JPH075560A - カメラ用磁気ヘッド装置 - Google Patents

カメラ用磁気ヘッド装置

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JPH075560A
JPH075560A JP5143713A JP14371393A JPH075560A JP H075560 A JPH075560 A JP H075560A JP 5143713 A JP5143713 A JP 5143713A JP 14371393 A JP14371393 A JP 14371393A JP H075560 A JPH075560 A JP H075560A
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JP
Japan
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film
magnetic head
pad
core
arc shape
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Application number
JP5143713A
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English (en)
Inventor
Yukitaka Takeshita
幸孝 竹下
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • G11INFORMATION STORAGE
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    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/60Guiding record carrier
    • G11B15/62Maintaining desired spacing between record carrier and head
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B17/24Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor with means for separately producing marks on the film, e.g. title, time of exposure
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
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    • G03B2217/24Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor with means for separately producing marks on the film
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    • G03B2217/244Magnetic devices

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 写真フイルムに設けられた磁気記録層と磁気
ヘッドとのヘッドタッチを良好に維持する。 【構成】 フイルム圧板10に取り付けられ、開口10
aからコア13を突出した磁気ヘッド12に対向する位
置に非弾性材により成形されたパッド19を配設する。
パッド19は、フイルム給送方向と幅方向に対し凹円弧
形状としフイルム幅方向に一体に設けた軸20a,20
bを支持部23a,23bの長孔26a,26bに挿入
してガイドとし、バネ25によりフイルム方向に付勢す
る。パッド19は、磁気ヘッド12の傾き等の取付け条
件に応じてフイルム幅方向に揺動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気記録層が塗布された
フイルムを用いるカメラに関し、詳しくは磁気ヘッドと
磁気記録層との間のヘッドタッチを改善したカメラ用磁
気ヘッド装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】磁気記録層を有するフイルムを使用する
カメラが、例えば国際公開WO90/04201や同9
0/04202で公知である。これらに記載されたカメ
ラは、フイルムに塗布された磁気記録層からフイルム種
別やフイルム感度等のデータを読み取って撮影に供した
り、あるいは撮影データを磁気記録層に書き込んだりす
るものである。
【0003】ところで、磁気記録層の支持体としてフイ
ルムを用いた場合、オーディオテープ等の通常の磁気テ
ープと比較して支持体の厚みが120μm以上と2〜3
倍程度になり、またこれに応じて剛性も高くなるため、
良好なヘッドタッチを得るには工夫が必要である。この
ため、特開平4−11237号公報では磁気ヘッドに対
向する位置に、フイルムへの接触部分が凹円弧形状でフ
イルムの給送方向に対して揺動自在なパッドを設け、こ
のパッドで磁気ヘッドにフイルムを押圧する方法が提案
されている。これにより、磁気ヘッドの取付け精度が悪
く磁気ヘッドが傾いて取り付けられた場合でもパッドの
揺動により、これを吸収して良好なヘッドタッチが得る
ことができる。
【0004】また、フイルムに磁気記録を行う際には、
磁気ヘッドとの摺接による傷が撮影画面内に入り込まな
いように、フイルムのエッジに近い部分で磁気記録を行
うのが有利である。ところが、フイルムの製造時にフイ
ルムをスリッターで規定の幅に切断する工程で、その切
断面にバリがでることがある。そして、バリのある部分
が磁気ヘッドに送られてくると、フイルムが磁気ヘッド
から浮き上がってしまい、正しい磁気記録を行うことが
できなくなる。これを解決するために、本出願人による
特願平4−117765号明細書では、フイルムの給送
方向に対して凸円弧形状にされたコアをヘッド本体より
突出させて段差を形成し、バリ部分が磁気ヘッドに送ら
れた場合でも悪影響を与えないものが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記フ
イルム給送方向に揺動自在としたパッドでは、フイルム
の給送方向に対する磁気ヘッドの傾きは補正することが
できるが、磁気ヘッドのフイルムの幅方向での傾きは補
正できない。そのため、磁気ヘッドとフイルムの磁気記
録層との接触面積が少なくなり、記録,再生出力が大幅
に劣化してしまうものである。
【0006】従来パッドはフェルト状の布を用いて弾力
性を持たせ、積極的に磁気ヘッドにへこまされて磁気記
録層を磁気ヘッドに接触させるようにしている。そのた
め、常に磁気ヘッドに押圧されているパッドは長期間の
使用により変形してしまい、製造当時のフイルムへの押
圧力が得られなくなることがある。また、コアが突出さ
れている磁気ヘッドでは、フイルムの幅方向におけるパ
ッドの幅に対してコアの幅は格段に狭くなり、パッドは
コアにより押圧される中央部付近が変形してしまう。こ
れにより、パッドの中央部付近の押圧力が不足してコア
はそのエッジ部分のみでフイルムと接触し、コアの中央
部はフイルムと接触できなくなり記録,再生出力が大幅
に劣化することがある。
【0007】ところで、不慣れなユーザーでもカメラへ
のフイルム装填作業が簡便にできるように、未使用状態
でフイルムの全てをフイルムパトローネ内に収納してお
き、スプールの回転によりフイルムの先端を送り出すよ
うにしたフイルムパトローネが種々提案されている。こ
のようなフイルムパトローネが磁気ヘッドを内蔵するカ
メラに使用された場合、送り出されたフイルムの先端は
磁気ヘッドとパッドとの間に入り込まなければフイルム
は給送できない。しかし、磁気ヘッドとパッドとの組み
合わせでは、磁気ヘッドとローラとを用いているもの比
べて非常にフィルムの通過性が悪くなる。
【0008】本発明は上記従来技術の問題点を解決する
ためになされたもので、フイルムの幅方向に対し傾けて
取り付けられた磁気ヘッドや、磁気ヘッドから突出され
たコアに対しても良好なヘッドタッチが得られるととも
に、フイルムを全て収納したフイルムパトローネを用い
た場合には、容易にフイルムが磁気ヘッドとパッドとの
間を通過することができるようにしたカメラ用磁気ヘッ
ド装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、請求項1記載の発明では、パッドを非弾性
材で形成し、フイルムの幅方向に対して揺動自在とした
ものである。また、請求項2記載の発明では、前記パッ
ドのフイルムの給送方向に対するフイルム接触部を前記
コアの凸円弧形状より大きい凹円弧形状としたものであ
る。また、請求項3記載の発明では、磁気ヘッドから突
出されたコアの先端をフイルムの幅方向に対して凸円弧
形状としたものである。
【0010】これにより、フイルムの幅方向に対して傾
けて取り付けられた磁気ヘッドでもパッドの揺動とコア
の凸円弧形状とによって磁気ヘッドの傾きを補正するの
で、常に良好なヘッドタッチを得ることができる。ま
た、パッドを非弾性材で形成することによりパッドの変
形による磁気ヘッドとフイルムとの接触不良を防止でき
る。さらに、スプールの回転によりフイルムが送り出さ
れるフイルムパトローネを用いた場合には、フイルムは
コアの先端の凸円弧形状とパッドの凹円弧形状との差に
より形成される隙間から進入し、容易にコアとパッドと
の間を通過することができる。
【0011】
【実施例】本発明を用いたカメラを示す図1において、
カメラ本体部2にはパトローネ装填室3,フイルム巻取
り室4が設けられている。パトローネ装填室3にはフイ
ルムパトローネ5が装填され、またフイルム巻取り室4
にはフイルム6を巻き取るスプール7が設けられてお
り、撮影を行うごとにフイルム6は1コマずつスプール
7に巻き取られる。パトローネ装填室3とフイルム巻取
り室4との間にはアパーチュア8が形成され、フイルム
6に対する露光範囲を決めるとともに、裏蓋9に弾性的
に取付られたフイルム圧板10と協同してフイルム6を
光軸方向で位置決めしている。
【0012】上述したフイルムパトローネ5は、未使用
状態でフイルム6を全てパトローネ本体内に収納し、カ
メラに装填されるとパトローネ装填室3内の駆動軸でス
プール5aが回転されて、フイルム排出口5bからフイ
ルム6の先端が送り出されるタイプのものである。な
お、このタイプのフイルムパトローネは米国特許第48
34306号公報等により公知であるため詳しい説明は
省略する。
【0013】フイルム圧板10には磁気ヘッド12が固
定されている。磁気ヘッド付近をフイルムの給送方向か
ら見た要部断面図である図2に示されるように、磁気ヘ
ッド12は、パーマロイ,センダスト,アモルファス等
の素材で作られたコア13と、これに巻き付けられたコ
イル14とをエポキシ樹脂等のコア固定材15により固
着してシールドケース16に収納し、コア13の先端部
分と、リード線17とをシールドケース16から突出さ
れている。
【0014】シールドケース16から突出されたコア1
3は、先端の形状がフイルム給送方向(図1参照)と幅
方向とにおいて凸円弧形状とされ、フイルム圧板10に
形成された開口10aから僅かに突出してフイルム6の
磁気記録層6aに接触する。なお、コア13は、フイル
ム圧板10のフイルム側の面に対し0.1mm以上、好
ましくは0.2mm以上突出されている。これにより、
バリ6bによってフイルム6がコア13から浮き上がる
ことはない。
【0015】磁気記録層6aは、フイルム6の背面側に
ストライプ状に塗布されており、これに接触したコア1
3はデジタルデータの書き込み,読み出しを行う。読み
出すデータとしては、例えばフイルムの種別,フイルム
感度,撮影コマ数等があり、フイルム6に書き込むデー
タとしては、撮影条件を表すデータ、例えば被写体色温
度,輝度,コントラスト,撮影距離,ストロボ光量,シ
ャッタ速度,絞り等のデータの他、特開昭54−267
21号公報で知られるようなトリミング指示カメラで
は、撮影時に設定されたトリミングデータ等がある。ま
た、磁気記録層6aとしては、上記したストライプ状の
ものだけでなく、フイルム6のベース面全面に塗布され
た透明磁気記録層であってもよい。
【0016】前記磁気ヘッド12に対向し、フイルム6
を挟むようにパッド19が設けられている。このパッド
19は、非弾性材であるポリカーボネートにより一体成
形されている。これによりパッド19は常にコア13に
押圧されても変形しないので、安定した押圧力でフイル
ム6をコア13に接触させることができる。
【0017】図3に示されるように、パッド19のフイ
ルム接触部19aはフイルム6の給送方向において凹円
弧形状とされている。そして、この凹円弧形状はコア1
3のフイルム給送方向の凸円弧形状より大きいため、カ
メラにフイルム6が装填されていないときのコア13と
パッド19との間には隙間22が形成される。これによ
り、スプール5aの回転で排出口5bから送り出された
フイルム6は、この隙間22からコア13とパッド19
との間に進入し、カメラ本体2に設けられた筒状の支持
部23a、23bによって懸架されたパッド19を僅か
に押下することで通過することができる。
【0018】図2に示されるように、支持部23a,2
3b内部には各々コイルバネ25が収められている。支
持部23a、23bには長孔26a,26bが設けら
れ、それぞれにパッド19の両端に突設した断面が円形
の軸20a、20bが挿入されており、長孔26a,2
6bと軸20a,20bとによってパッド19の移動方
向がガイドされる。軸20a,20bは、通常はバネ2
5によって押し上げられ、フイルム6を露光面側から磁
気ヘッド12に向けて押しつけている。
【0019】パッド19は、磁気ヘッド12が傾いてい
たりズレて取り付けられている場合でも、その取付け状
態に応じて軸20a,20bを中心にフイルム給送方向
に揺動し、磁気記録層6aとコア13との接触を適正な
ものにする。
【0020】また、軸20a,20bがバネ25に抗し
て長孔26a,26bをガイドとしてスライドすること
で、フイルム幅方向に揺動してフイルム6を適正な状態
でコア13に押し付ける。なお、パッド19はフイルム
の幅方向においても凹円弧形状とされており、この円弧
形状は、間にフイルム6を挟んだときのコア13のフイ
ルム幅方向の凸円弧形状に対応するものなので、パッド
19がフイルムの幅方向に揺動しても磁気記録層6aと
コア13との接触面積は変化せず良好なヘッドタッチを
維持する。
【0021】パッド19とフイルム6の露光面側とは、
フイルム6が給送されることにより摺接となるが、フイ
ルム接触部19aを滑らかに成形することにより、フイ
ルム6に傷を付けたりフイルムの給送駆動系に大きな負
荷を与えることはない。
【0022】次に上記実施例の作用について説明する。
フイルムパトローネ5が装填され、パトローネ装填室3
内の駆動軸によりスプール5aが回転されると、フイル
ム排出口5bからフイルム6の先端が送り出される。さ
らに、スプール5aが回転されることによりフイルム6
の先端は、磁気ヘッド12のコア13とパッド19との
間の隙間22に進入し、パッド19をバネ25に抗して
僅かに押し下げ、コア13とパッド19との間を通過す
る。そして、フイルム収納室4のスプール7に係止さ
れ、その後はスプール7により巻上げられる。
【0023】フイルム6により押し下げられたパッド1
9は、軸20a,20bと長孔26a,26bとをガイ
ドしてバネ25に付勢され、フイルム6を露光面側から
押し上げてフイルム6の背面側に設けられた磁気記録層
6aを磁気ヘッド12のコア13に押圧する。この際、
パッド19は磁気ヘッド12の取付け状態に応じてフイ
ルム6の給送方向と幅方向とに揺動して、コア13にフ
イルム6が適正な状態で接触できるようにする。なお、
パッド19は非弾性材であるポリカーボネートにより成
形されているため変形しないので、安定したヘッドタッ
チを維持する。また、パッド19のフイルム接触部19
aはフイルムの幅方向に形成された凹円弧形状により、
フイルム幅方向に揺動しても磁気記録層6aとコア13
との接触面積は変わらない。
【0024】フイルム6の給送にともない、読出し回路
30が作動して磁気ヘッド12はフイルムリーダー部の
磁気記録層6aに予め書き込まれたフイルム種別データ
やフイルム感度データを読み取る。こうして読み取られ
たデータは、マイクロコンピュータ31に入力される。
こうして磁気記録層6aから得られたデータは、メモリ
の所定アドレス位置に格納される。
【0025】引き続きフイルム6が送られ、第1コマ目
のコマナンバーデータとフイルム感度データとが磁気ヘ
ッド12で読み取られ、これらのデータがマイクロコン
ピュータ31に入力された時点でフイルム6の給送が停
止される。再び読み取られたフイルム感度データは、フ
イルムリーダー部の給送過程で読み取られたフイルム感
度データと対比される。
【0026】また、撮影が行われるたびにマイクロコン
ピュータ31から撮影条件を表すデータとして、例えば
被写体色温度,輝度,コントラスト,撮影距離,ストロ
ボ光量,シャッタ速度,絞り等のデータが書込み回路3
2に送られ、これを受けた磁気ヘッド12はフイルムの
磁気記録層6aにデータを書き込む。また、その他とし
て、特開昭54−26721号公報で知られるようなト
リミング指示カメラでは、撮影時に設定されたトリミン
グデータが書き込まれ、プリンタプロセサはこのデータ
を読み出してトリミングプリントを行う。
【0027】図4は、本発明の更に別の実施例を示すも
のであり、パッド40をジンバル構造の板41に取り付
けたものである。ジンバル板41には、スリット42,
43,44,45が形成され、各スリットにより外周部
41aと、中間部41bと、パッド40が取り付けられ
た中央部41cとに分けられている。そして、外周部4
1aと中間部41bとは、連結部46とこれに対向する
連結部とにより連結され、中間部41bと中央部41c
とは、連結部47とこれに対向する連結部とにより連結
されている。
【0028】パッド40は、中間部41bが連結部46
で捩れて外周部41aに対し傾くことにより、フイルム
の給送方向に揺動する。同様に、中央部41cが連結部
47で捩れて中間部41bに対し傾くことにより、パッ
ド40はフイルムの幅方向に揺動する。これにより磁気
ヘッドの取付け状態に応じてパッド40を揺動し、フイ
ルムと磁気ヘッドとの接触を良好にすることができる。
【0029】なお、上記各実施例のうち、パッドを付勢
するバネとしてコイルバネを用いたものでは、板バネや
捩じりバネ等を用いてもよい。また、パッドの材質とし
てはポリカーボネートを用いたが、フイルムに傷を付け
ないような材質で、磁気ヘッドへの押圧により変形しな
いものならば他のプラスチック等を用いてもよい。ま
た、本発明のパッドは、コアが突出された磁気ヘッドだ
けでなく通常の磁気ヘッドにも用いることが可能であ
る。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明のカメラ用磁
気ヘッド装置では、パッドをフイルム幅方向に対し揺動
自在としたので、磁気ヘッドの傾き等の取付け状態に応
じてフイルムと磁気ヘッドとの接触を適正なものとする
ことができ、安定した磁気記録データの読み出し,書き
込みが可能となる。また、パッドを非弾性材で成形した
ことによりパッドが変形しないため、フイルムと磁気ヘ
ッドとの接触は悪化しない。
【0031】また、フイルム給送方向におけるパッドの
フイルム接触部形状を磁気ヘッドのコアの凸円弧形状よ
り大きな凹円弧形状としたことにより、この円弧の大き
さのの差により生じる隙間からフイルムが進入すること
ができるので、スプールの回転によりフイルムが送り出
されるフイルムパトローネを用いた場合でも、容易にコ
アとパッドとの間をフイルムが通過できる。
【0032】また、磁気ヘッドから突出されるコアの先
端をフイルム幅方向に対して凸円弧形状としたことによ
り、パッドがフイルム幅方向に揺動しても磁気記録層と
コアとの接触面積は変わらないので、安定した磁気記録
データの読み出し,書き込みができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を用いたカメラを平面側から見た要部断
面図である。
【図2】磁気ヘッド装置をフイルム給送方向から見た要
部断面図である。
【図3】磁気ヘッド装置の要部平面図である。
【図4】本発明の別の例を示す外観斜視図である。
【符号の説明】
6 フイルム 6a 磁気記録層 12 磁気ヘッド 13 コア 19,40 パッド 25 バネ 41 ジンバル板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フイルムの給送方向に対し凸円弧形状と
    されコイルが巻かれたコアと、コイル及びコアを内部に
    収容したシールドケースとからなり、前記シールドケー
    スの表面から突出されたコアをフイルムに塗布された磁
    気記録層に接触して磁気記録,再生を行う磁気ヘッドを
    内蔵し、前記磁気ヘッドに向けてフイルムを押圧して前
    記磁気記録層を磁気ヘッドに圧着させるパッドを備えた
    カメラにおいて、 前記パッドを非弾性材で形成し、フイルムの幅方向に対
    して揺動自在としたことを特徴とするカメラ用磁気ヘッ
    ド装置。
  2. 【請求項2】 前記パッドは、フイルムの給送方向に対
    するフイルム接触部を前記コアの凸円弧形状より大きい
    凹円弧形状としたことを特徴とする請求項1記載のカメ
    ラ用磁気ヘッド装置。
  3. 【請求項3】 前記コアは、フイルムの幅方向に対す
    るフイルム接触部を凸円弧形状としたことを特徴とする
    請求項1又は2記載のカメラ用磁気ヘッド装置。
JP5143713A 1993-06-15 1993-06-15 カメラ用磁気ヘッド装置 Pending JPH075560A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5143713A JPH075560A (ja) 1993-06-15 1993-06-15 カメラ用磁気ヘッド装置
US08/260,744 US5477290A (en) 1993-06-15 1994-06-15 Camera with magnetic head

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5143713A JPH075560A (ja) 1993-06-15 1993-06-15 カメラ用磁気ヘッド装置

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JPH075560A true JPH075560A (ja) 1995-01-10

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ID=15345254

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5143713A Pending JPH075560A (ja) 1993-06-15 1993-06-15 カメラ用磁気ヘッド装置

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US (1) US5477290A (ja)
JP (1) JPH075560A (ja)

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