JP6435904B2 - 出力装置、出力制御方法、及びプログラム - Google Patents

出力装置、出力制御方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、出力装置、出力制御方法、及びプログラムに関する。
従来、複数の静止画像を順次切り替えて表示するスライドショーの機能が広く知られている。この機能に関して、例えば、次に表示する静止画像との撮影日時の時間差を基にして、次の静止画像に切り替える際の切替パターンを異ならせるように制御する技術が開示されている(特許文献1参照)。
特開2011−164277号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されている技術では、静止画像を切り替える際の切替パターンを異ならせているだけであるので、複数の静止画像の関係性を効果的に表示させるには不十分であった。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、複数の静止画像の関係性を効果的に出力することができる出力装置、出力制御方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る出力装置は、
複数の静止画像を出力する出力装置であって、
前記複数の静止画像の各々を、画像効果または出力時間が指定された所定の出力態様で出力した後、更に画像効果または切替時間が指定された所定の切替態様で次の静止画像の出力に切り替えるようにして順次出力する出力手段と、
前記出力手段により順次出力される各々の静止画像について、他の静止画像との関連性を判別する関連性判別手段と、
前記関連性判別手段により判別された他の静止画像との関連性に基づき、前記出力手段により各静止画像を出力する際の前記出力態様と前記切替態様との組み合わせを特定する出力態様特定手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、複数の静止画像の関係性を効果的に出力することができる。
本発明を適用した一実施形態の撮像装置の概略構成を示すブロック図である。 実施形態1の撮像装置の出力態様特定テーブル及び切替態様特定テーブルの一例を示す図である。 動画像生成部により生成される動画像の概念図である。 実施形態1の撮像装置における動画像再生処理の一例を示すフローチャートである。 実施形態1の変形例の撮像装置の出力態様特定テーブル及び切替態様特定テーブルの一例を示す図である。 実施形態1の変形例の撮像装置における動画像再生処理の一例を示すフローチャートである。 実施形態2の撮像装置の概略構成を示すブロック図である。 実施形態2の撮像装置の第1出力態様特定テーブル及び第2出力態様特定テーブルの一例を示す図である。 実施形態2の撮像装置における動画像再生処理の一例を示すフローチャートである。 実施形態2の撮像装置における空間的表示方法(方法A)の一例を示す図である。 実施形態2の撮像装置における空間的表示方法(方法B)の一例を示す図である。
〔実施形態1〕
以下に、本発明について、図面を用いて具体的な態様を説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
図1は、本発明を適用した実施形態1の撮像装置100の概略構成を示すブロック図である。
本実施形態の撮像装置100は、ユーザによって選択された複数の静止画像の各々の時間情報に基づき、当該複数の静止画像の関連性を判別し、判別された当該複数の静止画像の関連性に基づき、各静止画像を出力する際の出力態様を特定し、特定された出力態様に基づき、当該複数の静止画像を切り替えて順次出力する。
図1に示すように、本実施形態の撮像装置100は、中央制御部1と、メモリ2と、撮像部3と、撮像制御部4と、画像データ生成部5と、画像処理部6と、画像記録部7と、表示部8と、操作入力部9とを備えている。
また、中央制御部1、メモリ2、撮像部3、撮像制御部4、画像データ生成部5、画像処理部6、画像記録部7、及び表示部8は、バスライン10を介して接続されている。
中央制御部1は、撮像装置100の各部を制御するものである。具体的には、中央制御部1は、図示は省略するが、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)を備え、撮像装置100用の各種処理プログラム(図示略)に従って各種の制御動作を行う。
メモリ2は、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等により構成され、中央制御部1や撮像制御部4や画像処理部6等の各部によって処理されるデータ等を一時的に記憶するものである。
撮像部3は、被写体を撮像する。具体的には、撮像部3は、レンズ部3aと、電子撮像部3bとを備えている。
レンズ部3aは、例えば、ズームレンズやフォーカスレンズ等の複数のレンズから構成されている。
電子撮像部3bは、例えば、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)やCCD(Charge Coupled Device)等のイメージセンサから構成され、レンズ部3aの各種レンズを通過した光学像を二次元の画像信号に変換する。
なお、図示は省略するが、撮像部3は、レンズ部3aを通過する光の量を調整する絞りを備えていても良い。
撮像制御部4は、撮像部3による被写体の撮像を制御する。
すなわち、撮像制御部4は、図示は省略するが、タイミング発生器、ドライバなどを備えている。そして、撮像制御部4は、タイミング発生器、ドライバにより電子撮像部3bを走査駆動して、所定周期毎に光学像を電子撮像部3bにより二次元の画像信号に変換させ、当該電子撮像部3bの撮像領域から1画面分ずつフレーム画像を読み出して画像データ生成部5に出力させる。
画像データ生成部5は、電子撮像部3bから転送されたフレーム画像のアナログ値の信号に対してRGBの各色成分に適宜ゲイン調整した後に、サンプルホールド回路(図示略)でサンプルホールドしてA/D変換器(図示略)でデジタルデータに変換し、カラープロセス回路(図示略)で画素補間処理及びγ補正処理を含むカラープロセス処理を行った後、デジタル値の輝度信号Y及び色差信号Cb,Cr(YUVデータ)を生成する。
また、画像データ生成部5は、生成した画像データをバッファメモリとして使用されるメモリ2や画像記録部7に転送する。
画像処理部6は、指定部6aと、取得部6bと、判別部6cと、出力態様特定部6dと、出力態様特定テーブル6eと、切替態様特定部6fと、切替態様特定テーブル6gと、動画像生成部6hと、を具備している。
なお、画像処理部6の各部は、例えば、所定のロジック回路から構成されているが、当該構成は一例であってこれに限られるものではない。
指定部6aは、画像記録部7に記録されている画像データから複数の静止画像を指定する。
具体的には、画像記録部7に記録されている画像データからユーザ所望の静止画像を選択可能な状態(例えば、表示パネル8aに複数の静止画像がサムネイル表示されている状態)で、後述する操作入力部9の選択ボタン(図示省略)のユーザによる操作によって所望の静止画像が複数(例えば、5枚)選択指示された後、ユーザにより操作入力部9の決定ボタン(図示省略)が操作されると、指定部6aは当該所望の静止画像を指定したこととなる。
取得部(時間情報取得手段)6bは、指定部6aにより指定された複数の静止画像の各々の撮影日時に係る時間情報を取得する。
具体的には、取得部6bは、指定部6aにより指定された各静止画像の画像データに付加されているExif情報から撮影日時に係る時間情報を取得する。
判別部(関連性判別手段)6cは、取得部6bにより取得された撮影日時に係る時間情報に基づき、指定部6aにより指定された複数の静止画像の関連性を判別する。
具体的には、判別部6cは、複数の静止画像の関連性として、互いの静止画像の撮影日時の時間差を判別する。この判別の方法としては、先ず、判別部6cは、指定部6aにより指定された各静止画像を出力(再生表示)する際の順番を決定する。具体的には、各静止画像の撮影日時順とする。次いで、判別部6cは、各静止画像の撮影日時に係る時間情報に基づき、出力順序が隣り合う2つの静止画像の撮影日時の時間差を判別する。
例えば、指定部6aにより指定された静止画像が5枚の場合、判別部6cは、1枚目の静止画像については、2枚目に出力する静止画像との撮影日時の時間差を判別する。次いで、判別部6cは、2枚目に出力する静止画像については、3枚目に出力する静止画像との撮影日時の時間差を、3枚目に出力する静止画像については、4枚目に出力する静止画像との撮影日時の時間差を、4枚目に出力する静止画像については、5枚目(最後)に出力する静止画像との撮影日時の時間差を判別する。ただし、5枚目に出力する静止画像については、撮影日時の時間差を判別する対象となる静止画像が存在しないため、判別部6cは、判別された各撮影日時の時間差の平均値を撮影日時の時間差として判別する。
出力態様特定部(出力態様特定手段)6dは、判別部6cにより判別された各静止画像の撮影日時の時間差に応じて、当該各静止画像を出力する際の出力態様を特定する。
本実施形態では、出力態様特定部6dは、出力態様特定テーブル6eを参照して、各静止画像を出力する際の出力態様を特定する。なお、出力態様特定テーブルは、独立した記憶部(図示省略)等に記憶しておき、この記憶部等に記憶されている出力態様特定テーブルを参照するようにしてもよい。
出力態様特定テーブル6eは、図2(a)に示すように、次に出力(再生表示)される静止画像との撮影日時の時間差と、再生時間(出力時間)と、画像フィルタ効果と、が対応付けられている。
従って、出力態様特定部6dは、この出力態様特定テーブル6eを参照することにより、判別部6cにより判別された各静止画像と当該各静止画像の次に再生される静止画像との撮影日時の時間差に応じて、当該各静止画像の再生時間、及び、当該各静止画像を再生する際の画像フィルタ効果を特定することができる。
例えば、1枚目として出力される静止画像と2枚目として出力される静止画像との撮影日時の時間差が1秒未満である場合、出力態様特定部6dは、1枚目として出力される静止画像の再生時間「0.5秒」を特定するとともに、当該静止画像を出力する際の画像フィルタ効果として「なし」を特定する。ここで、「なし」とは、何も画像処理が施されないことをいう。また、1枚目として出力される静止画像と2枚目として出力される静止画像との撮影日時の時間差が1時間以上、1日未満である場合、出力態様特定部6dは、1枚目として出力される静止画像の再生時間「4秒」を特定するとともに、当該静止画像を出力する際の画像フィルタ効果として「セピアへフェード」を特定する。ここで、「セピアへフェード」とは、出力される静止画像を徐々にセピア色に変更することをいう。ここでは、「4秒」でセピア色に変更するようにしてもよいし、「4秒」より短い時間でセピア色に変更し、残り時間は変更したセピア色で出力するようにしてもよい。また、1枚目として出力される静止画像と2枚目として出力される静止画像との撮影日時の時間差が1日以上である場合、出力態様特定部6dは、1枚目として出力される静止画像の再生時間「5秒」を特定するとともに、当該静止画像を出力する際の画像フィルタ効果として「モノクロへフェード」を特定する。ここで、「モノクロへフェード」とは、再生される静止画像を徐々にモノクロ化することをいう。ここでも、上述の「セピアへフェード」と同様に、モノクロ化する時間は「5秒」以内であればよい。
切替態様特定部(出力態様特定手段)6fは、判別部6cにより判別された各静止画像の撮影日時の時間差に応じて、次の静止画像を出力するまでの切替態様を特定する。
本実施形態では、切替態様特定部6fは、切替態様特定テーブル6gを参照して、次の静止画像を出力するまでの切替態様を特定する。なお、切替態様特定テーブルは、独立した記憶部(図示省略)等に記憶しておき、この記憶部等に記憶されている切替態様特定テーブルを参照するようにしてもよい。
切替態様特定テーブル6gは、図2(b)に示すように、次に出力(再生表示)される静止画像との撮影日時の時間差と、切替時間と、画像切替効果と、が対応付けられている。
従って、切替態様特定部6fは、切替態様特定テーブル6gを参照することにより、判別部6cにより判別された各静止画像と当該各静止画像の次に再生される静止画像との撮影日時の時間差に応じて、当該各静止画像の次の静止画像が再生されるまでの切替時間、及び、当該切替時間における画像切替効果を特定することができる。
例えば、1枚目として出力される静止画像と2枚目として出力される静止画像との撮影日時の時間差が1秒未満である場合、切替態様特定部6fは、1枚目の静止画像から2枚目の静止画像へ切り替える際の切替時間「0.2秒」を特定するとともに、当該切替時間における画像切替効果として「フェードイン」を特定する。ここで、「フェードイン」とは、画像が徐々にはっきりしてくる効果をいう。これにより、上記の例では、切替時間において、2枚目の静止画像が徐々にはっきり表示されることとなる。
また、1枚目に出力される静止画像と2枚目に出力される静止画像との撮影日時の時間差が1時間以上、1日未満である場合、切替態様特定部6fは、1枚目の静止画像から2枚目の静止画像へ切り替える際の切替時間「2秒」を特定するとともに、当該切替時間における画像切替効果として「フェードイン+ズームイン」を特定する。これにより、上記の例では、切替時間において、2枚目の静止画像が徐々にはっきり表示されるとともに当該静止画像がズームイン表示されることとなる。
また、1枚目に出力される静止画像と2枚目に出力される静止画像との撮影日時の時間差が1日以上である場合、切替態様特定部6fは、1枚目の静止画像から2枚目の静止画像へ切り替える際の切替時間「3秒」を特定するとともに、当該切替時間における画像切替効果として「フェードイン+スライドイン」を特定する。これにより、上記の例では、切替時間において、2枚目の静止画像が徐々にはっきり表示されるとともに当該静止画像がスライドイン表示されることとなる。
動画像生成部(出力手段)6hは、指定部6aにより指定された各静止画像から動画像を生成する。
具体的には、動画像生成部6hは、出力態様特定部6dにより特定された出力態様、及び、切替態様特定部6fにより特定された切替態様に基づき、指定部6aにより指定された各静止画像に対して動画像用の画像処理を施すことによって動画像を生成する。
例えば、上記の例のように、出力態様特定部6dにより、1枚目に出力される静止画像の再生時間「5秒」が特定されるとともに、当該静止画像を出力する際の画像フィルタ効果として「モノクロへフェード」が特定され、また、切替態様特定部6fにより、切替時間「3秒」が特定されるとともに、当該切替時間における画像切替効果として「フェードイン+スライドイン」が特定された場合、動画像生成部6hは、図3に示すように、1枚目の静止画像の再生時間を5秒に設定するとともに、徐々にモノクロ化する画像フィルタ効果を当該静止画像にかけることによって、動画像を生成する。また、動画像生成部6hは、2枚目の静止画像を再生する前の切替時間を3秒に設定するとともに、当該切替時間において、2枚目の静止画像を徐々にはっきり表示するとともに当該静止画像をスライドイン表示(例えば、表示パネル8aの左方から徐々に表示)する画像切替効果をかけることによって、動画像を生成する。
画像記録部7は、例えば、不揮発性メモリ(フラッシュメモリ)等により構成されている。また、画像記録部7は、画像データ生成部5の符号化部(図示略)により所定の符号化方式で符号化された各種の画像の画像データを記録する。
具体的には、画像記録部7は、例えば、撮像部3により被写体が撮像され、符号化部により符号化された静止画像の画像データや、動画像生成部6hにより生成され、符号化部により符号化された動画像の画像データ等を記録する。
なお、画像記録部7は、例えば、記録媒体(図示略)が着脱自在に構成され、装着された記録媒体からのデータの読み出しや記録媒体に対するデータの書き込みを制御する構成であっても良い。
表示部8は、静止画像や動画像を表示する。具体的には、表示部8は、表示パネル8aと、表示制御部8bとを具備している。
表示パネル8aは、表示領域内に画像を表示する。具体的には、表示パネル8aは、静止画撮影モードや動画撮影モードにて、撮像部3による被写体の撮像により生成された複数の画像フレームを所定の再生フレームレートで逐次更新しながらライブビュー画像を表示する。
なお、表示パネル8aとしては、例えば、液晶表示パネルや有機EL表示パネルなどが挙げられるが、一例であってこれらに限られるものではない。
表示制御部(出力手段)8bは、メモリ2や画像記録部7から読み出され画像処理部6により復号された所定サイズの画像データに基づいて、所定の画像を表示パネル8aの表示画面に表示させる制御を行う。具体的には、表示制御部8bは、VRAM(Video Random Access Memory)、VRAMコントローラ、デジタルビデオエンコーダなどを備えている。そして、デジタルビデオエンコーダは、画像処理部6により復号されてVRAM(図示略)に記憶されている輝度信号Y及び色差信号Cb,Crを、VRAMコントローラを介してVRAMから読み出して、これらのデータを元にビデオ信号を発生して表示パネル8aに出力する。
操作入力部9は、装置本体に対して各種指示を入力するためのものである。
具体的には、操作入力部9は、例えば、シャッタボタン、動作モードや機能等の選択指示に係る上下左右のカーソルボタン、決定ボタン等を具備する操作部(図示略)を備えている。
そして、ユーザにより操作部の各種ボタンが操作されると、操作入力部9は、操作されたボタンに応じた操作指示を中央制御部1に出力する。中央制御部1は、操作入力部9から出力され入力された操作指示に従って所定の動作(例えば、被写体の撮像等)を各部に実行させる。
なお、操作入力部9は、表示部8の表示パネル8aと一体となって設けられたタッチパネル(図示略)を有して構成されていても良い。
<動画像再生処理>
次に、本実施形態の撮像装置100による動画像再生処理について、図4を参照して説明する。図4は、動画像再生処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
図4に示すように、先ず、指定部6aは、ユーザ所望のU枚(U>1)の静止画像が選択指示されたか否かを判定する(ステップS1)。
具体的には、指定部6aは、画像記録部7に記録されている画像データからユーザ所望の静止画像を選択可能な状態(例えば、表示パネル8aに複数の静止画像がサムネイル表示されている状態)で、ユーザによる操作入力部9の選択ボタン(図示省略)の操作によって所望の静止画像がU枚選択指示された後、ユーザにより操作入力部9の決定ボタン(図示省略)が操作されたか否かを判定する。
ステップS1において、ユーザ所望のU枚(U>1)の静止画像が選択指示されていないと判定された場合(ステップS1;NO)、ステップS1の処理を繰り返し行う。
一方、ステップS1において、ユーザ所望のU枚(U>1)の静止画像が選択指示されたと判定された場合(ステップS1;YES)、取得部6bは、指定部6aにより指定されたU枚の静止画像の各々の撮影日時に係る時間情報t(1)〜t(u)を取得する(ステップS2)。なお、1〜uは、撮影日時に係る時間情報tが時間的に早い順に並んでいるものとする。
次いで、判別部6cは、各静止画像の撮影日時に係る時間情報t(1)〜t(u)に基づき、出力順序が隣り合う2つの静止画像の撮影日時の時間差td(=t(n+1)−t(n))を判別するため、先ず、ポインタnの値を1に設定する(ステップS3)。そして、判別部6cは、一枚目の静止画像と2枚目の静止画像との撮影日時の時間差tdを判別(算出)する(ステップS4)。そして、判別部6cは、算出された時間差tdを合計時間差Σtdに加算する(ステップS5)。
次いで、出力態様特定部6dは、出力態様特定テーブル6eを参照して、算出された時間差tdに該当する再生時間、及び画像フィルタ効果を特定する(ステップS6)。
次いで、表示制御部8bは、出力態様特定部6dにより特定された再生時間、及び画像フィルタ効果に基づき、1枚目の静止画像に対して動画像用の画像処理が施されることによって生成された動画像を表示パネル8aの表示画面に表示させる(ステップS7)。
次いで、表示制御部8bは、出力態様特定部6dにより特定された再生時間が経過したか否かを判定する(ステップS8)。
ステップS8において、再生時間が経過していないと判定された場合(ステップS8;NO)、ステップS7の処理を続けて行う。
一方、ステップS8において、再生時間が経過したと判定された場合(ステップS8;YES)、切替態様特定部6fは、切替態様特定テーブル6gを参照して、ステップS4で算出された時間差tdに該当する2枚目の静止画像を出力するまでの切替時間、及び画像切替効果を特定する(ステップS9)。
次いで、表示制御部8bは、切替態様特定部6fにより特定された切替時間、及び画像切替効果に基づき、2枚目の静止画像に対して動画像用の画像処理が施されることによって生成された動画像(切替画像)を表示パネル8aの表示画面に表示させる(ステップS10)。
次いで、表示制御部8bは、切替態様特定部6fにより特定された切替時間が経過したか否かを判定する(ステップS11)。
ステップS11において、切替時間が経過していないと判定された場合(ステップS11;NO)、ステップS10の処理を続けて行う。
一方、ステップS11において、切替時間が経過したと判定された場合(ステップS11;YES)、判別部6cは、ポインタnの値を1インクリメント、すなわちポインタnの値を2に設定し(ステップS12)、指定部6aにより指定された静止画像の枚数uの値と等しいか否かを判定する(ステップS13)。すなわち、次に切り替える静止画像がユーザにより選択された時間的に最後の静止画像であるか否かを判別する。
ステップS13において、ポインタnの値が静止画像の枚数uの値と等しくない、すなわちポインタnの値が当該枚数uの値よりも小さいと判定された場合(ステップS13;NO)、ステップS4へ戻り、それ以降の処理をポインタnの値が当該枚数uの値と等しくなるまで行う。
一方、ステップS13において、ポインタnの値が静止画像の枚数uの値と等しいと判定された場合(ステップS13;YES)、判別部6cは、ステップS5で加算された合計時間差Σtdをu−1で除することにより、平均時間差ddを算出する(ステップS14)。
次いで、出力態様特定部6dは、出力態様特定テーブル6eを参照して、算出された平均時間差ddに該当する再生時間、及び画像フィルタ効果を特定する(ステップS15)。
次いで、表示制御部8bは、出力態様特定部6dにより特定された再生時間、及び画像フィルタ効果に基づき、U枚目の静止画像に対して動画像用の画像処理が施されることによって生成された動画像を表示パネル8aの表示画面に表示させる(ステップS16)。
次いで、表示制御部8bは、出力態様特定部6dにより特定された再生時間が経過したか否かを判定する(ステップS17)。
ステップS17において、再生時間が経過していないと判定された場合(ステップS17;NO)、ステップS16の処理を続けて行う。
一方、ステップS17において、再生時間が経過したと判定された場合(ステップS17;YES)、動画像再生処理を終了する。
以上のように、本実施形態の撮像装置100によれば、複数の静止画像の各々を、画像効果または出力時間が指定された所定の出力態様で出力した後、更に画像効果または切替時間が指定された所定の切替態様で次の静止画像の出力に切り替えるようにして順次出力し、順次出力される各々の静止画像について、他の静止画像との関連性を判別し、判別された他の静止画像との関連性に基づき、各静止画像を出力する際の前記出力態様と前記切替態様との組み合わせを特定することとなる。
従って、複数の静止画像を切り替えて順次出力する際に、各静止画像を出力するときの出力態様及び切替態様を変化させることによって、当該複数の静止画像の関連性を効果的に出力することができる。
また、本実施形態の撮像装置100によれば、順次出力される各々の静止画像について、他の静止画像との関連性の度合いを判別し、判別された他の静止画像との関連性の度合いに基づき、各静止画像を出力する際の画像効果の強度と再生時間または切替時間の長さの組み合わせを特定することとなる。
従って、複数の静止画像を切り替えて順次出力する際に、各静止画像を出力するときの画像効果の強度と再生時間または切替時間の長さを変化させることによって、出力態様及び切替態様の変化を視覚的に容易に把握することができるようになるので、当該複数の静止画像の関連性を効果的に出力することができる。
また、本実施形態の撮像装置100によれば、他の静止画像との関連性の度合いとして、互いの静止画像の時間情報の時間的な差の大きさを判別することとなるので、複数の静止画像を切り替えて順次出力する際に、各静止画像を出力するときの画像効果の強度と再生時間または切替時間の長さから互いの静止画像の時間的な変化量を把握することができる。
また、本実施形態の撮像装置100によれば、他の静止画像との関連性の度合いとして、出力順序が隣り合う2つの静止画像の時間情報の時間的な差の大きさを判別することとなるので、複数の静止画像を切り替えて順次出力する際に、各静止画像を出力するときの画像効果の強度と再生時間または切替時間の長さから出力順序が隣り合う2つの静止画像の時間的な変化量を把握することができる。
また、本実施形態の撮像装置100によれば、時間情報の時間的な差の大きさを判別する対象となる他の静止画像が存在しない静止画像の場合でも、所定の方法で算出された値を当該時間的な差の大きさとして判別することとなるので、複数の静止画像を切り替えて順次出力する際に、各静止画像の関連性を好適に表すことができるようになる。
また、本実施形態の撮像装置100によれば、判別部6cにより判別された時間情報の時間的な差の大きさに応じて、出力態様を特定することとなるので、複数の静止画像を切り替えて順次出力する際に、各静止画像を出力するときの出力態様から当該複数の静止画像の時間的な変化量を把握することができる。
また、本実施形態の撮像装置100によれば、判別部6cにより判別された時間情報の時間的な差の大きさに応じて、複数の静止画像の各々を出力する際の出力時間を特定することとなる。
従って、複数の静止画像を切り替えて順次出力する際に、各静止画像を出力するときの出力時間の長さから当該複数の静止画像の時間的な変化量を容易に把握することができる。
また、本実施形態の撮像装置100によれば、判別部6cにより判別された時間情報の時間的な差の大きさに応じて、複数の静止画像の各々を出力する際の画像効果を更に特定することとなる。
従って、複数の静止画像を切り替えて順次出力する際に、各静止画像を出力するときの画像効果からも当該複数の静止画像の時間的な変化量を容易に把握することができる。
また、本実施形態の撮像装置100によれば、判別部6cにより判別された時間情報の時間的な差の大きさに応じて、次の静止画像の出力に切り替える際の切替態様を特定することとなるので、複数の静止画像を切り替えて順次出力する際に、当該切替態様からも当該複数の静止画像の時間的な変化量を把握することができる。
また、本実施形態の撮像装置100によれば、判別部6cにより判別された時間情報の時間的な差の大きさに応じて、次の静止画像を出力するまでの切替時間を特定することとなる。
従って、複数の静止画像を切り替えて順次出力する際に、次の静止画像を出力するまでの切替時間の長さから当該複数の静止画像の時間的な変化量を容易に把握することができる。
また、本実施形態の撮像装置100によれば、判別部6cにより判別された時間情報の時間的な差の大きさに応じて、次の静止画像の出力に切り替る際の画像効果を更に特定することとなる。
従って、複数の静止画像を切り替えて順次出力する際に、次の静止画像の出力に切り替る際の画像効果からも当該複数の静止画像の時間的な変化量を容易に把握することができる。
また、本実施形態の撮像装置100によれば、複数の静止画像の各々の撮影日時に係る時間情報を取得することとなるので、複数の静止画像を切り替えて順次出力する際に、各静止画像を出力するときの画像効果の強度と再生時間または切替時間の長さから当該複数の静止画像の各々の撮影日時の時間差を把握することができる。
<変形例>
次に、上記実施形態1の変形例について、図5及び図6を用いて説明する。なお、上記実施形態1と同様の構成については同じ符号を付して説明を省略する。
変形例の撮像装置100Aでは、指定部6aにより指定された複数の静止画像の関連性を、上記実施形態1とは異なる方法で判別することを特徴としている。
本変形例の判別部6cは、各静止画像の撮影日時に係る時間情報に基づき、1枚目の静止画像、すなわち最も時間的に早い静止画像を基準に各静止画像との撮影日時の時間差を判別する。
例えば、指定部6aにより指定された静止画像が5枚の場合、判別部6cは、1枚目の静止画像については、撮影日時の時間差を判別する対象となる静止画像が存在しないため、5枚目の静止画像の撮影日時と1枚目の静止画像の撮影日時との時間差を各静止画像の間隔の数(例えば、静止画像が5枚であれば4)で除した値を撮影日時の時間差として判別する。次いで、判別部6cは、2枚目の静止画像については、2枚目の静止画像と1枚目の静止画像との撮影日時の時間差を、3枚目の静止画像については、3枚目の静止画像と1枚目の静止画像との撮影日時の時間差を、4枚目の静止画像については、4枚目の静止画像と1枚目の静止画像との撮影日時の時間差を、5枚目の静止画像については、5枚目の静止画像と1枚目の静止画像との撮影日時の時間差を判別する。
本変形例の出力態様特定部6dは、上記実施形態1の出力態様特定テーブル6eの代わりに出力態様特定テーブル6iを参照して、各静止画像を出力する際の出力態様を特定する。
出力態様特定テーブル6iは、図5(a)に示すように、1枚目の静止画像(最も時間的に早い静止画像)との撮影日時の時間差と、再生時間(出力時間)と、画像フィルタ効果と、が対応付けられている。
また、本変形例の切替態様特定部6fは、上記実施形態1の切替態様特定テーブル6gの代わりに切替態様特定テーブル6jを参照して、次の静止画像を出力するまでの切替態様を特定する。
切替態様特定テーブル6jは、図5(b)に示すように、1枚目の静止画像(最も時間的に早い静止画像)との撮影日時の時間差と、切替時間と、画像切替効果と、が対応付けられている。
<動画像再生処理>
次に、本変形例の撮像装置100Aによる動画像再生処理について、図6を参照して説明する。図6は、動画像再生処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
図6に示すように、先ず、指定部6aは、上記実施形態1と同様にユーザ所望のU枚(U>1)の静止画像が選択指示されたか否かを判定する(ステップS21)。ここでも、1〜uは、撮影日時に係る時間情報tが時間的に早い順に並んでいるものとする。
ステップS21において、ユーザ所望のU枚(U>1)の静止画像が選択指示されていないと判定された場合(ステップS21;NO)、ステップS21の処理を繰り返し行う。
一方、ステップS21において、ユーザ所望のU枚(U>1)の静止画像が選択指示されたと判定された場合(ステップS21;YES)、取得部6bは、指定部6aにより指定されたU枚の静止画像の各々の撮影日時に係る時間情報t(1)〜t(u)を取得する(ステップS22)。
次いで、判別部6cは、各静止画像の撮影日時に係る時間情報t(1)〜t(u)に基づき、1枚目の静止画像を基準に各静止画像との撮影日時の時間差tf(=t(n)−t(1))を判別するため、先ず、ポインタnの値を1に設定する(ステップS23)。このとき、1枚目の静止画像については、撮影日時の時間差を判別する対象となる静止画像が存在しないため、判別部6cは、u枚目の静止画像の撮影日時t(u)と1枚目の静止画像の撮影日時t(1)との時間差t(u)−t(1)を各静止画像の間隔の数u−1で除することによって、平均時間差deを算出し(ステップS24)、当該平均時間差deを撮影日時の時間差として判別する。
次いで、出力態様特定部6dは、出力態様特定テーブル6iを参照して、算出された平均時間差deに該当する再生時間、及び画像フィルタ効果を特定する(ステップS25)。
次いで、表示制御部8bは、出力態様特定部6dにより特定された再生時間、及び画像フィルタ効果に基づき、1枚目の静止画像に対して動画像用の画像処理が施されることによって生成された動画像を表示パネル8aの表示画面に表示させる(ステップS26)。
次いで、表示制御部8bは、出力態様特定部6dにより特定された再生時間が経過したか否かを判定する(ステップS27)。
ステップS27において、再生時間が経過していないと判定された場合(ステップS27;NO)、ステップS26の処理を続けて行う。
一方、ステップS27において、再生時間が経過したと判定された場合(ステップS27;YES)、切替態様特定部6fは、切替態様特定テーブル6jを参照して、ステップS24で算出された平均時間差deに該当する2枚目の静止画像を出力するまでの切替時間、及び画像切替効果を特定する(ステップS28)。
次いで、表示制御部8bは、切替態様特定部6fにより特定された切替時間、及び画像切替効果に基づき、2枚目の静止画像に対して動画像用の画像処理が施されることによって生成された動画像(切替画像)を表示パネル8aの表示画面に表示させる(ステップS29)。
次いで、表示制御部8bは、切替態様特定部6fにより特定された切替時間が経過したか否かを判定する(ステップS30)。
ステップS30において、切替時間が経過していないと判定された場合(ステップS30;NO)、ステップS29の処理を続けて行う。
一方、ステップS30において、切替時間が経過したと判定された場合(ステップS30;YES)、判別部6cは、ポインタnの値を2に設定する(ステップS31)。
次いで、判別部6cは、2枚目の静止画像と1枚目の静止画像との撮影日時の時間差tf(t(n)−t(1))を判別(算出)する(ステップS32)。
次いで、出力態様特定部6dは、出力態様特定テーブル6iを参照して、算出された時間差tfに該当する再生時間、及び画像フィルタ効果を特定する(ステップS33)。
次いで、表示制御部8bは、出力態様特定部6dにより特定された再生時間、及び画像フィルタ効果に基づき、2(n=2)枚目の静止画像に対して動画像用の画像処理が施されることによって生成された動画像を表示パネル8aの表示画面に表示させる(ステップS34)。
次いで、表示制御部8bは、出力態様特定部6dにより特定された再生時間が経過したか否かを判定する(ステップS35)。
ステップS35において、再生時間が経過していないと判定された場合(ステップS35;NO)、ステップS34の処理を続けて行う。
一方、ステップS35において、再生時間が経過したと判定された場合(ステップS35;YES)、判別部6cは、ポインタnの値が指定部6aにより指定された静止画像の枚数uの値と等しいか否かを判定する(ステップS36)。すなわち、ユーザにより選択された時間的に最後の静止画像の再生が終了したか否かを判別する。
ステップS36において、ポインタnの値が指定部6aにより指定された静止画像の枚数uの値と等しいと判定された場合(ステップS36;YES)、動画像再生処理を終了する。
一方、ステップS36において、ポインタnの値が指定部6aにより指定された静止画像の枚数uの値と等しくないと判定された場合(ステップS36;NO)、切替態様特定部6fは、切替態様特定テーブル6jを参照して、ステップS32で算出された時間差tfに該当する3枚目の静止画像を出力するまでの切替時間、及び画像切替効果を特定する(ステップS37)。
次いで、表示制御部8bは、切替態様特定部6fにより特定された切替時間、及び画像切替効果に基づき、3(n+1=3)枚目の静止画像に対して動画像用の画像処理が施されることによって生成された動画像(切替画像)を表示パネル8aの表示画面に表示させる(ステップS38)。
次いで、表示制御部8bは、切替態様特定部6fにより特定された切替時間が経過したか否かを判定する(ステップS39)。
ステップS39において、切替時間が経過していないと判定された場合(ステップS39;NO)、ステップS38の処理を続けて行う。
一方、ステップS39において、切替時間が経過したと判定された場合(ステップS39;YES)、判別部6cは、ポインタnの値を1インクリメント、すなわちポインタnの値を3に設定し(ステップS40)、ステップS32へ戻り、それ以降の処理をポインタnの値が指定部6aにより指定された静止画像の枚数uの値と等しくなるまで行う。
以上のように、本変形例の撮像装置100Aによれば、他の静止画像との関連性の度合いとして、1枚目の静止画像を基準に各静止画像との時間情報の時間的な差の大きさを判別することとなるので、複数の静止画像を切り替えて順次出力する際に、各静止画像を出力するときの画像効果の強度と再生時間または切替時間の長さから1枚目の静止画像を基準に各静止画像との時間的な変化量を把握することができる。
〔実施形態2〕
次に、実施形態2の撮像装置200について説明する。なお、基本的には、実施形態1の撮像装置100と同様の構成を有しており、以下、同様の構成を有する部分については同じ符号を付して説明を省略し、主に異なる部分について説明する。
本実施形態の撮像装置200は、グループ化された複数の静止画像の画像グループの種類を判別し、判別された画像グループの種類に基づき、各静止画像を出力する際の出力態様を特定し、当該出力態様に基づき、各静止画像を出力することを特徴としている。
本実施形態の画像処理部6は、図7に示すように、指定部6aと、判別部6cと、撮影間隔情報取得部6kと、次元情報取得部6lと、出力態様特定部6dと、第1出力態様特定テーブル6m1と、第2出力態様特定テーブル6m2と、動画像生成部6hと、を具備している。
なお、画像処理部6の各部は、例えば、所定のロジック回路から構成されているが、当該構成は一例であってこれに限られるものではない。
指定部6aは、画像記録部7に記録されている画像データから、複数の静止画像からなる画像グループを指定する。
具体的には、画像記録部7に記録されている画像データから、ユーザ所望の一の画像ファイルに加えて、複数の静止画像からなる画像グループを選択可能な状態で、ユーザによる操作入力部9の選択ボタン(図示省略)の操作によって所望の画像グループが選択指示された後、ユーザにより操作入力部9の決定ボタン(図示省略)が操作されると、指定部6aは、当該所望の画像グループを指定する。すなわち、画像グループを指定することで当該画像グループに格納されている複数の静止画像が指定されることとなる。
判別部(グループ判別手段)6cは、指定部6aにより指定された画像グループに基づき、当該画像グループの種類を判別する。
具体的には、判別部6cは、当該複数の静止画像からなる画像グループが、連写により撮影された複数の静止画像の画像グループ(第1グループ)であるか、ブラケットにより撮影された複数の静止画像の画像グループ(第2グループ)であるかを判別する。
撮影間隔情報取得部(撮影間隔情報取得手段)6kは、判別部6cにより判別された画像グループが連写により撮影された複数の静止画像の画像グループ(第1グループ)である場合、当該画像グループに格納された複数の静止画像の撮影間隔情報を取得する。
次元情報取得部(次元情報取得手段)6lは、判別部6cにより判別された画像グループがブラケットにより撮影された複数の静止画像の画像グループ(第2グループ)である場合、当該ブラケットによる撮影の次元を示す情報を取得する。ここで、次元とは、ブラケットによる撮影を行う際に変化させる撮影パラメータの数を示すものである。例えば、1次元の場合は、ブラケットによる撮影を行う際に変化させる撮影パラメータの数は1であり、2次元の場合は、ブラケットによる撮影を行う際に変化させる撮影パラメータの数は2である。なお、撮影パラメータには、明るさ、ホワイトバランス、フォーカス、絞り、シャッタースピード等があり、1次元ブラケット撮影の場合は、これらのうち一つのパラメータの設定値を例えば、3段階(−1、0、+1)で変化させることにより3枚の撮影を行う。一方、2次元ブラケット撮影の場合は、二つのパラメータの設定値をそれぞれ例えば、3段階(−1、0、+1)で変化させることにより計9枚の撮影を行う。
出力態様特定部6dは、判別部6cにより判別された画像グループの種類に基づき、各静止画像を出力する際の出力態様を特定する。
具体的には、出力態様特定部6dは、判別部6cにより判別された画像グループが第1グループである場合、当該画像グループの複数の静止画像を切り替えて順次出力する態様を特定する。更に、出力態様特定部6dは、第1出力態様特定テーブル6m1を参照して、撮影間隔情報取得部6kにより取得された撮影間隔情報に基づき、各静止画像の再生時間(出力時間)と次の静止画像へ切り替える際の切替時間を特定する。
また、出力態様特定部6dは、判別部6cにより判別された画像グループが第2グループである場合、当該画像グループの複数の静止画像を空間的に配置して出力する態様を特定する。更に、出力態様特定部6dは、第2出力態様特定テーブル6m2を参照して、次元情報取得部6lにより取得された次元情報に基づき、各静止画像の空間的な配置パターンを特定する。
具体的には、次元情報取得部6lにより取得された次元情報が1次元を示す情報である場合、出力態様特定部6dは、第2出力態様特定テーブル6m2を参照し、空間的表示方法として、方法Aを特定するとともに、再生時間「0.2秒」を特定する。ここで、方法Aについて説明する。図10に示すように、方法Aでは、先ず1枚目の画像として、撮影パラメータの設定値「0」で撮影された静止画像を所定の再生時間が経過するまで表示パネル8aの表示画面に表示する(図10(a)参照)。次に、2枚目の画像として、撮影パラメータの設定値「−1」で撮影された静止画像の左側半分と、撮影パラメータの設定値「0」で撮影された静止画像の右側半分を合成した画像を所定の再生時間が経過するまで表示パネル8aの表示画面に表示する(図10(b)参照)。次に、3枚目の画像として、撮影パラメータの設定値「0」で撮影された静止画像の左側半分と、撮影パラメータの設定値「+1」で撮影された静止画像の右側半分を合成した画像を所定の再生時間が経過するまで表示パネル8aの表示画面に表示する(図10(c)参照)。次に、4枚目の画像として、撮影パラメータの設定値「−1」で撮影された静止画像の左側3分の1と、撮影パラメータの設定値「0」で撮影された静止画像の中央部分3分の1と、撮影パラメータの設定値「+1」で撮影された静止画像の右側3分の1を合成した画像を所定の再生時間が経過するまで表示パネル8aの表示画面に表示する(図10(d)参照)。
また、次元情報取得部6lにより取得された次元情報が2次元を示す情報である場合、出力態様特定部6dは、第2出力態様特定テーブル6m2を参照し、空間的表示方法として、方法Bを特定するとともに、再生時間「0.15秒」を特定する。ここで、方法Bについて説明する。図11に示すように、方法Bでは、先ず1枚目の画像として、撮影パラメータの設定値「0,0」で撮影された静止画像を所定の再生時間が経過するまで表示パネル8aの表示画面に表示する(図11(a)参照)。次に、2枚目の画像として、撮影パラメータの設定値「0,0」で撮影された静止画像を9分の1のサイズに縮小した画像(以下、基準画像という)を表示画面の中央に表示するとともに、撮影パラメータの設定値「−1,+1」で撮影された静止画像を9分の1のサイズに縮小した画像を当該基準画像の左上に表示する(図11(b)参照)。次に、3枚目の画像として、基準画像を表示画面の中央に表示するとともに、撮影パラメータの設定値「0,+1」で撮影された静止画像を9分の1のサイズに縮小した画像を当該基準画像の真上に表示する(図11(c)参照)。次に、4枚目の画像として、基準画像を表示画面の中央に表示するとともに、撮影パラメータの設定値「+1,+1」で撮影された静止画像を9分の1のサイズに縮小した画像を当該基準画像の右上に表示する(図11(d)参照)。次に、5枚目の画像として、基準画像を表示画面の中央に表示するとともに、撮影パラメータの設定値「+1,0」で撮影された静止画像を9分の1のサイズに縮小した画像を当該基準画像の右に表示する(図11(e)参照)。次に、6枚目の画像として、基準画像を表示画面の中央に表示するとともに、撮影パラメータの設定値「−1,0」で撮影された静止画像を9分の1のサイズに縮小した画像を当該基準画像の左に表示する(図11(f)参照)。次に、7枚目の画像として、基準画像を表示画面の中央に表示するとともに、撮影パラメータの設定値「−1,−1」で撮影された静止画像を9分の1のサイズに縮小した画像を当該基準画像の左下に表示する(図11(g)参照)。次に、8枚目の画像として、基準画像を表示画面の中央に表示するとともに、撮影パラメータの設定値「0,−1」で撮影された静止画像を9分の1のサイズに縮小した画像を当該基準画像の真下に表示する(図11(h)参照)。次に、9枚目の画像として、基準画像を表示画面の中央に表示するとともに、撮影パラメータの設定値「+1,−1」で撮影された静止画像を9分の1のサイズに縮小した画像を当該基準画像の右下に表示する(図11(i)参照)。次に、10枚目の画像として、2〜9枚目で表示した各縮小画像を一斉に表示する(図11(j)参照)。また、1〜10枚目の各画像の再生時間は、いずれも0.15秒である。
第1出力態様特定テーブル6m1は、図8(a)に示すように、撮影間隔と、再生時間(出力時間)と、切替時間と、が対応付けられている。
従って、出力態様特定部6dは、第1出力態様特定テーブル6m1を参照することにより、撮影間隔情報取得部6kにより取得された撮影間隔情報に応じて、各静止画像の再生時間、及び、次の静止画像を再生するまでの切替時間を特定することができる。
第2出力態様特定テーブル6m2は、図8(b)に示すように、ブラケット次元と、空間的表示方法と、再生時間と、が対応付けられている。
従って、出力態様特定部6dは、第2出力態様特定テーブル6m2を参照することにより、次元情報取得部6lにより取得された次元情報に応じて、各静止画像の表示方法、及び、当該各静止画像の再生時間を特定することができる。
動画像生成部6hは、指定部6aにより指定された画像ファイルに格納されている各静止画像から動画像を生成する。
具体的には、動画像生成部6hは、出力態様特定部6dにより特定された出力態様に基づき、指定部6aにより指定された画像ファイルに格納されている各静止画像に対して動画像用の画像処理を施すことによって動画像を生成する。
<動画像再生処理>
次に、本実施形態の撮像装置200による動画像再生処理について、図9を参照して説明する。図9は、動画像再生処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
図9に示すように、先ず、指定部6aは、ユーザ所望の画像ファイルが選択指示されたか否かを判定する(ステップS101)。
具体的には、画像記録部7に記録されている画像データから、ユーザ所望の一の画像ファイル或いは画像グループを選択可能な状態で、ユーザによる操作入力部9の選択ボタン(図示省略)の操作によって所望の画像グループが選択指示された後、ユーザにより操作入力部9の決定ボタン(図示省略)が操作されたか否かを判定する。
ステップS101において、ユーザ所望の画像グループが選択指示されていないと判定された場合(ステップS101;NO)、ステップS101の処理を繰り返し行う。
一方、ステップS101において、ユーザ所望の画像グループが選択指示されたと判定された場合(ステップS101;YES)、判別部6cは、指定部6aにより指定された画像グループに基づき、当該画像グループの種類を判別する(ステップS102)。
ステップS102において、判別部6cにより当該複数の静止画像の画像グループが、連写により撮影された複数の静止画像の画像グループ(第1グループ)であると判定された場合(ステップS102;YES)、撮影間隔情報取得部6kは、当該画像グループに格納されている複数の静止画像の撮影間隔ti、及び枚数vを示す情報を取得する(ステップS103)。
次いで、出力態様特定部6dは、第1出力態様特定テーブル6m1を参照して、撮影間隔情報取得部6kにより取得された撮影間隔tiに該当する設定値(各静止画像の再生時間(出力時間)、及び次の静止画像へ切り替える際の切替時間)を特定する(ステップS104)。
次いで、表示制御部8bは、ポインタnの値を1に設定し(ステップS105)、出力態様特定部6dにより特定された再生時間に基づき、1(n=1)枚目の静止画像に対して動画像用の画像処理が施されることによって生成された動画像を表示パネル8aの表示画面に表示させる(ステップS106)。
次いで、表示制御部8bは、出力態様特定部6dにより特定された再生時間が経過したか否かを判定する(ステップS107)。
ステップS107において、再生時間が経過していないと判定された場合(ステップS107;NO)、ステップS106の処理を続けて行う。
一方、ステップS107において、再生時間が経過したと判定された場合(ステップS107;YES)、出力態様特定部6dにより特定された切替時間に基づき、動画像用の画像処理が施され生成された動画像を表示パネル8aの表示画面に表示させる(ステップS108)。
次いで、表示制御部8bは、出力態様特定部6dにより特定された切替時間が経過したか否かを判定する(ステップS109)。
ステップS109において、切替時間が経過していないと判定された場合(ステップS109;NO)、ステップS108の処理を続けて行う。
一方、ステップS109において、切替時間が経過したと判定された場合(ステップS109;YES)、表示制御部8bは、ポインタnの値を1インクリメント、すなわちポインタnの値を2に設定し(ステップS110)、撮影間隔情報取得部6kにより取得された静止画像の枚数vの値と等しいか否かを判定する(ステップS111)。
ステップS111において、ポインタnの値が静止画像の枚数vの値と等しくない、すなわちポインタnの値が静止画像の枚数vの値よりも小さいと判定された場合(ステップS111;NO)、ステップS106へ戻り、それ以降の処理をポインタnの値が静止画像の枚数vの値と等しくなるまで行う。
一方、ステップS111において、ポインタnの値が静止画像の枚数vの値と等しいと判定された場合(ステップS111;YES)、動画像再生処理を終了する。
また、ステップS102において、判別部6cにより当該複数の静止画像の画像グループが、連写により撮影された複数の静止画像の画像グループ(第1グループ)でない、すなわちブラケットにより撮影された複数の静止画像の画像グループ(第2グループ)であると判別された場合(ステップS102;NO)、次元情報取得部6lは、当該ブラケットによる撮影の次元d、及び当該画像グループに格納されている静止画像の枚数wを示す情報を取得する(ステップS112)。
次いで、出力態様特定部6dは、第2出力態様特定テーブル6m2を参照して、次元情報取得部6lにより取得された次元dに該当する各静止画像の空間的表示方法、及び再生時間を特定する(ステップS113)。
次いで、表示制御部8bは、ポインタnの値を1に設定し(ステップS114)、出力態様特定部6dにより特定された空間的表示方法、及び再生時間に基づき、1(n=1)枚目の静止画像に対して動画像用の画像処理が施されることによって生成された動画像を表示パネル8aの表示画面に表示させる(ステップS115)。
次いで、表示制御部8bは、出力態様特定部6dにより特定された再生時間が経過したか否かを判定する(ステップS116)。
ステップS116において、再生時間が経過していないと判定された場合(ステップS116;NO)、ステップS115の処理を続けて行う。
一方、ステップS116において、再生時間が経過したと判定された場合(ステップS116;YES)、表示制御部8bは、ポインタnの値を1インクリメント、すなわちポインタnの値を2に設定し(ステップS117)、次元情報取得部6lにより取得された静止画像の枚数wに1を加えた値と等しいか否かを判定する(ステップS118)。
ステップS118において、ポインタnの値が静止画像の枚数wに1を加えた値と等しくない、すなわちポインタnの値が静止画像の枚数wに1を加えた値よりも小さいと判定された場合(ステップS118;NO)、ステップS115へ戻り、それ以降の処理をポインタnの値が静止画像の枚数wに1を加えた値と等しくなるまで行う。
一方、ステップS118において、ポインタnの値が静止画像の枚数wに1を加えた値と等しいと判定された場合(ステップS118;YES)、表示制御部8bは、出力態様特定部6dにより特定された空間的表示方法、及び再生時間に基づき、1(n=w+1)枚目の静止画像に対して動画像用の画像処理が施されることによって生成された動画像を表示パネル8aの表示画面に表示させる(ステップS119)。
次いで、表示制御部8bは、出力態様特定部6dにより特定された再生時間が経過したか否かを判定する(ステップS120)。
ステップS120において、再生時間が経過していないと判定された場合(ステップS120;NO)、ステップS119の処理を続けて行う。
一方、ステップS120において、再生時間が経過したと判定された場合(ステップS120;YES)、動画像再生処理を終了する。
以上のように、本実施形態の撮像装置200によれば、複数の静止画像を、時間的に異なるタイミング又は空間的に異なる位置で出力し、出力対象となる複数の静止画像の関連性を判別し、判別された関連性に基づき、複数の静止画像を出力する際に、時間的に異なるタイミングで出力させるか、又は空間的に異なる位置で出力させるか、のいずれかを特定することとなる。
従って、複数の静止画像を出力する際の出力態様を変化させることによって、当該複数の静止画像の関連性を効果的に出力することができる。
また、本実施形態の撮像装置200によれば、グループ化された複数の静止画像の画像グループの種類を判別し、判別された当該画像グループの種類に基づき、出力対象となる複数の静止画像を時間的に異なるタイミングで出力させるか、又は空間的に異なる位置で出力させるか、のいずれかを特定することとなる。具体的には、判別された画像グループが第1グループである場合、当該画像グループの複数の静止画像を時間的に異なるタイミングで切り替えて順次出力する態様を特定する一方、判別された画像グループが第2グループである場合、当該画像グループの複数の静止画像の各々を空間的に異なる位置で出力する態様を特定することとなる。
従って、グループ化された複数の静止画像を出力する際に、当該複数の静止画像の画像グループの種類に応じて、各静止画像を出力するときの出力態様を異ならせることができるので、当該出力態様を変化させることによって、当該複数の静止画像の関連性を効果的に出力することができる。
また、本実施形態の撮像装置200によれば、判別された画像グループが第1グループである場合、当該画像グループの複数の静止画像の撮影間隔情報を取得し、当該撮影間隔情報に基づき、各静止画像の出力時間と次の静止画像へ切り替える際の切替時間を特定することとなる。
従って、複数の静止画像を切り替えて順次出力する際に、各静止画像を出力するときの出力態様及び切替態様から当該複数の静止画像を連写撮影したときの撮影間隔を把握することができる。
また、本実施形態の撮像装置200によれば、判別された画像グループが第2グループである場合、ブラケットによる撮影の当該ブラケットの次元情報を取得し、当該次元情報に基づき、複数の静止画像の各々の空間的な位置が異なる配置パターンを特定することとなる。
従って、複数の静止画像を出力する際に、各静止画像の各々の空間的な位置が異なる配置パターンから当該複数の静止画像をブラケット撮影したときの次元(撮影パラメータの数)を把握することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
例えば、上記実施形態1にあっては、指定部6aにより指定された各静止画像を出力する際の順番を当該各静止画像の撮影日時順としたが、当該順番をユーザが任意に設定することができるようにしても良い。
また、上記実施形態1及び2にあっては、動画像生成部6hにより生成された動画像を表示パネル8aに表示させる表示制御部8bに限らず、当該動画像を生成する動画像生成部6hも出力態様特定部6dにより特定された出力態様に基づき、複数の静止画像を出力する出力手段を構成するものである。この出力手段により出力される複数の静止画像は、外部機器により表示されるようにしてもよく、また、表示パネル8aに表示されることなく画像データ生成部5に出力され画像データが生成されるようにしてもよい。
また、上記実施形態1にあっては、取得部6bは、複数の静止画像の各々の時間情報として、具体的には、撮影日時に係る時間情報を取得するようにしたが、例えば、画像編集が行われた静止画像については、画像編集が行われ画像記録部7に保存された日時に係る情報であってもよい。
また、上記実施形態1の変形例にあっては、最も時間的に早い静止画像を基準に各静止画像との撮影日時の時間差を判別するようにしているが、最も時間的に遅い静止画像を基準としてもよく、基準とする静止画像は任意に設定可能としてもよい。
また、上記実施形態1にあっては、取得部6bは、複数の静止画像の各々の時間情報を取得するようにしているが、時間情報以外に各静止画像が撮影された際の位置情報を取得するようにしてもよく、この場合、出力態様特定部6dは、出力手段が複数の静止画像の各々を出力する際の出力態様として、取得部6bにより取得された複数の静止画像間の位置情報の差分から、出力手段により各静止画像を出力する際の画像効果の強度と再生時間または切替時間の長さの組み合わせを特定してもよい。
更に、出力態様特定部6dは、出力手段が複数の静止画像の各々を出力する際の出力態様として、取得部6bにより取得された複数の静止画像間の位置情報の差分から、前記出力手段により各静止画像を出力する際の再生時間に代えて、画像サイズを特定してもよい。
また、上記実施形態1にあっては、画像フィルタ効果として、静止画像にセピアもしくはモノクロへフェードする効果を採用したが、これら以外の色味へフェードする効果を採用してもよい。また、例えば、昼のように輝度が高いと想定される時間帯の静止画像から、夜のように輝度が低いと想定される時間帯の静止画像へ切り替える場合は、徐々に輝度を落とすような画像フィルタ効果を採用し、輝度が低いと想定される時間帯の静止画像から輝度が高いと想定される時間帯の静止画像へ切り替える場合は、徐々に輝度を上げるような画像フィルタ効果を採用するようにしてもよい。
また、上記実施形態2にあっては、ブラケットによる撮影として、一つのパラメータの設定値を3段階(−1、0、+1)で変化させるようにしているが、段階は4段階、5段階等他の段階数であってもよく、変化する値も0.5毎のように異なる値を変化の単位としても良い。同様に、2次元ブラケット撮影の場合も、二つのパラメータの設定値を変化させる段階数、或いは変化の単位は、3段階(−1、0、+1)とは異なる段階数、或いは変化の単位であってもよい。
また、上記実施形態2にあっては、空間的表示方法として、方法Aを用いる場合、4枚目の画像として、撮影パラメータの設定値「−1」で撮影された静止画像、撮影パラメータの設定値「0」で撮影された静止画像、及び撮影パラメータの設定値「+1」で撮影された静止画像のいずれも各静止画像の中央部分3分の1を合成した画像を所定の再生時間が経過するまで表示パネル8aの表示画面に表示するようにしてもよい。
また、空間的表示方法として、方法Bを用いる場合、表示画面の空き領域を利用して、撮影パラメータの値を表示するようにしてもよい。例えば、図10(b)に示すように、基準画像を表示画面の中央に表示するとともに、撮影パラメータの設定値「−1,+1」で撮影された静止画像を9分の1のサイズに縮小した画像を当該基準画像の左上に表示している場合、基準画像の右方に当該基準画像の撮影パラメータの設定値「0,0」を表示するとともに、当該基準画像の左上に表示されている縮小画像の右方に当該縮小画像の撮影パラメータの設定値「−1,+1」を表示するようにする。
また、上記実施形態1にあっては、静止画像の画像情報に付加されたExif情報から撮影日時に係る時間情報を取得するようにしたが、当該時間情報を取得可能であれば、取得先はExif情報に限られない。
また、上記実施形態1にあっては、出力手段、関連性判別手段、出力態様特定手段としての機能を、中央制御部1の制御下にて、動画像生成部、判別部、出力態様特定部が駆動することにより実現される構成としたが、これに限られるものではなく、中央制御部1のCPUによって所定のプログラム等が実行されることにより実現される構成としても良い。
すなわち、プログラムを記憶するプログラムメモリ(図示略)に、動画像生成処理ルーチン、判別処理ルーチン、出力態様特定処理ルーチンを含むプログラムを記憶しておく。そして、動画像生成処理ルーチンにより中央制御部1のCPUを、複数の静止画像の各々を、画像効果または出力時間が指定された所定の出力態様で出力した後、更に画像効果または切替時間が指定された所定の切替態様で次の静止画像の出力に切り替えるようにして順次出力する手段として機能させるようにしても良い。また、判別処理ルーチンにより中央制御部1のCPUを、動画像生成処理ルーチンにより順次出力される各々の静止画像について、他の静止画像との関連性を判別する手段として機能させるようにしても良い。また、出力態様特定処理ルーチンにより中央制御部1のCPUを、判別処理ルーチンにより判別された他の静止画像との関連性に基づき、動画像生成処理ルーチンにより各静止画像を出力する際の出力態様と切替態様との組み合わせを特定する手段として機能させるようにしても良い。
また、上記実施形態2にあっては、出力手段、関連性判別手段、出力態様特定手段としての機能を、中央制御部1の制御下にて、動画像生成部、判別部、出力態様特定部が駆動することにより実現される構成としたが、これに限られるものではなく、中央制御部1のCPUによって所定のプログラム等が実行されることにより実現される構成としても良い。
すなわち、プログラムを記憶するプログラムメモリ(図示略)に、動画像生成処理ルーチン、判別処理ルーチン、出力態様特定処理ルーチンを含むプログラムを記憶しておく。そして、動画像生成処理ルーチンにより中央制御部1のCPUを、複数の静止画像を、時間的に異なるタイミング又は空間的に異なる位置で出力する手段として機能させるようにしても良い。また、判別処理ルーチンにより中央制御部1のCPUを、動画像生成処理ルーチンによる出力対象となる複数の静止画像の関連性を判別する手段として機能させるようにしても良い。また、出力態様特定処理ルーチンにより中央制御部1のCPUを、判別処理ルーチンにより判別された関連性に基づき、動画像生成処理ルーチンにより複数の静止画像を出力する際に、時間的に異なるタイミングで出力させるか、又は空間的に異なる位置で出力させるか、のいずれかを特定する手段として機能させるようにしても良い。
さらに、上記の各処理を実行するためのプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な媒体として、ROMやハードディスク等の他、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬型記録媒体を適用することも可能である。また、プログラムのデータを所定の通信回線を介して提供する媒体としては、キャリアウェーブ(搬送波)も適用される。
本発明の実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
複数の静止画像を出力する出力装置であって、
前記複数の静止画像の各々を、画像効果または出力時間が指定された所定の出力態様で出力した後、更に画像効果または切替時間が指定された所定の切替態様で次の静止画像の出力に切り替えるようにして順次出力する出力手段と、
前記出力手段により順次出力される各々の静止画像について、他の静止画像との関連性を判別する関連性判別手段と、
前記関連性判別手段により判別された他の静止画像との関連性に基づき、前記出力手段により各静止画像を出力する際の前記出力態様と前記切替態様との組み合わせを特定する出力態様特定手段と、
を備えることを特徴とする出力装置。
<請求項2>
前記関連性判別手段は、前記出力手段により順次出力される各々の静止画像について、他の静止画像との関連性の度合いを判別し、
前記出力態様特定手段は、前記関連性判別手段により判別された他の静止画像との関連性の度合いに基づき、前記出力手段により各静止画像を出力する際の画像効果の強度と再生時間または切替時間の長さの組み合わせを特定することを特徴とする請求項1に記載の出力装置。
<請求項3>
前記複数の静止画像の各々の時間情報を取得する時間情報取得手段を、更に備え、
前記関連性判別手段は、前記他の静止画像との関連性の度合いとして、前記時間情報取得手段により取得された互いの静止画像の時間情報の時間的な差の大きさを判別することを特徴とする請求項2に記載の出力装置。
<請求項4>
前記関連性判別手段は、前記他の静止画像との関連性の度合いとして、前記出力手段による出力順序が隣り合う2つの静止画像の時間情報の時間的な差の大きさを判別することを特徴とする請求項3に記載の出力装置。
<請求項5>
前記関連性判別手段は、前記他の静止画像との関連性の度合いとして、特定の静止画像を基準に各静止画像との時間情報の時間的な差の大きさを判別することを特徴とする請求項3に記載の出力装置。
<請求項6>
前記関連性判別手段は、前記時間情報の時間的な差の大きさを判別する対象となる他の静止画像が存在しない静止画像の場合、所定の方法で算出された値を当該時間的な差の大きさとして判別することを特徴とする請求項4又は5に記載の出力装置。
<請求項7>
前記出力態様特定手段は、前記関連性判別手段により判別された前記時間情報の時間的な差の大きさに応じて、前記出力態様を特定することを特徴とする請求項3〜6の何れか一項に記載の出力装置。
<請求項8>
前記出力態様特定手段は、前記関連性判別手段により判別された前記時間情報の時間的な差の大きさに応じて、複数の静止画像の各々を出力する際の前記出力時間を特定することを特徴とする請求項7に記載の出力装置。
<請求項9>
前記出力態様特定手段は、前記関連性判別手段により判別された前記時間情報の時間的な差の大きさに応じて、複数の静止画像の各々を出力する際の前記画像効果を特定することを特徴とする請求項7又は8に記載の出力装置。
<請求項10>
前記出力態様特定手段は、前記関連性判別手段により判別された前記時間情報の時間的な差の大きさに応じて、次の静止画像の出力に切り替る際の前記切替態様を特定することを特徴とする請求項3〜9の何れか一項に記載の出力装置。
<請求項11>
前記出力態様特定手段は、前記関連性判別手段により判別された前記時間情報の時間的な差の大きさに応じて、次の静止画像の出力をするまでの前記切替時間を特定することを特徴とする請求項10に記載の出力装置。
<請求項12>
前記出力態様特定手段は、前記関連性判別手段により判別された前記時間情報の時間的な差の大きさに応じて、次の静止画像の出力に切り替る際の前記画像効果を特定することを特徴とする請求項10又は11に記載の出力装置。
<請求項13>
前記時間情報取得手段は、前記複数の静止画像の各々の撮影日時に係る時間情報を取得することを特徴とする請求項3〜11の何れか一項に記載の出力装置。
<請求項14>
複数の静止画像を出力する出力装置であって、
複数の静止画像を、時間的に異なるタイミング又は空間的に異なる位置で出力する出力手段と、
前記出力手段による出力対象となる複数の静止画像の関連性を判別する関連性判別手段と、
前記関連性判別手段により判別された関連性に基づき、前記出力手段により複数の静止画像を出力する際に、時間的に異なるタイミングで出力させるか、又は空間的に異なる位置で出力させるか、のいずれかを特定する出力態様特定手段と、
を備えることを特徴とする出力装置。
<請求項15>
前記複数の静止画像は、所定の条件に基づきグループ化されたものであり、
前記複数の静止画像のグループは複数種類あり、
前記グループの種類を判別するグループ判別手段を、更に備え、
前記出力態様特定手段は、前記グループ判別手段により判別されたグループの種類に基づき、出力対象となる複数の静止画像を時間的に異なるタイミングで出力させるか、又は空間的に異なる位置で出力させるか、のいずれかを特定することを特徴とする請求項14に記載の出力装置。
<請求項16>
前記グループには、連写により撮影された複数の静止画像をグループ化した第1グループと、ブラケットにより撮影された複数の静止画像をグループ化した第2グループと、が含まれ、
前記出力態様特定手段は、前記グループ判別手段により判別されたグループが第1グループである場合、当該グループの複数の静止画像を時間的に異なるタイミングで切り替えて順次出力する態様を特定することを特徴とする請求項15に記載の出力装置。
<請求項17>
前記グループ判別手段により判別されたグループが第1グループである場合、当該グループの複数の静止画像の撮影間隔情報を取得する撮影間隔情報取得手段を更に備え、
前記出力態様特定手段は、前記撮影間隔情報に基づき、前記グループの複数の静止画像の出力時間と次の静止画像へ切り替える際の切替時間のうちの少なくとも何れか一方を特定することを特徴とする請求項16に記載の出力装置。
<請求項18>
前記出力態様特定手段は、前記グループ判別手段により判別されたグループが第2グループである場合、当該グループの複数の静止画像の各々を空間的に異なる位置で出力する態様を特定することを特徴とする請求項17に記載の出力装置。
<請求項19>
前記グループ判別手段により判別されたグループが第2グループである場合、ブラケットによる撮影の当該ブラケットの次元情報を取得する次元情報取得手段を更に備え、
前記出力態様特定手段は、前記次元情報に基づき、複数の静止画像の各々の空間的な位置が異なる配置パターンを特定することを特徴とする請求項18に記載の出力装置。
<請求項20>
複数の静止画像の各々を、画像効果または出力時間が指定された所定の出力態様で出力した後、更に画像効果または切替時間が指定された所定の切替態様で次の静止画像の出力に切り替えるようにして順次出力する処理と、
順次出力される各々の静止画像について、他の静止画像との関連性を判別する処理と、
判別された他の静止画像との関連性に基づき、各静止画像を出力する際の前記出力態様と前記切替態様との組み合わせを特定する処理と、
を含むことを特徴とする出力制御方法。
<請求項21>
コンピュータに、
複数の静止画像の各々を、画像効果または出力時間が指定された所定の出力態様で出力した後、更に画像効果または切替時間が指定された所定の切替態様で次の静止画像の出力に切り替えるようにして順次出力する出力機能、
前記出力機能により順次出力される各々の静止画像について、他の静止画像との関連性を判別する関連性判別機能、
前記関連性判別機能により判別された他の静止画像との関連性に基づき、前記出力機能により各静止画像を出力する際の前記出力態様と前記切替態様との組み合わせを特定する出力態様特定機能と、
を実現させることを特徴とするプログラム。
<請求項22>
複数の静止画像を、時間的に異なるタイミング又は空間的に異なる位置で出力する処理と、
出力対象となる複数の静止画像の関連性を判別する処理と、
判別された関連性に基づき、複数の静止画像を出力する際に、時間的に異なるタイミングで出力させるか、又は空間的に異なる位置で出力させるか、のいずれかを特定する処理と、
を含むことを特徴とする出力制御方法。
<請求項23>
コンピュータに、
複数の静止画像を、時間的に異なるタイミング又は空間的に異なる位置で出力する出力機能、
前記出力機能による出力対象となる複数の静止画像の関連性を判別する関連性判別機能、
前記関連性判別機能により判別された関連性に基づき、前記出力機能により複数の静止画像を出力する際に、時間的に異なるタイミングで出力させるか、又は空間的に異なる位置で出力させるか、のいずれかを特定する出力態様特定機能、
を実現させることを特徴とするプログラム。
100、100A、200 撮像装置
1 中央制御部
6 画像処理部
6a 指定部
6b 取得部
6c 判別部
6d 出力態様特定部
6e 出力態様特定テーブル
6f 切替態様特定部
6g 切替態様特定テーブル
6h 動画像生成部
7 画像記録部
8 表示部
8a 表示パネル
8b 表示制御部
9 操作入力部

Claims (23)

  1. 複数の静止画像を出力する出力装置であって、
    前記複数の静止画像の各々を、画像効果または出力時間が指定された所定の出力態様で出力した後、更に画像効果または切替時間が指定された所定の切替態様で次の静止画像の出力に切り替えるようにして順次出力する出力手段と、 前記出力手段により順次出力される各々の静止画像について、他の静止画像との関連性を判別する関連性判別手段と、
    前記関連性判別手段により判別された他の静止画像との関連性に基づき、前記出力手段により各静止画像を出力する際の前記出力態様と前記切替態様との組み合わせを特定する出力態様特定手段と、 を備えることを特徴とする出力装置。
  2. 前記関連性判別手段は、前記出力手段により順次出力される各々の静止画像について、他の静止画像との関連性の度合いを判別し、
    前記出力態様特定手段は、前記関連性判別手段により判別された他の静止画像との関連性の度合いに基づき、前記出力手段により各静止画像を出力する際の画像効果の強度と再生時間または切替時間の長さの組み合わせを特定することを特徴とする請求項1に記載の出力装置。
  3. 前記複数の静止画像の各々の時間情報を取得する時間情報取得手段を、更に備え、
    前記関連性判別手段は、前記他の静止画像との関連性の度合いとして、前記時間情報取得手段により取得された互いの静止画像の時間情報の時間的な差の大きさを判別することを特徴とする請求項2に記載の出力装置。
  4. 前記関連性判別手段は、前記他の静止画像との関連性の度合いとして、前記出力手段による出力順序が隣り合う2つの静止画像の時間情報の時間的な差の大きさを判別することを特徴とする請求項3に記載の出力装置。
  5. 前記関連性判別手段は、前記他の静止画像との関連性の度合いとして、特定の静止画像を基準に各静止画像との時間情報の時間的な差の大きさを判別することを特徴とする請求項3に記載の出力装置。
  6. 前記関連性判別手段は、前記時間情報の時間的な差の大きさを判別する対象となる他の静止画像が存在しない静止画像の場合、所定の方法で算出された値を当該時間的な差の大きさとして判別することを特徴とする請求項4又は5に記載の出力装置。
  7. 前記出力態様特定手段は、前記関連性判別手段により判別された前記時間情報の時間的な差の大きさに応じて、前記出力態様を特定することを特徴とする請求項3〜6の何れか一項に記載の出力装置。
  8. 前記出力態様特定手段は、前記関連性判別手段により判別された前記時間情報の時間的な差の大きさに応じて、複数の静止画像の各々を出力する際の前記出力時間を特定することを特徴とする請求項7に記載の出力装置。
  9. 前記出力態様特定手段は、前記関連性判別手段により判別された前記時間情報の時間的な差の大きさに応じて、複数の静止画像の各々を出力する際の前記画像効果を特定することを特徴とする請求項7又は8に記載の出力装置。
  10. 前記出力態様特定手段は、前記関連性判別手段により判別された前記時間情報の時間的な差の大きさに応じて、次の静止画像の出力に切り替る際の前記切替態様を特定することを特徴とする請求項3〜9の何れか一項に記載の出力装置。
  11. 前記出力態様特定手段は、前記関連性判別手段により判別された前記時間情報の時間的な差の大きさに応じて、次の静止画像の出力をするまでの前記切替時間を特定することを特徴とする請求項10に記載の出力装置。
  12. 前記出力態様特定手段は、前記関連性判別手段により判別された前記時間情報の時間的な差の大きさに応じて、次の静止画像の出力に切り替る際の前記画像効果を特定することを特徴とする請求項10又は11に記載の出力装置。
  13. 前記時間情報取得手段は、前記複数の静止画像の各々の撮影日時に係る時間情報を取得することを特徴とする請求項3〜11の何れか一項に記載の出力装置。
  14. 複数の静止画像を出力する出力装置であって、
    複数の静止画像を、時間的に異なるタイミング又は空間的に異なる位置で出力する出力手段と、
    前記出力手段による出力対象となる複数の静止画像の関連性を判別する関連性判別手段と、
    前記関連性判別手段により判別された関連性に基づき、前記出力手段により複数の静止画像を出力する際に、時間的に異なるタイミングで出力させるか、又は空間的に異なる位置で出力させるか、のいずれかを特定する出力態様特定手段と、
    を備えることを特徴とする出力装置。
  15. 前記複数の静止画像は、所定の条件に基づきグループ化されたものであり、
    前記複数の静止画像のグループは複数種類あり、
    前記グループの種類を判別するグループ判別手段を、更に備え、
    前記出力態様特定手段は、前記グループ判別手段により判別されたグループの種類に基づき、出力対象となる複数の静止画像を時間的に異なるタイミングで出力させるか、又は空間的に異なる位置で出力させるか、のいずれかを特定することを特徴とする請求項14に記載の出力装置。
  16. 前記グループには、連写により撮影された複数の静止画像をグループ化した第1グループと、ブラケットにより撮影された複数の静止画像をグループ化した第2グループと、が含まれ、
    前記出力態様特定手段は、前記グループ判別手段により判別されたグループが第1グループである場合、当該グループの複数の静止画像を時間的に異なるタイミングで切り替えて順次出力する態様を特定することを特徴とする請求項15に記載の出力装置。
  17. 前記グループ判別手段により判別されたグループが第1グループである場合、当該グループの複数の静止画像の撮影間隔情報を取得する撮影間隔情報取得手段を更に備え、
    前記出力態様特定手段は、前記撮影間隔情報に基づき、前記グループの複数の静止画像の出力時間と次の静止画像へ切り替える際の切替時間のうちの少なくとも何れか一方を特定することを特徴とする請求項16に記載の出力装置。
  18. 前記出力態様特定手段は、前記グループ判別手段により判別されたグループが第2グループである場合、当該グループの複数の静止画像の各々を空間的に異なる位置で出力する態様を特定することを特徴とする請求項17に記載の出力装置。
  19. 前記グループ判別手段により判別されたグループが第2グループである場合、ブラケットによる撮影の当該ブラケットの次元情報を取得する次元情報取得手段を更に備え、
    前記出力態様特定手段は、前記次元情報に基づき、複数の静止画像の各々の空間的な位置が異なる配置パターンを特定することを特徴とする請求項18に記載の出力装置。
  20. 複数の静止画像の各々を、画像効果または出力時間が指定された所定の出力態様で出力した後、更に画像効果または切替時間が指定された所定の切替態様で次の静止画像の出力に切り替えるようにして順次出力する処理と、
    順次出力される各々の静止画像について、他の静止画像との関連性を判別する処理と、
    判別された他の静止画像との関連性に基づき、各静止画像を出力する際の前記出力態様と前記切替態様との組み合わせを特定する処理と、
    を含むことを特徴とする出力制御方法。
  21. コンピュータに、
    複数の静止画像の各々を、画像効果または出力時間が指定された所定の出力態様で出力した後、更に画像効果または切替時間が指定された所定の切替態様で次の静止画像の出力に切り替えるようにして順次出力する出力機能、
    前記出力機能により順次出力される各々の静止画像について、他の静止画像との関連性を判別する関連性判別機能、
    前記関連性判別機能により判別された他の静止画像との関連性に基づき、前記出力機能により各静止画像を出力する際の前記出力態様と前記切替態様との組み合わせを特定する出力態様特定機能と、
    を実現させることを特徴とするプログラム。
  22. 複数の静止画像を、時間的に異なるタイミング又は空間的に異なる位置で出力する処理と、
    出力対象となる複数の静止画像の関連性を判別する処理と、
    判別された関連性に基づき、複数の静止画像を出力する際に、時間的に異なるタイミングで出力させるか、又は空間的に異なる位置で出力させるか、のいずれかを特定する処理と、
    を含むことを特徴とする出力制御方法。
  23. コンピュータに、
    複数の静止画像を、時間的に異なるタイミング又は空間的に異なる位置で出力する出力機能、
    前記出力機能による出力対象となる複数の静止画像の関連性を判別する関連性判別機能、
    前記関連性判別機能により判別された関連性に基づき、前記出力機能により複数の静止画像を出力する際に、時間的に異なるタイミングで出力させるか、又は空間的に異なる位置で出力させるか、のいずれかを特定する出力態様特定機能、
    を実現させることを特徴とするプログラム。
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