JPS604381Y2 - 端子金具 - Google Patents
端子金具Info
- Publication number
- JPS604381Y2 JPS604381Y2 JP4957481U JP4957481U JPS604381Y2 JP S604381 Y2 JPS604381 Y2 JP S604381Y2 JP 4957481 U JP4957481 U JP 4957481U JP 4957481 U JP4957481 U JP 4957481U JP S604381 Y2 JPS604381 Y2 JP S604381Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductor
- folded
- wire connection
- terminal fitting
- overlapping pieces
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、端子金具の導線挾持部の改良に関する。
従来、導線を端子にカシメ挾持する場合、第１図に示す
ようにあらかじめ全周に亘って複数個の穴１ａが穿たれ
た円筒体１を圧着端子２内に装着し、その後導線を挿入
して圧着している。
ようにあらかじめ全周に亘って複数個の穴１ａが穿たれ
た円筒体１を圧着端子２内に装着し、その後導線を挿入
して圧着している。
しかるにこの方法に依る場合、導線がアルミ導線の場合
は円筒体１の穴によってそのアルミ導線表面の酸化膜は
破壊され、その部分における接触抵抗は少なくなって電
気的性能は向上するが、円筒体１と圧着端子２との間に
おける抗張力はあまり芳しくなく、また介在部品である
円筒体１を用いるため作業性も悪く、更に同様の理由か
らコスト的にも高くなっている。
は円筒体１の穴によってそのアルミ導線表面の酸化膜は
破壊され、その部分における接触抵抗は少なくなって電
気的性能は向上するが、円筒体１と圧着端子２との間に
おける抗張力はあまり芳しくなく、また介在部品である
円筒体１を用いるため作業性も悪く、更に同様の理由か
らコスト的にも高くなっている。
この考案は以上のような点に着目したもので、電気的性
能及び抗張力共に向上し、特にアルミ導線を接続する場
合においても接触抵抗が極めて少なくなる端子金具を提
供しようとするものである。
能及び抗張力共に向上し、特にアルミ導線を接続する場
合においても接触抵抗が極めて少なくなる端子金具を提
供しようとするものである。
以下、この考案の実施例を図を参照して説明する。
まず第２図〜第４図において、Ａはメス端子に挿入嵌着
あるいは六６によって他の導線にボルト止着される電気
接触部、Ｂは電線接続部で、この電線接続部Ｂは導線挾
持部Ｂ□と被覆挾持部Ｂ２とで戒っている。
あるいは六６によって他の導線にボルト止着される電気
接触部、Ｂは電線接続部で、この電線接続部Ｂは導線挾
持部Ｂ□と被覆挾持部Ｂ２とで戒っている。
導線挾持部ａは折返二重構造を有し、基板部３から内側
に折返された２枚の折返重合片４，４はそれぞれの内端
部４ａ、４ａ間に間隔Ｇが少し残され、該２枚の折返重
合片４゜４の内端部４ａ、４ａには軸方向に複数の係止
凹部４ｂ、４ｂが形成されている。
に折返された２枚の折返重合片４，４はそれぞれの内端
部４ａ、４ａ間に間隔Ｇが少し残され、該２枚の折返重
合片４゜４の内端部４ａ、４ａには軸方向に複数の係止
凹部４ｂ、４ｂが形成されている。
この導線挟持部ａの展開図は第３図のようになっており
、破線の部分がそれぞれ折り曲げられる第２図において
、電線は矢印Ｘ方向から挿入され、その後その電線の導
線は導線挾持ｍ旧、でかなりの圧力によってカシメ挾持
され、被覆部は被覆挟持部九で挾持される。
、破線の部分がそれぞれ折り曲げられる第２図において
、電線は矢印Ｘ方向から挿入され、その後その電線の導
線は導線挾持ｍ旧、でかなりの圧力によってカシメ挾持
され、被覆部は被覆挟持部九で挾持される。
ここに、導線挟持部Ｂ１に導線が挾持された後の■線の
部分を断面にしたものを第４図に示すと、導線５は折返
重合片４による弾撥力によって押圧力を受けると共に、
該折返重合片４，４の内端部４ａ、４ａ間の挟持作用と
複数個の係止凹部４ｂに導線が食い込むことによって抗
張力も得ており、更に導線５が酸化膜を有するアルミ導
線の場合には、カシメ挾持部に折返片の端部の他、前記
複数個の係止凹部４ｂによってその酸化膜は破壊され、
電気的接続状態は良好になる。
部分を断面にしたものを第４図に示すと、導線５は折返
重合片４による弾撥力によって押圧力を受けると共に、
該折返重合片４，４の内端部４ａ、４ａ間の挟持作用と
複数個の係止凹部４ｂに導線が食い込むことによって抗
張力も得ており、更に導線５が酸化膜を有するアルミ導
線の場合には、カシメ挾持部に折返片の端部の他、前記
複数個の係止凹部４ｂによってその酸化膜は破壊され、
電気的接続状態は良好になる。
以上のようにこの考案は、電線接続部の導線挟持部を折
返二重構造とし、２枚の折返重合片の内端部が間隔を存
して対向して設けられると共に該内端部に係止凹部が設
けられているので、該導線挾持部の導線に対するカシメ
時において、導線は該折返重合片による弾撥力によって
押圧力を受けると共に相対向する内端部間における挟持
作用を受け、且つ複数個の係止凹部に導線が喰い込むこ
とによって強固な抗張力を得ており、またアルミ導線の
酸化膜あるいはエナメル線の絶縁膜もカシメ挟持時に破
壊されるものであって、電気的性能及び機械的性能を大
巾に向上させることができる。
返二重構造とし、２枚の折返重合片の内端部が間隔を存
して対向して設けられると共に該内端部に係止凹部が設
けられているので、該導線挾持部の導線に対するカシメ
時において、導線は該折返重合片による弾撥力によって
押圧力を受けると共に相対向する内端部間における挟持
作用を受け、且つ複数個の係止凹部に導線が喰い込むこ
とによって強固な抗張力を得ており、またアルミ導線の
酸化膜あるいはエナメル線の絶縁膜もカシメ挟持時に破
壊されるものであって、電気的性能及び機械的性能を大
巾に向上させることができる。
第１図は従来の圧着端子の斜視図、第２図はこの考案の
一実施例を示す端子金具の斜視図、第３図は第２図の導
線挾持部の展開図、第４図は第２図に導線をカシメ挾持
した後の■線断面図である。 Ａ・・・・・・電気接触部、Ｂ・・・・・・電線接続部
、ａ・・・・・・導線挾持部、３・・・・・・基板部、
４・・・・・・折返重合片、４ａ・・・・・・内端部、
４ｂ・・・・・・係止凹部、５・・・・・・導線。
一実施例を示す端子金具の斜視図、第３図は第２図の導
線挾持部の展開図、第４図は第２図に導線をカシメ挾持
した後の■線断面図である。 Ａ・・・・・・電気接触部、Ｂ・・・・・・電線接続部
、ａ・・・・・・導線挾持部、３・・・・・・基板部、
４・・・・・・折返重合片、４ａ・・・・・・内端部、
４ｂ・・・・・・係止凹部、５・・・・・・導線。
Claims (1)
- 電気接触部と電線接続部を有する端子金具において、電
線接続部の導線挾持部に２枚の折返重合片をその内端部
間に間隔を存して対向させた状態で設け、該折返重合片
の内端部に複数個の係止凹部を設けて成ることを特徴と
する端子金具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4957481U JPS604381Y2 (ja) | 1981-04-08 | 1981-04-08 | 端子金具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4957481U JPS604381Y2 (ja) | 1981-04-08 | 1981-04-08 | 端子金具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5786266U JPS5786266U (ja) | 1982-05-27 |
| JPS604381Y2 true JPS604381Y2 (ja) | 1985-02-07 |
Family
ID=29434825
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4957481U Expired JPS604381Y2 (ja) | 1981-04-08 | 1981-04-08 | 端子金具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS604381Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009117039A (ja) * | 2007-11-01 | 2009-05-28 | Autonetworks Technologies Ltd | 圧着端子、端子付電線及びその製造方法 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5290812B2 (ja) * | 2009-03-04 | 2013-09-18 | 古河電気工業株式会社 | 高強度細径線用圧着端子 |
| JP5418332B2 (ja) * | 2010-03-17 | 2014-02-19 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 端子金具付き電線 |
-
1981
- 1981-04-08 JP JP4957481U patent/JPS604381Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009117039A (ja) * | 2007-11-01 | 2009-05-28 | Autonetworks Technologies Ltd | 圧着端子、端子付電線及びその製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5786266U (ja) | 1982-05-27 |
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