JP2537912Y2 - 電力ケーブル用プレファブ型接続部 - Google Patents
電力ケーブル用プレファブ型接続部Info
- Publication number
- JP2537912Y2 JP2537912Y2 JP1990122572U JP12257290U JP2537912Y2 JP 2537912 Y2 JP2537912 Y2 JP 2537912Y2 JP 1990122572 U JP1990122572 U JP 1990122572U JP 12257290 U JP12257290 U JP 12257290U JP 2537912 Y2 JP2537912 Y2 JP 2537912Y2
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- Japan
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- reinforcing insulator
- power cable
- cable
- conical coil
- insulator
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Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は、CVケーブルをプレモールド補強絶縁体を用
いて接続する電力ケーブル用プレファブ型接続部に関す
るものである。
いて接続する電力ケーブル用プレファブ型接続部に関す
るものである。
［従来の技術］ CVケーブルの直線接続部のフレファブ施工は、通常で
はケーブル導体の端末を突き合わせて導体スリーブで接
続したものに、略紡錘形の筒状の補強絶縁体を被着して
行っている。
はケーブル導体の端末を突き合わせて導体スリーブで接
続したものに、略紡錘形の筒状の補強絶縁体を被着して
行っている。
［考案が解決しようとする課題］ しかしながら上述の従来例では、弾性を有する補強絶
縁体がケーブルへの通電に伴うケーブル絶縁体の膨張・
収縮により径の変化を生じたり、経時変化により弾性を
失ったりすることにより、ケーブル絶縁体に対する締付
け圧力が減少し、補強絶縁体とケーブル絶縁体との密着
が十分でなくなり、この界面における電気的性能が低下
し易い。
縁体がケーブルへの通電に伴うケーブル絶縁体の膨張・
収縮により径の変化を生じたり、経時変化により弾性を
失ったりすることにより、ケーブル絶縁体に対する締付
け圧力が減少し、補強絶縁体とケーブル絶縁体との密着
が十分でなくなり、この界面における電気的性能が低下
し易い。
本考案の目的は、上述の欠点を解消し、ケーブル絶縁
体に対する補強絶縁体の締付け圧力を一定に維持できる
ようにした電力ケーブル用プレファブ型接続部を提供す
ることにある。
体に対する補強絶縁体の締付け圧力を一定に維持できる
ようにした電力ケーブル用プレファブ型接続部を提供す
ることにある。
［課題を解決するための手段］ 上述の目的を達成するための本考案に係る電力ケーブ
ル用プレファブ型接続部は、電力ケーブルの直線接続部
において、導体同志の接続部上に被着する略紡錘形のプ
レモールドの補強絶縁体と、該補強絶縁体の両側の斜面
部に当接する２個の円錐形コイルばねと、これらの円錐
形コイルばね同志を接続すると共に前記補強絶縁体の側
面を覆うと共に前記円錐形コイルばね間の距離を可変と
することにより前記円錐形コイルばねの圧接力を調整可
能とする筒状部材とを備えたことを特徴とする。
ル用プレファブ型接続部は、電力ケーブルの直線接続部
において、導体同志の接続部上に被着する略紡錘形のプ
レモールドの補強絶縁体と、該補強絶縁体の両側の斜面
部に当接する２個の円錐形コイルばねと、これらの円錐
形コイルばね同志を接続すると共に前記補強絶縁体の側
面を覆うと共に前記円錐形コイルばね間の距離を可変と
することにより前記円錐形コイルばねの圧接力を調整可
能とする筒状部材とを備えたことを特徴とする。
［作用］ 上述の構成を有する電力ケーブル用プレファブ型接続
部は、円錐形コイルばねの弾性力により補強絶縁体の内
面がケーブル絶縁体に常に密着し、ばねの圧接力を調整
できるようにする。
部は、円錐形コイルばねの弾性力により補強絶縁体の内
面がケーブル絶縁体に常に密着し、ばねの圧接力を調整
できるようにする。
［実施例］ 本考案を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
第１図は一部を断面とした側面図を示し、接続すべき
電力ケーブル1a、1bの端末のケーブル絶縁体2a、2bから
露出された導体3a、3bの外側に、導体スリーブ４がかし
め止めされ電気的接続がなされている。そして、ケーブ
ル絶縁体2a、2b及び導体スリーブ４の外側から、ゴム・
プラスチック材料から成る略紡錘形状のプレモールド補
強絶縁体５が被着されている。補強絶縁体５は長手方向
の中心に内径がケーブル絶縁体2a、2bの外径とほぼ等し
い貫通孔5aが形成され、貫通孔5aの中心部には内部半導
電層６が埋設されていて貫通孔5a内に露出されており、
導体スリーブ４はこの内部半導電層６に接触している。
また、補強絶縁体５の周囲には半導電性収縮チューブの
被着或いは半導電テープの巻回による外部半導電層７が
形成されている。
電力ケーブル1a、1bの端末のケーブル絶縁体2a、2bから
露出された導体3a、3bの外側に、導体スリーブ４がかし
め止めされ電気的接続がなされている。そして、ケーブ
ル絶縁体2a、2b及び導体スリーブ４の外側から、ゴム・
プラスチック材料から成る略紡錘形状のプレモールド補
強絶縁体５が被着されている。補強絶縁体５は長手方向
の中心に内径がケーブル絶縁体2a、2bの外径とほぼ等し
い貫通孔5aが形成され、貫通孔5aの中心部には内部半導
電層６が埋設されていて貫通孔5a内に露出されており、
導体スリーブ４はこの内部半導電層６に接触している。
また、補強絶縁体５の周囲には半導電性収縮チューブの
被着或いは半導電テープの巻回による外部半導電層７が
形成されている。
補強絶縁体５の中央の外側面には２個の筒状部材8a、
8bが左右から被着され、中央でターンバックル９により
これらは結合されており、筒状部材8a、8bの外端には円
錐形コイルばね10a、10bの大半径側の端部がそれぞれ連
結され、これらの円錐形コイルばね10a、10bは補強絶縁
体５の両斜面部にそれぞれ当接している。そして、これ
らの接続部全体は防水等のために塩化ビニル等を被覆し
た銅管、鉛管等から成る図示しない保護箱内に収納され
ている。
8bが左右から被着され、中央でターンバックル９により
これらは結合されており、筒状部材8a、8bの外端には円
錐形コイルばね10a、10bの大半径側の端部がそれぞれ連
結され、これらの円錐形コイルばね10a、10bは補強絶縁
体５の両斜面部にそれぞれ当接している。そして、これ
らの接続部全体は防水等のために塩化ビニル等を被覆し
た銅管、鉛管等から成る図示しない保護箱内に収納され
ている。
施工に際しては、予め電力ケーブル1aに円錐形コイル
ばね10a、筒状部材8a、ターンバックル９、補強絶縁体
５を順に挿通しておき、電力ケーブル1bには円錐形コイ
ルばね10bと筒状部材8bを通しておく。導体3a、3bを露
出して導体スリーブ４により接続してから補強絶縁体５
を電力ケーブル1aに沿ってずらして被せ、更に外部半導
電層７を巻回する。これらの上からターンバックル９及
び筒状部材8a、8bを周設し、ターンバックル９により筒
状部材8a、8bを結合する。
ばね10a、筒状部材8a、ターンバックル９、補強絶縁体
５を順に挿通しておき、電力ケーブル1bには円錐形コイ
ルばね10bと筒状部材8bを通しておく。導体3a、3bを露
出して導体スリーブ４により接続してから補強絶縁体５
を電力ケーブル1aに沿ってずらして被せ、更に外部半導
電層７を巻回する。これらの上からターンバックル９及
び筒状部材8a、8bを周設し、ターンバックル９により筒
状部材8a、8bを結合する。
ターンバックル９を回転し筒状部材8a、8b同志を引き
寄せると、円錐形コイルばね10a、10bが補強絶縁体５の
斜面部をそれぞれ圧接し、補強絶縁体５をケーブル絶縁
体2a、2bに密着する。円錐形コイルばね10a、10bはその
弾性力により常に補強絶縁体５を半径方向に圧縮してい
るため、通電時の電力ケーブル1a、1bの膨張・収縮や補
強絶縁体５の弾性力の低下に拘束らず、補強絶縁体５と
ケーブル絶縁体2a、2bの界面における締め付け圧力が保
持され、電気的性能が維持される。
寄せると、円錐形コイルばね10a、10bが補強絶縁体５の
斜面部をそれぞれ圧接し、補強絶縁体５をケーブル絶縁
体2a、2bに密着する。円錐形コイルばね10a、10bはその
弾性力により常に補強絶縁体５を半径方向に圧縮してい
るため、通電時の電力ケーブル1a、1bの膨張・収縮や補
強絶縁体５の弾性力の低下に拘束らず、補強絶縁体５と
ケーブル絶縁体2a、2bの界面における締め付け圧力が保
持され、電気的性能が維持される。
［考案の効果］ 以上説明したように本考案に係る電力ケーブル用プレ
ファブ型接続部は、補強絶縁体を円錐形コイルばねによ
りその圧接力を調整自在にしてで締め付ける構造とした
ことにより、補強絶縁体とケーブル絶縁体の界面での電
気的性能の劣化が少なく、接続部の形状に合わせた施工
が容易である。
ファブ型接続部は、補強絶縁体を円錐形コイルばねによ
りその圧接力を調整自在にしてで締め付ける構造とした
ことにより、補強絶縁体とケーブル絶縁体の界面での電
気的性能の劣化が少なく、接続部の形状に合わせた施工
が容易である。
図面第１図は本考案に係る電力ケーブル用プレファブ型
接続部の実施例の断面図である。 符号1a、1bは電力ケーブル、2a、2bはケーブル絶縁体、
3a、3bは導体、４は導体スリーブ、５は補強絶縁体、
６、７は半導電層、8a、8bは筒状部材、９はターンバッ
クル、10a、10bは円錐形コイルばねである。
接続部の実施例の断面図である。 符号1a、1bは電力ケーブル、2a、2bはケーブル絶縁体、
3a、3bは導体、４は導体スリーブ、５は補強絶縁体、
６、７は半導電層、8a、8bは筒状部材、９はターンバッ
クル、10a、10bは円錐形コイルばねである。
Claims (1)
- 【請求項１】電力ケーブルの直線接続部において、導体
同志の接続部上に被着する略紡錘形のプレモールド補強
絶縁体と、該補強絶縁体の両端の斜面部に当接する２個
の円錐形コイルばねと、これらの円錐形コイルばね同志
を接続すると共に前記補強絶縁体の側面を覆うと共に前
記円錐形コイルばね間の距離を可変とすることにより前
記円錐形コイルばねの圧接力を調整可能とする筒状部材
とを備えたことを特徴とする電力ケーブル用プレファブ
型接続部。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990122572U JP2537912Y2 (ja) | 1990-11-22 | 1990-11-22 | 電力ケーブル用プレファブ型接続部 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990122572U JP2537912Y2 (ja) | 1990-11-22 | 1990-11-22 | 電力ケーブル用プレファブ型接続部 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0480231U JPH0480231U (ja) | 1992-07-13 |
| JP2537912Y2 true JP2537912Y2 (ja) | 1997-06-04 |
Family
ID=31870339
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990122572U Expired - Fee Related JP2537912Y2 (ja) | 1990-11-22 | 1990-11-22 | 電力ケーブル用プレファブ型接続部 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2537912Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011239494A (ja) * | 2010-05-06 | 2011-11-24 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 電力ケーブル用差込型接続体及びこれを用いた電力ケーブルの接続方法 |
| JP6278824B2 (ja) * | 2014-05-13 | 2018-02-14 | 東京電力ホールディングス株式会社 | 電力ケーブル接続部 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02104728U (ja) * | 1989-01-31 | 1990-08-21 |
-
1990
- 1990-11-22 JP JP1990122572U patent/JP2537912Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0480231U (ja) | 1992-07-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |