
【0095】ユーザは、図14に示す設定画面中の記載
項目に従って、文字データまたは画像データを入力して
いく。入力する文字データおよび画像データには、毎回
新たに入力する必要がある可変入力情報と、定型的に使
用可能な情報が予め設定されており、変更が必要な場合
にのみデータを変更する既定入力情報との2種類の入力
情報がある。図14においては、記載項目1〜6および
11〜14に入力される情報が可変入力情報であり、記
載項目7〜10のものが既定入力情報であると予め定め
られているものとする。
項目に従って、文字データまたは画像データを入力して
いく。入力する文字データおよび画像データには、毎回
新たに入力する必要がある可変入力情報と、定型的に使
用可能な情報が予め設定されており、変更が必要な場合
にのみデータを変更する既定入力情報との2種類の入力
情報がある。図14においては、記載項目1〜6および
11〜14に入力される情報が可変入力情報であり、記
載項目7〜10のものが既定入力情報であると予め定め
られているものとする。
【0096】ユーザは、図14に示す設定画面に従い、
キーボードから文字データを入力したり、例えば複写機
101で写真1200を読み取り、メモリボード102
の画像メモリ403から画像データを入力することによ
り、可変入力情報を入力していく。図14においては、 1.展覧会名として「パテント展」が入力され、 2.サブタイトルとして「特許太郎生誕100周年記
念」が入力され、 3.宛名面の飾りパターンとして「A」が選択され、 4.展覧会の開催日として「9(月)」、「1
(日)」、「日(曜日)」、「9(月)」、「22
(日)」、「日(曜日)」が入力され、 5.開催時間として「11(時)」、「00(分)」、
「5(時)」、「00(分)」が入力され、 6.時間コメントとして、時間コメントをつけることを
選択する「アリ」が選択されると共に、「4(時)」が
入力されている。
キーボードから文字データを入力したり、例えば複写機
101で写真1200を読み取り、メモリボード102
の画像メモリ403から画像データを入力することによ
り、可変入力情報を入力していく。図14においては、 1.展覧会名として「パテント展」が入力され、 2.サブタイトルとして「特許太郎生誕100周年記
念」が入力され、 3.宛名面の飾りパターンとして「A」が選択され、 4.展覧会の開催日として「9(月)」、「1
(日)」、「日(曜日)」、「9(月)」、「22
(日)」、「日(曜日)」が入力され、 5.開催時間として「11(時)」、「00(分)」、
「5(時)」、「00(分)」が入力され、 6.時間コメントとして、時間コメントをつけることを
選択する「アリ」が選択されると共に、「4(時)」が
入力されている。
【0097】なお、設定画面においては、文字データお
よび画像データを入力するだけでなく、文字の色の設定
や、画像データの拡大、縮小および回転等の編集作業も
行うことができる。
よび画像データを入力するだけでなく、文字の色の設定
や、画像データの拡大、縮小および回転等の編集作業も
行うことができる。
【0098】また、図14において、展覧会が開催され
る会場名,会場の住所,会場の電話番号,および会場の
地図の記載項目には、既定入力情報として予め設定され
た情報が表示される。したがって、これらの既定入力情
報を変更する必要がある場合を除き、既定入力情報はそ
のまま使用される。
る会場名,会場の住所,会場の電話番号,および会場の
地図の記載項目には、既定入力情報として予め設定され
た情報が表示される。したがって、これらの既定入力情
報を変更する必要がある場合を除き、既定入力情報はそ
のまま使用される。
【0099】図15および図16は、図14に示した設
定画面に従って、文字データおよび画像データを入力し
て作成したハガキ用表面データの例を示す説明図であ
る。図15はハガキを縦にして印刷する場合、図16は
ハガキを横にして印刷する場合を示している。このよう
に、入力する文字データおよび画像データに可変入力情
報と既定入力情報との2つの種類を設けたため、入力す
る必要がある情報のみを入力すれば良く、変更不要な情
報はそのまま使用することができる。したがって、入力
する情報量を減少させることができ、極めて容易にハガ
キ用表面データを作成することができる。
定画面に従って、文字データおよび画像データを入力し
て作成したハガキ用表面データの例を示す説明図であ
る。図15はハガキを縦にして印刷する場合、図16は
ハガキを横にして印刷する場合を示している。このよう
に、入力する文字データおよび画像データに可変入力情
報と既定入力情報との2つの種類を設けたため、入力す
る必要がある情報のみを入力すれば良く、変更不要な情
報はそのまま使用することができる。したがって、入力
する情報量を減少させることができ、極めて容易にハガ
キ用表面データを作成することができる。
【0100】(2)ハガキ用表面データの印刷(S13
02) 次に、ハガキ用表面データの印刷方法を説明する。上述
したようにして作成されたハガキ用表面データは、コン
ピュータ100からメモリボード102の画像メモリ4
03に書き込まれる。ハガキ用表面データを画像メモリ
403に書き込む際には、ハガキ用表面データが複写さ
れてハガキ8枚分のデータとされる。そして、ハガキ8
枚分のデータに複写されたハガキ用表面データは、ハガ
キ用紙1201の中心点1203に対して点対称となる
ように画像メモリ403内に展開される(図12参
照)。
02) 次に、ハガキ用表面データの印刷方法を説明する。上述
したようにして作成されたハガキ用表面データは、コン
ピュータ100からメモリボード102の画像メモリ4
03に書き込まれる。ハガキ用表面データを画像メモリ
403に書き込む際には、ハガキ用表面データが複写さ
れてハガキ8枚分のデータとされる。そして、ハガキ8
枚分のデータに複写されたハガキ用表面データは、ハガ
キ用紙1201の中心点1203に対して点対称となる
ように画像メモリ403内に展開される(図12参
照)。
【0101】図17(a)および図17(b)は、ハガ
キ用紙1201の中心点1203に対して点対称となる
ように、複写したハガキ用表面データを展開した例を示
す説明図である。図17(a)および図17(b)に示
すように、展開されるハガキ用表面データの向きは同一
方向でなくても良く、8枚分のハガキ用表面データがハ
ガキ用紙1201の中心点1203に対して点対称にな
るように配置されれば良い。このようにハガキ用紙12
01の中心点1203に対して点対称となるようにハガ
キ用表面データを展開し、この状態でハガキ用紙120
1の一方の面に印刷することにより、ハガキ用紙120
1の他方の面に後述するハガキ用裏面データを印刷する
際に、ハガキ用紙1201の給紙方向を確認する必要を
なくすことができる。
キ用紙1201の中心点1203に対して点対称となる
ように、複写したハガキ用表面データを展開した例を示
す説明図である。図17(a)および図17(b)に示
すように、展開されるハガキ用表面データの向きは同一
方向でなくても良く、8枚分のハガキ用表面データがハ
ガキ用紙1201の中心点1203に対して点対称にな
るように配置されれば良い。このようにハガキ用紙12
01の中心点1203に対して点対称となるようにハガ
キ用表面データを展開し、この状態でハガキ用紙120
1の一方の面に印刷することにより、ハガキ用紙120
1の他方の面に後述するハガキ用裏面データを印刷する
際に、ハガキ用紙1201の給紙方向を確認する必要を
なくすことができる。
【0102】ハガキ用紙1201の中心点に対して点対
称となるように展開されたハガキ用表面データは、メモ
リボード102の画像メモリ403から複写機101へ
読み出される。ハガキ用表面データが印刷されるハガキ
用紙1201は、一般に複写機101で使用される記録
紙より厚みが厚いため、手差し給紙により複写機101
に給紙される。このようにして複写機101にハガキ用
紙1201が手差し給紙され、給紙されたハガキ用紙1
201の一方の面にハガキ用表面データが印刷される。
称となるように展開されたハガキ用表面データは、メモ
リボード102の画像メモリ403から複写機101へ
読み出される。ハガキ用表面データが印刷されるハガキ
用紙1201は、一般に複写機101で使用される記録
紙より厚みが厚いため、手差し給紙により複写機101
に給紙される。このようにして複写機101にハガキ用
紙1201が手差し給紙され、給紙されたハガキ用紙1
201の一方の面にハガキ用表面データが印刷される。
【0103】(3)ハガキ用裏面データの作成(S13
03) 次に、ハガキ用裏面データの作成方法について説明す
る。なお、ここでのハガキ用裏面データは、ハガキの宛
名面の反対の面(裏面)に印刷されるものであって、展
覧会に出品される作品の画像データ等を含むものを意味
している。
03) 次に、ハガキ用裏面データの作成方法について説明す
る。なお、ここでのハガキ用裏面データは、ハガキの宛
名面の反対の面(裏面)に印刷されるものであって、展
覧会に出品される作品の画像データ等を含むものを意味
している。
【0104】ハガキ用裏面データは、ハガキ用表面デー
タを作成する場合と同様に、図14に示したような設定
画面に従って作成される。ハガキ用裏面データの作成に
関する詳細な説明は省略するが、ここでは、例えば展覧
会名,作品タイトル,号数,作者名等の文字データを入
力すると共に、作品の写真1200等を複写機101で
読み取った画像データを入力し、展覧会で展示される作
品を紹介するためのハガキ用裏面データを作成するもの
とする(図12参照)。
タを作成する場合と同様に、図14に示したような設定
画面に従って作成される。ハガキ用裏面データの作成に
関する詳細な説明は省略するが、ここでは、例えば展覧
会名,作品タイトル,号数,作者名等の文字データを入
力すると共に、作品の写真1200等を複写機101で
読み取った画像データを入力し、展覧会で展示される作
品を紹介するためのハガキ用裏面データを作成するもの
とする(図12参照)。
【0105】(4)ハガキ用裏面データの印刷(S13
04) 作成されたハガキ用裏面データは、ハガキ用表面データ
の場合と同様に、コンピュータ100からメモリボード
102の画像メモリ403に書き込まれ、ハガキ用裏面
データが複写されてハガキ8枚分のデータとされる。そ
して、ハガキ8枚分に複写されたハガキ用裏面データ
は、ハガキ用紙1201の中心点に対して点対称となる
ように画像メモリ403内に展開される(図17(a)
および図17(b)参照)。
04) 作成されたハガキ用裏面データは、ハガキ用表面データ
の場合と同様に、コンピュータ100からメモリボード
102の画像メモリ403に書き込まれ、ハガキ用裏面
データが複写されてハガキ8枚分のデータとされる。そ
して、ハガキ8枚分に複写されたハガキ用裏面データ
は、ハガキ用紙1201の中心点に対して点対称となる
ように画像メモリ403内に展開される(図17(a)
および図17(b)参照)。
【0106】ハガキ用紙1201の中心点に対して点対
称となるように展開されたハガキ用裏面データは、続い
て画像メモリ403から複写機101へ読み出される。
そして、一方の面にハガキ用表面データが印刷されたハ
ガキ用紙1201を裏返して、複写機101へ再度手差
し給紙し、ハガキ用紙1201の他方の面にハガキ用裏
面データが印刷される。このように、ハガキ用表面デー
タおよびハガキ用裏面データがハガキ用紙1201の中
心点1203に対して点対称になるように配置されるた
め、手差し給紙で印刷を行う場合であっても、印刷方向
を一致させるためにハガキ用紙の給紙方向を確認する必
要をなくすことができる。すなわち、ハガキ用表面デー
タが印刷されたハガキ用紙にハガキ用裏面データを印刷
する場合、印刷方向を確認せずに複写機101にハガキ
用紙を給紙して印刷しても、ハガキ用表面データとハガ
キ用裏面データの印刷方向や印刷位置が一致する。
称となるように展開されたハガキ用裏面データは、続い
て画像メモリ403から複写機101へ読み出される。
そして、一方の面にハガキ用表面データが印刷されたハ
ガキ用紙1201を裏返して、複写機101へ再度手差
し給紙し、ハガキ用紙1201の他方の面にハガキ用裏
面データが印刷される。このように、ハガキ用表面デー
タおよびハガキ用裏面データがハガキ用紙1201の中
心点1203に対して点対称になるように配置されるた
め、手差し給紙で印刷を行う場合であっても、印刷方向
を一致させるためにハガキ用紙の給紙方向を確認する必
要をなくすことができる。すなわち、ハガキ用表面デー
タが印刷されたハガキ用紙にハガキ用裏面データを印刷
する場合、印刷方向を確認せずに複写機101にハガキ
用紙を給紙して印刷しても、ハガキ用表面データとハガ
キ用裏面データの印刷方向や印刷位置が一致する。
【0107】以上のようにしてハガキ用紙1201にハ
ガキ用表面データおよびハガキ用裏面データを印刷した
後、ミシン目1202でハガキ用紙1201を分断する
ことにより、1枚のハガキ用紙から8枚のハガキを作成
することができる。
ガキ用表面データおよびハガキ用裏面データを印刷した
後、ミシン目1202でハガキ用紙1201を分断する
ことにより、1枚のハガキ用紙から8枚のハガキを作成
することができる。
【0108】このように、本実施の形態の画像処理シス
テムを用いたハガキ印刷システムおよびハガキ印刷方法
によれば、上述した画像処理システムを用いてハガキ印
刷システムを構築することができるため、画像データの
転送速度の高速化による印刷処理の高速化を図ることが
できる。
テムを用いたハガキ印刷システムおよびハガキ印刷方法
によれば、上述した画像処理システムを用いてハガキ印
刷システムを構築することができるため、画像データの
転送速度の高速化による印刷処理の高速化を図ることが
できる。
【0109】また、上述した画像処理システムによれ
ば、高画質の画像データの読み取りおよび印刷を可能と
することができると共に、印刷物を読み取った場合に発
生するモアレを除去することができるため、高画質のカ
ラー画像をハガキに印刷することができる。
ば、高画質の画像データの読み取りおよび印刷を可能と
することができると共に、印刷物を読み取った場合に発
生するモアレを除去することができるため、高画質のカ
ラー画像をハガキに印刷することができる。
【0110】また、上述した画像処理システムを用いて
ハガキ印刷システムを構築することができるため、ハガ
キ印刷システムの低コスト化を図ることができる。
ハガキ印刷システムを構築することができるため、ハガ
キ印刷システムの低コスト化を図ることができる。
【0111】また、入力する文字データおよび画像デー
タに可変入力情報と既定入力情報との2つの種類を設け
たため、入力する情報量を減少させることができ、極め
て容易にハガキ用表面データを作成することができる。
すなわち、入力する必要がある情報のみを入力すれば良
く、変更不要な情報はそのまま使用することができる。
タに可変入力情報と既定入力情報との2つの種類を設け
たため、入力する情報量を減少させることができ、極め
て容易にハガキ用表面データを作成することができる。
すなわち、入力する必要がある情報のみを入力すれば良
く、変更不要な情報はそのまま使用することができる。
【0112】さらに、ハガキ用紙1201の中心点12
03に対して点対称となるようにハガキ用表面データを
展開し、この状態でハガキ用紙1201の一方の面に印
刷することにしたため、ハガキ用紙1201の他方の面
にハガキ用裏面データを印刷する際に、ハガキ用紙12
01の給紙方向を確認する必要をなくすことができる。
03に対して点対称となるようにハガキ用表面データを
展開し、この状態でハガキ用紙1201の一方の面に印
刷することにしたため、ハガキ用紙1201の他方の面
にハガキ用裏面データを印刷する際に、ハガキ用紙12
01の給紙方向を確認する必要をなくすことができる。
【0113】なお、図13においては、ハガキ用表面デ
ータの作成(S1301),ハガキ用表面データの印刷
(S1302),ハガキ用裏面データの作成(S130
3),ハガキ用裏面データの印刷(S1304)の順で
ハガキを作成していくことにしたが、ハガキ用データの
作成および印刷の順序はこれに限定されるものではな
い。また、複数枚のハガキ用紙1201にハガキ用表面
データおよびハガキ用裏面データを印刷する場合には、
ハガキ8枚分に複写されたハガキ用表面データおよびハ
ガキ用裏面データを保持しておくことにすれば良い。
ータの作成(S1301),ハガキ用表面データの印刷
(S1302),ハガキ用裏面データの作成(S130
3),ハガキ用裏面データの印刷(S1304)の順で
ハガキを作成していくことにしたが、ハガキ用データの
作成および印刷の順序はこれに限定されるものではな
い。また、複数枚のハガキ用紙1201にハガキ用表面
データおよびハガキ用裏面データを印刷する場合には、
ハガキ8枚分に複写されたハガキ用表面データおよびハ
ガキ用裏面データを保持しておくことにすれば良い。
【0114】また、本実施の形態に係る画像処理システ
ムの使用例としてハガキ印刷システムを挙げて、絵画等
の展覧会の案内ハガキを作成することを説明したが、本
実施の形態の画像処理システムは、他にも多くの用途に
使用することができる。
ムの使用例としてハガキ印刷システムを挙げて、絵画等
の展覧会の案内ハガキを作成することを説明したが、本
実施の形態の画像処理システムは、他にも多くの用途に
使用することができる。
【0115】図18は、本実施の形態に係る画像処理シ
ステムの他の使用例を説明する説明図である。図18に
示すように、本実施の形態の画像処理システムは、複写
機101で読み取った画像データを用いるだけでなく、
ディジタルカメラ1800で撮像した画像データや、通
信回線1801を介して入力した画像データを用いるこ
とができる。また、複写機101で画像データの印刷処
理を行うだけでなく、ショートランプリンティングシス
テム1802を用いて画像データの印刷処理を行うこと
もできる。以下に具体的な使用例を挙げることにする。
ステムの他の使用例を説明する説明図である。図18に
示すように、本実施の形態の画像処理システムは、複写
機101で読み取った画像データを用いるだけでなく、
ディジタルカメラ1800で撮像した画像データや、通
信回線1801を介して入力した画像データを用いるこ
とができる。また、複写機101で画像データの印刷処
理を行うだけでなく、ショートランプリンティングシス
テム1802を用いて画像データの印刷処理を行うこと
もできる。以下に具体的な使用例を挙げることにする。
【0116】(1)作品ハガキ(絵はがき)の作成 作品ハガキ(絵ハガキ)を作成することができる。前述
した方法を用い、ハガキ用紙の一方の面に宛名面を印刷
し、他方の面に絵画等の作品の画像データを印刷するこ
とにより、作品を紹介するハガキや絵ハガキを作成する
ことができる(図12参照)。
した方法を用い、ハガキ用紙の一方の面に宛名面を印刷
し、他方の面に絵画等の作品の画像データを印刷するこ
とにより、作品を紹介するハガキや絵ハガキを作成する
ことができる(図12参照)。
【0117】(2)図録の作成 コンピュータ100に用意された画像編集ソフト206
中の簡易図録作成ソフト208を用いることにより、複
数の画像データおよび文字データを入力し、1枚の用紙
に複数の絵画等の作品を載せた図録の印刷用データを作
成することができる。そして、例えば図18に示すショ
ートランプリンティングシステム105を用いてコンピ
ュータ100で作成した図録の印刷用データを用紙上に
印刷し、図録を作成することができる。
中の簡易図録作成ソフト208を用いることにより、複
数の画像データおよび文字データを入力し、1枚の用紙
に複数の絵画等の作品を載せた図録の印刷用データを作
成することができる。そして、例えば図18に示すショ
ートランプリンティングシステム105を用いてコンピ
ュータ100で作成した図録の印刷用データを用紙上に
印刷し、図録を作成することができる。
【0118】(3)カレンダーの作成 また、コンピュータ100に用意された画像編集ソフト
206中のカレンダー作成用ソフト209を用いること
により、絵画等の画像データを用いてカレンダーを作成
することができる。
206中のカレンダー作成用ソフト209を用いること
により、絵画等の画像データを用いてカレンダーを作成
することができる。
【0119】(4)作品の複製の作成 キャンバスのような特別の紙を複写機101に給紙し、
コンピュータ100で編集した絵画の画像データを印刷
することにより、簡単に作品の複製を作成することがで
きる。
コンピュータ100で編集した絵画の画像データを印刷
することにより、簡単に作品の複製を作成することがで
きる。
【0120】(5)ネットワーク上で作品を公開 さらに、絵画等の作品の画像データをコンピュータ10
0に入力し、通信回線104を用いて編集した画像デー
タを出力し、インターネットや商用ネット等で作品を公
開することもできる。
0に入力し、通信回線104を用いて編集した画像デー
タを出力し、インターネットや商用ネット等で作品を公
開することもできる。
【0121】また、図19に示すように、本実施の形態
に係る画像処理システムのコンピュータ100に、汎用
通信回線を介して複数のコンピュータ1900を接続す
ることもでき、複数のコンピュータで1台の複写機10
1を共有するネットワークを構築することもできる。
に係る画像処理システムのコンピュータ100に、汎用
通信回線を介して複数のコンピュータ1900を接続す
ることもでき、複数のコンピュータで1台の複写機10
1を共有するネットワークを構築することもできる。
【0122】さらに、本実施の形態で説明したハガキ印
刷方法およびハガキ用データ作成方法は、予め用意され
たプログラム(画像編集ソフト206や読取・印刷制御
ソフト210等)をパーソナルコンピュータやワークス
テーション等のコンピュータで実行することによって実
現される。このプログラムは、ハードディスク,フロッ
ピーディスク,CD−ROM,MO,DVD等のコンピ
ュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュ
ータによって記録媒体から読み出されることによって実
行される。また、このプログラムは、上記記録媒体を介
して、またはネットワークを介して配布することができ
る。
刷方法およびハガキ用データ作成方法は、予め用意され
たプログラム(画像編集ソフト206や読取・印刷制御
ソフト210等)をパーソナルコンピュータやワークス
テーション等のコンピュータで実行することによって実
現される。このプログラムは、ハードディスク,フロッ
ピーディスク,CD−ROM,MO,DVD等のコンピ
ュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュ
ータによって記録媒体から読み出されることによって実
行される。また、このプログラムは、上記記録媒体を介
して、またはネットワークを介して配布することができ
る。
【0123】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像処理
システム(請求項1)によれば、読取対象の原稿からR
・G・Bの3色の画像データを同時に読み取る読取装置
と、読取装置で読み取った画像データを編集する編集装
置と、編集装置で編集した画像データを印刷する印刷装
置と、画像データを記憶するメモリを有し、メモリを介
して画像データの転送を行うことができるように、読取
装置,編集装置,および印刷装置の内部バスがそれぞれ
接続された記憶装置と、を備え、読取装置が、原稿から
R・G・Bの3色の画像データを読み取り、メモリに読
み取ったR・G・Bの3色の画像データを同時に、か
つ、3色毎別々の領域に書き込む処理を実行し、編集装
置が、読取装置によって書き込まれた画像データをメモ
リから読み出して編集し、編集した画像データを再びメ
モリに書き込む処理を実行し、印刷装置が、編集装置に
よって書き込まれた画像データをメモリから読み出して
印刷する処理を実行し、記憶装置が、読取装置による画
像データの書き込み処理および印刷装置による画像デー
タの読み出し処理を制御するため、画像データの転送速
度の高速化を図ることができる。また、R・G・Bの3
色の画像データを同時に読み取り、メモリに3色同時に
書き込むため、画像データの転送速度のさらなる高速化
を図ることができる。さらに、画像データの転送速度の
高速化を図ることができるため、高画質な画像データの
読み取りおよび印刷が可能となる。すなわち、プリンタ
コントローラとの間で汎用通信回線を介して画像データ
の転送を行う必要がないため、画像データの転送速度の
高速化を図ることができる。
システム(請求項1)によれば、読取対象の原稿からR
・G・Bの3色の画像データを同時に読み取る読取装置
と、読取装置で読み取った画像データを編集する編集装
置と、編集装置で編集した画像データを印刷する印刷装
置と、画像データを記憶するメモリを有し、メモリを介
して画像データの転送を行うことができるように、読取
装置,編集装置,および印刷装置の内部バスがそれぞれ
接続された記憶装置と、を備え、読取装置が、原稿から
R・G・Bの3色の画像データを読み取り、メモリに読
み取ったR・G・Bの3色の画像データを同時に、か
つ、3色毎別々の領域に書き込む処理を実行し、編集装
置が、読取装置によって書き込まれた画像データをメモ
リから読み出して編集し、編集した画像データを再びメ
モリに書き込む処理を実行し、印刷装置が、編集装置に
よって書き込まれた画像データをメモリから読み出して
印刷する処理を実行し、記憶装置が、読取装置による画
像データの書き込み処理および印刷装置による画像デー
タの読み出し処理を制御するため、画像データの転送速
度の高速化を図ることができる。また、R・G・Bの3
色の画像データを同時に読み取り、メモリに3色同時に
書き込むため、画像データの転送速度のさらなる高速化
を図ることができる。さらに、画像データの転送速度の
高速化を図ることができるため、高画質な画像データの
読み取りおよび印刷が可能となる。すなわち、プリンタ
コントローラとの間で汎用通信回線を介して画像データ
の転送を行う必要がないため、画像データの転送速度の
高速化を図ることができる。
【0124】また、本発明の画像処理システム(請求項
2)によれば、請求項1に記載の画像処理システムにお
いて、編集装置が、読取装置に対して少なくとも読取対
象の原稿のサイズ,解像度,および画像データの読み取
りの実行の指定を行うと共に、指定した原稿のサイズお
よび解像度に基づいて、読取装置で読み取った画像デー
タをメモリに書き込むためのアドレスを設定し、読取装
置が、編集装置から画像データの読み取りの実行が指定
されると、指定された原稿のサイズおよび解像度に基づ
いて、垂直同期信号,水平同期信号,およびクロック信
号からなる同期信号に同期して原稿から画像データを読
み取り、読み取った画像データをメモリに書き込む処理
を実行し、記憶装置が、読取装置から画像データおよび
同期信号を入力し、入力した同期信号に基づいて読取装
置による書き込み処理を制御し、編集装置で設定された
アドレスに画像データを書き込むため、編集装置が画像
データを読み出す際に、正しい順序で画像データを読み
出すことができる。
2)によれば、請求項1に記載の画像処理システムにお
いて、編集装置が、読取装置に対して少なくとも読取対
象の原稿のサイズ,解像度,および画像データの読み取
りの実行の指定を行うと共に、指定した原稿のサイズお
よび解像度に基づいて、読取装置で読み取った画像デー
タをメモリに書き込むためのアドレスを設定し、読取装
置が、編集装置から画像データの読み取りの実行が指定
されると、指定された原稿のサイズおよび解像度に基づ
いて、垂直同期信号,水平同期信号,およびクロック信
号からなる同期信号に同期して原稿から画像データを読
み取り、読み取った画像データをメモリに書き込む処理
を実行し、記憶装置が、読取装置から画像データおよび
同期信号を入力し、入力した同期信号に基づいて読取装
置による書き込み処理を制御し、編集装置で設定された
アドレスに画像データを書き込むため、編集装置が画像
データを読み出す際に、正しい順序で画像データを読み
出すことができる。
【0125】また、本発明の画像処理システム(請求項
3)によれば、請求項1または2に記載の画像処理シス
テムにおいて、編集装置が、設定したアドレスに基づい
て、メモリに書き込まれた画像データを読み出して編集
した後、編集した画像データに基づいてメモリに書き込
むアドレスを設定し、編集した画像データをメモリに書
き込むため、読取装置によって書き込まれた画像データ
を正しい順序で読み出すことができ、また、編集した画
像データを書き込んだアドレスに従って印刷装置が画像
データを読み出すことにすれば、正しい順序で画像デー
タを印刷装置に転送することができる。
3)によれば、請求項1または2に記載の画像処理シス
テムにおいて、編集装置が、設定したアドレスに基づい
て、メモリに書き込まれた画像データを読み出して編集
した後、編集した画像データに基づいてメモリに書き込
むアドレスを設定し、編集した画像データをメモリに書
き込むため、読取装置によって書き込まれた画像データ
を正しい順序で読み出すことができ、また、編集した画
像データを書き込んだアドレスに従って印刷装置が画像
データを読み出すことにすれば、正しい順序で画像デー
タを印刷装置に転送することができる。
【0126】また、本発明の画像処理システム(請求項
4)によれば、請求項1〜3のいずれか一つに記載の画
像処理システムにおいて、編集装置が、印刷装置に対し
て編集した画像データの印刷の実行を指定し、印刷装置
が、編集装置から印刷の実行が指定されると、垂直同期
信号,水平同期信号,およびクロック信号からなる同期
信号を発生し、発生した同期信号に同期してメモリから
画像データを読み出す処理を実行し、記憶装置が、印刷
装置から同期信号を入力し、入力した同期信号に基づい
て印刷装置による読み出し処理を制御し、同期信号に同
期させて編集装置で設定されたアドレスから画像データ
を読み出すため、編集した画像データを書き込んだアド
レスに従って印刷装置が画像データを読み出すことがで
き、正しい順序で画像データを印刷することができる。
4)によれば、請求項1〜3のいずれか一つに記載の画
像処理システムにおいて、編集装置が、印刷装置に対し
て編集した画像データの印刷の実行を指定し、印刷装置
が、編集装置から印刷の実行が指定されると、垂直同期
信号,水平同期信号,およびクロック信号からなる同期
信号を発生し、発生した同期信号に同期してメモリから
画像データを読み出す処理を実行し、記憶装置が、印刷
装置から同期信号を入力し、入力した同期信号に基づい
て印刷装置による読み出し処理を制御し、同期信号に同
期させて編集装置で設定されたアドレスから画像データ
を読み出すため、編集した画像データを書き込んだアド
レスに従って印刷装置が画像データを読み出すことがで
き、正しい順序で画像データを印刷することができる。
【0127】また、本発明の画像処理システム(請求項
5)によれば、請求項1〜4のいずれか一つに記載の画
像処理システムにおいて、読取装置が、原稿から読み取
った画像データに対して平滑化処理または/およびモア
レ除去処理を少なくとも施すことが可能であり、編集装
置が、画像データの読み取りの実行を指定する際に、平
滑化処理または/およびモアレ除去処理の実行を指定す
ることが可能であるため、より高画質な画像データを得
ることができる。
5)によれば、請求項1〜4のいずれか一つに記載の画
像処理システムにおいて、読取装置が、原稿から読み取
った画像データに対して平滑化処理または/およびモア
レ除去処理を少なくとも施すことが可能であり、編集装
置が、画像データの読み取りの実行を指定する際に、平
滑化処理または/およびモアレ除去処理の実行を指定す
ることが可能であるため、より高画質な画像データを得
ることができる。
【0128】また、本発明の画像処理システム(請求項
6)によれば、請求項1〜5のいずれか一つに記載の画
像処理システムにおいて、印刷装置が、画像データを印
刷する際に、文字の表現を重視して印刷を行う文字モー
ド,写真の表現を重視して印刷を行う写真モード,画像
データから文字領域を切り出し、文字領域については文
字モードを用いると共に、他の領域については写真モー
ドを用いて印刷を行う第1の文字・写真モード,または
画像データの各色毎に文字モードもしくは写真モードを
用いて印刷を行う第2の文字・写真モードで印刷を行う
ことが可能であり、編集装置が、印刷の実行を指定する
際に、文字モード,写真モード,ならびに第1および第
2の文字・写真モードのいずれか一つを指定可能である
ため、ユーザの好みにあった印刷モードを編集装置側か
ら指定することができ、操作の利便性の向上を図ること
ができる。
6)によれば、請求項1〜5のいずれか一つに記載の画
像処理システムにおいて、印刷装置が、画像データを印
刷する際に、文字の表現を重視して印刷を行う文字モー
ド,写真の表現を重視して印刷を行う写真モード,画像
データから文字領域を切り出し、文字領域については文
字モードを用いると共に、他の領域については写真モー
ドを用いて印刷を行う第1の文字・写真モード,または
画像データの各色毎に文字モードもしくは写真モードを
用いて印刷を行う第2の文字・写真モードで印刷を行う
ことが可能であり、編集装置が、印刷の実行を指定する
際に、文字モード,写真モード,ならびに第1および第
2の文字・写真モードのいずれか一つを指定可能である
ため、ユーザの好みにあった印刷モードを編集装置側か
ら指定することができ、操作の利便性の向上を図ること
ができる。
【0129】また、本発明の画像処理システム(請求項
7)によれば、請求項1〜6のいずれか一つに記載の画
像処理システムにおいて、編集装置が、読取装置に対し
て画像データの読取範囲を指定することが可能であり、
読取装置が、編集装置で指定された読取範囲に基づい
て、原稿から画像データを読み取るため、画像データの
データ量を減少させることができ、画像データの転送速
度の向上を図ることができる。加えて、編集装置側から
読取範囲の指定を行うことができるため、操作の利便性
の向上を図ることができる。
7)によれば、請求項1〜6のいずれか一つに記載の画
像処理システムにおいて、編集装置が、読取装置に対し
て画像データの読取範囲を指定することが可能であり、
読取装置が、編集装置で指定された読取範囲に基づい
て、原稿から画像データを読み取るため、画像データの
データ量を減少させることができ、画像データの転送速
度の向上を図ることができる。加えて、編集装置側から
読取範囲の指定を行うことができるため、操作の利便性
の向上を図ることができる。
【0130】また、本発明の画像処理システム(請求項
8)によれば、請求項1〜7のいずれか一つに記載の画
像処理システムにおいて、編集装置が、画像データの印
刷位置を指定することが可能であり、記憶装置が、編集
装置で指定された印刷位置に基づいて、印刷装置がメモ
リから画像データを読み出すタイミングを制御するた
め、記録紙の所望の位置に画像を印刷することができ
る。また、編集装置側から印刷位置の指定を行うことが
できるため、操作の利便性の向上を図ることができる。
8)によれば、請求項1〜7のいずれか一つに記載の画
像処理システムにおいて、編集装置が、画像データの印
刷位置を指定することが可能であり、記憶装置が、編集
装置で指定された印刷位置に基づいて、印刷装置がメモ
リから画像データを読み出すタイミングを制御するた
め、記録紙の所望の位置に画像を印刷することができ
る。また、編集装置側から印刷位置の指定を行うことが
できるため、操作の利便性の向上を図ることができる。
【0131】また、本発明の画像処理システム(請求項
9)によれば、請求項1〜8のいずれか一つに記載の画
像処理システムにおいて、編集装置が、印刷装置がカラ
ー画像を印刷する際にカラー画像の各色毎に画像形成を
行って一つのカラー画像を印刷するタイプである場合、
各色毎の画像形成のタイミングに応じて、各色毎の画像
データの出力タイミングを設定することが可能であり、
記憶装置が、編集装置で設定された出力タイミングに基
づいて、印刷装置がメモリから画像データを読み出す処
理を制御するため、どのようなタイプの印刷装置であっ
ても、編集装置と接続して画像処理システムを形成する
ことができる。
9)によれば、請求項1〜8のいずれか一つに記載の画
像処理システムにおいて、編集装置が、印刷装置がカラ
ー画像を印刷する際にカラー画像の各色毎に画像形成を
行って一つのカラー画像を印刷するタイプである場合、
各色毎の画像形成のタイミングに応じて、各色毎の画像
データの出力タイミングを設定することが可能であり、
記憶装置が、編集装置で設定された出力タイミングに基
づいて、印刷装置がメモリから画像データを読み出す処
理を制御するため、どのようなタイプの印刷装置であっ
ても、編集装置と接続して画像処理システムを形成する
ことができる。
【0132】また、本発明の画像処理システム(請求項
10)によれば、請求項1〜9のいずれか一つに記載の
画像処理システムにおいて、編集装置が、任意の数の他
の編集装置を接続することができ、自装置を介して、読
取装置および印刷装置を用いた画像データの読み取りお
よび印刷が可能なネットワークを形成可能であるため、
ネットワークの形成にプリンタコントローラが不要とな
り、低コストでネットワークを形成することができる。
10)によれば、請求項1〜9のいずれか一つに記載の
画像処理システムにおいて、編集装置が、任意の数の他
の編集装置を接続することができ、自装置を介して、読
取装置および印刷装置を用いた画像データの読み取りお
よび印刷が可能なネットワークを形成可能であるため、
ネットワークの形成にプリンタコントローラが不要とな
り、低コストでネットワークを形成することができる。
【0133】また、本発明の画像処理システム(請求項
11)によれば、請求項1〜10のいずれか一つに記載
の画像処理システムにおいて、読取装置および印刷装置
が、ディジタルカラー複写機であり、編集装置は、画像
編集用のアプリケーションプログラムを備えたコンピュ
ータであり、記憶装置が、画像用メモリを有すると共
に、複写機およびコンピュータから画像用メモリに画像
データを書き込みまたは読み出すことができるように、
複写機の画像データバスおよびコンピュータの内部バス
を画像用メモリに接続するインターフェイスを有したメ
モリボードであるため、プリンタコントローラに代えて
メモリボードを追加するのみで複写機やコンピュータか
らなる画像処理システムを構築することができ、既存の
設備を有効に活用することができる。
11)によれば、請求項1〜10のいずれか一つに記載
の画像処理システムにおいて、読取装置および印刷装置
が、ディジタルカラー複写機であり、編集装置は、画像
編集用のアプリケーションプログラムを備えたコンピュ
ータであり、記憶装置が、画像用メモリを有すると共
に、複写機およびコンピュータから画像用メモリに画像
データを書き込みまたは読み出すことができるように、
複写機の画像データバスおよびコンピュータの内部バス
を画像用メモリに接続するインターフェイスを有したメ
モリボードであるため、プリンタコントローラに代えて
メモリボードを追加するのみで複写機やコンピュータか
らなる画像処理システムを構築することができ、既存の
設備を有効に活用することができる。
【0134】また、本発明のハガキ印刷システム(請求
項12)によれば、請求項1〜11に記載の画像処理シ
ステムを用いて、ハガキ用表面データおよびハガキ用裏
面データを作成し、給紙されたハガキ用紙の一方の面に
ハガキ用表面データを印刷し、再度給紙されたハガキ用
紙の他方の面にハガキ用裏面データを印刷するハガキ印
刷システムであって、ハガキ用紙が、偶数枚のハガキを
配列した大きさを有し、編集装置が、ハガキ用表面デー
タおよびハガキ用裏面データを作成し、作成したハガキ
用表面データを記憶装置のメモリに書き込んで複数枚分
複写し、かつハガキ用紙の中心点に対して点対称となる
ように配置すると共に、作成したハガキ用裏面データを
メモリに書き込んで複数枚分複写し、かつハガキ用紙の
中心点に対して点対称となるように配置し、印刷装置
が、編集装置で複写したハガキ用表面データをメモリか
ら読み出して、給紙されたハガキ用紙の一方の面にハガ
キ用表面データを印刷すると共に、編集装置で複写した
ハガキ用裏面データをメモリから読み出して、再度給紙
されたハガキ用紙の他方の面にハガキ用裏面データを印
刷するため、上述した画像編集システムによる効果に加
え、手差し給紙で印刷を行う場合であっても、印刷方向
を一致させるためにハガキ用紙の給紙方向を確認する必
要をなくすことができるという効果を得ることができ
る。すなわち、ハガキ用表面データが印刷されたハガキ
用紙にハガキ用裏面データを印刷する場合、印刷方向を
確認せずにハガキ用紙を給紙して印刷しても、ハガキ用
表面データとハガキ用裏面データの印刷方向と印刷位置
とが一致する。また、複数枚のハガキを同時に作成する
ことができるため、印刷効率の向上を図ることができ、
ハガキ一枚当たりの単価を下げることができる。
項12)によれば、請求項1〜11に記載の画像処理シ
ステムを用いて、ハガキ用表面データおよびハガキ用裏
面データを作成し、給紙されたハガキ用紙の一方の面に
ハガキ用表面データを印刷し、再度給紙されたハガキ用
紙の他方の面にハガキ用裏面データを印刷するハガキ印
刷システムであって、ハガキ用紙が、偶数枚のハガキを
配列した大きさを有し、編集装置が、ハガキ用表面デー
タおよびハガキ用裏面データを作成し、作成したハガキ
用表面データを記憶装置のメモリに書き込んで複数枚分
複写し、かつハガキ用紙の中心点に対して点対称となる
ように配置すると共に、作成したハガキ用裏面データを
メモリに書き込んで複数枚分複写し、かつハガキ用紙の
中心点に対して点対称となるように配置し、印刷装置
が、編集装置で複写したハガキ用表面データをメモリか
ら読み出して、給紙されたハガキ用紙の一方の面にハガ
キ用表面データを印刷すると共に、編集装置で複写した
ハガキ用裏面データをメモリから読み出して、再度給紙
されたハガキ用紙の他方の面にハガキ用裏面データを印
刷するため、上述した画像編集システムによる効果に加
え、手差し給紙で印刷を行う場合であっても、印刷方向
を一致させるためにハガキ用紙の給紙方向を確認する必
要をなくすことができるという効果を得ることができ
る。すなわち、ハガキ用表面データが印刷されたハガキ
用紙にハガキ用裏面データを印刷する場合、印刷方向を
確認せずにハガキ用紙を給紙して印刷しても、ハガキ用
表面データとハガキ用裏面データの印刷方向と印刷位置
とが一致する。また、複数枚のハガキを同時に作成する
ことができるため、印刷効率の向上を図ることができ、
ハガキ一枚当たりの単価を下げることができる。
【0135】また、本発明のハガキ印刷システム(請求
項13)によれば、請求項12に記載のハガキ印刷シス
テムにおいて、編集装置が、予め用意した複数のハガキ
用印刷レイアウトから所望のハガキ用印刷レイアウトを
選択し、選択したハガキ用印刷レイアウト上に設定され
ている文字データ領域に所望の文字データを入力すると
共に、画像データ領域に所望の画像データを入力してハ
ガキ用表面データおよびハガキ用裏面データを作成し、
文字データおよび画像データが、毎回新たに入力する必
要がある可変入力情報と定型的に使用可能な情報が予め
設定されている既定入力情報との2種類の入力情報を有
し、文字データおよび画像データが入力される場合に、
可変入力情報が入力され、必要に応じて既定入力情報が
変更されると共に、画像データとして読取装置を用いて
読み取った画像データが用いられるため、入力する情報
を減少させることができ、極めて容易にハガキ用表面デ
ータを作成することができる。すなわち、入力する必要
がある情報のみを入力すれば良く、変更不要な情報はそ
のまま使用することができる。
項13)によれば、請求項12に記載のハガキ印刷シス
テムにおいて、編集装置が、予め用意した複数のハガキ
用印刷レイアウトから所望のハガキ用印刷レイアウトを
選択し、選択したハガキ用印刷レイアウト上に設定され
ている文字データ領域に所望の文字データを入力すると
共に、画像データ領域に所望の画像データを入力してハ
ガキ用表面データおよびハガキ用裏面データを作成し、
文字データおよび画像データが、毎回新たに入力する必
要がある可変入力情報と定型的に使用可能な情報が予め
設定されている既定入力情報との2種類の入力情報を有
し、文字データおよび画像データが入力される場合に、
可変入力情報が入力され、必要に応じて既定入力情報が
変更されると共に、画像データとして読取装置を用いて
読み取った画像データが用いられるため、入力する情報
を減少させることができ、極めて容易にハガキ用表面デ
ータを作成することができる。すなわち、入力する必要
がある情報のみを入力すれば良く、変更不要な情報はそ
のまま使用することができる。
【0136】また、本発明のハガキ印刷システム(請求
項14)によれば、請求項12または13に記載のハガ
キ印刷システムにおいて、ハガキ用紙が、偶数枚のハガ
キに分断することができるようなミシン目を有するた
め、複数枚分のハガキ用データが印刷された1枚のハガ
キ用紙から複数枚のハガキを容易に作成することができ
る。
項14)によれば、請求項12または13に記載のハガ
キ印刷システムにおいて、ハガキ用紙が、偶数枚のハガ
キに分断することができるようなミシン目を有するた
め、複数枚分のハガキ用データが印刷された1枚のハガ
キ用紙から複数枚のハガキを容易に作成することができ
る。
【0137】また、本発明の画像処理方法(請求項1
5)によれば、読取対象の原稿からR・G・Bの3色の
画像データを同時に読み取る読取装置と、読取装置で読
み取った画像データを編集する編集装置と、編集装置で
編集した画像データを印刷する印刷装置と、画像データ
を記憶するメモリを有し、メモリを介して画像データの
転送を行うことができるように、読取装置,編集装置,
および印刷装置の内部バスがそれぞれ接続された記憶装
置と、を備えた画像処理システムにおける画像処理方法
であって、読取装置を用いて原稿からR・G・Bの3色
の画像データを読み取り、メモリに読み取ったR・G・
Bの3色の画像データを同時に、かつ、3色毎別々の領
域に書き込む読取工程と、読取工程で書き込んだ画像デ
ータをメモリから読み出して編集装置で編集し、編集し
た画像データを再びメモリに書き込む編集工程と、編集
工程で書き込んだ画像データをメモリから読み出して印
刷装置で印刷する印刷工程と、を含むため、画像データ
の転送速度の高速化を図ることができる。また、R・G
・Bの3色の画像データを同時に読み取り、メモリに3
色同時に書き込むため、画像データの転送速度のさらな
る高速化を図ることができる。さらに、画像データの転
送速度の高速化を図ることができるため、高画質な画像
データの読み取りおよび印刷が可能となる。すなわち、
プリンタコントローラとの間で汎用通信回線を介して画
像データの転送を行う必要がないため、画像データの転
送速度の高速化を図ることができる。
5)によれば、読取対象の原稿からR・G・Bの3色の
画像データを同時に読み取る読取装置と、読取装置で読
み取った画像データを編集する編集装置と、編集装置で
編集した画像データを印刷する印刷装置と、画像データ
を記憶するメモリを有し、メモリを介して画像データの
転送を行うことができるように、読取装置,編集装置,
および印刷装置の内部バスがそれぞれ接続された記憶装
置と、を備えた画像処理システムにおける画像処理方法
であって、読取装置を用いて原稿からR・G・Bの3色
の画像データを読み取り、メモリに読み取ったR・G・
Bの3色の画像データを同時に、かつ、3色毎別々の領
域に書き込む読取工程と、読取工程で書き込んだ画像デ
ータをメモリから読み出して編集装置で編集し、編集し
た画像データを再びメモリに書き込む編集工程と、編集
工程で書き込んだ画像データをメモリから読み出して印
刷装置で印刷する印刷工程と、を含むため、画像データ
の転送速度の高速化を図ることができる。また、R・G
・Bの3色の画像データを同時に読み取り、メモリに3
色同時に書き込むため、画像データの転送速度のさらな
る高速化を図ることができる。さらに、画像データの転
送速度の高速化を図ることができるため、高画質な画像
データの読み取りおよび印刷が可能となる。すなわち、
プリンタコントローラとの間で汎用通信回線を介して画
像データの転送を行う必要がないため、画像データの転
送速度の高速化を図ることができる。
【0138】また、本発明の画像処理方法(請求項1
6)によれば、請求項15に記載の画像処理方法におい
て、さらに、読取工程で画像データを読み取る際に、読
取装置に対して少なくとも読取対象の原稿のサイズ,解
像度,および画像データの読み取りの実行の指定を行う
読取実行指定工程と、読取実行指定工程で指定した原稿
のサイズおよび解像度に基づいて、読取装置で読み取っ
た画像データをメモリに書き込むためのアドレスを設定
するアドレス設定工程と、を含み、読取工程が、読取実
行指定工程で画像データの読み取りの実行が指定される
と、指定された原稿のサイズおよび解像度に基づいて、
垂直同期信号,水平同期信号,およびクロック信号から
なる同期信号に同期して原稿から画像データを読み取
り、同期信号に基づいて、アドレス設定工程で設定した
アドレスに画像データを書き込むため、編集装置が画像
データを読み出す際に、正しい順序で画像データを読み
出すことができる。
6)によれば、請求項15に記載の画像処理方法におい
て、さらに、読取工程で画像データを読み取る際に、読
取装置に対して少なくとも読取対象の原稿のサイズ,解
像度,および画像データの読み取りの実行の指定を行う
読取実行指定工程と、読取実行指定工程で指定した原稿
のサイズおよび解像度に基づいて、読取装置で読み取っ
た画像データをメモリに書き込むためのアドレスを設定
するアドレス設定工程と、を含み、読取工程が、読取実
行指定工程で画像データの読み取りの実行が指定される
と、指定された原稿のサイズおよび解像度に基づいて、
垂直同期信号,水平同期信号,およびクロック信号から
なる同期信号に同期して原稿から画像データを読み取
り、同期信号に基づいて、アドレス設定工程で設定した
アドレスに画像データを書き込むため、編集装置が画像
データを読み出す際に、正しい順序で画像データを読み
出すことができる。
【0139】また、本発明の画像処理方法(請求項1
7)によれば、請求項15または16に記載の画像処理
方法において、編集工程が、アドレス設定工程で設定し
たアドレスに基づいて、メモリに書き込まれた画像デー
タを読み出して編集した後、編集した画像データに基づ
いてメモリに書き込むアドレスを設定し、編集した画像
データをメモリに書き込むため、読取装置によって書き
込まれた画像データを正しい順序で読み出すことがで
き、また、編集した画像データを書き込んだアドレスに
従って印刷装置が画像データを読み出すことにすれば、
正しい順序で画像データを印刷装置に転送することがで
きる。
7)によれば、請求項15または16に記載の画像処理
方法において、編集工程が、アドレス設定工程で設定し
たアドレスに基づいて、メモリに書き込まれた画像デー
タを読み出して編集した後、編集した画像データに基づ
いてメモリに書き込むアドレスを設定し、編集した画像
データをメモリに書き込むため、読取装置によって書き
込まれた画像データを正しい順序で読み出すことがで
き、また、編集した画像データを書き込んだアドレスに
従って印刷装置が画像データを読み出すことにすれば、
正しい順序で画像データを印刷装置に転送することがで
きる。
【0140】また、本発明の画像処理方法(請求項1
8)によれば、請求項15〜17のいずれか一つに記載
の画像処理方法において、さらに、印刷装置に編集工程
で編集した画像データの印刷の実行を指定する印刷実行
指定工程を含み、印刷工程が、印刷実行指定工程で印刷
の実行が指定されると、編集工程で設定されたアドレス
に基づいて、垂直同期信号,水平同期信号,およびクロ
ック信号からなる同期信号に同期してメモリから画像デ
ータを読み出すため、編集した画像データを書き込んだ
アドレスに従って印刷装置が画像データを読み出すこと
ができ、正しい順序で画像データを印刷することができ
る。
8)によれば、請求項15〜17のいずれか一つに記載
の画像処理方法において、さらに、印刷装置に編集工程
で編集した画像データの印刷の実行を指定する印刷実行
指定工程を含み、印刷工程が、印刷実行指定工程で印刷
の実行が指定されると、編集工程で設定されたアドレス
に基づいて、垂直同期信号,水平同期信号,およびクロ
ック信号からなる同期信号に同期してメモリから画像デ
ータを読み出すため、編集した画像データを書き込んだ
アドレスに従って印刷装置が画像データを読み出すこと
ができ、正しい順序で画像データを印刷することができ
る。
【0141】また、本発明の画像処理方法(請求項1
9)によれば、請求項15〜18のいずれか一つに記載
の画像処理方法において、読取工程が、原稿から読み取
った画像データに対して平滑化処理または/およびモア
レ除去処理を少なくとも施す処理工程を含み、読取実行
指定工程が、画像データの読み取りの実行を指定する際
に、平滑化処理または/およびモアレ除去処理の実行を
指定することが可能であるため、より高画質な画像デー
タを得ることができる。
9)によれば、請求項15〜18のいずれか一つに記載
の画像処理方法において、読取工程が、原稿から読み取
った画像データに対して平滑化処理または/およびモア
レ除去処理を少なくとも施す処理工程を含み、読取実行
指定工程が、画像データの読み取りの実行を指定する際
に、平滑化処理または/およびモアレ除去処理の実行を
指定することが可能であるため、より高画質な画像デー
タを得ることができる。
【0142】また、本発明の画像処理方法(請求項2
0)によれば、請求項15〜19のいずれか一つに記載
の画像処理方法において、印刷工程が、画像データを印
刷する際に、文字の表現を重視して印刷を行う文字モー
ド,写真の表現を重視して印刷を行う写真モード,また
は画像データから文字領域を切り出し、文字領域につい
ては文字モードを用いると共に、他の領域については写
真モードを用いて印刷を行う第1の文字・写真モード,
または画像データの各色毎に文字モードもしくは写真モ
ードを用いて印刷を行う第2の文字・写真モードで印刷
を行うことが可能であり、印刷実行指定工程が、印刷の
実行を指定する際に、文字モード,写真モード,ならび
に第1および第2の文字・写真モードのいずれか一つを
指定可能であるため、ユーザの好みにあった印刷モード
を編集装置側から指定することができ、操作の利便性の
向上を図ることができる。
0)によれば、請求項15〜19のいずれか一つに記載
の画像処理方法において、印刷工程が、画像データを印
刷する際に、文字の表現を重視して印刷を行う文字モー
ド,写真の表現を重視して印刷を行う写真モード,また
は画像データから文字領域を切り出し、文字領域につい
ては文字モードを用いると共に、他の領域については写
真モードを用いて印刷を行う第1の文字・写真モード,
または画像データの各色毎に文字モードもしくは写真モ
ードを用いて印刷を行う第2の文字・写真モードで印刷
を行うことが可能であり、印刷実行指定工程が、印刷の
実行を指定する際に、文字モード,写真モード,ならび
に第1および第2の文字・写真モードのいずれか一つを
指定可能であるため、ユーザの好みにあった印刷モード
を編集装置側から指定することができ、操作の利便性の
向上を図ることができる。
【0143】また、本発明の画像処理方法(請求項2
1)によれば、請求項15〜20のいずれか一つに記載
の画像処理方法において、読取実行指定工程が、読取装
置に対して画像データの読取範囲を指定することが可能
であり、読取工程が、読取実行指定工程で指定された読
取範囲に基づいて、原稿から画像データを読み取るた
め、画像データのデータ量を減少させることができ、画
像データの転送速度の向上を図ることができる。加え
て、編集装置側から読取範囲の指定を行うことができる
ため、操作の利便性の向上を図ることができる。
1)によれば、請求項15〜20のいずれか一つに記載
の画像処理方法において、読取実行指定工程が、読取装
置に対して画像データの読取範囲を指定することが可能
であり、読取工程が、読取実行指定工程で指定された読
取範囲に基づいて、原稿から画像データを読み取るた
め、画像データのデータ量を減少させることができ、画
像データの転送速度の向上を図ることができる。加え
て、編集装置側から読取範囲の指定を行うことができる
ため、操作の利便性の向上を図ることができる。
【0144】また、本発明の画像処理方法(請求項2
2)によれば、請求項15〜21のいずれか一つに記載
の画像処理システムにおいて、印刷実行指定工程が、画
像データの印刷位置を指定することが可能であり、印刷
工程が、印刷実行指定工程で指定された印刷位置に該当
するタイミングで同期信号に同期してメモリから画像デ
ータを読み出すため、記録紙の所望の位置に画像を印刷
することができる。また、編集装置側から印刷位置の指
定を行うことができるため、操作の利便性の向上を図る
ことができる。
2)によれば、請求項15〜21のいずれか一つに記載
の画像処理システムにおいて、印刷実行指定工程が、画
像データの印刷位置を指定することが可能であり、印刷
工程が、印刷実行指定工程で指定された印刷位置に該当
するタイミングで同期信号に同期してメモリから画像デ
ータを読み出すため、記録紙の所望の位置に画像を印刷
することができる。また、編集装置側から印刷位置の指
定を行うことができるため、操作の利便性の向上を図る
ことができる。
【0145】また、本発明の画像処理方法(請求項2
3)によれば、請求項15〜22のいずれか一つに記載
の画像処理システムにおいて、さらに、印刷装置がカラ
ー画像を印刷する際にカラー画像の各色毎に画像形成を
行って一つのカラー画像を印刷するタイプである場合、
各色毎の画像形成のタイミングに応じて、各色毎の画像
データの出力タイミングを設定する出力タイミング設定
工程を含み、印刷工程が、出力タイミング設定工程で設
定された出力タイミングに基づいて、メモリから画像デ
ータを読み出すため、どのようなタイプの印刷装置であ
っても、編集装置と接続することができる。
3)によれば、請求項15〜22のいずれか一つに記載
の画像処理システムにおいて、さらに、印刷装置がカラ
ー画像を印刷する際にカラー画像の各色毎に画像形成を
行って一つのカラー画像を印刷するタイプである場合、
各色毎の画像形成のタイミングに応じて、各色毎の画像
データの出力タイミングを設定する出力タイミング設定
工程を含み、印刷工程が、出力タイミング設定工程で設
定された出力タイミングに基づいて、メモリから画像デ
ータを読み出すため、どのようなタイプの印刷装置であ
っても、編集装置と接続することができる。
【0146】また、本発明のハガキ印刷方法(請求項2
4)によれば、請求項15〜23に記載の画像処理方法
を用いて、ハガキ用表面データおよびハガキ用裏面デー
タを作成し、手差し給紙したハガキ用紙の一方の面にハ
ガキ用表面データを印刷し、ハガキ用紙を裏返して、再
度手差し給紙したハガキ用紙の他方の面にハガキ用裏面
データを印刷するハガキ印刷方法であって、ハガキ用紙
が、偶数枚のハガキを配列した大きさを有し、編集工程
を用いて、ハガキ用表面データを作成し、作成したハガ
キ用表面データを記憶装置のメモリに書き込んで複数枚
分複写し、かつハガキ用紙の中心点に対して点対称とな
るように配置するハガキ用表面データ生成工程と、印刷
工程を用いて、ハガキ用表面データ生成工程で複写した
ハガキ用表面データをメモリから読み出し、手差し給紙
したハガキ用紙の一方の面にハガキ用表面データを印刷
するハガキ用表面データ印刷工程と、編集工程を用い
て、ハガキ用裏面データを作成し、作成したハガキ用裏
面データをメモリに書き込んで複数枚分複写し、かつハ
ガキ用紙の中心点に対して点対称となるように配置する
ハガキ用裏面データ印刷工程と、印刷工程を用いて、ハ
ガキ用裏面データ印刷工程で複写したハガキ用裏面デー
タをメモリから読み出して、再度給紙されたハガキ用紙
の他方の面にハガキ用裏面データを印刷するハガキ用裏
面データ印刷工程と、を含むため、上述した画像編集方
法による効果に加え、手差し給紙で印刷を行う場合であ
っても、印刷方向を一致させるためにハガキ用紙の給紙
方向を確認する必要をなくすことができるという効果を
得ることができる。すなわち、ハガキ用表面データが印
刷されたハガキ用紙にハガキ用裏面データを印刷する場
合、印刷方向を確認せずにハガキ用紙を給紙して印刷し
ても、ハガキ用表面データとハガキ用裏面データの印刷
方向と印刷位置とが一致する。また、複数枚のハガキを
同時に作成することができるため、印刷効率の向上を図
ることができ、ハガキ一枚当たりの単価を下げることが
できる。
4)によれば、請求項15〜23に記載の画像処理方法
を用いて、ハガキ用表面データおよびハガキ用裏面デー
タを作成し、手差し給紙したハガキ用紙の一方の面にハ
ガキ用表面データを印刷し、ハガキ用紙を裏返して、再
度手差し給紙したハガキ用紙の他方の面にハガキ用裏面
データを印刷するハガキ印刷方法であって、ハガキ用紙
が、偶数枚のハガキを配列した大きさを有し、編集工程
を用いて、ハガキ用表面データを作成し、作成したハガ
キ用表面データを記憶装置のメモリに書き込んで複数枚
分複写し、かつハガキ用紙の中心点に対して点対称とな
るように配置するハガキ用表面データ生成工程と、印刷
工程を用いて、ハガキ用表面データ生成工程で複写した
ハガキ用表面データをメモリから読み出し、手差し給紙
したハガキ用紙の一方の面にハガキ用表面データを印刷
するハガキ用表面データ印刷工程と、編集工程を用い
て、ハガキ用裏面データを作成し、作成したハガキ用裏
面データをメモリに書き込んで複数枚分複写し、かつハ
ガキ用紙の中心点に対して点対称となるように配置する
ハガキ用裏面データ印刷工程と、印刷工程を用いて、ハ
ガキ用裏面データ印刷工程で複写したハガキ用裏面デー
タをメモリから読み出して、再度給紙されたハガキ用紙
の他方の面にハガキ用裏面データを印刷するハガキ用裏
面データ印刷工程と、を含むため、上述した画像編集方
法による効果に加え、手差し給紙で印刷を行う場合であ
っても、印刷方向を一致させるためにハガキ用紙の給紙
方向を確認する必要をなくすことができるという効果を
得ることができる。すなわち、ハガキ用表面データが印
刷されたハガキ用紙にハガキ用裏面データを印刷する場
合、印刷方向を確認せずにハガキ用紙を給紙して印刷し
ても、ハガキ用表面データとハガキ用裏面データの印刷
方向と印刷位置とが一致する。また、複数枚のハガキを
同時に作成することができるため、印刷効率の向上を図
ることができ、ハガキ一枚当たりの単価を下げることが
できる。
【0147】また、本発明のハガキ印刷方法(請求項2
5)によれば、請求項24に記載のハガキ印刷システム
において、ハガキ用表面データ生成工程およびハガキ用
裏面データ生成工程が、予め用意した複数のハガキ用印
刷レイアウトから所望のハガキ用印刷レイアウトを選択
し、選択したハガキ用印刷レイアウト上に設定されてい
る文字データ領域に所望の文字データを入力すると共
に、画像データ領域に所望の画像データを入力してハガ
キ用表面データおよびハガキ用裏面データを作成し、文
字データおよび画像データが、毎回新たに入力する必要
がある可変入力情報と定型的に使用可能な情報が予め設
定されている既定入力情報との2種類の入力情報を有
し、文字データおよび画像データが入力される場合に、
可変入力情報が入力され、必要に応じて既定入力情報が
変更されると共に、画像データとして読取工程を用いて
読み取った画像データが用いられるため、入力する情報
量を減少させることができ、極めて容易にハガキ用表面
データを作成することができる。すなわち、入力する必
要がある情報のみを入力すれば良く、変更不要な情報は
そのまま使用することができる。
5)によれば、請求項24に記載のハガキ印刷システム
において、ハガキ用表面データ生成工程およびハガキ用
裏面データ生成工程が、予め用意した複数のハガキ用印
刷レイアウトから所望のハガキ用印刷レイアウトを選択
し、選択したハガキ用印刷レイアウト上に設定されてい
る文字データ領域に所望の文字データを入力すると共
に、画像データ領域に所望の画像データを入力してハガ
キ用表面データおよびハガキ用裏面データを作成し、文
字データおよび画像データが、毎回新たに入力する必要
がある可変入力情報と定型的に使用可能な情報が予め設
定されている既定入力情報との2種類の入力情報を有
し、文字データおよび画像データが入力される場合に、
可変入力情報が入力され、必要に応じて既定入力情報が
変更されると共に、画像データとして読取工程を用いて
読み取った画像データが用いられるため、入力する情報
量を減少させることができ、極めて容易にハガキ用表面
データを作成することができる。すなわち、入力する必
要がある情報のみを入力すれば良く、変更不要な情報は
そのまま使用することができる。
【0148】また、本発明のコンピュータ読み取り可能
な記録媒体(請求項26)によれば、請求項15〜23
のいずれか一つに記載の画像処理方法の各工程をコンピ
ュータに実行させるためのプログラムを記録したため、
このプログラムをコンピュータに実行させることによ
り、画像データの転送速度の高速化を図ることができる
と共に、高画質な画像データの読み取りおよび印刷が可
能となる。
な記録媒体(請求項26)によれば、請求項15〜23
のいずれか一つに記載の画像処理方法の各工程をコンピ
ュータに実行させるためのプログラムを記録したため、
このプログラムをコンピュータに実行させることによ
り、画像データの転送速度の高速化を図ることができる
と共に、高画質な画像データの読み取りおよび印刷が可
能となる。
【0149】さらに、本発明のコンピュータ読み取り可
能な記録媒体(請求項27)によれば、請求項24また
は25に記載のハガキ印刷方法の各工程をコンピュータ
に実行させるためのプログラムを記録したため、このプ
ログラムをコンピュータに実行させることにより、手差
し給紙で印刷を行う場合であっても、印刷方向を一致さ
せるためにハガキ用紙の給紙方向を確認する必要をなく
すことができる。
能な記録媒体(請求項27)によれば、請求項24また
は25に記載のハガキ印刷方法の各工程をコンピュータ
に実行させるためのプログラムを記録したため、このプ
ログラムをコンピュータに実行させることにより、手差
し給紙で印刷を行う場合であっても、印刷方向を一致さ
せるためにハガキ用紙の給紙方向を確認する必要をなく
すことができる。
【図1】本発明の実施の形態に係る画像処理システムの
構成図である。
構成図である。
【図2】図1に示したコンピュータの構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図3】図1に示した複写機の構成を示すブロック図で
ある。
ある。
【図4】図1に示したメモリボードの構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る画像処理システムに
おいて、原稿から画像データを読み取って印刷するまで
の概略処理を示すフローチャートである。
おいて、原稿から画像データを読み取って印刷するまで
の概略処理を示すフローチャートである。
【図6】本発明の実施の形態に係る画像処理システムに
おいて、画像データを読み取る際の設定画面を示す説明
図である。
おいて、画像データを読み取る際の設定画面を示す説明
図である。
【図7】本発明の実施の形態に係る画像処理システムに
おいて、画像読取処理のタイミングチャートである。
おいて、画像読取処理のタイミングチャートである。
【図8】本発明の実施の形態に係る画像処理システムに
おいて、コンピュータが画像メモリからRGBデータを
読み出す処理を説明する説明図である。
おいて、コンピュータが画像メモリからRGBデータを
読み出す処理を説明する説明図である。
【図9】本発明の実施の形態に係る画像処理システムに
おいて、印刷を行う際の設定画面を示す説明図である。
おいて、印刷を行う際の設定画面を示す説明図である。
【図10】本発明の実施の形態に係る画像処理システム
において、複写機が画像メモリから画像データを読み出
す際のタイミングチャートであり、(a)は32ビット
単位で読み出す場合、(b)は8ビット単位で読み出す
場合を示している。
において、複写機が画像メモリから画像データを読み出
す際のタイミングチャートであり、(a)は32ビット
単位で読み出す場合、(b)は8ビット単位で読み出す
場合を示している。
【図11】本発明の実施の形態に係る画像処理システム
において、(a)は、Bk・C・M・Yの各色毎の画像
形成のタイミングに合わせて画像メモリからBkCMY
データを読み出す場合のタイミングチャートを示し、
(b)は、Bk・C・M・Yの各色毎に画像形成を行う
ための感光体ドラムとBk・C・M・Yの各色の画像デ
ータの出力タイミングを関連づけた説明図である。
において、(a)は、Bk・C・M・Yの各色毎の画像
形成のタイミングに合わせて画像メモリからBkCMY
データを読み出す場合のタイミングチャートを示し、
(b)は、Bk・C・M・Yの各色毎に画像形成を行う
ための感光体ドラムとBk・C・M・Yの各色の画像デ
ータの出力タイミングを関連づけた説明図である。
【図12】本発明の本実施の形態に係る画像処理システ
ムを用いたハガキ印刷システムにおいて、ハガキ用デー
タの作成からハガキが完成するまでの流れを説明するた
めの説明図である。
ムを用いたハガキ印刷システムにおいて、ハガキ用デー
タの作成からハガキが完成するまでの流れを説明するた
めの説明図である。
【図13】本発明の本実施の形態に係る画像処理システ
ムを用いたハガキ印刷システムにおいて、ハガキ用デー
タ作成方法およびハガキ印刷方法を説明する概略フロー
チャートである。
ムを用いたハガキ印刷システムにおいて、ハガキ用デー
タ作成方法およびハガキ印刷方法を説明する概略フロー
チャートである。
【図14】本発明の本実施の形態に係る画像処理システ
ムを用いたハガキ印刷システムにおいて、ハガキ用表面
データを作成するための設定画面の一例を示す説明図で
ある。
ムを用いたハガキ印刷システムにおいて、ハガキ用表面
データを作成するための設定画面の一例を示す説明図で
ある。
【図15】図14に示す設定画面に従って、文字データ
および画像データを入力して作成したハガキ用表面デー
タの例を示す説明図である。
および画像データを入力して作成したハガキ用表面デー
タの例を示す説明図である。
【図16】図14に示す設定画面に従って、文字データ
および画像データを入力して作成したハガキ用表面デー
タの例を示す説明図である。
および画像データを入力して作成したハガキ用表面デー
タの例を示す説明図である。
【図17】本発明の本実施の形態に係る画像処理システ
ムを用いたハガキ印刷システムにおいて、(a)および
(b)は、ハガキ用紙の中心点に対して点対称となるよ
うにハガキ用表面データを展開した例を示す説明図であ
る。
ムを用いたハガキ印刷システムにおいて、(a)および
(b)は、ハガキ用紙の中心点に対して点対称となるよ
うにハガキ用表面データを展開した例を示す説明図であ
る。
【図18】本発明の実施の形態に係る画像処理システム
の他の使用例を説明する説明図である。
の他の使用例を説明する説明図である。
【図19】本発明の実施の形態に係る画像処理システム
において、コンピュータを複数台接続してネットワーク
を構築した様子を示す説明図である。
において、コンピュータを複数台接続してネットワーク
を構築した様子を示す説明図である。
100,1900 コンピュータ(パーソナルコン
ピュータ) 101 複写機(ディジタルカラー複写機) 102 メモリボード 200 CPU 202 RAM 203 入力装置 204 ディスプレイ 206 画像編集ソフト 207 8面付ハガキ作成ソフト 210 読取・印刷制御ソフト 211 バス 300 スキャナユニット 301 画像処理ユニット 302 書き込みユニット 306 RGBフィルタ 307 色補正・文字分離部 319 RGB信号線 320 BkCMY信号線 401 ローカルバスI/F 402 ローカルバス・コントローラ 403 画像メモリ 404 通信部 405 タイミング発生部 406 データ・コントローラ 407 メモリI/F 1200 写真 1201 ハガキ用紙 1202 ミシン目 1203 中心点 1800 ディジタルカメラ 1801 通信回線 1802 ショートランプリンティングシステム
ピュータ) 101 複写機(ディジタルカラー複写機) 102 メモリボード 200 CPU 202 RAM 203 入力装置 204 ディスプレイ 206 画像編集ソフト 207 8面付ハガキ作成ソフト 210 読取・印刷制御ソフト 211 バス 300 スキャナユニット 301 画像処理ユニット 302 書き込みユニット 306 RGBフィルタ 307 色補正・文字分離部 319 RGB信号線 320 BkCMY信号線 401 ローカルバスI/F 402 ローカルバス・コントローラ 403 画像メモリ 404 通信部 405 タイミング発生部 406 データ・コントローラ 407 メモリI/F 1200 写真 1201 ハガキ用紙 1202 ミシン目 1203 中心点 1800 ディジタルカメラ 1801 通信回線 1802 ショートランプリンティングシステム
フロントページの続き (72)発明者 岡田 貞夫 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 大友 育夫 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 岡崎 宏道 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (54)【発明の名称】 画像処理システム,ハガキ印刷システム,画像処理方法,ハガキ印刷方法,およびそれらの方法 の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な 記録媒体
Claims (27)
- 【請求項1】 読取対象の原稿からR・G・Bの3色の
画像データを同時に読み取る読取装置と、 前記読取装置で読み取った前記画像データを編集する編
集装置と、 前記編集装置で編集した前記画像データを印刷する印刷
装置と、 前記画像データを記憶するメモリを有し、前記メモリを
介して前記画像データの転送を行うことができるよう
に、前記読取装置,編集装置,および印刷装置の内部バ
スがそれぞれ接続された記憶装置と、を備え、 前記読取装置は、前記原稿から前記R・G・Bの3色の
画像データを読み取り、前記メモリに読み取ったR・G
・Bの3色の画像データを同時に、かつ、3色毎別々の
領域に書き込む処理を実行し、 前記編集装置は、前記読取装置によって書き込まれた画
像データを前記メモリから読み出して編集し、編集した
画像データを再び前記メモリに書き込む処理を実行し、 前記印刷装置は、前記編集装置によって書き込まれた画
像データを前記メモリから読み出して印刷する処理を実
行し、 前記記憶装置は、前記読取装置による画像データの書き
込み処理および印刷装置による画像データの読み出し処
理を制御することを特徴とする画像処理システム。 - 【請求項2】 前記編集装置は、前記読取装置に対して
少なくとも前記読取対象の原稿のサイズ,解像度,およ
び画像データの読み取りの実行の指定を行うと共に、前
記指定した原稿のサイズおよび解像度に基づいて、前記
読取装置で読み取った画像データを前記メモリに書き込
むためのアドレスを設定し、 前記読取装置は、前記編集装置から画像データの読み取
りの実行が指定されると、前記指定された原稿のサイズ
および解像度に基づいて、垂直同期信号,水平同期信
号,およびクロック信号からなる同期信号に同期して前
記原稿から画像データを読み取り、読み取った画像デー
タを前記メモリに書き込む処理を実行し、 前記記憶装置は、前記読取装置から前記画像データおよ
び同期信号を入力し、入力した同期信号に基づいて前記
読取装置による書き込み処理を制御し、前記編集装置で
設定されたアドレスに前記画像データを書き込むことを
特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。 - 【請求項3】 前記編集装置は、前記設定したアドレス
に基づいて、前記メモリに書き込まれた画像データを読
み出して編集した後、編集した画像データに基づいて前
記メモリに書き込むアドレスを設定し、編集した画像デ
ータを前記メモリに書き込むことを特徴とする請求項1
または2に記載の画像処理システム。 - 【請求項4】 前記編集装置は、前記印刷装置に対して
前記編集した画像データの印刷の実行を指定し、 前記印刷装置は、前記編集装置から印刷の実行が指定さ
れると、垂直同期信号,水平同期信号,およびクロック
信号からなる同期信号を発生し、発生した同期信号に同
期して前記メモリから画像データを読み出す処理を実行
し、 前記記憶装置は、前記印刷装置から前記同期信号を入力
し、入力した同期信号に基づいて前記印刷装置による読
み出し処理を制御し、前記同期信号に同期させて前記編
集装置で設定されたアドレスから画像データを読み出す
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の
画像処理システム。 - 【請求項5】 前記読取装置は、前記原稿から読み取っ
た画像データに対して平滑化処理または/およびモアレ
除去処理を少なくとも施すことが可能であり、 前記編集装置は、前記画像データの読み取りの実行を指
定する際に、前記平滑化処理または/およびモアレ除去
処理の実行を指定することが可能であることを特徴とす
る請求項1〜4のいずれか一つに記載の画像処理システ
ム。 - 【請求項6】 前記印刷装置は、前記画像データを印刷
する際に、文字の表現を重視して印刷を行う文字モー
ド,写真の表現を重視して印刷を行う写真モード,前記
画像データから文字領域を切り出し、前記文字領域につ
いては文字モードを用いると共に、他の領域については
写真モードを用いて印刷を行う第1の文字・写真モー
ド,または前記画像データの各色毎に文字モードもしく
は写真モードを用いて印刷を行う第2の文字・写真モー
ドで印刷を行うことが可能であり、 前記編集装置は、前記印刷の実行を指定する際に、前記
文字モード,写真モード,ならびに第1および第2の文
字・写真モードのいずれか一つを指定可能であることを
特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の画像処
理システム。 - 【請求項7】 前記編集装置は、前記読取装置に対して
前記画像データの読取範囲を指定することが可能であ
り、 前記読取装置は、前記編集装置で指定された読取範囲に
基づいて、前記原稿から画像データを読み取ることを特
徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の画像処理
システム。 - 【請求項8】 前記編集装置は、前記画像データの印刷
位置を指定することが可能であり、 前記記憶装置は、前記編集装置で指定された印刷位置に
基づいて、前記印刷装置が前記メモリから画像データを
読み出すタイミングを制御することを特徴とする請求項
1〜7のいずれか一つに記載の画像処理システム。 - 【請求項9】 前記編集装置は、前記印刷装置がカラー
画像を印刷する際にカラー画像の各色毎に画像形成を行
って一つのカラー画像を印刷するタイプである場合、前
記各色毎の画像形成のタイミングに応じて、前記各色毎
の画像データの出力タイミングを設定することが可能で
あり、 前記記憶装置は、前記編集装置で設定された出力タイミ
ングに基づいて、前記印刷装置が前記メモリから画像デ
ータを読み出す処理を制御することを特徴とする請求項
1〜8のいずれか一つに記載の画像処理システム。 - 【請求項10】 前記編集装置は、任意の数の他の編集
装置を接続することができ、自装置を介して、前記読取
装置および印刷装置を用いた画像データの読み取りおよ
び印刷が可能なネットワークを形成可能であることを特
徴とする請求項1〜9のいずれか一つに記載の画像処理
システム。 - 【請求項11】 前記読取装置および印刷装置は、ディ
ジタルカラー複写機であり、 前記編集装置は、画像編集用のアプリケーションプログ
ラムを備えたコンピュータであり、 前記記憶装置は、画像用メモリを有すると共に、前記複
写機およびコンピュータから前記画像用メモリに画像デ
ータを書き込みまたは読み出すことができるように、前
記複写機の画像データバスおよびコンピュータの内部バ
スを前記画像用メモリに接続するインターフェイスを有
したメモリボードであることを特徴とする請求項1〜1
0のいずれか一つに記載の画像処理システム。 - 【請求項12】 前記請求項1〜11に記載の画像処理
システムを用いて、ハガキ用表面データおよびハガキ用
裏面データを作成し、給紙されたハガキ用紙の一方の面
に前記ハガキ用表面データを印刷し、再度給紙された前
記ハガキ用紙の他方の面に前記ハガキ用裏面データを印
刷するハガキ印刷システムであって、 前記ハガキ用紙は、偶数枚のハガキを配列した大きさを
有し、 前記編集装置は、前記ハガキ用表面データおよびハガキ
用裏面データを作成し、作成したハガキ用表面データを
前記記憶装置のメモリに書き込んで複数枚分複写し、か
つ前記ハガキ用紙の中心点に対して点対称となるように
配置すると共に、作成したハガキ用裏面データを前記メ
モリに書き込んで複数枚分複写し、かつ前記ハガキ用紙
の中心点に対して点対称となるように配置し、 前記印刷装置は、前記編集装置で複写した前記ハガキ用
表面データを前記メモリから読み出して、給紙された前
記ハガキ用紙の一方の面に前記ハガキ用表面データを印
刷すると共に、前記編集装置で複写した前記ハガキ用裏
面データを前記メモリから読み出して、再度給紙された
前記ハガキ用紙の他方の面に前記ハガキ用裏面データを
印刷することを特徴とするハガキ印刷システム。 - 【請求項13】 前記編集装置は、予め用意した複数の
ハガキ用印刷レイアウトから所望のハガキ用印刷レイア
ウトを選択し、前記選択したハガキ用印刷レイアウト上
に設定されている文字データ領域に所望の文字データを
入力すると共に、画像データ領域に所望の画像データを
入力して前記ハガキ用表面データおよびハガキ用裏面デ
ータを作成し、 前記文字データおよび画像データは、毎回新たに入力す
る必要がある可変入力情報と定型的に使用可能な情報が
予め設定されている既定入力情報との2種類の入力情報
を有し、 前記文字データおよび画像データが入力される場合に、
前記可変入力情報が入力され、必要に応じて前記既定入
力情報が変更されると共に、前記画像データとして前記
読取装置を用いて読み取った画像データが用いられるこ
とを特徴とする請求項12に記載のハガキ印刷システ
ム。 - 【請求項14】 前記ハガキ用紙は、偶数枚のハガキに
分断することができるようなミシン目を有することを特
徴とする請求項12または13に記載のハガキ印刷シス
テム。 - 【請求項15】 読取対象の原稿からR・G・Bの3色
の画像データを同時に読み取る読取装置と、前記読取装
置で読み取った前記画像データを編集する編集装置と、
前記編集装置で編集した前記画像データを印刷する印刷
装置と、前記画像データを記憶するメモリを有し、前記
メモリを介して前記画像データの転送を行うことができ
るように、前記読取装置,編集装置,および印刷装置の
内部バスがそれぞれ接続された記憶装置と、を備えた画
像処理システムにおける画像処理方法であって、 前記読取装置を用いて前記原稿から前記R・G・Bの3
色の画像データを読み取り、前記メモリに読み取ったR
・G・Bの3色の画像データを同時に、かつ、3色毎別
々の領域に書き込む読取工程と、 前記読取工程で書き込んだ画像データを前記メモリから
読み出して前記編集装置で編集し、編集した画像データ
を再び前記メモリに書き込む編集工程と、 前記編集工程で書き込んだ画像データを前記メモリから
読み出して前記印刷装置で印刷する印刷工程と、 を含むことを特徴とする画像処理方法。 - 【請求項16】 さらに、前記読取工程で画像データを
読み取る際に、前記読取装置に対して少なくとも前記読
取対象の原稿のサイズ,解像度,および画像データの読
み取りの実行の指定を行う読取実行指定工程と、 前記読取実行指定工程で指定した原稿のサイズおよび解
像度に基づいて、前記読取装置で読み取った画像データ
を前記メモリに書き込むためのアドレスを設定するアド
レス設定工程と、を含み、 前記読取工程は、前記読取実行指定工程で画像データの
読み取りの実行が指定されると、前記指定された原稿の
サイズおよび解像度に基づいて、垂直同期信号,水平同
期信号,およびクロック信号からなる同期信号に同期し
て前記原稿から画像データを読み取り、前記同期信号に
基づいて、前記アドレス設定工程で設定したアドレスに
前記画像データを書き込むことを特徴とする請求項15
に記載の画像処理方法。 - 【請求項17】 前記編集工程は、前記アドレス設定工
程で設定したアドレスに基づいて、前記メモリに書き込
まれた画像データを読み出して編集した後、編集した画
像データに基づいて前記メモリに書き込むアドレスを設
定し、編集した画像データを前記メモリに書き込むこと
を特徴とする請求項15または16に記載の画像処理方
法。 - 【請求項18】 さらに、前記印刷装置に前記編集工程
で編集した画像データの印刷の実行を指定する印刷実行
指定工程を含み、 前記印刷工程は、前記印刷実行指定工程で印刷の実行が
指定されると、前記編集工程で設定されたアドレスに基
づいて、垂直同期信号,水平同期信号,およびクロック
信号からなる同期信号に同期して前記メモリから画像デ
ータを読み出すことを特徴とする請求項15〜17のい
ずれか一つに記載の画像処理方法。 - 【請求項19】 前記読取工程は、前記原稿から読み取
った画像データに対して平滑化処理または/およびモア
レ除去処理を少なくとも施す処理工程を含み、 前記読取実行指定工程は、前記画像データの読み取りの
実行を指定する際に、前記平滑化処理または/およびモ
アレ除去処理の実行を指定することが可能であることを
特徴とする請求項15〜18のいずれか一つに記載の画
像処理方法。 - 【請求項20】 前記印刷工程は、前記画像データを印
刷する際に、文字の表現を重視して印刷を行う文字モー
ド,写真の表現を重視して印刷を行う写真モード,また
は前記画像データから文字領域を切り出し、前記文字領
域については文字モードを用いると共に、他の領域につ
いては写真モードを用いて印刷を行う第1の文字・写真
モード,または前記画像データの各色毎に文字モードも
しくは写真モードを用いて印刷を行う第2の文字・写真
モードで印刷を行うことが可能であり、 前記印刷実行指定工程は、前記印刷の実行を指定する際
に、前記文字モード,写真モード,ならびに第1および
第2の文字・写真モードのいずれか一つを指定可能であ
ることを特徴とする請求項15〜19のいずれか一つに
記載の画像処理方法。 - 【請求項21】 前記読取実行指定工程は、前記読取装
置に対して前記画像データの読取範囲を指定することが
可能であり、 前記読取工程は、前記読取実行指定工程で指定された読
取範囲に基づいて、前記原稿から画像データを読み取る
ことを特徴とする請求項15〜20のいずれか一つに記
載の画像処理方法。 - 【請求項22】 前記印刷実行指定工程は、前記画像デ
ータの印刷位置を指定することが可能であり、 前記印刷工程は、前記印刷実行指定工程で指定された印
刷位置に該当するタイミングで前記同期信号に同期して
前記メモリから前記画像データを読み出すことを特徴と
する請求項15〜21のいずれか一つに記載の画像処理
システム。 - 【請求項23】 さらに、前記印刷装置がカラー画像を
印刷する際にカラー画像の各色毎に画像形成を行って一
つのカラー画像を印刷するタイプである場合、前記各色
毎の画像形成のタイミングに応じて、前記各色毎の画像
データの出力タイミングを設定する出力タイミング設定
工程を含み、 前記印刷工程は、前記出力タイミング設定工程で設定さ
れた出力タイミングに基づいて、前記メモリから前記画
像データを読み出すことを特徴とする請求項15〜22
のいずれか一つに記載の画像処理システム。 - 【請求項24】 前記請求項15〜23に記載の画像処
理方法を用いて、ハガキ用表面データおよびハガキ用裏
面データを作成し、手差し給紙したハガキ用紙の一方の
面に前記ハガキ用表面データを印刷し、前記ハガキ用紙
を裏返して、再度手差し給紙した前記ハガキ用紙の他方
の面に前記ハガキ用裏面データを印刷するハガキ印刷方
法であって、 前記ハガキ用紙は、偶数枚のハガキを配列した大きさを
有し、 前記編集工程を用いて、前記ハガキ用表面データを作成
し、作成したハガキ用表面データを前記記憶装置のメモ
リに書き込んで複数枚分複写し、かつ前記ハガキ用紙の
中心点に対して点対称となるように配置するハガキ用表
面データ生成工程と、 前記印刷工程を用いて、前記ハガキ用表面データ生成工
程で複写した前記ハガキ用表面データを前記メモリから
読み出し、手差し給紙した前記ハガキ用紙の一方の面に
前記ハガキ用表面データを印刷するハガキ用表面データ
印刷工程と、 前記編集工程を用いて、前記ハガキ用裏面データを作成
し、作成したハガキ用裏面データを前記メモリに書き込
んで複数枚分複写し、かつ前記ハガキ用紙の中心点に対
して点対称となるように配置するハガキ用裏面データ印
刷工程と、 前記印刷工程を用いて、前記ハガキ用裏面データ印刷工
程で複写した前記ハガキ用裏面データを前記メモリから
読み出して、再度給紙された前記ハガキ用紙の他方の面
に前記ハガキ用裏面データを印刷するハガキ用裏面デー
タ印刷工程と、 を含むことを特徴とするハガキ印刷方法。 - 【請求項25】 前記ハガキ用表面データ生成工程およ
びハガキ用裏面データ生成工程は、予め用意した複数の
ハガキ用印刷レイアウトから所望のハガキ用印刷レイア
ウトを選択し、前記選択したハガキ用印刷レイアウト上
に設定されている文字データ領域に所望の文字データを
入力すると共に、画像データ領域に所望の画像データを
入力して前記ハガキ用表面データおよびハガキ用裏面デ
ータを作成し、 前記文字データおよび画像データは、毎回新たに入力す
る必要がある可変入力情報と定型的に使用可能な情報が
予め設定されている既定入力情報との2種類の入力情報
を有し、 前記文字データおよび画像データが入力される場合に、
前記可変入力情報が入力され、必要に応じて前記既定入
力情報が変更されると共に、前記画像データとして前記
読取工程を用いて読み取った画像データが用いられるこ
とを特徴とする請求項24に記載のハガキ印刷システ
ム。 - 【請求項26】 前記請求項15〜23のいずれか一つ
に記載の画像処理方法の各工程をコンピュータに実行さ
せるためのプログラムを記録したことを特徴とするコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体。 - 【請求項27】 前記請求項24または25に記載のハ
ガキ印刷方法の各工程をコンピュータに実行させるため
のプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ
読み取り可能な記録媒体。
Priority Applications (3)
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JP9237442A JPH10150553A (ja) | 1996-09-18 | 1997-09-02 | 画像処理システム,ハガキ印刷システム,画像処理方法,ハガキ印刷方法,およびそれらの方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
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JP8-246673 | 1996-09-18 | ||
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