JP2004229073A - 撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】オートブラケットで撮影された画像をオートブラケットによる一連の撮影枚数の単位で表示部に分割表示させることができる撮像装置を提供する。
【解決手段】表示部20は画像を表示する。撮像部10とバッファメモリ11、14と画像処理部12とメモリ制御部13とシステム制御部15の処理により、1度のレリーズ操作に対して、撮影条件を変更して複数回の撮影処理を行い、一連の複数の画像データを生成する。記録媒体19は、生成した画像データを撮影条件と関連付けて格納する。システム制御部15は、記録媒体19より一連の単位で読み出した複数の画像データを基に、表示部20に複数の画像を表示させる。
【選択図】 図1
【解決手段】表示部20は画像を表示する。撮像部10とバッファメモリ11、14と画像処理部12とメモリ制御部13とシステム制御部15の処理により、1度のレリーズ操作に対して、撮影条件を変更して複数回の撮影処理を行い、一連の複数の画像データを生成する。記録媒体19は、生成した画像データを撮影条件と関連付けて格納する。システム制御部15は、記録媒体19より一連の単位で読み出した複数の画像データを基に、表示部20に複数の画像を表示させる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、1回のレリーズ動作(シャッタ動作)で撮影条件の異なる複数枚の画像を撮影する機能を有する撮像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のディジタルカメラにおいて、1回のレリーズ動作で撮影条件の異なる(例えば、露光量が異なる)複数枚の画像を撮影する機能(以下、オートブラケットとする)がある。これにより、利用者は、撮影後に撮影条件の異なる複数枚の撮影結果の画像を見て、好みの画像を選択することができる。また、従来のディジタルカメラには、被写体を撮影後、撮影結果の画像を液晶画面などの表示部で分割表示することで複数枚同時に確認する機能がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のディジタルカメラにおいては、分割表示の際に、通常に撮影された画像とオートブラケットで撮影された画像が混在して表示されるためオートブラケットによる画像の変化を確認しづらいという問題がある。また、表示画面の分割数が1回のオートブラケットの撮影枚数(以下、ブラケット枚数とする)より多い場合には、表示が開始される画像の順番によっては1回分のオートブラケットの撮影結果(以下、1ブラケット撮影結果とする)の一部が表示から外れてしまい、オートブラケットによる画像の変化を確認しづらいという問題がある。更に、表示画面の分割数がブラケット枚数よりも小さい場合は1回分のオートブラケットによる撮影結果の画像全てを一度に画面表示で確認することができないという問題点がある。すなわち、ディジタルカメラの表示部に分割表示されている複数画像だけでオートブラケットによる一連の補正の効果を一目で確認できないという問題がある。
【0004】
本発明は上記問題点を鑑みてなされたものであり、オートブラケットで撮影された画像をオートブラケットによる一連の撮影枚数の単位で表示部に分割表示させることができる撮像装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上述した課題を解決すべくなされたもので、本発明による撮像装置においては、画像を表示する表示手段と、1度のレリーズ操作に対して、撮影条件を変更して複数回の撮影処理を行い、一連の複数の画像データを生成する撮影処理手段と、撮影処理手段の生成した画像データを前記撮影条件と関連付けて格納する記録媒体と、記録媒体より一連の単位で読み出した複数の画像データを基に、表示手段に複数の画像を表示させる表示制御手段とを具備することを特徴とする。尚、1度のレリーズ操作に対して、撮影条件を変更して複数回の撮影処理を行うことをオートブラケットという。
【0006】
これにより、本発明の撮像装置においては、オートブラケットで撮影された画像をオートブラケットによる一連の撮影枚数の単位で表示手段に分割表示させることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。
まず、本発明の一実施形態における撮像装置について概略構成を説明する。尚、本実施形態における撮像装置は、静止画像を撮影する撮像装置であり、例えば電子スチルカメラなどである。
図1は、本発明の一実施形態における撮像装置の概略構成を示すブロック図である。10は撮像部であり、レンズ、絞りなどの光学系と、撮像素子や利得調整回路などの光電変換後の電荷信号を基にディジタル化した撮像データを生成して出力する回路とをすべて含んでいる。すなわち、撮像部10は、光学系により撮像素子の受光面上に結像した被写体に応じた撮像データ(ディジタルデータ)を出力する。尚、撮像素子とは、例えばCCD(Charge Coupled Device)センサやCMOSセンサなどである。
【0008】
11は、バッファメモリであり、撮像部10が出力した撮像データであるRAW(ロウ)画像データ(未処理の画像データ)と、その撮像データを撮影した際の撮影条件(例えば露光量、ホワイトバランス補正量など)に関する情報である撮影情報とを関連付けて記憶する一時記憶領域である。12は、画像処理部であり、バッファメモリ11に記憶されたRAW画像データとその撮影情報からホワイトバランスや画像圧縮などの処理を行い、所定のデータ形式の画像データを出力する。尚、所定のデータ形式とは、例えばJPEG形式などである。
【0009】
14は、バッファメモリであり、画像処理部12で処理した画像データまたは、未処理の画像データとその撮影情報を記憶する一時記憶領域である。16は、インタフェース部であり、後述する記憶媒体19へ画像データを記録するためのインタフェースである。13はメモリ制御部であり、上述したバッファメモリ11およびバッファメモリ14を制御する。19は、記録媒体であり、ハードディスクやフラッシュメモリ等の記憶媒体である。尚、記録媒体19は撮像装置に内蔵された構成でも、取り外しが可能な構成でもよい。
【0010】
20は、表示部であり、バッファメモリ14の表示用キャッシュ領域に格納されている画像データを表示する機能を有し、例えば液晶ディスプレイなどである。15はシステム制御部であり、撮像装置内の各処理部の動作などシステム全体を制御する。17は、撮影モード設定部であり、利用者からの指示に応じて、撮影モード、撮影条件などシステムの設定を変更、更新できる。18は、操作部であり、利用者のレリーズ操作や表示操作などに応じて、レリーズ処理や表示処理などのカメラ全体への指示をシステム制御部15へ出力する。
【0011】
尚、本実施形態における撮影モードには、通常撮影モードと、オートブラケット撮影モードを少なくとも含む。ここで、オートブラケット撮影モードとは、例えば1度のレリーズ操作により露光量を変化させた複数枚の画像データを撮像するモードである。また、露光量を変化させるオートブラケットをAEB(Auto Exposure Bracketing)という。具体的には1度のレリーズ操作により露光量を適正、−1段、+1段の3段階に変化させて3枚の画像の撮影を行う。上述した露光量の段階数(=撮影枚数)や露光量の1段あたりの変化量は撮影モード設定部17により所定の選択肢より選択して変更することが可能である。
【0012】
また、利用者の画像表示操作に応じて操作部18より画像表示処理の指示がシステム制御部15へ出力された場合に、システム制御部15はインタフェース16を介して記録媒体19より表示用の画像データを抽出して、表示部20に表示する。その際、メモリ制御部13は、表示された画像の画像データを一時記憶領域であるバッファメモリ14の表示用キャッシュ領域に格納する。
【0013】
また、撮影モード設定部17は、通常確認モードおよびオートブラケット画像確認モードの設定も行うことができる。これは、バッファメモリ14に保存している画像データや、記録媒体19に記録された画像データの写り具合を利用者が確認するために、表示部20に画像データを表示させる際の表示設定である。ここで、通常確認モードとは、任意の画像データを撮影順に確認することができる表示設定である。更に、通常確認モード時には、1枚ずつの画像データの表示以外にも、4分割または9分割に画面を分割表示して複数枚の画像データを一度に表示することが可能である。また、オートブラケット画像確認モードとは、オートブラケット撮影モードで撮影した一連の画像(以下、オートブラケット画像とする)を分割表示で一度に確認することができる表示設定である。
【0014】
ここで、表示部20に9分割の分割表示で画像データを表示した表示例を図4(a)に示す。図4(a)において、30a、30b、30cは、一連のオートブラケット画像であり、例えば露光量が適正→−1段→+1段の順番に補正された画像である。尚、この表示例は、従来と同様の表示方法であり、オートブラケット画像を含む場合に上述したような問題が生じる。すなわち、どこまでが一連のオートブラケット画像であるかを認識し辛いという問題である。更に、次画面にまたがって一連のオートブラケット画像が表示される場合、画像データを比較するのに画面を移動させて見なければならないので非常に使い勝手が悪くなるという問題もある。
【0015】
次に、オートブラケット撮影モード時における撮影条件の他の設定例について説明する。上述したように撮影モード設定部17は、オートブラケットの一連の撮影枚数をあらかじめ設定した枚数から選択または設定することが可能である。更に、撮影モード設定部17は、複数種類のオートブラケットの選択または設定することが可能である。ここで、オートブラケットの種類は、上述したAEBの他に、例えば、ホワイトバランス処理時に推定する被写体の色温度を変化させた複数枚の画像を1度のレリーズ操作で撮影するホワイトバランスオートブラケットがある。
【0016】
尚、本実施形態においては、ホワイトバランスオートブラケットも上述したAEBと同様に色温度を適正、−1段、+1段の3段階に変化させて3枚の画像の撮影を行う。また、上述した色温度の段階数(=撮影枚数)や色温度の1段あたりの変化量は撮影モード設定部17により所定の選択肢より選択して変更することが可能である。
【0017】
以上により、利用者は、AEBまたはホワイトバランスオートブラケットのいずれかを行うよう設定することや、両方を行うよう設定することができる。また、両方行うように設定され場合は、例えばAEBとホワイトバランスオートブラケットにおいてそれぞれ3段階変化させると、双方の組み合わせにより9回の撮影が行われる。
【0018】
次に、上述したバッファメモリ14または記録媒体19に、画像データと撮影情報とを関連付けて格納する際の、情報の構成例について図を用いて説明する。図5は、バッファメモリ14または記録媒体19に格納する画像情報の構成例を示す図である。図5に示すように、画像情報40には、撮影情報41と画像データ42が含まれている。また、撮影情報41として、撮影日時情報やオートブラケットに関する情報などがある。また、オートブラケットに関する情報としては、上述したオートブラケットの設定に関する情報であるオートブラケット設定情報や、一連の撮影における何番目の画像であるかを特定する撮影枚数情報などが含まれる。
【0019】
以上に示したように、撮像装置において撮像部10とバッファメモリ11、14と画像処理部12とメモリ制御部13とシステム制御部15の処理により、1度のレリーズ操作に対して、撮影条件を変更して複数回の撮影処理を行い、一連の複数の画像データを生成する。次に、記録媒体19は、生成した画像データを撮影条件と関連付けて格納する。次に、システム制御部15は、記録媒体19より一連の単位で読み出した複数の画像データを基に、表示部20に複数の画像を表示させる。
【0020】
次に、図1に示した撮像装置がオートブラケットを行う際の動作について説明する。
図2は、図1に示した撮像装置のオートブラケット撮影モードでの基本的フローチャートである。利用者の設定に応じて、撮影モード設定部17は、オートブラケット撮影モードを設定する(ステップS201)。次に、利用者のレリーズ操作に応じて、操作部18は、レリーズ処理の指示をシステム制御部15へ出力する(ステップS202)。これにより、撮像部10の光学系や撮像素子などが制御され撮像部10よりRAW画像データが出力される。また、オートブラケット撮影モードが設定されているので、自動で露光量を3段階に変化させた3枚分の画像が撮像される。次に、メモリ制御部13の制御により、撮像部10より出力される3枚分のRAW画像データとそのRAW画像データに関連する撮影情報(少なくとも各露光量に関する情報を含む)がバッファメモリ11に保存される(ステップS203)。
【0021】
次に、画像処理部12は、バッファメモリ11よりRAW画像データを読み出してホワイトバランスや圧縮処理などの一連の画像処理を行うことで、所定のデータ形式の画像データを生成して出力する(ステップS204)。次に、メモリ制御部13の制御により画像処理部12の出力する画像データがバッファメモリ14に保存される(ステップS205)。次に、メモリ制御部13の制御によりバッファメモリ14に保存された画像データは記録媒体19にインタフェース16を通して記録される(ステップS206)。
【0022】
また、連写する場合はバッファメモリ11がいっぱいになるまで3段階に露光量を変化させる撮影が繰り返される(その度に、RAW画像データと撮影情報がバッファメモリ11に保存される(ステップS203)。)。その後、画像データの生成処理(ステップS204)や、画像データの保存(ステップS205)や、記録媒体19への保存(ステップS206)が順次行なわれる。
【0023】
尚、上述したステップS201のオートブラケット撮影モードの設定は、通常撮影モードからの切替えに必要な処理であって、撮像装置が既にオートブラケット撮影モードである場合には必要のない処理である。
【0024】
次に、図1に示した撮像装置が撮像した画像データを表示部20に表示する表示処理について説明する。図3は、図1に示した撮像装置が撮像した画像データを表示部20に表示する表示処理を示すフローチャートである。尚、図3に示す表示処理は、図2に示した撮影終了後に自動的に開始してもよく、操作部18からの画像表示指示に応じて開始してもよい。また、利用者が撮像後の画像を表示部20で確認する際、操作モード設定部17は通常確認モードおよびオートブラケット画像確認モードの設定を行う。
【0025】
ここで、利用者の操作に応じて撮影モード設定部17が通常確認モードを選択し設定した場合には、上述した撮像装置の表示処理は以下の通りである。まず、利用者が画像表示操作を行った場合には操作部18が画像表示処理の指示をシステム制御部15へ出力する(ステップS210)。次に、システム制御部15は、設定が通常確認モードであるかを確認する(ステップS211)。この場合は、上述したように通常確認モードが設定されているので(ステップS211のYes)、システム制御部15は、記録媒体19より表示用の画像データを抽出して、表示部20に画像を表示する(ステップS215)。以上により、例えば図4(a)に示すような画面が表示部20に表示される。また、表示された画像データは一時記憶領域であるバッファメモリ14の表示用キャッシュ領域にキャッシュされる。
【0026】
また、利用者の操作に応じて撮影モード設定部17がオートブラケット画像確認モードを選択し設定した場合には、上述した撮像装置の表示処理は以下の通りである。まず、利用者が画像表示操作を行った場合には操作部18が画像表示処理の指示をシステム制御部15へ出力する(ステップS210)。次に、システム制御部15は、設定が通常確認モードであるかを確認する(ステップS211)。この場合は、上述したようにオートブラケット画像確認モードが設定されているので(ステップS211のNo)、システム制御部15は、オートブラケット条件情報を撮像情報41より参照して設定等を確認する(ステップS212)。
【0027】
具体的には、システム制御部15は、ステップS212でブラケット枚数とオートブラケットの種類などを確認する。次に、システム制御部15はブラケット枚数に応じて表示部20の表示画面をどのように分割するかを決定し指示する(ステップS213)。ここで、オートブラケットの種類が1種類の設定の場合における分割表示例について説明する。例えば、ブラケット枚数が3〜4枚の場合は画面の分割表示は4分割にし、ブラケット枚数が5〜6枚の場合は6分割にするといった具合である。以上に示すように、システム制御部15は、一連のオートブラケットの撮影枚数単位で画面分割して表示部20に表示できるように制御する。
【0028】
次に、オートブラケットの種類が2種類(例えばAEBとホワイトバランスオートブラケット)設定されている場合の分割表示について説明する。システム制御部15は、表示部20の縦方向と横方向に順に各オートブラケットの結果を表示し、マトリクスに2種類のブラケットの相乗効果を利用者が確認できるようにする。尚、表示例については後述する。
【0029】
次に、システム制御部15は、一時記憶領域であるバッファメモリ14の表示用キャッシュ領域にキャッシュされている複数の画像データ42に付随している撮影情報41または記録媒体19に記録されている複数の画像データ42に付随している撮影情報41を検索し、各画像データ42がオートブラケット撮影モードで撮影されたものか否か判定する。これにより、システム制御部15は、オートブラケット撮影モードで撮影された一連の画像データ42をバッファメモリ14の表示用キャッシュ領域に抽出する(ステップS214)。すなわち、システム制御部15は、一連のオートブラケット画像をバッファメモリ14または記録媒体19より抽出する。
【0030】
次に、システム制御部15は、抽出された一連のオートブラケット画像を分割表示により表示部20に表示する(ステップS215)。具体的には、システム制御部15は、バッファメモリ14の表示用キャッシュ領域に抽出された一連の画像データ42を読み出して表示部20に分割表示する。
以上により、本実施形態における撮像装置においては、オートブラケットで撮影した一連の画像を、まとめて表示部20に分割表示することができる。これにより、オートブラケットにより撮影条件を変化させて撮影した複数枚の画像を比較検討することができる。
【0031】
次に、2種類のオートブラケットで撮影した場合の分割表示例について図を用いて説明する。システム制御部15は、一連の2種類のオートブラケットにより撮影された枚数が一画面で確認できる大きさで画面の分割表示する。図6は、2種類のオートブラケットで撮影した場合の分割表示例を示す図である。尚、2種類のオートブラケットとは、上述したAEBとWBB(ホワイトバランスブラケット)であり、各オートブラケットが共に3段階の補正量である(=撮影枚数が3枚である)。図6に示すように、2種類のオートブラケットの撮影枚数が各々3枚であるので画面を9分割にして表示部20に表示する。また、縦方向はAEBの補正量(撮影条件)が変化するよう配置されていて、横方向はWBBの補正量(撮影条件)が変化するよう配置されている。
【0032】
また、図6に示すように、各分割画面にはオートブラケットの補正量の値が画像とともに表示される。この時、図6のAEB=…およびWBB=…の記載は、補正量を示し、AEB=−1、0、+1の3つの数字はAEBの補正量が−1段、適正、+1段であることを示す。また、WBB=−1、0、+1の3つの数字はWBBの補正量が−1段、適正、+1段であることを示す。尚、図6において、AEB=…やWBB=…の文字が大きく記載されているが、これは説明のためであり、実際は各画像がよく見えるように、例えば文字は認識可能な範囲で小さくし、各画像の隅の方に表示する。
【0033】
また、図6に示すような分割表示は、以下の設定処理により実現する。まず、撮影モード設定部17であらかじめ縦方向に表示するオートブラケットの種類(本実施形態ではAEB)と横方向に表示するオートブラケットの種類(本実施形態ではWBB)を設定する。以上の設定により、例えば、AEBが適正→−1段→+1段の順番に補正され、その各々の段階においてホワイトバランスブラケットが適正→−1段→+1段の順番で補正されて撮影処理が終了したとする。
【0034】
ここで、システム制御部15は、撮影モード設定部17の設定に応じて図6に示すように9分割画面を表示する。この時、図6に示すようにシステム制御部15は、一番上の段の左にAEBが適正でWBBが適正の画像を配置する。また、一番上の段の中央にAEBが適正でWBBが−1段の画像を配置する。また、一番上の段の右にAEBが適正でWBBが+1段の画像を配置する。また、上から2番目の段の左にAEBが−1段の補正でWBBが適正の画像を配置する。また、2番目の段の中央にAEBが−1段でWBBが−1段の画像を配置する。また、2番目の段の左にAEBが−1段でWBBが+1段の画像を配置する。また、一番下の段の左にAEBが+1段でWBBが適正の画像を配置する。また、一番下の段の中央にAEBが+1段でWBBが−1段の画像を配置する。また、一番下の段の右にAEBが+1段でWBBが+1段の補正の画像を配置する。
【0035】
以上に示すように、本実施形態における撮像装置は、2種類(第1、第2)のオートブラケットを行った場合に、第1のオートブラケットにおける補正量の変化に応じて縦方向、第2のオートブラケットにおける補正量の変化に応じて横方向に画像を配列して表示することができる。これにより、複数のオートブラケットによる相互の補正効果を簡便に把握することができる。
【0036】
また、図1に示すシステム制御部15が行う各処理は、専用のハードウェアにより実現されるものであってもよく、また、システムコントローラはメモリおよびCPUにより構成され、各処理を実現する為のプログラムをメモリに読み込んで実行することによりその処理を実現させるものであってもよい。
また、上記メモリは、ハードディスク装置や光磁気ディスク装置、フラッシュメモリ等の不揮発性のメモリや、CD−ROM等の読み出しのみが可能な記録媒体、RAM(Random Access Memory)のような揮発性のメモリ、あるいはこれらの組み合わせによるコンピュータ読み取り、書き込み可能な記録媒体より構成されるものとする。
【0037】
また、図1に示すシステム制御部15は、撮像装置のコンピュータが前述した実施形態の機能を実現するプログラムを記録した記録媒体より、プログラムを読み出し実行することによっても達成される。また、コンピュータが読み出したプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
【0038】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示にもとづき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現されてもよい。
【0039】
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
【0040】
また、本発明の実施態様の例を以下に列挙する。
【0041】
[実施態様1] 画像を表示する表示手段と、
1度のレリーズ操作に対して、撮影条件を変更して複数回の撮影処理を行い、一連の複数の画像データを生成する撮影処理手段と、
前記撮影処理手段の生成した前記画像データを前記撮影条件と関連付けて格納する記録媒体と、
前記記録媒体より前記一連の単位で読み出した複数の前記画像データを基に、前記表示手段に複数の画像を表示させる表示制御手段と
を具備することを特徴とする撮像装置。
【0042】
[実施態様2] 前記撮影処理手段は、1度のレリーズ操作に対して、予め設定された撮影条件により1回の撮影処理を行い、1つの画像データを生成する機能を更に備え、
前記表示制御手段は、前記記録媒体より所定数の前記画像データを基に、前記表示手段に所定数の画像を表示させる機能を更に備え、
前記表示制御手段を制御して、前記表示手段に前記一連の複数の画像を表示させる場合と、前記所定数の画像を表示させる場合とを切替る切替え手段を更に具備すること
を特徴とする実施態様1に記載の撮像装置。
【0043】
[実施態様3] 前記撮影処理手段は、1度のレリーズ操作に対して、設定された回数だけ撮影条件を変更して撮影処理を行い、前記設定された回数に応じた数の一連の画像データを生成することを特徴とする実施態様1または実施態様2に記載の撮像装置。
【0044】
[実施態様4] 前記表示制御手段は、前記記録媒体より前記一連の単位で読み出した複数の前記画像データを基に、前記表示手段に前記設定された回数に応じた数に応じた分割数で画像を分割表示させることを特徴とする実施態様3に記載の撮像装置。
【0045】
[実施態様5] 前記撮影条件が複数の項目を含む場合に、前記撮影処理手段は、1度のレリーズ操作に対して、前記項目別に前記撮影条件を変更して複数回の撮影処理を行い、一連の複数の画像データを生成することを特徴とする実施態様1または実施態様2に記載の撮像装置。
【0046】
[実施態様6] 前記撮影条件が複数の項目を含む場合に、前記表示制御手段は、前記記録媒体より前記一連の単位で読み出した複数の前記画像データを基に、前記表示手段に前記項目別の前記撮影条件の変化に応じた配列で分割表示させることを特徴とする実施態様5に記載の撮像装置。
【0047】
[実施態様7] 前記撮影条件が第1の項目および第2の項目を含む場合に、前記表示制御手段は、前記記録媒体より前記一連の単位で読み出した複数の前記画像データを基に、前記表示手段に第1の項目の変化に応じて縦方向に画像を配列して、第2の項目の変化に応じて横方向に画像を配列して分割表示させることを特徴とする実施態様6に記載の撮像装置。
【0048】
[実施態様8] 画像を表示する表示手段と、1度のレリーズ操作に対して、撮影条件を変更して複数回の撮影処理を行い、一連の複数の画像データを生成する撮影処理手段と、前記撮影処理手段の生成した前記画像データを前記撮影条件と関連付けて格納する記録媒体を具備する撮像装置を用いた撮像方法であって、
前記記録媒体より前記一連の単位で読み出した複数の前記画像データを基に、前記表示手段に複数の画像を表示させることを特徴とする撮像方法。
【0049】
[実施態様9] 画像を表示する表示手段と、1度のレリーズ操作に対して、撮影条件を変更して複数回の撮影処理を行い、一連の複数の画像データを生成する撮影処理手段と、前記撮影処理手段の生成した前記画像データを前記撮影条件と関連付けて格納する記録媒体を具備する撮像装置用のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
前記記録媒体より前記一連の単位で読み出した複数の前記画像データを基に、前記表示手段に複数の画像を表示させることを前記撮像装置のコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【0050】
[実施態様10] 画像を表示する表示手段と、1度のレリーズ操作に対して、撮影条件を変更して複数回の撮影処理を行い、一連の複数の画像データを生成する撮影処理手段と、前記撮影処理手段の生成した前記画像データを前記撮影条件と関連付けて格納する記録媒体を具備する撮像装置用のプログラムであって、
前記記録媒体より前記一連の単位で読み出した複数の前記画像データを基に、前記表示手段に複数の画像を表示させることを前記撮像装置のコンピュータに実行させるプログラム。
【0051】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明による撮像装置においては、1度のレリーズ操作に対して、撮影条件を変更して複数回の撮影処理を行うオートブラケットでの撮影後に、オートブラケットで撮影された画像をオートブラケットによる一連の撮影枚数の単位で表示手段に分割表示させることができる。これにより、オートブラケットにより変更した撮影条件の違いによる画像への影響を、簡便に比較することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における撮像装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した撮像装置のオートブラケット撮影モードでの基本的フローチャートである。
【図3】図1に示した撮像装置が撮像した画像データを表示部20に表示する表示処理を示すフローチャートである。
【図4】図1に示す表示部20に9分割の分割表示で画像データを表示した表示例を示す図である。
【図5】バッファメモリ14または記録媒体19に格納する画像情報の構成例を示す図である。
【図6】2種類のオートブラケットで撮影した場合の分割表示例を示す図である。
【符号の説明】
10 撮像部
11 バッファメモリ
12 画像処理部
13 メモリ制御部
14 バッファメモリ
15 システム制御部
16 インタフェース部
17 撮影モード設定部
18 操作部
19 記録媒体
【発明の属する技術分野】
本発明は、1回のレリーズ動作(シャッタ動作)で撮影条件の異なる複数枚の画像を撮影する機能を有する撮像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のディジタルカメラにおいて、1回のレリーズ動作で撮影条件の異なる(例えば、露光量が異なる)複数枚の画像を撮影する機能(以下、オートブラケットとする)がある。これにより、利用者は、撮影後に撮影条件の異なる複数枚の撮影結果の画像を見て、好みの画像を選択することができる。また、従来のディジタルカメラには、被写体を撮影後、撮影結果の画像を液晶画面などの表示部で分割表示することで複数枚同時に確認する機能がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のディジタルカメラにおいては、分割表示の際に、通常に撮影された画像とオートブラケットで撮影された画像が混在して表示されるためオートブラケットによる画像の変化を確認しづらいという問題がある。また、表示画面の分割数が1回のオートブラケットの撮影枚数(以下、ブラケット枚数とする)より多い場合には、表示が開始される画像の順番によっては1回分のオートブラケットの撮影結果(以下、1ブラケット撮影結果とする)の一部が表示から外れてしまい、オートブラケットによる画像の変化を確認しづらいという問題がある。更に、表示画面の分割数がブラケット枚数よりも小さい場合は1回分のオートブラケットによる撮影結果の画像全てを一度に画面表示で確認することができないという問題点がある。すなわち、ディジタルカメラの表示部に分割表示されている複数画像だけでオートブラケットによる一連の補正の効果を一目で確認できないという問題がある。
【0004】
本発明は上記問題点を鑑みてなされたものであり、オートブラケットで撮影された画像をオートブラケットによる一連の撮影枚数の単位で表示部に分割表示させることができる撮像装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上述した課題を解決すべくなされたもので、本発明による撮像装置においては、画像を表示する表示手段と、1度のレリーズ操作に対して、撮影条件を変更して複数回の撮影処理を行い、一連の複数の画像データを生成する撮影処理手段と、撮影処理手段の生成した画像データを前記撮影条件と関連付けて格納する記録媒体と、記録媒体より一連の単位で読み出した複数の画像データを基に、表示手段に複数の画像を表示させる表示制御手段とを具備することを特徴とする。尚、1度のレリーズ操作に対して、撮影条件を変更して複数回の撮影処理を行うことをオートブラケットという。
【0006】
これにより、本発明の撮像装置においては、オートブラケットで撮影された画像をオートブラケットによる一連の撮影枚数の単位で表示手段に分割表示させることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。
まず、本発明の一実施形態における撮像装置について概略構成を説明する。尚、本実施形態における撮像装置は、静止画像を撮影する撮像装置であり、例えば電子スチルカメラなどである。
図1は、本発明の一実施形態における撮像装置の概略構成を示すブロック図である。10は撮像部であり、レンズ、絞りなどの光学系と、撮像素子や利得調整回路などの光電変換後の電荷信号を基にディジタル化した撮像データを生成して出力する回路とをすべて含んでいる。すなわち、撮像部10は、光学系により撮像素子の受光面上に結像した被写体に応じた撮像データ(ディジタルデータ)を出力する。尚、撮像素子とは、例えばCCD(Charge Coupled Device)センサやCMOSセンサなどである。
【0008】
11は、バッファメモリであり、撮像部10が出力した撮像データであるRAW(ロウ)画像データ(未処理の画像データ)と、その撮像データを撮影した際の撮影条件(例えば露光量、ホワイトバランス補正量など)に関する情報である撮影情報とを関連付けて記憶する一時記憶領域である。12は、画像処理部であり、バッファメモリ11に記憶されたRAW画像データとその撮影情報からホワイトバランスや画像圧縮などの処理を行い、所定のデータ形式の画像データを出力する。尚、所定のデータ形式とは、例えばJPEG形式などである。
【0009】
14は、バッファメモリであり、画像処理部12で処理した画像データまたは、未処理の画像データとその撮影情報を記憶する一時記憶領域である。16は、インタフェース部であり、後述する記憶媒体19へ画像データを記録するためのインタフェースである。13はメモリ制御部であり、上述したバッファメモリ11およびバッファメモリ14を制御する。19は、記録媒体であり、ハードディスクやフラッシュメモリ等の記憶媒体である。尚、記録媒体19は撮像装置に内蔵された構成でも、取り外しが可能な構成でもよい。
【0010】
20は、表示部であり、バッファメモリ14の表示用キャッシュ領域に格納されている画像データを表示する機能を有し、例えば液晶ディスプレイなどである。15はシステム制御部であり、撮像装置内の各処理部の動作などシステム全体を制御する。17は、撮影モード設定部であり、利用者からの指示に応じて、撮影モード、撮影条件などシステムの設定を変更、更新できる。18は、操作部であり、利用者のレリーズ操作や表示操作などに応じて、レリーズ処理や表示処理などのカメラ全体への指示をシステム制御部15へ出力する。
【0011】
尚、本実施形態における撮影モードには、通常撮影モードと、オートブラケット撮影モードを少なくとも含む。ここで、オートブラケット撮影モードとは、例えば1度のレリーズ操作により露光量を変化させた複数枚の画像データを撮像するモードである。また、露光量を変化させるオートブラケットをAEB(Auto Exposure Bracketing)という。具体的には1度のレリーズ操作により露光量を適正、−1段、+1段の3段階に変化させて3枚の画像の撮影を行う。上述した露光量の段階数(=撮影枚数)や露光量の1段あたりの変化量は撮影モード設定部17により所定の選択肢より選択して変更することが可能である。
【0012】
また、利用者の画像表示操作に応じて操作部18より画像表示処理の指示がシステム制御部15へ出力された場合に、システム制御部15はインタフェース16を介して記録媒体19より表示用の画像データを抽出して、表示部20に表示する。その際、メモリ制御部13は、表示された画像の画像データを一時記憶領域であるバッファメモリ14の表示用キャッシュ領域に格納する。
【0013】
また、撮影モード設定部17は、通常確認モードおよびオートブラケット画像確認モードの設定も行うことができる。これは、バッファメモリ14に保存している画像データや、記録媒体19に記録された画像データの写り具合を利用者が確認するために、表示部20に画像データを表示させる際の表示設定である。ここで、通常確認モードとは、任意の画像データを撮影順に確認することができる表示設定である。更に、通常確認モード時には、1枚ずつの画像データの表示以外にも、4分割または9分割に画面を分割表示して複数枚の画像データを一度に表示することが可能である。また、オートブラケット画像確認モードとは、オートブラケット撮影モードで撮影した一連の画像(以下、オートブラケット画像とする)を分割表示で一度に確認することができる表示設定である。
【0014】
ここで、表示部20に9分割の分割表示で画像データを表示した表示例を図4(a)に示す。図4(a)において、30a、30b、30cは、一連のオートブラケット画像であり、例えば露光量が適正→−1段→+1段の順番に補正された画像である。尚、この表示例は、従来と同様の表示方法であり、オートブラケット画像を含む場合に上述したような問題が生じる。すなわち、どこまでが一連のオートブラケット画像であるかを認識し辛いという問題である。更に、次画面にまたがって一連のオートブラケット画像が表示される場合、画像データを比較するのに画面を移動させて見なければならないので非常に使い勝手が悪くなるという問題もある。
【0015】
次に、オートブラケット撮影モード時における撮影条件の他の設定例について説明する。上述したように撮影モード設定部17は、オートブラケットの一連の撮影枚数をあらかじめ設定した枚数から選択または設定することが可能である。更に、撮影モード設定部17は、複数種類のオートブラケットの選択または設定することが可能である。ここで、オートブラケットの種類は、上述したAEBの他に、例えば、ホワイトバランス処理時に推定する被写体の色温度を変化させた複数枚の画像を1度のレリーズ操作で撮影するホワイトバランスオートブラケットがある。
【0016】
尚、本実施形態においては、ホワイトバランスオートブラケットも上述したAEBと同様に色温度を適正、−1段、+1段の3段階に変化させて3枚の画像の撮影を行う。また、上述した色温度の段階数(=撮影枚数)や色温度の1段あたりの変化量は撮影モード設定部17により所定の選択肢より選択して変更することが可能である。
【0017】
以上により、利用者は、AEBまたはホワイトバランスオートブラケットのいずれかを行うよう設定することや、両方を行うよう設定することができる。また、両方行うように設定され場合は、例えばAEBとホワイトバランスオートブラケットにおいてそれぞれ3段階変化させると、双方の組み合わせにより9回の撮影が行われる。
【0018】
次に、上述したバッファメモリ14または記録媒体19に、画像データと撮影情報とを関連付けて格納する際の、情報の構成例について図を用いて説明する。図5は、バッファメモリ14または記録媒体19に格納する画像情報の構成例を示す図である。図5に示すように、画像情報40には、撮影情報41と画像データ42が含まれている。また、撮影情報41として、撮影日時情報やオートブラケットに関する情報などがある。また、オートブラケットに関する情報としては、上述したオートブラケットの設定に関する情報であるオートブラケット設定情報や、一連の撮影における何番目の画像であるかを特定する撮影枚数情報などが含まれる。
【0019】
以上に示したように、撮像装置において撮像部10とバッファメモリ11、14と画像処理部12とメモリ制御部13とシステム制御部15の処理により、1度のレリーズ操作に対して、撮影条件を変更して複数回の撮影処理を行い、一連の複数の画像データを生成する。次に、記録媒体19は、生成した画像データを撮影条件と関連付けて格納する。次に、システム制御部15は、記録媒体19より一連の単位で読み出した複数の画像データを基に、表示部20に複数の画像を表示させる。
【0020】
次に、図1に示した撮像装置がオートブラケットを行う際の動作について説明する。
図2は、図1に示した撮像装置のオートブラケット撮影モードでの基本的フローチャートである。利用者の設定に応じて、撮影モード設定部17は、オートブラケット撮影モードを設定する(ステップS201)。次に、利用者のレリーズ操作に応じて、操作部18は、レリーズ処理の指示をシステム制御部15へ出力する(ステップS202)。これにより、撮像部10の光学系や撮像素子などが制御され撮像部10よりRAW画像データが出力される。また、オートブラケット撮影モードが設定されているので、自動で露光量を3段階に変化させた3枚分の画像が撮像される。次に、メモリ制御部13の制御により、撮像部10より出力される3枚分のRAW画像データとそのRAW画像データに関連する撮影情報(少なくとも各露光量に関する情報を含む)がバッファメモリ11に保存される(ステップS203)。
【0021】
次に、画像処理部12は、バッファメモリ11よりRAW画像データを読み出してホワイトバランスや圧縮処理などの一連の画像処理を行うことで、所定のデータ形式の画像データを生成して出力する(ステップS204)。次に、メモリ制御部13の制御により画像処理部12の出力する画像データがバッファメモリ14に保存される(ステップS205)。次に、メモリ制御部13の制御によりバッファメモリ14に保存された画像データは記録媒体19にインタフェース16を通して記録される(ステップS206)。
【0022】
また、連写する場合はバッファメモリ11がいっぱいになるまで3段階に露光量を変化させる撮影が繰り返される(その度に、RAW画像データと撮影情報がバッファメモリ11に保存される(ステップS203)。)。その後、画像データの生成処理(ステップS204)や、画像データの保存(ステップS205)や、記録媒体19への保存(ステップS206)が順次行なわれる。
【0023】
尚、上述したステップS201のオートブラケット撮影モードの設定は、通常撮影モードからの切替えに必要な処理であって、撮像装置が既にオートブラケット撮影モードである場合には必要のない処理である。
【0024】
次に、図1に示した撮像装置が撮像した画像データを表示部20に表示する表示処理について説明する。図3は、図1に示した撮像装置が撮像した画像データを表示部20に表示する表示処理を示すフローチャートである。尚、図3に示す表示処理は、図2に示した撮影終了後に自動的に開始してもよく、操作部18からの画像表示指示に応じて開始してもよい。また、利用者が撮像後の画像を表示部20で確認する際、操作モード設定部17は通常確認モードおよびオートブラケット画像確認モードの設定を行う。
【0025】
ここで、利用者の操作に応じて撮影モード設定部17が通常確認モードを選択し設定した場合には、上述した撮像装置の表示処理は以下の通りである。まず、利用者が画像表示操作を行った場合には操作部18が画像表示処理の指示をシステム制御部15へ出力する(ステップS210)。次に、システム制御部15は、設定が通常確認モードであるかを確認する(ステップS211)。この場合は、上述したように通常確認モードが設定されているので(ステップS211のYes)、システム制御部15は、記録媒体19より表示用の画像データを抽出して、表示部20に画像を表示する(ステップS215)。以上により、例えば図4(a)に示すような画面が表示部20に表示される。また、表示された画像データは一時記憶領域であるバッファメモリ14の表示用キャッシュ領域にキャッシュされる。
【0026】
また、利用者の操作に応じて撮影モード設定部17がオートブラケット画像確認モードを選択し設定した場合には、上述した撮像装置の表示処理は以下の通りである。まず、利用者が画像表示操作を行った場合には操作部18が画像表示処理の指示をシステム制御部15へ出力する(ステップS210)。次に、システム制御部15は、設定が通常確認モードであるかを確認する(ステップS211)。この場合は、上述したようにオートブラケット画像確認モードが設定されているので(ステップS211のNo)、システム制御部15は、オートブラケット条件情報を撮像情報41より参照して設定等を確認する(ステップS212)。
【0027】
具体的には、システム制御部15は、ステップS212でブラケット枚数とオートブラケットの種類などを確認する。次に、システム制御部15はブラケット枚数に応じて表示部20の表示画面をどのように分割するかを決定し指示する(ステップS213)。ここで、オートブラケットの種類が1種類の設定の場合における分割表示例について説明する。例えば、ブラケット枚数が3〜4枚の場合は画面の分割表示は4分割にし、ブラケット枚数が5〜6枚の場合は6分割にするといった具合である。以上に示すように、システム制御部15は、一連のオートブラケットの撮影枚数単位で画面分割して表示部20に表示できるように制御する。
【0028】
次に、オートブラケットの種類が2種類(例えばAEBとホワイトバランスオートブラケット)設定されている場合の分割表示について説明する。システム制御部15は、表示部20の縦方向と横方向に順に各オートブラケットの結果を表示し、マトリクスに2種類のブラケットの相乗効果を利用者が確認できるようにする。尚、表示例については後述する。
【0029】
次に、システム制御部15は、一時記憶領域であるバッファメモリ14の表示用キャッシュ領域にキャッシュされている複数の画像データ42に付随している撮影情報41または記録媒体19に記録されている複数の画像データ42に付随している撮影情報41を検索し、各画像データ42がオートブラケット撮影モードで撮影されたものか否か判定する。これにより、システム制御部15は、オートブラケット撮影モードで撮影された一連の画像データ42をバッファメモリ14の表示用キャッシュ領域に抽出する(ステップS214)。すなわち、システム制御部15は、一連のオートブラケット画像をバッファメモリ14または記録媒体19より抽出する。
【0030】
次に、システム制御部15は、抽出された一連のオートブラケット画像を分割表示により表示部20に表示する(ステップS215)。具体的には、システム制御部15は、バッファメモリ14の表示用キャッシュ領域に抽出された一連の画像データ42を読み出して表示部20に分割表示する。
以上により、本実施形態における撮像装置においては、オートブラケットで撮影した一連の画像を、まとめて表示部20に分割表示することができる。これにより、オートブラケットにより撮影条件を変化させて撮影した複数枚の画像を比較検討することができる。
【0031】
次に、2種類のオートブラケットで撮影した場合の分割表示例について図を用いて説明する。システム制御部15は、一連の2種類のオートブラケットにより撮影された枚数が一画面で確認できる大きさで画面の分割表示する。図6は、2種類のオートブラケットで撮影した場合の分割表示例を示す図である。尚、2種類のオートブラケットとは、上述したAEBとWBB(ホワイトバランスブラケット)であり、各オートブラケットが共に3段階の補正量である(=撮影枚数が3枚である)。図6に示すように、2種類のオートブラケットの撮影枚数が各々3枚であるので画面を9分割にして表示部20に表示する。また、縦方向はAEBの補正量(撮影条件)が変化するよう配置されていて、横方向はWBBの補正量(撮影条件)が変化するよう配置されている。
【0032】
また、図6に示すように、各分割画面にはオートブラケットの補正量の値が画像とともに表示される。この時、図6のAEB=…およびWBB=…の記載は、補正量を示し、AEB=−1、0、+1の3つの数字はAEBの補正量が−1段、適正、+1段であることを示す。また、WBB=−1、0、+1の3つの数字はWBBの補正量が−1段、適正、+1段であることを示す。尚、図6において、AEB=…やWBB=…の文字が大きく記載されているが、これは説明のためであり、実際は各画像がよく見えるように、例えば文字は認識可能な範囲で小さくし、各画像の隅の方に表示する。
【0033】
また、図6に示すような分割表示は、以下の設定処理により実現する。まず、撮影モード設定部17であらかじめ縦方向に表示するオートブラケットの種類(本実施形態ではAEB)と横方向に表示するオートブラケットの種類(本実施形態ではWBB)を設定する。以上の設定により、例えば、AEBが適正→−1段→+1段の順番に補正され、その各々の段階においてホワイトバランスブラケットが適正→−1段→+1段の順番で補正されて撮影処理が終了したとする。
【0034】
ここで、システム制御部15は、撮影モード設定部17の設定に応じて図6に示すように9分割画面を表示する。この時、図6に示すようにシステム制御部15は、一番上の段の左にAEBが適正でWBBが適正の画像を配置する。また、一番上の段の中央にAEBが適正でWBBが−1段の画像を配置する。また、一番上の段の右にAEBが適正でWBBが+1段の画像を配置する。また、上から2番目の段の左にAEBが−1段の補正でWBBが適正の画像を配置する。また、2番目の段の中央にAEBが−1段でWBBが−1段の画像を配置する。また、2番目の段の左にAEBが−1段でWBBが+1段の画像を配置する。また、一番下の段の左にAEBが+1段でWBBが適正の画像を配置する。また、一番下の段の中央にAEBが+1段でWBBが−1段の画像を配置する。また、一番下の段の右にAEBが+1段でWBBが+1段の補正の画像を配置する。
【0035】
以上に示すように、本実施形態における撮像装置は、2種類(第1、第2)のオートブラケットを行った場合に、第1のオートブラケットにおける補正量の変化に応じて縦方向、第2のオートブラケットにおける補正量の変化に応じて横方向に画像を配列して表示することができる。これにより、複数のオートブラケットによる相互の補正効果を簡便に把握することができる。
【0036】
また、図1に示すシステム制御部15が行う各処理は、専用のハードウェアにより実現されるものであってもよく、また、システムコントローラはメモリおよびCPUにより構成され、各処理を実現する為のプログラムをメモリに読み込んで実行することによりその処理を実現させるものであってもよい。
また、上記メモリは、ハードディスク装置や光磁気ディスク装置、フラッシュメモリ等の不揮発性のメモリや、CD−ROM等の読み出しのみが可能な記録媒体、RAM(Random Access Memory)のような揮発性のメモリ、あるいはこれらの組み合わせによるコンピュータ読み取り、書き込み可能な記録媒体より構成されるものとする。
【0037】
また、図1に示すシステム制御部15は、撮像装置のコンピュータが前述した実施形態の機能を実現するプログラムを記録した記録媒体より、プログラムを読み出し実行することによっても達成される。また、コンピュータが読み出したプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
【0038】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示にもとづき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現されてもよい。
【0039】
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
【0040】
また、本発明の実施態様の例を以下に列挙する。
【0041】
[実施態様1] 画像を表示する表示手段と、
1度のレリーズ操作に対して、撮影条件を変更して複数回の撮影処理を行い、一連の複数の画像データを生成する撮影処理手段と、
前記撮影処理手段の生成した前記画像データを前記撮影条件と関連付けて格納する記録媒体と、
前記記録媒体より前記一連の単位で読み出した複数の前記画像データを基に、前記表示手段に複数の画像を表示させる表示制御手段と
を具備することを特徴とする撮像装置。
【0042】
[実施態様2] 前記撮影処理手段は、1度のレリーズ操作に対して、予め設定された撮影条件により1回の撮影処理を行い、1つの画像データを生成する機能を更に備え、
前記表示制御手段は、前記記録媒体より所定数の前記画像データを基に、前記表示手段に所定数の画像を表示させる機能を更に備え、
前記表示制御手段を制御して、前記表示手段に前記一連の複数の画像を表示させる場合と、前記所定数の画像を表示させる場合とを切替る切替え手段を更に具備すること
を特徴とする実施態様1に記載の撮像装置。
【0043】
[実施態様3] 前記撮影処理手段は、1度のレリーズ操作に対して、設定された回数だけ撮影条件を変更して撮影処理を行い、前記設定された回数に応じた数の一連の画像データを生成することを特徴とする実施態様1または実施態様2に記載の撮像装置。
【0044】
[実施態様4] 前記表示制御手段は、前記記録媒体より前記一連の単位で読み出した複数の前記画像データを基に、前記表示手段に前記設定された回数に応じた数に応じた分割数で画像を分割表示させることを特徴とする実施態様3に記載の撮像装置。
【0045】
[実施態様5] 前記撮影条件が複数の項目を含む場合に、前記撮影処理手段は、1度のレリーズ操作に対して、前記項目別に前記撮影条件を変更して複数回の撮影処理を行い、一連の複数の画像データを生成することを特徴とする実施態様1または実施態様2に記載の撮像装置。
【0046】
[実施態様6] 前記撮影条件が複数の項目を含む場合に、前記表示制御手段は、前記記録媒体より前記一連の単位で読み出した複数の前記画像データを基に、前記表示手段に前記項目別の前記撮影条件の変化に応じた配列で分割表示させることを特徴とする実施態様5に記載の撮像装置。
【0047】
[実施態様7] 前記撮影条件が第1の項目および第2の項目を含む場合に、前記表示制御手段は、前記記録媒体より前記一連の単位で読み出した複数の前記画像データを基に、前記表示手段に第1の項目の変化に応じて縦方向に画像を配列して、第2の項目の変化に応じて横方向に画像を配列して分割表示させることを特徴とする実施態様6に記載の撮像装置。
【0048】
[実施態様8] 画像を表示する表示手段と、1度のレリーズ操作に対して、撮影条件を変更して複数回の撮影処理を行い、一連の複数の画像データを生成する撮影処理手段と、前記撮影処理手段の生成した前記画像データを前記撮影条件と関連付けて格納する記録媒体を具備する撮像装置を用いた撮像方法であって、
前記記録媒体より前記一連の単位で読み出した複数の前記画像データを基に、前記表示手段に複数の画像を表示させることを特徴とする撮像方法。
【0049】
[実施態様9] 画像を表示する表示手段と、1度のレリーズ操作に対して、撮影条件を変更して複数回の撮影処理を行い、一連の複数の画像データを生成する撮影処理手段と、前記撮影処理手段の生成した前記画像データを前記撮影条件と関連付けて格納する記録媒体を具備する撮像装置用のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
前記記録媒体より前記一連の単位で読み出した複数の前記画像データを基に、前記表示手段に複数の画像を表示させることを前記撮像装置のコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【0050】
[実施態様10] 画像を表示する表示手段と、1度のレリーズ操作に対して、撮影条件を変更して複数回の撮影処理を行い、一連の複数の画像データを生成する撮影処理手段と、前記撮影処理手段の生成した前記画像データを前記撮影条件と関連付けて格納する記録媒体を具備する撮像装置用のプログラムであって、
前記記録媒体より前記一連の単位で読み出した複数の前記画像データを基に、前記表示手段に複数の画像を表示させることを前記撮像装置のコンピュータに実行させるプログラム。
【0051】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明による撮像装置においては、1度のレリーズ操作に対して、撮影条件を変更して複数回の撮影処理を行うオートブラケットでの撮影後に、オートブラケットで撮影された画像をオートブラケットによる一連の撮影枚数の単位で表示手段に分割表示させることができる。これにより、オートブラケットにより変更した撮影条件の違いによる画像への影響を、簡便に比較することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における撮像装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した撮像装置のオートブラケット撮影モードでの基本的フローチャートである。
【図3】図1に示した撮像装置が撮像した画像データを表示部20に表示する表示処理を示すフローチャートである。
【図4】図1に示す表示部20に9分割の分割表示で画像データを表示した表示例を示す図である。
【図5】バッファメモリ14または記録媒体19に格納する画像情報の構成例を示す図である。
【図6】2種類のオートブラケットで撮影した場合の分割表示例を示す図である。
【符号の説明】
10 撮像部
11 バッファメモリ
12 画像処理部
13 メモリ制御部
14 バッファメモリ
15 システム制御部
16 インタフェース部
17 撮影モード設定部
18 操作部
19 記録媒体
Claims (1)
- 画像を表示する表示手段と、
1度のレリーズ操作に対して、撮影条件を変更して複数回の撮影処理を行い、一連の複数の画像データを生成する撮影処理手段と、
前記撮影処理手段の生成した前記画像データを前記撮影条件と関連付けて格納する記録媒体と、
前記記録媒体より前記一連の単位で読み出した複数の前記画像データを基に、前記表示手段に複数の画像を表示させる表示制御手段と
を具備することを特徴とする撮像装置。
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