JP3146759U - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】1枚の記録媒体に撮像した画像データに基づく複数の画像を印刷する場合に、適切なレイアウトで印刷することのできる撮像装置を提供する。
【解決手段】元画像データを生成する撮像部1と、元画像データを記憶する画像メモリ84と、元画像データについて画像処理を行い、印刷用画像データを生成する制御部8と、印刷用画像データに基づき記録媒体上に画像を形成するプリンタ部2と、画像形成条件について設定を行う操作部5と、を備え、プリンタ部2は、1つの記録媒体上に複数の画像を形成可能であり、操作部5は、記録媒体の記録領域の領域分割数を設定可能であり、制御部8は、設定された領域分割数に応じてプリンタ部2により形成される画像の圧縮率及び画像の向きが変更されるように印刷用画像データを生成するものである。
【選択図】図5

Description

本考案は、撮像装置に係り、特に、プリンタが一体に設けられている撮像装置に関する。
従来、撮像光学系(レンズ)と撮像素子とを内蔵し、デジタル画像データを取得する撮像装置が広く利用されている。
さらに、このような撮像装置にプリンタを内蔵し、撮像した画像データに基づく画像をその場ですぐに記録媒体上に印刷し、出力することができるように構成したものも提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−57667号公報
ところで、撮像された画像を記録媒体に印刷する場合に、単に1枚の記録媒体に1つの画像を印刷するのではなく、複数の画像を印刷することができれば、印刷された記録媒体を分割することにより、複数人で画像を共有することができる。また、例えば証明写真のように同一の画像を複数箇所に用いたい場合もあり、これを1回の印刷で1枚の記録媒体に記録することができれば、ユーザにとって便宜である。
しかしながら、画像を記録する記録媒体は、縦横の寸法が異なる場合があり、単に1枚の記録媒体に複数の画像を印刷した場合には、画像全体が記録媒体に入りきらずに端部が切れてしまったり、逆に記録媒体の端部が余って無駄になったりすることが考えられ、適切なレイアウトで印刷することが難しいとの問題がある。
そこで、本考案は以上のような事情を考慮してなされたものであり、1枚の記録媒体に撮像した画像データに基づく複数の画像を印刷する場合に、適切なレイアウトで印刷することのできる撮像装置を提供することを目的とするものである。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の考案は、
撮像光学系を備え、被写体の像に対応した元画像データを生成する画像データ生成部と、
前記画像データ生成部により生成された元画像データを記憶する画像データ記憶部と、
前記画像データ記憶部に記憶された元画像データについて画像処理を行い、印刷用画像データを生成する画像処理部と、
前記画像処理部において生成された前記印刷用画像データに基づき前記記録媒体上に画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部による画像形成の画像形成条件について設定を行う画像形成条件設定部と、
を備え、
前記画像形成部は、前記記録媒体の記録領域を複数領域に分割して、1つの記録媒体上に複数の画像を形成可能であり、
前記画像形成条件設定部は、前記記録媒体の記録領域をいくつの領域に分割するかの領域分割数を設定可能であり、
前記画像処理部は、前記画像形成条件設定部により設定された前記領域分割数に応じて前記画像形成部により形成される画像の圧縮率及び画像の向きが変更されるように前記印刷用画像データを生成するものであることを特徴とする撮像装置である。
請求項2に記載の考案は、請求項1に記載の撮像装置において、
前記領域分割数は、1×2(nは0を含む整数)であり、
前記画像処理部は、前記領域分割数が増える毎に各領域に形成される画像の画像サイズが1/2となるように順次画像の圧縮率を変更するとともに、前記領域分割数が増える毎に画像の向きが90度ずつ回転するように前記印刷用画像データを生成するものであることを特徴とする。
請求項3に記載の考案は、請求項1又は請求項2に記載の撮像装置において、
前記記録媒体は、熱エネルギーを加えることにより発色する画像形成層を備え、
前記画像形成部は、前記画像形成層に対して熱エネルギーを加えるサーマルプリントヘッドであることを特徴とする。
また、請求項4に記載の考案は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の撮像装置において、
前記記録媒体は、カートリッジに複数枚収納されて配置されていることを特徴とする。
請求項1に記載の考案によれば、縦横の長さが異なる1枚の記録媒体に複数の画像を印刷する場合に、記録媒体の記録領域を複数領域に分割するとともに、その領域分割数に応じて画像の圧縮率及び画像の向きが変更されるように印刷用画像データを生成することができる。
これにより、記録媒体の縦横の長さが異なる場合でも、1枚の記録媒体に複数の画像を適切なレイアウトで印刷を行うことができるという効果を奏する。
また、請求項2に記載の考案によれば、領域分割数は、1×2(nは0を含む整数)であり、領域分割数が増える毎に各領域に形成される画像の画像サイズが1/2となるように順次画像の圧縮率を変更するとともに、領域分割数が増える毎に画像の向きが90度ずつ回転させる。このため、領域分割数が1×2のうちのいくつに設定されても、適切なレイアウトで印刷を行うことができるという効果を奏する。
また、請求項3に記載の考案によれば、記録媒体は、熱エネルギーを加えることにより発色する画像形成層を備えており、画像形成部は、この画像形成層に対して熱エネルギーを加えるサーマルプリントヘッドであるので、インクを使用する必要がなく、撮像装置の小型化を実現することができるという効果を奏する。
また、請求項4に記載の考案によれば、記録媒体は、カートリッジに複数枚収納されて配置されているので、記録媒体の補充等が容易であり、ユーザにとって便宜であるという効果を奏する。
以下、図1から図9を参照しつつ、本考案に係る撮像装置の一実施形態について詳細に説明する。ただし、考案の範囲は、図示例に限定されない。
図1は、本実施形態における撮像装置の外観を模式的に示す斜視図であり、図2は、この撮像装置の背面図であり、図3は、撮像装置の蓋部を開けた状態における内部構成を示した図である。
本実施形態において、撮像装置100は、被写体の撮影を行う撮像部1(図5参照)と、撮像部1によって取得された画像データに基づく画像を出力するプリンタ部2(図5参照)とが一体的に設けられたプリンタ付きのデジタルカメラである。
図1に示すように、撮像装置100は、ほぼ直方体形状の筐体3を備えている。この筐体3の正面側の右上方には、撮像部1を構成するレンズユニット11(図5参照)の撮像レンズ11aが、外部に露出するように配設されている。また、撮像レンズ11aの左側には、ストロボ発光窓31が配設されている。
筐体3の一部であって、この撮像レンズ11a及びストロボ発光窓31が設けられている位置より下の部分は、蓋部32となっている。蓋部32は、筐体3の本体の左側端部に設けられた図示しないヒンジ機構を介して筐体3の本体と接続されており、このヒンジ機構を介して、図1に示す被覆状態から図3に示す開披状態まで回動可能となっている。
また、筐体3の下端一側面には、プリント後の記録媒体6が排出される排出口33が、筐体3の幅方向に延在して設けられている。
筐体3の背面には、図2に示すように、表示部4(図5参照)のディスプレイ41が配設されている。
ディスプレイ41としては、LCD(Liquid Crystal Display)やEL(Electroluminescent)ディスプレイ等を適用することができる。
表示部4は、このディスプレイ41の他、図示しないLED(Light Emitting Diode)や駆動手段等を備えている。表示部4には、後述する制御部8(図5参照)から表示制御信号が入力されるようになっており、表示制御信号が入力されると、表示部4は、これに従って、ディスプレイ41上に画像や各種設定画面等を表示させる所要の表示処理を行うようになっている。
また、ディスプレイ41は、撮像レンズ11aを介して入力された撮影画像を連続的に表示するファインダとしての機能も有している。
本実施形態では、例えば図2に示すような再生画面41a、図6に示すような印刷モード設定画面41bや、図7及び図8に示すような分割イメージ画面41c等が、ディスプレイ41上に表示される。
印刷モード設定画面41bには、選択可能な印刷モードを示すモード表示ボタン42a、再生画面41aに戻るための戻るボタン42bが表示される。本実施形態では、モード表示ボタン42aとして、ノーマル印刷モードを示す「ノーマル」とマルチ印刷モードを示す「マルチ」とが表示される。
分割イメージ画面41cは、後述するマルチ印刷モードが選択された際に表示される画面であり、印刷対象となる画像と、当該画像を印刷した際の記録媒体6上における領域の分割イメージとが表示される。また、分割イメージ画面41c上には、マルチ印刷モードが選択されていることを示すマルチボタン42c、印刷動作に移行するためのプリントボタン42d、印刷モード設定画面41bに戻るための戻るボタン42eが表示される。
なお、各画面上に表示される項目、ボタン等は、ここに例示したものに限定されない。
なお、ディスプレイ41の位置や大きさは図示例に限定されず、例えば、筐体3の背面だけでなく上面にも備えるようにしてもよい。
また、ディスプレイ41の画面上に、透明電極を格子状に配置した感圧式(抵抗膜圧方式)のタッチパネル(図示せず)を形成し、ディスプレイ41と操作部5とが一体的に構成されるタッチスクリーンとしてもよい。この場合、タッチパネルは、手指やタッチペン等で押下された力点のXY座標を電圧値で検出し、検出された位置信号が操作信号として制御部8に出力されるように構成される。なお、タッチパネルは、抵抗膜圧方式の他、超音波表面弾性波方式、静電容量方式等の方式により、ディスプレイ41上における接触位置のXY座標を検出するものであってもよい。
また、筐体3の背面側端部であって、ディスプレイ41の右側には、操作部5を構成する電源ボタン54a、シャッターボタン54b、選択ボタン54c、決定ボタン54dが並んで配設されている。さらに、ディスプレイ41の下方には、操作部5を構成するモード切替ボタン54e及びプリントボタン54fが設けられている。
操作部5から各種の設定・指示等が入力されると、その旨の信号が制御部8に出力される。
本実施形態では、印刷モード設定画面41bを開いた状態でユーザが選択ボタン54cを操作することにより、1枚の記録媒体6上に1つの画像を印刷するノーマル印刷モードで印刷するか、1枚の記録媒体6上に複数の画像を印刷するマルチ印刷モードで印刷するか、印刷モードを選択・設定することができるようになっている。
そして、選択ボタン54cによりマルチ印刷モードが選択されたときは、さらに、ユーザが決定ボタン54dを操作することにより、1枚の記録媒体6上にいくつの画像を印刷するか、すなわち、記録媒体6の記録領域をいくつの領域に分割するかの領域分割数を設定できるようになっている。
本実施形態では、例えば、ユーザにより決定ボタン54dが1回押下されると、領域分割数が「2」となり、2回押下されると、領域分割数が「4」となる。なお、領域分割数が変更されると、これに伴って分割イメージ画面41cに表示される領域の分割イメージも変更される。例えば、マルチ印刷モードが選択されたが、まだ領域分割数が入力されていない場合(すなわち、決定ボタン54dが1回も押下されていない場合)には、図7に示すように、領域の分割イメージが「1」と表示され、領域分割数が8と入力された場合(すなわち、決定ボタン54dが3回押下された場合)には、図8に示すように、領域の分割イメージが「8」と表示される。
このように、本実施形態では、操作部5の各ボタン及びキーが、プリンタ部2による画像形成の画像形成条件について設定を行う画像形成条件設定部として機能する。
なお、操作部5により設定可能な領域分割数は特に限定されないが、領域分割数は、1×2(nは0を含む整数)であり、本実施形態では、例えば、最小の領域分割数は1であり、最大の領域分割数は64となっている。
なお、操作部5を構成するボタンはここに例示したものに限定されない。また、各ボタンの配置・形状等は図示例に限定されない。例えば、前述のように、表示部4のディスプレイ41の表示画面上にタッチパネルを形成した場合には、このタッチパネルによって画像形成条件等の設定を行うことができるようにしてもよい。この場合には、ディスプレイ41と操作部5とが画像形成条件設定部として機能する。
筐体3の内部には、撮像部1を構成するレンズユニット11や撮像素子12(いずれも図5参照)等が収納されている他、図3に示すように、プリンタ部2を構成するプリンタヘッド21、媒体送りローラ22等が設けられている。
本実施形態におけるプリンタ部2は、熱エネルギーを加えることにより発色する画像形成層を備える印画紙を記録媒体6として用いて画像形成を行うものであり、プリンタヘッド21は、この記録媒体6の画像形成層に対して熱エネルギーを加えるサーマルプリンタヘッドである。
また、筐体3の内部であってディスプレイ41の裏面から媒体送りローラ22にかかる部分(図3において、二点鎖線で囲まれている部分)は、記録媒体6を収納する媒体収納部35となっている。媒体収納部35には、記録媒体6が、図4に示すようなカートリッジ61に収納された状態で収納されるようになっている。
図4(A)は、カートリッジ61を上面側(すなわち、カートリッジ61を媒体収納部35に収納した際に蓋部32と対向する面の側)から見た斜視図であり、図4(B)は、カートリッジ61を背面側から見た斜視図である。
図4(B)に示すように、カートリッジ61の背面側の一端部には、内部に収納された記録媒体6を取り出す取出し口62が形成されている。カートリッジ61の内部には、複数枚の記録媒体6が重畳されて収納されており、そのうちカートリッジ61の背面側から見て一番上に重畳されている記録媒体6の一端が、取出し口62から露出するようになっている。
カートリッジ61は、上記背面側を下にして、かつ取出し口62が媒体送りローラ22と対向するように、媒体収納部35に収納される。
なお、本実施形態において、カートリッジ61に収納される記録媒体6の大きさ(サイズ)は、例えば、横方向50mm×縦方向76.2mmとなっており、記録媒体6の縦横の寸法(長さ)が異なっている(縦横の長さの比が約2:3)。なお、記録媒体6のサイズはここに例示したものに限定されない。
媒体送りローラ22は、モータ等の図示しない駆動手段を備え、一定方向に回転するものである。媒体送りローラ22は、カートリッジ61が媒体収納部35に収納された際に、カートリッジ61の取出し口62から露出している記録媒体6の表面に当接するようになっている。媒体送りローラ22が記録媒体6の表面に当接した状態で一定方向に回転することにより、記録媒体6がカートリッジ61の取出し口62から一枚ずつ取り出されて、プリンタヘッド21に送られるようになっている。
ここで、本実施形態において用いられる記録媒体6について説明する。
本実施形態において用いられる記録媒体6は、例えば、特表2004−530576号公報等に記載されているものであり、熱エネルギーを加えることにより活性化(すなわち、発色)する画像形成層を複数備えており、プリンタヘッド21により加えられえる熱エネルギーによって、1つ以上の画像形成層が少なくとも部分的に独立して活性化され、発色するものである。
各画像形成層は、例えば、それぞれ異なる色を発色するロイコ色素とこれを発色させる顕色剤材料との組み合わせからなる画像形成材料を含んでいる。各画像形成層は、複数の層で構成されており、画像形成材料であるロイコ色素と顕色剤材料とはそれぞれ別個の層中に配置されていることが好ましい。また、各画像形成層の間には、スペーサー中間層が設けられていることが好ましい。
例えば、記録媒体6が、画像形成層として、活性化するとシアンに発色するシアン画像形成材料を含むシアン画像形成層と活性化するとマゼンタに発色するマゼンタ画像形成材料を含むマゼンタ画像形成層とを有する場合であって、このうちシアン画像形成材料は、比較的短い時間高い温度が加えられた場合にシアンが発色して可視化するものであり、マゼンタ画像形成材料は、より長い時間比較的低い温度が加えられた場合にマゼンタが発色して可視化するものである場合について説明する。
この場合、記録媒体6に対して加える温度及び加熱時間等の組み合わせを変えることにより、どの色をどのような比率で発色させるか、といった各色の発色のさせ方を変えることが可能となる。
具体的には、例えば、記録媒体6の画像形成面側(画像記録の際にプリンタヘッド21に近い側)にシアン画像形成層があり、その下にスペーサー中間層を介してマゼンタ画像形成層が配置されている場合、プリンタヘッド21によって熱エネルギーが加えられると、まずシアン画像形成層が加熱され、マゼンタ画像形成層にはシアン画像形成層及びスペーサー中間層を透過して熱が到達する。これにより、シアン画像形成層は、プリンタヘッド21による加熱が開始されてすぐにその呈色閾値温度を超える。これに対して、マゼンタ画像形成層は、シアン画像形成層及びスペーサー中間層の厚みに依存する所定の時間が経過した後にその呈色閾値温度に到達する。例えば、シアン画像形成層及びマゼンタ画像形成層が、ともに120℃で発色し始める場合であって、プリンタヘッド21が記録媒体6の表面を120℃よりかなり高い温度まで加熱させる熱エネルギーを発するものである場合、シアン画像形成層は、プリンタヘッド21による加熱が開始されてすぐにシアン色を発色するのに対して、マゼンタ画像形成層は、プリンタヘッド21による加熱が所定時間継続した場合に初めてマゼンタ色を発色し始める。
このように、シアン画像形成層及びマゼンタ画像形成層が、ともに同じ温度(例えば、120℃)で発色し始める場合でも、熱の到達時間のずれにより、各色の発色のさせ方を調整することが可能となる。
なお、記録媒体6が備える画像形成層はシアン画像形成層及びマゼンタ画像形成層に限定されない。また、各々の色は、単独で発色するようにしてもよいし、任意の割合で他の色(1つまたは複数)と混色させて発色させてもよい。また、画像形成材料は、ロイコ色素と顕色剤材料からなるものに限定されない。また、1つの画像形成材料を構成するロイコ色素及び顕色剤材料は、単独のロイコ色素及び顕色剤材料の組み合わせである場合に限定されず、複数のロイコ色素、複数の顕色剤材料の組み合わせからなっていてもよい。さらに、所定の熱エネルギーが加えられることにより色を消色させる消色剤を含んでいてもよい。
図5は、本実施形態における撮像装置100の機能的構成を示す要部ブロック図である。
図5に示すように、本実施形態における撮像装置100は、撮像部1、プリンタ部2、表示部4、操作部5、ストロボ7、及び、これら各部を統括的に制御する制御部8等を備えて構成されている。
撮像部1は、例えば、レンズユニット11、撮像素子12、ドライバ13、A/D変換部14等から構成されており、被写体の像に対応した元画像データを生成する画像データ生成部である。
レンズユニット11は、例えば複数の撮像レンズ11aから構成され、合焦レンズやズームレンズ等を備えている撮像光学系である。
レンズユニット11は、図示しない絞り装置やレンズを動かすためのモータ等の駆動手段を備えている。これら絞り装置や駆動手段は、被写体を撮像する際に制御部8からの制御信号により動作し、レンズユニット11を構成する各撮像レンズ11aの焦点距離(ピント)を変化させたり、絞りやシャッタ速度等を調整したりすることができるようになっている。
撮像素子12は、撮像レンズ11aを通過した被写体像を二次元のアナログの画像信号に光電変換するものであり、例えばCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal-oxide Semiconductor)等を適用することができる。
ドライバ13は、この撮像素子12を駆動させるものである。
また、A/D変換部14は、撮像素子12によって生成されたアナログの画像信号をデジタル信号に変換するものである。A/D変換部14によりデジタル信号に変換された画像データ(元画像データ)は、制御部8に出力される。
プリンタ部2は、例えば、プリンタヘッド21、媒体搬送ローラ22、プリンタドライバ23等から構成されており、制御部8において生成される印刷用画像データに基づいて記録媒体6上に画像を形成する画像形成部である。
本実施形態におけるプリンタ部2は、前述のように、熱エネルギーを加えることにより発色する画像形成層を備える記録媒体6を用いて画像形成を行うものである。
プリンタドライバ23には、制御部8から印刷用画像データが出力されるようになっており、プリンタドライバ23は、この印刷用画像データに基づいて適宜プリンタヘッド21を動作させる。これにより、プリンタヘッド21から記録媒体6の画像形成層に対して所定の温度及び所定の時間だけ熱エネルギーが加えられ、画像形成が行われる。
ストロボ7は、制御部8からの制御信号に従って、所定のタイミングで所定の発光量の光を照射するものである。
制御部8は、CPU81(Central Processing Unit)、ROM82(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)83、画像メモリ84、バッファメモリ85、圧縮・伸長制御回路86、画像サイズ変更回路87、画像方向変更回路88、画像合成回路89等を備えて構成されているコンピュータであり、これら各部はバス90により接続されている。制御部8は、元画像データについて画像処理を行い、印刷用画像データを生成する画像処理部として機能する。
CPU81は、撮像装置100内の各部を統括制御するものである。CPU81は、ROM82に格納されているシステムプログラム及び各種アプリケーションプログラムの中から指定されたプログラムを読み出してRAM83の作業領域に展開し、RAM83に展開されたプログラムとの協働により、各種処理を実行する。
ROM82は、例えば半導体等の不揮発性メモリ等により構成され、撮像装置100に対応するシステムプログラム、及び該システムプログラム上で実行可能な各種のアプリケーションプログラム等の各種処理プログラム、当該プログラムの処理に係るデータ等を記憶する。プログラムは、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、CPU81は、当該プログラムコードに従った動作を逐次実行する。
本実施形態において、ROM82は、撮像部1によって取得された画像データ(元画像データ)をユーザ所望のレイアウトとなるように画像の回転処理、サイズ調整処理、画像合成処理等を行い、印刷用画像データを生成する印刷用データ生成処理を行うためのプログラムを記憶している。
RAM83は、CPU81により実行制御される各種処理において、ROM82から読み出されたプログラム、入力、若しくは出力データ及びパラメータ等を展開する作業領域及び各種データ等を一時的に格納する格納領域を備えている。
画像メモリ84は、例えば半導体等の不揮発性メモリ等により構成されており、撮像部1により取得・生成された元画像データを記憶する画像データ記憶部である。なお、画像メモリ84としては、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリや、メモリカード等の着脱可能な可搬型の記憶媒体等、各種メモリを適用することが可能である。
バッファメモリ85は、プリンタ部2に送られる印刷用画像データを一時的に保存する記憶部である。
圧縮・伸長制御回路86は、CPU81の制御により元画像データ及び印刷用画像データの圧縮処理、伸長処理を行うICである。
撮像部1から送られた元画像データは、圧縮・伸長制御回路86においてJPEG等、所定の形式で圧縮され、画像メモリ84に送られる。また、印刷用画像データを生成する際には、画像メモリ84に記憶されている元画像データを圧縮・伸長制御回路86において一旦伸長した上で、印刷用データ生成処理等が行われる。
また、画像サイズ変更回路87は、プリンタ部2により形成される画像がユーザの所望のレイアウトとなるように、操作部5により設定された領域分割数に応じて画像のサイズ(圧縮率)を変更するサイズ調整処理を行うものであり、画像方向変更回路88は、領域分割数に応じて画像の向きを変更する画像の回転処理を行うものであり、画像合成回路89は、変更後の画像データを合成する画像合成処理を行うものである。
前述のように、本実施形態では、1枚の記録媒体6上にいくつの画像を印刷するか、すなわち、記録媒体6の記録領域をいくつの領域に分割するかの領域分割数を、操作部5において、最小1から最大64までの複数段階の中から選択・設定できるようになっている。
しかし、1枚の記録媒体6上に複数の画像を印刷する場合には、設定された数の画像が1つの記録媒体6上に適切に配置されるように記録媒体6の記録領域を分割して適宜レイアウトを変更する必要がある。特に、本実施形態では、記録媒体6の縦横の長さの比が約2:3となっているため、単に複数の画像を圧縮(縮小)して並べただけでは、設定された数の画像が1つの記録媒体6上に適切にレイアウトできない場合がある。
そこで、本実施形態では、マルチ印刷モードが選択されたときには、1枚の記録媒体6上に印刷する画像の数が増える毎に、画像サイズを圧縮するとともに、画像の方向を適宜変更するようになっている。
具体的には、図9(A)から図9(C)に示すように、画像サイズ変更回路87は、領域分割数が増える毎に各領域に形成される画像の画像サイズが1/2となるように順次画像の圧縮率を変更し、画像方向変更回路88は、領域分割数が増える毎に画像の向きを90度ずつ回転させる。
すなわち、領域分割数が1である場合(1枚の記録媒体6上に1つの画像を印刷する場合)には、図9(A)のように、記録媒体6の記録領域全体に1つの画像がレイアウトされるように、画像サイズを変更せず、画像方向は横長の画像の長手方向が記録媒体6の縦方向(図9(A)から図9(C)においてX方向)と一致する方向となるように印刷用画像データを生成する。
また、領域分割数が2である場合(1枚の記録媒体6上に2つの画像を印刷する場合)には、図9(B)のように、記録媒体6の記録領域全体に2つの画像がレイアウトされるように、画像サイズ変更回路87は、画像サイズを元画像の1/2となるように画像の圧縮率を変更し、画像方向変更回路88は、横長の画像の長手方向が記録媒体6の横方向(図9(A)から図9(C)においてY方向)と一致する方向となるように画像の向きを90度回転させる。そして、このように画像サイズ及び画像の方向が変更された画像データを画像合成回路89で合成することにより、印刷用画像データを生成する。
さらに、領域分割数が4である場合(1枚の記録媒体6上に4つの画像を印刷する場合)には、図9(C)のように、記録媒体6の記録領域全体に4つの画像がレイアウトされるように、画像サイズ変更回路87は、画像サイズを元画像の1/4となるように画像の圧縮率を変更し、画像方向変更回路88は、横長の画像の長手方向が記録媒体6の縦方向(図9(A)から図9(C)においてX方向)と一致する方向となるように画像の向きを90度回転させる。そして、このように画像サイズ及び画像の方向が変更された画像データを画像合成回路89で合成することにより、印刷用画像データを生成する。
なお、領域分割数と画像の圧縮率、画像の向きとの対応関係は、例えばROM82等にテーブルとして記憶されていてもよい。
次に、本実施形態における撮像装置100の作用について説明する。
まず、ユーザにより電源ボタン54aが押下されると、撮像装置100の電源がONとなり、撮影モードとなる。このとき、ディスプレイ41には、撮像レンズ11aを介して入力された撮影画像が連続的に表示される。ユーザが撮像レンズ11aを任意の被写体に向け、シャッターボタン54bを押下すると、撮像部1において、当該被写体についての画像データ(元画像データ)が生成される。生成された元画像データは、制御部8に送られ、圧縮・伸長制御回路86において圧縮処理が行われた後、画像メモリ84に記憶される。
ユーザによりモード切替ボタン54eが押下されると、撮像装置100は撮影モードから再生モードに遷移する。再生モードとなったときは、ディスプレイ41が再生画面41aに切り替わる。そして、例えば画像メモリ84に記憶されている画像データのうち撮影日時の最も新しいものがCPU81を介して読み出され、この画像データに基づく画像が表示画面上に表示される(図2参照)。なお、ディスプレイ41に表示される画像は、選択ボタン54cを操作することにより、撮影された時系列順に順次切り替えられることが好ましい。
ディスプレイ41に表示されている画像を印刷したい場合には、この再生モードにおいて、プリントボタン54fを押下する。これにより、ディスプレイ41に印刷モード設定画面41b(図6参照)が表示される。
印刷モード設定画面41bには、モード選択ボタン42aとして、「ノーマル」と「マルチ」とが表示されている。ユーザが選択ボタン54cを操作して画面上の選択箇所を上又は下に移動させることにより、「ノーマル」「マルチ」のいずれかのモード選択ボタン42aが選択されると、選択されたモード選択ボタン42aが画面上で反転表示される。例えば、図6では、モード選択ボタン42aとして、「マルチ」が選択された状態を示している。
例えば「ノーマル」のモード選択ボタン42aが選択された状態で、決定ボタン54dが押下されると、1枚の記録媒体6の記録領域全体に、現在ディスプレイ41に表示されている画像が1つ印刷されるノーマル印刷モードが選択され、この状態でプリントボタン54fが操作されると、当該画像が記録媒体6に印刷されて、数10秒後に排出口33から排出される。
なお、本実施形態においては、印刷は、枠なし、すなわち、画像を記録媒体6の端部ぎりぎりまで印刷する手法で行われるが、枠つきで印刷するモード等が選択できてもよい。また、元画像データに対して制御部8において適宜色補正等の画像処理やトリミング処理等を行った上で印刷用画像データを生成し、印刷を行うようにしてもよい。
他方、「マルチ」のモード選択ボタン42aが選択された状態で、決定ボタン54dが押下されると、記録媒体6の記録領域が複数領域に分割されて、現在ディスプレイ41に表示されている画像が1枚の記録媒体6上に複数印刷されるマルチ印刷モードが選択され、ディスプレイ41に分割イメージ画面41cが表示される(図7及び図8参照)。分割イメージ画面41cが表示されている状態で、決定ボタン54dが押下されると、押下された回数に応じて記録領域の領域分割数が変更される。
具体的には、図7に示すように、1枚の記録媒体6に1つの画像を印刷する分割イメージが分割イメージ画面41cに表示されている場合に、決定ボタン54dが1回押下されると、1枚の記録媒体6に2つの画像を印刷する分割イメージが表示され、決定ボタン54dが2回押下されると、1枚の記録媒体6に4つの画像を印刷する分割イメージが表示され、決定ボタン54dが3回押下されると、図8に示すように、1枚の記録媒体6に8つの画像を印刷する分割イメージが表示される。本実施形態では、領域分割数として最大64を設定することができ、決定ボタン54dが6回押下されると、1枚の記録媒体6に64の画像を印刷する分割イメージが表示される。そして、さらに決定ボタン54dが押下されると(すなわち、決定ボタン54dが7回押下されると)、再度、図7に示した領域分割を行わない状態に戻る。
ユーザは、所望の領域分割数となるまで決定ボタン54dを押下し、所望の領域分割数の分割イメージを分割イメージ画面41cに表示させる。そして、所望の領域分割数となったら、選択ボタン54cを操作して、プリントボタン42dを選択する。プリントボタン42dが選択されると、プリントボタン42dが表示画面上で反転表示されて、当該領域分割数による印刷を行うことが決定される。
領域分割数が決定されると、決定された領域分割数に応じて適切なレイアウトとなるように、画像サイズ変更回路87が画像の圧縮率を変更し、画像方向変更回路88が画像の向きを90度ずつ回転させる。そして、このように画像サイズ及び画像の方向が変更された画像データを画像合成回路89で合成することにより、印刷用画像データを生成する。
生成された印刷用画像データは、一旦バッファメモリ85に送られた後、順次プリンタドライバ23に送られる。そして、媒体送りローラ22が記録媒体6をプリンタヘッド21に送り出すとともに、プリンタドライバ23が印刷用画像データに従ってプリンタヘッド21を動作させることにより記録媒体6に順次印刷用画像データに基づく画像が印刷され、印刷後の記録媒体6が排出口33から排出される。なお、この場合もノーマル印刷モードの場合と同様に、印刷は枠なしで行われる。また、画像は制御部8において適宜画像処理やトリミング処理等を行った上で印刷されるようにしてもよい。
以上のように、本実施形態によれば、縦横の長さが異なる1枚の記録媒体6に複数の画像を印刷する場合に、記録媒体6の記録領域を複数領域に分割するとともに、所望の領域分割数に応じて画像サイズ変更回路87が画像の圧縮率を変更し、画像方向変更回路88が画像の向きを90度ずつ回転させた上で、画像サイズ及び画像の方向が変更された画像データを画像合成回路89で合成する。
これにより、記録媒体6の縦横の長さが異なる場合でも、1枚の記録媒体6に複数の画像を適切なレイアウトで印刷を行うことができる。
また、本実施形態で適用可能な領域分割数は、1×2(nは0を含む整数)であり、画像サイズ変更回路87は、領域分割数が増える毎に各領域に形成される画像の画像サイズが1/2となるように順次画像の圧縮率を変更するとともに、画像方向変更回路88は、領域分割数が増える毎に画像の向きが90度ずつ回転させる。このため、どの領域分割数が選択されても、適切なレイアウトで印刷を行うことができる。
また、本実施形態における記録媒体6は、熱エネルギーを加えることにより発色する画像形成層を備えており、プリンタ部2は、この画像形成層に対して熱エネルギーを加えるサーマルプリントヘッドであるので、インクを使用する必要がなく、撮像装置100の小型化を実現することができる。
また、記録媒体6は、カートリッジ61に複数枚収納されて媒体収納部35に配置されている。また、カートリッジ61を所定の向きで媒体収納部35に収納するだけで、取出し口62から露出記録媒体6の一端に媒体送りローラ22が当接し、記録媒体6をカートリッジ61から取り出すことができるように構成されている。このため、記録媒体6の補充等を簡易かつ迅速に行うことができ、ユーザにとって便宜である。
なお、本実施形態では、プリントヘッド21としてサーマルヘッドを備え、複数の画像形成層を有する記録媒体6に対して熱エネルギーを加えることで印刷を行う構成のプリンタ部2を備える場合を例としたが、プリンタ部2の構成はこれに限定されない。例えば、記録媒体として感熱紙を用いサーマルヘッドにより記録媒体を加熱することで画像記録を行う熱転写方式の構成のプリンタ部や、普通紙とインクリボンを用いる熱昇華方式の構成のプリンタ部等を適用することも可能である。
また、本実施形態では、画像データは、圧縮・伸長制御回路86において圧縮処理が行われた後、画像メモリ84に記憶され、画像を表示したり印刷したりする際には、伸長処理が行われるようにしたが、この圧縮処理・伸長処理は必須ではなく、撮像後、元画像データをそのまま画像メモリ84に記憶させるようにしてもよい。
その他、本考案が上記実施の形態に限らず適宜変更可能であるのは勿論である。
本実施形態に係る撮像装置の要部構成を示す斜視図である。 図1に示す撮像装置の背面図である。 図1に示す撮像装置の内部構成を示す図である。 図1に示す撮像装置に適用されるカートリッジの一例を示す図であり、図4(A)は、カートリッジの表側を示す斜視図であり、図4(B)は、カートリッジの背面側を示す斜視図である。 本実施形態に係る撮像装置の概略構成を示す要部ブロック図である。 ディスプレイに表示される印刷モード設定画面の一例を示す図である。 ディスプレイに表示される分割イメージ画面の一例を示す図である。 ディスプレイに表示される分割イメージ画面の一例を示す図である。 図9(A)は、領域分割数が1の場合の画像の例を示す図であり、図9(B)は、領域分割数が2の場合の画像の例を示す図であり、図9(C)は、領域分割数が4の場合の画像の例を示す図である。
符号の説明
1 撮像部(画像データ生成部)
2 プリンタ部(画像形成部)
3 筐体
4 表示部
5 操作部(画像形成条件設定部)
6 記録媒体
8 制御部
11a 撮像レンズ
21 プリンタヘッド
22 媒体送りローラ
81 CPU
82 ROM
83 RAM
84 画像メモリ(画像データ記憶部)
85 バッファメモリ
86 圧縮・伸長制御回路
87 画像サイズ変更回路
88 画像方向変更回路
89 画像合成回路
100 撮像装置

Claims (4)

  1. 撮像光学系を備え、被写体の像に対応した元画像データを生成する画像データ生成部と、
    前記画像データ生成部により生成された元画像データを記憶する画像データ記憶部と、
    前記画像データ記憶部に記憶された元画像データについて画像処理を行い、印刷用画像データを生成する画像処理部と、
    前記画像処理部において生成された前記印刷用画像データに基づき前記記録媒体上に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部による画像形成の画像形成条件について設定を行う画像形成条件設定部と、
    を備え、
    前記画像形成部は、前記記録媒体の記録領域を複数領域に分割して、1つの記録媒体上に複数の画像を形成可能であり、
    前記画像形成条件設定部は、前記記録媒体の記録領域をいくつの領域に分割するかの領域分割数を設定可能であり、
    前記画像処理部は、前記画像形成条件設定部により設定された前記領域分割数に応じて前記画像形成部により形成される画像の圧縮率及び画像の向きが変更されるように前記印刷用画像データを生成するものであることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記領域分割数は、1×2(nは0を含む整数)であり、
    前記画像処理部は、前記領域分割数が増える毎に各領域に形成される画像の画像サイズが1/2となるように順次画像の圧縮率を変更するとともに、前記領域分割数が増える毎に画像の向きが90度ずつ回転するように前記印刷用画像データを生成するものであることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記記録媒体は、熱エネルギーを加えることにより発色する画像形成層を備え、
    前記画像形成部は、前記画像形成層に対して熱エネルギーを加えるサーマルプリントヘッドであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記記録媒体は、カートリッジに複数枚収納されて配置されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の撮像装置。
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