JP3218502U - 圧着端子 - Google Patents

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Abstract

【課題】低コストで設計自由度が大きい止水型の圧着端子を提供する。【解決手段】止水型圧着端子は、接続部1と圧着部2とを備えた止水型圧着端子であって、圧着部は一端のみが開放された筒状体であり、閉じた他端に凹部嵌合部2bが形成され、凹部嵌合部に接続部が嵌合したことを特徴とする。また、接続部と圧着部とは一体の平板から形成されたものであり、圧着部の接続部側には、圧着部の開放端を閉塞する閉塞部が設けられたことを特徴とする。【選択図】図2

Description

本考案は、屋外での使用に適した止水を容易にする圧着端子に関するものである。
圧着端子は、ターミナル等に接続される接続部と、電線を挿入し加締めて固定する圧着部とからなる。屋内で一般に使用される圧着端子は、以下のような工程により形成される。
まず、平板を金型で所定の形に打ち抜き、次に、一部を曲げ加工により丸め、筒状の圧着部を形成する。したがって、圧着部の両端は開放されている。
圧着端子に被覆型電線を圧着する際には、まず、被覆型電線の端部の被覆を剥がし、芯線をあらわにする。そして、圧着端子の圧着部の接続部と反対側から、電線を挿入する。圧着部には、電線のあらわになった芯線が挿入される。その状態で圧着部を工具で加締める。そうすると、圧着端子の圧着部の接続部と反対側、および圧着端子の圧着部の接続部側から、芯線がはみ出ていたり、芯線に通じる空隙が開いていたりする。そのため、屋外で使用すると、圧着部内に水が浸み込み、芯線近傍が腐食する等により、導通不良等の不具合が生じる可能性がある。
そのため、屋外での使用に際しては、このような不具合が起こらないようにするために、圧着後の圧着端子の圧着部の両端に止水処理を施す必要がある。接続部と反対側の圧着部端部は、止水用のテープを巻く等により比較的用に止水処理を行える。他方、接続部側の圧着部端部は形状が複雑であるため、止水用のテープでは完全な止水処理が困難であり、樹脂を塗布し硬化させる等の時間と手間が掛かる防水処置が必要である。作業現場において、樹脂が硬化するまで待機するといった時間的な無駄が生じてしまう。
そこで、止水性能を高めた圧着端子の製造方法が提案されている。この圧着端子の製造方法は、金属製の平板状の母材から圧着端子1を打ち抜く打ち抜き工程と、圧着端子における電線に対して圧着される部分である電線接続部12に対してシート状の止水部材20を貼り付る貼付工程と、止水部材が貼り付けられた電線接続部を折り曲げる折り曲げ工程とを含む。(例えば、特許文献1)。
また、金属パイプの一端を圧縮加工して平坦化し、この平坦部を接続部とする圧着端子も良く知られている。この圧着端子は、圧縮加工により接続部のパイプの一端は閉じた状態になっているため、上記のような不具合は生じない。
特開2018−63869
屋内型の圧着端子を屋外で用いる場合、上述したように、圧着後の圧着端子の圧着部に防水処置が必要であり、現場でそのような手間と時間を掛けることは、現実的ではないケースが多かった。
また、特許文献1に開示されている圧着端子は、シート状の粘着剤を貼り付ける必要があり、材料費、工程数ともに増加し、製造コストが大きく増加するという問題があった。
金属パイプの一端を圧縮加工して平坦化して作製した圧着端子は、接続部の形状を自由に形成することが困難であるという課題があった。すなわち、接続部の最大形状は金属パイプ径で制限されてしまい、大きな接続部を形成することが不可能であった。
この考案は上記問題点を解決するためになされたものであり、低コストで設計自由度が大きい止水型の圧着端子を提供するものである。
請求項1の圧着端子は、
接続部と圧着部とを備えた止水を容易にする圧着端子であって、
圧着部は一端のみが開放された筒状体であり、閉じた他端に凹部が形成され、
当該凹部に上記接続部が嵌合した
ことを特徴とする。
請求項2の圧着端子は、
接続部と圧着部とを備えた止水を容易にする圧着端子であって、
上記接続部と圧着部とは一体の平板から形成されたものであり、
上記圧着部の上記接続部側には、上記圧着部の開放端を閉塞する閉塞部が設けられた
ことを特徴とする。
請求項1に係る圧着端子においては、接続部と圧着部とが別体であるので、圧着部の径にかかわらず、接続部の大きさを自由に設計できる。特に、大きな接続部も自由に設計することができる。
また、例えば、接続部と接続するターミナル等の導体材料と同種の金属で接続部を形成し、電線の芯線と同種の金属で圧着部を形成することもできる。これにより、低抵抗で良好な電気的接続を得ることができる。
請求項2に係る圧着端子においては、従来の廉価な圧着端子に極めて簡単な加工を施すことで、良好な止水性能を得ることができる。
本発明の実施の形態1に係る止水型圧着端子の(a1)接続部の側面図、(a2)接続部の上面図、(b1)圧着部の側面図、(b2)圧着部の上面図であり、(b1)圧着部の側面図、(b2)圧着部の上面図に関しては、断面構造も示している。 本発明の実施の形態1に係る止水型圧着端子の完成図であり、(a)は側面図、(b)は上面図である。 本発明の実施の形態1に係る止水型圧着端子に、芯線を剥き出しにした被覆電線を通した際の断面図である。 本発明の実施の形態2に係る止水型圧着端子の(a1)接続部の側面図、(a2)接続部の上面図、(b1)圧着部の側面図、(b2)圧着部の上面図であり、(b1)圧着部の側面図、(b2)圧着部の上面図に関しては、断面構造も示している。 本発明の実施の形態2に係る止水型圧着端子の完成図であり、(a)は側面図、(b)は上面図である。 本発明の実施の形態3に係る止水型圧着端子の(a1)接続部の側面図、(a2)接続部の上面図、(b1)圧着部の側面図、(b2)圧着部の上面図であり、(b1)圧着部の側面図、(b2)圧着部の上面図に関しては、断面構造も示している。 本発明の実施の形態3に係る止水型圧着端子の完成図であり、(a)は側面図、(b)は上面図である。 本発明の実施の形態4に係る止水型圧着端子の上面図である。
以下において、図を用いて、本考案のふたつの実施の形態について説明を行う。以下に示す実施の形態は、本考案の一例を示すものであり、本考案はこの実施形態に限定されるわけではない。
実施の形態1.
図1および図2を用いて、止水型圧着端子の構成を説明する。図1は、止水型圧着端子の部品図であり、(a1)は接続部の側面図、(a2)は接続部の上面図、(b1)は圧着部の側面図、(b2)は圧着部の上面図であり、(b1)圧着部の側面図、(b2)圧着部の上面図に関しては、断面構造も示している。また、図2は止水型圧着端子の完成図であり、(a)は側面図、(b)は上面図である。
止水型圧着端子は、接続部1と圧着部2とを備えた止水型圧着端子であって、圧着部2は一端のみが開放された筒状体であり、閉じた他端に凹部2bが形成され、当該凹部2bに上記接続部1が嵌合している。
すなわち、接続部1と圧着部2とは基本的に別体であり、嵌合により一体化されている。もちろん、嵌合に加えて、溶接や半田付け、熱溶着等の様々な接着手法により、より強固な固定状態としてもよい。
接続部1は、通常は平坦な板状体であり、良導体で形成されている。電気ターミナル等に接続される。
圧着部2の内部は空洞であり、電線を挿入できる電気挿入部2aが形成されている。
図3は、この電気挿入部2a内に電線を挿入した際の図である。電線は被覆電線であり、先端は被覆が剥がされ、芯線3aが剥き出しになっている。電気挿入部2aには、芯線3aが挿入され、工具により圧着部2は加締められる。さらに防水テープ4を巻くことで容易に且つほぼ完全に封止できるので、水は電気挿入部2aに侵入せず、芯線3aが劣化することは無い。
この止水型圧着端子においては、接続部と圧着部とが別体であるので、圧着部の径にかかわらず、接続部の大きさを自由に設計できる。特に、大きな接続部も自由に設計することができる。
また、例えば、接続部と接続するターミナル等の導体材料と同種の金属で接続部を形成し、電線の芯線と同種の金属で圧着部を形成することもできる。これにより、低抵抗で良好な電気的接続を得ることができる。
実施の形態2.
図4および図5を用いて、止水型圧着端子の構成を説明する。図4は、止水型圧着端子の部品図であり、(a1)は接続部の側面図、(a2)は接続部の上面図、(b1)は圧着部の側面図、(b2)は圧着部の上面図であり、(b1)圧着部の側面図、(b2)圧着部の上面図に関しては、断面構造も示している。また、図2は止水型圧着端子の完成図であり、(a)は側面図、(b)は上面図である。
止水型圧着端子は、接続部11と圧着部12とを備えた止水型圧着端子であって、圧着部12は一端のみが開放された筒状体である。接続部11は、筒状体である圧着部挿入部11aが設けられ、圧着部12を挿入できるようになっている。接続部11は、屋内用の通常の圧着端子と同様の方法で作製することができる。
実施の形態1と同様に、接続部11と圧着部12とは基本的に別体であり、嵌合(挿入)により一体化されている。もちろん、嵌合に加えて、溶接や半田付け、熱溶着等の様々な接着手法により、より強固な固定状態としてもよい。
使用方法等については、実施の形態1と同様であり、同様の長所を有している。
実施の形態3.
図6および図7を用いて、止水型圧着端子の構成を説明する。図6は、止水型圧着端子の部品図であり、(a1)は接続部の側面図、(a2)は接続部の上面図、(b1)は圧着部の側面図、(b2)は圧着部の上面図であり、(b1)圧着部の側面図、(b2)圧着部の上面図に関しては、断面構造も示している。また、図7は止水型圧着端子の完成図であり、(a)は側面図、(b)は上面図である。
止水型圧着端子は、接続部21と圧着部22とを備えた止水型圧着端子であって、圧着部22は一端のみが開放された筒状体であり、閉じた他端に凹部22bが形成され、当該凹部22bに上記接続部21が嵌合している。
実施の形態1や2と同様に、接続部21と圧着部22とは基本的に別体であり、嵌合(挿入)により一体化されている。嵌合に加えて、溶接や半田付け、熱溶着等の様々な接着手法により、しっかりとした固定状態にできる。
使用方法等については、実施の形態1と同様であり、同様の長所を有している。
なお、本考案において「嵌合」とは広い意味で用いており、「2つの物のそれぞれの一部の形状が互いに一致し、実施の形態1のようにはめ込んだり、実施の形態2のように挿入したり、実施の形態3のように2面を合わせて位置決めしたりすることを意味する。
実施の形態4.
図8を用いて、止水型圧着端子の構成を説明する。図8は、本実施の形態2に係る止水型圧着端子の上面図である。
この止水型圧着端子は、接続部31と圧着部32とを備えた止水型圧着端子であって、上記接続部31と圧着部32とは一体の平板から形成されたものであり、上記圧着部32の上記接続部31側には、上記圧着部32の開放端を閉塞する閉塞部30が設けられたものである。
すなわち、実施の形態1から3においては、接続部と圧着部とは別体であったが、本実施の形態4においては、接続部31と圧着部32とは一体である。例えば、金属製の平板を金型で所定形状に打ち抜く。この形状のうち、圧着部32に相当する部位は、平板を曲げ加工により筒状にすることで形成される。この筒状の圧着部32は両端が開放された筒状体である。
この一端、すなわち、接続部31側の一端を閉塞し、水が浸入しないように封止する。
例えば、ろう付けにより封止する。すなわち、接合する部材よりも融点の低い合金を溶かして接続部31側の一端を封止する。
ろう付け以外にも、各種溶接や樹脂接着等を用いても良い。
止水型圧着端子においては、従来の廉価な圧着端子に極めて簡単な加工を施すことで、良好な止水性能を得ることができる。
1、11、21、31 接続部
11a 圧着部挿入部
2、12、22、32 圧着部
2a、12a、22a 電線挿入部
2b、22b 嵌合部
3a 電線の芯線
3b 電線の被覆部
30 閉塞部

Claims (2)

  1. 接続部と圧着部とを備えた止水を容易にする圧着端子であって、
    上記圧着部は一端のみが開放された筒状体であり、閉じた他端に凹部が形成され、
    当該凹部に上記接続部が嵌合した
    ことを特徴とする圧着端子。
  2. 接続部と圧着部とを備えた止水を容易にする圧着端子であって、
    上記接続部と上記圧着部とは一体の平板から形成されたものであり、
    上記圧着部の上記接続部側には、上記圧着部の開放端を閉塞する閉塞部が設けられた
    ことを特徴とする圧着端子。
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