JP2011164277A - 画像表示装置および画像表示方法 - Google Patents

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昌弘 五十嵐
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Abstract

【課題】複数の写真画像を順次表示する場合により効果的に写真画像を切り替える。
【解決手段】スライドショーにおいて画像を切り替える際、現在表示中の画像の撮影日時t1と次の表示画像の撮影日時t2とを取得して(S200)、切替前後の撮影間隔Tを算出し(S210)、撮影間隔Tが同じシーンで撮影されたと推測できる間隔としての所定間隔Tref1を超えないときにはエフェクト処理がディゾルブのパターンaを切替パターンに選択し(S220,240)、所定間隔Tref1を超えるときには異なる日に撮影されたと推測できる間隔として設定された所定間隔Tref2を超えないときはエフェクト処理がワイプのパターンbを選択し超えるときにはエフェクト処理がスパイラルのパターンcをそれぞれ選択する(S230〜260)。これにより、撮影間隔Tに応じた異なるエフェクト処理で写真画像を切り替えることができる。
【選択図】図6

Description

本発明は、複数の写真を受け付けて表示部に画像を表示する画像表示装置および画像表示方法に関する。
従来、この種の画像表示装置としては、ハードディスクに記憶されている画像ファイルを順次読み出してディスプレイにスライドショー再生する装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この装置では、順序テーブルに定義された順序に従って、画像ファイルを読み出してディスプレイに順次表示させている。
特開2001−103415号公報
ところで、近年、ハードディスクやフラッシュメモリーなどの記憶媒体の大容量化に伴って、デジタルカメラで大量の写真が撮影されて記憶されるようになってきており、そのような大量の写真画像を順次表示させるだけではスライドショーの表示態様が単調なものとなってしまう。一方で、写真画像を切り替える度に趣向をこらしたエフェクト処理などを行なうと、全ての写真画像を表示するのに時間が掛かってしまう。
本発明の画像表示装置および画像表示方法は、複数の写真画像を順次表示する場合により効果的に写真画像を切り替えることを主目的とする。
本発明の画像表示装置および画像表示方法は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の画像表示装置は、
複数の写真画像を受け付けて表示部に表示する画像表示装置であって、
前記受け付けた写真画像が撮影順に関連する規則に従って前記表示部に順次表示されるよう表示制御し、該表示される写真画像を次の写真画像に切り替える際には、切替前後の写真画像の撮影日時に関する日時情報を取得し、該取得した日時情報に基づく撮影間隔の長短に応じて異なる切替パターンで切り替わるよう表示制御する
ことを特徴とする。
この本発明の画像表示装置では、受け付けた写真画像が撮影順に関連する規則に従って表示部に順次表示されるよう表示制御し、表示される写真画像を次の写真画像に切り替える際には、切替前後の写真画像の撮影日時に関する日時情報を取得し、取得した日時情報に基づく撮影間隔の長短に応じて異なる切替パターンで切り替わるよう表示制御する。これにより、複数の写真画像を順次表示する場合により効果的に写真画像を切り替えることができる。
こうした本発明の画像表示装置において、前記撮影間隔が第1の所定間隔を超えない場合には第1の切替パターンで表示制御し、前記撮影間隔が前記第1の所定間隔を超える場合には第2の切替パターンで表示制御するものとすることもできる。こうすれば、簡易な処理で切替パターンを選択して表示制御することができる。この態様の本発明の画像表示装置において、前記第1の所定間隔として、前記写真画像が同じシーンで撮影されたと推測しうる間隔を用いるものとすることもできる。こうすれば、次に表示される写真画像が同じシーンで撮影された写真画像であるか、異なるシーンで撮影された写真画像であるかをユーザーに認識させることができる。なお、同じシーンで撮影されたと推測しうる間隔としては、例えば、5秒や20秒,1分,5分などの数秒から数分の間隔とすることができる。また、これらの態様の本発明の画像表示装置において、前記撮影間隔が前記第1の所定間隔よりも長い第2の所定間隔を超える場合には、前記第2の切替パターンに代えて第3の切替パターンで表示制御するものとすることもできる。この態様の本発明の画像表示装置において、前記第2の所定間隔として、前記写真画像が異なる日に撮影されたと推測しうる間隔を用いるものとすることもできる。こうすれば、同じ日に撮影された写真画像であるか異なる日に撮影された写真画像であるかをユーザーに認識させることができる。なお、第2の所定間隔としては、例えば、6時間や8時間,10時間などの数時間の間隔とすることができる。
また、本発明の画像表示装置において、前記異なる切替パターンとして、切替時におけるエフェクト処理または該エフェクト処理によるアニメーション効果の表示時間の少なくとも一方が異なるパターンで表示制御するものとすることもできる。この態様の本発明の画像表示装置において、前記撮影間隔が長い場合には、短い場合よりも前記アニメーション効果が人目を引く態様のエフェクト処理を用いた切替パターンで表示制御するものとすることもできる。こうすれば、さらに効果的に写真画像を切り替えることができる。なお、人目を引く態様のエフェクト処理は、前記表示部における前記写真画像の位置の変化量が大きい処理などとしてもよい。また、これらの態様の本発明の画像表示装置において、前記撮影間隔が長い場合には、短い場合よりも前記表示時間の長い切替パターンで表示制御するものとすることもできる。こうすれば、撮影間隔が長いことをよりはっきりとユーザーに印象づけることができる。
本発明の画像表示方法は、
複数の写真画像を受け付けて表示部に表示する画像表示方法であって、
前記受け付けた写真画像が撮影順に関連する規則に従って前記表示部に順次表示されるよう表示制御し、該表示される写真画像を次の写真画像に切り替える際には、切替前後の写真画像の撮影日時に関する日時情報を取得し、該取得した日時情報に基づく撮影間隔の長短に応じて異なる切替パターンで切り替わるよう表示制御する
ことを特徴とする。
この本発明の画像表示方法では、受け付けた写真画像が撮影順に関連する規則に従って表示部に順次表示されるよう表示制御し、表示される写真画像を次の写真画像に切り替える際には、切替前後の写真画像の撮影日時に関する日時情報を取得し、取得した日時情報に基づく撮影間隔の長短に応じて異なる切替パターンで切り替わるよう表示制御する。これにより、複数の写真画像を順次表示する場合により効果的に写真画像を切り替えることができる。なお、上述した画像表示装置のいずれかの機能を実現するステップを追加してもよい。
プリンター20の外観を示す外観斜視図。 プリンター20の構成の概略を示す構成図。 スライドショーに関する機能を示すブロック図。 切替パターンの一例を示す説明図。 スライドショー実行処理ルーチンの一例を示すフローチャート。 切替パターン選択処理の一例を示すフローチャート。
次に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態であるプリンター20の外観を示す外観斜視図であり、図2は、プリンター20の構成の概略を示す構成図である。
本実施形態のプリンター20は、印刷機構40(図2参照)を内蔵し、L判サイズやハガキサイズの用紙Sに印刷を行なうフォトプリンターとして構成されている。このプリンター20は、図1に示すように、本体21を持ち運ぶために上面に設けられた取っ手22と、本体21の背面にセットされた用紙Sを自動給紙するオートシートフィーダー23と、印刷機構40により印刷された用紙Sを受ける排紙トレイ24と、上下方向にスライド可能であって画像を表示したり印刷時の設定を確認したりするための液晶ディスプレイ(LCD)25と、電源をオンオフするための電源ボタン26とを備えている。また、本体21の前面には、赤外線通信ポート28(受光部)が設けられており、この赤外線通信ポート28に発光部30aを向けてリモートコントロール装置30を操作することにより、プリンター20を遠隔操作できるようになっている。なお、リモートコントロール装置30は、プリンター20を遠隔操作するためのボタン類として、電源をオンオフするための電源ボタン31と、印刷中に押されると印刷を中止し写真選択画面で押されると印刷枚数や写真の選択を解除するストップ/設定クリアボタン32と、トップメニュー画面を表示するためのトップメニューボタン33と、印刷枚数を設定するための印刷枚数設定ボタン34と、項目や設定値を選択するための上下左右ボタン35と、項目を決定したり次の画面に進むためのOKボタン36と、一つ前の画面に戻る戻るボタン37と、印刷を開始する印刷ボタン38と、設定画面を表示する設定ボタン39などを備える。
印刷機構40は、図2に示すように、左右方向(主走査方向)にループ状に架け渡されたキャリッジベルト43により駆動されガイド42に沿って左右に往復するキャリッジ41と、キャリッジ41にシアン・マゼンタ・イエロー・ブラック等の各色のインクを供給するインクカートリッジ44と、各インクカートリッジ44から供給された各インクに圧力をかけてノズルから用紙Sに向けてインクを吐出する印刷ヘッド45と、主走査方向に直交する副走査方向に用紙Sを搬送する搬送ローラー46とを備える。印刷機構40は、その下方にインクカートリッジ44が取り付けられており、インクカートリッジ44がキャリッジ41上に搭載されていない、いわゆるオフキャリッジタイプとして構成されている。印刷ヘッド45は、ここでは圧電素子に電圧をかけることによりこの圧電素子を変形させてインクを加圧する方式を採用しているが、発熱抵抗体(例えばヒータなど)に電圧をかけインクを加熱して発生した気泡によりインクを加圧する方式を採用してもよい。
また、本実施形態のプリンター20は、その制御系としては、図2に示すように、プリンター全体の制御を司るメインコントローラー50と、印刷機構40を制御するプリンターASIC48と、赤外線通信ポート28を介して入力した赤外線信号を操作信号として処理する赤外線通信コントローラー60と、LCD25を表示制御するLCDコントローラー62と、メモリーカードスロット64に挿入されたメモリーカードMCに対するデータの書き込みや読み出しを制御するメモリーカードコントローラー66と、を備え、これらはバス59を介して互いに電気的に接続されている。なお、メモリーカードスロット64は、図1中の電源ボタン26が設けられた側面と反対側の側面に設けられている。
メモリーカードコントローラー66は、メモリーカードスロット64にメモリーカードMCが挿入された状態でメモリーカードMCに記憶されている画像ファイルを読み出してメインコントローラー50に出力したり、必要に応じてデータをメモリーカードMCに記録したりする。なお、画像ファイルには、画像データに付随して、画素数や撮影日時,露出,絞り値,シャッター速度などを含むExif付属情報が格納されている。
メインコントローラー50は、CPU51を中心とするマイクロプロセッサーとして構成されており、各種処理プログラムや各種データ、各種テーブルなどを記憶するROM52と、一時的にデータを記憶するRAM53と、電気的に書き換え可能で電源を切ってもデータは保持されるフラッシュメモリー54と、電源ボタン26からの操作信号を入力するインターフェース(I/F)55とを備える。このメインコントローラー50は、メモリーカードスロット64に挿入されたメモリーカードMCから画像ファイルなどを入力したり、赤外線通信コントローラー60からの操作信号や印刷機構40の各部からの検出信号などを入力したりする。また、メインコントローラー50は、メモリーカードMCに編集画像などを保存したり、プリンターASIC48への指令信号やLCDコントローラー62への制御信号を出力したりする。
ここで、本実施形態のプリンター20では、メモリーカードスロット64にメモリーカードMCが差し込まれた状態でリモートコントロール装置30によりスライドショーが指示されたときには、メモリーカードMCに記憶されている画像ファイル内の画像データを順次読み出して読み出した画像データを表示データに変換してLCD25に表示するスライドショーを行なう。図3は、プリンター20が有するスライドショーに関する機能を示すブロック図である。図示するように、スライドショーに関する機能として、画像データリード部71と、情報解析部72と、切替パターン選択部73と、画像展開部74と、データ保持部75A,75Bと、表示データ出力部76と、LCDインターフェース(I/F)77とを有している。なお、これらの機能は、メインコントローラー50とLCDコントローラー62とにより実現される。
画像データリード部71は、メモリーカードコントローラー66を介してメモリーカードMCから入力された画像ファイル内の画像データを順次読み出す。ここでは、画像ファイルの作成日時であるタイムスタンプの日時の昇順即ち撮影順序に従って画像データを順次読み出すものとした。情報解析部72は、画像データリード部71により読み出された画像データに付随するExif付属情報を解析し、Exif付属情報中の撮影日時を抽出する。切替パターン選択部73は、情報解析部72が抽出した撮影日時を取得し、取得した撮影日時に応じて切替パターンを選択して表示データ出力部76に通知する。なお、切替パターンは、表示画像を切り替える際のエフェクト処理と、そのエフェクト処理によるアニメーション効果が表示される表示時間(以下、効果時間とする)とを定めたパターンであり、内容および選択方法については後述する。画像展開部74は、画像データリード部71により読み出された画像データに対してリサイズ処理や圧縮・伸張処理などの各種画像処理を行なって表示用の画像データに展開し、データ保持部75A,75Bのいずれかに交互に格納する。
表示データ出力部74は、格納順に従ってデータ保持部75A,75Bのいずれかから必要なデータを所定量ずつ読み出して表示データとしてLCD25に接続されたLCDI/F77に出力する。即ち、本実施形態では、撮影順に画像データを読み出して表示用の画像データとしてデータ保持部75A,75Bに交互に格納し、その格納順に従ってデータ保持部75A,75Bから表示用の画像データを読み出してLCD25に表示してスライドショーするから、撮影順に従って順次写真画像を表示してスライドショーすることになる。また、表示データ出力部76は、写真画像を切り替える際には、切替パターン選択部73から通知された切替パターンに従って切替前後の表示用の画像データを用いて必要なエフェクト処理を施した表示データをLCDI/F77に出力する。ここで、切替パターンについて説明する。本実施形態では、切替パターンとして、エフェクト処理と上述した効果時間とをそれぞれ異なる態様で組み合わせた3つのパターンを選択可能となっている。図4は、切替パターンの一例を示す説明図である。なお、図中「A」,「B」は、LCD25上に表示される切替前の写真画像と切替後の写真画像を示し、以下、「画像A」,「画像B」と称する。また、上述したように、効果時間は、エフェクト処理によるアニメーション効果が表示される時間であり、画像Aから画像Bへ切り替わる時間である。図4(a)に示すパターンaは、エフェクト処理として画像Aが徐々に消えていくにつれて画像Bが徐々に表示されるディゾルブを用いており、最も短い効果時間(小)に設定される。図4(b)に示すパターンbは、エフェクト処理として画像Aの上に画像Bが図中左側からスライドしながら表示されるワイプを用いており、切替パターンaよりも長い効果時間(中)に設定される。図4(c)に示すパターンcは、エフェクト処理として画像Aが回転しながら徐々に小さくなって消えた後に画像Bが回転しながら徐々に大きくなって表示されるスパイラルを用いており、最も長い効果時間(大)に設定される。なお、パターンaのディゾルブに比して、パターンbのワイプやパターンcのスパイラルは、写真画像の位置変化、特に画像Bの位置変化が大きいアニメーション効果となる。
次に、こうして構成された本実施形態のプリンター20の動作、特に、デジタルカメラで撮影されたメモリーカードMCに記憶された写真をLCD25にスライドショーする際の動作について説明する。図5は、スライドショー実行処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。この処理は、メモリーカードスロット64にメモリーカードMCが差し込まれた状態でリモートコントロール装置30によりスライドショーが指示されたときに実行される。なお、この処理は、メインコントローラー50とLCDコントローラー62とにより上述した各機能を適宜用いて行なわれるものとする。
スライドショー実行処理ルーチンが実行されると、まず、最初の表示対象の写真画像をLCD25に表示して(ステップS100)、次に表示する写真画像があるか否かを判定する(ステップS110)。この処理は、データ保持部75A,75Bのうち、現在表示している写真画像の表示用の画像データを取得した保持部とは異なる保持部に表示用の画像データが格納されているか否かを判定することにより行なわれる。次に表示する写真画像があると判定したときには、上述した切替パターンの選択を行ない(ステップS120)、現在の写真画像が所定時間表示されるのを待つ(ステップS130)。なお、この所定時間は、スライドショーにおいて1枚の写真画像を表示する時間として予め設定されている。所定時間表示されたときには、選択された切替パターンに基づいて写真画像を切り替えて(ステップS140)、次の表示対象の写真画像を表示し(ステップS150)、ステップS110に戻る。そして、ステップS110で次の表示対象があると判定したときには、ステップS120〜150の処理を実行し、次の表示対象がないと判定したときには、そのまま本ルーチンを終了する。これにより、選択した切替パターンに従って表示対象の写真画像を切り替えながらスライドショーをすることができる。ここで、切替パターンの選択について説明する。図6は、切替パターン選択処理の一例を示すフローチャートである。なお、この処理は、切替パターン選択部73により行なわれる。
切替パターン選択処理が実行されると、まず、現在表示している写真画像の撮影日時t1と次の表示対象の写真画像の撮影日時t2とを取得して(ステップS200)、撮影日時t2と撮影日時t1との差分の時間を撮影間隔Tとして算出する(ステップS210)。次に、算出した撮影間隔Tが所定間隔Tref1を超えるか否かを判定する(ステップS220)。ここで、所定間隔Tref1は、同じシーンで連続的に撮影されたと推測できる間隔(時間)として、例えば、5秒や20秒,1分,5分など数秒から数分の間の比較的短い時間に設定されるものとした。撮影間隔Tが所定間隔Tref1を超えないと判定したときには、切替前後の写真画像が同じシーンで連続的に撮影されたと推測し、切替パターンにパターンa(エフェクト処理:ディゾルブ,効果時間:小)を選択して(ステップS240)、選択した切替パターンを表示データ出力部76に通知して(ステップS270)、本処理を終了する。
一方、ステップS220で撮影間隔Tが所定間隔Tref1を超えると判定したときには、撮影間隔Tが所定間隔Tref2を超えるか否かを判定する(ステップS230)。ここで、所定間隔Tref2は、本実施形態では、異なる日に撮影されたと推測できる間隔(時間)として所定間隔Tref1よりも長い時間、例えば、6時間や8時間,10時間など数時間の間の比較的長い時間に設定されるものとした。撮影間隔Tが所定間隔Tref2を超えると判定したときには、切替前後の写真画像が異なる日に撮影されたと推測し、切替パターンにパターンc(エフェクト処理:スパイラル,効果時間:大)を選択し(ステップS250)、ステップS270で切替パターンを表示データ出力部76に通知して、本処理を終了する。
一方、ステップS230で撮影間隔Tが所定間隔Tref2を超えないと判定したときには、切替前後の写真画像は同じシーンで連続的に撮影されたものではなく且つ異なる日に撮影されたものではない、即ち、同じ日に異なるシーンで撮影されたと推測し、切替パターンにパターンb(エフェクト処理:ワイプ,効果時間:中)を選択し(ステップS260)、ステップS270で切替パターンを表示データ出力部76に通知して、本処理を終了する。このように、撮影間隔Tの長短に応じて、異なる切替パターンを設定するのである。これにより、スライドショーを鑑賞するユーザーに対して、次に表示される写真画像が前に表示されていた写真画像と同じシーンで連続的に撮影されたものであるか、異なるシーンで撮影されたものであるかを認識させることができる。また、異なるシーンで撮影されたものにおいては、同じ日に撮影されたものであるか次の日以降に撮影されたものであるかについても認識させることができ、これにより、撮影シーンが大きく変わるか否かを認識させることができる。また、切替パターンは、エフェクト処理だけでなくアニメーション効果を表示する表示時間としての効果時間も異なるものとし、撮影間隔が長いと判定した場合の効果時間を短いと判定した場合よりも長いものとしたから、ユーザーに対して撮影間隔が長いことをよりはっきりと印象づけることができる。この結果、複数の写真画像を順次表示する場合により効果的に写真画像を切り替えることができる。なお、本実施形態では、プリンター20の動作を説明することにより、本発明の画像表示方法の一例も明らかにしている。
以上説明した本実施形態のプリンター20によれば、メモリーカードMCから撮影順に従って写真画像の画像データを入力して順次スライドショーし、写真画像を切り替える際には、現在表示している写真画像の撮影日時t1と次の表示対象の写真画像の撮影日時t2とを取得して、切替前後における写真画像の撮影間隔Tを算出し、算出した撮影間隔Tが同じシーンで撮影されたと推測できる間隔として比較的短い時間に設定された所定間隔Tref1を超えないときにはエフェクト処理がディゾルブのパターンaを切り替えパターンに選択し、所定間隔Tref1を超えるときには異なる日に撮影されたと推測できる間隔として所定間隔Tref1よりも長い時間に設定された所定間隔Tref2を超えないときにはエフェクト処理がワイプのパターンbを選択し、超えるときにはエフェクト処理がスパイラルのパターンcをそれぞれ選択するから、切替前後の写真画像の撮影間隔Tに応じて異なるエフェクト処理で写真画像を切り替えることができる。この結果、より効果的に写真画像を切り替えることができる。また、各パターンは、エフェクト処理だけでなく効果時間も異なるものとし、撮影間隔が長いと判定した場合の効果時間を短いと判定した場合よりも長いものとしたから、ユーザーに対して撮影間隔が長いことをよりはっきりと印象づけることができる。
上述した実施形態では、撮影間隔Tの長短を判定するための閾値として所定間隔Tref1,Tref2の2つの閾値を用いて3つのパターンa〜cを選択するものとしたが、これに限られず、1つの閾値を用いて2つのパターンを選択するものとしてもよいし、3以上の複数の閾値を用いて4以上の複数のパターンを選択するものとしてもよい。
上述した実施形態では、同じシーンで連続的に撮影されたと推測できる所定間隔Tref1と異なる日に撮影されたと推測できる所定間隔Tref2とを用いるものとしたが、これに限られず、任意の時間間隔を所定間隔として用いるものとすればよく、異なる月や年に撮影されたと推測できる間隔などとしてもよい。また、異なる日や月,年に撮影されたか否かの判定は、所定間隔との比較に基づいて判定するものに限られず、撮影日時情報から抽出した日や月,年が一致するか否かに基づいて判定するものとしてもよい。
上述した実施形態では、各パターンa〜cにおいてエフェクト処理と効果時間とがそれぞれ異なるものとしたが、これに限られず、いずれか一方だけが異なるものとしてもよく、即ち、エフェクト処理を共通として効果時間を異なるものとしてもよいし、効果時間を共通としてエフェクト処理を異なるものとしてもよい。
上述した実施形態では、エフェクト処理として、ディゾルブ,ワイプ,スパイラルを用いるものとしたが、これらに限られず、フェードイン,フェードアウトなどの他のエフェクト処理を用いるものとしてもよい。また、スパイラルなどにおいて3D表示を伴うものなどとしてもよい。さらに、切替パターンとしては、エフェクト処理を変更するものに限られず、音や光の出力を変更するものなどとしてもよい。この場合、プリンター20にスピーカーやLEDなどを備え、切替前後の撮影間隔Tに応じて音量や音を出力する時間を変更したり、光量や点灯時間,点滅間隔などを変更したりすればよい。
上述した実施形態では、タイムスタンプの日時の昇順に画像データを読み出してその順にスライドショーするものとしたが、これに限られず、ファイル名の順に読み出してスライドショーするものとしてもよい。あるいは、Exif付属情報を解析して抽出された撮影日時の順にスライドショーするものとしてもよい。その場合、スライドショー対象のすべての写真画像の表示順を定めたスライドショーリストを予め作成するものとしてもよく、そのリストに選択した切替パターンを予め登録するものとしてもよい。
上述した実施形態では、本発明を液晶ディスプレイ25付きのプリンター20に適用して説明したが、これに限られず、ディスプレイを備える機器であれば、例えば、FAX機器やビューワー,パーソナルコンピューターなど如何なる機器に適用するものとしてもよい。また、ディスプレイも液晶ディスプレイに限られず、プラズマディスプレイや有機ELディスプレイなどに適用するものとしてもよい。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
20 プリンター、21 本体、22 取っ手、23 オートシートフィーダー、24 排紙トレイ、25 液晶ディスプレイ(LCD)、26 電源ボタン、28 赤外線通信ポート、30 リモートコントロール装置、30a 発光部、31 電源ボタン、32 ストップ/設定クリアボタン、33 トップメニューボタン、34 印刷枚数設定ボタン、35 上下左右ボタン、36 OKボタン、37 戻るボタン、38 印刷ボタン、39 設定ボタン、40 印刷機構、41 キャリッジ、42 ガイド、43 キャリッジベルト、44 インクカートリッジ、45 印刷ヘッド、46 搬送ローラー、48 プリンターASIC、50 メインコントローラー、51 CPU、52 ROM、53 RAM、54 フラッシュメモリー、55 インターフェース(I/F)、59 バス、60 赤外線通信コントローラー、62 LCDコントローラー、64 メモリーカードスロット、66 メモリーカードコントローラー、71 画像データリード部、72 情報解析部、73 切替パターン選択部、74 画像展開部、75A,75B データ保持部、76 表示データ出力部、77 LCDインターフェース(LCDI/F)、MC メモリーカード、S 用紙。

Claims (9)

  1. 複数の写真画像を受け付けて表示部に表示する画像表示装置であって、
    前記受け付けた写真画像が撮影順に関連する規則に従って前記表示部に順次表示されるよう表示制御し、該表示された写真画像を次の写真画像に切り替える際には、切替前後の写真画像の撮影日時に関する日時情報を取得し、該取得した日時情報に基づく撮影間隔の長短に応じて異なる切替パターンで切り替わるよう表示制御する
    ことを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記撮影間隔が第1の所定間隔を超えない場合には第1の切替パターンで表示制御し、前記撮影間隔が前記第1の所定間隔を超える場合には第2の切替パターンで表示制御する請求項1記載の画像表示装置。
  3. 前記第1の所定間隔として、前記写真画像が同じシーンで撮影されたと推測しうる間隔を用いる請求項2記載の画像表示装置。
  4. 前記撮影間隔が前記第1の所定間隔よりも長い第2の所定間隔を超える場合には、前記第2の切替パターンに代えて第3の切替パターンで表示制御する請求項2または3記載の画像表示装置。
  5. 前記第2の所定間隔として、前記写真画像が異なる日に撮影されたと推測しうる間隔を用いる請求項4記載の画像表示装置。
  6. 前記異なる切替パターンとして、切替時におけるエフェクト処理または該エフェクト処理によるアニメーション効果の表示時間の少なくとも一方が異なるパターンで表示制御する請求項1ないし5いずれか1項に記載の画像表示装置。
  7. 前記撮影間隔が長い場合には、短い場合よりも前記アニメーション効果が人目を引く態様のエフェクト処理を用いた切替パターンで表示制御する請求項6記載の画像表示装置。
  8. 前記撮影間隔が長い場合には、短い場合よりも前記表示時間の長い切替パターンで表示制御する請求項6または7記載の画像表示装置。
  9. 複数の写真画像を受け付けて表示部に表示する画像表示方法であって、
    前記受け付けた写真画像が撮影順に関連する規則に従って前記表示部に順次表示されるよう表示制御し、該表示される写真画像を次の写真画像に切り替える際には、切替前後の写真画像の撮影日時に関する日時情報を取得し、該取得した日時情報に基づく撮影間隔の長短に応じて異なる切替パターンで切り替わるよう表示制御する
    ことを特徴とする画像表示方法。
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