JPH0115084Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0115084Y2 JPH0115084Y2 JP1984186089U JP18608984U JPH0115084Y2 JP H0115084 Y2 JPH0115084 Y2 JP H0115084Y2 JP 1984186089 U JP1984186089 U JP 1984186089U JP 18608984 U JP18608984 U JP 18608984U JP H0115084 Y2 JPH0115084 Y2 JP H0115084Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductor
- coaxial cable
- insulating
- cylinder
- core wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 29
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 20
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 20
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 5
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 2
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 2
- 238000004078 waterproofing Methods 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 238000009422 external insulation Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「考案の目的」
本考案は同軸ケーブル接続機構に係り、同軸ケ
ーブルにおける各導体を的確に接続せしめ、作業
性に優れると共に防水加工が容易且つ確実な同軸
ケーブルの接続機構を提供しようとするものであ
る。
ーブルにおける各導体を的確に接続せしめ、作業
性に優れると共に防水加工が容易且つ確実な同軸
ケーブルの接続機構を提供しようとするものであ
る。
産業上の利用分野
同軸ケーブルの接続機構
従来の技術
同軸ケーブルを接続することについては従来か
らそれなりの提案がなされているが、一般的に共
同受信設備やホーム共聴のケーブル接続などにお
いて用いられているものは第5図に示す通りであ
る。即ち第1ケーブル11および第2ケーブル1
2の端末にそれぞれF型プラグ13を取付け、該
プラグ13を介して中間に鍔部15を有する中継
コネクター14に接続し、ナツト16を螺合して
緊締するようにしたものである。
らそれなりの提案がなされているが、一般的に共
同受信設備やホーム共聴のケーブル接続などにお
いて用いられているものは第5図に示す通りであ
る。即ち第1ケーブル11および第2ケーブル1
2の端末にそれぞれF型プラグ13を取付け、該
プラグ13を介して中間に鍔部15を有する中継
コネクター14に接続し、ナツト16を螺合して
緊締するようにしたものである。
考案が解決しようとする問題点
ところが上記のような従来のものではナツト1
6と中継コネクター14とが螺条によつて係合緊
締され、外導体17はこの螺合部分を介して接続
されることから螺合による接触が多く、螺合弛緩
などによる接触不良が大きく、しかも高周波帯高
域(GHZ帯)には電気的特性(V.S.W.R)が悪
くなり、更に防水的にも劣り、又構成部材数が大
で製作組立工数が嵩み高価とならざるを得ない。
6と中継コネクター14とが螺条によつて係合緊
締され、外導体17はこの螺合部分を介して接続
されることから螺合による接触が多く、螺合弛緩
などによる接触不良が大きく、しかも高周波帯高
域(GHZ帯)には電気的特性(V.S.W.R)が悪
くなり、更に防水的にも劣り、又構成部材数が大
で製作組立工数が嵩み高価とならざるを得ない。
「考案の構成」
問題点を解決するための手段
接続すべき第1、第2の同軸ケーブルを接続す
るに当り、それら同軸ケーブルの内部芯線を絶縁
筒体内に位置した内導体において挟圧接続せし
め、前記絶縁筒体に覆着された導体製外筒の両端
部を上記した絶縁筒体の両端に添着された挿着金
具に固着した接続部体を用い、上記した内部芯線
を突出させた各同軸ケーブルをその内部芯線を前
記内導体内に挿通し、上記挿着金具を各同軸ケー
ブルの内部芯線に覆着された絶縁層と外被導体と
の間に挿入し、この挿着金具挿入域において前記
外被導体に覆着された外部絶縁被覆上にかしめリ
ングを設けて締着したことを特徴とする同軸ケー
ブル接続機構。
るに当り、それら同軸ケーブルの内部芯線を絶縁
筒体内に位置した内導体において挟圧接続せし
め、前記絶縁筒体に覆着された導体製外筒の両端
部を上記した絶縁筒体の両端に添着された挿着金
具に固着した接続部体を用い、上記した内部芯線
を突出させた各同軸ケーブルをその内部芯線を前
記内導体内に挿通し、上記挿着金具を各同軸ケー
ブルの内部芯線に覆着された絶縁層と外被導体と
の間に挿入し、この挿着金具挿入域において前記
外被導体に覆着された外部絶縁被覆上にかしめリ
ングを設けて締着したことを特徴とする同軸ケー
ブル接続機構。
作 用
接続部体の挿着金具を各同軸ケーブルの内部芯
線に覆着された絶縁層と外部導体との間に挿着
し、この挿着金具挿入域における外被導体に覆着
された外部絶縁被覆上にかしめリングを施すこと
により接続が完成される。
線に覆着された絶縁層と外部導体との間に挿着
し、この挿着金具挿入域における外被導体に覆着
された外部絶縁被覆上にかしめリングを施すこと
により接続が完成される。
上記挿着金具の挿着に当り、各同軸ケーブルの
内部芯線は絶縁筒体内における内導体において接
続せしめられる。
内部芯線は絶縁筒体内における内導体において接
続せしめられる。
実施例
本考案によるものの具体的な実施態様を添附図
面に示すものについて説明すると、第1図に示す
ように内部芯線接続用の弾性接片部4a,4aを
もつた内導体4を内装し、少くとも端部に支持突
部1dを形成した絶縁筒体1,1を対向して用
い、しかもこのようにして設けられた絶縁筒体
1,1の両端部にそれぞれ挿着金具2を添着し、
導体製外筒3を覆着してかしめ部3aで固着し、
絶縁筒1,1と導体製外筒3との間に空気絶縁層
9を形成した接続部体Aを用いるもので、第1、
第2の同軸ケーブル11,12に対する接続状態
は第2図に示すように各ケーブル11,12にお
ける内部芯線6を突出させたものとして絶縁筒体
1の挿入口1aから弾性接片部4a,4a間に挿
入して相互に接触させると共に各弾性接片4によ
る圧接接触を図り、然して内部芯線6と外被導体
7との間に形成された絶縁層8と該外被導体7と
の間に前記したような挿着金具2を挿入し、この
ような挿着金具2の挿入域外側にかしめリング5
を施して圧着固定するものである。なお前記した
かしめ部3aには複数のポンチ加工部3bを形成
して回動阻止を図ることが好ましい。
面に示すものについて説明すると、第1図に示す
ように内部芯線接続用の弾性接片部4a,4aを
もつた内導体4を内装し、少くとも端部に支持突
部1dを形成した絶縁筒体1,1を対向して用
い、しかもこのようにして設けられた絶縁筒体
1,1の両端部にそれぞれ挿着金具2を添着し、
導体製外筒3を覆着してかしめ部3aで固着し、
絶縁筒1,1と導体製外筒3との間に空気絶縁層
9を形成した接続部体Aを用いるもので、第1、
第2の同軸ケーブル11,12に対する接続状態
は第2図に示すように各ケーブル11,12にお
ける内部芯線6を突出させたものとして絶縁筒体
1の挿入口1aから弾性接片部4a,4a間に挿
入して相互に接触させると共に各弾性接片4によ
る圧接接触を図り、然して内部芯線6と外被導体
7との間に形成された絶縁層8と該外被導体7と
の間に前記したような挿着金具2を挿入し、この
ような挿着金具2の挿入域外側にかしめリング5
を施して圧着固定するものである。なお前記した
かしめ部3aには複数のポンチ加工部3bを形成
して回動阻止を図ることが好ましい。
なお屋外などにおいて用いられ防水を必要とす
る場合には上記のようにして組付け接続されたも
のの外周に従来同様又は第3図に併せて示すよう
な内面に接着剤を適宜施した熱収縮パイプ20を
覆着して加熱収縮することによつてより有効な防
水加工を簡易且つ的確に形成することができる。
る場合には上記のようにして組付け接続されたも
のの外周に従来同様又は第3図に併せて示すよう
な内面に接着剤を適宜施した熱収縮パイプ20を
覆着して加熱収縮することによつてより有効な防
水加工を簡易且つ的確に形成することができる。
内導体4に関しては第3図に示すように両側の
弾性接片部4a,4aが中間の連結部4bにより
一体に連結して形成されたものとすることにより
弾圧性能の優れたものとして得ることができ、又
各弾性接片部4a,4aが絶縁筒体1内において
安定且つ的確に位置せしめられ、挿入された内部
芯線6に対して確実な弾圧接触を得しめる。絶縁
筒体1については第3図及び第1,2図にそれぞ
れ示すように2部体として同形のものを造型し、
これを対向させて内導体4に組付けることが組付
け操作上好ましいことは明かであり、又このよう
な絶縁筒体1にはそれぞれ鍔部1bを形成して外
筒3内における芯合わせを適切に得しめるように
することが好ましい。各絶縁筒体1における挿入
口1a部分については四形状としておくことが内
部芯線6の挿入操作上好ましいことは言うまでも
ない。
弾性接片部4a,4aが中間の連結部4bにより
一体に連結して形成されたものとすることにより
弾圧性能の優れたものとして得ることができ、又
各弾性接片部4a,4aが絶縁筒体1内において
安定且つ的確に位置せしめられ、挿入された内部
芯線6に対して確実な弾圧接触を得しめる。絶縁
筒体1については第3図及び第1,2図にそれぞ
れ示すように2部体として同形のものを造型し、
これを対向させて内導体4に組付けることが組付
け操作上好ましいことは明かであり、又このよう
な絶縁筒体1にはそれぞれ鍔部1bを形成して外
筒3内における芯合わせを適切に得しめるように
することが好ましい。各絶縁筒体1における挿入
口1a部分については四形状としておくことが内
部芯線6の挿入操作上好ましいことは言うまでも
ない。
上記したような本考案によるときは絶縁筒体
1,1と導体製外筒3との間に空気絶縁層9が形
成されたものであるから高周波高域(GHZ帯)
においても有効な電気的特性が得られ、又外導体
7に関しても挿着金具2,2が外筒3に対しかし
め3aを以て的確に接続されることとなる。
1,1と導体製外筒3との間に空気絶縁層9が形
成されたものであるから高周波高域(GHZ帯)
においても有効な電気的特性が得られ、又外導体
7に関しても挿着金具2,2が外筒3に対しかし
め3aを以て的確に接続されることとなる。
「考案の効果」
以上説明したような本考案によるときは螺条を
利用した螺合構造の接続部がなく、絶縁筒体端部
の支持突部により該絶縁筒体と導体製外筒との間
に空気層が形成されるので高周波高域(GHN
帯)においても有効な電気的特性を得しめ、又そ
の構成が簡易で低コストであると共に接続操作も
容易であり、経済的で作業能率の好ましい構成に
よつて安定した同軸ケーブルの接続を得しめるわ
けであるから実用上その効果が大きい考案であ
る。
利用した螺合構造の接続部がなく、絶縁筒体端部
の支持突部により該絶縁筒体と導体製外筒との間
に空気層が形成されるので高周波高域(GHN
帯)においても有効な電気的特性を得しめ、又そ
の構成が簡易で低コストであると共に接続操作も
容易であり、経済的で作業能率の好ましい構成に
よつて安定した同軸ケーブルの接続を得しめるわ
けであるから実用上その効果が大きい考案であ
る。
図面は本考案の技術的内容を示すもので、第1
図は本考案による接続部体の部分切欠側面図、第
2図はその接続状態の断面図、第3図はその構成
部材についての分解状態を示した斜面図、第4図
は内部導体による接続部分の断面図、第5図は従
来の接続機構についての断面図である。 然してこれらの図面において、1は絶縁筒体、
1aはその挿入口、2は挿着金具、3は外筒、3
aはそのかしめ部、4は内装導体、4aはその接
片部、5はかしめリング、6は内部芯線、7は外
被導体、8は絶縁層、9は外部絶縁被覆、11は
第1の同軸ケーブル、12は第2の同軸ケーブル
を示すものである。
図は本考案による接続部体の部分切欠側面図、第
2図はその接続状態の断面図、第3図はその構成
部材についての分解状態を示した斜面図、第4図
は内部導体による接続部分の断面図、第5図は従
来の接続機構についての断面図である。 然してこれらの図面において、1は絶縁筒体、
1aはその挿入口、2は挿着金具、3は外筒、3
aはそのかしめ部、4は内装導体、4aはその接
片部、5はかしめリング、6は内部芯線、7は外
被導体、8は絶縁層、9は外部絶縁被覆、11は
第1の同軸ケーブル、12は第2の同軸ケーブル
を示すものである。
Claims (1)
- 接続すべき第1、第2の同軸ケーブルを接続す
るに当り、それら同軸ケーブルの内部芯線を端部
に支持突部を形成した絶縁筒体内に位置した内導
体において挟圧接続せしめ、前記絶縁筒体に覆着
された導体製外筒の両端部を上記した絶縁筒体の
両端に添着された挿着金具に固着した接続部体を
用い、上記した内部芯線を突出させた各同軸ケー
ブルをその内部芯線を前記内導体内に挿通し、上
記挿着金具を各同軸ケーブルの内部芯線に覆着さ
れた絶縁層と外被導体との間に挿入し、この挿着
金具挿入域において前記外被導体に覆着された外
部絶縁被覆上にかしめリングを設けて締着し、上
記絶縁筒体と導体製外筒との間に空気層を形成し
たことを特徴とする同軸ケーブル接続機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984186089U JPH0115084Y2 (ja) | 1984-12-10 | 1984-12-10 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984186089U JPH0115084Y2 (ja) | 1984-12-10 | 1984-12-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61100891U JPS61100891U (ja) | 1986-06-27 |
JPH0115084Y2 true JPH0115084Y2 (ja) | 1989-05-08 |
Family
ID=30743551
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984186089U Expired JPH0115084Y2 (ja) | 1984-12-10 | 1984-12-10 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0115084Y2 (ja) |
-
1984
- 1984-12-10 JP JP1984186089U patent/JPH0115084Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61100891U (ja) | 1986-06-27 |
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