JP3019822U - 電線接続端子 - Google Patents
電線接続端子Info
- Publication number
- JP3019822U JP3019822U JP1995004160U JP416095U JP3019822U JP 3019822 U JP3019822 U JP 3019822U JP 1995004160 U JP1995004160 U JP 1995004160U JP 416095 U JP416095 U JP 416095U JP 3019822 U JP3019822 U JP 3019822U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connecting piece
- electric wire
- wire
- connection terminal
- flat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 芯線の先端部分が外部に露出することなく端
子の筒部内部で密封されて芯線部分へのゴミの付着や水
分の浸透をなくし、安全且つ確実に電気的接続を行うこ
とのできると共に、製作が容易で安価な電線接続端子を
提供する。 【構成】 導体性金属パイプAの前半部を押しつぶすこ
とによって平らな接続片1と、これに連なる電線挿入用
筒部2とが形成されており、前記筒部2の先端2aが開
口されその奥部2bが閉塞されており、前記平らな接続
片1にはビス挿入孔1aが打抜き形成され、更に前記接
続片1の底面と筒部2の底面とが同一平面上に位置する
ように形成されている構造。
子の筒部内部で密封されて芯線部分へのゴミの付着や水
分の浸透をなくし、安全且つ確実に電気的接続を行うこ
とのできると共に、製作が容易で安価な電線接続端子を
提供する。 【構成】 導体性金属パイプAの前半部を押しつぶすこ
とによって平らな接続片1と、これに連なる電線挿入用
筒部2とが形成されており、前記筒部2の先端2aが開
口されその奥部2bが閉塞されており、前記平らな接続
片1にはビス挿入孔1aが打抜き形成され、更に前記接
続片1の底面と筒部2の底面とが同一平面上に位置する
ように形成されている構造。
Description
【0001】
本考案は、電線を所望の機器に電気的に接続するための接続端子に関するもの である。
【0002】
従来、この種の接続端子としては図5で示すような圧着端子が知られている。 この端子は銅板からプレス加工によって製作されるものであって、平らなリング 状の接続片6と電線挿入用の筒部7とによって形成されている。
【0003】
この圧着端子は、図6で示すように電線3の芯線3aを筒部7に挿通して筒部 の割れ目をロー付けした後、筒部7の中間部分を適当な工具で圧着して電線を固 定し、接続片6を所望の機器にビス止めして電線と機器とを電気的に接続するも のである。
【0004】 しかし、この従来の圧着端子にあっては、電線の芯線3aの先端が筒部7の一 端で露出しているため、ごみ等が付着して発熱の原因となると共に、水分が毛細 管現象によって芯線内部に浸透して腐食が発生しやすく接続不良や線切れ等のお それがあるといった問題点がある。
【0005】 そこで本考案は、芯線の先端部分が外部に露出することなく筒部内部で密封さ れて芯線部分へのゴミの付着や水分の浸透をなくし、安全且つ確実に電気的接続 を行うことのできると共に、製作が容易で安価な電線接続端子を提供することを 主たる目的とするものである。
【0006】
上記目的を達成する為に本考案では次のような技術的手段を講じた。即ち、本 考案にかかる電線接続端子にあっては、導体性金属パイプAの前半部を押しつぶ すことによって平らな接続片1と、これに連なる電線挿入用筒部2とが形成され ており、前記筒部2の先端2aが開口されその奥部2bが閉塞されており、前記 平らな接続片1にはビス挿入孔1aが打抜き形成され、更に前記接続片1の底面 と筒部2の底面とが同一平面上に位置するように形成されている構造としたもの である。
【0007】
上記のごとく構成された電線接続端子は、図4で示すように電線3の芯線3a を熔着剤を付けて筒部2に挿通し、筒部外部を加熱して筒部と芯線とをロー付け した後、接続片1を所望の機器5にビス4で固定して電線3と機器5とを電気的 に接続するものである。
【0008】
以下、本考案の構成を図に示した実施例に基ずき説明する。 図1乃至図3は本考案に係る電線接続端子の一実施例を示すものである。該電 線接続端子は、図1に示すような銅のごとき導体性金属パイプAの前半部をプレ ス機によって上部から平らに押しつぶすことによって、図2並びに図3に示すよ うな平らな接続片1と、これに連なる電線挿入用筒部2とが形成されている。こ の筒部2の先端2aは開口されその奥部2bは完全に閉塞されている。
【0009】 前記平らな接続片1にはビス挿入孔1aが打抜き形成されており、更に、前記 平らな接続片1の底面と筒部2の底面とが同一平面上に位置するように形成され ている。
【0010】 この電線接続端子は、図4で示すように電線3の被覆3bを剥離した芯線3a に熔着剤を付けてこの芯線を筒部2に挿通し、筒部外部を加熱して筒部と芯線と をロー付けした後、接続片1を所望の機器5にビス4で固定して電線3と機器5 とを電気的に接続する。この場合、筒部2の外周を更に圧着変形させて電線との 結合をより強度にさせてもよい。この接続状態にあっては電線の芯線3aは奥部 2bが閉塞した筒部2の内部で密封されているので、芯線の先端部分へのゴミの 付着や水分の浸透がなく、安全且つ確実に電線と端子とを電気的に接続すること ができる。
【0011】 以上本考案の代表的と思われる実施例について説明したが、本考案は必ずしも これらの実施例構造のみに限定されるものでなく、その構成要件を備え、かつ本 考案の目的を達成し、下記の効果を奏する範囲内において適宜改変して実施でき るものである。
【0012】
上記のごとく本考案にあっては、接続状態において芯線の先端部分が外部に露 出することなく接続端子の筒部内部で密封されているので、芯線部分へのゴミの 付着や水分の浸透がなくなり、安全且つ確実に電線と接続端子とを電気的に接続 することができると共に、1本のパイプの前半部分を押しつぶすことによって製 作されたものであるから物理的強度が高くて大容量の通電にも対応でき、しかも 安価に提供することができる、といった顕著な効果がある。
【図1】本考案に係る電線接続端子の素材となるパイプ
を示す斜視図。
を示す斜視図。
【図2】本考案に係る電線接続端子の実施例を示す斜視
図。
図。
【図3】上記電線接続端子の断面図。
【図4】上記電線接続端子の使用例を示す断面図。
【図5】従来の圧着端子の一例を示す斜視図。
【図6】上記従来端子の使用例を示す断面図。
1 接続片 1a ビス挿入孔 2 筒部 2a 筒部の開口部 2b 筒部の奥部 3 電線 3a 電線の芯線
Claims (1)
- 【請求項1】 導体性金属パイプAの前半部を押しつぶ
すことによって平らな接続片1と、これに連なる電線挿
入用筒部2とが形成されており、前記筒部2の先端2a
が開口されその奥部2bが閉塞されており、前記平らな
接続片1にはビス挿入孔1aが打抜き形成され、更に前
記接続片1の底面と筒部2の底面とが同一平面上に位置
するように形成されている電線接続端子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995004160U JP3019822U (ja) | 1995-04-06 | 1995-04-06 | 電線接続端子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995004160U JP3019822U (ja) | 1995-04-06 | 1995-04-06 | 電線接続端子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3019822U true JP3019822U (ja) | 1996-01-12 |
Family
ID=43155221
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995004160U Expired - Lifetime JP3019822U (ja) | 1995-04-06 | 1995-04-06 | 電線接続端子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3019822U (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014024938A1 (ja) | 2012-08-07 | 2014-02-13 | 古河電気工業株式会社 | 圧着端子、接続構造体、コネクタ、ワイヤハーネス、並びに圧着端子の製造方法、接続構造体の製造方法 |
WO2014129217A1 (ja) * | 2013-02-24 | 2014-08-28 | 古河電気工業株式会社 | 電線接続構造体の製造方法および電線接続構造体 |
JP2014164951A (ja) * | 2013-02-24 | 2014-09-08 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 圧着端子、圧着端子の製造方法、電線接続構造体、並びに電線接続構造体の製造方法 |
US9246292B2 (en) | 2012-07-27 | 2016-01-26 | Furukawa Electric Co., Ltd. | Terminal, method of manufacturing terminal, and termination connection structure of electric wire |
-
1995
- 1995-04-06 JP JP1995004160U patent/JP3019822U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9246292B2 (en) | 2012-07-27 | 2016-01-26 | Furukawa Electric Co., Ltd. | Terminal, method of manufacturing terminal, and termination connection structure of electric wire |
US9768525B2 (en) | 2012-07-27 | 2017-09-19 | Furukawa Electric Co., Ltd. | Terminal, method of manufacturing terminal, and termination connection structure of electric wire |
WO2014024938A1 (ja) | 2012-08-07 | 2014-02-13 | 古河電気工業株式会社 | 圧着端子、接続構造体、コネクタ、ワイヤハーネス、並びに圧着端子の製造方法、接続構造体の製造方法 |
US9281574B2 (en) | 2012-08-07 | 2016-03-08 | Furukawa Electric Co., Ltd. | Crimp terminal, connection structural body, connector, wire harness, method of manufacturing crimp terminal, and method of manufacturing connection structural body |
WO2014129217A1 (ja) * | 2013-02-24 | 2014-08-28 | 古河電気工業株式会社 | 電線接続構造体の製造方法および電線接続構造体 |
JP2014164951A (ja) * | 2013-02-24 | 2014-09-08 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 圧着端子、圧着端子の製造方法、電線接続構造体、並びに電線接続構造体の製造方法 |
JP5607858B1 (ja) * | 2013-02-24 | 2014-10-15 | 古河電気工業株式会社 | 電線接続構造体の製造方法および電線接続構造体 |
US9444212B2 (en) | 2013-02-24 | 2016-09-13 | Furukawa Electric Co., Ltd. | Method of manufacturing electrical wire connecting structure and electrical wire connecting structure |
US10033146B2 (en) | 2013-02-24 | 2018-07-24 | Furukawa Electric Co., Ltd. | Method of manufacturing electrical wire connecting structure |
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