JP4618012B2 - 画像処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、たとえば固体撮像素子による画像を処理する画像処理装置に関するものである。
一般的に、固体撮像素子からの画像を処理する画像処理装置では、画質を向上させるために、信号増幅、色空間変換、γ補正、輪郭補正、ノイズリダクション、解像度変換等の処理を行う。
画像処理装置において、静止画と動画やサイズの異なる画像等、性質の異なる複数の画像データに対する画像処理を行う場合、処理する画像が変わるたびに、画像処理の内容や程度を変更する必要がある。
簡単に処理する画像に応じて処理の内容や程度を変更するには、それぞれの処理ごとに異なる画像処理部を用意すればよいが、ハードウェア規模が大きくなってしまうという不利益がある。
そこで、画像処理の内容や程度が異なっても基本的には共通する処理内容であることが多いため、処理は単一の画像処理装置で行い、処理内容や程度を保持するレジスタ群を持ち、処理の際にそのレジスタ群の内容を参照して画像処理の内容や程度を決定する手法が一般的である。
レジスタ群の内容は処理する画像に応じてマイクロプロセッサなどの制御装置で書き換える。
また、特許文献1に記載されているようなハイブリットカメラなどの静止画と動画を同時に扱う必要がある機器のような、1フレームより細かい単位で画像の処理内容を切り替える必要がある。
特開2004−96354号公報
しかしながら、書き換えるレジスタ群の数が多い場合や頻度が多い場合は、十分な処理能力を得るためにマイクロプロセッサの動作を高速にせざるを得なくなるが、それは消費電力やハードウェア規模増大という不利益となる。
フレーム単位での処理の場合であれば、その他の処理を妨害するほどの問題にはならないことが多いが、特許文献1に記載のハイブリットカメラなどの静止画と動画を同時に扱う必要がある機器のような、1フレームより細かい単位で画像の処理内容を切り替える必要がある場合、レジスタ群の設定頻度が多くなり、上述したようなマイクロプロセッサの処理能力が問題となってくる。
本発明は、画像処理の処理内容を保持したレジスタ群を複数持つことで、制御装置の介在なく処理内容を変更することができる画像処理装置を提供することにある。
また、本発明は、入力されるデータに属性情報を付加し、画像データに対して行う処理内容を属性情報に応じて処理装置自身で選択することで、1フレームより細かい単位で画像の処理内容を変更しなければならない場合などに、単一の処理装置ですばやく処理を切り替えることができる画像処理装置を提供することにある。
本発明の第1の観点の画像処理装置は、画像入力を1フレームより細かい単位に分割した処理単位ごとに異なる処理を行う処理ブロックと、上記処理ブロックの画像処理内容または/および程度の設定を保持するレジスタ群を複数有するレジスタ部と、処理を行う際に、上記レジスタ部における複数のレジスタ群の中から使用するレジスタ群を選択して画像処理内容または/および程度を切り替える制御手段とを有し、入力画像は、処理単位ごとに識別子を付加して入力され、上記制御手段は、識別子と使用するレジスタ群の対応を保持する記憶部と、上記記憶部に保持された内容を参照し処理単位に付加された識別子から使用するレジスタ群を得る制御部と、を含む
また、本発明の第1の観点の画像処理装置は、画像入力を1フレームより細かい単位に分割し処理単位ごとに異なる処理を行う処理ブロックと、上記処理ブロックの画像処理内容または/および程度の設定を保持するレジスタ群を複数有するレジスタ部と、処理を行う際に、上記レジスタ部における複数のレジスタ群の中から使用するレジスタ群を選択して画像処理内容または/および程度を切り替える制御手段と、を有し、入力画像は、処理単位ごとに使用するレジスタ群を指定するデータを付加して入力され、上記制御手段は、処理単位に付加されたレジスタ群を指定するデータにより使用するレジスタ群を得る制御部を、含む
本発明の第2の観点は、撮像素子からの入力画像を処理する画像処理装置であって、上記撮像素子からの入力画像に対して種々の処理を行う画像処理部を、有し、上記画像処理部は、画像入力を1フレームより細かい単位に分割した処理単位ごとに異なる処理を行う処理ブロックと、上記処理ブロックの画像処理内容または/および程度の設定を保持するレジスタ群を複数有するレジスタ部と、処理を行う際に、上記レジスタ部における複数のレジスタ群の中から使用するレジスタ群を選択して画像処理内容または/および程度を切り替える制御手段と、入力画像に対して処理単位ごとに使用するレジスタ群を指定するデータを付加して入力する画像入力部と、を含み、上記画像処理部の制御手段は、処理単位に付加されたレジスタ群を指定するデータにより使用するレジスタ群を得、処理単位ごとにレジスタ群を指定する信号を生成する制御部を、含む。
また、本発明の第2の観点は、撮像素子からの入力画像を処理する画像処理装置であって、上記撮像素子からの入力画像に対して種々の処理を行う画像処理部を、有し、上記画像処理部は、画像入力を1フレームより細かい単位に分割した処理単位ごとに異なる処理を行う処理ブロックと、上記処理ブロックの画像処理内容または/および程度の設定を保持するレジスタ群を複数有するレジスタ部と、処理を行う際に、上記レジスタ部における複数のレジスタ群の中から使用するレジスタ群を選択して画像処理内容または/および程度を切り替える制御手段と、入力画像に対して処理単位ごとに識別子を付加して上記画像処理部に入力する画像入力部と、を含み、上記画像処理部の制御手段は、識別子と使用するレジスタ群の対応を保持する記憶部と、上記記憶部に保持された内容を参照し処理単位に付加された識別子から使用するレジスタ群を得、処理単位ごとにレジスタ群を指定する信号を生成する制御部と、を含む
本発明によれば、処理ブロックのレジスタ部に、入力される画像の性質の数だけのレジスタ群を持つことで、静止画や動画だけでなく、複数の性質の画像を処理する場合でも、処理される。
本発明によれば、静止画と動画のように性質の異なる画像処理を1フレームより細かい単位で切り替える場合、マイクロプロセッサなどの制御装置の介在なく、処理単位ごとに異なるγ補正、輪郭補正、色補正、ノイズリダクション等の画像処理のパラメータ設定を行うことが可能となる。
また、複数の解像度の画像を1フレーム内で処理するために、1フレームより細かい単位で入力画像を切り替え、解像度変換装置の出力画像サイズ設定パラメータを変更することで、複数の解像度の画像を得ることが可能となる。
以下、本発明の実施形態を図面に関連付けて説明する。
図1は、本第1の実施形態に係る固体撮像素子からの入力画像を処理する画像処理装置の構成例を示すブロック図である。
本画像処理装置100は、図1に示すように、CCDやCMOSセンサからなる固体撮像素子101、同期信号生成部102、制御部103、画像取込部104、フレームバッファ部105、画像入力部106、画像処理部107、記憶装置108、表示部109、マイクロプロセッサ110、およびプロセッサバス111を有している。
固体撮像素子101は、同期信号生成部102で生成された同期信号S102に従って画像データIMを画像取り込み部104に出力する。
同期信号生成部102で生成される同期信号S102は制御部103にも入力され、制御部103は、各部へ動作タイミングを制御する制御信号を出力する。
画像取込部104は、制御部103からの制御信号に従って固体撮像素子101から出力される画像データIMを受け取りフレームバッファ105に一時保存する。
画像入力部106は、同期信号生成部102で生成される同期信号に従って制御部103で生成された制御信号に応じて、一時保存された画像データS106をフレームバッファ105から読み出して画像処理部107に送る。
画像処理部107は、入力された画像データS106に様々な画像処理を行い、画像処理の出力信号S107は処理された画像を表示するための表示部109、処理された画像を格納するための記憶装置108に送られる。
画像処理部107の構成及び機能については、後でさらに詳述する。
マイクロプロセッサ110は、プロセッサバス111を介して同期信号生成部102、制御部103、画像取込部104、画像処理部107のレジスタ読み書きなどの制御を行うことができる。
以下に、本実施形態の画像処理部107の具体的な構成および機能についてさらに詳述する。
本実施形態の画像処理部107は、複数のレジスタ群を有し、複数レジスタ群を持つことで複数の設定を保持し、処理を行う際に使用するレジスタ群を選択することで画像処理内容または程度を切り替えることを可能としている。
画像処理部107は、入力画像S106を1フレームより細かい処理単位に分割して、この処理単位ごとに使用するレジスタ群を選択して画像処理を行う。
画像処理部107は、使用するレジスタ群を選択する機能部として、処理単位ごとにレジスタ群を指定する信号を生成する制御部を有し、使用するレジスタ群を選択する制御機能として、入力される処理単位の順番と使用するレジスタ群の対応を保持する記憶部を有し、記憶部に保持された内容を参照し処理単位の入力される順番に応じて使用するレジスタ群を得る。
まず、画像処理部の一般的な構成例について説明した後、画像処理部の好適な構成例について説明する。
図2は、図1の画像処理部107の一般的な構成例を示す図である。
画像処理部107においては、信号増幅、色空間変換、γ補正、輪郭補正、ノイズリダクション、解像度変換などの処理が行われる。
図2では各処理を処理1(201)、処理2(203)、処理N(205)などのように抽象的にN種類の処理を順次行う画像処理部を表している。
図2においては、処理1の機能ブロックとしてγ補正部201、処理2の機能ブロックとして輝度色差信号生成部203、処理3の機能ブロックとして解像度変換部205として表している。
各処理1〜3はそれぞれレジスタ群(202、204、206)を持ち、その内容にしたがって画像処理の内容や程度を変更する。
レジスタ群202はγ補正部201に対応して設けられ、レジスタ群204は輝度色差信号生成部203に対応して設けられ、レジスタ群206は解像度変換部205に対応して設けられている。
レジスタ群202、204、206の変更はマイクロプロセッサ110等の制御装置によって行われる。
画像処理装置100においては、一定のフレームレートで動画像の表示や保存を行う必要がある。
一定のフレームレートにするためには一定間隔で画像を更新する必要があるため、固体撮像素子101の入力から表示・保存までの一連の処理は所定の時間内に行われなければならない。
ここでは、画像の一枚全体を1フレーム、1フレームを更新する一定間隔を1フレーム期間と呼ぶことにする。
一般的に動画と静止画では、RGBから輝度色差信号への変換係数、γ補正、ノイズリダクション、解像度変換など適用する画像処理の内容や程度が異なるものがある。
たとえば輝度色差信号生成処理では、RGBから輝度色差信号への変換係数、γ補正における階調補正テーブル、ノイズリダクションで除去するノイズ量、解像度変換で出力する画像サイズ、などである。
動画像処理中に静止画像を必要とする場合は、フレームバッファ部105に保存した画像を2度読み出し、1度目は動画像用の処理を、2度目は静止画の処理を行い、動画と静止画の処理を行った画像を別々に作成する必要がある。
その際、動画像をリアルタイムに表示をしている場合などは、表示が途切れないために、1フレーム期間内に動画像を処理する必要があり、1フレーム単位で静止画と動画の処理を切り替えていては処理が間に合わない場合が多い。
その場合、画像を1フレームより細かい単位の処理単位に区切ることで、動画の処理の間に静止画を処理単位ごとに複数フレーム期間にわたって処理をすることが可能となる。
その処理の順番を図3に示す。
図3は、動画の処理の間に静止画を処理単位ごとに複数フレーム期間にわたって処理の順番を示す図である。
図3において、画像1(301)は静止画像、画像2(302)は同時刻の動画像、画像3(303)は次時刻の動画像を示している。
1フレームより細かい処理単位304にフレームを区切り、画像2(302)と画像3(303)の動画像は1フレーム期間内で処理し、画像1(301)の静止画像は処理単位304ごとに、数フレームにわたって処理を行っている。
この方法で処理をすることで動画はリアルタイムで処理し、静止画は余った時間で処理を行うことが可能となる。
この場合、マイクロプロセッサ110が動画の処理を行っている期間は動画用の設定をレジスタ群(202、204、206)に書き込み、静止画の処理を行っている期間は静止画用の設定をレジスタ群(202、204、206)に書き込む必要がある。
しかし、1フレームより細かい単位でのレジスタ内容の変更が必要となり、処理単位304が小さくなればなるほど、またレジスタ群(202、204、206)の数が多ければ多いほど、マイクロプロセッサ110の負担の負担となり、マイクロプロセッサ110の高い処理能力が必要となる。
そこで、本実施形態においては、画像処理部107の好適な構成として図4に示す構成を採用している。
図4は、本実施形態の画像処理部の好適な構成例を示すブロック図である。
図4において、理解を容易にするために、図2と同一構成部分は同一符号をもって表している。
図4においては、図2と同様に、処理1の機能ブロックとしてγ補正部201、処理2の機能ブロックとして輝度色差信号生成部203、処理3の機能ブロックとして解像度変換部205として表している。
図4の画像処理部107Aは、γ補正部201、輝度色差信号生成部203、解像度変換部205に加えて、入力される処理単位をカウントするカウンタ401、カウンタ401の数値から使用するレジスタ群を選択する信号S402を生成するレジスタ制御部402、入力される多処理単位の順番とそれに対応するレジスタ群の番号を保持する記憶部403、およびレジスタ部404,405,406を有している。
カウンタ401、レジスタ制御部402、および記憶部403により制御手段が構成される。
画像処理部107Aの入力T107には処理単位304ごとに画像データS106が入力される。
画像処理部107Aには処理1(201)、処理2(203)から処理N(205)の画像処理を行うブロックがあり、処理1(201)の設定を保存するためのレジスタ部404、処理2(203)の設定を保存するためのレジスタ部405、処理N(205)の設定を保持するレジスタ部406がある。
一つのレジスタ部(404〜406)はそれぞれ複数のレジスタ群407、408、409を有しており、それらを選択して出力するセレクタ410を含んで構成されている。
この図では一つのレジスタ部が3つのレジスタ群を持つ例を示しているが、処理の種類によってレジスタ群の数は増減してもよい。
それぞれのレジスタ群の内容はあらかじめマイクロプロセッサ110によって設定されている。
画像処理部107Aにおいては、カウンタ401で入力される処理単位304を数え、入力された処理単位304の順番とそれに対応するレジスタ群の番号が記憶部403に保持される。
そして、レジスタ制御部402において、カウンタ401の数値から使用するレジスタ群を選択する信号S402が生成され、レジスタ制御部402からそれぞれのレジスタ部404〜406へレジスタ群を指定する番号が信号S402として送られる。
図5は、図4の記憶部403のデータ構造を示す図である。
記憶部403は、図5に示すように、入力される処理単位の数502とレジスタ群を指定する番号503を一つのエントリ501として、複数のエントリを保持できる。
カウンタ401で数えた処理単位304の数が、記憶部403の先頭のエントリの処理単位の数以内のうちは、先頭のエントリのレジスタ群番号で指定されるレジスタ群を使用する。
カウンタ401で数えた処理単位の数が、記憶部403の先頭のエントリの処理単位の数を超えると、次のエントリを参照し、カウンタ401で数えた処理単位の数がそのエントリの処理単位の数以内の間、そのエントリのレジスタ群番号で指定されるレジスタ群を使用する。
同様に繰り返し、記憶部403の最後のエントリまで参照すると、参照するエントリを先頭のエントリに戻してもよい。
この画像処理部107Aは、入力される処理単位304をカウンタ401で数え、その数えた数と記憶部のエントリと比較して入力される処理単位の画像データの処理に使用するレジスタ群番号S402を得る。
レジスタ群番号S402は各処理のレジスタ部404、405、406に伝えられ、使用するレジスタ群をセレクタ410で選択する。
選択されたレジスタ群を参照して処理1(201)、処理2(203)、処理N(205)は入力される処理単位304の画像データに対して画像処理を行う。
以上のように、本第1の実施形態によれば、静止画や動画だけでなく、複数の性質の画像を処理する場合でも、処理ブロックのレジスタ部に、入力される画像の性質の数だけのレジスタ群を持つことで処理することが可能となる。
図6は、本第2の実施形態に係る画像処理部の構成例を示すブロック図である。
図7は、図6の画像処理部に入力される画像データの処理単位のデータ構造を示す図である。
図6において、図4と同一構成部分は同一符号をもって表している。
また、図6においては、図2と同様に、処理1の機能ブロックとしてγ補正部201、処理2の機能ブロックとして輝度色差信号生成部203、処理3の機能ブロックとして解像度変換部205として表している。
本第2の実施形態においては、図7に示すように、ヘッダ部702に画像データの種類を示す識別子を、データ部703に画像データを格納している。
この実施形態では、画像入力部106はフレームバッファ部105から画像データを処理単位304ごとに読み出して、画像データ703にヘッダ部702を付加して1処理単位701として画像処理部107Bに送る。
この実施形態の画像処理部107Bは、処理1(201)、処理2(203)から処理N(205)の画像処理を行うブロックがあり、処理1(201)の設定を保存するための複数のレジスタ群407〜409とセレクタ410を含むレジスタ部404、処理2(203)の設定を保存するための複数のレジスタ群407〜409とセレクタ410を含むレジスタ部405、処理N(205)の設定を保持するための複数のレジスタ群407〜409とセレクタ410を含むレジスタ部406を有する。
そして、図6の画像処理部107Bは、γ補正部201、輝度色差信号生成部203、解像度変換部205、およびレジスタ部404,405,406に加えて、入力される処理単位701のヘッダ部702に付加された識別子を読み取るヘッダ解析部601、識別子から使用するレジスタ群を選択する番号を生成するレジスタ制御部602、入力された処理単位701の識別子とそれに対応するレジスタ群を指定する番号を保持する記憶部603を有する。
ヘッダ解析部601、レジスタ制御部602、および記憶部603により制御手段が構成される。
図8は、図6の記憶部603のデータ構造を示す図である。
記憶部603は、図8に示すように、入力される処理単位701に付加されたヘッダ部702の識別子を示す番号802と使用するレジスタ群を指定する番号803を一つのエントリとして、複数のエントリを保持できる。
画像処理部に処理単位701が入力されると、レジスタ制御部602が、ヘッダ解析部601で読み出された識別子と、記憶部603に保持されたエントリの識別子802で一致するものを探し、識別子が一致したエントリのレジスタ群番号を信号S602として各レジスタ部404、405、406に送る。
レジスタ群番号S602は各処理のレジスタ部404、405、406に伝えられ、使用するレジスタ群をセレクタ410で選択する。
選択されたレジスタ群を参照して処理1(201)、処理2(203)、処理N(205)は入力される処理単位701の画像データに対して画像処理を行う。
本第2の実施形態によれば、処理単位701ごとにレジスタ群を切り替えることが可能となり、処理単位701ごとに異なる画像処理を行うことが可能となる。
静止画や動画だけでなく、複数の性質の画像を処理する場合でも、処理ブロックのレジスタ部に、入力される画像の性質の数だけのレジスタ群を持つことで処理することが可能となる。
図9は、本第3の実施形態に係る画像処理部の構成例を示すブロック図である。
図10は、図9の画像処理部に入力される画像データの処理単位のデータ構造を示す図である。
図9において、図4および図6と同一構成部分は同一符号をもって表している。
また、図9においては、図2と同様に、処理1の機能ブロックとしてγ補正部201、処理2の機能ブロックとして輝度色差信号生成部203、処理3の機能ブロックとして解像度変換部205として表している。
本第3の実施形態においては、図10に示すように、一つの処理単位1001のデータ構造で、ヘッダ部1002に画像データに行われる処理ブロックの数だけのレジスタ群番号を付加し、ヘッダ部に続いて304の処理単位の画像データを格納したデータ部1003が続く。
この場合は処理ブロックがNブロックある場合を示している。
この実施形態では画像入力部106はフレームバッファ部105から画像データを処理単位304ごとに読み出して、ヘッダ部1002を画像データ1003に付加した処理単位1001を画像処理部107Cに送る。
この実施形態の画像処理部107Cは、処理1(201)、処理2(203)から処理N(205)の画像処理を行うブロックがあり、処理1(201)の設定を保存するための複数のレジスタ群407〜409とセレクタ410を含むレジスタ部404、処理2(203)の設定を保存するための複数のレジスタ群407〜409とセレクタ410を含むレジスタ部405、処理N(205)の設定を保持するための複数のレジスタ群407〜409とセレクタ410を含むレジスタ部406を有する。
そして、図9の画像処理部107Cは、γ補正部201、輝度色差信号生成部203、解像度変換部205、およびレジスタ部404,405,406に加えて、入力される処理単位1001のヘッダ部1002に付加されたレジスタ群番号を読み取るヘッダ読取部901、ヘッダに付加されたレジスタ群番号からレジスタ群を選択する信号S902を生成するレジスタ制御部902を有する。
ヘッダ読み取り部901、およびレジスタ制御部902により制御手段が構成される。
本第3の実施形態によれば、画像処理部107Cは入力される処理単位1001のヘッダ部1002に付加された処理ブロック毎のレジスタ群番号に従ってレジスタ群を選択して処理を行うことで、処理単位1001ごとの画像処理の内容や程度を切り替えることが可能となる。
また、ヘッダ部にレジスタ群の番号を付加しているので、記憶部が不要となる利点がある。
以上説明したように、本実施形態によれば、静止画と動画のように性質の異なる画像処理を1フレームより細かい単位で切り替える場合、マイクロプロセッサなどの制御装置の介在なく、処理単位ごとに異なるγ補正、輪郭補正、色補正、ノイズリダクション等の画像処理のパラメータ設定を行うことが可能となる。
また、複数の解像度の画像を1フレーム内で処理するために、1フレームより細かい単位で入力画像を切り替え、解像度変換装置の出力画像サイズ設定パラメータを変更することで、複数の解像度の画像を得ることが可能となる。
第1の実施形態に係る固体撮像素子からの入力画像を処理する画像処理装置の構成例を示すブロック図である。 図1の画像処理部の一般的な構成例を示す図である。 動画の処理の間に静止画を処理単位ごとに複数フレーム期間にわたって処理の順番を示す図である。 本実施形態の画像処理部の好適な構成例を示すブロック図である。 図4の記憶部のデータ構造を示す図である。 第2の実施形態に係る画像処理部の構成例を示すブロック図である。 図6の画像処理部に入力される画像データの処理単位のデータ構造を示す図である。 図6の記憶部のデータ構造を示す図である。 第3の実施形態に係る画像処理部の構成例を示すブロック図である。 図9の画像処理部に入力される画像データの処理単位のデータ構造を示す図である。
符号の説明
100・・・画像処理装置、101・・・固体撮像素子、102・・・同期信号生成部、103・・・制御部、104・・・画像取込部、105・・・フレームバッファ部、106・・・画像入力部、107,107A,107B,107C・・・画像処理部、108・・・記憶装置、109・・・表示部、110・・・マイクロプロセッサ、111・・・プロセッサバス、401・・・カウンタ、402・・・レジスタ制御部、403・・・記憶部、404・・・処理1のレジスタ部、405・・・処理2のレジスタ部、406・・・処理Nのレジスタ部、407・・・レジスタ群1、408・・・レジスタ群2、409・・・レジスタ群3、410・・・セレクタ、601・・・ヘッダ解析部、602・・・レジスタ制御部、603・・・記憶部、901・・・ヘッダ読取部、902・・・レジスタ制御部。

Claims (4)

  1. 画像入力を1フレームより細かい単位に分割した処理単位ごとに異なる処理を行う処理ブロックと、
    上記処理ブロックの画像処理内容または/および程度の設定を保持するレジスタ群を複数有するレジスタ部と、
    処理を行う際に、上記レジスタ部における複数のレジスタ群の中から使用するレジスタ群を選択して画像処理内容または/および程度を切り替える制御手段とを有し、
    入力画像は、処理単位ごとに識別子を付加して入力され、
    上記制御手段は、
    識別子と使用するレジスタ群の対応を保持する記憶部と、
    上記記憶部に保持された内容を参照し処理単位に付加された識別子から使用するレジスタ群を得る制御部と、を含む
    画像処理装置。
  2. 画像入力を1フレームより細かい単位に分割した処理単位ごとに異なる処理を行う処理ブロックと、
    上記処理ブロックの画像処理内容または/および程度の設定を保持するレジスタ群を複数有するレジスタ部と、
    処理を行う際に、上記レジスタ部における複数のレジスタ群の中から使用するレジスタ群を選択して画像処理内容または/および程度を切り替える制御手段と、を有し、
    入力画像は、処理単位ごとに使用するレジスタ群を指定するデータを付加して入力され、
    上記制御手段は、
    処理単位に付加されたレジスタ群を指定するデータにより使用するレジスタ群を得る制御部を、含む
    画像処理装置。
  3. 撮像素子からの入力画像を処理する画像処理装置であって、
    上記撮像素子からの入力画像に対して種々の処理を行う画像処理部を、有し、
    上記画像処理部は、
    画像入力を1フレームより細かい単位に分割した処理単位ごとに異なる処理を行う処理ブロックと、
    上記処理ブロックの画像処理内容または/および程度の設定を保持するレジスタ群を複数有するレジスタ部と、
    処理を行う際に、上記レジスタ部における複数のレジスタ群の中から使用するレジスタ群を選択して画像処理内容または/および程度を切り替える制御手段と、
    入力画像に対して処理単位ごとに識別子を付加して上記画像処理部に入力する画像入力部と、を含み、
    上記画像処理部の制御手段は、
    識別子と使用するレジスタ群の対応を保持する記憶部と、
    上記記憶部に保持された内容を参照し処理単位に付加された識別子から使用するレジスタ群を得、処理単位ごとにレジスタ群を指定する信号を生成する制御部と、を含む
    画像処理装置。
  4. 撮像素子からの入力画像を処理する画像処理装置であって、
    上記撮像素子からの入力画像に対して種々の処理を行う画像処理部を、有し、
    上記画像処理部は、
    画像入力を1フレームより細かい単位に分割した処理単位ごとに異なる処理を行う処理ブロックと、
    上記処理ブロックの画像処理内容または/および程度の設定を保持するレジスタ群を複数有するレジスタ部と、
    処理を行う際に、上記レジスタ部における複数のレジスタ群の中から使用するレジスタ群を選択して画像処理内容または/および程度を切り替える制御手段と、
    入力画像に対して処理単位ごとに使用するレジスタ群を指定するデータを付加して入力する画像入力部と、を含み、
    上記画像処理部の制御手段は、
    処理単位に付加されたレジスタ群を指定するデータにより使用するレジスタ群を得、処理単位ごとにレジスタ群を指定する信号を生成する制御部を、含む
    画像処理装置。
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