JP2534504Y2 - 電線用スリーブ - Google Patents
電線用スリーブInfo
- Publication number
- JP2534504Y2 JP2534504Y2 JP1990060134U JP6013490U JP2534504Y2 JP 2534504 Y2 JP2534504 Y2 JP 2534504Y2 JP 1990060134 U JP1990060134 U JP 1990060134U JP 6013490 U JP6013490 U JP 6013490U JP 2534504 Y2 JP2534504 Y2 JP 2534504Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compression sleeve
- sleeve
- rubber packing
- electric wire
- compression
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は電線用スリーブに関するものである。
(従来技術) 圧縮スリーブを用いる絶縁被覆電線の圧縮ジョイント
において、第4図〜第6図に示す如く導体挿入孔aと絶
縁被覆部挿入孔bとを連続して設けた圧縮スリーブを用
い、前記絶縁被覆部挿入孔bの内面に防水用パッキング
材cを固着させたものがしられている(実公昭57-531号
参照)。しかしこれはスリーブを圧縮する際防水用パッ
キン材cをも圧縮することになるので、長期に亘ってそ
の防水性能を維持するにはゴム材の弾性限界を超えない
ような配慮が必要であり、また圧縮の回数も増える。
において、第4図〜第6図に示す如く導体挿入孔aと絶
縁被覆部挿入孔bとを連続して設けた圧縮スリーブを用
い、前記絶縁被覆部挿入孔bの内面に防水用パッキング
材cを固着させたものがしられている(実公昭57-531号
参照)。しかしこれはスリーブを圧縮する際防水用パッ
キン材cをも圧縮することになるので、長期に亘ってそ
の防水性能を維持するにはゴム材の弾性限界を超えない
ような配慮が必要であり、また圧縮の回数も増える。
(考案が解決しようとする課題) 従来技術の問題点に鑑み、ゴムパッキンの性能劣化を
防止しうる水密形スリーブを提供することを目的とす
る。
防止しうる水密形スリーブを提供することを目的とす
る。
(課題を解決するための手段) 圧縮スリーブ1の両端に予めゴムパッキン2を凹凸嵌
合により取付けておき、圧縮スリーブ1の部分のみ圧縮
して被覆電線の導体部を接続し、該接続部はゴムパッキ
ン2の弾性により圧縮スリーブ1の凹凸嵌合部及び被覆
電線3の被覆部を締付けることにより水密化するように
した。
合により取付けておき、圧縮スリーブ1の部分のみ圧縮
して被覆電線の導体部を接続し、該接続部はゴムパッキ
ン2の弾性により圧縮スリーブ1の凹凸嵌合部及び被覆
電線3の被覆部を締付けることにより水密化するように
した。
(実施例) 第1図と第2図に基いて説明する。第1図において、
1は圧縮スリーブである。圧縮スリーブ1の両端にはゴ
ムパッキン2が嵌挿されている。3は被覆電線、4はそ
の導体部である。
1は圧縮スリーブである。圧縮スリーブ1の両端にはゴ
ムパッキン2が嵌挿されている。3は被覆電線、4はそ
の導体部である。
圧縮スリーブ1の端には予めゴムパッキン2を取付け
ておき、これは電線挿入後も圧縮しない。
ておき、これは電線挿入後も圧縮しない。
圧縮スリーブ1の端部は直径D2の細径部5となり、該
細径部5には円周方向の溝6が設けられている。7は導
体部挿入用孔である。
細径部5には円周方向の溝6が設けられている。7は導
体部挿入用孔である。
ゴムパッキン2は中心に直径D1の被覆電線3が挿入さ
れる直径d2の孔8と、該孔8に続いて圧縮スリーブ1の
細径部5の形状に対応した大径孔部9を有している。大
径孔部9には前記圧縮スリーブ1の細径部5の溝6に嵌
る環状突部10が設けられている。
れる直径d2の孔8と、該孔8に続いて圧縮スリーブ1の
細径部5の形状に対応した大径孔部9を有している。大
径孔部9には前記圧縮スリーブ1の細径部5の溝6に嵌
る環状突部10が設けられている。
こゝでゴムパッキン2の内径d2は被覆電線3の被覆部
の径D1より小さく(d2<D1)、又大径孔部の内径d1は圧
縮スリーブ1の細径部5の外径D2よりも小さい(d1<
D2)。
の径D1より小さく(d2<D1)、又大径孔部の内径d1は圧
縮スリーブ1の細径部5の外径D2よりも小さい(d1<
D2)。
第3図は圧縮スリーブ1端部のゴムパッキン2を嵌合
させる部分の他の例を示す。第3図(a)は第1図の取
付構造を簡略化したもので、単に凹凸嵌合にしたものを
示す。第3図(b)は蛇口方式で圧縮スリーブ1側に複
数の凹凸が設けられ、これにゴムパッキン2を圧入する
方式のものである。第3図(c)は圧縮スリーブ1とゴ
ムパッキン2がねじで結合される例である。
させる部分の他の例を示す。第3図(a)は第1図の取
付構造を簡略化したもので、単に凹凸嵌合にしたものを
示す。第3図(b)は蛇口方式で圧縮スリーブ1側に複
数の凹凸が設けられ、これにゴムパッキン2を圧入する
方式のものである。第3図(c)は圧縮スリーブ1とゴ
ムパッキン2がねじで結合される例である。
(電線の接続) 予めゴムパッキン2を圧縮スリーブ1の細径部5に嵌
めておく。この場合、ゴムパッキン2はその弾性により
圧縮スリーブ1に嵌り、これを締付け、水密化を図るこ
とができる。また環状突部10と溝6の凹凸嵌合で接続し
ているので抜け出さない。
めておく。この場合、ゴムパッキン2はその弾性により
圧縮スリーブ1に嵌り、これを締付け、水密化を図るこ
とができる。また環状突部10と溝6の凹凸嵌合で接続し
ているので抜け出さない。
次に被覆電線3を挿入する。即ち導体部4は圧縮スリ
ーブ1の導体部挿入用孔7内に、又被覆部は孔8内に挿
入する。
ーブ1の導体部挿入用孔7内に、又被覆部は孔8内に挿
入する。
圧縮スリーブ1の前記ゴムパッキン2が嵌っている部
分を除いた部分を圧縮工具11で圧縮する。かくして、ゴ
ムパッキン2の部分は何ら圧縮されないで、その弾性力
で水密性能を長く保持することができる。特に第1図の
矢印aとbの部分から雨水が浸入する恐れがあるが、何
れの部分もゴムパッキンの弾性による締付けで内部への
浸入を防止することができる。
分を除いた部分を圧縮工具11で圧縮する。かくして、ゴ
ムパッキン2の部分は何ら圧縮されないで、その弾性力
で水密性能を長く保持することができる。特に第1図の
矢印aとbの部分から雨水が浸入する恐れがあるが、何
れの部分もゴムパッキンの弾性による締付けで内部への
浸入を防止することができる。
(効果) 圧縮スリーブの両端に予めゴムパッキンを凹凸嵌合で
嵌めておきこれを圧縮しないで、その弾性により水密化
するように構成したので、従来に比べ圧縮工具での圧縮
回数が少くなり作業性が向上するとともに、ゴム材料が
圧縮されないので、圧縮率等こまかな配慮が不要となっ
た。
嵌めておきこれを圧縮しないで、その弾性により水密化
するように構成したので、従来に比べ圧縮工具での圧縮
回数が少くなり作業性が向上するとともに、ゴム材料が
圧縮されないので、圧縮率等こまかな配慮が不要となっ
た。
第1図は本考案に係る電線用スリーブの断面図。 第2図は同じく分解図。 第3図はゴムパッキン嵌合部の別の実施例を示す。 第4図は従来の圧縮スリーブ。 第5図は同じく圧縮前の状態を示す。 第6図は同じく圧縮後の状態を示す。 図において; 1……圧縮スリーブ、2……ゴムパッキン 3……被覆電線、4……導体部 5……(圧縮スリーブの)細径部 6……(細径部の)溝 7……(導体部挿入用)孔、8……(被覆部挿入用)孔 9……(ゴムパッキンの)大径孔部 10……環状突部、11……圧縮工具
Claims (1)
- 【請求項1】圧縮スリーブ(1)の両端に予めゴムパッ
キン(2)を凹凸嵌合により取付けておき、圧縮スリー
ブ(1)の部分のみ圧縮して被覆電線の導体部を接続
し、該接続部はゴムパッキン(2)の弾性により圧縮ス
リーブ(1)の凹凸嵌合部及び被覆電線(3)の被覆部
を締付けることにより水密化するようにした電線用スリ
ーブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990060134U JP2534504Y2 (ja) | 1990-06-08 | 1990-06-08 | 電線用スリーブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990060134U JP2534504Y2 (ja) | 1990-06-08 | 1990-06-08 | 電線用スリーブ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0418967U JPH0418967U (ja) | 1992-02-18 |
JP2534504Y2 true JP2534504Y2 (ja) | 1997-04-30 |
Family
ID=31587232
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990060134U Expired - Lifetime JP2534504Y2 (ja) | 1990-06-08 | 1990-06-08 | 電線用スリーブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2534504Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0222569U (ja) * | 1988-07-27 | 1990-02-15 | ||
JPH0729577U (ja) * | 1992-09-07 | 1995-06-02 | 株式会社大日製作所 | Led支持装置 |
-
1990
- 1990-06-08 JP JP1990060134U patent/JP2534504Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0418967U (ja) | 1992-02-18 |
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Legal Events
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